「相手が好きな人だから喧嘩になる」
付き合ってない男女が喧嘩するのは日常的には珍しいことだけど、恋愛感情は特別な感情だから、”どうでもいい人” には持たない気持ちを持て余すと、人は好きな人に攻撃的な言葉や態度を取ってしまうことがある。すごく乱暴な言い方をすると、恋愛感情が喧嘩の原因になるのだ。
距離が近くなってきた相手だからこそ、軽い言い合いが喧嘩にまで発展する場合もよかって、付き合う前の恋愛は展開次第で複雑になる。喧嘩の後に好きになる経験をした人もいるくらいだ。
痴話喧嘩するほど近い距離感になれば、多少の言い合いなら「喧嘩するほど仲がいい」と言えるのかもしれないけど、恋愛中はもっと気持ちが不安定になっていて「行動や言葉にしてしまうほど強い感情」が好きな人とマジな喧嘩をすることに関係している。
好きなのに喧嘩してしまうのは何もツンデレの人ばかりじゃないし、たまたま偶然でもない。
そこで今回は「好きだから喧嘩になる理由」を解説しながら、「片思いだからこそ起きるすれ違いの理由」について詳細を説明し、「好きな人と喧嘩した時の対処法」まで解説していく。
状況によっては、付き合ってないのに喧嘩ばかりになってしまう恋愛もあるから、言い合いになる異性と仲良くする方法も解説するのでぜひ参考にしてみよう。
あなたは、本当は優しくしたいと思っている好きな人と喧嘩になることってないだろうか?
もし好きな人と喧嘩してしまった時はどんな仲直りの仕方をすれば良いのだろう?
詳しく解説していこう。
付き合ってない人との喧嘩は「痴話喧嘩」なら距離が縮まったサイン!言い合いになる異性は雰囲気の作り方が大事
まず、好きな人とする付き合う前の喧嘩に関しては、「痴話げんか」の存在を理解しておかないといけない。
この記事で解説するのは「マジな雰囲気の喧嘩」なので、痴話喧嘩と混同すると「付き合ってない人とは喧嘩したらいけない」と趣旨を間違えてしまう。
では、痴話喧嘩とはどんな内容、雰囲気の喧嘩だろう?
もし好きな人との喧嘩が痴話喧嘩の範疇なら、むしろ関係性が良くなってるサインになるので、気にしないで良いどころか、両想いに近づいてるサインになる。
片思いの時期に好きな人と距離が縮まったサインになる「痴話喧嘩」とは?
痴話喧嘩とは、恋仲にある男女がじゃれ合うような喧嘩をすることを指す。痴話喧嘩は、他愛のない喧嘩、本気で怒ってない喧嘩(言い合い)なのが特徴だ。
本人はそれなりに怒ってるわけだが、痴話喧嘩するカップルは周りから見ると付き合ってる付き合ってないに関係なく、仲が良さそうに見える。
なぜ痴話喧嘩する男女が周りからいい雰囲気に見えるかと言うと、理由は以下の4つだ。
痴話喧嘩する男女がいい感じに見える理由
- 痴話喧嘩を繰り返しているから(いつも言い合いになる、頻繁に言い争うのに、2人とも相手に近づいていくから。普通は合わないと思って離れる)
- 普通の男女の友達関係ではそこまで感情表現をしないから(特別な関係なんだなと周りは見ている)
- 軽い喧嘩をしているのに2人ともなぜか楽しそうな雰囲気もあるから(じゃれてる雰囲気がある)
- お互いの照れ隠しで喧嘩してるように見えるから(そんなに意地になるようなことじゃないのに言い争っていると、逆に仲良さそうに見える)
実際、恋愛的に良い関係ができた時は好きな人と痴話喧嘩することが増えていくので、何度か好きな人と痴話喧嘩したら、広義の意味の脈ありサインになっていることがある。
好きな人と信頼関係が出来上がると、言葉は言い合いのような感じになるのに雰囲気は険悪にならないような、痴話喧嘩独特の雰囲気が生まれる。この状況は、付き合う前の恋愛において決して悪い状況ではないばかりか、好きだから喧嘩になっている可能性すらある状況だ。
たとえば、痴話喧嘩の例としては下のようなイメージだ。
女性:「え!かわいいじゃん!○○君の方が趣味悪いよ!」
男性:「いやいや、それはない!俺めっちゃセンス褒められるもん」
女性:「この可愛さが分からないなら絶対ヤバイって」
男性:「は?○○の方がセンスないから!かわいそうだねー」
女性:「○○くんに分かってもらえないでもいいもん!」
文字面だけだと言い合いになってるけど、痴話喧嘩する二人はこれを終始明るい雰囲気で行う。
たまに男女どちらかが本気で怒るようなこともあるけど、すぐに機嫌を直して言い合いをしたのにその後は仲良く話している。そんな雰囲気が痴話喧嘩だ。
周りはこんな言い合いをしてる男女に「仲いいね」と言うのだが、確かに心の距離感が近くて、一見きつい言葉を言ってるのに2人の間には独特の信頼関係ができてるように見える。
実際、付き合ってない男女が痴話喧嘩をするようになったら、周りは付き合う直前の雰囲気だと判断する。好きな人と喧嘩した時に「明るい雰囲気の言い合いだった」「どうでもいい内容だった」「その後にすぐ仲良く会話できた」なら、痴話喧嘩の条件を満たしているので、二人の距離が縮まったサインと見るべきである。
ただし、言い合いになる異性はそのまま「付き合ってないのに喧嘩ばかりの関係」になったり、恋愛の雰囲気から遠ざかるように言い合いばかりになってしまう可能性があり、雰囲気作りができないと、たとえ両想いになれても付き合えない確率が高いという問題点をはらんでいる。
あなたに言い合いになる異性がいて、その人を恋愛的な意味で気になっていたり、好きだったら、そのまま喧嘩友達みたいになると付き合えない可能性が上がっていくので、対策が必要だ。
言い合いになる異性はどんな存在?どうしたら仲良くなって恋愛を進められる?
