付き合う前の恋愛では、脈ありサインも脈なしサインも微妙になることが多いため、女性が勘違いしやすい男性の言動がいくつかある。
「脈ありだと思ったら脈なしだった」
「脈なしだと思ったら脈ありだった」
片思い中にこんなことが頻繁に起こるのは、付き合ってないと好きな人の言葉や行動・態度は、答え合わせ(本音や本心を知ること)ができないからだ。
それでも、男心や男性心理を理解している女性は「男性のわかりにくい発言」をしっかり吟味して脈ありか脈なしか把握できるのだが、実際に好きな人に言われると「脈なしかも…」って瞬間的にショックを受けてしまう女性も多くて、せっかくの脈ありサインを脈なしサインだと勘違いしてすれ違ってしまうことさえある。
そこで今回は、脈なしだと思ったら脈ありだったという「分かりにくい男性の言動」について、12個のトピックスを用意して詳しく解説する。
絶対脈なしだと思ったら勘違いだったという経験はその場で気づけないことも多いので、正確な判断ができるようにぜひ参考にしてみよう。脈なしすぎて笑える、脈なし過ぎて泣くと思うような時でも、勘違いが起こっていることがある。
恋愛では、表面的な言葉の印象だけで、相手の気持ちを考えない心理の読み方をしてはいけない。男性の微妙な発言に起こる勘違いを防いで、好きな人と付き合える恋愛の仕方をしてほしい。
この記事のラストでは、「年上男性の恋愛サインがわかりにくい理由」についても触れている。
- 男性は、なぜ女性が脈なしだと勘違いするような「わかりにくい言動」をするのか
- 脈なしだと思ったら脈ありだった言動① 「あれ?彼氏いないんだっけ?」「彼氏と別れたんだっけ?」と興味がなさそうな言い方で彼氏のことを聞く
- 脈なしだと思ったら脈ありだった言動② 「ダメ男好きになりそうだよね~」「付き合ってもすぐ別れるタイプでしょ?」
- 脈なしだと思ったら脈ありだった言動③「ちょっと元カノに似てる」(※雰囲気や仕草など含めて)
- 脈なしかと思ったら脈ありだった言動④ 「髪切ったの?ちょっと微妙じゃない?」「髪型変えたの?あんまり似合ってないよ」
- 脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑤ 「いいよ、やっとくから」「しょうがないな」(※冷たい態度で優しくする男)
- 脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑥ 「そんなことも知らないの?」とバカにしてくる上から目線の発言
- 脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑦ 「ちょっとグチ聞いてもらってもいい?」「今日はちょっと元気ないんだよね」とかっこつけてくれない態度を取る
- 脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑧ 「いつか飲みに行こうよ」「今度ご飯行こうよ」と曖昧な誘い方をされた
- 脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑨ 「○○のこと好きなんでしょ?応援するよ」と、好きな人から恋を応援される
- 脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑩「間違ってるよ」「直した方がいいよ」と本気で怒られる、注意される
- 脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑪ある瞬間だけを切り取った「可愛くない」と言う発言
- 脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑫「友達じゃん」「友達でしょ」など、好きな人から友達と言われた場合
- 年上男性の恋愛サインがわかりにくい理由:脈なしだと思ったら脈ありだった経験は年上がタイプの女性に多い
- まとめ
男性は、なぜ女性が脈なしだと勘違いするような「わかりにくい言動」をするのか
最初に、簡単ではあるが「男性が分かりにくい言動をする理由」について触れておく。
男性は、なぜ女性が脈なしだと勘違いするような分かりにくい言動をするのか。
これが分かっていると、脈なしだと思ったら脈ありだったというパターンを相当見抜きやすくなる。
男性が天邪鬼な発言で、女性に脈なしと勘違いするような言い方をする理由
男性が好意を持っている女性に微妙な言い回しで発言するのは、下の7つが主な理由になっている。
女性は、好きな人に天邪鬼になってしまう男性心理(本音とは裏腹なことを言う心理)を理解しておくと「絶対脈なしだと思ったら勘違いだった」というケースを減らせるので、下の内容を覚えておこう。
脈あり男性が脈なしっぽい発言をする理由
- 自信がないから
- 好意がバレたくないから
- 嫌われたくないから
- ガツガツしたくないから
- 気を遣って…
- 冗談ぽく言わないと恥ずかしいから
- 探りを入れているから
「アプローチするなら男らしい態度がいい!」というのは男性側もよく分かっているのだが、好きな人ならもちろん、気になる女性に対してもなかなか自信満々にアプローチするのは難しく、好意を持っている女性の前では男心もそこまで単純ではない。
女性からの脈ありサインを感知したり、場が盛り上がると男性心理は調子に乗ってどんどん単純になっていくのだが、何気ない瞬間にポロっと出る言葉には微妙なセリフがどうしても出てくる。
中にはわざと脈なしだと思わせる「好意の否定」をすることすらあるため、簡単に1つ2つの発言で「脈なしだったら諦める」という女性は恋愛下手になりやすいから注意しよう。
「絶対脈なしだと思ったら勘違いだった」「脈なしだと思ったら両思いだった」という経験をする女性に共通していること
