好きになろうとして好きになれるのか~好きになろうと努力することの是非

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誰かを好きになろうとして好きになれるか考える女性。好きになろうとする恋愛が間違っているのか悩んでいる。

誰かを好きになろうとするときは理由があるから、努力した結果「好きになろうとして好きになること」が、恋愛の世界には実際にある。

自然に好きになる恋愛しかしたことがない人は、「好きになる努力」と聞くと後ろ向きな恋愛の仕方に思えるかもしれない。確かにそんなネガティブな恋愛も当然存在する。

でも一方で、「好きになりたい」「どうしたら好きになれる?」と思った時のすべてが悪い恋愛になるわけじゃない。

前向きに誰かを好きになろうと努力することが現実に存在し、実際に幸せになれた人もいるのだ。

無理やり好きになるのは反対だったとしても、「好きになってくれた人を好きになる方法」を求めたり、「この人を好きになりたい」と思った人の想いを否定する人はいないだろう。

誰かを好きになろうとすることは自然な恋愛感情とは少し違うのかもしれないけど、「好きになりたいと思うこと」「どうしたら好きになれるか考えること」は、素敵な恋愛の入り口になることがある。

そこでこの記事では、「好きになろうとして好きになる理由」を解説した後、「好きになろうとして好きになれるのか」という問題について、私の経験や知識から答えを綴っていく。

記事後半では、「好きになってくれた人を好きになる方法」を求めてる人や、ある特定の人に対して「好きになりたい」と思った人向けに、効果的な「好きになる努力の仕方」も具体的に解説している。

好きになろうと努力することは、果たしてすべてが間違っていると言えるだろうか。いくつかの角度からしっかり向き合ってみたい。

  1. 好きになる努力をする理由:好きになりたい、好きになろうと思う時とは?
    1. 好きになりたいと思うきっかけ① なかなか恋愛する機会が無いところにアプローチを受けた時
    2. 好きになりたいと思うきっかけ② 結婚を考えているところに、結婚相手としては魅力的な人が現れた時
    3. 好きになりたいと思うきっかけ③ 周りが恋人持ちなどで寂しくて彼氏・彼女が欲しいと思った時
    4. 好きになりたいと思うきっかけ④ 好きになる前に二人の関係だけが進んでしまった時
    5. 好きになりたいと思うきっかけ⑤ 友達や親など周りの人から紹介された時
    6. 好きになりたいと思うきっかけ⑥ 彼氏・彼女と別れた後の「当て付け」のため・忘れるために誰かを好きになる努力をする
    7. 好きになりたいと思うきっかけ⑦ 新生活・環境が変わったときは誰かを好きになりたいと思う
  2. 好きになろうと頑張るのは間違いなのか:好きになりたい、好きになれるように頑張ることの是非
    1. 好きになろうとするのも自然な感情!好きになりたいと思ったら好きになろうとしてみよう
  3. 恋愛は、「好きになりたくないのに好きになる」ことすらある複雑なもの
    1. 好きになりたいと言われた時に少しでも「嬉しい」と思うなら、好きになる努力は否定するべきじゃない
  4. 好きになろうとする時点でもう答えが出ている?好きになろうと努力する人は頑張らないと好きになれない人でもある
  5. 好きになりたいのになれない理由:無理に好きになろうとする副作用、頑張って好きになる時の問題点とは?
  6. 好きになる努力の仕方、好きになってくれた人を好きになる方法
    1. 好きになる努力の仕方① 相手の良いところを10個以上探す
    2. 好きになる努力の仕方② なるべく一緒にいる時間を作る、頻繁にLINEでコミュニケーションをとる
    3. 好きになる努力の仕方③ 「どうしたら好きになれるか」を考えないで「いい人だな」と思いながら一緒にいる
    4. 好きになる努力の仕方④ 好きになりたい相手とのデートは「自分が楽しいと思ってる場所や事に誘う」のがおすすめ
    5. 好きになる努力の仕方⑤ 「好きになれるか不安」だと思うより「好きになったら楽しいだろうな」と思ってコミュニケーションをとる
    6. 好きになる努力の仕方⑥ 相手に純粋な興味を持って、たくさんの話をする
    7. 好きになる努力の仕方⑦ 好きになれるか不安なうちは「手を繋ぐ」などのスキンシップはとらない
  7. 好きになりたい相手と「一緒にいる時間に苦痛を感じる」場合は、頑張っても好きになれない
  8. 好きになろうとする時に、相手に対して「好きな振りをする」のは間違い
    1. 好きになりたい相手には好きな振りをするのではなく、好きになりたいと言う方が良い
    2. 相手を傷つけるのが辛いと思ってしまう人は、好きになる努力をしている最中は絶対に好きな振りをして付き合うのはNG
  9. 好きになろうとして好きになった相手と幸せになることは可能なのか
    1. 好きになろうとして好きになった相手と幸せな交際をすることはできる
    2. 前向きに好きになろうと頑張ることが交際を順調にする
  10. 「人を好きになろうとして、好きになれるのか」結論とは?
  11. まとめ

好きになる努力をする理由:好きになりたい、好きになろうと思う時とは?

誰かを好きになろうと頑張る時は、そこに必ず理由がある。

好きになる努力がしたくなる時ということは、自然と好きになるわけじゃなく、無理に好きになろうとする行為に近いのだから、その人ごとに事情がある。

あなたは、人を好きになろうとして努力をしたことがあるだろうか?

色々な事情が絡む恋愛のすべてを考慮していけば、「人を好きになろうとして悩む時」が意外と多くの人に訪れているのだと思う。かつての私も経験した問題だ。

「あの人を好きになるために努力してみよう」と決める時、そこにはどんな理由や事情があるのだろう?