言い合いになる異性は特別な存在であり、距離感が近くて仲がいいのは間違いないのだが、言い合いばかりなら喧嘩友達みたいになっているし、よく言い合いになるなら恋愛の雰囲気からは遠ざかっている。
では、どうしたら雰囲気を変えられるかというと、相手がつっかかってくるなら「受け流して楽しい会話にする」のが重要で、自分からつっかかってしまうなら「素直に会話すること」が求められる。
ここは、恋愛の雰囲気の作り方に関する解説になるので、詳しくは下の記事を読んでみてほしい。二人の関係性については、「相手が○○だから」と言い訳しないで、自分から変えていく努力をしよう。言い合いになる異性と仲良くなる方法は「雰囲気を変えるための具体的な行動をとる」ことがポイントだ。
たとえ痴話喧嘩の内容・雰囲気でも、付き合ってない時期に関しては甘い雰囲気を作る方が両想いになる可能性・付き合える確率が上がる。
言い合いになる異性には一歩引いて雰囲気を変えるか、これから解説する「好きだから喧嘩になる理由」を知って改善していかないといけいない。
最初は「好きな人と言い合いができる関係になれた」と肯定的に捉えて良いのだが、そのままじゃカップルになる恋愛の仕方ができないと思っておこう。
痴話喧嘩とマジな喧嘩の違いを確認したところで、次は好きな人だから喧嘩になる理由を解説する。
好きな人だから喧嘩になる理由:なぜ好きな人と喧嘩してしまうのか
恋愛では「好き」の反対は「嫌い」ではなく「無関心」だ。好きだから喧嘩になる理由は、好きな人に持つ複雑で特別な感情が「喧嘩してしまう理由」につながっている。
なぜ好きな人と喧嘩するのか、付き合う前に喧嘩することは悪いことなのか
付き合う前は好きな人に素直になれないことが多く、伝えたいけど伝えられない複雑な感情を持っていることが、友達と違う「好きな人と喧嘩してしまう原因」だ。
たとえば、嫉妬でイライラした時に「好きだから不安になってムカつくんだよ」と言えれば喧嘩にならないけど、怒った理由が好意だと言えないから訳が分からないことを言って喧嘩になるし、本音を隠しているからこじれて言い合いになる。
恋愛はよく「めんどくさい」と言われるけど、上のような気持ちと状況がよくあるから “恋愛はめんどくさい” のである。
ただ、こんな状況の時に「完全に感情を隠す人」は、実は好きな人と付き合えない人だ。
恋愛初心者の人は好きな人に合わせてばかりな人もいるけれど、片思いから付き合う恋愛の仕方ができている人は、付き合う前から好きな人と喧嘩することが決して珍しくない。
それだけ近い関係性を作るからであり、好きな人に感情表現するからだ。
本来、恋愛ではポジティブな感情表現をすることが大切になるけど、好きな人に感情表現する人は距離が縮まってきた段階でどうしてもネガティブな感情表現もしてしまう。
恋愛感情を持っているとそこまで器用に立ち回ることができないからだ。好きな人に感情表現をする人はつい喧嘩の原因になるような発言もしてしまう。
付き合ってない関係は脆いことを踏まえると、付き合う前の恋愛で “いい喧嘩の仕方” はないにしても、距離が縮まった分好きな人の前で感情的になることは悪いことばかりではないし、仕方ない部分もある。
なぜなら、好きな人が「好きだから怒るんだ」と気づくと好意を伝える方法になるからだ。
このことを念頭に置きながら、好きな人だからこそ喧嘩になる理由をさらに具体的に見ていこう。
恋愛が思い通りにいかないストレスの強さ(嫉妬など)で好きな人と喧嘩する
どんな理由であれ、喧嘩になる原因は「強いストレス」である。
恋愛感情を持った相手とそうではない相手を比較すると、好きな人はつい「自分の理想」を考えてしまうからこそ、ストレスを抱えやすいという特徴がある。
好きじゃないならムカつかないことでも、好きな人にムカつくことがたくさんある。
その中でも、典型的なのは「嫉妬の感情」だ。
どうしても好きな人には色々な「期待」をしてしまう。なのに、付き合う前は自分が描く理想とはかけ離れた接し方・反応の仕方をされるから、好きな人に持つストレスはただの友達に比べてどうしたって大きくなる。