絶対脈なしだと思ったら勘違いだった、脈なしだと思ったら両想いだったという経験をする女性の多くは、付き合う前の恋愛における微妙な心理が織り込めていないのが共通点になっている。
自分は好きな人にそんなに積極的になれないのに、相手にだけ「好きだったら○○」と単純な恋愛行動を取るように求めてしまい、そうじゃない現実を見ると「脈なしだからだ」と思ってしまう。
確かに脈なしに気づかない女性は痛いし、片思い中に期待ばかりするのは辛いことだが、付き合ってない男女の会話はどうしても探り探りになるから、本心が分かりにくい言葉ばかりだ。
付き合う前の男女は、特にいい雰囲気になっていく二人こそ独特の緊張感があるため、本音を隠したり、本心を悟られないようにわざと脈なし発言をすることがある。
好きだとバレたら普通に接することが難しくなるのだから、これは処世術に近い「普通の態度」だ。
気になる人や好きな人と話す時は、このことを意識しながら相手が持つ自分への気持ちを量ろう。仲良くなる途中の「勘違いしやすい発言」には十分気を付けてほしい。
では、具体的に「脈なしだと思ったら脈ありだった」という分かりにくい男性の言動を紹介しよう。
脈なしだと思ったら脈ありだった言動① 「あれ?彼氏いないんだっけ?」「彼氏と別れたんだっけ?」と興味がなさそうな言い方で彼氏のことを聞く
最初に紹介する男性の言動は、「聞きたいことを興味のないフリをして聞くパターン」だ。
見出しに挙げたセリフは、言い方次第で受け取り手の女性が「興味を持たれていない」と思い、脈なし発言だと勘違いする。
しかし、男性はそもそも興味がない女性に「彼氏がいるか」を確認しないし、興味を持っていない時ほど男性は「彼氏いるの?」とストレートに聞く。
女性は、意識しているからストレートに聞けない男性心理を疑うべきタイミングだ。
微妙な聞き方で彼氏のことを探ってくる男性は、脈なしではなく脈あり男性
その他にも「彼氏ってどんな人なの?」とか「彼氏は何してる人?」など、彼氏がいる前提で彼氏の有無を聞いてくるパターンも、脈なしだと思っていたけど脈ありだったパターンのあるあるになっている。
男性心理としては、相手の女性に彼氏がいても傷つかないように予防線を張っていて、ショックを受けても会話が流れやすいように、好意があるからこそあえてカマをかけた言動をしている。
文字で読むと微妙な違いに感じる女子も多いと思うのだけど、あくまでも男性は意識してる女性にほど「興味のないフリをする」ので、実際には勘違いが起こりやすくなっているポイントだ。
男性としては、わざと好意がない振りをしながら探りを入れていることがあるから、「質問の意図」を考えないといけない。このパターンは、「結局、何を聞かれたか」を意識していれば、脈なしだと思ったら脈ありだったという時に早めに気づくことができる。
女性の恋愛事情を探ってくる男性は、むしろ微妙な態度の時こそ脈ありだ。男性の本音を確かめたいと思ったら、「どうして気になるの?」と聞いて彼の態度を見てみると良い。ちょっとでも慌てたり、言い訳したりするなら、あなたの恋愛事情が気になってるから質問したと確定する。気があるということだ。
もし本当に脈なしだったら、気が抜けたような表情で返答してきたり、笑いながら否定してくる。違いをイメージしてから質問すれば、分かりにくい脈あり男性が見抜けるようになる。
天邪鬼な男性はどうしても言い方が微妙になるので、脈ありを脈なしと勘違いしないようにしよう。
脈なしだと思ったら脈ありだった言動② 「ダメ男好きになりそうだよね~」「付き合ってもすぐ別れるタイプでしょ?」
次に紹介する男性の言動は「聞きたいことをからかって聞くパターン」だ。これも、男性が好きな人や気になる人にやりがちな行動だ。
脈なしだと思ったら両想いだったパターンでは、男性側が好きな人をからかってることが多い
大見出しに挙げた「ダメ男好きになりそうだよね~」「付き合ってもすぐ別れるタイプでしょ?」みたいなセリフは、相手女性の好きなタイプや恋愛事情を聞こうとしているが、からかう聞き方をすることで男性は興味を持っていることを隠し、好意を隠している。
女性に「ろくな恋愛してなさそうだと思われている」とイメージさせることで、男性側が脈ありサインを隠しているから女性は脈なしだと勘違いするが、この発言をする男性の目的は「相手女性の恋愛事情を探ること」にある。でも、マジな雰囲気で恋愛遍歴などを聞けば、気になってるのがバレるから「からかう雰囲気で聞く」のだ。
このように、男性側が好きな人をからかってると、女性側は「女として見られてない」と思うから、本当は両思いなのに脈なしっぽいと勘違いしてしまう。
しかし、下の記事で詳しく説明しているように、男性は好きな人をいじめたい心理を持っているため、積極的で明るいタイプの男性は、好意を持っている女性ほど「からかって情報を引き出す」というアプローチをしがちだ。
からかってくる男性は、むしろ脈ありの可能性が高まることをぜひ理解しておいてほしい。男性は興味がない女に積極的に関りを持とうとしないし、脈なし女の恋愛事情を聞くこともない。
一見まじめそうで女性をからかわないタイプの男性も、奥手な男性だったらストレートに聞けない心理から冗談っぽい言い方をしやすく、それがからかってるような態度になるから、このパートで解説した内容は多くの男性にあるあるとなっている。
モテる女性は心当たりのある男性のセリフだろう。
男性から恋バナを振ってくる時は、脈なしっぽい雰囲気を出しても実は脈ありだったパターンが多い
恋愛上手になりたい女性は、男性が恋バナをしてくる時点で恋愛対象になっていることを知っておこう。
特に、何の前後関係もない話題から男性が急に恋バナを振ってきた時は「女性として興味を持たれている」ことが疑えるサインだ。
その会話中の発言に脈なしの言葉があったとしても、本当に興味がない女子に対して男子は恋バナを振る確率が低い。そもそも興味がない女の恋バナを聞いても面白くないからだ。
