恋愛では、妥協して付き合うことの是非が時々話題に上がる。そんなに好きじゃない相手と付き合って、果たしてそれは幸せなのかどうか…。判断に迷うことは、多くの人が体験しているところだ。
あなたは妥協で付き合うことがアリだと思うだろうか?
それとも恋人に妥協するのはナシだろうか?
今回は「そんなに好きじゃない相手と妥協して付き合うこと」をテーマに、私の体験談も交えながら、妥協で付き合うときの影響やメリットとデメリットについてまとめる。
あなたと一緒に、恋愛を妥協する是非について考えよう。
この記事の後半では、「妥協で付き合うカップルの特徴」と、「彼女に妥協する男性の特徴と彼氏に妥協する女性の特徴」も解説している。
【体験談】妥協して付き合うとは
妥協して付き合うとは、恋人としてアリだと思いながらも、そんなに好きじゃない状態で付き合うことを言う。
相手の女性や男性に対して自分が持っている愛情レベルは様々で、「ほぼ好きだけど付き合うかどうか迷う」という状態から「ほぼキープで遊びの恋愛」まであって、「どのくらい好きか」だけでは測り切れないところがある。
付き合いたいと100%まで思っていなかった相手と付き合うかどうか迷った時は、最終的に付き合うことを決めても妥協の気持ちが疑われる。
なぜ妥協して付き合うのか:妥協で付き合う理由
私もかつて妥協で付き合った彼女がいた。
私が妥協して付き合うことを決めた理由は「相手から告白されたから」というのが主だったけど、これは付き合うか迷う彼女から答えを迫られただけで、まずは自分の気持ちが大切になる恋愛において、ある種「理由にならない理由」だろうと振り返る。
妥協で付き合った当時の気持ちを整理するなら、「誰でも良かったから彼女がほしかった」という気持ちが少なからずあったのだと思う。
色々あって、好きだった彼女を振った後、私は他の誰かに優しさを求め、癒しを求めた。

