男性の「好きな人をいじめたくなる心理」を理解できない女性は、「好きだからからかう」のと「嫌いだからいじめる」の違いが分からないと感じている。
ある男子からからかわれてる時に、「好きか嫌いか」で悩むことが多いならこの記事がきっと役に立つ。「好きな人からからかわれる意味」も理解してもらえるようにこの記事をまとめた。
前回は「好きな人をいじめる男性心理~何で好きなのにいじめたくなるの?ちょっかいを出す男性心理とは」で男性が好きな人をいじめる心理について解説しているので、予備知識を持った上でこの記事を読んでみるとより分かりやすいだろう。
好きな人に接する態度として表現するなら「いじめる」と言う言葉は、「いじる」「からかう」「絡んでくる」など、表現を換えるべき態度も多いので、男性特有のコミュニケーションの取り方を知ると、あなたの恋愛も少し変わってくるかもしれない。
気になる男子や好きな人があなたをからかってくる理由を知れば、リアクションの取り方や受け止め方が変わってくるはずだ。
からかわれるのはなぜ?男性が女性をからかう理由
男性が好きな人をからかう心理は、冒頭から紹介している「好きな人をいじめる心理」と酷似している。記事の見出しを下に引用しよう。
- いじめた後のリアクションが可愛いから
- 実はいじめてるつもりがない
- 好き避けの一種、好きバレ防止の心理
- 気になるからちょっかいを出したくなる
- 好きだからイラっとする(嫉妬の問題)
- 照れ隠しの態度
- いじって笑いを取りたい
- 女性の感性に寄せたコミュニケーションができない
好きな人をいじめる男性心理はこのようなものが代表されるのだが、あなたが気にするくらい男性からからかわれる時は、「コミュニケーションを取りたい」という心理が強いものと考えられる。
なぜなら、「女性をからかう」という男性の行動によって、二人にはコミュニケーションが生まれているからだ。よくからかってくる男性や、よくいじめてくる男性は、あなたと関りを持とうとしている。
好きな人をからかう男性心理の中心は「話したい」「関わりたい」という気持ち
いじられている本人としては、相手からされることの性質上「恋愛的なアプローチ」のようには感じず、「好きだからからかわれてる」とは思いにくい面があるのだと思うが、周りにいる人から見ると「からかう男子と、からかわれる女子」の二人は、コミュニケーションが多く発生していることが案外バレバレであって、じゃれあっている雰囲気も感じ取れると、「いい感じだね」と言われることも出てくる。
あなたにだけからかってくるなら、相手の男子は何か特別な気持ちがあると考える方が自然である。
だが、世の中には、「嫌いだからいじめる男性」も実際に存在している。では、「好きだからからかうのと、嫌いだからいじめるの違い」は、どこにあるのだろう?
まずは分かりやすい「好きだからからかう態度の特徴」を紹介する。
男子が「好きだからからかう態度」の特徴
男性が好きだからからかう態度としては、下の6つが特徴だ。あなたをからかってくる男子がいるなら、こんな態度になっていないかチェックしてみよう。
- 明るい雰囲気
- リアクションを気にしている
- 特定の人だけからかう
- からかった後にフォローがある
- からかう流れで笑わせてくる
- からかう態度とは裏腹な態度も取る
相手もあなたにちょっかいを出している以上、何らかの気持ちが理由になっているので、悪意を感じない場合は「からかってる」のであって「いじめている」のとは違う。
上記に当てはまるのが多いほど、好きだからからかってくるパターンである可能性が高まっていく。
逆に、嫌いでいじめる態度としては、上で挙げたことの逆の態度が目立つのが特徴だ。
しかし、分かりやすい人ばかりではないはずなので、見分け方も紹介してみよう。
好きだからからかうなら、男性心理では「女性の冷たい態度」に敏感になる
どんな女子にもからかう子供っぽい男子がいるのは事実だけど、そんな人はウザイくらい好きな人をからかうことが無いから除外するとして、結局のところコミュニケーションの一部として為されるのが「からかう」という行動なので、男性は女性をからかった時のリアクションを敏感に見ている。
つまり、好きだからからかう男性は、あなたのリアクションを見て、からかうレベルを決めているところがあるということ。
からかってる女性に、恋愛感情を持っている男性は「嫌われたくない」と思っているのである。
好きだからからかう男性心理の見抜き方は、冷たい態度であしらうこと
からかわれる女性の方が相手男性を好きだとなかなか冷たい態度も取りにくいのかもしれないけど、「好きだからからかう態度を見分ける方法」としては「されて嫌なことに冷たい態度を取る」ことが優秀な手段になる。
「目だけ怒っている」などの態度でも、あなたを気になっているならやめることがあるし、「その場を離れて避ける」でも、男性が好きだからからかったのであれば慌てたり凹んだりしがちで、普通はフォローをする。
からかう男子をあしらった時の脈ありサイン
からかう男性心理を見極めるために「あしらった」とき、男性が好きな人に取る態度として特徴的なのは、下の3つだ。
- からかった言葉を否定する形でフォローをする
- とにかく慌てる
- 逆に女性がからかい返したら安心した表情を見せる
特に3つ目は応用するとカマをかけることもできるので、からかってきた時に怒った態度や冷たい態度を示した後、自分からフォローを入れると、今の関係に傷を付けずに「好きだからからかう」のか「嫌いだからいじめる」のか違いが分かるはずだ。
時々、いつもと違うリアクションで、相手の男子の出方を見るイメージで実践してみよう。
ただし、冷たい態度が中途半端であれば男性から見た時に「からかった時の可愛いリアクション」の範疇になったりするので、ニュアンスがどこまで伝わるかは未知数。ここが少し難しい。