これも、1つ目の見出しで取り上げた発言と同じように、結局聞かれていることが「相手女性の恋愛事情や恋愛傾向」についてなので、聞き方で「脈なしだと思ったけど脈ありだった」なんて経験にしないようにしっかり判別しよう。
男性が女性をからかうような感じになる時は「真剣な感じで聞けない」「自然なトーンじゃ聞けない」と思ってることがよくある。分かりにくい脈あり男性を見抜く時は、このことをぜひ思い出してほしい。
ただし、普段の態度まで好きな人が恋愛対象外の女性にとる態度を見せている場合は、言い方や聞き方で「脈なしだと思ったら脈ありだった」というパターンが少ないので、現状が厳しそうなら下の記事でチェックしてみよう。
脈なしだと思ったら脈ありだった言動③「ちょっと元カノに似てる」(※雰囲気や仕草など含めて)
別れた元カノに似ていると言われて素直に喜ぶ女性は少ないと思うけど、男性が女性に元カノに似てると言う時は、脈なしの意味よりも、脈ありの意味であることが多い。
実際に、脈なしだと思ったけど脈ありだったパターンになっている「男性の分かりにくい言動」だ。
元カノに似てると言われたらどんな意味がある?(男性心理と本音)
もちろんすべてが良い意味ではないのだけど、「元カノに似てる」と伝える時の男性心理には、こんな気持ちも隠されている。
元カノに似てると言う男性心理
- 好きなタイプであることを伝えている(もともと好きだった人に似てるから)
- 気にしているサインを出している(元カノと似てるとつい気になる)
- 親しみを感じている(付き合ってたくらい仲が良かった人に似てるから)
「(男性の)知っている人に似ている」と言われた時も同じような意味があり、芸能人に似ていると言われればその人物によって分かりやすいサインになるけど、元カノに似ていると言われた時は、デリカシーのない発言にショックを受けるだけで終わらず、男と女の心理の違いを念頭に、彼の言動をもう少し注意深く分析してみよう。
脈なしだと思ったら脈ありだったと気づけることもあるはずだ。
こう考えていくと、今回のテーマでは「男性の不器用さ」も関係しているように感じる。アプローチとしてやっていることが実は相手の女子からすると微妙な態度で、脈なしだと思う原因になることがある。
- 男性心理では良い意味で言ってるが、女性心理では悪い意味に聞こえるから、女性はショックも手伝って絶対脈なしだと勘違いする
ショックなことを言われた時に女性がイラっとして攻撃的な反応をすると相手男性にもイライラが移って上手く行かないから、楽しく会話を回しながら彼の真意・本音を確かめてみよう。
付き合ってない男女の会話は、「好意」があっても色々なところで勘違いが多くなっている。
元カレを嫌いになって忘れるタイプの女性は理解しにくいかもしれないが、男性心理では昔付き合っていた元カノを良い思い出にしがちだ。
過去に付き合った女性のことを「実績」のように捉えるところもあるくらいだから、過去の彼氏のことを「消したい過去」のように捉える女性は、男女間の心理の違いを理解しておこう。元カノに似てると言われたら、男性心理としては褒め言葉であることが多い。
>>男性が元カノを思い出す瞬間は~元カノと別れたことを男性が後悔するとき
脈なしかと思ったら脈ありだった言動④ 「髪切ったの?ちょっと微妙じゃない?」「髪型変えたの?あんまり似合ってないよ」
脈あり男性がやりがちが「デリカシーの無い発言」をもう一つ紹介しよう。髪型についての男性の微妙なセリフだ。
見出しに挙げた言葉を残念そうに言う男性は相手女性に「髪を切って可愛くなくなった」ことを伝えているように感じる言葉だが、髪を切ったことに気づいてくれた点で脈なしだと言い切れないセリフになっている。
むしろ、細かいところに気づかない男性の特徴を踏まえると、脈なしっぽいけど脈ありの時にありがちな発言になっている。
では、なぜ好きな人や気になる人に「髪切ったの?可愛いね」と言えないかと言うと、ここでも男性の不器用さが出ているところで、天邪鬼な言い方をしてしまうのは「好きだと悟られたくないから」だ。
「髪切ったのかな?」と気になるから声をかけるけど、「可愛くなったね」とまでは言えないのである。
脈なしだったら女性の変化に気づかないし、声をかけないのが男性心理
男性は好意を持っていない女性の容姿の変化なんて気づかないから、もし「髪切ったの?」とか「ネイル変えた?」とか「今日の服装いつもと違うね」みたいに言われた時は、言い方やセリフの内容で脈なしだと決めつけず、「よく見てくれてる」という事実に目をやると、脈ありに気付けることがある。
髪切ったのに何も言われない時の方が脈なしの可能性が高い。
それともう一つ大事なポイントがあって、もし「髪切ったの?前の方が良かったんじゃない?」みたいに言われる時は、「前の髪型の方が好きだった」ということを暗に伝えている場合もある。
このケースも、脈なしだと思ったけど脈ありだったと勘違いするパターンであるあるになっていて、男性としては意識している女性だからこそ、髪形を変えたことにツッコミを入れたくなって何か文句のようなことを言ってきている可能性がある。
興味がない女性に男性はわざわざ容姿に関して声をかけたりしないから、「見た目の変化を肯定してくれない時」でも、脈なしだと判断するのが間違いになることがある。
この点は、メイクやファッションにも言えることなので、「あれ?雰囲気変わった?」などの発言の後、ネガティブな言葉をされてもその言葉が「好意をごまかすための発言」になってることがある。
好きな人が残念な方向に変わると、何か言いたくなるのが男性心理
男性は「なんで髪型変えちゃったんだよ。可愛かったのに…」という気持ちで、女性にツッコミを入れることがある。ある程度、仲良くなってる時に起こることだ。
これもストレートに言えば女性の勘違いは防げるのだが、意識している分、なかなか素直な言葉では言えないというのが相手男性の心理である。
