「好きじゃない人と付き合うって、これで本当にいいのかな…」
恋愛は時に愛情の有無さえ曖昧なものであって、好きではない人と付き合うことや、好きな人以外と付き合うことが現実にあり得る。
付き合うのだから好意は持っている、でも、好きか好きじゃないかで言えばきっと好きになっていない人。あなたなら、そんな人との交際を前向きに考えるだろうか?付き合い続けることができるだろうか?
相手から好きになられて始まる恋愛は、「愛される恋愛」として幸せも存在すると言われるが、勢いで進んだ恋愛や、関係性が微妙な恋愛など、好きではない人と付き合うかどうかは、それまでの関係もあるから、案外難しい判断になることがある。
好きじゃない人からの告白に即答しないとしても、「付き合ってみようかな」と思う時に不安になるとしたら、それは「好きじゃない人と付き合ってからの後悔がどんな理由で起こるか」を詳しく知らないから。
「お試しで付き合ってみる」なんて付き合い方でもいいなら別だけど、真剣な気持ちを受け取るなら、やはりそれなりの問題も出てくる。
そこで今回は、好きじゃない人と付き合うのが間違いかと悩む人へ、「好きじゃない人と付き合う理由」を整理してから、「好きな人ではない人と付き合って後悔する理由」についてまとめてみたい。
最後は、後悔しない選択をするために恋愛アドバイスを送るので、ぜひ参考にしてみよう。
付き合うかどうかに迷う人がいる人は、その恋愛が進んだ先にどんなものが待っているか具体的にすることで、自分らしい判断ができるはずだ。
- 好きじゃない人と付き合う理由
- 好きじゃない人と付き合うと「恋人としての義務」がしんどい
- 好きじゃない人と付き合うと、他の人の恋愛対象外になる!恋人持ちはアプローチされない
- 【失礼かな…】彼氏・彼女の気持ちが、好きじゃないのに付き合う罪悪感を高めるからしんどい
- 好きじゃない人と付き合うと、一度付き合ってから別れる時が辛いから後悔する
- 好きじゃなくても付き合うことで「愛情ではなく、情が移って別れられない」という状態になるのがつらい
- 好きじゃない人と付き合うなら「ドキドキやトキメキのない虚しい恋愛」だと感じやすい
- 好きじゃない人と付き合うと、手を繋いだりキスをしたり、体の接触が耐えられない
- 真面目な恋愛観を持っている人は、好きじゃない人と付き合った際の気持ちの消耗が次の恋愛にも影響する
- 好きじゃない人と付き合う時、後悔しないためには?
- まとめ
好きじゃない人と付き合う理由
あるアンケートによれば、好きじゃない人と付き合った経験のある人は70%にも及んでいた。
では、好きじゃない人と付き合うことを決める場合、どんな理由でその選択をするのだろう?
付き合うべきか付き合わないべきかはそこまで重く考えることはないとしても、「なぜ好きじゃないのに付き合うのか」という理由の部分は先に整理しておこう。
【好きじゃない人と付き合う理由】
- 好きになれるかもしれないから
- 好みのタイプだったから
- 振るのがもったいない
- 一緒にいると楽しいから
- 気まずくなりたくないから
- 友達以上恋人未満みたいになって情が沸いた
- 振るのが悪いと思って
好きじゃない人と付き合うと言っても、前向きな理由から後ろ向きな理由まで様々ある。
好きになれる可能性を感じているなら、まだ好きになりきっていない状態で付き合ってみるべきだと思うが、好き同士で付き合うのがカップルである以上、やはり好きじゃない人と付き合う時は多くの問題点も同時に浮かぶものだ。
好きではない人と付き合う理由を整理したところで、付き合った後で後悔する理由を解説する。自分らしい選択をするために、ぜひ参考にしてみよう。
関連記事:
好きじゃない人と付き合うと「恋人としての義務」がしんどい
恋人同士は好き同士だから成り立つところがあって、好きでもない人と付き合うなら、「恋人としての義務」が「付き合わなければ良かった」と後悔する理由になることがある。
たとえば、連絡の問題や束縛の問題など、付き合うならお付き合いに関する常識的な考え方がどうしても絡んでくるから、愛情がないなら精神的につらいことが出てくる。
好きじゃない人と付き合うと、「普通の交際」を求められた時にしんどい
付き合いはじめから色々と要求する人は少数派ではあるが、「付き合ったのなら普通は…」という考え方が現実的に存在している。
いいかもしれないと思って付き合ったけど、彼氏・彼女の義務みたいのがしんどくなって結局その恋愛がうまくいかないことはやはり多くなっている現状がある。
