恋愛では「押し引きのテクニックが重要」だとよく言われるが、その理由について考えたことがあるだろうか?
恋愛は好きな人に自分を意識してもらうことから始まる。そこで重要になるのが、恋愛の押し引きを使って好きな人に意識させる方法である。
出会った瞬間にフィーリングカップルになるような恋愛とは違い、アプローチして恋愛成就を目指すなら外見よりも内面勝負だが、「自分をどう伝えるか」はまさに恋愛力が関係する部分で、意識してもらえないと伝わらないことも多い。
そこでこの記事では押し引きの目的や重要性を解説し、その必要性を理解したところで具体的な「恋愛の押し引きの方法」を解説する。
後半は、好きな人に押し引きした時の脈ありの反応や、押して引くアプローチの成功例も取り上げている。
押して引く恋愛の仕方はイケメンや美人じゃなくても成功例がたくさんある。特に社内恋愛では押して引く効果が高いので、ぜひ恋愛における押し引きの意味や効果を理解して効果的なアプローチができるようになろう。
恋愛の押し引きの目的と意味
冒頭から説明しているように、片思いの恋愛は好きな人に意識させてからが勝負である。
仲良くなっていくことから恋愛が始まった場合は好きな人と友達になってしまうことがあると思うが、押し引きできる男性や女性はその危険性を抑えることができている。
押し引きしてると、単純に仲良くなっていく友達関係と思われずに、何か特別な気持ちがあるかもしれないと疑わせることができる。
なぜ恋愛では押し引きが大事だと言われるかというと、押して引くと特別に意識させることができるというのが大きな理由だ。
片思いの時に押し引きする目的
片思いの時に押し引きする目的は、意識的に好きな人の感情を揺れ動かしていくことで、恋愛関係を進めていくのが狙いだ。
気になる人や好きな人と友達になってしまう理由は、二人の関係性に緊張感がなく、恋愛対象として意識されていないから。一般的に言われる “いい人” を演じ、まさにマブダチになろうとするようにアプローチするなら、友達になってしまうのは当然の結果である。
押して引く恋愛の仕方をすると、引く期間で「なぜ?」「どうして?」が相手にたまっていくので、緊張感がなくならず、自分を意識させることができる。
適当に会話するだけだと友達になるのが自然な流れになってしまうので、押したり引いたりすることで自分に興味を引くのが、押し引きする目的である。
押し引きする意味
片思い中に押し引きする意味は「アプローチの効果を最大化させるため」でもある。
単純にアプローチするだけだと好意がストレートに伝わりすぎるけど、押して引くを繰り返すと、引いてる期間があるだけに「押した時の恋愛効果」が上がる。
押し引きというと「引き方(どう引くか)」に注目する場合が多いが、「押し方」も当然大事な要素であり、押し引きをセットでコントロールすることが恋愛テクニックとして使う場合に重要なことだ。
たとえば、「押して押して引く」、「押して引いたその後に一気に押す」など、押し引きにもいくつかのパターンがあり、どんな押し引きの方法を実践するにしても、押し引き両方をなるべく意図的に行っていくことがポイントになる。
好きな人に押すことができる人じゃないと「引く効果」はない
好きな人や気になる人に意識させることを目的に押し引きするのに、押せないまま引いていても相手は何も感じない。
押し引きの効果を話すと恋愛に効果があると思ってすぐに実践したくなる人がいるけど、「押し引きは押せる人がやること」である。
好きな人に押せない人は引いても恋愛効果はない。奥手女子や奥手男子は押し引きを学ぶよりまずは押すことが大事だから、自分が好きな人に消極的なタイプだと思うなら下の記事を読んでみてほしい。

押し引きの基本は押しから!引きの効果を最大化するアプローチ方法とは?
好きな人に押し引きを使って意識させるには、まず「押し方」が大事になる。
積極的にコミュニケーションを取らないとどんな引き方をしても無意味なので、押し引きするなら押した後にするのがポイントだ。
恋愛における押し引きの「押し方」とは?
押して引く恋愛の仕方はまず押すことから始まるけど、「どう押したら良いか」という点は少し単純に考える方が良い。
その方がどんな人も積極的になれるからだ。
あくまでも押し引きの恋愛テクニックという意味では、効果的なアプローチをするより「押してる期間の手数」の方が大事になる。
押した後に引くことで、好きな人の気を引くのが目的だから、最初の押しはあまり深く考えずに、行動することを強く意識しよう。
好きな人や気になる人と仲良くなろうとするすべての行動や態度は、恋愛アプローチとして「押し」に当たる。
もちろんこれだけなら友達にもやってることで、特別な意味は分かりにくい。でも、「引き」と合わせることで単純な「押し」に意味が与えられるので、恋愛経験が少ない人は、なるべく押しの期間に消極的にならないように注意してほしい。
押し方では、好きな人に話しかけることが最も重要だ。会って話すのが一番良いのだが、それが難しいならLINEやメール等の間接的なアプローチでも良い。自発的にコミュニケーションそのものを増やすイメージを持とう。
あなたが好きな人に積極的に関わると、相手から「この人と最近仲良いな」「よく話しかけてくれるな」と思ってもらえる。ここまで積極的にアプローチするのが押しの目安だ。
押し引きのタイミングは、好きな人と友達になったと実感できたタイミングである。いつまでも知り合い程度のアプローチしかできない人は、下の記事を参考に「好きな人ともっと仲良くなる恋愛の仕方」をしよう。

