好きな人にアプローチをしていると、その女子に彼氏ができてしまうことがある。
好きな人に彼氏ができたという事実はものすごくショックなことだが、彼氏がいると分かった後もまだ好きでいるのなら、好きな人を諦めるべきかどうかで悩むはずだ。
中には、「彼氏ができたら諦めないといけない」なんて自分に言い聞かせる人もいると思う。
好きな人に彼氏がいる状況は、「別れるまで待つか待たないか」に迷うだけでなく「彼氏ができたと言われたら何て言うか」に迷い、「好きな人に彼氏がいる状況でどのような接し方をするべきか」に迷う。
そこで今回は、好きな人に彼氏ができたという理由だけで諦めた方が良いのか、まだ好きなままでアプローチを続けるべきかについて7つの判断基準を解説し、最後は「好きな人に彼氏ができた時の対応方法」についても詳しく解説する。
好きな女の子に彼氏ができたことで悩んでいる男子は、参考にしてもらいたい。
この記事で分かることは主に以下の4点だ。
- 彼氏ができたと言われたらどうするべきか
- 好きな子に彼氏ができたとき、諦めないといけない場合とはどういう時か
- 逆に、彼氏ができても諦めない方が良い時とは?
- 好きな人に彼氏いる状況でどのような接し方をして、どのようにアプローチするべきか
さっそく解説していこう。
- 好きな人に彼氏ができたと言われたら、どんな返事をするべきか、おめでとうを言うべきか
- 好きな人に彼氏ができたら、その事実だけで諦めるべきか、諦めないべきか
- 好きな人に彼氏ができた時、彼氏の話を頻繁にするようになったら諦めるべきサイン!彼氏の話をしない内は追いかける
- 好きな人に彼氏ができたことをきっかけに「彼女自身に変化が見られるかどうか」で諦めるべきか判断する
- 好きな女性に彼氏ができた時は、「彼氏ができる前の恋愛の状況はどうだったか」で諦めるか判断する
- 好きな人に彼氏ができたら、付き合ってどのくらい経ったか(交際期間)で諦めるべきか判断する
- 好きな人に彼氏ができた後、自分への対応が変わったか(好きな人が冷たくなったか)で諦めるか判断する
- 好きな人に彼氏ができたきっかけが「相手からのアプローチ」で、その後も「二人で会える」なら諦めない
- 好きな人に彼氏ができた後、「LINEの変化は起こったか」で諦めるか諦めないか判断する
- 好きな人に彼氏ができた時の対処法と、その後の接し方:どうしても好きな人を諦められないなら…
- まとめ
好きな人に彼氏ができたと言われたら、どんな返事をするべきか、おめでとうを言うべきか
好きな人に彼氏ができたら諦めるべきか、判断基準の前に好きな人から彼氏ができたと言われた時の反応の仕方、返事の仕方について最初に解説する。
好きな人に彼氏ができるとショックを受けるし、反応の仕方に困る。
LINEで好きな人に彼氏ができたと聞いたり、普通に会話してる中で急に彼氏ができたと言ってきたり、彼氏ができそうと言われたりすることもあるが、恋愛的にはどんな返事をすれば良いだろう?
好きな人が他の男と付き合ったら、ショックでも取り合えず「おめでとう」と言うしかない
まず、基本的な返事の仕方についてだが、好きな人に彼氏ができたと報告されたら、どれだけショックを受けても、とりあえずおめでとうを言うようにしよう。
ある女性に彼氏ができた状況は、一般的に「嬉しいこと」「おめでたいこと」になるので、友達付き合いしてるなら返事の仕方は「良かったね」「おめでとう」が正解となる。
どんな理由があったとしても、彼氏ができたと聞いただけでネガティブなことを言う男は嫌われるし、好きな人が喜んでるならお祝いするしかない。
好きな人に彼氏ができる前にちょっとでもいい感じの雰囲気を感じていたら、返事の仕方に好意を表現したくなったり、嫌味を言いたくなることもあるが、彼氏ができたと聞いた時の雰囲気が明るいなら、お祝いの言葉で返事をするのがセオリーだ。
これは、好きな人に彼氏ができたことで諦めないと判断する人でも同じ対応をするしかない状況なので、例外はない。
相手が好きな人でも「人の恋路を邪魔する人」は最悪だから、とりあえずは「応援する」という立場でおめでとうと言うようにしよう。
ここで嫌味を言ったり、無反応だったりする男性は、女性目線だと本当に残念な反応をしていて、器が小さい男だと思われる。ネガティブな返信をするのはマイナスしかない。
LINEで好きな人に彼氏ができたと言われたら、おめでとうの後に「うまくいってるの?」と聞いてみる
面と向かって好きな人から彼氏ができたと言われたらショックでその後の会話もたどたどしくなってしまうが、もしLINEで好きな人に彼氏ができたと言われたら、おめでとうの返信の後に「どんな感じなの?」「うまくいってるの?」と聞いて、付き合いたての彼氏との交際状況に軽く探りを入れておくと今後の動き方の参考になる。