- 好きじゃないから付き合わない(保留する)=友達付き合いするだけなので、特に義務はない
- 好きじゃないけど付き合う=彼氏や彼女として「普通の付き合い方」を求められるので、交際に絡む色々な義務が生じてしんどい
めんどくさがりの人は、この「彼氏の義務・彼女の義務」へ特に注意するべきだ。
愛情があるからこそ相手のために頑張れる面がカップルの交際では大事なところを支えているけど、好きじゃない人と付き合うなら愛情がない分だけ付き合うことのデメリットが辛い。
好きじゃない人と付き合うと、他の人の恋愛対象外になる!恋人持ちはアプローチされない
「特にいい人もいないし、この人となら…」
こんな妥協の気持ちで付き合うことを決めるなら、自分が恋人持ちになることで他の人からアプローチされにくくなる点にも注意をしておこう。
好きじゃない人と付き合う上で、代表的なデメリットになっている。
好きじゃないと言っても、彼氏や彼女ができると「他の異性」との恋愛環境は悪化する
本当は好きじゃない状況でも、彼氏・彼女ができれば新たな出会いの可能性を小さくしてしまい、結果的に自分の恋愛環境は悪化してしまう。
それを自覚する瞬間があれば、好きじゃない彼氏や彼女が実質的に邪魔な存在になってしまい、付き合ったことを後悔する理由となる。
恋人持ちだと分かった瞬間から、恋愛対象外として見る・異性と見ない人という人がいたり、たとえ妥協とかお試しとかで付き合うことを決めたとしても周囲はそう見ないから、あなたにアプローチする人の数は彼氏や彼女がいない時と比べて明らかに減ってしまう。
遊びで付き合う人だと思われればそれはそれで問題なので、自分が恋人持ちになるのだという意識は、好きじゃない人と付き合う前に一度自覚したいところだ。
恋愛ではフリーでいることがアプローチを受ける条件になっているので、彼氏持ちや彼女持ちになるデメリットは簡単に目を瞑れない問題である。
結局は付き合った人を好きになれず、いい人も全くいない状況になって後悔することもよくある話である。現実に、男性はこんな記事を読んでいる。
好きな人がいるのに付き合うと、本当に好きな人と付き合える確率は低くなる
このパートで解説している内容は、「好きな人がいるのに他の人と付き合う」と決めた人が一番大きな副作用に悩むことになる。
今現在、好きな人と付き合える確率があると思ってる人は好きじゃない人との交際を断ると思うが、無理目な恋愛だと思ってる人は告白してきてくれた人の気持ちに揺れ動き、付き合ってしまうことがある。
本人としてはとりあえず付き合ってみるという感覚だったとしても、周りから見たあなたは新しい彼氏や彼女ができた人だと思うから、結果的に自分の選択によって好きな人が振り向いてくれる可能性をゼロにしてしまう。
好きじゃない人と付き合う内に好きになることができれば違う幸せがあるのだけど、もし好きになれなかった時に「別れたからあの人と付き合ったのはナシにして」というわけにいかず、元々好きだった人との恋愛は諦めるしかなくなるのが現実だ。
とっかえひっかえ恋人を変えるわけにもいかないし、好きな人にまたアプローチするにしても「別れたばかりなのに…?」と思われる。

これはあくまでも社内恋愛だったり、学校内恋愛やサークル内恋愛などの場合だが、好きな人以外と付き合うという選択はギャンブル要素的な物を含んでいることをあらかじめ納得した上で決断するべきだ。
【失礼かな…】彼氏・彼女の気持ちが、好きじゃないのに付き合う罪悪感を高めるからしんどい
カップルの中には、どちらかの愛情が勝っていたりして二人の気持ちにバランスが取れていないことも珍しくないと思っているが、それでも「好きかどうか」の問題まで抱えていると、カップルのどちらも辛い恋愛になりやすい。
彼氏・彼女の気持ちが重く感じたり、相手のまっすぐな気持ちに自分が応えられていないと感じる時は、好きじゃない人と付き合うことを決めた自分に後悔する瞬間がある。
好きじゃないのが付き合ってると辛いと感じるのだ。
好きじゃないのに好きだと騙しているように感じると、彼氏や彼女に罪悪感がすごい
好きではない人と付き合うと言ってもカタチは様々で、いわゆる「お友達から」を地で行くような恋愛なら、あらゆる問題は小さくなる。二人の気持ちがアンバランスであることを自覚した上で付き合うことになるからだ。
しかし、自分の気持ちを曖昧にして付き合うことを決めたのなら、相手が自分の気持ちをどう考えるかが微妙である。
相手が「好きじゃないなら付き合わないはず」と考えたとしてもそこまで変な発想ではないから、気持ちにアンバランスが起きていることに相手が気付けないこともあるし、むしろ相手に嘘をつく・相手を騙すことで好きな振りをしてしまう人が、積極的に相手を勘違いさせてしまうこともある。