- 好きな人=好きだから過敏になるし、感情が揺さぶられる。自分への好意も期待するから、ストレスが強くなる
- 友達や知り合い=特に気にしてないし、感情が揺さぶられない。何か期待していることもないから、ストレスが少ない
例えば、恋愛中によく起こることとして、LINEの既読スルーを例に出そう。
どうでもいい人の既読スルーがストレスを与えないわけではないが、相手が好きな人であればどうしても色々考えてしまって、連絡が返ってこない時に強いストレスを感じる。
好きな人に対しては、友達以上に感情の振れ幅が大きいのだ。
好きな人が相手のLINEでは無視されたと思うまでの時間も短くなりがちだし、どうしようか対処の仕方を考えたくなったり、無視された理由を考えてしまうのも好きだからだ。
まだ片思いの頃に恋愛感情が巻き起こすストレスは、彼氏や彼女じゃない以上、理屈では仕方の無いことだと思っても、感情は上手くコントロールできなくて、大きなストレスを感じてしまう。
抱えたストレス量が増えてしまえば、何かのきっかけで爆発することは往々にしてあること。好きな人に抱えたストレスをストレートに表現できないから、違う理由につなげてしまって喧嘩してしまうことも多い。
好きな人と喧嘩する時は相手が原因になることもあるけど、その時に「嫉妬に気づくことができる」と、喧嘩を防げることがある。嫉妬した時のサインに疎い人は下の記事で嫉妬のサインについて学んでおくと良いだろう。そもそも嫉妬されるのは両想いのサインにもなるため、重要な恋愛知識だ。
感情的になりやすい好きな人に対しては、言い合いになった時に言葉がきつくなるから喧嘩してしまう
好きな人に対しては「感情の振れ幅が大きくなる」と説明したが、冷静な時はその強い感情の表現をコントロールできるものの、言い合いになった際など冷静さを失った時は、相手が好きな人だからこそ言葉がきつくなる。
好きな人と喧嘩する時、感情的になる理由が「恋愛感情」になってしまっているのだ。
いつもは、好意を持っている相手に対して「優しさ」をメインに接するし、付き合う前の片思いの時は少し距離を取って接するのが普通だが、喧嘩になりそうな雰囲気になった後は、むしろ好きな人への好意が言葉や態度をヒートアップさせる原因になる。
友達同士の喧嘩より、カップルの喧嘩の方が大きいイメージを持っている人も多いと思うのだが、それは「感情の振れ幅が友達より好きな人(彼氏・彼女)の方が大きくなるから」だ。
片思いを進めるのが苦手な人の中にはピンとこない人もいるかもしれないが、好きな人に言葉がきつくなるのは、いい雰囲気になった以降のことである。つまり、「片思いから両想いに近づいてきた段階の距離感(親しくなった後)」の中で実は喧嘩が起こりやすい。
片思いが進むと、告白するべきかどうか悩んでいたり、より強い脈ありサインを察知しようとしていたり、順調にいかない関係性へストレスが大きくなる。
恋愛が進むと好きな人と仲良くなれたことによる喜びより、それでも付き合ってないという事実が辛い。好きな人に「は?」って思うことが増えるのは、それだけ近づいた関係を象徴しているのだが、言えない気持ちがあるのだから言葉だけがきつくなることもしばしばである。
付き合う前の関係は、あらゆる意味で「我慢が必要」だと感じる機会が多い。恋愛用語では “こじらせる” と言うが、恋愛下手な人がこじらせる時というのは、往々にして好きな人と仲良くなってきた時期なので注意してほしい。
好きな人と喧嘩しやすい時期は親しくなってきたタイミングだ。仲良くなったからこそムカつくことがたくさんある。
好きな人に抱える「恥ずかしさ」を打ち消す態度が強くなることも、片思い中に喧嘩する理由になる
上の記事で詳しくまとめているように、好きな人に対しては「隠したい気持ち」があり、恥ずかしさはその中でも代表格である。しかし、この恥ずかしさを打ち消す態度が喧嘩の原因になることも多い。
「え、もしかして照れてるの?(笑)」
好きな人に聞かれて、本当に照れている時、あなたはどんな反応の仕方をするだろう?