このパートでは、好きになりたいと思うきっかけを7つのポイントで解説する。今あなたにもし好きになりたい相手がいるなら、確認しておこう。

好きになりたいと思うきっかけ① なかなか恋愛する機会が無いところにアプローチを受けた時

彼氏が欲しい・彼女が欲しいと思っていたわけでなくても、誰かからアプローチを受けた時、案外自分には恋愛する機会がないことに気付くと、実質的に貴重なその機会を大切にしたいと考える場合がある。

「アプローチされたから好きになりたいと思った」
「告白されたから好きになる努力がしたいと思った」

こんな話はあなたも聞いたことがあるのではないだろうか?

本当はもっと様々な事情がそれぞれであると思うけど、アプローチされてるか微妙な時期から相手を好きになれるか悩んだり、好きになろうと努力を始めたりする人はたくさん見てきたし、私にも経験がある。

このパターンは「好きになろうとしても好きになれないかもしれない」と思うなら、その時点で相手のアプローチに対する答えが出ている時もあるが、「自分に興味を持ってくれたことが嬉しい」という感情が優先されているようであれば、その人を好きになろうとして好きになれることもある。

誰かが自分を好きだと分かったことがきっかけで始める恋愛も多いからだ。

本当はお互いが自然に好きになるのが恋愛の理想なのは間違いないけど、恋愛の本質は「幸せになること」だ。リアルな恋愛では、相手と好きになるタイミングは同じにならないことの方が多いから、好意を寄せられたら前向きな気持ちで好きになりたいと思っても自然であり、実際に正しい判断である。

好きになる努力がしたいと思ったら、「まずは頑張ってみる」でもいいと思うのは、実際に好きになりたいと思って好きになった人が幸せを掴んだところを何度も見てきたから。(※私は恋愛コンサルの経験が深く、これまで2000件以上の恋愛相談に乗ってきている実績もある。詳しくはこちら→恋愛のすべて について

事実、相手からアプローチされたり、自分のことが好きなのかなと思うきっかけがあれば、好きになる以前に「好きになれるかな?」程度のことは誰でも自然に考えることがある。

異性と急に仲が良くなったり、何かきっかけがあって急接近したタイミングでも、恋愛対象じゃないと思っていた相手を「意識する」ということが恋愛の世界では起こりうるから、好きになる努力自体は、誰も反対できるようなものじゃない。

理由は様々あったとしても、ためらいながらつい誰かとの先を考えてしまう瞬間が、たくさんの人に存在する。

アプローチを受けた、アプローチらしきものを受けた、こういったタイミングで「好きになれるかな?」と考えることが、必ずしも黒い感情とは言えない。「好きになりたい」と思ったとしたら、その時点で前向きな恋愛である。

好きになりたいと思うきっかけ② 結婚を考えているところに、結婚相手としては魅力的な人が現れた時

女性的な考え方かなと思う「好きになろうと悩む時の理由」として、「結婚」の問題がある。

「結婚相手として相応しい人」や「理想の結婚相手に近い人」が現れたら、「好きになろうとして好きになれるか」を考えることは多い。

女性が結婚相手を考えた際、相手の年収を気にする人が多いことは各種アンケート結果で随時報告されている通りだ。20代以降「ハイスペ男子」があからさまにモテるようになるけど、本気の恋愛をテーマにしても、相手にかかわるスペックを理由にして「好きになる努力がしたくなる相手」が存在する。

令和になってもまだまだ「男社会」が続いてる状況があるし、女性は出産に絡む問題もあるので、結婚相手に対する条件みたいなものを何となくでも持っている人は、それに合致する相手と出会った時に、先々の将来のことを考えて好きになれるか検討することがある。

結婚を考える時期になった人は、恋愛と結婚の狭間で色々と考えることが出てくるから、自然に好きになるだけでなく、自分から好きになりたいと思ったり、好きになれるように頑張ることがあるのだ。

では、この場合の “好きになれる確率” についてだが、実際に結婚のことを中心に恋愛相手を選んでいる人は、好きになろうとして好きになれる確率が高い傾向がある。

なぜなら、結婚生活に憧れるような女性は、すごく前向きな気持ちで「好きになりたい」「もっと親しくなりたい」と心の底から思えるからだ。

好きになる努力をした結果、相手に中身が伴わないと好きになれないのだけど、そもそも結婚願望が強い女性が結婚相手としての価値が高い相手と出会うと、「理屈」から入っても感情的に本気で好きになれることがある。

結婚観として、スペック的なものよりも本来は「価値観が合う」などに代表される「二人の相性」がとても重要なものに違いないのだが、その前の「好きになる」というハードルを越えることは、結婚を前提にした時に意味が大きい。

特に、恋愛と結婚は別だと考えるタイプの人は、結婚の条件に合う相手と出会った時に「好きになろうと努力する」という問題に向き合う機会が多くあるだろう。

好きになりたいと思うきっかけ③ 周りが恋人持ちなどで寂しくて彼氏・彼女が欲しいと思った時

周りの友達がみんな彼氏持ち・彼女持ちになってしまうと、予定を合わせて遊ぶことも難しくなったりするので、誰か適当な人を「好きになろうとして好きになれるか」考えることがある。

ぶっちゃけてしまえば、ここは本気の恋愛より「キープを作る発想」に近いのが特徴だけど、クリスマスや誕生日などのイベントの時に自分だけ恋人がいない状況は結構つらいものがあるから、イベント前は様々なカップルが色々な意図をもって誕生しがちである。

このパターンは、アプローチを受けている相手をキープする意味で好きになれるか考えることがあったり、自分からアプローチするために好きな人を作ろうとすることもあって、本当に色々なパターンがある。

ただ、こういう時の「寂しい気持ち」がとりあえず恋をしたいとの理由になって、「好きになろうと努力する」ことに繋がるのは、そこまで悪い意味があるわけじゃない。

一見、すごく適当に思える恋愛観かもしれないが、適当に付き合うのではなくて本当に好きになって彼氏や彼女を作ろうとしている場合もあるので、想像するほどチャラい考え方ではないケースも多くある。