交際の状況を聞くだけなら嫉妬してると思われないし、応援してくれないとも思われないので、好きな人から見たあなたの評価が下がることはない。一般的な会話の流れであり、あなたのLINEに不自然さもないから、後は聞く勇気があるかないかの問題だ。
この方法で好きな人の情報を得ようとすると、のろけ話をされたり、他の男の話を聞かされるのが辛いデメリットだけど、ちょっとでも「このまま諦められない」と思うなら、どんな状況なのか把握するのを優先する方が恋愛的に正解だ。
付き合い始めだったら「告白されて付き合うことになったから、まだ好きかわからない」とか「とりあえずOKしたけど、まだどうなるかわからない」と返事が返ってくることもあるので、軽い探りはなるべく入れておきたいところ。
ムカつく状況だったり、しんどいと思ってしまう状況なのはわかるが、もう一歩だけ踏み込んでから会話を終えるようにしよう。
もちろんLINEの報告をされたタイミングではなく、後日詳しく聞くという対処法でも問題ない。
ただ、彼氏ができたと言われたその場以外で彼氏のことを聞くと嫉妬してるのがバレる展開になりやすいので、彼氏ができた報告の流れで聞く方が相手が自然に思うという点は考慮しておこう。
好きな人に彼氏ができそうと相談されたら、好きな人の気持ちと相手の情報を聞いてみる
好きな人に彼氏ができる前に「彼氏ができそう」とか「彼氏ができるかもしれない」と恋愛相談に似た感じの報告を受けることもあるけど、その場合は好きな人の気持ちと相手の情報を聞く感じで会話を展開するのが正解だ。
彼氏ができそうと言われたら脈なしサインになるが、女心は複雑である。はっきりしない男をけん制したり、微妙な関係をはっきりさせたい心理で言うこともあるので、あなたと好きな人の関係がそれなりに進んでいた場合は恥ずかしいと思っても勝負すべき状況になってることもある。
彼氏ができるかもしれないと言われた時に、彼女が微妙な雰囲気を出すなら、あなたに「そろそろはっきりして」って暗に伝えてきてる可能性があるので、悪いニュースにショックを受けるだけでなく、好きな人の気持ちを聞いておこう。
ただし、完全な脈なしサインになってることも多いため、それまでの関係性が全く普通の友達関係だった場合は、あまり踏み込んだ発言をしないで、応援するスタンスを取りながら状況が好転するように動いていこう。
詳しくは下の記事を参考にしてほしい。
好きな人に彼氏ができたことを報告されたら、自分に好意があったことを匂わせるべきか
好きな人に彼氏ができたことを報告されたら、相手がどんな気持ちなのか、どんな状況なのかを確認した後、「彼氏と微妙な感じになっている」「そんなに好きじゃなさそう」と判断できた場合のみ、自分の好意を匂わせるという選択肢を検討しよう。
あなたの好きな人がちゃんと新しく付き合う彼氏を好きになっていて、うまくいってる場合は、好意伝えるタイミングではない。
うまく好意を匂わせたとしても、彼氏ができたばかりでアプローチされたら彼女しては気まずいだけなので、野暮なことはしないべきだ。
しかし、彼女の気持ちが微妙なら、彼氏ができたことでショックを受けたことを伝えるアプローチが丁度いい反応の仕方になる。
「おめでとう。そっか…ちょっとショックかも笑」
あまりマジな雰囲気で言うと口説いてるみたいになるけど、ショックを受けたことを明るい雰囲気で伝えると彼女に軽めのアプローチができ、その後の可能性にリーチできる。
「ショックだけど応援するよ」という雰囲気で好意を匂わせるなら、関係性しだいでアリなので、検討しよう。気まずくなると思うなら彼氏ができたと聞いたタイミングで無理をする必要はない。
好きな人に彼氏ができたら、その事実だけで諦めるべきか、諦めないべきか
好きな女性に彼氏ができた時、最初に悩むのが「好きな人に彼氏ができたら諦めるべきなのか」という点だ。
これに関しては「好きな人に彼氏ができたからと言って、必ず諦めないといけないわけじゃない」というのが答えだ。
実際、私も好きな女性に彼氏ができた後、期間はかかったけど最終的に付き合えた経験があるし、友達の恋愛でもそれは普通に起こっている。
しかも、恋愛相談に乗ったこのサイトのユーザーにも、彼氏ができた女性と別れた後で付き合えたことがある人は出てきているので、恋愛力や顔面偏差値に完全に左右される問題でもない。
なぜ彼氏ができても諦めないべきかについてはこの記事を通して解説していくので、彼氏ができた女性を諦めるべきかの判断基準と共に、今の彼女の気持ちや状況も一緒に理解しながら読み進めて行こう。