押し引きの効果を高めるにはどうしたら良いか
話しかけたりするのが特に問題なければ、押し引きする前にやっておきたいことは、好きな人を褒めることだ。
褒める内容はあなたの頭に浮かんだほめ言葉で良いので、好意を持っていることが何となくイメージされるような押しができると引きの効果を最大限高められる。
恋愛経験がある人は褒めることで好意を匂わせると、引く期間でさらに自分を意識してもらえる確率が高まる。
恋愛経験が少ない人は褒め方が分からない人も多いと思うので、男女別に解説している下の記事を参考にしてほしい。


かわいいな、かっこいいなと思った時に遠回しでもいいから素直な気持ちを伝えると、「普通の友達とはちょっと違うな」と思ってくれる。
人の心理では、相手が異性として見るなら自分も異性として見るという面があるので、男の子として褒める・女の子として褒めると片思いに効果がある。
引く前の押しの時期に、異性として褒めることができると、引く期間の効果が高まるのでお勧めだ。
押し引きの効果を高めるには「普通の友達以上のこと」が必要になるので少し上級者向けだけど、恋愛が苦手な人に関しても、押しの時期に消極的になってしまうと好きな人と仲良くなるまでの期間がかかって押し引きの意味がなくなってしまうので、頑張って好きな人と関りを持って行こう。
押した後は引く !具体的な「押し引きの引き方」とは?
好きな人にある程度押していくことができれば、相手はあしらうような態度が増えてくる。
最初は、男の子扱いや、女の子扱いしてくれていたのが、友達として接してくるようなイメージだ。
押しのアプローチ前にあった変な気遣いがなくなってきたら引くタイミングになる。
恋愛の引くタイミングを見極める方法
押し引きするタイミングは恋愛アプローチが苦手な人にとって難しい判断になるけど、もし恋愛の引くタイミングに迷ったら、好きな人を褒めた時の反応を見てみよう。
何度もほめていると真に受け続けるのもなんか違うと思われるから、だんだん最初の反応から乖離ができる。
この状態になる理由は、下の3つだ。
- 恥ずかしいから
- お世辞に反応するのが馬鹿らしいから
- 相手の気持ちがよくわからないから
これらが理由となり、好きな人に押していく時期に十分アプローチできたら、好きな人を褒める会話が “当たって砕ける” ような会話になる。反応がないというか、喜んでくれないイメージだ。
この状況になったことを確認できたら、いよいよ押し引きするタイミング(引くタイミング)だ。
押しが成功したら、今度は「引き」を織り交ぜていくことであなたを好きな人に意識してもらおう。
押し引きの引き方とは?
押し引きの引き方とは、それまでしていたアプローチを一回全部やめるのが前提となる。
好きな人に話しかける、LINEする、褒める、好意を匂わせるなど、「好きだからすること」のすべてをやめる。
押し引きの引きは、一気に態度を変えることが一番大事なポイントだ。
「え?」って思われるレベルで一気に引くからこそ、好きな人の気を引くことができる。
ただし、相手を無視するところまで引くと関係が終わってしまうので、話しかけられたら対応するし、職場の男性や女性に対しては必要最低限のコミュニケーションをとる。
個人的な感情で自分から関わらないようにするのが「引く期間にとるべき態度」なので、そこは誤解しないようにしよう。
会話する機会があったら「目を見ない」「そっぽを向きながら話す」のが押して引く恋愛のテクニックになるけど、微妙なパワーバランスが求められるので、初心者向きではないかもしれない。
押し引きで引いてる時期の注意点
押し引きの「引き」を行っている期間の注意点は、ほかの誰かに興味を持ったと勘違いされないように配慮することだ。
押してる状況で好きな人に引くと、好きな人があなたの好意に何となく疑いを持つ。そこで下手に仲の良い異性を作ると「思わせぶりな態度をとられた!」と嫌われることがあるため、好きな人に引くと決めたら他の女や他の男とは仲良くしないことが重要だ。