結局のところ、恋愛はきっかけがどうであれ、好きな人に真摯に向き合うかどうか、関係をどう作っていってどのくらい相手を大切にするか、が重要だ。

イベントがきっかけになって恋愛してみたい、彼女や彼氏を作ってみたいと思って好きになる努力をする人でも、内心はすごく純粋なこともよくある。

好きになりたいと思うきっかけ④ 好きになる前に二人の関係だけが進んでしまった時

酔った勢いや雰囲気に押されて、日常で繋がりのある人と好きなる前に二人の関係だけが進んだ場合も「好きになろうとする」ことがある

たとえば、付き合う前にキスするなどがその典型的なパターンだ。

付き合ってないのにある人と関係が進むと、場合によっては「好きにならないといけない」と思うこともあるし、「体裁だけどうにかしてしておこう(好きじゃないけど付き合う)」などとも思いがちなシチュエーションになる。

では、このパターンの好きになれる確率についてだが、残念ながらコトが起こって好きにならないといけない事情ができた場合は、後から後悔する気持ちが強くなることもあって、さらには好きになる努力をする動機が後ろ向きなことから、「好きになろうとしても好きになれない」確率の方が高い。

多くの場合で、色々と好きになる努力をした後で「好きになれなかった」という結果を見ることになってしまうだろう。

ただし、だからと言って正直に「勢いだった」って言えばいいかと言うとそうでもないため、恋愛の形としてはかなり厄介な展開だ。

相手の気持ちを利用するようなことをやると後悔しか残らないので注意するべきだけど、勢いでの過ちは恋愛関係のあるあるになっているため、それなりに色恋沙汰がある人は一度は経験していることかもしれない。

先に関係が進んだ場合、本気の恋愛には発展しないのか
気持ちよりも先に関係だけが進んだ恋愛は、正直言って成就しにくい。特に男性が本気になっていない状況で起こった場合は女性にとって厳しい展開の恋愛となるだろう。
しかし、「本気の恋愛に発展しないと言い切れるか」と聞かれたら、答えはNOだ。これからどうしていくかが重要である。
恋愛は成り行きから付き合うきっかけもあるため、もし好きな人と順序の違う形で恋愛が発展した場合は、なし崩しの関係に陥らないように気を付け、しっかり仕切りなおして恋愛を進めよう。「求められるから応じる」という真剣な恋愛とは程遠い関係にならないように気を付けてほしい。この態度を取った瞬間、本命の彼女になれる確率は限りなく0になる。

 

好きになりたいと思うきっかけ⑤ 友達や親など周りの人から紹介された時

恋愛は、誰かの紹介が絡むと、その人を立てないといけない事情があったり、外野から付き合うように押されたりして、気持ち的にかなり面倒な展開になることがある。

多くの場合で紹介者はその人を「良い人」だと思っているから、外野が騒ぐと「好きになろうと努力する理由になる」のである。実際、そんな状況になった人を何人も見てきた。

本人にとって、素敵な人を紹介されるのは余計なお世話ではないのだろうが、自然な感情の盛り上がりを大事にしやすい恋愛においては、周りのフォローは少なめが丁度良いと思うところだ。行き過ぎると、「自然に好きになる」という過程に悪影響を与えてなかなか難しい恋愛になるのが現実である。

自分よりも周りが盛り上がってしまうと逆効果になることが多い。

ただ、周りのお膳立ては普段「気になる人」もできない人にとっては意識する理由になるから、恋愛が苦手な人などは相手との相性次第で「好きになろうとして好きになれる」こともある

二人の相性次第なのと、お互いのモチベージョン次第で「紹介」は恋愛の結果が大きく違うのが特徴だ。

好きになりたいと思うきっかけ⑥ 彼氏・彼女と別れた後の「当て付け」のため・忘れるために誰かを好きになる努力をする

誰かを好きになりたいと思う時は、元カレ・元カノへの「当て付け」が理由になる場合がある。

復讐的な意味のみならず、別れた人を忘れるために誰かを好きになりたいと思うこともあるため、失恋が絡んだとしてもそこまで黒い感情だけじゃない。

相手にアピールするよりは自己満足的な心理の場合もよくあって、この記事でテーマにしている「好きになろうとして好きになれるのか」は、元カレ・元カノも絡む問題だ。

これが理由で好きになった人と幸せなカップルになった例が周りも含めてないのだが、こういった発想は別れた後にあるあるになっている。本当に誰かを好きになる努力をするかどうかを別にして、発想するところまでは多くの人が経験してるのも事実である。

経験上、この理由で誰かを好きになる努力をする時は、元カノ・元カレの問題を別に捉えられるまで気持ちを整理しないと、本気で好きになるのが難しいと感じた。

目の前の人をまっすぐ好きになろうとしないと、好きになりたいと思ったところから自分の中の気持ちの反発が起きてしまうので、誰かを好きになる努力を始めたらその人だけを見るように意識しないといけない。

詳しくは後半で解説するけど、ずっと元カノや元彼のことを考えながらでは、どんな努力をしても新しい好きな人はできないだろう。もしこの問題で悩んでいる人は、下の記事も合わせて読んでみてほしい。

元カノを忘れるために他の誰かと付き合うことで傷は癒えるのか
「元カノを忘れるために、他の誰かと付き合いたい」 好きだった元カノと別れたなら、一度くらいはこんなことが頭に過ると思う。 好きだった人を忘れるために新しい彼女を作って記憶を上書きすることについては賛否が分かれるけど、少しでも今の心の傷を癒し

好きになりたいと思うきっかけ⑦ 新生活・環境が変わったときは誰かを好きになりたいと思う

恋愛が少ない人にとって「恋愛ができるかもしれない状況」というのは貴重な機会だ。そういった意味で「新生活に入る時」「自分の環境が変わった時」は、誰かを好きになれるように頑張る人が一定の割合で存在する。