好きな人に彼氏ができた時、彼氏の話を頻繁にするようになったら諦めるべきサイン!彼氏の話をしない内は追いかける
好きな人に彼氏ができたとき、諦めるべきタイミングになる典型的パターンが「好きな人から彼氏の話を頻繁に聞くようになった時」である。
好きな人から “のろけ話” に近いような感じで彼氏の話を聞くようになったら、正直その恋愛は非常に厳しい状況になっている。
聞いてもないのに好きな人から彼氏ののろけ話をされたら、男として見てもらってない
好きな人があなたと仲が良いことを理由に、彼氏ののろけ話が頻繁に出るようになったときは、男として見てもらっていないと表現するべき状況だ。
好きな人に彼氏ができるまでどんな雰囲気だったかを問わず、聞いてもないのに彼氏のことを話してくるようになったら、友達だとはっきり言われているのに等しい意味を持つ。
なぜなら、もし彼女があなたからアプローチされてる間に意識していたなら、他の男子と付き合うことで多少の気まずさや気遣いみたいなものを見せるからだ。
あなた達二人が少しでも「恋仲」の関係だった(ちょっとでもいいなと思っていたり、自分のことが好きかもしれないと思っていた)場合は、気まずならないように相手が彼氏の話を控える方が自然で、せめて仲の良い異性との意識があれば女性は何となく彼氏の話題を避けたくなる心理になる。
恋愛の雰囲気もあった異性の友達へ「彼氏の話をする」ってことは、「私には彼氏ができたから、もう諦めてね」と言っているか、「あなたのことは全く意識していないよ」と言っているようなもの。
この場合は、好きな人に彼氏ができたことで諦めた方が良い状況と言える。
好きな人に彼氏ができたのに彼氏の話をしないなら、まだ諦めるべきではない
上とは逆に、普段話をする時に彼氏の話をしない時は、まだ諦める段階ではない。
特に、二人で話をする関係が継続する(友達としてでも二人で会う、二人で食事する関係)場合は、まだ彼氏候補の天秤に乗っている可能性がある。
彼氏ができたとは言え、彼女はどういうつもりで付き合い始めたのか、まだはっきり分からない。彼氏の出現は非常に厄介な問題だが、好きな人とその彼氏との関係はまだこれからかもしれないし、そもそもまだ好きになってない場合だってある。
押しに弱い女子だったりすると、尚更だ。(参考:押しに弱い女性の特徴と態度~積極的な男性に弱い女性のタイプとは?
好きな子に彼氏ができたとしても、彼氏になった男子からの告白を断り切れなかったとか、断る理由がなかったから受け入れた可能性がまだ残っているため、あなたの好きな人が彼氏のことをどんな風に話すかチェックしてから諦める判断をしよう。
彼氏ができたことだけ報告して、その後に彼氏の話をまったくしない場合や、彼氏のことを気にしないでほしい雰囲気を出す場合は、「諦めないといけない状況」ではない。
注意点:好きな人に彼氏ができた時は、自分から彼氏の話題を出さないこと(最初の彼氏できた報告を聞いた時を除く)
好きな女子に彼氏ができた時は、「どんな話し方をするのか」も含めて「彼女が自分から彼氏の話をしてくるか」を諦めるかどうかの判断基準にするため、早い時期に自分から好きな人の彼氏について話題を出すのはやめておくべきだ。
彼氏ができたと言われた時に軽く探りを入れた後は、自分から好きな人の彼氏のことを話題に出さないようにしよう。
彼氏のことを聞くと、彼女が彼氏のことを話すのは当たり前となり、「自分に彼氏のことを話したいと思うかどうか、彼氏の話を聞いてほしいと思うかどうか」が判断できなくなる。
相手から話題を振られたらその話題で話すのが普通だから、彼女の本心が逆に見えなくなるのだ。
彼氏できた報告を聞いた最初に探りを入れた以降は、自分から好きな人の彼氏の話をしないようにして、彼女の態度をチェックしよう。
「彼女から自主的に彼氏ののろけをするかどうか」という点が今の片思いをあきらめるべきかどうかに深く関係するため、好きな人に彼氏ができたことが分かった後も今まで通りの話題でコミュニケーションを取り、その中で彼女の本心を探り探り知っていく方が好きな人の気持ちを正確に見極めることができる。
彼氏がいるとわかっても好きでいようと決めたのなら、彼氏がいようがいまいが関係ないくらいの気持ちで行かない限りどちらにしても無理なのだから、その意味でも自分から彼氏についての話は出さない方が良い。
定期的に彼氏とうまくいってるか気になる瞬間がくると思うけれど、彼女に彼氏の話を聞いてもどうせ良い話にはならない。あなたの気分も悪くなっていき、会話の雰囲気も悪くなるから、気まずくならないためにも好きな人との関係が進むまではさりげなく好きな気持ちをアピールしていくべきだ。