しかし、これは今となったから、完全なる過去となったから、冷静に分析できているだけだ。
当時の私は妥協で付き合うことを頭の中で否定していたし、彼女のことを好きになろうとしていた。
もっと正確に言えば、妥協の交際を否定したくて、好きになりたかったのだった。
私の経験に限らず、妥協で付き合う理由には彼氏がほしい・彼女がほしい気持ちが根底にあり、妥協して付き合う相手は「恋人にしてもいい」と思えるレベルを超えていることが要件になる。
妥協で付き合うことは悪い意味ばかりではない
一般的に、妥協で付き合う人は真面目な恋愛観を持った人から否定されがちだが、実は超のつく真面目な恋愛にも「妥協しようか迷う」という状態が起きる。
例として私の体験談を取り上げたけど、妥協して付き合うパターンはその他にもたくさんの例があり、悪い意味ばかりじゃない。
「妥協して付き合う」ことを選択する時とは、ただの遊び感覚で恋人を持つ場合もあるけれど、たくさんのことに悩んで決める場合もあり、時と場合によっては複雑な感情になるものだと認識している。
私の経験だけでなく、多くの恋愛を見てきて、そう思うのだ。
では、妥協して付き合うと、その後はどうなるのだろう?
妥協で彼氏を作る、妥協で彼女を作るデメリットとメリットを解説する。
妥協で恋人を作るデメリットとは?妥協の彼女、妥協の彼氏を作る悪影響
妥協して付き合うことに悩むときは、まず自分にどんな影響があるのかを整理するところから始めよう。
本来、恋はもっと感情的なものだけど、付き合うべきか付き合わないべきかを考えてしまっているなら、思考を深く進めていく方が納得のいく結論へたどり着ける。
今現在、誰かを想定して「付き合うか悩む」のなら、それによる悪影響を整理すると判断がしやすくなる。
メリットの前に妥協して付き合った結果受けるデメリットからまとめていく。
妥協して付き合うデメリットは7つ
妥協して彼女や彼氏と付き合うデメリットとは、次の7点が想定できる。
- オープンで付き合うなら「恋人持ち」として周囲に認知される=他の誰かからのアプローチが減少する
- 日々の連絡やデートで時間がなくなる=忙しくなる、時間が奪われる
- 相手の容姿に問題があって悩んでいるならB専やブス専認定される恐れがある=周囲の評判が下がる可能性
- そのまま好きになれないなら妥協の恋愛に悩み続ける可能性がある=精神的苦痛が継続する
- 妥協して付き合ってる彼女や彼氏への罪悪感が消えない=恋愛特有の精神的な消耗が強い
- 情が移って別れにくくなる=妥協のまま付き合い続けることで予想以上に幸せになれない期間が長引く
- 妥協だったとは言えないから別れるときに多大なパワーがいる=全てがウソの恋愛リスク
経験談も考慮し、妥協して付き合うことのデメリットについて7つ挙げた。あなたの価値観と照らし合わせて、影響を受けると予想される項目はいくつあっただろうか?
今現在、妥協して付き合うことを前向きに考えている人は、これらのデメリットに納得できるなら「付き合うべき」との答えが正しいかもしれない。
妥協して彼氏を作る、妥協して彼女を作るのにメリットもあるのだから、「本気で好きじゃないから付き合わない」というのも、単純すぎて間違いだ。
次の見出しでメリットを考えていく。
妥協して彼氏を作る・彼女を作るメリット:妥協して付き合った結果、幸せになれる人もいる
妥協して付き合うことに悩むときは、好きとは言いきれないのに付き合うことを検討している状態なのだから、既にあなたは妥協の相手と付き合うことに何かしらのメリットを感じていると思われる。
「振るのがもったない」など、ちょっとネガティブな心理が理由になってる場合もあるが、それも含めて振るより付き合う方がいいかもしれないと思わないと妥協で付き合うことはない。
ここはあなたが思うメリットだけで十分答えを出すのに必要な要件は揃うことになるが、「背中を押してほしい」と思っている人や、「メリットが分からない」「妥協して付き合うと、後悔する結果しかないのでは?」と漠然としてしまっている人もいると思うので、妥協して付き合うメリットをまとめておこう。
妥協して付き合うメリット7つと、妥協するか迷う人が思考を深めるための質問
デメリットと同じく、妥協して付き合うメリットを7つ挙げる。妥協の恋人を作るかどうかというテーマなので各メリットにあなたへの質問を加えるから、考えながら確認してみよう。
- とりあえず付き合っている恋人ができる⇒リア充に憧れる?
- 見た目で妥協するならイケメン彼氏・可愛い彼女をゲット⇒他は目を瞑れる?
- 相手が自分を好きなら「愛される喜び」がある⇒今、誰かから愛されたい?
- 恋愛経験が増える⇒恋愛経験はメリット?それともデメリット?
- 暇が減って、気が合うなら楽しい毎日になるかも⇒今、忙しい?暇?
- 彼氏持ちや彼女持ちの友達と話が合うようになる⇒周りはみんな恋人持ちのリア充?
- 寂しい時や嫌なことが会ったとき、話を聞いてもらえる人ができる⇒何でも話せる友達はいる?
あなたの恋愛観や、どのような相手に妥協しようとしているのかでメリットもデメリットもある程度変わってくるけれど、上に挙げた7つの「妥協で付き合うメリット」がどれも魅力的に見えないなら、恋愛に妥協するデメリットを意識するべきかもしれない。
しかし一方で、私が挙げた以外のメリットを強く感じて妥協して付き合うことを前向きに検討するのはアリだ。
自分の恋愛事情でも変化するし、恋愛経験なしや恋愛経験ゼロ、付き合った恋人が少ない人なら「恋人を作ってみたい」という理由でもいい。
恋愛においても、強烈なメリットはデメリットを打ち消す。「好きじゃない人とは付き合わないべきだ」とする考え方も、私の経験では子供の考え方のように思っている。
妥協するかしないかを決めないといけない時は、どっちの答えを出してもノーリスクという事がないので、どうしても複雑に考えていかなければいけないことの方が多い。
妥協で付き合う時、判断基準の決め手や決定打は「好きになれるかどうか」
付き合うか迷う相手と妥協して付き合うにしても、大好きになってから付き合うにしても、それを相手や友達などの周囲の人にあなたがどう言うかは現実的に自由で、どう表現してもいい。
簡単に言えば、本当は妥協の彼氏や彼女だったとしても、最初は好きなフリから入るのだって間違いとは言えないのである。
最初は妥協で付き合った彼氏や彼女であったとしても、付き合う内に好きになれるなら、それはそれで素敵な恋愛だ。
逆に言えば、好きになれないのなら妥協で付き合う判断は二人を傷つけることになるため、今回のテーマで最も決め手になる、決定打になる基準は「好きになれるかどうか」である。