「誰かを好きになれないかな?」と考えるタイミングが、出会いの多い時だ。

出会いは恋愛の基本であり、成就する可能性は別にして、異性と知り合うと色々思うことが出てくる。新たな出会いがあれば、気になる人ができて「好きになれるか」と考えるのも自然であり、好きな人にまで発展しないまでも、意識する人が何人か出てきたりするものである。

つまり、この見出しでテーマにしている「好きになろうと努力する理由」には、自然な感情の動きも含んでいて、特にゆっくり恋愛する人や恋愛が苦手な人は、単純な出会いからでもこういった発想をすることがあるということ。

誰かに対して「好きになりたい」「好きになれないかな?」と考えるのも、自然な感情の営みなのである。

好きになろうと努力することは、その理由によって「間違いではない」というケースがいくらでもあるのだ。

好きになろうと頑張るのは間違いなのか:好きになりたい、好きになれるように頑張ることの是非

好きになろうと頑張る女性が悩んでいる様子。

今、もしあなたが「誰かを好きになろうとしているのは変だ」と考えているなら、私はそれを否定したい。

複雑な感情の絡む恋愛では、どんな感情の動きでも前向きに捉えて進もうとする勇気を持ってほしい

「好きになれるか」
「好きになりたいと思うことは変なのか」
「好きになろうとするのは間違いなのか」
「好きになれるように頑張るのはおかしいのか」
こういったことに悩む時は、本当に自然な恋愛とは若干違うのかもしれないが、だったら「普通の恋愛とは何ぞや」と考えたときの答えがない以上、誰かを好きになろうとすることが一概に間違いとなるはずがない。

好きになるきっかけに拘る方が不自然だ。

好きになろうとするのも自然な感情!好きになりたいと思ったら好きになろうとしてみよう

恋愛に関しては、「好きになりたい」「好きになれるか試してみたい」という気持ちも自然な感情だ。

恋愛は、「気がついたら好きになっていた」というものばかりじゃないから、「そんな考え方は間違いだ」と自分の発想を否定すると、それ自体が自然な感情の動きを否定してしまう原因になる。

もし、誰かと出会って、好きになりたいと思ったら、ぜひ好きになる努力をしてみてほしい。

それで本当に好きになれるかはこれから次第だけど、好きなろうとすることがあなたの自然な気持ちなら否定しないでほしい。

恋愛については「自分が何を考えているかわからない」という状況に陥ることも多いため、色々な角度から恋心を考えることが大切だ。

理屈で考えると、誰かを好きになろうとすることがあまり正しい行動に思えないと思うが、相手がある「恋愛」だからこそ、「相手の行動や態度」から好きになれるか検討したくなる瞬間がある。受け身の恋愛をするタイプだと特に多いはずだ。

好きになろうと努力する時に全てが後ろ向きな理由ではないのだから、好きになろうとして本当に好きになれるか試していくのは、自分を幸せにする方法の範疇である。

「恋愛は好きになろうとして好きになるものではない」とするのは現実の恋愛とかけ離れた考え方だ。

普通の恋愛とは何か、恋愛に普通を求めるのは価値や意味があることなのか
あなたは、恋愛をした時に「普通の恋愛」って気になるだろうか。 恋愛中に「自分って変かな?」って聞きたくなることがないだろうか。 人を好きになると、実は自分自身と向き合うことが多くなる人がたくさんいて、「自分だけ変な恋愛の考え方をしている」と

恋愛は、「好きになりたくないのに好きになる」ことすらある複雑なもの

本来、好きになろうと努力することは、恋愛の形として考えた時になり不自然に感じることだ。人を好きになる気持ちは自然発生的なものであって、自分の感性を無理矢理に曲げると、心の中の反発を生みやすい。

でも、前述した「好きになろうとする理由」の部分で納得できるかは分からないが、現実的に「好きになろうとして好きになれるか」を考えることが人生において少なくない。

この現実を踏まえて恋愛の本質を考えると、好きになるまでの過程はこだわる必要がないと私は思う。

好きになりたいと思ってることは相手にとって悪い気持ちじゃないから、ある恋愛のスタートの時点でどのような感情があっても良いのではないかと思うのだ。

そもそも恋愛は、第一印象が悪かった人を好きになることもあるし、タイプではない人を好きになることもある、非常に複雑な感情が関係する営みである。恋愛感情は、多くの場合で自分の考えとは違った方向にいきやすい。

「好きになりたくない」と思っているのに「好きになってしまう」ことがある以上、「好きになりたい」と思って「好きになる」ことがおかしいとは思えない。

好きになりたいと言われた時に自分がどう思うのか想像すると、意外と簡単に答えが出るのではないだろうか?

好きになりたいと言われた時に少しでも「嬉しい」と思うなら、好きになる努力は否定するべきじゃない

誰かに好きになりたいと言われた時、少しでも嬉しいと思う可能性があるなら、立場を変えても「好きになる努力」は否定するべき事柄じゃない。

好きになりたいと言われたら、相手はあなたのことを前向きに考えていて、好きになれたらいいなと思っているわけだけど、ここで「好きになる努力をしないと好きになれないなら好きになろうとしないでいい」と思う人だけが、好きになる努力を否定するべきだ。

本気で好きになりたいと言われた時に、それが特に可愛い女子だったり、イケメンの男子だったら、自分から好きになってもらう努力をする人の方が多いと思うから、「恋愛のスタートは何でもいい」と私は思う。

私は本当に様々な恋愛を経験してきたけど、一般的にいわゆる良いきっかけと言われる恋愛と、そうじゃない恋愛を比較した時に、幸せになれるかどうかの有利不利はなかった。

結局のところ恋愛は、2人がどんな気持ちでどう一緒にいようとするかで決まる。そこにはもちろん相性や価値観の一致など様々な要素が絡んでいくが、「好きになる努力をした」「好きになりたいと思って頑張った」ことが影響しないのは明白だ。