そう、恥ずかしさを隠そうとする態度は、好きな人に取る態度の逆になることが多くて、
「照れるわけないじゃん!何であんたに照れるの笑。自意識過剰じゃない?勘違いしてるならかっこ悪いよ」
こんな意味の言葉を言いがちなのだ。
好きな人だからこそ悪口を言い合うみたいな雰囲気になるのは、恋心というデリケートな気持ちを持っているから。
恋愛の雰囲気が苦手な人ほどこのパターンで好きな人と軽い喧嘩をしてしまうことが多く、ウブなタイプほど探り合いの会話に弱いところがある。
好きな人からちょっとからかわれただけで怒ってしまうのが恋愛下手な人の特徴だ。
好きバレしないように、好きな人に取る態度を打ち消し、まるで嫌いな人に取る態度で気持ちを隠そうとする人すらいる。
恋愛が上手な人でも「ある一瞬」という意味では気持ちを打ち消す態度を取ることは珍しくないけど、それが過剰になって恥ずかしさに負けると、恋愛を進めていくのが難しいだけでなく、好きな人と喧嘩する原因にもなってしまう。
素直な気持ちを表現できないすれ違いが「拗ねる」「意地を張る」理由になって、好きな人と喧嘩する理由になる
好きだから感じてしまう恋愛中特有のストレスは、付き合う前だと素直な言葉で表現されることがほとんどない。好きな気持ちを隠しながら恋を進めていく人が圧倒的に多いからだ。
好きな人を口説き落とすような恋愛をするタイプの人は少なく、関係性をより親密にしていくためには多くの場合で好きな人との「お友達期間」が必要だったりする。
でも、好きな人と友達になって仲良くなれたとしても、素直に自分の気持ちを言えないことが多いのだから、すれ違いは避けられない。
「好きだからだよ…」
こんな風に素直な気持ちを言えたら喧嘩しないで済むのに、好きだと言えないから、
「そんな風に受け取るんだね…、だったらもういいよ!」
ってなってしまって、好きな人とは喧嘩になる。
このように、好きな人と喧嘩する理由には「すねる」「意地を張る」ことも大きい。
伝えないと分からないお互いの気持ちがどうしてもすれ違うのは、すごく大事な気持ちを抱えつつ、それが好きな人に言えないからだ。
ストレスとして抱える感情とは、攻撃的なものもあるけど、それ以上に「不安」とか「心配」の方が多い。
「自分のアプローチはうざいんじゃないだろうか」とか「嫌われたかも」なんて思いながら好きな人と接する中で、それをそのまま表現することができず、違う言葉となって吐き出されたり、無意識に気持ちを試すような言葉が使われ、相手はそれに気付けないから気持ちがすれ違う。
付き合ってないのだから拗ねてるにしても意地を張ってるにしてもよく分からない。好きな人には大事な気持ちを隠しながら接するのだから、このようなすれ違いは喧嘩の原因として片思いの後期によくあることだ。
特に好き同士になった後はずっとお互いのことが気になってるから、ちょっとしたことで言い合いになったり、すれ違ったりすることが珍しくない。
次の見出しで、この「片思いの時のすれ違い」について私の思うところを文章化してみよう。恋愛が苦手な人は、片思いの時にこのすれ違いがうまく処理できていないから注目してほしい。
特に言い合いになる異性に対しては決定的なすれ違いに注意しないといけない。
好きな人と喧嘩したら付き合えないのか:好きだから喧嘩する、片思いの時にすれ違いを起こす二人のその後
特別な感情を持った人だから喧嘩がよく起きることを先に説明したが、ここからは避けることの難しい「片思いの時のすれ違い」を原因にした喧嘩のその後について解説していこう。
好きな人と喧嘩した後、気まずくなったらその程度の関係だったということ
あるきっかけで好きな人と喧嘩してしまい、「すれ違った二人」がそのまま関係性を失っていくことがあるけど、喧嘩の結果として離れていく二人は、多くの場合で必然かなと、過去の経験を振り返って思う。
ドラマでは展開を作る関係でよく「好き同士なのにすれ違う二人」が描かれるが、ドラマに限らず何かのきっかけで相手の本心に気付いたり、存在の大きさや関係の尊さに気付いて、また距離を縮めていくことは現実の恋愛でもよく起きる。
喧嘩することで逆に好きになることも、自分の気持ちに気付くことだってあるのが、恋愛の世界だ。
すれ違いは相手を想う気持ちが強い関係ほど陥りやすいけど、もし本当に気持ちが強いなら、たとえ大喧嘩した後でも再び二人を引き寄せるきっかけがどこかにある。
なぜなら、お互いに思い合う気持ちの強さが、仲直りするきっかけを自ら作り出そうとする行動や態度に繋がるからだ。
二人が喧嘩した後、疎遠になるならお互いで関係修復に動かなかった結果である。客観的に言えば、縁がなかった二人なのだろう。私自身も付き合う前の喧嘩はもう数えきれないくらい経験があるけど、縁がある人とは喧嘩したかどうか関係なく付き合えたし、縁がなかった人とは喧嘩がきっかけでそれまでの関係が嘘だったかのように気まずくなった。