好きな人に引いてる期間は「もっと気が引きたい」という想いから「ちょっと嫉妬してほしい」と思うこともあるけど、押し引きするなら目的は自分を意識させることなので嫉妬させようと思うのは間違いである。
そもそも好きな人を嫉妬させるには「すでに意識されてる、気になる存在くらいにはなれている」などの条件があるため、今のあなたに可能かどうかを考えて逆効果になることには慎重でいよう。
もし好きな人を嫉妬させる方法に興味を持ったら下の記事を参考にしてほしい。嫉妬させようとすること自体はタイミングによって間違いというわけではない。
押し引きの「好きな人から引く期間」とは?
好きな人から引く期間については、毎日話しかけていた、毎日LINEしていた人だったら最初は1週間までを目安の期間にしよう。
連絡頻度が高かったなら「3日LINEしない」のも効果的な引き方だし、毎日複数回話しかけていたなら「5日話しかけない」くらいでも気を引くことができる。
押し引きの引きは「急にどうしたの?」と思わせることで気を引くことを目的にしてるので、あなたのアプローチの強度で引くべき期間が変わる。
あくまでも押し引きを使って好きな人を意識させるなら、押したり引いたりして気を引く必要がある。好きな人とのコミュニケーションが多かった人は3週間から1ヶ月引くとせっかく作った関係性を壊す結果になりかねないから注意しよう。
週に何度か話しかける、週に2回から3回LINEする人は、2週間を引く目安の期間と考えると良い。「ちょくちょく話しかけてくれてたのに、先週も今週も話しかけてくれなかった」と思えば「なんでだろう?」と考えさせることができる。
好きな人から引く期間を思い切って1ヶ月や2か月引く人もいると思うのだけど、恋愛では押し引きすることが大事なのであって、引いてばかりいる人は好きな人の気持ちを動かない。押したり引いたりするから真意が気になるのだ。
押し引きを恋愛テクニックとして使うなら、好きな人から引く期間を短くするのがコツであり、「押して引くを繰り返す」のがコツだ。
アプローチしていた時期から引く時間が長くなると、どうしても疑いや不信感に変わっていってしまうし、最初は色々考えてくれてもだんだん気にならないようになっていく。
押し引きの引き方についてはあくまでも「また押すまでの期間」をイメージしながら設定しよう。
好きな人から完全に引くなら2ヶ月から3ヶ月期間を置いて、片思いを仕切り直す
この記事を読んでる人の中には、「好きな人から一度完全に引く」ことを検討している人もいると思うけど、もし脈なしの片思いを仕切り直す意味で引く場合は、2ヶ月から3ヶ月くらいの長期間引く方が仕切り直し効果が高い。
押し引きの恋愛テクニックは押したり引いたりする恋愛の仕方だから短い期間が推奨されるけど、好きな人から一回引くと決めたら最低1か月間は引いて、様子を見ながら2ヶ月くらい引く方が良い。
このくらいの期間引くと好きな人の印象もだいぶリセットされるので、改めてアプローチする意味が出てくる。
中途半端な押し引きの仕方をすると余計にイメージダウンすることがあるので、完全に引くと決めたら1ヶ月は距離を取ろう。
押し引きの「引く効果」とは?
きちんと押せていたなら、好きな人はあなたからのアプローチに慣れていた分、引かれると寂しさを感じることになる。
「引く」ことでアプローチを受けていた時に自覚してなかった感情に気付くことがあるのもポイントだ。
優しくしてくれていた人が急に引くと、感じた寂しさの原因を恋愛感情と結び付けて考えることがあり、「好きだったかもしれない」と片思いに気づく瞬間になることもある。

好きな人からすると「自分のことが好きだったぽい人が離れていく」のだから、相手と自分の関係性を振り返ることがよく起こるのだ。
そこで「余計に気になる」「意識してしまう」と思うのは、感じている寂しさの理由を考えるからである。
したがって、好きな人と仲良くなっていればいるほど引いた時の効果は大きくなる。
LINEの押し引きについては下の記事を参考にしてほしい。

