好きだから離れる、そんな選択をあなたはしたことがあるだろうか?
又は、自分を好きでいてくれた人が離れていった経験はないだろうか?
「好き」という感情があるのに「離れる」という行動を取るのは、心理と行動がまったくマッチしないとても不思議な選択をしているように見えるけど、恋愛の展開や好きな人の状況が影響して「好きな人から離れる勇気」がテーマになる恋愛もある。
振った相手が離れていく、大切な人ほど離れていく、自分を好きでいてくれる女性や男性が離れる等々、「相手が自分から離れていく」ことで寂しい気持ちになることもあるのが恋愛だ。
今まさに「好きだからこそ離れる」という決断をしようとしている男性や女性もいるだろう。
しかし、恋愛ではなぜ好きなのに離れるようなことが起こるのだろうか。
この記事では、付き合ってない片思いをしている時を想定し、「好きだから離れる理由」を徹底解説していく。
好きな人のことを真剣に考えるからこそ真逆の選択をする人は、どんな心理で、どんな理由で離れて行くのだろう?
恋愛感情のように「大切な気持ち」を持つとどんな心理になるのか、好きだけどフェードアウトする切ない恋心を詳しく解説する。
- 好きだから離れる勇気は、悩んだ後に複雑な心理から沸く気持ち
- 適当な友達関係が我慢できなくなったから好きな人から離れる:好きという大切な気持ちを守りたい心理
- 好きでいるのが疲れたから離れる心理:好きでいてくれた男性や女性が離れていく時は「もう疲れた」と諦めた場合も…
- 好きな人の夢や目標を応援するために離れる:邪魔にならないように身を引く心理で好きな人から離れる男性や女性
- 結婚や将来の問題で好きだけど離れる選択をする:付き合うべき相手じゃないと思ったから付き合う前に離れる心理
- 好きな人に彼氏や彼女ができた時は離れるきっかけになる:好きだからこそ離れるのは好きな人の好きな人が悲しむから
- 脈なしだと確信したから好きな人から離れる:自分から諦める理由は「叶わない恋だと悟った」から
- 好きだからこそ離れる理由は駆け引きの可能性も?一時的に好きな人から離れる「押し引き」の恋愛テクニックの可能性
- 気持ちを確かめたい心理で好きだから離れる:好きだからこそ離れるのは追ってほしい心理・追いかけてほしい心理から
- 好きになりそうだから離れる心理:好きになりたくないから気になる人から離れる人や、好きにならないように距離を置く人もいる
- 【対処法】好きな人が離れていく、その時あなたが取るべき行動とは?
- まとめ
好きだから離れる勇気は、悩んだ後に複雑な心理から沸く気持ち
片思いしてる好きな人から離れる時は勇気がいるから、自分から離れる場合も、相手が離れていく場合も、かなりの時間悩んだ後に複雑な心理から決断されることがほとんどだ。
しかし、付き合ってない以上はその複雑な気持ちを伝える・伝えられることはなくて、ただただ「二人が離れる」という単純な結果しか表面的に表れない。
「好きだけど離れると決めた」
「自分を好きでいてくれる女性(男性)が離れる」
色々なパターンがあると思うけど、好きな人から離れる勇気はお互いが仲が良かった時ほど強く大きく求められるため、どうしても心理は複雑だ。
そこまで悩まずに刹那的に決断する場合や、一時の感情で決断する場合は、好きな人から離れたり近づいたりを繰り返すことが多く、「好きな人から離れた」というよりは「好きな人に近づけない」ような状況になる。
そうではなく、自分から離れた、自分から離れていったのなら、相手のことを考えた時間は膨大なものになっている。
この前提の基、この記事では男性心理や女性心理にもそれぞれ配慮しながら、広く詳しく「好きだから離れる理由」を解説していく。
好きだから離れる理由が2つ3つと重複している場合もあるから、ぜひ最後までじっくり読んでみてほしい。
この記事のラストでは、好きな人が離れていく時の対処法も解説している。好意を寄せてくれた人が離れる、自分を好きでいてくれた男性や女性が離れていくと感じた時も参考にしてみてほしい。
適当な友達関係が我慢できなくなったから好きな人から離れる:好きという大切な気持ちを守りたい心理
恋愛感情のように、自分でも制御できない “大切な気持ち” を持つと、人はその気持ちが傷つけられることに我慢ができなくなる。
好きという大切な気持ちを守りたい心理で、片思いしてる好きな人から離れようとすることがあるのだ。
特に、付き合う前の恋愛は好きでい続けるだけで辛いから、「適当な友達関係が我慢できなくなった時」と言うのは、自分から好きな人から離れようとする心理が働きやすいシチュエーションだ。
「ずっとそういう態度をとるならもういいよ…、友達扱いを続けるならもう離れる」などと思うのは、それだけ好きだったからだし、適当な友達関係を望まないから。
そういう意味では、振った相手が離れていく時というのは、まさに「好きだから離れる決断」をされた可能性が高いパターンである。
恋愛は進むほど気持ちが煮詰まる!友達を続けるのが苦しいから好きな人から離れたくなる
好きな人との恋愛が進んでくると、いい雰囲気になることがあったり、好き避けや意地を張ってしまったりして微妙な空気になったり、お互いが意識し合うことで普通じゃいられなくなる。
恋愛感情というものは、好きな人との間にエピソードが増える度に、いわゆる「気持ちが煮詰まってくる」という状態になるから、好きな人への気持ちが大きくなるほど何かしらの “結果” を得ようとする向きがある。
