好きな人にアプローチする時は重いと思われたくないと考えるけど、どんなアプローチの仕方が好きな人から重いと思われるのか、意外と分からない人が多いという印象がある。
恋愛が苦手な人ほど、自分から好きな人に向けられる好意が迷惑になるという考え方をする人が多いのだが、迷惑に感じる「重い好意の表現方法」を理解して、嬉しいと思ってもらえるアプローチの仕方を考えることができれば、なるべく積極的でいる方が恋愛は成功する。
要は、「どんな片思いの仕方が重いのか」を把握すれば良い。
この記事では、付き合う前の “好きな人から重いと思われる” 具体的なアプローチ中の態度や行動を解説する。
好きな人が重いと思うアプローチ中の態度とは?
好きな人が嫌がる態度を取るとせっかく恋愛に頑張っても逆効果になってしまうので、分かりやすく説明できたらと思う。
好きな人に重いと思われないためには「距離感」を適切にアプローチすること
好きな人ができた人は、まず友達として仲良くなるために頑張ると思うけど、日常の中で恋愛をする時は「距離の縮め方」のが大事になっている。好きな人に片思いの時期から重いと思われる人は、距離感が間違っているからアプローチが好きな人に取ってウザいものとなり、重い印象を持たれる。
合コンなどではフィーリングカップルのようにいきなり意気投合できるかどうかに重きが置かれるために恋愛テクニックが語られやすいが、ある人に好意を持った時はその「表現方法」がすごく重要で、好きな人に重いと思われないために重要なのは「好きな人との距離感」を適切に把握して、少しずつ踏み込んでいくこと。
重いアプローチにならないために、好きな人が心地良い距離感で接する
恋愛は自分だけの好意が一方的なものになってはいけない。相手と自分の距離感がなるべく一致しているように「今の二人」をその時々で客観的に考える必要があり、それが好きな人に取って心地良い接し方に繋がる。

人は一気に距離を詰めてくる相手に対して警戒心を覚え、気に入った相手じゃないなら強い態度を取る人に嫌悪感を覚える。
恋愛において「距離感」は本当に大切なものだ。ここを意識していると、恋愛関係になっていくステップアップもできるようになるし、アプローチで嫌われることがなくなる。
好きな人があなたのアプローチ中の態度に対して重いと思うことがあれば、それは「距離感」を間違えているから。大きなポイントなので、上の記事や周りの恋愛の仕方も参考に、自分が取るべき態度を見直そう。
自分の身近な人に片思いしたら、相手の表情や雰囲気を見ながら、少しずつ距離感を詰めていくのが正しいアプローチの仕方だ。
好意は嬉しい!でも、押し付けられると重い
基本的に、誰かの好意は誰かに取って「嬉しいもの」である。これは基本的な人間関係の基礎にあるものだ。極論を言えば、好かれて嫌な人はまずいない。
では、なぜ好意を受け取る相手がその好意を嫌がることがあるのかと言えば、答えは簡単で「好意に見返りを求める人がいることと、頼んでもないのに好意を押し付けてくる人がいるから」だ。
さらに、恋愛の場合は苦しさや辛さを抱える “恋愛感情” の意味で好意が存在するため、「愛情の裏返り」など、好かれる弊害が多くなっている点も関係している。
つまり、誰かからの好意には副作用があるから「重い」と思ってしまったり、迷惑になると言うことが起こるのである。本来は嬉しいものだけど、それだけじゃ成立しないのだ。
重くないアプローチの仕方は、好意の伝え方を段階的に強めるのがポイント
この基本を理解すると、好きな人の迷惑にならないアプローチから好意を伝えていくことの大切さが分かるだろう。
好意は嬉しいものだから伝えるべきだが、それと同時に副作用をイメージされるので、良い形で伝わるように段階的に好意の表現方法を強めていく方が好きな人の気持ちもついてくる。仲良くなる過程と共に好意が伝わっていくので、重いとか迷惑だと思われないのだ。
好きな人に重たいと思われるなら、それは好意を押しつけてしまっている。あなたの好きな人は、本心を別にしてあなたに好きになってほしいと頼んだわけじゃない。好きな人から見て、「自然に好きになってくれて、想ってくれることが嬉しい」と伝わるようにアプローチしよう。
そこを意識しておくと、好きな人に重いと思われるアプローチをしなくなる。
恋愛ではアプローチ以前の「自分に対するイメージ」がやはり重要であるのだが、アプローチによって関係をつくり、評価を変えることが可能だ。もちろん、好きになってもらうこともできる。
そのために頑張ろうとするなら、相手の気持ちを思いやることは当然基本となる。好きになられたことにデメリットを与えてしまうようなアプローチをしないように気を付けてみよう。
好きな人に重いと思われてるかチェックするには、好きな人のリアクションを真っすぐ見ることが重要