ただし、好きになろうと頑張る時は、好きになれない可能性を感じている時でもある。ここに問題があるため、次で詳しく解説する。

好きになろうとする時点でもう答えが出ている?好きになろうと努力する人は頑張らないと好きになれない人でもある

好きになろうと努力する意味を知った男性の画像。

誰かを好きになろうとする時は、好きになる努力を始めると同時に「既に結果が見えている可能性」にも配慮した方が良い。

つまり、「好きになれない」と直感的に思っているからこそ「好きになろう」としていることも多いということだ。

自然に好きになる人がいることを前提にすると、ここは納得してもらえるだろう。

好きになろうと考えた時点で、「それは恋愛の形として間違っている」と考える必要はないと思うし、私自身好きになろうとして好きになれた経験はある。多くの恋愛と同じように、その恋愛には「終わり」が訪れたけれど、多くの恋愛と同じように恋愛ならではの幸せも感じることができた。

しかしながら、前提とするべきことは、好きになろうとする理由と状況だ。

「好きになろうとして好きになれる場合」というのは、好きになろうとしてることを忘れた時だから、「好きにならないといけない」と思ってる人には難しい。

たとえば、「告白されて付き合ったけどやっぱり好きじゃないと思った時」などはあるあるで、彼女や彼氏に好きになる努力をする時に脅迫概念が持ち込まれる状況になると、好きになれる確率が著しく低い。

自分が自分に命令する形でも、無理に好きになろうとすれば気持ちが反発してしまうからだ。

最初から結論が出ているものはどうしたって時間の問題でその結論を見つめることになり、その先(=好きになろうとして好きになれた未来)は存在していない。

結論がまだ見えないなら、前に進むことが間違っているとは決して思わない。ただ、好きになれないと思ってるなら目を瞑ってはいけないし、無理矢理に気持ちを捻じ曲げようとしても、きっと幸せの総量は減ってしまう。好きになる努力をする時はこのこともじっくり考える必要がある。

好きになりたいのになれない理由:無理に好きになろうとする副作用、頑張って好きになる時の問題点とは?

恋愛の本質を見つめたとき、人を好きになるのに「努力する」ことは、その恋自体の弊害になるかもしれない。

好きになりたいのになれない理由は、自然に惹かれていく恋愛とは違い、「好きにならなければならない」と考え始めることで、心理的にどうしても「好きになるのとは逆の気持ちを高めてしまう」ためだ。

「好きになれたらいいな」と思うくらいだったら問題はないのだけど、「好きになりたい」という気持ちを高めてしまうと、その内「好きになれない」という事実に注目するようになり、「好きにならないといけないのに好きになることができない」と発想を変えて行くことで、好きになることとはどんどん遠ざかるような心理作用が働く

無理に好きになろうとする副作用は決して小さくないのである。考えれば考えるほど、好きになることとは違った方向へ想いが進むかもしれない。

少なくても私の経験では、「好きになりたい」ではなく、「好きにならないといけない」と発想した時点で「好きになること」とはかなり遠ざかっていった。最初は好きになりたいとだけ思っていたのに、好きになる努力をする中で「好きになれない」のが悩みになってしまったのだ。

恋愛感情は、無理に発生させようとすると逆の感情が高まることがある。私の場合は、好きになろうとしたことがきっかけで嫌いな人になった時もあった。

その当時は、どこかで「自然に誰かを好きになるのが正しい恋愛だ」と思っていたところもあったのだと思う。とにかく、感情と考えがバラバラになって、一時的に強く苦しむことになったのはあなたに伝えたい経験だ。

好きになろうとすること自体は悪くないと思いながらだけど、好きにならないといけないとか、好きにならなければならないと思ったら、それはかなり難しいことにチャレンジすることになる。

経験したからこそ分かったことについては、納得しないまでも理解しておいてほしいと思うところである。

好きになる努力の仕方、好きになってくれた人を好きになる方法

好きになろうと決めたカップルの画像。

好きになろうと思ったなら、その決断より先は、好きになる努力の仕方が重要になる。

ここでは、好きになりたいと思った人ができた人に向けて、効果的な「好きになる努力の仕方」を解説する。

好きになってくれた人を好きになる方法としても活用できるので、ぜひ参考にしてみてほしい。

好きになる努力の仕方① 相手の良いところを10個以上探す

好きなりたいと思ったら、最初に相手の良い所を10個探す努力をしてみよう。数は多い方がいいけど、2個や3個じゃなく、たくさん探すようにするのはポイントだ。

好きになろうとすると、どうしても最初は相手を査定するような心理が働くので、短所が目に付くタイプも多くなっている。

そこで「もっといいところに目を向けないと!」って思うと余計に視野が狭くなるので、「とりあえず10個いいところを探そう」と考えてみると、前向きな気持ちで一緒にいられる。

10個探し終わったら20個目指して相手の良いところを探し続けて一緒にいてみると、効果的な好きになる努力ができるのでおすすめだ。

細かい長所や、自分のためにしてくれた嬉しかったことなど、些細な物でも良いので加点方式で好きになりたい相手を見てみよう。

好きになってくれた人を好きになる方法としても、なるべく相手の長所に注目するのがポイントだが、単純に「良いところを見よう」と頑張ったところで、先ほども解説した通り相手を査定するような見方をしてしまう。

品定めしないで好きになる努力ができるように、長所の種類をたくさん見つけるように発想すると「相手を好きになる方法」に効果的なので、あなたにも試してみてほしい。

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好きになる努力の仕方② なるべく一緒にいる時間を作る、頻繁にLINEでコミュニケーションをとる