「中途半端な恋愛が我慢できない」と表現すると、少しわかりやすくなるだろうか。好きな人と仲良くなる度に恋愛的なモヤモヤが大きくなるのは誰もが経験しているところだが、この「片思い中に気持ちが煮詰まる」という現象が、好きだけど離れる理由、好きだからこそ離れる理由になる。
恋愛は出会ってから友達期間が短いと一気に付き合うまで発展しやすいのだが、友達期間が長引くと、最後「付き合おう」と告白するまでに複雑な気持ち同士が交錯する。
二人がお互いに近づこうとすれば時間がかかってもカップルになれる可能性が高いものの、一方的な片思いを相手が “友達としてだけ受け入れる” なら、自分だけが苦しい想いをすることになり、そのうち適当な友達関係が我慢できなくなる。
- 好きだから仲良くしてるのに好きな人は友達として接してくるだけ=友達でいるのが辛いから離れたくなる、適当な関係になっていくのが我慢できないから友達をやめる(好きな人の前から姿を消す場合も…)
友達以上恋人未満の関係が続く時などは、典型的なパターンだろう。好きな人と一緒にいる方が辛いと思った時も、自分から好きな人から離れる勇気と向き合うものだ。
恋愛は進むほど気持ちが煮詰まるため、友達でいるのが苦しくなると、好きな人から離れたくなる。
恋愛感情にはプライドを持つ!好きだから離れる理由は「友達になりたいんじゃない」から
好きな人に対して「友達じゃ我慢できない」という気持ちを持つのは男性心理に多いのだが、その理由は好きな人へのプライドが関係しているからだ。
「友達になりたいんじゃない、恋人になりたいんだ」と思う時、好きな人から適当な扱い方をされるとムカつくこともあって、友達に見られている関係から先がないと思うと、好きだから離れることで自分の気持ちを守ろうとする。
「あなたに近づいたのは意味があったんだ」ってことを証明したいと言うか、正面から向き合ってくれない態度に、好きな人を追い続けることへの虚しさみたいのを感じる感覚だ。
真剣に考えるからこそ真逆の選択をする(=好きだけど離れる)恋愛は、それだけ自分に取って大事な気持ちで、大切だから守りたいという心理が関係する。
振った相手が離れていく理由は「友達でいられない」という心理が大きい
恋愛感情が絡む人間関係は「壊れやすい」のが特徴だが、これが最も表面化するのが「告白を振った、振られた時」である。
振った相手が離れていく時は「友達でいられない」「友達でいるのは無理」という心理が絡みやすく、告白前にどれだけ仲が良くても、一番大切な気持ちが受け入れなかった場合、告白をきっかけに好きだった人から離れていくことがよくある。
「好き」という気持ちを守るために好きな人から離れる選択をするケースとしては「振られるための告白」をイメージすると一番わかりやすい。
告白は好きな人から離れる方法の1つとして行う人もいるくらい、男女の友情をリセットする効果を持ってしまっているため、振った相手が離れていく時はそれだけ真剣な気持ちだった証拠であり、強く想われていたことが分かるエピソードだ。
好きでいるのが疲れたから離れる心理:好きでいてくれた男性や女性が離れていく時は「もう疲れた」と諦めた場合も…
好きだから離れるという決断は、ネガティブな心理の時も為される。その典型的なパターンが「片思いに疲れた時」だ。
恋愛は好きな人の態度や行動にどうしても一喜一憂してしまうところがあり、好きになればなるほどメンタルの安定は遠のいていく。
好きだけど離れると決めるまでには好きな人との間に様々なことが起こっていて、そのすべてが自分の感情を揺らすことで、精神的な疲労が大きくなってしまっていることがよくある。
もし、好きでいてくれた男性や女性が離れていくなら、あなたを好きでいることに「もう疲れた」と思い、諦めた可能性も高い状況だ。
進まない片思いは精神的な疲労が大きい…、疲れたから好きな人から離れると決断する人の理由と心理
片思いに疲れる時というのは本当に様々なパターンがあり、「脈なしだから」だけではない。
たとえば、ある事情で付き合えない(アプローチできない)場合や、ずっとはぐらかす態度を取る場合、キープされてると感じた場合もそうだし、最悪の場合は両片思いの状態が長く続いた時もある種の「すれ違い」を原因に好きでいるのに疲れることがある。
進まない片思いを続けるのは精神的な疲労が大きいため、諦めると決めるまでに「どれだけ片思いが進んだか」を問わず、「もう疲れた」と思った人は好きな人と離れる決断をする。
ここは、好きすぎて離れたいと思ったことがある人なら理解できる心理だろう。疲れたから好きな人と離れると決める人の心理には「大好き」から「もう冷めた」まで愛情のレベルは様々あって、いずれにしても好きな人が心の中にいること自体につらいと思ってしまっている。
頑張っても報われない恋や、好きな人が向き合ってくれない恋をしていると、毎日のように「自分だけが好き」を痛感することになって、心が金属疲労を起こすと愛情の深さと無関係に、好きな人から離れることで一つの恋を終わらせい心理になる。
恋愛では、カップルとして付き合ってる場合も含めて、「疲れたから離れる」と決断するパターンがある。
好きでいてくれた男性や女性が離れていく時は「気持ちが返ってこない虚しさ」を抱えていたのが「疲れた理由」かもしれない
もし、自分のことを好きでいてくれた男性や女性が離れて行く時は、あなたから気持ちが返ってこない虚しさが少しずつ相手を疲れさせたのが原因かもしれない。