“ご縁” と言ってしまうと何だかオカルトチックになってしまうけれど、現実の恋愛ではこれを感じることが少なくない。特に片思いをしている時に関しては、縁がある人と縁がない人とでは、喧嘩したその後が大きく変わる。
好きな人と喧嘩した後、その後の関係は二人の気持ちと行動で決まる
どんな人間関係も一人で作っていくものではない以上、好きな人と喧嘩した後は二人の気持ちと、その気持ちを前提にした二人の行動でその後の関係が決まってくる。
「大切な人を失いたくない」というのが人間の共通した願いだとしたら、すれ違いで離れていく二人は、「大切な人」と相互に想い合えなかった結果が「疎遠になる」という結果を招いた。
それまでどんな関係だったかを問わず、好きな人と喧嘩することで本当に終わる恋愛は、「その程度だった」という結果を二人で出したということなのだろうと思う。
恐らく、私の人生でも「大事に想い合える関係」であったはずなのに別れた人がいた。確かめることはできないけど、必ずしも結果が全てを表しているとは言い切れない。関係性の強さと想いが結果を決めることに対して、否定するエピソードも浮かばないわけじゃない。
でも、片思いの時にすれ違いが多く起こる中で、例え綱渡りのような状態でも、それを回避したい気持ちを持ち合った人とは、多分ほとんどの場合でわかり合える関係になっていった。
少なくても、「縁がなかった」って意味ありげだけどオカルトチックな言葉で納得できるくらいの「破たん」しかなかったのではないかとよく思う。
好きな人と喧嘩したくないと思って感情を抑えると恋愛はうまく行かない!好きな人と喧嘩したら素直になる力が求められる
好きな人と大きな喧嘩をした時のように、一つの恋愛が終わりかける最後の最後で「素直になれない」のなら、きっと付き合っても上手くいかない。
こう思うようになって、私はいつの頃からか「片思いの時のすれ違い」を過度に恐れなくなった。このことには「好きな人と喧嘩しないようにするデメリット」も関係している。
好きな人と喧嘩したくないからといって、感情を抑えることは心の距離を遠くすることと同じだ。すれ違いを恐れて無難な言葉を使うなら、それこそ友達止まりの恋愛になる。そこから一歩踏み込むことが、どうしても恋を叶えるために必要な「瞬間」がある。
強い想いを持った相手には何かのきっかけで素直になれるし、相手だってそれは同じである。ケンカが原因とは言え、すれ違ったまま離れていく二人は、二人共が原因に加担しているわけだから必然しかない。
だが、それでも本当に素直になれない人がいることを私は知っている。恋愛が苦手な人はこの傾向が顕著だ。
経験則を考えても、理屈からアプローチしても、素直にならないといけない瞬間に「思ったこと」と「別の言葉や態度を取ってしまう人」がいて、もしあなたがそうであったなら私は以下のアドバイスを贈りたい。
- 素直になれない自分を改善したいと思うなら、大切な瞬間だけ頑張る。そのタイミングだけは逃してはいけない
- 自分のせいだけで関係が破綻するわけではないから、相手に求めることがいけないことではない。もう一歩だけ自分から歩み寄ることが大事
- 気持ちを伝えるのは言葉だけじゃなく、態度や雰囲気も含まれる。何かのサインを出さない限り相手はあなたの気持ちを推し量ることさえできないから、言葉にできない気持ちをどう伝えるか考えて実行する
よく好きな人と言い合うになるなら性格を変えるのはとても難しいことだから、自分に合う人を探すことも重要だし、素直な言葉が出ないところを自分の欠点だと思うなら、大事な瞬間だけは頑張ろうとすることが大切だ。
大事な人を失い続けるような状態にまで行っている人は稀だと思うけど、恋愛中はみんなが好きな人に素直になれない自分と戦っている面があるから、「大切にしたい縁」にはそれぞれが自分なりの方法で関係修復に動くようにしよう。
しかし一方で、好きな人と喧嘩した時に仲直りの仕方が分からない人や、どんな行動をとるべきか分からない人もたくさんいると思う。次はその部分を解説しよう。
好きな人と大切な関係を育んでいくには、「自分自身のこと」と「自分の恋愛傾向」を知ることも条件だから、下の診断を受けてみると客観的に自分を見つめることができるかもしれない。
付き合ってない好きな人と喧嘩した時、仲直りするにはどうすれば良いか(基本的な対処法)
この記事を読んでいる人の中には、実際に「付き合う前から好きな人と喧嘩した」という人もいると思う。
では、付き合ってない時の好きな人との喧嘩は、どう仲直りすると良いのだろう?