嫌いだからいじめるのであれば、女性のリアクションを気にしないし、愛情を感じない
嫌いだからいじめる男性心理の見抜き方でポイントになるは、やはり「嫌いな女性だったらどう思われも良い」と男性が思っている点だ。
いじめる形でも、自ら嫌いな人と接触を持つのは正直どうかなと思うけど、嫌いな人に攻撃的な性格の人もいるし、嫌いだから鼻に付くってこともある。
したがって、からかわれた時に冷たい態度を取っても男性が気にしない雰囲気なら、嫌われている可能性が高まる。
嫌いな人がどんな態度を示そうとも、自分から離れる形であったり、機嫌を損ねるなら、その方が嫌いでいじめる人の目的が達成される。
からかっているならどこかに愛情を感じる、いじめられてるだけなら言葉の端々に嫌っているサインが出る
普段の付き合いがあるならそう単純に男性が嫌いな人に取る態度を見せないこともあると思われるが、男性からフォローがあっても皮肉交じりだったり、義務的に感じるフォローを入れたりと言った形で、愛情を感じるような態度を見せないなら、好きだから不器用に絡むわけではないと判断できる。
好きな人をからかう時、不器用な男性はつい言い過ぎてしまうことや予想外に女性を傷つけることがあるけど、その場合はかなり慌てる。不器用だからこそ、からかった男性は女性のネガティブなリアクションが予想できなかったわけだ。
興味があるから”からかう”という男性は、「まさか本気にするとは思っていなかった…」とか「こんな言葉で傷付くなんて…」などと思っている。
好きな人をからかう男性心理は必ずしもその行動で相手の女子から好かれようとしているわけではないのだが、からかう行動とはストレートにリンクしていないものの、良好なコミュニケーションを目的にすることがほとんどである。
からかわれた後の行動や態度で、相手の本心を探る
男性からからかわれた時は、「嫌いな人にどんな態度を取るか、好きならどんな態度を取るか」という視点で、あなたのリアクションに対する相手の次の行動を見てみると、消去法的に相手男性の心理が見えてくる。
加えて、男子がからかう相手は気になっている女子であることが多いことを踏まえれば、「嫉妬」も頭の中に入れておく必要がある。嫉妬されたとしても男子の嫉妬してる態度が分からないという女性は、下の記事が参考にしてみよう。
因果関係も考えてみると、男性のからかう理由を見分ける際に精度が増すはずだ。
男子からからかわれる女子の特徴は?
これを読んでいる女子の中には「好きな人からからかわれたくない」とか「からかわれると傷つく」と思っている人もいると思う。
「なんで私はからかわれやすいの?」と不思議に思っているなら、からかわれやすい女子を知っておくと対策ができるかもしれない。
では、どんな女子が男子からからかわれやすい女子なのかと言うと、下の7つが特徴として挙げられる。
- あんまり怒らない女子
- リアクションが可愛い女子
- よく笑う女子
- 女子とばっかりいる女子
- おとなしい女子
- からかわれても無抵抗な女子
- 見た目やしゃべりが特徴的な女子
男子からよくからかわれる女子は、からかいたい心理を持つ男性を引き付けてしまっている。
もし好きな人からからかわれたくないと思うなら、下の見出しで「からかう男子の対処法」を解説しているので参考にしてみよう。
ここで取り上げた「からかわれる女子の特徴」は性格に関するものが多いので、好きな人にからかわれないようにするためにはどうしたら良いか解説する。
好きな人からからかわれるのが嫌なら、やんわりと意思表示する方が恋愛は上手くいく
好きな人を頻繁にからかう癖を持つ男性は、はっきり言って恋愛が得意とは言えない。女性が望むコミュニケーションの形から遠く、素直に気持ちを表現できない点で恋愛を苦手にしているだろう。
その点を踏まえると、もし好きな人からよくからかわれるようになった時にそれが嫌だと思う場合は、その気持ちをやんわりと意思表示する方が恋愛事体はうまくいく。
「そういういじり方は嫌なんだけど…」
そこまで言えない場合も、
「優しい男子の方が女子ウケするよね」
くらいだったら会話の展開次第で言えそうだ。
この例に限らず、男子からからかわれたくないと思ったら、女性は意思表示をすることが絶対に必要だ。好意があってあなたをからかう男性は、嫌がっていることを知った時点で、少なくてもからかい方を変える。
冒頭の記事でも述べているが、からかう男子から見るとからかわれる女子は結構リアクションが可愛くて、意外にやんわり伝えているつもりも伝わっていないパターンが散見される。
しかし、そのまま仲良くなっていっても恋愛の雰囲気は逆に遠ざかって、むしろ「友達関係がはっきりする」という結果が多いのである。
二人の雰囲気は初期に軌道修正すれば変えることもできるので、好きな人や気になる人に嫌な感じでからかわれる時はこういうことも意識しておこう。
まとめ
今回は、「好きだからからかう」のか「嫌いだからいじめる」のか、その違いを考えてみた。
気になる女性にちょっかいを出す男性心理は有名なので、好意と悪意の違いが気になることも多いと思うけど、読む際にイメージしていた男性はあなたにどんな思いで接しているのか予想できただろうか。
いたづら心でからかう男性は、「好き」までいかない「気になる人」をからかってることが多いから、まだまだこれから関係が進む場合も多いと思う。
今回は好意と悪意とで分けて考えてみたけど、どうしてもグレーゾーンは存在するので、その他の行動とも合わせて考えよう。男性の真意を理解するために、下の記事も参考にしてみてほしい。
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