引きから押しへ切り替えた時の好きな人の反応に注目!押し引きした時の脈ありサインとは?
押し引きの「引き」が終わったらまた前に戻って押していくのだが、この切り替わりの一発目のコミュニケーションでは好きな人の反応に注目しよう。
押し引きした時の脈ありサインが出ることがある。
押し引きが成功した時の好きな人の反応、押して引いた後の脈ありサイン
押し引きが成功すると、好きな人が「連絡がなかったからどうしたのか思ったよ」とか、「体調でも崩してたの?」と質問してくる。
これが、押し引きした時の脈ありサインだ。
何とも思われてない場合は引いていた期間のことがまったく話題にならない。それこそ引いた意味がなかったと思うくらい普通の態度をとるから、押し引きした後の脈ありと脈なしの違いは明確だ。
その他にも、話しかけたら嬉しそうな表情をした、驚くようなリアクションがあったなどなど、ちょっとでも違和感がある反応をした場合は押し引きした意味があったと考えよう。
この程度だと脈ありサインとまではいかないが、押し引きしたことを気にしてくれてる反応の仕方は、前向きに脈ありの態度だと捉えて良い。
好意的なリアクションをされたら押し引きをくり返して「何を考えているか分からない人」になっていくと、ミステリアスな感じが「意識させる」「気にさせる」のに有効に働く。
ただし、恋愛の雰囲気だったり、好意を持ってる人の雰囲気が分からない人は、付き合う前の恋愛で「脈ありかどうか分からない」という状況に陥りやすい。
恋愛のサインは非常に微弱なことが多いから、恋愛関連に鈍感な人は好きな人の気持ちが分からない状況になることが多いだろう。
では、好きな人に押し引きした後、どうすれば脈ありか脈なしかもっと具体的に分かるのだろう?
見抜き方を解説する。
積極的に押し引き後の脈ありサインを見抜くコツ
引いた後に押す時は、「ちょっと久しぶりだね」「寂しかった?」というセリフが言えると、現状の片思いが脈ありか脈なしか分かりやすくなる。
押しが無くなったことを気にしていたような言葉が出た時は、ただ喜ぶのではなく「寂しかった?」と気付きを促すような言葉をかけるとベストだ。
そこで好きな人の心の中でキュンとするなら、それが恋愛感情から寂しさを覚えていたのだと気付く瞬間になるし、そこまで行かなかったとしてもドキッとする言葉なので片思い中なら頑張ってみたい。
積極的に押し引き後の脈ありサインを見抜こうとすると気まずい雰囲気が漂うこともよくあるが、それが恋愛に必要な「緊張感」である。
恋愛で押し引きする意味には、意識し合う雰囲気を作ることも含まれているので、押し引き後に気まずい雰囲気が出たら、むしろ「意識されてるサイン」だと思って押していこう。
普通にされるのが一番マズイ。
ただの友達では1週間から2週間話しかけなかったくらいで気まずい雰囲気にはならないから、普通の態度を取られたら脈なしだと判断しよう。
押し引き後、引いていた期間の話題になった際は気まずさをフォローするようにコミュニケーションを取ると良い。付き合う恋愛の仕方を前提にすると、二人の間に緊張感は必要だが、緊張感を煽る必要はない。
少し上級者向けの恋愛テクニックだが乗り越えれば友達にならず意識してもらえる方法になる。

押し引きの成功例:押して引く恋愛の成功例、押して押して一気に引くアプローチの成功例
このパートでは、押し引きの成功例を5つ解説する。
どんな状況、どんなタイプに押し引きすると効果的なのか知っておこう。
好きな人と友達になってしまった後、押し引きしたら付き合えた
押し引きが有効なシチュエーションとは、「好きな人と友達になってしまった時」がまず挙げられる。
好きな人に一生懸命になると、好意を伝えて恋愛を進める感覚より、好きな人に気に入られるために一生懸命になってしまい、いい人になってしまうタイプがいる。
こんなタイプの人は押し引きを使って好きな人に意識させる方法が有効で、私の恋愛コンサル経験でも10件以上の成功例がある。
好きな人と友達になってしまって恋愛が進められなくなったら、押し引きの恋愛テクニックを使ってみよう。女性は下の記事も参考にしてほしい。