バカにしたようなからかい方で髪型やファッションのことを言われたりした時も、男性の本音は別にある可能性があるから、いいなと思う男性に対しては素直に言えない男性心理を踏まえた接し方をしよう。
脈なしだと思ったけど脈ありだった…という体験をしないためには、特に10代から20代前半は「好きな人の言葉を良い意味に捉える」という前向きな姿勢が重要になってくる。なんやかんや話しかけてくるのは興味の表れだし、何か言ってくるのは気持ちがあるからだ。
付き合う前の片思いはどうしてもお互いに微妙な言い回しをしがちなので、ネガティブに考え始めるとあらゆる言動が脈なしサインに思えてくる。これからは、もう少しだけポジティブに片思いできると、裏に隠された彼の本音に気付けることがあるはずだ。
男性は女性よりも社交辞令が下手なので、「(自分的に残念な気持ちで)前の方が可愛かったのに…」と思って、つい好きな人や気になる人にも無神経な発言をすることがある。
特に好きなタイプが男っぽい男子だったらあるあるになっているので注意しよう。もし「脈なしだと思ったけど脈ありなの?」と思ったら、女性の方から「髪切る前は可愛かった?」「前の髪型だったら可愛い?」と聞いてみると少し雰囲気が変わるかもしれない。
脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑤ 「いいよ、やっとくから」「しょうがないな」(※冷たい態度で優しくする男)
「いいよ」とか「しょうがないな」という発言は、捨て台詞のように男性から冷たく言われたら女性が傷つく言葉だが、男性は気になる女子をフォローしたり手伝う時に、ぶっきらぼうなセリフを選びがちだ。
冷たい態度で優しくする男性は、実は脈あり男性だったと後からわかるパターンが多い。
男性心理では、好きな人に優しくする自分が恥ずかしかったり、態度と一緒に言葉まで優しくすることで好きバレすることを心配することがよくあって、好きな人への接し方では態度と言葉が矛盾することが多々ある。
こんな時に女性が脈なしだと思ってしまうのは男性の言葉が優しくないからだけど、態度が行動が優しい男性は、高確率で何らかの好意を持っていることが多いので、男性の本音を勘違いしないようにしよう。
特に女性心理は言葉を大切にするので、態度よりも「冷たい言い方」で脈なしだと勘違いすることが多いから十分に気を付けてほしい。
結局、助けてくれるなら優しさは受け取っているのだが、女性としは「言われた一言」にショックを受ける。脈なしだと思ってたけど、脈ありだったパターンとして多いシチュエーションである。
男性は脈ありの女性に王子様のように優しくしないから、女性は意外と簡単に脈ありを脈なしだと勘違いする
脈なしだと思ったら脈ありだったと勘違いしないためには、女性は男性の優しさが “王子様” のような態度にならないことを知っておこう。
そんなタイプもいるにはいるが、全般的にはかなり少数派だ。恋愛経験豊富な男性だったり、女慣れしてる男性しか、わかりやすい態度が取れない。
普通の男性を想定した時、付き合う前だともっと不器用に優しくするのがリアルな男性の態度であり、脈ありサインである。
男性の立場になると分かることだけど、恋愛感情を持っている相手に優しくするのは、完全にアプローチの意味を帯びてしまう行為である。
そこに優しい言葉まで添えると、もはや「口説いている」と思ってしまうウブな男性は意外と多くいる。
たまに優しくする程度ならこんな微妙な態度を取らない。でも、定期的に優しくしてくれる男性だったり、頻繁に優しくしてくれる男性は、好きだと確信されないようにカモフラージュの言動を取るため、ここも「何をしてくれたのか」にフォーカスして彼の本音を見失わないようにしたい。
脈なしだと思ったけど脈ありだったパターンは、言葉と態度が裏腹な場合に勘違いすることが多い。付き合う前はあまのじゃくになる男性が多いので、やはり恋愛は言葉や行動の裏にある気持ちを思慮できる “ちょっとの余裕” がポイントになる。
脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑥ 「そんなことも知らないの?」とバカにしてくる上から目線の発言
よく「男性はバカな女が好き」と言われることがあるから勘違いは少ないのかもしれないけど、男性は脈ありの女性をバカにするような態度を取ることがあり、特に調子に乗た時は好きな人に上から目線の発言をしてしまうことがある。
女性心理ではこういう時に「好きな人にそんなこと言わないよね?」と思ってしまうけど、男性は意外と気分によって「好きな人に取らなそうな態度を取る」ので、勘違いしないようにしたいポイントだ。
バカにしてくる男性は、なぜ脈なしではなく、脈ありの方が多いのか
バカにしているような態度や発言をする男性がなぜ脈ありなのかというと、「男性は好きな人に色々教えてあげたい心理を持っているから」だ。
上から目線の発言でからかわれると友達っぽい雰囲気が出るけど、意外に男性は気がある女の子にやりがちだ。
このサイト「恋愛のすべて」では、男性心理に「自分の価値を証明したい心理」があることを何度も伝えているが、それが派生した心理である。
男性は、好意を持っている女性に “教えられる自分” に優越感を覚えるところもあって、それがさらに調子に乗ることに作用してしまうこともある。
こういう時に男性は後から反省することが多いのだけど、実際の現場ではまさに脈なしっぽい態度を取っているため、女性は「私のことは好きじゃないんだ」と勘違いしてしまうことが多い。
したがって、「そんなことを知らないの?」と笑いながら言われた場合や、あきれた言い方をされた場合も、その後で丁寧に教えてくれるなら脈ありであることが珍しくない。
態度が横柄になったり、完全にマウンティングしてきたりすれば話は別になってしまうけれど、喜んでいるような態度だったら調子に乗っただけで、脈なしの雰囲気を感じ取ったのは勘違いだ。