人は誰だって愛されたい心理を持っているから、アプローチに頑張れることは恋を叶えるのにすごく良い特性だ。上の記事でも女性は「愛されたい派」が圧倒的に多いという結果が出ている。女性に好意を表現できる男性は、片思いを叶えられる男性である。
もちろん好意を受け取る相手は選ぶし、付き合うなら妥協できないのが普通だけど、アプローチすることで意識して始まる恋愛の多さを考えれば、愛情を届けられることはあなたの優位性と言い切れる。
しかし、好きな人との距離は思ったようには縮まらないから、アプローチに頑張るタイプの人は、不安を覚えることが多くなっていて、片思いに挫折する原因となっている。
「やっぱり迷惑なのかな?」
「好きになられても困るだろうな」
と思うのはアプローチ中のあるあるだ。
そんな風に思う時は、自分の中で考えをこじらせてしまわぬよう、事実に注目して好きな人の気持ちを、ストレートに、真っすぐ考えるように努めてみよう。
大事なのは勝手に思い込んで勘違いしないことであり、好きな人のリアクションで考えることだ。

好意が迷惑になってるなら、好きな人はリアクションにサインを出す
片思いのアプローチを迷惑に思うかどうかは、好きな人のリアクションに表れている。
確かに社交辞令の問題は消し去ることができないのだけど、片思いを叶えるには社交辞令を前向きに捉えるくらいでちょうどいい。
特に「重いかな?」と思うタイプは、アプローチしている自分に自信がないから、嫌がる態度に注目するようにしよう。好きな人にアプローチした時、迷惑に思ってるサインを見逃さないようにすれば問題ない。
好きな人があなたを迷惑に感じているなら、必ず態度にその気持ちが出てくる。無いなら少しずつ距離を縮めていくべきだ。迷惑な好意について、「脈なしを察してほしい」と思うのは当然だから、そのサインを見ていれば、嫌われずに距離を縮めていくことができる。
基本は、好きになった方が頑張るべきが「恋愛」なので、好きな人が嫌がることをしないで、好意を伝えながら意識してもらうように頑張るしかない。好意によって好意を得ることは「愛されたい心理」を考えればイメージはできると思うので、重いと思われないように、嫌がられないようにアプローチしてみよう。
次からは、具体的に「アプローチ中の態度で、好きな人に重いと思われる態度や行動」を解説するから、より実践的に理解しよう。
好きな人が重いと感じるアプローチ中の態度12選
ここまででしっかり「重い恋愛アプローチとは何ぞや」ということを理解してもらえたと思うので、ここからはより実践的に「重いアプローチ」を具体化する。
ぜひ自分の行動や態度と客観的に比べてみよう。そんなに「重いアプローチ」というのはしてないはずだ。
ところかまわず頻繁に話しかける
誰かが自分にアプローチしてくれるのは嬉しいと思ってもらえる可能性があることだが、迷惑になる状況では確実に嫌な行為へと変わる。
一言で重いアプローチを表現するなら「いつも、何度も」ということになるが、相手の状況を考えないアプローチはその好意が重くなるだろう。
好きな人から重いと思われたくないなら、ところかまわず頻繁に話しかけるようなアプローチはやめよう。重いアプローチだし、スマートじゃない。「空気読めないの?」と思われるときついので、注意をするべきだ。
定時連絡のようにLINEを同じ調子で送る
恋愛すれば誰でも好きな人にLINEをしたくなるが、定時連絡のようになってしまうとちょっと重い。
「ああ、くるな、この時間だ…」
こんなことを思われていれば、あなたもLINEを控えたいと思うはず。LINEの返信が乗り気じゃないなら感覚を空けるべき瞬間があるし、盛り上がらないLINEを続けている場合も間隔を空けながら頑張るべきだ。
送りたいから送るという感じでは迷惑なアプローチになるので、リアクションに注目して押すべきを押し、引くべきを引こう。