表面上は「あっさり去る男や女」に見えたとしても、普段の態度は無理をしていた可能性があって、急に態度が変わって自分の前から姿を消す・自分から去るなら「見切りをつけた」ということだろう。
好きでいても意味がない、疲れるだけだったら、確かに好きだけど離れる方が未来の自分にとって英断となる。
疲れたのが理由で「好きだけど離れたい」と思った人がとる行動と態度
では、疲れたのが理由で「好きだけど離れたい」と思った人がとる行動と態度とはどんなものがあるかというと、特徴的なのは以下の5つだ。
- 急に態度が変わる(急に冷たい態度をとる、突然そっけない態度をとるようになる)
- 話しかけてこなくなる
- LINEしてこない、LINEの返信が急に塩対応に変わる
- 目を合わせなくなる、会話中に目を見ない
- 近づいてこない
疲れたのが理由で好きな人から離れたいと思った人は、相手の温度感が急に「冷」に変わるのが特徴だ。
あからさまに攻撃的な態度を取ったり、見せつけるように他の異性と仲良くしたりすることはなく、とにかく「冷たくなった」と感じる態度と行動をとる。
もし、好きでいてくれた男性や女性が離れていくことに悩んでいる人は、この記事のラストで対処法を解説するので、そちらも参考にしてほしい。
好きな人の夢や目標を応援するために離れる:邪魔にならないように身を引く心理で好きな人から離れる男性や女性
片思いしている好きな人へは、通常とても自分勝手な気持ちを持つものだ。
自分のことを好きになってほしいし、他の誰かを好きになってほしくない。決して周りの誰かにその気持ちを言わないとしても、自分の中には「純粋な愛情」だけがあるわけじゃない。
誰かを好きになった人は、わがままな感情があったり、ひとりよがりな感情も持つ。
しかし、本当に好きな人のことを想った時、大好きだからこそ「自分が近くにいない方が好きな人が幸せになれる」と思ってしまう瞬間が日常にはたくさんある。
本気で好きだからこそ、好きな人に自分が必要なのか考えるのである。
好きな人の負担になりたくないから、好きだけどフェードアウトする
たとえば、受験や仕事のことなどで好きな人が「大事な時期」を迎えた状況では、自分が近くにいて、「好きな人の負担になることが正しいかどうか」という問題が本当に微妙な判断になる。
好きな人の幸せを純粋に願うためには、それなりの親しさと、いくつか必要なエピソードもある気がするが、片思いの時の「好きだから離れる理由」は、好きな人の夢や目標を応援したいという心理が絡むこともある。
「好きな人の邪魔になるなら自分から身を引く」という意味で離れる場合は、それなりに二人が近づいた後なので、決断の意味はお互いにとって大きい。
つらいけど好きな人のことを想って離れるのに、付き合ってない以上は相手に「好きな人のために離れる」と言えないため、二人は空中分解されるように関係性が弱まっていく。
この状況になると、まさにフェードアウトするような行動や態度を取られるため、本人は自分のために離れていくことに気づけないのがすごく切ない。
ここは特に、自分を好きだった女性が離れていく場合に男性は一度考えておきたいポイントである。
好きだけどフェードアウトする人は、好きな人のことが本当に好きになった人に多く、それだけ真剣な想いが大きな決断をさせるだけの動機になる。軽い気持ちなら適当な態度を取ればいいのに、大好きだから決断するのだ。
好きな人から離れる勇気が出る理由は「好きな人のために離れる(=自分がいなくなる方が好きな人のためになる)」と思えるから。
相手としては、自分に好意を持っていた人が理由を言うことなく急に離れていくので、その真意が分からないで、ショックを受けるし、傷つくことになる。
好きだから離れる選択をする時は、二人が両想いじゃない状況でも、お互いに切ない気持ちを持つことになるのがやるせない部分である。
好きだけど離れる時は、好きな人に取って自分が必要か考える
片思いから両想いに近づいていた場合に「自分が彼氏(彼女)としてふさわしいか」とか「相手の迷惑にならないか」と言った心理を持つことがあるが、夢や目標を持っている好きな人の負担になることや邪魔になることが分かっていたら、好きな人から離れる選択をする人も出てくる。
自己犠牲に近い心理なので、自分を好きだった人が自分から離れていく決断をした場合は、あなたが思う以上に相手は大きな愛情を持っていたのだろう。
本当は一緒にいたいのに離れるのだから、自分のことよりも好きな人のことを大切にしている。
「大好きだからこそ、自分が好きな人の負担にはなりたくない、好きな人には絶対に幸せでいてほしい」
こういった発想は女性心理に多いので、男性はこんな考え方をする女性がいることを知っておこう。
自分を好きだった女性が離れていく時は、相手が「自分はいらない」と思ったのかもしれない。
好きな人のために離れると決める人は女性に多いのだが、この時の女性心理には何が起きてるのか
好きな人のために離れると言う決断は、男性心理より女性心理の方が決断しやすい。なぜなら、好きな人から必要とされたい心理が女性の方が強いからだ。
女性心理では「好きな人にとって自分はいらない」と思うと、さんざん悩んだ末に好きだけどフェードアウトする人が多くいる。本気の恋愛をしたとき、何が何でも好きな人を手に入れたいと思うのは男性心理にあるあるの発想だが、女性心理では悲劇のヒロイン的思考をすることもあって、好きな人から身を引く選択をしがちだ。
もし、自分を好きでいてくれた女性が離れるという場合は、彼女に対して「自分にとって必要な人だと伝えることができていたか」を考えるべきだろう。