付き合う前の喧嘩の対処法や解決策を解説する。
いい感じになる前の好きな人と喧嘩した時は、時間を置くことでお互いに冷静になる期間を作る
付き合ってない時期に好きな人と喧嘩した際は、「どれくらい片思いが進んでいるか」という点で、仲直りの仕方や対処法が変わってくる。
あなたと好きな人がまだいい感じになる前に喧嘩しちゃった時は、時間を置くことでお互いに冷静になる時間を作って仲直りのタイミングを計ってみよう。
好きな人と喧嘩した時なぜすぐに謝らない方が良いかと言うと、いい感じ前の片思いの時は、喧嘩してしまった事実を二人で確認するより、時間が解決するように何となく仲直りする方が気まずくなるリスクを最小化できるからだ。
- そこまで親しくない時に真剣な感じで仲直りしようとする=その場では仲直りできるけど、普通に接することができなくなって気まずくなる
- そこまで親しくない時に時間を置くことで仲直りしようとする=最初は気まずいけど挨拶や普段の関りの中で少しずつ仲直りできる、その後もどんどん元の関係に戻っていく
好きな人と喧嘩するとそれだけで気まずいのだが、謝ると「この間はごめんね」みたいに喧嘩した時のことを二人で確認し合うことになるので、「めんどくさい」と思われることがあったり、「もう気にしてないのに」と思われたりして、余計に気まずくなることがある。
簡単に言えば、重いのだ。
もちろん、好きな人が謝ってきたり、好きな人から喧嘩のことを言ってきたりした場合は自分も謝る選択で問題ないので、片思いの喧嘩は「時間を置いた後」で対処するようにしよう。
冷静になれたら、普通は仲直りできる。ここは、好きな人の気持ちを考えても大事なことだ。
焦って「好きな人と仲直りしたい」という気持ちだけで行動すると失敗するから注意が必要だ。好きな人と喧嘩した時は、「すぐに謝りたい」と思っても謝るタイミングをしっかり選ぶようにしよう。
片思いから両想いに近づいてきた段階の「好きな人との仲直りの仕方」
付き合う前に好きな人と喧嘩した場合、もし両想いも疑える状況であった時は、1日から2日時間を置いた後、自分から謝るのが正解となる。(※謝り方は次の大見出しで解説)
この記事で散々解説してきた通り、付き合う前の喧嘩は「好きだから喧嘩になる理由」があって、付き合う直前に喧嘩するカップルも少なくない。
ただ、付き合う前の喧嘩がすべて悪いかと言うとそうではなく、それだけお互いに距離が縮まった証拠になることがあるし、仲直りすることでより二人の距離を縮めることがあって、片思いから両想いになる工程で “喧嘩はつきもの” になることもある。
だからこそ付き合う前の喧嘩は仲直りの仕方がすごく重要なので、すれ違いでせっかく進んだ恋愛を壊さないように、親しくなってる時期だったら少し時間を置いた後、好きな人に自分から謝るようにしよう。
両片思いの状態だったり、お互いにいいなと思い合ってる時の喧嘩を放置すると、仲直りしても恋愛的には今までのように元通りの関係にならないことがある。時間が経つと喧嘩後に距離ができたりするのだ。
自分から謝る際、喧嘩したのが原因で好きな人と気まずくならないコツは、謝った後に何度か話しかけて会話するように頑張ることである。
付き合う前の恋愛中に好きな人と喧嘩した時の対処法は、謝る謝らないより「気まずい期間を短くする」のが最大のポイントだ。
- 喧嘩して謝った後、自分が気まずい態度を取る=好きな人が気まずい雰囲気を感じて、話しかけてこなくなる、避けられるようになる=2人の関係がどんどん冷める
- 喧嘩して謝った後、自分から積極的に話しかける=好きな人が仲直り後の気まずい雰囲気を感じないので、今まで通り話しかけてくれる=2人の関係が戻っていく
付き合う前の喧嘩の仲直りは、ボソボソと謝り合って、イメージ通りの仲直りができないことがある。お互いに恥ずかしくて本音トークできないことも多いのだ。
結果、「謝るには謝ったけど、本音で好きな人が許してくれたか分からない」という状態になりやすい。
しかし、付き合う前に好きな人を怒らせた場合であっても、謝ったのに許してくれないほどの喧嘩は稀で、「どう思っているか分からない原因」は相手が好きな人であるがゆえに不安を持っているから。
これは片思いの時特有の「お互いに不安に思い合っている」という状態も予想されるため、「仲直りした後の態度をいかに普通にするか」という点が、気まずくならない対処法の肝になってくる。
付き合う前に喧嘩してしまった際は、自分から謝るだけに留まらず、仲直りした後で「普通に話しかける」ことまでセットにして解決しよう。
謝り方とか、仲直りの度合いより、普通の会話をなるべく早い段階ですることの方が大事だ。
喧嘩後の会話で無言になると、下の記事で解説している以上に気まずい空気が漂うから注意してほしい。
好きな人とLINEで喧嘩した時の対処法
好きな人との喧嘩がLINEだった場合は、相手が本当に怒ってるか、どのくらい怒ってるか分からないため、最初は様子見で話しかけてみる必要がある。
その時、もし普通にしゃべってくれる状態なら、喧嘩したことを意識しないでそのまま普通の雰囲気に戻っていこう。
LINEの喧嘩はお互いに自然に仲直りしたいと思ってることが多いので、多少の気まずい雰囲気は気にしないことも重要になる。あなたも友達に対して「LINEで喧嘩みたいになったけど次の日会ったら普通だった」という経験があるはずだ。