人は一緒にいる時間が長い人やよくコミュニケーションをとる相手に好感を持つ。

好きになりたい人が現れたら、なるべく一緒にいる時間を増やして、LINEでも頻繁にコミュニケーションを取ってみよう。

この時、できたら好きになりたい気持ちや、好きになろうとする気持ちは意識しないで、単純なコミュニケーションをとるように心がけよう。実際は、好きになる努力をしているのだけど、相手を目の前にしたらそのことは忘れてコミュニケーションを楽しむようにする。

いつの間にか好きになっていたという状況を意識的に作るには、「好きにならないといけない」などの脅迫概念はない方が良い。自然に会話ができると二人の雰囲気も変わってくるので、好きになる努力の仕方として「コミュニケーションを増やす」と決めたら、余計なことは考えないで会話してみよう。

好きになってくれた人を好きになる方法としても、なるべく最初は「好きになりたい」と思わずに、「仲良くなってみよう」「もっと相手のことを知ってみよう」と発想して、コミュニケーションの量を増やす方向に行動すると良い。

最初は友達として仲良くなっていく感覚があると思うけど、良好なコミュニケーションが取れてきたら、内心で好きになりたい相手だと思っているのだし、自然に惹かれていくフェーズを迎えるはずだ。

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好きになる努力の仕方③ 「どうしたら好きになれるか」を考えないで「いい人だな」と思いながら一緒にいる

好きになろうとして相手とのコミュニケーションを増やすと、どうしても余計なことを考えてしまうことがあるけど、そういう時は漠然と「いい人だな」と思いながら会話するようにしよう。

LINE中も含めて、好きになろうとする相手との会話中に「どうしたら好きになれるんだろう?」と考えていると、自然な感情の動きが制限されてしまう。

本当は自然に好きになれた相手が好きになれなくなるのである。

そうならないために、ふわっとしたイメージで良いので「優しい人だな」「素直な人だな」など、相手の長所を踏まえたポジティブな評価を意識して一緒にいてみよう。その方が好きになりやすい。

相手と離れてる間についても、なるべくなら「どうしたら好きになれるか」は考えない方が良い。悩み過ぎないようにすることもポイントだ。

好きになってくれた人を好きになる方法としても、「どうしたら好きになれるか」「頑張って好きになるにはどうすれば良いか」と思ってる内は好きになれないから、「なんか可愛い人だな」「ちょっとかっこいいこと言う時あるよね」くらいのふわっとした好印象をメインに感じながらコミュニケーションを取るようにしよう。

どこかしら素敵だなと思えるポイントはあるはずなので、そこを意識しながら会話を進めて行くと、だんだん惹かれてくることがある。

好きになる努力の仕方④ 好きになりたい相手とのデートは「自分が楽しいと思ってる場所や事に誘う」のがおすすめ

恋愛感情は「一緒にいると楽しい相手」に持ちやすいため、好きになりたい相手とデートする時は、相手に任せているだけじゃなく、自分が楽しいと思う場所や事に誘ってみよう。

カラオケでテンションが上がる人は好きになりたい相手をカラオケに誘ってみるべきだし、スポーツでテンションが上がる人は何かのスポーツ施設に誘ってみると良い。

あなたのテンションが上がると、相手のテンションも上がって、二人は楽しいデートができる。楽しいデートができる相手は好きになる対象になるので、好きになる努力として本当におすすめだ。好きになる努力がしたいと思ったら、このような好循環を自分から作り出そう。

相手からのアプローチがきっかけで好きになりたいと思った人にはそのアプローチに応えることになって難しいかもしれないけど、好きになりたいならデートに誘うのは鉄則だ。

好きになってくれた人を好きになる方法としても、自分から「自分が楽しいと思うデートを提案する」ことを大切にしてほしい。

自分がデートスポットやデートプランを考えると「自分のテンションが上がるデート」を提案できるので、二人のデートが盛り上がりやすい。

好きじゃないのに相手任せで一緒にいるより100倍良いので、ぜひやってみよう。

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「断られない誘い方がしたい!」 好きな人をデートに誘う時は誰もがこんなことを考えるけれど、あなたが実際に好きな人や気になる人を誘う時、「断られにくい誘い方」ができているだろうか? まだ付き合う前の関係では、二人で会うのに理由や口実が必要だ。

好きになる努力の仕方⑤ 「好きになれるか不安」だと思うより「好きになったら楽しいだろうな」と思ってコミュニケーションをとる

好きにならないといけない事情があると、好きになる努力を始めたところから「好きになれる不安だと思う心理」が強まっていくけど、そんなときは「好きになれたら楽しいだろうな」と思いながらポジティブな未来を想像するようにしてみよう。

たとえば、クリスマスや、自分の誕生日を素敵な恋人と過ごしてる自分を想像したり、夏休みなどで恋人と素敵な旅行に行ってる自分をイメージしてみると、前向きな自分で恋愛しようと頑張ることができる。

不安になった時は未来に期待する気持ちで自分の気持ちを立て直そう。実際に好きになった後、付き合うことになればあなたの想像したポジティブな未来が手に入る。

自分を好きになってくれた人を好きになる方法としても、その相手と本当の意味で親密になって幸せそうに付き合ってる姿を想像しながら恋愛しようとすると、ネガティブな気持ちが抑えられて「自然に好きになる」ことにもアプローチできる。

好きになる努力の仕方⑥ 相手に純粋な興味を持って、たくさんの話をする

好きになりたい相手ができたら、なるべくまっすぐな興味を持つようにしよう。もっと知りたいという気持ちを表現すると、会話が盛り上がる効果もある。

好きになれるか不安だと、もしかしたら相手の嫌なところが目につくかもしれないけど、それでも興味を持たないと好きになれる可能性がない。

興味を持って相手とたくさん話をすれば、最初はネガティブに見ていた人もきっと相手の良いところが見えてくる。

恋愛は意識するところから始まるが、意識する前の段階は「興味を持つこと」だ。好きになりたいと思う気持ちも広義の意味で相手への興味だが、その気持ちを「たくさん質問する」という行動につなげれば、相手が興味を持ってくれたことに気づいてくれて恋愛的なコミュニケーションにも発展しやすくなる効果がある。