「○○がいるから頑張れる」なんて付き合う前は言えないけど、言葉を変えて同じニュアンスの言葉を伝えれば、大切な人ほど離れていくような展開にはならない。
女心を前提にすると「言葉」は本当に重要な意味を持っているから、「言わなくても分かる」などと驕った考え方をすると、好意を寄せてくれた人が離れることで後悔することが多い。
好きな人のために離れる決断は片思いや好きな人から「逃げる心理」になってる場合があるから注意が必要
逆に、この理由で好きな人から離れるか悩む人は、「片思いの辛さに負けただけではないか」と考えることが重要である。
付き合う前の恋愛は、一方的な恋愛感情を持ったが故に誰もが「好きな人への迷惑」を考えてしまうため、「好きな人のために離れる」という選択が逃げの心理になってることがある。
- 付き合う前の恋愛=好きな人は自分のことが好きじゃないと思うから、あらゆることで「本当は迷惑なんじゃないか」「自分がいない方がいいんじゃないか」と思ってしまう
付き合ってない好きな人に対しては、仲良くなってもなかなか自分が必要な存在になれないことが多いので、「諦めてあげるのが好きな人のためだ」とか「好きな人の邪魔になりたくない」と思ったら「もしかしたらただ逃げてるだけじゃないか」と考えてみよう。
どんなアプローチが好きな人にとって迷惑なのかを分かってないと判断を間違うことがあるため、好きな人から離れるか迷う人は下の記事を参考に「迷惑にならないアプローチ」を知ると良いかもしれない。
結婚や将来の問題で好きだけど離れる選択をする:付き合うべき相手じゃないと思ったから付き合う前に離れる心理
恋愛と結婚を紐づけて考えるような恋愛観、又は年齢的な時期の問題で、ときどき恋愛では「将来」が強く意識される。
実際、下の記事で解説している通り、結婚願望がある人は「結婚相手」としても好きになる相手・付き合う相手を吟味しないといけない時期があり、それは想像よりもずっと若い時期から始まる。
ずっと一緒にいられる相手か、このまま一緒にいるべき相手か、恋愛は理屈ではないけれど、将来への価値観が高いなら「付き合うかどうか」には様々な “条件” が勘案される。
付き合う前に好きな人から離れる心理には「付き合うことを選べなかった」という理由も絡むのだ。
20代後半から30代以降の大人の恋愛では、付き合う直前でダメになる恋愛が決して少なくない。「好きだから」という理由だけで、彼氏や彼女、付き合うかどうかを決めない人が出てくる。
付き合うかどうか迷うと、「付き合うべきではない人」と判断されて好きな人が離れていくことがある
片思いから両想いになれた時、好きだから離れるのは、それだけ自分の中に好きな人が入り込んだ時でもある。
いよいよこれから付き合おうかと言う時、その前に離れる決断をするパターンがあるのは、様々な事情で世の中には付き合うべきではない二人というものが実際に存在していて、好きでも別れるカップルがいるから。(参考関連記事:結婚の意思が無い彼氏…このままだらだらとした付き合いを続けてもいいの?20代から30代の「結婚願望のない男性」とのお付き合いについて)
片思いしている好きな人から離れる選択をするときは、近づき過ぎた関係性を見て、「自分が描く理想の未来」「なりたい自分」をもう一度真剣に考えた上での判断である場合もある。
好きだから離れる選択肢を選べるのは、自分の気持ちがそれだけ煮詰まり、適当なところで放置できない気持ちまで育ったか、相手との関係性がそこまで進んだ時だ。
好きだから離れる勇気は、付き合う直前に近づいた時ほど強まることがある。
真剣に結婚のことで悩む人は、好きだけど離れる選択をすることがある
具体的になってきた「これからの交際の形」を真剣に想像すると、その結果、真逆である「離れる選択」をする時があるのは、付き合った後のことを真剣に考えるからである。
「好きだから」と単純に考えることができるのは10代の恋愛観で、20代以降の恋愛は「結婚したい」と思ってる人ほど、恋愛感情以外のところも合わせて交際相手を選ばないといけない面が出てくる。
片思いが両片思いになった時だと二人とも傷つく結果だけど、将来が見えない人と付き合いたくない、このまま親しい関係を続けられないと思うのは女性心理に多いため、男性は少し理解しにくい感覚かもしれない。
遠距離恋愛になるから好きな人から離れるパターンも…
付き合うべきではない人の中には、結婚や将来などの問題のほかに「遠恋になる相手(付き合っても遠距離恋愛になる相手)」が含まれる。
遠距離恋愛を理由に好きだけど離れる男性や女性はあなたの恋愛観によって共感する度合いが大きく変わるけど、人によっては「付き合ってる方がつらい」と思うくらい悩みになる。
遠距離恋愛になることが分かってる相手に対しては「好きになりそうだから会わない」と判断する人や、「好きになる前に自分から離れる」と判断する人もいる。
「遠恋になるなら付き合う意味はない」と思えば、適当な友達関係をやめて「好きだけど離れる」という選択をする。
好きな人に彼氏や彼女ができた時は離れるきっかけになる:好きだからこそ離れるのは好きな人の好きな人が悲しむから
好きな人に好きな人ができて、もしその二人が付き合うことになれば、自分の気持ちは行き場を失ってしまう。
振られたわけじゃなくても、好きな人に彼氏ができた・彼女ができた時は、多くの人が諦めるために好きな人から離れる選択をするタイミングだ。