恋愛は個人的な感情が相当に優先される。
嘘を付かれることもあるのが恋愛で、いくら言葉を聞いても信じられないときは信じられない。
複雑な気持ちも絡むから、「妥協で付き合うのが自分に取って正しい選択になるのか」は、まず自分の中で「好きになれる可能性」に答えを出していく必要がある。
- 好きになれる可能性がある=妥協から本命になる、妥協から好きになることを目指すのが間違いではないし、現実的にあり得る
- 好きになれる可能性がない=妥協で付き合うことにデメリットがある以上、簡単に付き合う選択をするのが間違いになる
そもそも好きになる可能性がない状態で、付き合うことになる相手へ全てがウソになるなら、真面目な人は「妥協して付き合ってることの罪悪感」を意識するべきだ。
恋愛では相手を傷つけることで自分が傷つくことも多いし、本気の気持ちをもてあそぶような「完全な遊び」は深入りしないのが礼儀であり、綺麗に遊ぶコツである。
ここら辺も含めて、私の結論へ移っていく。
【結論】妥協して付き合うってアリ?ナシ?
ここまでで「妥協して付き合うデメリットとメリット」を整理したが、両者を理解した上であなたがその相手と最終的に付き合いたいと思ったなら、「誰かと妥協して付き合うのはアリ」だというのが私の結論だ。
ナシだと言い切るには私があなたを知らなすぎる。一般的とまで言わなくても、妥協で付き合う人、時の経過と共に妥協で付き合っているような状態になる人は珍しくないことを私は知っている。
一般化して答えを出すなら、「付き合いたいと思うなら付き合ってもいい」ということになるはずだ。
なぜなら、「付き合ってもいいかな?」と思う人を振ることにも大きなリスクがあるからである。
恋愛に妥協しないと決めている「妥協で付き合わない人」が抱えるリスクとは
恋愛に妥協しないと決めている人は妥協の彼氏や彼女を作らないわけだが、そこにはこんなリスクがある。
- 恋愛特有のタイミングのズレで、結ばれる相手とも付き合えない
- 本当に好きになってから付き合うと決めても、今度は相手が諦めてしまったり、冷めてしまうことがある
- なぜ振ったんだろう?と後から後悔する可能性
妥協で付き合うことが「本当に妥協だけ」ならむしろ付き合うことにリスクが高くなるけど、「本当に好きになったかまだ分からない」「付き合うか迷う」という状態で振ると、後悔する可能性が高い。
ここは下の記事で詳しく解説したことがあった。


妥協で付き合うか決める際に後悔したくないなら、「付き合ってみる」ということも選択肢になるのは間違いない。
ただ、私は自分の経験を持って「もう妥協して付き合わない」と決めている。その理由を解説しよう。
妥協して付き合わないと私が決めた理由
私の場合は、これまでの経験を基に、もう妥協して付き合うことはないと思っている。
求めた愛や癒しはあったけれど、私の場合は妥協して付き合うことで結局辛くなってしまったからだ。


自分の性格を知って、自分の恋愛観と向き合って、私は一人の女の子と妥協で付き合った後は、ちゃんと好きになってから付き合うようになった。
付き合うタイミングが合わないで、好きになる前に告白されたら、どれだけ悩んだとしても振ってしまう。単純に機械的な決断はしないけれど、話し合いで解決できる問題でもないから、仕方ないと割り切ることが多かった。
個人的には、ある異性に対して「ちゃんと恋人として付き合うか、付き合わないか」は大きいと思っている。自分に与える影響も、相手のことも含めてだ。
妥協だろうが心から願おうが、「あなたは私の恋人」だと言うからには、責任が出てくるし、相手を傷つけることに覚悟を決めるべきである。自分が相手を好きだったら、この責任と覚悟は決まる。それでも一緒にいたいという気持ちがどんな理屈も超えるからだ。
一度本当に悩んで、相手をたくさん傷つけて、私の出した答えは「妥協で付き合うと、自分が傷つく」というとてもエゴの強い答えだった。経験して、妥協して付き合った結果からこのことが分かった。
あなたと私が今一緒に飲んでいるなら話したいことはこの他にたくさんあるけれど、簡単な言葉にした上の表現を補足するだけになると思う。
ただし、世の中には「付き合うか迷ったら付き合うべき」と胸を張って主張する人もいる。それは特に10代から20代前半の人向けに主張される内容なので解説を加える。
妥協して付き合うのは高校生や大学生なら経験してみても良い!妥協の彼氏や彼女に何を思うかはあなたの性格と恋愛観で違う
高校生や大学生など、まだ10代や20代の前半くらいまでの人なら、付き合うか迷う時に理想を追いすぎず、「妥協の恋愛を経験してみる」という答えを出しても良いと思う。恋愛経験が少ない人など、自分の恋愛観が固まってない人も同様だ。
事実、10代から20代前半で「付き合うのに慎重な男や女」は、経験によって恋愛力が上げられず、恋愛弱者になってしまうリスクが高い。