急に自分を否定してフォローを求める
片思い中の気持ちはとても複雑な感情を抱えるから、恋仲になった二人はちょっと気まずいような微妙な空気も味わうことになる。
こんな時に、自分の感情をコントロールしきれなくなって、おかしなことを言ってくる人は重くなってしまうので気を付けてほしい。
好きな人の前ではなるべく明るく振舞う方がいいし、気持ちが届かないことにイライラしても、付き合う前にそんな気持ちはぶつけるべきじゃない。こじらせると重いと思われるばかりか、恋愛対象から外されるから注意しよう。
両想いになってきたときは感情のぶつかり合いがあっても良いのだが、まだ距離を縮める段階では、複雑な感情をうまくコントロールして「友達付き合いしたい」と思われるような人間性をアピールしよう。
「こんなんじゃダメだよね」などの恋愛中の弱音は好意が重い人の特徴になっているから、あくまでも一緒にいて楽しい人だと思ってもらえるアプローチをキープするべきだ。
誰か異性と話しているのを責める
これも片思いをこじらせた場合に多いパターンだ。「付き合ってもないのに嫉妬される」のは迷惑だし重いので、片思い注意は嫉妬の表現に注意が必要だ。
察してほしい気持ちを工夫して伝えることは賛成するが、他の異性と話しただけで友達だと思っている人から嫉妬されるのはめんどくさい。
距離感をきちんと持って、さわやかな付き合い方を基本とできるように、自分へ目を向けるように頑張り、ネガティブな発想がメインになるようなことがないように気を付けよう。
あなたから好かれることで好きな人がデメリットになることはなるべく意識的に排除したい。
周りに自分の気持ちを言いふらす
学校や職場やバイト先など、好きな人と関係のある中で恋愛する場合は、あまり周りに好きな人のことを話さない方が良い。良い話であっても周りの噂になるのを嫌う人は多いから、好意が重く感じる。
良い話ならいいと思って好きな人のことを回りにどんどん言いふらすタイプもいるが、自分がいないところで話の主役になれば、目立ちたくない人だと「恥ずかしい」と感じやすい。周りから好きバレしたときも「そんなんじゃないから!」と、相手が接触することをためらう原因にもなるので注意が必要だ。
好意を知った上でコミュニケーションを取れば、それは「気持ちを受け入れた」と思う人もいるから、信頼できる友達くらいにしておく方が動きやすくもなるし、好きな人に迷惑をかけることがない。
話しかけるのに話題がない
好きな人に話しかけるときは、最低限話を盛り上げようと努力をしよう。ときどき「好きな人に話しかける」という “行動だけ” に頑張る人がいて、話しかけたは良いが話題がなくて気まずい思いをさせている人がいる。
話しかけても早々に無言なら、「何、この時間?」みたくなって、なぜ話しかけてくるのか、その行動がウザいと思われる。重いと思われる態度は、近づくくせに相手任せな態度を取る場合も含まれる。
話しかける頻度でおおよそ好意は伝わるので、「ああ、また来たよ」と思われるような絡み方はやめよう。コミュ力は恋愛力の基礎に当たるので、自信がない人は下の記事も参考にしてみてほしい。
飲み会はいつも隣の席をキープして離れない
恋愛中、好きな人と同じ飲み会に参加する場合は、隣の席をぜひともキープしたい気持ちになる。
しかし、毎回そんな感じになったときは、好きな人が他の人と絡みたいと思っている気持ちを邪魔することに注意をしよう。みんなの前なのに強いアプローチをする人は好きな人から重いと思われやすい。
たとえば、最初だけ一緒に飲んで席を移るとか、間で好きな人のところに行くとか、酔ったころに絡んでみるとか、メリハリを付けるようにすると迷惑にならないと思うので、バランスを考えるようにする。時間的感覚も重要だ。
やんわり断っているのに察しない
さきほどもアプローチ中は好きな人のリアクションに注目しようと述べているが、「察しない人」は好きな人から重いと思われがちだ。