好きな人から離れることで、いわゆる “フェードアウトする理由” は、好きな人に恋人ができたことで叶わない恋だと悟るからであり、自分が好きでいることで好きな人に迷惑になってしまうからだ。
好きだけど付き合えないとわかった時に距離を置く男性や女性は非常に多い。
好きな人に恋人ができると自分のアプローチが迷惑になるから、諦めるために離れる、迷惑かけたくないから離れる
好きな人に彼氏や彼女ができた時は「好きな人の恋愛を壊そうとするかのような気持ちを自分が持ち続けるかどうか」が難しい判断になる。
自分が好きな人に話しかける行動、好きな人に連絡する行動が、実際に好きな人に取って迷惑になるのが「好きな人に恋人ができたとき」である。
それまではお互いに付き合ってる人がいないフリー同士、相手に嫌われなうように距離を縮めようとすれば良かったけれど、恋人ができてしまえば異性である自分が相手に近づこうとすると、好きな人の好きな人が悲しむことになって、結局好きな人の迷惑となる可能性が高まる。
本当に好きだったからこそ、真剣に想っていたからこそ離れる選択をするのは、自分の気持ちだけを叶えたかったんじゃなくて、好きな人の気持ちがほしかったから。
「好きだからもう会わない」「好きだけど付き合えないから離れる」と思うのは、二人の関係性や仲の良さより、好きな気持ちを大切にするからだ。迷惑になるかもしれないなら、離れてあげることが好きな人へのやさしさになる。そんな心理で自分から離れていく人がいる。
付き合う前の、好きな人に好きな人ができた時点でこんな心理になる人も一定数存在するため、彼氏や彼女ができたことで自分を好きだった人が離れていったなら、本当に愛されていたサインとも取れるだろう。迷惑かけたくないから離れる心理もまた、好きな人のことを大事にしているからこそ持つ心理だ。
離れ方が静かだった時ほど「自分の心の中だけで恋愛感情を処理した」ということだが、離れていったという行動だけで気持ちの量は計れない。恋人ができたからこれ以上好きにならないように会わないと決めた人や、好きな人の幸せを願って好きな人の前から姿を消す人もたくさんいるのである。
彼氏や彼女ができた時は一部で人間関係が変わることがあるから、恋愛が絡むと自分と相手だけの問題で考えるのは間違いとなる。
脈なしだと確信したから好きな人から離れる:自分から諦める理由は「叶わない恋だと悟った」から
好きな人から離れる時は、脈なしを確信したことがきっかけになるケースも多くあって、自分から諦めるパターンで好きな人と距離を置くことがある。
好きな人と接していて、又は連絡している最中に、自分がどう頑張っても脈なしであることが確信できることがあるけど、その時に「好きでい続けるかどうか」はそれぞれの判断で大きく分かれる。
叶わない恋だと悟るくらい強い脈なしサインを察知したなら、好きになってくれる可能性がないと判断するのも無理はなくて、自分から好きな人と離れる選択をするのは、諦めるためであり、好きな人を忘れるためだ。
理由や事情は様々あったとしても、自分が好きな人の目に映っていないと感じたら、そこからどうするかは判断がすごく分かれるところになっている。
脈なしの片思いに頑張るのはつらいから離れる
脈なしから脈ありに変わることは実際あることだし、簡単に諦めると叶う恋も叶わなくなるが、だからと言って脈なしの恋愛に頑張るのはとてもしんどい。気持ちが持たなくなれば、自分から離れるのも選択肢になってしまう。
どんなエピソードや言葉で脈なしを確信したか、あるいは、どこまで恋愛が進んだ時に脈なしを確信したかでも判断は変わってくるが、ある日を境に具体的なきっかけがなくても諦めるために好きな人から離れることがある。
ここは、叶わない恋だと悟る際に「誤解」や「勘違い」があるのが悲しい事実で、上手く好意を伝えられない人は、せっかく両想いの恋愛であっても、付き合う前の複雑な気持ちを持ち合う状況ですれ違ってしまうことが多くなっている。
要は、「脈ありを脈なしだと勘違いした場合」でも、好きな人を諦めるために離れる選択をしてしまう人がいるのだ。(参考:勘違い注意!脈なしだと思ったら脈ありだった「分かりにくい男性の言動」12選)
付き合ってない男女は、お互いに本音を言わず、行動と態度はいつも本心を表さない。ここは、まさに片思いの切なさであり、やるせないところである。
好きな人と仲良くなれた際は、又は仲良くなった人を好きになった際は、たとえ遠回しであったとしても、きちんとお互いで気持ちを伝え合う・分かり合おうとすることが本当に大事だ。これができないと、大切な人ほど離れていくことに悩むことになる。
好きな人といい雰囲気があるなら、「好きな人が自分から離れた…」と後悔する前に、自分ができることに頑張ろう。もし恋愛に積極的になれないなら、好きな人に自分の気持ちを表現することを「せめてもの誠意」と思ったり、「最低限の真心」だと思うと、意識が変わってくる。
恋愛感情を消すために好きな人から距離を置く心理
脈なしが分かって好きな人を諦める時でも、友達としてずっと付き合っていきたいという心理になる人もいて、変にこじれて友達関係さえも失うのが嫌だと思えば、一度距離を置くことで恋愛感情を消そうとする人がいる。
いわゆる “心の整理” のために、好きだから会わないと決めるのだ。これは、実際に好きな人を諦めるために有効な方法でもある。
こじれる前なら少し距離を置くことで恋愛感情をリセットできる場合もあるから、好きな人から一度離れるのは、友達として関係を継続させるために「自分の気持ちを整理すること」が目的になっている。