彼女が普段通り接する場合は、その流れのままあなたも普段通りにアプローチすることで対応するのが、今の状態から付き合うためのセオリーとなる。
諦めるべきサインが出るまで、これを基本スタンスとしよう。アプローチ、アピールの方法については下の記事を参考に立ち回ってほしい。この記事のラストでも解説する。
好きな人に彼氏ができたことをきっかけに「彼女自身に変化が見られるかどうか」で諦めるべきか判断する
好きな人に彼氏ができたことで、メイクや髪型、ファッション等々に「変化」が見られる場合は、諦めるべき恋となりやすい。
好きな人のために変わろうとしているのは、付き合い始めからかなり前向きな彼氏への気持ちがある証拠だからだ。
彼氏のために可愛くなりたい心理も関係して彼女の見た目が変わってきているので、彼氏のことが本当に好きなサインとなり、片思いしていた男性からすると「諦めるべきサイン」になる。
好きな人に彼氏ができたら、「好きな人が本当に彼氏のことが好きなのか」を彼女の変化によって判断する
女性に彼氏ができた時は、「本当に好きになっている時」ほど、見た目や雰囲気に変化が現れるので、彼氏ができる前と彼氏ができてからの変化を見てみると、諦めるべきかどうかも判断しやすくなる。
彼氏ができたことでルンルン気分になるなら、彼女はできたばかりの彼氏に大きな期待を寄せているし、どんどん好きになっているサインだ。
これが徐々にでもはっきりしてきたら、諦めるべき段階まで好きな人と彼氏の関係が進んでいることが想定される。
彼氏ができた女性は、よく下の5つが変わるので、チェックしてみよう。彼氏を優先する態度を取る時は、他の男性がちょっかいを出してもなびかないので注意が必要だ。
好きな人に彼氏ができた時の変化で諦めるべきサイン
- みんなで遊んでいるときに家に帰る時間が早くなる
- 友達付き合いが悪くなる
- みんなで飲んでる時など、大勢でいる時に頻繁に離席する
- 彼氏とLINEしてるような素振りを見せる
彼氏の存在を軽視しているなら、好きな人に彼氏ができても諦めない選択をする
逆に、好きな人に彼氏ができても諦めなくても良いと想定される状況が、彼氏の存在を軽視している生活を送っている場合だ。
彼氏ができたのに彼氏ができる前と何も変わってないと思う内は、彼氏ができた事実だけで好きな人を諦めるべきではない。
恋人ができるということは、相手のことを思ってシングル・フリーだった時とは違った行動を取る方が普通だ。彼氏ができたら何かしら変化せざるを得ない部分が出てくる。
これは、合コンを例に取れば分かりやすいだろう。「知らない男子がいるから…」なんて、彼氏に気を遣うことで自分で自粛する会も出てくる。
しかし、そういった変化がなく、前と同じように頻繁に女友達と遊びに言っていたり、オールで遊んだり知らない男子がいる飲み会にも気軽に行くなら、彼氏とは密な付き合い方をしていないことが想定される。
密な付き合い方をしてないということは、すぐに別れる可能性があるということであり、まだそこまで彼氏のことが好きじゃない可能性があるということ。
彼氏ができた後も何も変わらない内はまだ諦めるべきではないから、落ち込む気持ちを自分で励まして、あなたも今まで通りの態度を取ろう。
一般的な恋愛知識として、基本的に女性は彼氏ができると何かしら変わる。周りを見てみても気付くかもしれないが、男性より女性の方が恋人ができることで色々変わることは多くて、「ダイエットしたくなる」など自分磨きに関することも含めて、彼氏に愛情を持ってる時ほど「彼氏ができた後の変化量」が大きい。
したがって、彼氏ができても特に変化が起きなかったり、好きな人が女友達から彼氏の話題を出されても適当なあしらい方をしているようなら、まだ彼氏に気持ちが乗っていない可能性が残る。
この時点では、彼氏ができたからという理由で好きな人を諦めなくて良い。
女性は他の男と付き合うことになったからと言って彼氏のことをどんどん好きになると決まってるわけじゃない。女性の扱い方を知らない男性と付き合った場合は彼氏になったからこそ冷める場合もあるので、彼女のことをよく観察してみよう。
好きな女性に彼氏ができた時は、「彼氏ができる前の恋愛の状況はどうだったか」で諦めるか判断する
付き合うか付き合わないかを決める際は、その人を好きかどうかだけが判断基準ではない。
「いいな」と思う程度の人でも告白されたら付き合うことを決めることがあるし、好きな人が振り向いてくれないから他の人と付き合うことだってある。
つまり、そこまで好きじゃない人でも、相手から告白されたり、アプローチされたりすれば、付き合う可能性があるということ。