私の経験はあくまでも参考にして「実際に自分がどう思うか」を試してみることは幸せになれる可能性を追求する意味で絶対にアリなはずだ。
誰かと付き合うかどうかに対して、妥協であっても前向きに検討するなら、本質的にあなたはその人と付き合いたいと思っているんじゃないだろうか?
付き合うか迷う彼女や彼氏に「付き合ってみようかな」って思ってこの記事を読んでいるとしたら、特に若い人には前に進む選択肢をお勧めしたい。
私がもう妥協はしないと決めたのは、私が直に経験をして、自分の結果を見たからだ。自分の場合は「後悔した」と言わないまでも「もうやめた方がいい」と思ったから、そう決めることができた。
遊びの恋愛もしたことがあったけれど、相手の本気な気持ちに対して自分の気持ちを隠し、キープや遊びや経験と言った自分の都合を、説明はおろか匂わせもせずに付き合おうとするのは、私の場合、幸せよりも消耗が大きかった。
あなたがどう思うかは、実際に経験しないと分からない部分がある。
妥協して付き合うべきか、理想を追い求めるべきかの答えは「あなたの中」にある
今回のテーマをアリかナシかを考える人は、相手や第三者がどう思うかを気にしているかもしれないけれど、自分がどうなのかを優先して考えることを勧める。
愛情を受け取ることはあなたが思っているよりもパワーがいることにすぐ気が付くからだ。
恋愛はイイトコ取りもできるけれど、はっきり言ってそれは難しい。相手が本気だとしたらなおのことそうだ。
答えを出すべきタイミングではないならもう少し考えてみてもいいし、好きになれないかなって時間を置いてみても何かが変わるかもしれない。


あなたが歩み出す道を私が示すことはできないが、こんな回り道な考え方が、私は自分に取って正しい答えにたどり着く方法だと思っている。
どんな結論であれ、今考えたことが少しずつ将来に役立つ。それは間違いない。
もし、付き合うか迷う理由が「相手の顔がブス、ブサイク」という問題だったら、下の記事を参考にしてみよう。
【妥協で付き合ったその後】妥協して付き合うことを彼氏や彼女に言う?本当は好きじゃないとバレることはあるの?
妥協して付き合うか迷う人は、実際付き合った後のことが気になると思う。
「妥協して付き合うこと(=まだ好きになっていないこと)を伝えるかどうか」という点と、「本当は好きじゃない、妥協で付き合っていることがバレるかどうか」については、多くの人が気になるポイントではないだろうか?
妥協して付き合うことを彼氏や彼女に言うべきか(まだ好きじゃないことを伝えるかどうか)
私の経験を振り返るに、「妥協して付き合うことを新しい彼氏や彼女には伝えるべきではない」というのが答えだ。
お試しで付き合うような話し合いができて、いわゆる「お友達から…」と言う話ができるならその判断は間違いとならないけれど、付き合いはじめは微妙な空気になるカップルも多い中、気持ちがないことを知ると上手く行くカップルすら上手く行かないからだ。
告白する気持ちも様々あるので、付き合うと決めたなら好きになれるように頑張ってみるべきで、純粋にカップルとして相手と向き合う方が幸せに近づける。
妥協で付き合ってると、彼氏や彼女にバレるのか
また、「妥協で付き合っていることが彼氏や彼女にバレるかどうか」については、付き合って1ヶ月くらいで「強い愛情はない」と悟られることの方が多いというのが経験則だ。
付き合いはじめは、相手の気持ちにまだ確信を持てない時期で、本当に好きなのか疑っているような状態に近いため、「本当は好きじゃないんじゃない?」という疑問の答えは交際期間が経つにつれ悟っていく人が多い。
特に男性心理だと、実際に妥協して付き合った後、なかなか彼女に意識が行かないことで、妥協の彼女が「愛されてない」と実感することは多いと思われる。