恋愛は押し過ぎれば嫌われる原因となるので、やんわり断れた時は少し時間を置いて誘うようにしよう。今はダメでも次の誘いはOKされたりするのは、それだけ恋愛が感情的な営みだからだ。
口説くべき局面はあるのだけど、それを見極めようとするよりは、誘いに乗ってくれる関係作りに頑張る方が恋愛を上手く行かせる。
彼女気取り・彼氏気取りをする
好きな人にアプローチしたとき、たとえいい感じになれてきた時でも最後の最後まで距離感を間違えてはいけない。片思いの後半では「付き合っていないんだ」と意識するべき時期があるから、彼女気取り・彼氏気取りをしてしまうことがないように気を付けよう。
冷静な今は「そんなことしないよ」って思うかもしれないが、案外当事者になったときに間違うことがある。「あんな態度取っといて、何なの!」みたいに思うことはいい感じの時によくあることだから、心に留めてアプローチしよう。
外堀を埋めるようにアプローチする
「好きな人との恋愛を上手く行かせたい」と、ときどき友達を利用するテクニックを繰り出す人がいるが、気付かれると相手は良い風に取らないので注意をしよう。外堀を埋める恋愛の仕方は、好きな人に重いと感じさせやすい。
これは周りから付き合うことを強要されているかのように感じることが原因で、「他人事だから」と、思い切ったアシストをするタイプの友人がいるから。外堀を埋められると、すごく窮屈な感じがするから好意が迷惑となる。失敗した時は印象ダウンが大きい。
片思いが上手く行かない時にそれを打開する一手としては現実的に悪くないのだが、やり過ぎには本当に注意が必要だ。恋愛はかなりプライベートなものなので、オフィシャル的になると拒否られやすい。「裏で動いて、ハメかよ!」ってなるので、重い態度となる。
勝手に怒っている
片思いをこじらせた人は、「勘違い」が好きな人に重いと思われる原因だ。自分は意識していない状況で勝手に色々と考えて、こじらせてしまうのは本当に重い態度となってしまう。
たとえば、みんなの飲み会の時に恋愛のことで泣いてしまったり、ちょっとしたことでなぜか怒られたり、自分が理解の及ばないところで話が進んでいると、好意が重い。
そんな風に態度を決めてしまうと付き合った後にも良いイメージがなくなって恋人候補からは消えてしまうので注意をしよう。辛い恋愛になったときは案外あるあるだ。
ベタベタ触る
好きな人と仲良くなったときに、ボディタッチやスキンシップが増えるのは自然なことで、気持ちの距離が縮まれば体の距離も縮まる。

しかし、ベタベタ触られて嫌がらない人はやっぱり少数派である。特に、距離が縮まる前にアプローチとしてベタベタ触れると、女性はもちろん、男性でも不快だ。「嫌よ嫌よも好きの内」とばかりに攻めては嫌がられるだけでなく、嫌われる原因としても代表的な理由だから気を付けよう。
アプローチにボディタッチを使うなら、ピンポイントにするべきだ。

まとめ
今回は「好きな人が重いと感じるアプローチ中の態度」について、ポイントと具体的な行為をまとめた。嫌われないようにアプローチしたいなら、嫌がる態度できちんと引くようにしよう。
恋愛アプローチは、相手のリアクションを見て、好きな人から好かれるように行うのが大前提だ。自分の気持ちを優先したり、落とすためだけに頑張るのでは、迷惑となって重くなる。
ただし、嫌われないようにアプローチする態度は多くの人に取って「アプローチできていない」という状況になるので、積極性を活かした恋愛の仕方はキープするべき。好意は嬉しいものなので、伝え方を考えるようにしよう。
重くなるのは好きな人の好きな人になれていないからとも言える。誠実なアプローチをして、好きな人の好意を自分に向けていこう。

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