こういった恋愛の側面から、好きな人に彼氏ができたかもしれない時は、それまでのあなたと好きな人との関係も判断基準にして「諦めるかどうか」を検討するべきだ。
うまく行っていたはずの片思いだったのか、それとも脈なしの片思いだったのかは、好きな人に彼氏ができてしまった際にやはり重要なポイントである。
たとえば、あなたが告白できないことで今の彼氏に先を越されてしまった場合や、何人か「いいな」と思う人がいてその内の一人にあなたが入っていた場合など、ただ「彼氏ができた」という事実だけじゃ、細かな状況が考慮されていない。
それでも「他の人と付き合う・新しい彼氏ができる」のは重大な事実ではあるのだけど、まだ追うべき恋愛があるというのももう一つの事実だ。
片思いの進捗具合は自分自身じゃはっきりと分からないことも多いと思うが、友達に相談して客観的な意見を聞いたり、しばらく時間を置いて考えることも大切な対応方法である。
その「時間を置く」という判断について、下の見出しでもう少し解説する。
好きな人に彼氏ができたら、付き合ってどのくらい経ったか(交際期間)で諦めるべきか判断する
好きな人に彼氏ができたとしても、そのカップルが長続きするかどうかは別の話だ。
どのくらい好きかと言った愛情の問題もさることながら、それ以上に付き合い始めは「相性」の問題も出てくる。
好きな人が他の男と付き合い始めたと言っても、二人がカップルとして上手くいくかは全く分からないのである。
好きな人に彼氏ができた場合でも、諦めるか諦めないかの判断は「彼氏と上手く行くのか」という “結果” を絶対に判断基準に入れよう。
恋愛は、片思いの場合は特にすれ違いや勘違いがあるし、諦める理由探しをするように恋愛する人は片思いを叶えられない。好きな人に彼氏ができたショックで即諦める判断をすると、すぐに別れた場合、後悔することもある。
どのくらい彼氏と続いたら彼氏ができた女性を諦めるべき?
では、どのくらいの期間、好きな人と彼氏が続いた場合に諦めるべきか。
一つの判断基準としては、「1ヶ月から2ヶ月」を目安にすると良い。カップルがしっくり来る期間はもう少し先なのだけど、交際が軌道に乗るのは1か月以上2ヶ月未満が節目になるので、付き合い始めて1か月経っても仲良く付き合っていることが確認された場合は、諦めるべき恋である可能性が高い。
なかなか諦められない、もしくは諦めたくないと思っている男性の判断基準は「3ヶ月」だ。諦められない片思いの場合は、3か月経つまで気持ちの整理を後回しにする。3か月の壁を越えられないカップルが意外と多いからだ。
逆に言えば、好きな人に彼氏ができてから4か月くらい経つ中で仲良く付き合っている空気を感じた場合は、理屈の点では完全な諦めるべきサインになる。
好きな人に彼氏がいるとわかった場合についても、付き合ってからの期間を聞いて4ヶ月以上経っていたら、追いかけるべき女性ではないと判断しよう。
4か月付き合ったカップルは、それ以前のカップルと比較して長続きする可能性が高く、いつ別れるか全くと言えるほど分からないから、諦めない場合は相当の覚悟が必要になってくる。「振り向いてくれなくてもいい」と思えないなら、他を探すべきだ。
好きな人に彼氏ができた場合は、彼氏ができてからどのくらい経ったかを確認し、迷っている人は1か月から2か月を目安にして様子見し、諦められないと感じる人も3か月~4か月経つ頃には諦める判断をしよう。
下の記事は付き合っている本人が読むことを想定して書いた記事だが、短期間で別れるカップルのイメージを具体化したい人は合わせて読んでみてほしい。なぜ1ヶ月から2ヶ月は諦めないで頑張るべきか分かると思う。
好きな人に彼氏ができた後、自分への対応が変わったか(好きな人が冷たくなったか)で諦めるか判断する
当たり前のことなのでポイントにするべきか迷ったが、一つだけ言いたいことがあって、見出しに挙げた。
それは、彼氏ができた彼女の「ちょっとした自分への態度の変化」にも敏感になろうと言うこと。
好きな人に彼氏ができた後、「自分への対応が変わったら諦める判断をするべきだ」と思ってる人は多いけど、そこまで急激な変化が起きないことが多いので、少し厳しめに見る必要がある。
好きな人に彼氏ができた後は、脈なしでも急に冷たい態度を取ったり、いきなりそっけない態度を取るようにならない
あなたが、好きな人に取って普段の生活に関わりのある人であった場合、「告白もされていないのに変に態度を大きく変えるわけにはいかない」と考える女性がいる。
「彼氏ができたから連絡しないで」と言われたら諦めるサインだと誰でも分かるけど、そこまではっきり言われないケースの方が圧倒的に多いのだ。
女性に彼氏ができて、もう他の男性からアプローチは受けたくないと思っていても、気まずい関係になりたくないから、女性はあまり目立った拒否をしない。