ただ、付き合い始めの恋愛にはこういった不安や心配が付き物でもあるから、「本当にただの妥協」という気持ちがバレることはなく、要は「カップルとしての相性」とか「二人が上手く行くかどうか」という視点で考えることになる。
つまり、愛情問題はまた別として、楽しく上手く付き合っていけるならきちんと幸せを感じるカップルになることは可能と言うこと。
妥協から始まる恋愛は上手く行かない理由もたくさんある中ではあるが、無理な恋愛ではないと言い切れる。
付き合うと決めたらその相手と一緒に上手く付き合っていけるように考えて努力できれば、上手く行くことだってある。頑張ってみたいと思えるかどうかも、判断基準の一つになるんじゃないだろうか。
特に結婚願望がある20代後半から30代は、付き合うか迷う時に現実的な考え方が必要になってくる時期だ。後悔することがないように、付き合うか迷う男性や女性から付き合おうと言われた時は「次のチャンスが来る時期」についてもシビアに判断しよう。


妥協で付き合うカップルの特徴
妥協で付き合うカップルには5つの特徴がある。
それぞれ解説するので、付き合ってる人が妥協かどうかの判断基準にしたり、自分が妥協で付き合う場合の問題点として参考にしてみてほしい。
妥協で付き合うカップルは距離感が遠い
妥協で付き合うカップルは本気の好き同士で付き合ってるカップルと比較してあらゆる点で距離感ができるのが特徴だ。
たとえば一緒にいる時の距離感だけでなく、会話の深さによる距離感もそうで、妥協で付き合ってるカップルは恋人同士なのに相手が遠いのが特徴になっている。
これは、単純に好きじゃないから距離ができることも大いに関係するのだが、「好きだから○○してしまう」という、いわば勇み足的なアプローチがないことも原因になっている。
カップルは意外と不器用に距離を縮めているが、本当は好きじゃないなら接し方や態度がどうしても表面的になる。
自分でも抑えきれない気持ちがカップルの距離を縮める面があるため、妥協している人は友達同士のように自然と距離を取ってしまうのだ。
もし、「付き合ってるのになかなか距離が縮まらない」と思ってるなら、相手がまだ本気で好きじゃないのが原因かもしれない。
妥協で付き合うカップルはデート中の会話が盛り上がらない
妥協で付き合うカップルは会話の深さが浅いと言ったが、それは「聞いても大丈夫かな?」と思う気持ちが「聞きたい」と思う気持ちを上回るからだ。
妥協で付き合うにしろ、彼氏彼女の関係になるならお互いに距離を縮めていきたいと思うけど、他人に踏み込む時は嫌われるリスクや拒否されるリスクと戦わないといけない。
本当に好きじゃないと遠慮してしまうから、妥協のカップルは会話が深まらないのである。
これは特にデート中の会話によく表れる。妥協で付き合ってるカップルはデート中の会話が盛り上がらないのが特徴なのだ。
カップルでどちらかが妥協してると、まるで異性の友達との会話みたいに会話が表面的になる。別に会話が途切れるわけじゃないけど、「付き合ってるのに他人行儀な態度を取る恋人」に落ち込んでしまったり、お互いに遠慮し合って世間話ばかりしてしまう。
妥協してるカップルは「二人で一緒にいるだけで楽しい」と思わないこともデートが盛り上がらない原因になってるから、付き合い始めから冷めたデートの仕方をされた時は妥協されてる可能性を疑うべきだ。
妥協で付き合うカップルは友達に付き合ってることを言わない
妥協で付き合うカップルは本当に好きになってないため、いつ別れるか分からないと思いながら付き合うのが一般的だ。
だから、周りの友達には彼氏彼女のことを言わないし、付き合ってることを隠すパターンも多い。


詳しくは上の記事で解説してるけど、秘密で付き合う人はやっぱりそれなりに理由があって付き合ってることを隠すわけで、妥協で付き合ってるとそれも交際を隠す理由になる。
ここの判断は慎重にしないといけないのだが、妥協で付き合うカップルは妥協してる方が交際を隠す傾向があるので、「友達に彼氏(彼女)のことを話さない」「付き合ってる人のことを隠す」ことも特徴になっている。
妥協で付き合ってるカップルは忙しくなると会わなくなる
妥協で付き合ってるカップルは、「暇な時しか会わない」とまで行かないものの、忙しくなると会わなくなるのは特徴と言っていい部分だ。
彼氏や彼女に妥協している人は、仕事はもちろん「他の用事」も優先する傾向があり、「友達との約束を優先する」ことも多い。
そのため、妥協で付き合ったカップルは時期が悪いと自然消滅するカップルも多くなっている。