女性に比べて男性の方が「本音を隠すのが下手」だから、コツを掴むと普段女性が接している同性の友達より、男性の方が本音を見抜きやすい。ぜひ、男性の本音を見抜くポイントを覚えて、あなたの恋愛に活かしてほしい。
脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑦ 「ちょっとグチ聞いてもらってもいい?」「今日はちょっと元気ないんだよね」とかっこつけてくれない態度を取る
男性心理をちょっとだけ理解している女性は、「かっこつけてくれない男性の態度」を脈なしだと勘違いする。
愚痴を聞かされた、弱音を言われたなど、雰囲気も加味すると余計にそれが「友達だと思われてるサイン」だと思って、男性の態度を脈なしだと判断しがちだ。
しかし、普段の会話で愚痴を言ったり、弱音を吐かない男性がその日だけ愚痴を言って弱音を吐くなら、脈なしではなく完全に脈ありサインである。
女性に心を開いているサインとなるため、勘違いしないようにしよう。
脈ないと思ったら脈ありだった経験をしたことがある女性は、片思いから両想いになる前後の雰囲気を理解しよう
仲良くなってある程度経った状態で男性のかっこつけない態度が単発的に確認できたなら、むしろ「両想い」の可能性が高まるサインだ。
わちゃわちゃキャッキャした友達の雰囲気とは違い、恋愛が進んでくるとシリアスな雰囲気の会話ができてくるから、男性は気になる人や好きな人と仲良くなると自分の素を見せる瞬間がある。
完全に雰囲気が崩れてしまうと恋愛対象外に降格したサインとなるものの、付き合う前の男女の雰囲気としては、世間話で盛り上がるよりも、二人だけの特別な話題でしっとり話せるほうが強い恋愛サインとなるため、ある瞬間にかっこつけない態度をとるのは、脈なしではなく脈ありサインである。
脈なしだと思っていたけど脈ありだった経験をする女性は、恋の進み方に疎いタイプも多いので、二人の雰囲気が少しずつ変わっていくことをプラスに考えてみよう。
男性が女性に心を開いて弱みを見せる態度は、好意と信頼のサインである。ここで、「かっこつけない男性は脈ない」と思ってしまうのはあまりにもったいない。
男性が一緒にいるのに楽しそうにしてくれないと「私と一緒にいても楽しくないんだ」と思ってしまうが、相手男性が無理をしないで自然体でいるだけかもしれない。心を許してる男性のサインは、時に脈なしサインのような形で出るので、勘違いに注意しよう。
「脈ありっぽいけど脈なしだった」という経験をしないためには、二人でいる時の雰囲気の変化に注目すると良い
愚痴を言ったり、弱音を吐いたりは、あくまでも単発的に出た時に脈ありサインとなるのだが、「脈ありっぽいけど脈なしだった」という経験をしないためには、二人でいる時の雰囲気の変化に注目すると良い。
ある日を境によく愚痴を言うようになったのなら、相手男性はあなたに女友達として心を開いている。「かっこつけない時がある」のは恋愛的に良いサインだが、「カッコつけてくれなくなった」という傾向が確認できた時は脈なしサインだ。
好きだったら単発的に元気がない日があったりするだけなので、むしろ男性は好きな人に愚痴を言ってしまった後にLINEなどで「この間は疲れてて変な話しちゃってごめんね、つまんなかったよね、今度埋め合わせさせて?」と言ってくるような感じになる。
付き合う前の恋愛ではかっこつけない態度がメインになることはないので、素で接してくれてると思ったら、それが恋愛的に悪い方向に変わって行ってないかチェックしよう。
ときどき悩んでることを話してくれたり、相談してくれるようになるのが脈ありサインだ。そのほかの態度はあくまでもかっこいい自分でいようとするのが恋愛中の男性心理である。
脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑧ 「いつか飲みに行こうよ」「今度ご飯行こうよ」と曖昧な誘い方をされた
「今度○○」「いつか○○」という言葉は社交辞令の言葉であり、話を流すためだったり、ボカして交わすために使われることが多いのだけど、男性は好意を持っている女性に「探り」として言いがちだ。
つまり、「今度ご飯行こうよ」などと言うことで、女性の反応を見ているのである。男性は、とりあえず様子見にこんな分かりにくい脈ありの言動をする。
この言葉の次に「じゃ、いつにする?」と聞く男性はむしろ稀で、だからこそ女性は脈なしだったと勘違いするのだが、こういう発言をする時は脈ありでも本当に誘うのはまた今度にしがちなので、誘われそうで誘われない時は「誘われそうになったこと」をポジティブに捉えよう。うまくコミュニケーションを取っていけば、本当に誘ってくれる時がやってくるはずだ。
男性としては、「今度飲みに行こう」「いつかごはん行こう」と探りを入れて女性のリアクションを見ればだいたいの脈が分かるため、本当の誘いをする前に社交辞令っぽい言い方で「誘ったらOKしてくれるのか」探りを入れることがよくある。
「今度○○」という発言は、脈なしぽいけど脈あり発言なのだ。
ご飯関係の話題で盛り上がった時も「それじゃ今度一緒に行こうよ」と言われることがよくあるから、女性は「脈なしだから具体的に誘ってくれない」と思って勘違いやすい。
でも、この時の男性の本音は「ストレートに誘うと断られた時が怖いから、どんな反応をするか見てから実際に誘いたい」と思っているので、脈なしだと勘違いしないようにしよう。
付き合う前の恋愛はお互いに社交辞令の雰囲気を出すから、脈ありを脈なしだと勘違いしてることが多い
勇気を出して女性から誘われるための話題を振った場合、男性が「今度」とか「いつか」などと反応すると「脈なしだ…」ってショックを受けてしまうシチュエーションになるが、女性の態度もその多くが男性から社交辞令だと思われる態度になっている以上、意識した段階においては、お互いに微妙な言い回しをせざるを得ないのが恋愛である。