好きな人に彼氏ができた後は、脈なしでも急に冷たい態度を取ったり、いきなりそっけない態度を取らないから、好きな人が「察してほしい」と願っている態度を見せるようであれば、諦めてあげるのも彼女のための行動だ。
後で別れてからまたアプローチするかは別としても、普段の生活が気まずくなるのはあなたも望まないところだと思うので、一つ一つの行動(アプローチに近い態度)に対して彼女が拒否反応を見せているかは、よく考えた方が良い。
あからさまに拒否された場合については、極端に引いてアプローチを止めたことを明確にしてあげるしかないので、分かりやすく態度で示すようにしよう。それも男らしさである。
ここまでを読んで好きな人をあきらめる決断をする場合は下の記事を読んでみよう。
彼氏ができた好きな人の態度や行動で、諦めるべきサイン6つ(身を引くサイン)
念のため、彼氏ができた好きな人の態度や行動で諦めるべきサインになることを箇条書きで6つ確認しておく。
なかなか受け入れられないこともあると思うが、ここで挙げたことに該当したら、彼氏ができた女性から身を引く判断をしよう。
好きな人に彼氏ができた時、「身を引く」判断をするべき女性の行動と態度
- 彼氏ができたから連絡しないでと言われた(LINEしないでと言われた)
- 彼氏ができたからもう会えないと言われた
- 彼氏を理由に何かを断られた(断り方に彼氏が登場したら身を引くサイン)
- 真面目な雰囲気(ちょっと重い雰囲気)で彼氏ができた報告を受けた
- 彼氏ができてから冷たくなった(少しずつ冷たい態度が増えていく)
- 彼氏ができてから話しかけてこなくなった(LINEがこなくなった場合も含む)
上に挙げたポイントの中では、好きな人から彼氏ができたと報告された時の状況判断が難しいかもしれないが、シリアスな雰囲気で彼氏の報告をされた時は、「そういうことだから今後は考えてね」という趣旨で言われた時に諦めるサインとなる。
簡単に言えば「これからは付き合い方が変わる」と思うような報告の仕方をされたら、少なくても一旦は身を引く判断をしないといけないということ。この時点で引けないと、彼女にとってあなたのアプローチが迷惑になってしまう。
察する力が必要なため、判断しにくかったらこの記事で解説した他の方法を使って総合的な判断をしよう。
好きな人に彼氏ができたきっかけが「相手からのアプローチ」で、その後も「二人で会える」なら諦めない
好きな人に彼氏ができた後も二人で会える状況が続くなら、諦めるタイミングはもう少し先だ。
二人で会えると言っても色々な雰囲気があると思うのだが、二人きりの時間が確保できるなら、逆転のチャンスを待つ選択がそこまで非現実的ではない。二人で定期的に会えるなら、まだ今後の展開次第で付き合える可能性がある状況だ。
ただし、条件があるので解説する。
好きな人の彼氏が前から好きだった人じゃない場合、付き合い始めてもまだチャンスがある
好きな人に彼氏ができても諦めないで良いパターンは、「好きな人が前から好きだった人と付き合えた場合ではないパターン」だ。
ずっと好きだった人と好きな人が付き合い始めた場合は基本的に引くべきで、2人で会える関係が続いたとしても好意を表現するべき状況ではない。
このパターンは女性が既に本気で好きな状況なので、あなたから行動すると「人の恋路を邪魔する人」「彼氏持ちの女性に言い寄るデリカシーの無い男」とのレッテルを張られる。
つまり、印象ダウンのリスクだけがあるということ。
前から好きだった人と付き合ったのなら、彼女は彼氏との交際に集中したいと思っていて、少し相性が悪かったり、交際中に多少のギャップを感じても、女性心理では「うまく付き合っていきたい」と思っている。
しかし、新しく彼氏になった男性のアプローチを受け入れた形で付き合い始めたのなら、心理的に彼女は本気で好きになるのにまだ時間がかかる状態だ。この時点で2人で会う関係を相手が続けるなら、あなたにはチャンスが残っている。
相手からアプローチされて付き合うことになった場合は、新しく付き合い始めた人を友達から「彼氏」として見ることで、相手男性(彼氏)の評価がかなり変わってくる時期をしばらく過ごす。
この期間は、あなたの評価についても間接的な理由で変わる可能性がある。(※間接的な理由とは、新しい彼氏とあなたが比較されることで起こる「再評価」のことを言っている)
相手主導で好きな人が他の人と付き合った場合は、告白の順番で大きく未来が変わる面があって、まだ二人で会えるならあなたからのアプローチを少しは期待している状況かもしれない。
好きな人に彼氏ができた時に「お試しの付き合い方をしている」と思ったら、本気で好きになる前に押すこと