そうなれば、本当は好きじゃないのに好きだと騙しているように感じることが度々あり、相手の愛情に対して罪悪感がすごい。
付き合わないでいれば自分の気持ちとストレートに向き合うことができるのだが、好きじゃない人と付き合っていると相手のアクションに罪悪感を持つため、精神的に追い込まれるようなところもある。
好きじゃないのに付き合うのは失礼なんじゃないかと思う気持ちの副作用が辛い
特に何の関係もない人に社交辞令で言うことなら、人は嘘に近いことを言う時もそこまでの罪悪感が湧かない。相手もすべてを真に受けるわけではないとの認識があるからだ。
しかし、真剣な告白をOKしたのなら、本来は好き同士であり、二人の雰囲気に恋人らしさを欲したり、友達とは違った態度で接する。彼氏・彼女なのだから、付き合ってるなら相手にもそれを求める面がある。
それにもかかわらず、あなたとしては好きじゃない人と付き合うのだから、まっすぐな気持ちに嘘で応えることになったり、恋人同士にそぐわない雰囲気になったりして、案外気まずい瞬間を迎えやすい。
「好きじゃないのに付き合うのは失礼かな…」
上のような気持ちは、人の気持ちに対する罪悪感を持ちやすい人が好きじゃない状態で付き合って後悔しないように考えておきたいことだ。優しさの意味について考えるべき人もいるように思う。
自分と彼氏や彼女(=「本当は好きじゃないあなた」と「好かれてると思ってる彼氏や彼女」)との中に認識の違いが起きた時は、こんな気持ちで付き合ってるのが失礼だと思う気持ちがむしろ本当に好きになる気持ちを妨げることがある。
好きじゃない人と付き合うと、一度付き合ってから別れる時が辛いから後悔する
好きではない人と付き合うことを決める理由は、「振るのが悪い」という心理も絡みやすい。とても簡単な言葉に置き換えると「気まずくなりたくないから好きじゃない人と付き合う人」がいるということ。
これの賛否は置いておくが、相手を傷つけるのが悪いという考え方は「自分自身を守っていないか」を考えておくべきだ。「その場で振るのが嫌だから問題の先送りをしているだけ」だとすれば、後悔することになる。
好きじゃない人を振るより、付き合って別れ話をする方が辛い
恋愛では、告白を振るよりも、付き合ってから別れる方が事実として重い。
期間や付き合い方にもよるけれど、やはりカップルになってから別れるには、より多くのパワーがいるものだ。
気持ちが届かなかった時の「告白が受け入れられなかった」という事実よりも、どうしたって重くなる。好きじゃなかったとしても、別れる時に辛いのだ。
「こんなことになるならあの時振っておけば良かった」
そう思いたくないなら、もう少し付き合う前に考えておくべきだっただろう。
次にあげる問題まで抱えてしまうなら、なおのこと好きじゃない人と付き合うのが辛くなるから注意をしたい。
好きじゃなくても付き合うことで「愛情ではなく、情が移って別れられない」という状態になるのがつらい
好きではない人と付き合って、上で挙げたことよりもさらに後手に回った場合は、「情が移って別れられない」という状態になってしまうことがある。
ダラダラと付き合う内に、「好きじゃないけど嫌いじゃない」という状態になることもあって、長い時間悩む経験をした人が意外に多くいるのだ。最終的に好きになれないのなら、後悔する理由となってしまう事柄である。
好きじゃないのに付き合い続ける不幸は、最終的に別れた時に後悔が大きい
「好きではないけど嫌いではないから付き合うことを決める」なら、同じ理由で別れを決断しにくくなる。
接する時間が増えればそれだけ情も移るのが人だから、別れられないことが悩みになる可能性があることを知っておこう。
それでも好きじゃない、好きになれなかったなら最終的に別れることになるのだが、好きじゃないのに付き合い続ける期間が長引くと、その分だけ後悔の気持ちは大きくなる。
相手が別れを受け入れてくれないパターンまで考慮するかについては微妙だが、あり得ないとも言い切れないから、お付き合いの決断はそれなりに重い決断になる。気軽に付き合うことを決めたからと言って気軽に別れることができるかは別問題だ。
恋愛における「情と愛情の違い」については下の記事で一度テーマにしているので興味を持った人は参考までに合わせて読んでみてほしい。
好きじゃない人と付き合うなら「ドキドキやトキメキのない虚しい恋愛」だと感じやすい