問題は冷たい態度を取られた時だけど、その場合はLINEで謝るのが正解だ。話しかけた日に「今日ちょっと変だったよね?もしこの間のこと気にしてるならちゃんと謝りたい」みたいな感じで謝って、相手の話を聞こう。
謝り方については次の見出しで解説するけど、LINEで好きな人と喧嘩した時は様子見で話しかけた後、LINEで謝る方が雰囲気を壊さない。
小さい喧嘩をして仲直りしたいと思ったら、どっちが悪いかを問わず、なるべく自分から謝ってなるべく早く喧嘩前の雰囲気に戻すことを考えよう。
好きな人を怒らせた場合で、喧嘩後に無視されるような時の対処法
好きな人と喧嘩した時、「本気で好きな人を怒らせた」「喧嘩後に好きな人から無視されるようになった」という場合は仲直りの仕方や対処法が難しいので、この問題を詳しく解説した下の記事を読んでみてほしい。
付き合う前に好きな人と喧嘩した時「大きな喧嘩」といえるくらいの喧嘩をした場合は、仲直りの仕方に細心の注意をしないと喧嘩した後に音信不通になったり、片思いなのに喧嘩別れしたような感じになってしまう。
好きな人と関係が悪くなった時に「それでも諦めない」と決めるなら、その状況に合った対処法が必要になる。焦る気持ちを抑えて冷静に立ち回ってほしい。
【付き合う前】好きな人と喧嘩した時の謝り方
付き合う前に好きな人と喧嘩した時は、付き合ってない関係だからこその「謝り方」がある。
好きな人と喧嘩した後、「謝りたい」と思った人のために詳しく解説していこう。
喧嘩の大きさで謝り方の重さを決める
付き合う前の喧嘩の仲直りは、「どのくらいの喧嘩だったか」で謝り方を変える必要がある。
普通の言い合い程度だった時は、軽く謝る方が気まずくならない一方で、怒鳴るような喧嘩になった時は重めに謝らないと許してくれないことがある。
付き合う前の喧嘩はこの調整がポイントだ。
ただし、付き合ってない男女の喧嘩(異性との喧嘩)は、往々にして軽めの謝罪の仕方が合っていることが多いので、先ほども触れている通り「謝った後の対応の仕方」の方が重要になっている。
謝った後、元の関係に戻すための努力を意識する方が片思いを進める上で大切だ。
好きな人と喧嘩した時に謝る時のセリフ・言葉
好きな人と喧嘩した時に謝る時のセリフ・言葉は、「謝罪の気持ちを伝える」ことと、「まだ怒ってるか簡単に確認しておく」ことをセットにするのが、仲直りのコツだ。
たとえば、軽めの謝り方をしたい時は、こんな感じの謝罪の言葉が合う。
付き合う前だと、ごめんねと謝るだけではいいよと言われて終わってしまうことがあるため、せっかく謝ったのに仲直りの仕方にならない時が多々ある。
それを回避するために「まだ怒ってる?」などの相手の気持ちを確認するセリフを付け加えるようにしよう。
たとえ社交辞令であっても、「もう怒ってないよ」と言ってくれたらかなり安心できるはずだ。大丈夫だと少しでも思えたら、関係修復するための行動や態度に積極的になる勇気が出るから、どうせ謝るなら謝るだけにならないようにしよう。
一方で、重めに謝らないといけない喧嘩の場合は、こんなセリフで簡単な話し合いのようなものに持ち込むと良い。大きな喧嘩だった時は軽く謝るだけだと仲直りできないことがあるので、もう少し会話できるように謝り方を工夫したい。
付き合ってない異性と大きな喧嘩をした時は、きちんとした謝罪をした後、相手の言い分や気持ちを聞くために、二人きりになれる場所で簡単な話し合いを持つようなイメージでコンタクトを取ってみよう。
特に喧嘩の原因が自分にある場合は、しっかり向き合おうとする態度が好きな人から見て好感が持てる。恥ずかしいからと言って軽めの謝罪の仕方をすると余計にわだかまりを強めることがあるので、注意が必要だ。謝り方が悪いと「そういう人だ」と思われる。
もし、重めの謝罪をした時に「もういいから」と言われた時は、そこで一旦引き下がって関係を修復するための行動を取ろう。
付き合う前は喧嘩しても話し合えない時が多いので、謝罪の気持ちを伝えたら、後は好きな人のリアクション次第で自分の行動を決定して、「喧嘩したけどまた仲良くなれた」という状況を作るための努力をするべきだ。
喧嘩したあと好きな人に謝るタイミング
好きな人に謝るタイミングについても喧嘩の大きさで対応が変わる。
軽い喧嘩だった時は、冷静になった後、周りに聞かれないで謝罪できるタイミングが見つかれば「すぐに謝る」ので良い。
大きい喧嘩だった時は、最低1日~2日時間を置いて「好きな人の気持ちが落ち着く時間」を作るのがコツだ。
好きな人と喧嘩した時は「相手の気持ち」を考えないといけない。軽い喧嘩だったら好きな人が怒っている時間は短いけど、大きい喧嘩だったらしばらく怒りが治まらないことも多いので、謝るタイミングを遅らせる方が良い。
まだムカついてるのに謝られると、仲直りしたいと思う相手にも言葉がきつくなることがある。
気まずい時期を作ってしまうのが主なデメリットなのだが、ひどい喧嘩をしてしまったならしょうがないと思って、最も大切な「謝罪後」のことを考えよう。
謝るタイミングを間違えた時は、むしろ謝ったのがきっかけで無視されるようになる・冷たくなることがあるから注意してほしい。
ケンカした後LINEで謝る時は、「返信がない」に注意!