好きになる努力をすると逆に気持ちが離れて行ってしまうこともあるけど、そんな時は相手に興味を持つことだけでも意識してみると、二人の関係が発展していくことだけは止めずに済む。

好きな人との会話がすぐ終わる人へ!会話が続かない理由や特徴から、改善の方法を徹底解説!
好きな人との会話がすぐ終わる人は、距離を縮めるどころか、会話が続かないことで好きな人と仲良くなるのにも苦労している現状がある。 恋愛が苦手な人が増えた今、好きな人との会話がぎこちないことに悩んでいる人や、異性と会話が続かないことに悩んでいる

好きになる努力の仕方⑦ 好きになれるか不安なうちは「手を繋ぐ」などのスキンシップはとらない

特に女性向けの「好きになる努力の仕方」だが、好きになりたいと思ってる相手(まだ好きになれるか不安な人)とは、最低1ヶ月はスキンシップを取らない方が良い。

好きになろうとしてる時にスキンシップがあると、気持ち的な拒否反応が出やすいからだ。好きになる努力の仕方として間違いになるケースが多い。

もちろん自然な流れがあればそんなこともないし、手を繋ぎたいと思ったのなら止める必要はないのだが、好きになる努力の一環としてわざとスキンシップをとると逆効果になることがあるから注意しよう。

好きになりたい相手と「一緒にいる時間に苦痛を感じる」場合は、頑張っても好きになれない

好きになりたい相手と一緒にいるのがしんどいと思った男性

もし、好きになろうとする相手と同じ時間を過ごすことが嫌だと思うなら、好きになる努力は失敗に終わる可能性が高い状況だ。

好きにならないといけないと思うと、強制的に二人の時間ができるような環境になってることが多いが、無理に好きになる感じが出ると恋愛感情は本当に芽生えない。

一緒にいるのがしんどい相手に関しては、好きになろうとすることが自分を騙そうとする行為に近くなり、副作用が大きいばかりか、そもそも自分の幸せと遠ざかる行為になってしまう。

一緒にいれば興味を持てると考える場合もあると思うが、何回か一緒にいても楽しいと思えないなら、どれだけ頑張っても好きになるのが本当に難しい。

それなら、一緒に居ない方が好きになる可能性がまだあるだろう。一緒にいるのがしんどい相手とは、一緒にいればいるほど自分の本心が見えてしまって好きになることは無い。

迷っていても良いけど、自分の感覚が「好きと反対の気持ちになる相手」は好きになることがない相手だ。何度か二人で会ってみても「二人で会うのがしんどい」と思ったら好きになれない相手だと判断することも大切である。

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好きになろうとする時に、相手に対して「好きな振りをする」のは間違い

好きなろうと努力している女性が「好きな振りをしているところ」

もし、相手からのアプローチをきっかけに「好きになろうと努力する」と決めたなら、相手に対して好きなふりをするのはやめた方が良い。まだ好きじゃないなら、その前提で相手に接するようにしよう。

好きなフリをして一緒にいるのは、お互いが傷つく可能性を高める行為で、絶対におすすめできない。

この決断は慎重にするべきだ。

好きになりたい相手には好きな振りをするのではなく、好きになりたいと言う方が良い

自然に好きになるのが普通とするなら、好きになろうとしていることは自分自身で不自然に感じる。要は精神的なストレスを与えるのだ。それにも関わらず、同時に相手を騙すようなことをしてしまうと、悩みが大きくなり過ぎてしまって、恋愛感情を抱くまでの自然な流れとはかなり遠ざかることになる。

好きな振りをすることで相手があなたから想われていると思えば、あなたの理想とは裏腹に関係だけが進んでいくだろう。それが二人の心のギャップを更に広げていくことになる。

好きになろうと頑張る時は、できたらお付き合いをしながらではなく、付き合わないで好きになれる可能性を模索する方が、好きになれる確率が高い。少なくても、好きな振りをして「彼女になる」「彼氏になる」のだけはやめよう。

もし告白されて付き合うなら、「まだ好きになれてない、でも好きになりたいと思ってる」と正直に話す方が良い。そこから話し合いをすることができれば、お試しで付き合う道もあるし、好きになりたいと言われた相手は好きになってくれるチャンスが残っている以上、前向きに話をしてくれるはずだ。

白黒はっきりしたい相手だと納得してくれない場合もあるから伝え方が本当に難しいけど、「好きになろうして好きになれるか」もすごく曖昧な中、それ以上の問題を抱えるとその恋愛はかなりしんどくなる

幸せになりたくて好きになる努力を考え始めたのに、結果自分を苦しめることになる選択はするべきではない。

相手を傷つけるのが辛いと思ってしまう人は、好きになる努力をしている最中は絶対に好きな振りをして付き合うのはNG

相手を傷つけることで自分が傷つくタイプの人は、好きになる努力をしている最中に、好きな振りをするのが絶対にNGだ。

思わせぶりな態度はよく恋愛で「最低の態度」と批判されるが、好きになりたいと思って頑張ってる時は、まさにその状態に近くなってしまう。

相手から見たときは思わせぶり以上のことをされてる感覚になることもあるため、自分の行動や態度や言葉が相手にとってどのような意味を持つかは、しっかり考えないといけない。