彼氏や彼女があんまり自分を優先してくれないと思う時は愛情の有無を疑わないといけないし、軽い気持ちで付き合った場合についても「想像以上に時間が取られること」を受け入れて交際をスタートさせないと後悔する確率が高まってしまう。
妥協で付き合ってるカップルは好きだと言わない、どこが好きか答えられない
妥協で付き合ってるカップルは愛所表現が少ないのが特徴だが、それ以上に分かりやすいのが「好きだと言わない」「どこが好きか答えらえない」という特徴だ。
妥協の彼氏や彼女には好きじゃないから好きだと言えないし、「どこが好きなの?」と聞かれても一般的な答えでしのぐのがやっと。
特に自分から好きだよと言った時に恋人から返事が返ってこないのは相当に厳しいサインなので、妥協されてるかもしれないと思った時に積極的に相手の本心を確かめたい時は試してみると現状がはっきりするだろう。
妥協で付き合ってる人は恋人を騙すような感覚ではないことが多いので、こういう時に「気まずい顔をされた」とか「自分だけ好きと言って流された」など、曖昧にされる時が妥協で付き合ってる人の反応だ。
すごくストレートな書き方をしているけど、実際に経験したことがある人は少なくない。
彼女に妥協する男性の特徴と彼氏に妥協する女性の特徴
最後に、彼女に妥協する男性と、彼氏に妥協する女性の特徴と心理をそれぞれ解説する。
「どんな人が恋人に妥協するの?」
「なぜ恋愛に妥協するの?」
という疑問に答える。
彼女に妥協する男性の特徴と男性心理
彼女に妥協する男性は、そもそもモテない男性であるのが大きな特徴で、純愛より彼女がほしい心理を優先して妥協の彼女を作るのが特徴になっている。
男性心理は恋愛に関して好きな女性を追いたい心理が強いのだが、自分の恋愛が上手くいってない男性は追う女性から既に妥協するタイプもいて、特に最近は無理目な女性を追いかけない男性が増えたことで「最初は妥協だったかもしれない」という恋愛が増えている。
ただ、これは男性の恋愛観が狩猟性を持ってることが原因になっていて、男性はそもそも行けそうな女性にアプローチしたい心理を持ってる面も影響している。
特に恋愛経験が少ない男性は妥協の彼女に本気になる確率が非常に高いので、女性の恋愛観とは違うと思ってこの部分を理解してほしい。
彼氏に妥協する女性の特徴と女性心理
彼氏に妥協する女性は、押しに弱い性格なのが特徴で、恋愛偏差値的なモテるモテないにほとんど影響を受けない。
それこそ「好きな人とうまく行かないから妥協する」という感じより、アプローチされて心が動かされる感じだ。
女性の恋愛観は自分のことを本気で好きになってくれる男性に魅力を感じるので、そういう意味では彼氏に妥協するより、「まだ好きになり切ってないけどいいなと思い始めたから付き合い始める」ようなイメージの方が近いかもしれない。
もちろんこれは典型的なタイプの女性を解説しているから例外はあるけど、彼氏に妥協する女性は男性からのアプローチがきっかけになってるのが特徴だ。
付き合い始めたからと言って安心しないで「彼女を本気にさせるアプローチ」も必要になることがある。
まとめ
今回は恋愛ジャンルの中のよくある悩み、「妥協して付き合うってアリ?ナシ?」という疑問について、体験談も交えながら解説した。
「そんなに好きじゃない相手を彼氏や彼女にしていいのか」は時に難しい問題となるが、色々なことを考える内に進む関係の中で納得のいく答えを見つけよう。
一時の気の迷いで進んでしまう恋愛はなかなかいいことがない。幸せいっぱいで楽しいだけの恋愛が無いからだ。どんな気持ちで居ようとも、何かが自分を苦しめる瞬間があるのだと思う。そんな視点も持って考えてみると、あなたに取って良い答えが出せるはずだ。
真剣に考えることがいずれにしても成長に繋がる。
この記事があなたの何かに役立ったら嬉しい。
☆妥協で付き合う理由が「いい人がいないから」というものであるなら、下の記事も合わせて読んでみてほしい。


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