後ろ向きな行動ではあるが、心理的にはやや前向きな傾向もあり、本人としては友達関係を継続させるために必要な行動だと思っている。
自分から離れていったのに戻ってくるなら、「気持ちの整理を付けたから」という理由かもしれない。ここは、相手の雰囲気や態度から一度離れた理由を見抜くことができるから、注目してみると見えるものがあるだろう。
片思いした時、付き合うまでアプローチしていくか、仲良くなれるならそれで良いと思ってアプローチするかは、自分が過去にしてきた恋愛のカタチにも左右されている。
好きだから距離を置く女性心理や男性心理は、いずれもまた仲良くなれるなら心の整理をつけていた可能性を疑ってみよう。
好きだからこそ離れる理由は駆け引きの可能性も?一時的に好きな人から離れる「押し引き」の恋愛テクニックの可能性
好きな人から離れる際は、その行動が「駆け引き」になっている場合もある。
押し引きの恋愛テクニックが理由になっていると、中期的な視点で「近づいてきたり離れたりを繰り返す」のが特徴だ。近づいたり離れたりする女性や男性は、どうにか自分に意識を向けようと頑張ってる可能性がある。
これは完全に脈ありパターンなので、自分から離れたからと言っても「脈なしサインが確定する」とはならないことを証明している典型的な例だ。
もし、自分を好きでいてくれる女性や男性が自分から離れていく時は、かけひきされてる可能性も検討しておこう。
好きだから離れる理由が「押し引き」であるなら、相手の心理は「離れている時間に自分のことを考えさせたい」と思っている
好きな人に警戒されないようにアプローチすると、友達になってしまうのがデメリットである。片思いの最初は友達として仲良くなることを目指すけど、実際に仲良くなれた後は意識させるための対処法として「駆け引き」を考える。
付き合う前の駆け引きの方法の一つが “押し引き” であり、「好きだから離れる」という時の理由になることがあるのは、相手が「離れている時間で自分のことを考えてほしい」という心理を持つからだ。
今回のテーマのコアなところからは外れるけれど、「離れたからと言って好きだと言う気持ちがなくならない例」としては代表的なものになる。
わざと離れる男性や女性は、「好きな人から離れたい」と思っているのではなく、「自分から離れていく意味を考えさせたい(気にさせたい)」と思っている。
自分を意識させるためにわざと距離を置く人や、言動や連絡を調整してあからさまに駆け引きする人はそこまで多くないが、好きな人との関係が意図しない方向へ進めば対処が必要なのも事実だ。
好きな人と友達の雰囲気になった時、実際「駆け引きする」「押し引くする」ことは両想いになるために必要な措置になる場合がある。
片思いの雰囲気を変えたいと思った時は、積極的に「好きだから一旦離れる」という選択をする
事実として、好きな人と「友達になってしまった」と思う時ほど、雰囲気を変えるのに押し引きを使う人は多くなる。そうしないと、片思いが進みようがないと思うからだ。
友達として接しているのが辛くなる心理も関連しているけど、「どうしたら異性として意識してもらえるか」を思うとき、近づいたり離れたりを繰り返して押し引きすると、相手を混乱させて自分のことを考えさせる効果があるから、雰囲気を変えたい片思いには効果を発揮することがある。
もし好きな人が自分から離れたと思う時は、様々な理由や心理を想像してみることが大切である。駆け引きをされて喜ぶ人はいないとしても、本気の恋愛感情を持っている人でも、時と場合によっては押し引きすることがあるし、あなたの行動や態度を理由に「一度引く」という選択をすることが決して珍しくない。
恋愛が苦手な人や経験が少ない人の場合は、なかなかストレートに付き合うまで恋が発展しないので、相手の心理を深くまで考えてみることが、複雑な展開になりがちな “付き合う前の時期” を成功に導くポイントになることがある。
好きだから離れる心理は、非常に複雑なことを改めて理解しておこう。好きな人に頑張り続けるのも辛いから、1ヶ月や2ヶ月など中期的な視点で「一旦恋愛から離れる」という人もいる。
好きな人から離れる期間は個人差が大きいので、好きでいてくれた男性が離れていく際は、この記事のラストで解説する対処法を実践しながら「戻ってくる可能性」も考えてみよう。意識的か無意識的かを問わず、駆け引きしているなら離れた人が戻ってくることもある。
気持ちを確かめたい心理で好きだから離れる:好きだからこそ離れるのは追ってほしい心理・追いかけてほしい心理から
好きだから離れる時と言うのは気持ちが煮詰まった時だが、諦めるよりも「好きな人と付き合いたい」という希望を叶えるために選択する時がある。
そのよくあるパターンが「気持ちを確かめたい心理」で好きな人から離れる場合だ。好きだからこそ離れるのは、追ってほしい心理・追いかけてほしい心理からである場合もある。
気持ちを確かめる意味で好きな人から離れる男性や女性は、自分から離れると好きな人がもし自分を好きだったら追ってくれると考える。
片思いか両想いか微妙な時期というのは、手に入りそうで入らない好きな人に攻撃的な感情を持つことがあって、「好きだったら何で告白しないの!」なんて言葉は、あなたも友達から聞いたことがあるのではないだろうか。
実際、下の記事はこの恋愛サイト「恋愛のすべて」で人気記事の一つだ。
両思いなのに離れる人は、最後通告の意味で「好きだから離れる」選択をすることがある点に注意!