ここら辺は、ぜひ逆の立場に立ってあなたの価値観で判断してほしい。

たとえ「好きになりたい」という前向きな理由があっても、「さらに傷つける態度」を取ろうとするなら、その自覚は最低限必要になる。

人の想いにはパワーがある。重い想いを受け止めるには、案外受け手もパワーがいるものだ。好きな振りして付き合うことを決めれば、二人ともが傷つく結果になる。

このことを忘れるべきではない。

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好きになろうとして好きになった相手と幸せになることは可能なのか

今回のテーマは普通の片思いとは違った辛さがあるのだけど、その辛さを乗り越えた先に幸せがあるのかどうかは気になるところだと思う。

好きになろうとして好きになった結果が不幸せだったなら意味がない。

好きになろうとして好きになった相手と幸せな交際をすることはできる

好きになってくれた人を好きになる場合でも、好きになりたいと思って好きになる努力をした場合でも、その恋愛の結果は「本当の意味で好きになれるかどうか」がすべてを決める。

好きになるきっかけが「好きになりたいと思ったから」という場合であっても、本当に好きになれるのであれば、幸せな交際は可能だ。

好きになれなかったら罪悪感が残ったり、自分を責めたりして、やはりそれなりに反動がくるのも事実である。

ただ、特に女子の場合は、男子からのアプローチで好きになれるか試す場合が多々あって、結果も良好な傾向がある。

男子の場合は本当に好きになれるのかという点に失敗する例が多くなるのだけど、「付き合ってもいいかな」と思うところまで気持ちが高まるとうまく行くケースが目立つ。

やはり、好きになりたいと思う気持ちを持つことができれば、後は好きになる努力の仕方を間違わない限り、そこまで結果は悪くない。

好きになろうとする行為自体がダメなわけじゃないので、前向きに付き合うことを考えてみたいなら、チャレンジする方があなた自身の幸せも最大化できるだろう。

前向きに好きになろうと頑張ることが交際を順調にする

好きになろうとする時は、その方向性がすごく重要だ。

相手の弱点やダメなところを探し、品定めするような評価の仕方をするとまずうまくいかないのだけど、相手の長所や良いところを探すように、前向きに好きになるように頑張るなら、付き合った後も順調な交際が期待できる。

要は、覚悟と言うか、本当に好きになろうとするかどうかがすごく大切な意味を持つことになる。

なぜ前向きに好きになろうと頑張るのが順調な交際に繋がるかと言うと、相手の長所に注目する恋愛の仕方が、二人の関係を良化するからだ。相手の行動や態度を素敵だなと思えるし、感謝もできて二人に良い雰囲気が訪れる。

自然な流れで付き合うことになったカップルでも、付き合いはじめは「自分の彼氏・自分の彼女」として再評価するようなところがあるので、「この人でいいのかな」と思うことも多々あって、すぐに別れてしまうカップルがいることを思えば、好きになろうと頑張る態度は恋愛をうまくいかせる要素になり得る。

相手は好きになってもらう努力をし、あなたは好きになる努力をするなら、カップルとして不幸せな未来に進んでるわけがない。

好きになろうとすることで幸せになれる人もたくさんいるので、好きになりたいと思える相手がいるなら前向きにチャレンジするのが間違いとはならない。

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「人を好きになろうとして、好きになれるのか」結論とは?

好きになろうとすれば好きになるのか考えるカップルの画像。

今回はパターンを具体化していないので、少し難しい捉え方をしているように思うが、そろそろまとめておこう。

これまで述べてきたように、好きになろうとして好きになることはできるし、根本的に間違っている考え方ではないと私は思っている。

受け身の恋愛をする人はこういった考えも持ちやすい。好きになろうとする理由や状況次第だろう。

しかしながら、やはり自然な恋愛とは少し違っているのも事実である。

それが自分自身への問いかけを生むから、むしろ「好きになろうとすること」が「好きになること」を遠ざける面を持っている点は忘れずにいたい。

一定の時間悩んだ後は、完全に視点を相手に向けられるかどうかでかなり変わってくる。いつまでも「好きになれない」という点に拘る自分がいるなら、「好きになりたい気持ち」もなくなっていくだろう。

もしこの問題で悩み続けるようであれば、恐らく答えは出ている。悩む期間が1ヶ月を超えたあたりからは、好きになることは無いというのが私の経験則だった。

少しでも気持ちの盛り上がりが感じられたら話は別だが、「好きになろうとしてるのに好きになれない」と思う期間が1か月以上続いたら、好きになれない相手だったと結論付けるしかないかもしれない。

実際の経験では、強制力があったり、必要性が高いほど、好きになろうとして好きになれる可能性は低くなった。

意識がどうしても自己に向かいやすく、人を騙すのでも罪悪感を覚えるのに、自分を騙すとなると反発心が凄い。

段々と、その恋愛のスタートを気にしなくなる接触の仕方ができるかどうかが重要だと思う。

好きになりたい相手と向き合っていくうちに、そのほかの面倒くさい気持ちが消えていけば、好きになることもできるだろう。

あなたの恋愛環境が「好きになろうと努力しないといけない状況」になっているなら、解決するべきはそちらの問題の方だろうし、今回の問題と向き合うことがあるならたくさんの角度から自分を見つめなおす機会にもしてほしい。

まとめ

今回は「好きになろうとして好きになれるか」という問題に答えを綴った。

誰もが想い想われて恋愛することを考えると、カップル二人の愛情量や、理想と現実にギャップがあるのもまた事実であり、好きになりたいと思う気持ちは状況によっては素敵な気持ちなのだと思う。

好きになれるか考えた時、大事なことは、自分の気持ちだけでなく相手と向き合えるかどうかだ。そうなれるかどうか進んでみるのが一番納得できる選択のように思う。

ただし、出会う異性のほとんどは好きになることなく友達や知人として付き合っていくことになるのも事実であり、好きになろうとして好きになれる可能性は決して高くないことは私が伝えておくべきことかもしれない。

恋愛は「良い人だから」と好きになるわけではないのが難しいところなので、自分の気持ちには素直でいよう。

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