完全に友達の雰囲気で一緒に居るなら話は変わってきてしまうものの、お試し期間のように付き合っている素振りがあるなら、むしろ押していく時期になる。
好きな人に彼氏ができた時に、「相手から言ってきて」という話の流れで「とりあえずOKした」みたいな話をされたら、彼女が本気で彼氏を好きになる前に押すことが重要だ。
カップルは本当のカップルになるまでの期間みたいなものがあるため、わざと三角関係に持って行くべき恋愛もある。
本格的に付き合いが長くなってきて彼女の気持ちが固まってしまうことがないよう、チャンスがある雰囲気を感じたらしっかり押していこう。
二人で会えていたのに会えなくなったパターンは脈なしなので、この場合はどんな報告のされ方をしても諦めるのが正解だ。
好きな人に彼氏ができた後、「LINEの変化は起こったか」で諦めるか諦めないか判断する
女性はたくさんの友達とマメにLINEしているが、彼氏ができた後で「男友達との連絡」をどう変えていくかには大きな違いがある。
「諦めたいけど諦められない」みたいな微妙な気持ちを持ってしまった場合は、「好きな人のLINEの変化」を判断基準にすると良い。
ここまでの解説でも少し触れてきたが、より詳しく解説しよう。
彼氏ができた女性は、他の男性との連絡を控える傾向アリ!彼女から連絡が来る場合は諦めないでまだ様子見期間にする
普通、彼氏ができた後は男友達との付き合いを少しずつ減らしていく女性が多い。男友達にLINEしないようになり、彼氏持ちの女性として彼氏以外の男子と節度ある付き合い方をする。
これは、ヒマだった時間を彼氏に取られることも大きな理由だが、彼氏への愛情が男友達を疎遠にしている面があって、「諦めるべきか諦めないべきか」の答えを出すのに「好きな人からのLINEの頻度」は判断材料にするべき指標だ。
彼氏ができたのに頻繁に彼女から連絡が来るならもう少し様子を見るべきだし、彼氏ができたことをきっかけに連絡がなくなったなら諦めてあげるのが優しさになる。
LINEの変化は相手によって大きく変わってくる場合があるので、諦めるのに迷いがあるなら「様子見」をするのにLINEの変化を指標にしてみよう。判断基準は「彼氏ができる前と彼氏ができた後の違い」だ。
好きな人に彼氏ができた後もLINEが来る場合、業務連絡的LINEや用事だけのLINEなら諦めるべきサイン
好きな人に彼氏ができた時は「LINEが来るか来ないか」でその後の行動を決定すると良いのだが、例外もある。
それは、「業務連絡的なLINE」と「用事だけのLINE」だ。
もし彼氏ができた後もLINEがくる状況が続いたら、「個人的なLINEが来るかどうか」を見てみよう。業務連絡だけ、用事を済ますLINEだけなら、それは「必要だからLINEしてるだけ」であって、脈なしサインとなる。
たとえば、彼氏ができる前は普通に雑談していたのに、彼氏ができた後は用件だけになった場合は、あなたと「目的外のLINEをしない」という態度を取っていて、LINEがくることでむしろ脈なしの心理がはっきり出ている。
しかし一方で、普通に雑談するLINEがきたり、用事があるLINEから普通の会話になることが何回かあれば、彼女は彼氏ができた後もあなたと個人的なLINEしたいと思っていて、この状況であれば今後の展開次第でチャンスが残る。
はっきりしない態度の男性に女性は嫌気が差して他の男性と付き合う場合があるから、いい感じだったのにずっと告白しなかった男性などはまだチャンスが残っている場合もある。個人的なやり取りがLINEで続くなら簡単に諦めないようにしよう。
好きな人に彼氏ができた時の対処法と、その後の接し方:どうしても好きな人を諦められないなら…
好きな人に彼氏ができたら、正直言って諦めないといけないことの方が比率として断然多いと思う。
ここまでを読んでみて「諦めるべき恋」と認定されたら、気持ちの整理に頑張る方があなたのためかもしれない。
しかし、それでもどうしても彼氏ができた女性が諦められない時は、一度諦めた振りをして友達に戻り、相談相手になってしまうことが対策としては有効だ。
どうしても好きな人を諦められない人のために、好きな人に彼氏ができた時の対処法と、その後の接し方を解説する。
好きな人に彼氏ができたら、別れさせるのではなく、仲が良い男友達として好きな人の支えになることで逆転を目指す
好きな人に彼氏ができたら、別れさせることに頑張るのは間違った対処法になる。
積極的に彼氏から奪うより、彼氏とダメになった時に自分を選んでもらえるように、又は彼氏よりあなたの方がいい男だと思ってもらえるように、諦めずに気持ちを温めながら好きな人の支えになるように動いていこう。その方が未来への可能性を残せる。