下に男女それぞれの態度を比較させてまとめておくので、「今度」という言葉が使われる時の恋愛中の構図を頭に入れておいてほしい。
- 女性の態度=微妙な言い回しや社交辞令の雰囲気で誘ってほしい気持ちを言葉にする
- 男性の態度=女性の言い方が微妙だから社交辞令の雰囲気でしか返事ができない、女性の言葉を真に受けると断られた時に恥ずかしいからその場じゃ誘えないで「今度」などと言う
付き合う前の恋愛はお互いに社交辞令の雰囲気を出すから、それを前提に脈なりを脈なしだと勘違いしないようにしよう。
急に男性から言われた場合も、女性の話がきっかけでそんなセリフを言われた場合も、付き合う前はよく探り合いになることをしっかり理解しておいてほしい。付き合う前は2人とも微妙な言い回しをするし、曖昧な言い方をする。
タイミングを見て後から本当に誘う際は、「今度」「いつか」というセリフが初デートにつながるから、脈なしだと思ったら脈ありだったというパターンが多くなっている。
男性は下にまとめたような記事を読みながら、誘ったらOKされるか確かめながらアプローチしている。片思い中のまどろっこしい所だけど、誘われる可能性がある好きな人の発言には、なるべく可愛く反応して彼が誘いやすい女性をイメージさせよう。本当は大事な瞬間なのに「脈なしすぎて笑える」と思っていたら、それが原因で恋が壊れる。
脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑨ 「○○のこと好きなんでしょ?応援するよ」と、好きな人から恋を応援される
好きな人に自分の好きな人を勘違いされる経験はたくさんの人に心当たりがあると思う。
「○○のこと気になっているの?」や「○○と付き合ってるの?」など、言葉の内容や言い回しはいくつかのパターンがあるが、実際に好きな人から恋を応援される経験すると、脈なしを確信する瞬間になりやすいだろう。
しかし、好きな人から好きな人を誤解されたとしても、それが脈なしの意味かと言うとそうじゃない場合が多々ある。
健気に好きな人の恋を応援する心理は男性心理だと薄いのだが、アプローチしていた場合は「俺のことはいいから自分のことだけ考えて幸せになってほしい」って気持ちが込められていたり、「あいつの方がかっこいいから仕方ない」と妙に納得していたりして、本当に好きな人の恋を応援する気持ちになることが男性にはある。
女性からしたら独特の感性だと感じるかもしれない。
好きな人から恋愛を応援される場合であっても、2人が付き合ってないなら簡単に割り切れないのが恋愛感情
見出しに挙げた男性の言動では、「恋を応援される」まで行ってしまっているパターンなので、さすがに探りを入れている可能性はほぼないのだけど、好きな人や気になる人に「好きな人がいそうだ」と思っても、2人がまだ付き合っていない状態なら、気になっている状態が続くことが珍しくない。
サラッと言われた場合であっても、男性のこの言動だけで脈なしだと判断するのは勘違いになりやすい。
好きな人に仲がいい異性がいたり、距離感が近い男友達や女友達がいれば、少しの愚痴の意味を含んで「応援してる」と言うこともある。
きっと、この部分は逆の立場になって自分の過去を振り返ると納得してもらえるところじゃないだろうか?
自分が好きになった人が違う人を好きになることはあることだし、それを知ったからと言ってすぐに嫌いになれないものだ。少なくても、恋愛感情を割り切るのに時間がかかる。
噂になるレベルでなかったのなら、「あいつのこと好きなの?」と聞かれたらそれだけ見ている証拠ともなる言動だから、ちゃんと誤解を解いて勘違いされる行動や態度を改めることができれば、こういった言動がきっかけで進む恋愛もある。
片思いの時はお互いの気持ちを語り合えないので、複雑な状況になることが多い。さりげなく誤解や勘違いを解ける力も、恋愛力である。
ここで取り上げた問題は「好きな人に好きな人を聞かれた時」に起こりやすいけど、答え方が分からない人は変に勘違いされないように返事の仕方を勉強しておくと良いかもしれない。片思い中にすれ違いが起きないように、下の記事を参考にしてみよう。
みんなで話してる時に恋愛のことで冷やかされた時は「ノリだけ」であり、脈なしではない
好きな人から恋を応援されるような時と言うのは「グループで話してる時」にもよくあるけど、みんなで話してる時に恋愛のことで冷やかされた時は、その場のノリだけで話していて、本心は全く分からないから、脈なしだと勘違いしないようにしよう。
複数で話していたなら周りの目があるのだから、完全に本音は隠される。無難な言葉を選べば、ちょっとからかった後に恋を応援するのが普通の態度ということになるだろう。
好きな人の好きな人のことでグループトークが盛り上がったり、みんなで恋バナをする時は、あからさまに好意をアピールすることがないから、「脈なしだと思った」と誤解しやすい状況だ。
ショックを受ける気持ちはわかるのだけど、冷静に状況を分析すれば「この発言で好きな人の気持ちはわからない」と判断できるはずだ。
好きな人が中心になって話していたとしても、むしろそれが探りになっていることもあるし、ライバルへの印象を確認していることもある。
本当に誤解されてる時はしっかり対処したいシチュエーションではあるものの、みんなで話してる時に恋愛のことで本心を語る男性はいないので、ショックなことを言われたとしてもノリだと判断しよう。
脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑩「間違ってるよ」「直した方がいいよ」と本気で怒られる、注意される
男性は好きな人に父性(=厳しい優しさ)が強く出るため、片思いが進んできた状況では「好きだから怒る」「好きだから注意する」と言うことがよく起こる。