好きな人の気持ちを確かめたいと思う気持ちはどんな片思いでも持つものだけど、実際に好きな人から離れると決めた人は、最後通告のような意味合いで行うことが多い点に注意が必要だ。
「離れたのに追ってこないなら、もう嫌いになる」
「好きだからこそ離れるんだよ。それに気づけないならもう違う人を好きになる」
心の整理を付けたいから離れるのではないのだが、気持ちを確かめたい心理で好きな人から離れる人は、相手の態度によっては一気に気持ちを変えようとするので、その行動は相手に「付き合うか、付き合わないか」の選択させる意味も持っている。
自分を好きだった人が離れていくときに、ツンツンした態度を取る場合は、嫌われたサインではなく、好きだから離れる選択に気づいてほしいと思っているのかもしれない。追ってこないことにイライラしたり、自分だけが好きだったと思って相手の態度にムカつく人は、自分から離れたくせに自分を気にさせる行動をとることがよくある。
自分を好きだった女性や男性が離れていく時は、やはり「追う」という行動がすごく重要な意味を持っている。付き合ってない男女の恋愛は “本当に大切な一瞬” があり、それは恋愛ドラマや恋愛映画だけで描かれる世界ではなく、確かに現実に存在する。
好きになりそうだから離れる心理:好きになりたくないから気になる人から離れる人や、好きにならないように距離を置く人もいる
付き合う前の片思いは、「好きになりかける」「好きになりそう」など、好きになる一歩手前の感情も存在する。簡単に言うと、気になる人や意識する人だ。
こんな、好きになるかならないかの微妙なタイミングでは、うまくいった恋愛経験が少ない人ほど「好きになりたくないから離れる」「好きになるのが嫌だから距離を置く」「好きにならないように距離を置く」という場合がある。
自分の気持ちをコントロールするために、好きな人から離れたい心理を強めるのだ。
これは、普段から付き合いのある学校関係や職場関係、サークル関係や趣味仲間関係などでそこまで珍しいことではなく、意外と「あの時、好きになりそうだった」という話が過去の話として暴露されることもよくある話だ。
好きな気持ちを抑えている男性や女性は、好きにならないように距離を置く、好きになりたくないから離れる(好き避けの心理に近い)
恋愛感情は気になる人との関りの中で育つ面があるため、好きになりそうだから離れる人は、人を好きになるのが嫌だと思っていたり、友達を好きになりそうな自分を抑えている。
好きな気持ちを抑えている男性や女性は、近づいたり離れたりを繰り返したり、日によって態度が違うことがあったりして掴みどころがない態度を取ってくるのが特徴なのだが、これはわざとやってるのではなく、本人も混乱しているから行動と気持ちがちぐはぐになる。
中には「好きになりそうだから連絡しない」という人もいるので、仲良くなった異性が急に離れる時は好き避けの心理に近いことも想定しないといけない。
実際、下の記事で詳しく解説している通り、自分の恋愛感情に気づくにはきっかけが大事になってくることもあるので、ある出来事やある瞬間がきっかけになって「このままじゃ好きになっちゃうから距離を置こう」と決めることがあるのだ。
このように、好きだから離れる理由は脈ありパターンも複数あるため、次で「好きな人が自分から離れていく人の対処法」を解説する。
自分を好きでいてくれる女性や男性が離れていく時、あなたはどんな行動をとるべきだろう。
【対処法】好きな人が離れていく、その時あなたが取るべき行動とは?
この記事を「好きだから離れる」という立場ではなく、「自分から好きな人が離れていく」という立場で読んでいる人も多いと思われるので、最後に好きな人が離れていく時の対処法を解説する。
自分から離れていく人は、追うのが基本的な対処法
好きな人が自分から離れていくと感じた時は、あなたから追いかけるのが基本的な対処法だ。相手の心理は様々考えられるが、あなたから追うことで解決できる問題は少なくないし、追いかけることで相手の心理や離れていく理由が分かることもある。
好きな人はあなたの行動や態度から脈なしだと思ったかもしれないし、あなたの気持ちを誤解した可能性だってある。
好きな人が離れていく時はあまりガツガツした態度を取るべきではないのだが、それでも、あなたが近づいていくことで好きな人の態度が変わる場合があるから、できることをやってみたいと思ったら、離れてく好きな人を追いかけることが重要である。
押し引きしている可能性まで考えると、「離れていく人を追うこと」は、恋愛を進める方法の範疇とも言える。大切な人が離れる時は自分の行動か言葉で「離れないでほしい」という気持ちをわかってもらう必要がある。
待っているだけの恋は叶わないことをあなたも知っているはずだから、自分が頑張るべきタイミングを間違えないようにしよう。
好きだから離れる人に伝えるべき気持ち
好きな人が自分から離れると追いかける方もつらい恋愛になるのだけど、恋愛は二人で進めるものなので、自分を好きだった男や女が離れていくなら、せめて「離れてほしくない」と思っていることが伝わるように行動・態度を工夫しよう。
たとえば、恋愛の基本行動である「自分から話しかける」「自分から連絡する」だけでもやっておくと、自分から離れようとしている人を引き留める効果がある。離れていく男性や女性を放置するから、それが脈なしサインの意味を持ってしまって、2人が離れ離れになる。
男性は男らしくストレートに頑張ることを大切に、自分からアクションを起こそう。なかなかアプローチできない女性はLINEを利用すれば良い。下の記事が参考になるはずだ。
相手が「好きだから離れる時」というのは、前述している通り、相手の気持ちを試すという意味合いであることも実際に多い。特に、自分に好意を寄せてくれた人が離れる時は「好きでいても可能性がない」ことに悩んでいたかもしれないので、あなたからのアクションが相手の気持ちに響きやすい。
片思いしている人の気持ちが分からなくなったからという理由で、 “どう思われているのか確かめる” 時、あなたが取るべき行動は「離れてほしくない」という気持ちを行動や態度で伝えることである。
