あなたの周りにも、次々に彼氏や彼女を変える人がいるだろうか?
真面目な恋愛観を持った人なら、「なんで彼氏や彼女がコロコロ変わるの?」と思ってしまうところ、次々に恋人が変わる人はそのことをあまり気にしてないように見受けられる。
中には、付き合ってる人がどんどん変わることを「モテる」と思ってることすらあるから驚きだ。
しかし、コロコロ彼氏が変わる女性や、コロコロ彼女が変わる男性は、どんな原因や理由でそうなっていて、どんな心理で恋愛を捉えているのだろう?
この記事では、次々に恋人を変える人の理由・原因・心理についてまとめるので、頻繁に彼氏や彼女を変える人が何を考えているか、気になる人は参考にしてみてほしい。
すぐに彼女を変える人、すぐに彼氏を変える人の理由と心理に迫っていく。
次々に彼氏や彼女が変わる理由と原因
コロコロ彼氏や彼女が変わる人は、なぜ次々に付き合う人が変わるのだろう?
まずは理由と原因について解説する。
コロコロ付き合う人が変わる最大の理由は、付き合っている彼氏や彼女がいるのに同時進行でいい感じになる人を作っているから
付き合う彼氏や彼女が頻繁に変わる人は、「恋人に一途じゃない」というイメージを持っている人が多いと思うけど、そのイメージは実際に合っている。
コロコロ付き合う人が変わる最大の理由は、「特定の彼氏や彼女と付き合っていても、同時進行でいい感じになる人を作っているから」だ。
恋人ができると新しい出会いを自重したり、女友達や男友達との付き合い方を調整する人も多いが、次々に恋人が変わる人は「付き合う前と付き合った後」で新規・既存の両方で異性に対する態度が変わらない。
出会いの場にもそれまで通り出席するし、女友達・男友達と2人で食事に行くこともザラだ。付き合いが長い異性の友達と2人で会うだけならまだしも、次々に彼氏・彼女が変わる人は出会って間もない異性とも2人で会う。だから、彼氏がいても彼女がいても、親しくなる異性ができている。
特に、彼氏や彼女に冷めてきた(愛情が落ち着いてきた)段階からは、より積極的に次に付き合う人を探すような行動も取るため、彼氏が絶えない・彼女が絶えないという状況になっている。
もちろん本人としては、恋人を乗り換えるために他の異性と仲良くしてるつもりはないのだが、実際の行動が恋人がいる時といない時とで変化がないのであれば、他にいい感じになる人ができるのは時間の問題となる。次で取り上げるけど、ルックスが良いなら猶更だ。
付き合ってる恋人を大切にしていれば他の異性との交際はある程度制限するが、次々に恋人が変わる人はそれがないから「別れても次の人がいる状態」になっている。
付き合っても続かないが、モテるからコロコロ彼氏や彼女が変わる
次々に付き合う人が変わる男と女は、一言でいうと「付き合っても続かない男と女」だ。
誰もが本当に好きな人とはずっと仲良しで付き合っていきたいと思う中、コロコロ彼氏や彼女が変わる人は、どんな人と付き合っても続かないという恋愛上の弱点を抱えている。
頻繁に付き合ってる人が変わる男性も女性も、根が真面目ならそのこと自体を正面から良いことだとは思ってない。
しかし、イケメンだったりイケジョだと、それこそ次々に自分のことを好きになってくれる人が現れるため、「付き合っても続かない」という問題を「モテる」ことで補うことができている。
実際ある年齢までコロコロ彼氏が変わる女やコロコロ彼女が変わる男は、「続かないね」と言われるより「また新しい彼氏(彼女)できたの?本当にモテるよね!」と言われることの方が多い。
当然「また別れたの?」と言われることだってあるけど、なかなか彼氏や彼女ができない人からすれば、別れてからすぐ新しい彼氏や彼女ができるのは羨ましいことでもあるので、周囲から批判される時は嫉妬の気持ちも絡む。
ころころ彼氏や彼女を変える人の中にも「わざと長く付き合わない人」もいるにはいるが、半分くらいの人は「自分が本当に好きになるのが理想で、自分と合う人だったら長く付き合いたい」と思っている。頻繁に恋人が変わる人は、モテるけど交際が続かないのだ。
モテる人が彼氏・彼女と別れたらアプローチしようと思う人は周りにたくさん出てくるので、本人が「付き合ってみようかな」と思えば、結果的にコロコロ恋人が変わる状態になる。
このようなタイプも少なくはない。
飽きっぽいけど行動的な性格だから、コロコロ彼氏や彼女が変わる
次々に彼氏や彼女が変わる人は、飽きっぽいのが性格上の特徴である。彼女に飽きる男性や、彼氏に飽きる女性は、コロコロ付き合う人が変わる傾向がある。
下の記事で男女別に解説している通り、長く付き合うとどうしても時期の問題で「恋人に飽きる」ということが起きやすいが、コロコロ付き合ってる人が変わる人は、人の何倍も恋人に飽きやすいのが特徴だ。