好きな男性に愚痴を聞いてもらった時に本気で怒られたり、真剣な雰囲気で注意されると、精神的に打たれ弱い女性は「嫌いだから怒る」「嫌いだから注意する」と思ってしまうけど、脈なしだと思ったら脈ありだった経験のあるあるになってるから誤解がないようにしたい。
本音では優しくしたいと思ってる男性が、父性と好きな人に感情的になってしまうことを理由に強い言い方をしてしまうことも多々あるから、言葉の意図や裏にある本心を探ろうとしないと、好きな人との距離が縮まった段階で恋愛を壊してしまうことがある。
「好きな人に怒られてしまったらもう脈なし」だと思う女性は恋が叶わない
男性は「好きだから怒る」ということがよくあるので、好きな人に怒られてしまったら脈なしだと思ってしまう女性は恋が叶わない傾向が強い。
付き合う前の恋愛は、進めば進むほど感情的になってしまう事件も起きやすいし、男性が好きな人を守るために「注意するべきことを注意する」こともあるため、好きな人を怒らせてしまった場合は「自分のために怒ってくれた」と考えることも重要である。
あなたも、あまり好きじゃない人に怒ったりしないだろう。どうでもいい人に怒る人は少ない。好きな人が怒ったのなら、あなたが大切だったからかもしれない。
男性が怒る時は脈なしに見えて脈ありのパターンが本当に多いので、特に周りからいい感じだと言われるような展開になった恋愛では勘違いしないようにしたい。
下の小見出しで男性の本音の見抜き方を解説しよう。
好きな人から怒られた、注意された時に本心を誤解しない見分け方
好きな人から怒られたり、注意された時、脈ありを脈なしだと勘違いしないためには「頻度とその後の態度」から本心を探るようにすると良い。
たとえば頻度の観点では、「ネチネチ言う」とか「頻繁につっかかってくる」なら、嫌いだからそんな態度を取ったのだろう。
逆に「いつもは優しいのに、その時だけ本気で怒られた」とか「初めて真剣に注意された」なら、あなたのために厳しい態度を取った可能性が高い。これはこれで男性の愛情なのだ。
その後の態度も重要で、「怒った後フォローしてくれた」「次の日に笑顔で話してくれていつも以上に優しかった」のなら、あなたを想って注意したから、勘違いされないように彼が行動したものと思われる。
誤解を解こうとする男性心理や、誤解されたくない男性心理は、好きな人が相手の時ほど高まる。
「好きな人から怒られた」という問題は、特に職場恋愛や社内恋愛している時に悩みのポイントになるので、男性心理にある父性への理解は社会人の女性にとって重要だ。
男性心理を踏まえると、心配してくれないのが脈なしで、心配する気持ちが強い態度に出る場合は脈あり
基本的に、男性心理は大切な人にほど「ちゃんと言わないといけないことは言わないといけない」と考えがちで、どうでもいい人ほど感情が動かず、心配しない。
簡単に言うと、心配してくれないのが脈なし男で、心配する気持ちを表現してくれる時ほど脈あり男なのだ。
女性心理では、好きだったら優しく言ってほしいと思うし、自分を肯定してほしいと思うが、男性脳は「問題解決型の思考」を好むので、どうしても好きだから放っておけない心理になって、怒ってしまったり、注意してしまう面がある。
もし「自分を否定する言葉を言われた」とか「相手に問題があるのに私が悪いって言われた」などで脈なしを疑う状況になっても、「私のことを思って言ってくれたのかな?」という視点があると、男性特有の強いやさしさに気づけるようになる。
脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑪ある瞬間だけを切り取った「可愛くない」と言う発言
これも女性がショックを受ける言葉だから脈なしだと思ってしまうセリフだが、ある瞬間だけを切り取って「可愛くない」「可愛らしくない」と言われた場合、男性はむしろ「いつもは可愛いのに…」と思ってる方が多い。
脈なしに見えて脈ありパターンなのだ。
好きな人から可愛くないと言われたら状況を無視して傷つくけど、むしろ脈ありの可能性が高まるから、彼の本音を勘違いしてはいけない。
可愛くないと言われたのに、なぜ脈ありの可能性が高まるのか
男性は、普段かわいいと思ってる女子にしか「可愛くない」と言わない。
可愛くない女子に可愛くないと言うのは、明らかに傷つけることが分かっているから、控える男性がほとんどである。
可愛くないと思ってる女子に可愛くないと言うのはあまりに失礼だし、本音を言うのに抵抗を覚える。「ひどい!」と反応された時にフォローの言葉に困る面もある。
可愛い女の子には笑顔で「冗談だよ」とか「さすがにそれはないでしょ」などと言えるから、デリカシーがない男性は、実は可愛い女の子にほど気軽に可愛くないと言えてしまう。
可愛くないと思ってる女子に対しては、なるべく可愛い・可愛くないの話をしたくないのが男性の本音である。
これを前提に考えると、好きな人から可愛くないと言われた時、確かにその瞬間は可愛くない発言や行動・態度を取ったのかもしれないけど、あなたのイメージは「可愛い女の子」になっている可能性の方が高い状況だ。
しかし、ここで女性が疑問に思うのが「可愛いと思ってるなら、わざわざ可愛くないって言わなくていいでしょ?」という点だ。この点を解説しよう。
普段かわいいのにかわいくない発言や行動・態度を取るとツッコミを入れたくなるのが男性心理
少年の感性を持った男性心理では、普段かわいいのにかわいくない発言や行動・態度を取る女性に、意外性もあってツッコミを入れたくなる。これが、わざわざ言わなくてもいいことを言う男の理由だ。
順番的にこのパートが下の方になってしまったが、脈なしだと思ったら脈ありだった経験の多くに “可愛くない発言” が関係していて、男性の場合は笑いを取るためだったり、ちょっとじゃれ合う雰囲気を作るために、好きな人に可愛くないよと言う機会がたくさんある。
あなたも、冗談半分で好きな人にかっこよくないとか、ダサいなどと言ったことがないだろうか?