付き合う前だと言葉にすることはなかなか難しいけど、「離れてほしくないんだな」と思ってもらえる対処法を具体的に実践することが本当に大切だ。
女性に限らず、男性もLINEでコンタクトを取る人が多いと思うが、「どうしたの?」と返信がきても「最近、連絡くれないから寂しかった」くらいは言いたいところだ。
自分を好きでいてくれた人が離れていく時に自分の近くにいてほしいと思ったら、恥ずかしいセリフも躊躇するべきではない。
好きな人から離れる勇気を持った相手に連絡する時は、あなたも真正面から向き合って「失いたくない気持ちを伝えるべき」である。それが付き合うきっかけになる場合だってある。
嫌われたから離れていったと思ってる人の対処法(嫌われて離れて行った時の対処法)
ただし、離れていかないでほしいという気持ちを行動や態度で伝えるのは、好きな人に嫌われてないことが条件だ。
もし「好きだから離れる」よりも「嫌われて離れていった」と感じている人は下の記事を参考にしてみてほしい。
嫌われたから離れていったと思った時は、一旦距離を置くことで関係性を築きなおす方が結果的に早い場合もある。嫌われた可能性について心当たりがあるなら “無理に追いかけることが良いことなのか” という点も考えておこう。
好きでいてくれた人が離れていくとショックを受けるから、心配しすぎにも注意して、冷静に「なぜ離れたのか」を考えてほしい。
女性は下の記事も参考になるだろう。
好きでいてくれた男性や女性が離れていく時は「どうして離れていくのか」を聞いて良いのか
自分を好きでいてくれた男性や女性が離れていく時は、理由を聞きたくなることも多いと思うけど、LINEやメールなどで急に理由を聞いたところで、相手が本当の気持ちを言う可能性は低い。
はっきりさせたいと思う気持ちは、好きだから離れる気持ちと正反対の気持ちなので、ストレートに理由を聞くのは対人関係的にも恋愛的にも悪手となりがちだ。
もっと相手の気持ちに寄り添った判断が求められる。
「どうして離れていくのか知りたい」と思ったら、せめて2人でご飯に行く誘いや飲みに行く誘いをするようにしよう。
決して「2人で話せるタイミングがあったら聞いた」「LINEの返信が来たから聞いた」などの安易な方法は取らないようにしよう。
「なんで自然に離れようとしてるのに理由を聞いてくるのか」と思われると、余計に傷つけたり、こじれる原因になる。
好意を寄せてくれた人が離れる時は、2人でご飯に行けると「なぜ離れるのか」が分かり、適切な言葉が言える
今述べた通り、好意を寄せてくれてた人が離れる時は、2人でご飯に行く・飲みに行くと、会話の展開から「なぜ離れるのか」の理由を聞き出すことができたり、話をしている中で何となく相手の心理が見えることがある。
自分に好意がある人だったら、あなたがその気持ちに応えられるかどうかが大きなポイントになるけど、もし「失ってから気づく片思い」みたいになっているなら、ストレートな誘いが一番効果的なアプローチになる。
中途半端にかかわりを持とうとして思わせぶりだと思われるくらいなら、正式な誘いをして2人で会ってみよう。既に気まずい雰囲気が漂ってる場合もあると思うけど、そんなシチュエーションでもストレートな行動が成功のポイントになりやすい。
そして、普通に会話できたところで「最近なんか冷たくない?」と聞いてみたり、「最近あんまりLINEくれなくなったよね?」と質問してみて、それと同時に「寂しかった」と伝えてみよう。
ここまでできると、相手は自分にとって悪い意味の食事じゃないことに気づくから、何かしら核心に触れる話をしてくれるか、次の日以降の態度が変わるはずだ。
自分を好きでいてくれた人、自分に好意を寄せていた人が離れる時は、それだけ気持ちが煮詰まっての行動なので、その行動をとるまであなたの方が冷たい態度を取っていた場合は、「挽回するための言葉と行動」が必要になっている。
ここまで大胆にアプローチできない人は、「話しかける」「連絡する」という恋愛行動を1週間から2週間くらい増やすことで徐々に気持ちを伝えていく方法を取るのでも良いので、離れていく人と追うようにしてみよう。
好きでいてくれた人が離れていく時に追いかける意味
好きでいてくれた人が離れていくとき、あなたがそれをただ見ているだけなら、相手は「やっぱり離れるべきだったんだ」と自分の行動の正しさを確信する。
好きなのに離れる決断は重い以上、自分を好きでいてくれる女性や男性が離れていくのに追いかけないのは「好きじゃない」「自分から離れてもいい」と伝えているようなもの。
離れてほしくないなら、それを伝えないといけないタイミングであり、シチュエーションになっている。
きちんと「離れていった人を追いかける行動の意味」を理解すれば、具体的に対処法を実践する勇気も持てると思う。
自分から離れていった人が失いたくない人なら、それを伝えよう。
まとめ
今回は片思いのときを想定し、「好きだから離れる理由」を解説した。
真剣に考えるからこそ真逆の選択をするのは、どちらかと言うと付き合っている時を想像するかもしれないけど、片思いの付き合う前でもあることだ。
好きになった人への気持ちが高まると、好意を持っているだけでしんどくなったり、上手く処理できない気持ちがもどかしい。恋愛では、考え込むことや悩むことが多いのだが、ずっと考えてきた問題に答えを出すとき、「好きだけど離れる」という真逆の答えになるのは、それだけ自分の中で考えたことが煮詰まったからだ。
外部のきっかけで答えを出さないといけなくなったり、いずれにしても自分から好きな人の近くを離れる選択は辛い決断だが、恋愛の一つの側面であると思っている。
また、実際に好きな人から離れていく人は誤解しやすい理由を持っている人も多くて、駆け引きしていたり、脈なしだと勝手に勘違いしたり、本当に様々なパターンが想定される。
自分から離れていく人にはネガティブな気持ちを持つことも多いと思うが、あなたの好きな人が相手だったら前向きに理由を検討してみることも大切なことだ。
恋愛感情というのは、女性心理はもちろん、男性心理も複雑だから、すれ違いにも注意をしてほしい。
恋愛の進め方が分からない人は、下の記事も参考にしてみよう。
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