どちらにせよ、好きな人に彼氏がいるのなら現状だとその女性を落とすのは難しい。特に、自分がアプローチしているのにも関わらず彼氏を作った(他の男と付き合った)のなら、なおさら難しい状況だ。
それなら、一度短期間でも距離を置いて、仲の良い異性として男友達からやり直すのが現実的なアプローチ方法となる。
今押していこうとしても、彼氏ができた彼女に取って迷惑になるから、付き合える可能性を自ら削っていくことになる。
好きな人に彼氏ができた後の接し方
では、具体的に好きな人に彼氏ができた後の接し方はどうするべきかという点だが、先ほども触れたように、とりあえず2週間くらいを目安の期間にして一度引くようにする。
これは、彼氏がいる女性という意味で気を遣ってることを示すためであり、アプローチしていた男性が一旦関係性をリセットするための期間でもある。
諦めるべきサインが出ていない場合は今まで通りの態度を続ける方がいいのだけど、脈なしぽい雰囲気なら一度引く方がその後の仲良くなれる確率が高い。
なぜなら、彼女があなたのことを「自分に言い寄る男性だ」とイメージした場合は、彼女から距離を取られるからだ。
諦めた振りをすれば、最低限のところで友達付き合いが続き、LINEができる関係が継続できたり、場合によっては定期的にご飯に行くような関係になれることもある。
そして、接し方の具体策についてだけど、好きな人に彼氏ができたら一旦は好意のアピールをゼロにして、仲がいい男友達のポジションを取れるように彼女の話の聞き役に回るようにすると良い。
彼女の様子をよく観察して、元気がない時や落ち込んでる時に軽い声掛けをしていくと、女性の場合は色々と話してくれるようになるから、仲がいい男友達のポジションを狙える。
方法については下の記事も参考にしてほしい。
彼女の心の支えになれるように動くと、男として好意をアピールするわけじゃないから、彼女としては彼氏がいても付き合いやすい男子に映る。
彼氏の愚痴を聞いたり、彼氏との喧嘩の話を相談されたりするとかなりしんどい展開になるけど、むしろそれがチャンスだ。
「自分は味方だよ」とアピールしていくと彼氏持ちの女性とも親しくなれるから、次の小見出しに移ってもう少し解説する。
好きな人が彼氏と上手くいかない時期にあなたのチャンスが来る
付き合っていれば喧嘩も問題も起きるし、彼氏のグチも出てくる。
関係性を作ってその聞き役になると、あなたは彼女にとって「自分を受け止めてくれる男性」「つらい時に優しくしてくれる男性」と映り、好きな人があなたになびく可能性がまだ残ることになる。
好きな人に彼氏ができたら、今後は違う関係性で恋愛を進めていこう。
彼女からの相談では徹底的に味方になるだけじゃなく、「俺だったらこうしてあげる」とか、「俺はそんなこと絶対にしない」といった形で、彼氏を無理に下げる努力はせずに、自分を売り込むようにしてアプローチすると、少しずつ変わってくるはずだ。
彼女が元気がない時や、落ち込んでいる素振りを見せた時に声掛けをしていれば恋愛相談の相手になるのはそんなに難しくないので、諦めるべき恋を諦めない場合はこんなアプローチをしてみよう。
しかしながら、彼氏ができた女性との恋愛は相談相手になった後にも時間と手間がかかるし、かなり難しいアプローチにはなる。残念だけど、好きな人がずっと仲良く彼氏と過ごすこともあるだろう。諦める方が現実的な判断になる場合もあるので、他の女性にも目を向けながら心に余裕を持って接するようにするのは、彼氏持ちの女性を落とすコツになる。
好きな人に彼氏ができたら、その女の子だけに固執すると悪い形で気持ちに勘付かれるから、恋愛的な意識を集中しすぎないようにしよう。
このポイントを守った上でだったら下の記事で解説している「彼氏持ちの女性を揺さぶる言葉」も使えるようになるので、諦めないと決めた男性は合わせて読んでみてほしい。
まとめ
今回は「好きな人に彼氏ができたら諦めるべきか」を7つのポイントで考え、対応方法や対処法まで触れていった。
好きな人に彼氏ができるまでにあなたがしっかりアプローチしていたなら、諦めるべきタイミングになると思うが、彼女に彼氏ができたことで変化が起きたかどうかに注目し、自分に対する態度と合わせて判断するようにしよう。
問答無用で諦めないといけないかは、彼女が彼氏をどう思っているかによる。
しかしながら、やっぱり好きな人が恋人を作るということはあなたの恋が叶う可能性を著しく損ねる事実だ。現実を直視する必要がある人も多いと思うので、客観的に自分たちを見てみよう。
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