好きな人がいい人タイプの人だと押し引きする効果が高い
逆に、好きな人がいい人タイプの場合も、押し引きする効果が高い恋愛パターンだ。
性格がいい人は普段色々な人から好かれているから、押し引きする人が現れたら時々冷たい態度を取られることで「なんで今日は冷たいんだろう?」と思いやすい。
いい人だからこそ、冷たい態度を取られることに慣れていないから、引かれると気になる理由になって、落ちやすくなるのだ。
好きな人がいい人タイプの場合はその人の好きなタイプも「性格がいい人」になりやすい傾向があるのだけど、正攻法のアプローチで手ごたえがない場合は押し引きしてみると現状が変わることがある。
これも成功事例の多いパターンである。
押して押して引くアプローチをしたら好きな人と付き合えた
押して引く恋愛の成功例は積極的なタイプの男性や女性に多いのだが、その中でも顕著なのが「押して押して引くアプローチ」をした人だ。
押して押して引くと相手は明らかに好意に気づくが、急に自分から離れて行くので「失った感」が非常に強まるという特徴がある。
「何かしてしまったのではないか」「どうしてあんなにアプローチしてきた人が離れて行ったのだろう?」と考えると悩みになる場合もあって、必要以上に気にしている自分に気づくと、自分の恋愛感情を疑い出す。
これは実際に自分がされるとわかるのだが、「押して押す」くらいアプローチしてくる人はだんだんしつこいイメージに変わるので、急に引くとどうしても気になってしまう。
もし好きな人ができると頑張りすぎてしまうという人は、押して押して引く恋愛の仕方をすると好きな人と付き合える可能性を高められるだろう。
付き合う前の押し引きは押せる人ほど効果が高い。押して押して一気に引くと思った以上に自分を意識してもらえる。わざと押しまくる期間を作るのもアリだ。

好意を伝えた後引く人も成功例が多いパターン
押し引きの成功例では「好意を伝えた後引く人」も多い傾向がある。
押して押して引く恋愛の仕方と似ているが、好意を伝えた後引く人は、もう少しストレートに好意を伝えているのが特徴だ。
告白はしないけど、好意に確信を持たせてから一気に引くことで、暗に答えを迫るアプローチをする。
この方法で成功する人は、十分に好きな人と距離を縮めていて、何度かご飯や飲みに誘い、居心地がいい雰囲気を作った後で「なぜ誘うか」「どうして二人で会うのか」を遠回しに伝えた後で引くから、相手は自分にバトンがあることを強烈に意識する。
普通に告白されたら付き合うか付き合わないかにすべての意識が向かって失うデメリットを意識しないこともあるが、好意を伝えた後引かれると答えを出すべき問題に「今までの関係を終わらせるか」という部分が加わるので、答えが変わる可能性がある。
『統計から分かる「告白が成功する条件」~タイミング・時期・場所・方法~告白経験者233名の分析結果から見えたこと』で解説している通り、成功率が高い告白の仕方がしたいなら好意を伝えるだけじゃなく、付き合ってほしいと言うことも大切なのだが、微妙な恋愛になった時は「好意を伝えた後引く」というアプローチも効果的だ。
特に職場恋愛や社内恋愛だとはっきりした答えを出す恋愛が難しい関係性であることも多いので、好意を伝えた後引くアプローチをする人が意外といるし、成功例も多い。
好きな人に好きバレしてる時は押し引きすることで揺さぶるアプローチが成功しやすい
好きな人に好意がバレてしまった時は、押し引きすることで好きバレのデメリットをメリットに変えることができる。
自分を好きだと分かると気まずい態度を取る人がいたり、変に余裕がある態度を取る人がいたりして恋愛の進め方に迷うけど、好意を確信された時は押し引きを使って違和感を与えると、二人の雰囲気が変わってくることがある。

特に女性は押し引きするべき状況と言えるくらい、急に冷たくするメリットがある状況なので、好きな人に気持ちがバレたら押し引きすることで余計に気になる存在になっていこう。
好意がバレるほどアプローチできるのは好きな人と付き合う上ですごく良いことだから、「その後の恋愛の進め方」として押し引きすることを検討してみると良い。

まとめ
今回は、押し引きの恋愛テクニックについて徹底解説した。
押し引きの効果や目的、具体的な方法だけでなく、押して引く恋愛の成功例も取り上げたので、ぜひあなたの恋愛に活かしてもらえたらと思う。
今回のポイントは好きな人の感情の揺さぶりである。
ただアプローチをしていても恋愛が発展していかない時には、押し引きの恋愛テクニックが有効に作用する。
押し引きする時に気を付けたいのは、好きな人の警戒心を刺激しないようにすること。
押し引きの方法が間違っていた場合は「チャラい」とか「ナンパだ」と思われて軽い人というイメージを持たれる。真面目な恋愛ではデメリットが大きいため、引くときは他の異性と仲良くしないことが重要である。
ときどき押し引きする時に好きな人に嫉妬させようとする人までいるが、急に態度を変えるだけでなく、嫉妬心まで煽るのはアプローチとしておすすめできない。
恋愛テクニックを使うときはもう少し単純に考える癖をつけていくと恋愛がうまくいく。押し引きをあまりに巧みに行おうとすると陥り易いミスなので、十分注意してほしい。
アプローチの基本は素直な気持ちを伝えていくことにあるので、その点を忘れずに好きな人を振り向かせよう。

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