好きな人と喧嘩した時に「LINEで謝る」という選択をする人もいるけど、軽い喧嘩だった場合はLINEで謝るのが間違いではない。
中にはLINEで好きな人と喧嘩した場合もあると思うので、それなら同じくLINEで謝るのが自然だ。
ただし、好きな人と喧嘩した時にLINEで謝る時は「返信がない」という状況になってしまうことがある点に、大きなデメリットがある。
返信がこない時は焦って対応を間違えることがあるので、LINEで謝るつもりなら下の記事を読んでおくと安心だ。
喧嘩後にLINEを無視されると関係修復が難しくなるので、無難に謝りたいならやっぱり面と向かって謝る方がおすすめだが、片思いだと「謝りたいけど謝れない」ということがあるので、あなたの事情に合わせて謝り方を決めよう。
前述している通り、付き合う前の喧嘩は、小さいものほど自然に仲直りする方が気まずくならないことが多い。「解決したい」という気持ちだけになると間違いを犯しやすいから、ぜひ総合的な判断をしてほしい。
好きな人と喧嘩中の時は「とにかく今の状態を改善したい」と思って焦って行動してしまうことがあるけど、冷静な判断ができない時は自分がとる行動が裏目になることが多いから注意しよう。
好きな人と付き合う前に喧嘩してしまうと多くの人が混乱してしまうが、そんな時こそ「自分を好きになってもらうためにどうするか」の原点に返って片思いに頑張ろう。
言い合いになる異性への対処法
最後に、よく言い合いになる異性への対処法を解説する。好きな人と言い合いになることが多い人も参考にしてほしい。
言い合いになる異性には「言い合いになるシチュエーション」を理解して、その時だけ一歩引く
言い合いになる異性に対しては、「言い合いになってしまうシチュエーション」を振り返って、その状況の時だけ一歩引くように対処しよう。
「こういうこと言ったら言い合いになる」「仕事が忙しい時に話しかけると言い合いになる」など、色々な状況が考えられるが、言い合いになることが分かってるシチュエーションがあるなら比較的対処は簡単だ。
好きな人が言われたくないこと、好きな人が嫌がる接し方も考えよう。
痴話喧嘩みたいな言い合いだったらそれさえ楽しいと思うこともあるが、前述しているように好きな人と言い合いになる雰囲気は恋愛の雰囲気ではない。
付き合いたいと思う相手にはやっぱり甘い会話ができるようになりたいので、言い合いする関係になったら早く次のステップに移ろう。
今までの恋愛の進め方が悪かったわけじゃないので、これからの恋愛の進め方を工夫すれば良い。
そのために、「どんな状況で言い合いをしてるのか」を振り返り、言い合いにならないように対処していこう。
言い合いになる相手には自分がお姉さん・お兄さんになる。いつまでもムキになると喧嘩友達になってしまう
言い合いになる異性に対しては、できたら自分がお姉さんになる、お兄さんになるのが理想だ。
相手が喧嘩をふっかけてくるような感じなら、あなたがムキになると喧嘩友達になっていってしまう。
からかってくる男子や、ちょっかいを出してくる女子には大人な対応をして、相手に「こんな絡み方をしても会話が続かない」と思わせると、少しずつ態度が変わってくる。
言い合いになる異性は無意識に不器用なコミュニケーションを取るタイプも多いから、対応の仕方を変えることで接し方を考えさせるようにしたら変わってくれる。
ムカつくのはわかるが、言い合いになったらもっとムカつくので、大人対応していこう。
好きな人と言い合いになる場合は売り言葉に買い言葉で喧嘩をヒートアップさせない
好きな人と時々言い合いになる場合は、売り言葉に買い言葉で大きな喧嘩をしないように注意しよう。
軽い言い合いなら痴話喧嘩の範疇だけど、何度も言い合いをしてるとお互いに煽り合う形になって喧嘩がヒートアップしてしまうことがある。
二人の雰囲気によっては「からかい合うような会話」が多くなる場合があるが、片思いの展開としては悪くない。相手はじゃれ合うような会話だと思ってることもある。結果的に大きな喧嘩をしてしまうのがマズイので、そこだけ意識しながら次の展開を図っていこう。
言い合いになる関係から恋愛の雰囲気を作っていきたい人は下の記事を参考にしてほしい。喧嘩友達のような感じになった後は「今さら恥ずかしい」と思って余計に素直になれないけど、それは相手も同じだから自分から動かないと雰囲気が変わらない。
まとめ
今回は好きだからケンカになる理由から、素直になれない片思いだからこそ起きるすれ違いについて解説した。
後半は「好きな人と喧嘩した時の対処法・仲直りの仕方」も解説したので、複雑になる片思い後期で好きな人との関係を壊さないように参考にしてほしい。
好きな人には想いのすべてが言葉や態度に表されないし、むしろ恋愛中は真逆の表現も出てくるから、すれ違いはある意味で仕方のないことだと思う。
でも、本当に大切にしたい関係なら、どちらともなくすれ違いを解消するための行動や態度が必ずあって然るべきだ。そうではない関係が「そこまでの関係だった」って答えは、時と場合、シチュエーションの巡り合わせなどで変わってくるとしても、どこかで真理である。
好きな人と喧嘩してしまったら色々とネガティブな気持ちを持つと思うけど、やっぱり根底に持っておくべきことは「伝わらない気持ちを伝えるのは、いつも言葉だ」ってことである。あなたが好きな人と良い関係を築きたいと思うとき、素直さは必ず必要になる。
後一歩届かない恋を繰り返している人は下の記事も読んでみよう。
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