ノリや雰囲気が重要だけど、ある一瞬を切り取ってからかうように可愛くないよと言う男性は、「普段は可愛いのに」と思いながら言っている。
脈なしだと思ったら脈ありだった言動⑫「友達じゃん」「友達でしょ」など、好きな人から友達と言われた場合
付き合う前の男女は好き同士でも「友達」や「友情」を前提にかかわりを持つので、好きな人から友達だと言われた場合であっても、この発言だけで脈ありか脈なしか判断できない。
特に、男性が好きな女性や気になる女性と仲良くなろうとする時期は、友達アピールをしながらアプローチをすることが珍しくないから、イメージで言うと、週に3回以上LINEする関係になるまでは「友達と思われてる」ことにショックを受けるべきではない。
将来付き合うことになる2人も、最初は友達からスタートしているし、後から女友達を好きになるパターンもある。
好きな人から友達だと言われたら、状況とそれまでの関係性で本音を見抜く
たとえば、「そんなに気を遣わないでいいよ、友達じゃん」などの発言なら、脈なしの意味を込めてないことが分かると思う。
このように、好きな人と友達だと言われたら「どんな意味で言ってるのか」を、状況と、これまでの関係性で考えないと、脈ありを脈なしだと勘違いする。
友達アピールは確かに脈なしに気づかせるために使われることがあるが、男性の場合はアプローチ中に好きバレしないように使うこともあって、「恋愛感情は持ってないからそんなに警戒しないで」という意味で使うことがある。
すごく単純に言うと、好きな人と仲良くなった後の友達発言は脈なしだが、好きな人と仲良くなる前の友達発言は脈ありの可能性をはらむのだ。
深い話をするためだったり、今よりもっと距離を縮めたいと思ったりすると、好意を隠すための発言として友達だと言われることもあるので、今後の展開を見ながら男性の発言の真意を吟味しよう。
まだまったく告白する気がないなら、好きな女の子に友達だと言うことにリスクを感じない場合もある。
少しずつでも恋愛の雰囲気を出してくるなら、あなたの警戒心を和らげるための発言だったのかもしれない。話しかけてくる、連絡してくる男性だったら、曖昧な言葉よりも行動面から心理を読むべき状況もある。
年上男性の恋愛サインがわかりにくい理由:脈なしだと思ったら脈ありだった経験は年上がタイプの女性に多い
今回解説した脈なしだと思ったら脈ありだった経験は、年上男性との恋愛で多い。
年上男性がタイプなら「年上男性はわかりにくい」と思ったことが何度もあるはずだ。実際、年下男性の方が恋愛サインはわかりやすい。
逆のパターンである「絶対脈ありだと思ったら脈なしだった経験」についても、年上男性との恋愛で起こりがちである。
では、なぜ年上男性の恋愛サインはわかりにくいのだろう?
年上男性が分かりにくい理由
年上男性の恋愛サインが分かりにくい理由は、以下の5つが関係している。
年上男性がわかりにくい理由
- 年上の余裕があるから
- 年上ゆえの経験値(慣れてる感)があるから
- 年下への接し方としてみんなに優しいから(そもそも年下に優しい)
- 年下との距離感が遠めだから(年の差があると一定の距離感がある)
年上男性は年下女子と接する時に余裕を見せるので、本心が分からないと思いがちだ。経験もあるから掴みどころがない印象も持つ。
しかも、自分より年下の女子に優しい態度を取るタイプが多く、女性が近寄っていくと構ってくれるし、仲良くなっても女友達扱いをされないから、脈ありとも脈ありともとれるような態度を取ってくる。
年上男性との恋愛はわかりにくいと思って対処しないといけないので、脈ありだったのに脈なしだと勘違いしないように、より注意しよう。
年上男性との恋愛は社内恋愛に多いと思うので、下の記事も参考にしてほしい。
年上男性はわかりにくいと思ったら、二人でご飯に行ってみる
年上男性は分かりにくいという女性は、ある程度は仲良くなることができているけど本心が分からないから不安に思うケースが目立つ。
もしそれなりに距離が縮まっているなら、年下女性から誘う形で良いので、二人きりのご飯に行ってみよう。
可愛がってくれるなら食事に行くくらいは普通なので、「二人きりのシチュエーション」を作ることで年上男性の真意を測ると良い。二人きりで数時間過ごすと、何考えてるかわからないと思っていた年上男性の気持ちが分かったり、感情が読めない年上男性の心理が多少なりとも掴める。
今は色々とうるさい時代なので、年下を誘いにくいと思ってる年上男性もいるから、女性からワンアクション踏み込むと一気に彼の本音が見えることがある。
誘い方については下の記事を参考にしてみよう。
誘ったその後、何度もご飯に行ける関係になったら、下の記事で恋愛的にどうなってるか分析してほしい。
好きになって1ヶ月や2か月経っても「年上男性は分かりにくい」と思ってる時は、どちらも微妙な態度と発言を繰り返してる状況なので、相手がこないなら女性から踏み込んで気持ちを確認するのが正解になる。
まとめ
今回は、「脈なしだと思ったけど脈ありだった」という分かりにくい男性の言動について12個のパターンで紹介し、最後は年上男性の恋愛サインが分かりにくい理由についても解説した。
シチュエーションや雰囲気などにも踏み込みながらポイントを解説しているので、男性心理に疎い女性には参考になるところがあったのではないだろうか。
付き合う前の片思いの時はお互いにストレートな言葉でコミュニケーションを取ることが少なく、勘違いのもとを作りながら距離を縮めていくところがあるため、好きな人の態度や言動で一喜一憂していると勘違いしてしまう人がすごく多い。
すべてのパターンを挙げられたわけじゃないのだけど、本文で解説を加えたところを読んでもらえれば「二人の気持ち」がそれぞれあって、微妙にすれ違いながら片思いが存在していることに気付くことができると思う。
恋愛はモヤモヤした気持ちと闘う瞬間も多いため、「脈なしだ…」と思ってしまう好きな人の発言を聞いても、「本当の気持ちはどうなんだろう?」と考える癖を付けよう。
照れ隠しや、好意に気づかせない嘘などなど、色々な理由で好きな人に脈なし発言をすることがあるから、少しの余裕を持ちながら恋愛するのがコツだ。
諦める理由探しをするように恋をする人は恋愛下手な人だから、前向きに捉えながら恋愛することも重要である。
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