好きではない人と付き合うと、あなたの性格によっては安心感が強い恋愛をすることができるかもしれないが、対極にあるドキドキやトキメキがない恋愛となりやすく、時間つぶしをしているように感じて、流れた時間に後悔することがある。
キュンキュンしたり、ドキドキしたりするのが恋愛の醍醐味だと思っている人は、相手も自分も傷つく結果になった時、「こんな中途半端な気持ちから付き合わなければ良かった」と後悔しやすい。
好きじゃない人と付き合うなら、ドキドキやトキメキのない虚しい恋愛だと感じやすい。
自分が求めている恋愛にならないと、後悔の対象である「虚しい恋愛」になる
好きじゃない人と付き合う場合は、そこまで気持ち的に振り回されることも少なくて、安定した恋愛ができるかもしれない。メリットの一つである。
しかし、どのような恋愛を自分が望んでいるかを無視してしまうと、どうしても虚しい恋愛になってしまう。それだけ時間や気持ちが割かれるから、失うものに目を向け始めるからだ。
「想うこと」と「想われること」の価値観はそれぞれなので、一度しっかり考えておくといい。愛されるより愛したい人は、好きじゃない人と付き合っても後悔するだけかもしれない。
好きじゃない人と付き合うと、手を繋いだりキスをしたり、体の接触が耐えられない

好きじゃない人と付き合う上でどうにかなりそうでならないものに、「体の接触」がある。
恋人同士なら手を繋いでデートをしたりキスをすることもあるので、「どうしても無理」となってしまえば、好きじゃない人と付き合ったことを後悔することになる。
こういったこと全般が、気持ち悪くてひどくめんどくさくなることもあり得るだろう。
好きじゃない人とのキスは耐え難いストレスがある
キスなど、男女としてナイーブな問題は自分の気持ちを言葉にしづらく、耐えるだけになればストレスは相当なものだ。
交際を始めてから一定期間はかわせたとしても、向き合うべきタイミングは自ずとやってくるので、恋人同士になることのリスクについてこんな視点も持っておくべき。
生理的に受け付けないということは度々予想を超えるので、注意しておくといい。比較的軽めであり人に寄る部分は大きいが、好きじゃない人と付き合ったことを後悔する理由となる部分だ。
好きじゃない人と付き合うとデートするするだけで苦痛を感じる
好きじゃない人と付き合うと、そもそも好きじゃない人とデートしてもつまらない中、「二人の関係を進めてくるかもしれない」という恐怖もあって、だんだん会うのが苦痛になる。
ここまで取り上げている様々な原因も複合して関係してくるため、「好きになれない」という気持ちが高まってきた段階からは、交際しているのが苦しい気持ちになっていくだろう。
何とか工夫して楽しいデートにしようと思っても、相手は相手で考えていることがあり、それはあなたがコントロールできないことだから、少しずつ疎遠にしていく人も多くなっている。
好きじゃない人と付き合うか迷う時は、「手を繋げるか」など “カップルだからすること” ことも考慮するべきだ。
真面目な恋愛観を持っている人は、好きじゃない人と付き合った際の気持ちの消耗が次の恋愛にも影響する
好きじゃない人に告白された時、OKする場合はその恋愛が発展することになる。どんな理由であれ、振る場合に比べて付き合ってから別れる方が気持ちの消耗が大きくなるので、「次の恋愛」への影響が大きくなってしまう点にも注意をしてほしい。
恋愛を軽く考えるタイプならその限りではないが、恋愛関係で悩みやすい人は、悪い恋愛が次の恋愛に悪影響を及ぼす。真面目な恋愛観を持った人は、敢えて一人でいる選択が未来の恋愛を上手く行かせるかもしれない。
上の記事で書いている通り、私自身、好きじゃない人と付き合った経験があるのだが、結局はつらい恋愛になった。
「しばらく恋愛したくない」と思うこともあったし、恋愛に抱いていたイメージが自分の罪悪感も手伝ってすごく悪化したように振り返る。
好きじゃない人と付き合うことが、次の恋愛、将来の恋愛に影響したのは間違いない。
好きじゃないのに付き合う際は、前向きな理由が必須
好きじゃない人と付き合うにはそれぞれ理由があって、一概に正しい答えを出すのは難しいが、せめて前向きな理由を持てないなら経験した立場として賛成できない。
あなたのこれからの恋愛に悪影響があるかもしれないから、簡単に「付き合ってみよう」と思ってしまうと、後悔の対象になってしまう。
好きじゃない人と付き合うか迷う時はこんな視点で自分自身のことを考えてみることがすごく重要だ。恋愛で傷つくタイプは、関係を進めることに躊躇するべきである。
好きじゃない人と付き合うか迷う時、真面目な恋愛観を持った人の対処法とは?
真面目な恋愛観を持っている人は、(ちょっといいなと思う)好きじゃない人に告白された時に「OKするかしないか」だけを考えず、保留することも考えてみるといい。
友達以上恋人未満みたいな関係から「本当に好きになるか確かめる選択」は、好きじゃないのに付き合うよりも相手に取っても幸せな選択になる。
告白を保留する時は話し合うようなコミュニケーションが必要で、誤解されないように気持ちを伝えるのは難しいが、色々な経験をしてきた私の立場でアドバイスするなら、「好きになってから付き合うための行動を取る」のが最も正しい選択のように思っている。
最後に、後悔しない選択のために、今説明したことを整理しよう。
好きじゃない人と付き合う時、後悔しないためには?
ここまで好きじゃない人と付き合った時に後悔する理由を解説してきたが、後悔しない選択をするために重要なことは次の2点だ。
- 前向きな理由で付き合うことを決めること
- 好きじゃないけど付き合うことを相手に伝えること
前向きな理由がないのに付き合うことを決めれば、その恋愛がダメになった時に後悔の気持ちが強くなる。
また、恋愛感情を持っていないのに付き合っている状態は弊害も多いので、付き合うことを決めた前向きな理由を前提に、「これから好きになっていきたい」という気持ちを理解してもらう方が良い恋愛に繋がる。
告白してきた相手は、付き合ってくれるならチャンスができるのだし、振られるよりも「まだ好きになったわけじゃないけど…」という気持ちを表現してくれる方が現在地が明確になって、求めすぎもなくなる。
あなたに取っても、相手の男性や女性に取っても、スタートラインを理解し合うことは「二人でする恋愛」において意味が大きいため、きちんと関係を作ってきた恋愛では相手を信じてしっかりコミュニケーションを取ろう。
今は好きじゃないとしても、未来で好きになれる可能性は確かにある。嘘を付いて付き合うより、お互いの気持ちを理解し合う方が関係作りがしやすいので、こんな考え方も一考の価値がある。
素敵な恋愛をしてほしい。結婚をイメージして恋愛に焦ってる人は、下の記事を読んでみよう。
まとめ
今回は「好きじゃない人と付き合うのは間違いなのか?」というテーマで「好きではない人と付き合って後悔する理由」について解説した。
最後は、好きじゃない人と付き合う時に「後悔しない選択をするために大事なこと」もまとめたので、悩んでいる人は参考にしてみてほしい。
好きじゃない人と付き合うのが間違いかどうかはその恋愛ごとに答えが違っていると思うけれど、向いていない人は必ずいるので、自分がどのような恋愛観や考え方をしているのか、相手だけでなく、自分自身とも向き合って付き合うべきかどうかを考えよう。
恋愛は必ず傷つくことがあるものだ。大事な気持ちが交錯すれば、大小さまざまな問題を抱えるから、好きじゃない人と付き合うからと言って自分だけが優位な立場でお付き合いができると決まっているわけではない。
別れのことを付き合う前から考えるのもどうかと思ってしまうが、好きじゃないなら話は別で、現実的な問題として一度考えておくことが必要かもしれない。
色々な事情もあると思うし、簡単な問題ではないけれど、後悔する恋愛としないためにはせめて積極的な選択をしたい。流されるのではなく選択ができるように考えよう。
こちらの記事も参考にしてみてほしい。
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