しかし、恋人に飽きるだけであれば「次に付き合う人」が現れないはず。その点を踏まえると、次々に恋人が変わる人は「恋人に飽きたら、他の人を探すための行動を取っている」と言え、行動的な性格なのも特徴になっている。
そういう意味では、恋愛にアクティブな性格が付き合う人が頻繁に変わる理由と表現できる。
コロコロ彼氏が変わる女や、コロコロ彼女が変わる男は、付き合った人数をステータスのように捉えている層もいる
先ほどは「根が真面目ならコロコロ恋人が変わることを本人も良いことだと思ってない」と解説したけど、その割合自体は約半分だ。
では、残りの半分はどんなタイプかと言うと「付き合った人数をステータスのように捉えている」のが特徴になっている。
つまり、次々に彼氏が変わる・彼女が変わることを「モテることの証明」と思っていて、羨ましがる周囲に自慢するタイプまでいる。
確かに、同性同士で恋愛の話をする時に “今まで付き合った人数” は恋愛的競争力の象徴として取り扱われることがあり、この傾向は10代から20代前半の若い時期に顕著である。
告白された人数も同じ意味合いで扱われるが、少なくても「恋人がいた累計期間」より「付き合った人数」の方がステータスになるので、経験値を重視する傾向がある若い内は次々と彼氏・彼女が変わる人が珍しくない。
次の彼氏ができる、新しい彼女ができるということは、その前に辛い別れがあるはずだけど、その傷心ぶりを一切見せずに他の人と付き合い始めたことを自慢するように話す人は、典型的な「付き合った人数をステータスのように捉えている層」である。
次々に恋人が変わる「軽い男」と「軽い女」の心理:なぜ好きな人がコロコロ変わる?
ここからは、次々に恋人が変わる「軽い男」や「軽い女」の心理について解説する。
コロコロ付き合ってる人が変わる人は好きな人がコロコロ変わる人ということだが、なぜそうなるのだろう?
コロコロ好きな人が変わる恋愛に軽い人は、「付き合ってみないと分からない」と思っている
次々に彼氏や彼女を変える人は、付き合うということに対して心理的ハードルが低い。
ということは、好きな人がコロコロ変わる男女は、そもそも「そこまで好きじゃない状態」で付き合い始めることも多くなっているということ。
そんなに頻繁に、且つ短期間に大好きになる人なんてそうそう現れない。
これらの点をまとめると、すぐに男を変える女や男は、好きになっていなくても「いいかな?」と思えば付き合ってしまうし、もし合わないと思えばすぐに別れてしまう恋愛観の持ち主だと言える。
世の中には、「カップルは相性が最も重要だ」と考える人がいて、相性のいい人と一緒にいればその内好きになるものだという感覚で付き合い始める人がいる。
しかし、好き同士でもうまくいかないことが多い恋愛の中にあって、適当な気持ちで付き合うことを決める人は、それが理由で頻繁に恋人を変えることになる。
試しに付き合っているだけなので、違うと思えばすぐに別れるからだ。軽い男や女は、こんな心理で次々に恋人を変えている。
「とりあえずデートしてみよう」ならまだ分かるけれど、「とりあえず付き合う」ことにあなたはどんな印象を持つだろう?
すぐ付き合ってる人が変わる軽い男や女は、恋愛の新鮮さが大好きという恋愛観を持っている
次々に彼氏や彼女を変える人は、付き合い始めの新鮮さが大好きな人が多い。
このタイプは、恋愛にドキドキキュンキュンする瞬間を多く追い求めるから、ある程度の期間付き合うことで恋愛感情や二人の関係が落ち着いてくると、また新しい彼氏や彼女を探したい心理になる。
上手く付き合う恋人同士は、付き合い始めた頃よりも少し落ち着いてきたタイミングの方が本当の意味で親しくなってラブラブになっていくけれど、新鮮さがなくなると恋が終わってしまうのが、頻繁に恋人を変えるタイプが恋愛した時の特徴になっている。
無自覚の場合もあるから少し厄介なのだけど、心理的には「恋から愛に変わることへの興味が薄い」のも特徴になっているから、真面目な恋愛観を持った人は会話の中から軽い人だと気付く瞬間があるかもしれない。
コロコロ好きな人が変わる人は恋愛をファッション的に捉えるタイプが多く、新しい服を身にまとうように恋人を変える。この点でも「新鮮さ」を重視する傾向が強いから、恋バナになった時に恋人の条件とかスペックなどの話をメインにする人は、次から次へと男を変える女・女を変える男である確率が高い人である。
ころころ彼氏や彼女が変わる人は、「我慢できない、決断が早い」のが特徴
次々に恋人を変える人の心理として「我慢できない性格」なのは大きな特徴なのだが、ここは2つの意味がある。
一つは、恋人と何かあった際に我慢できない人がコロコロ彼氏や彼女を変えるという点だ。
頻繁に彼氏や彼女を変える人の中には、すぐに別れる決断をする人もいれば、少しのいざこざでキレてしまったり、言いたいことが我慢できないで修復できる喧嘩を大きな喧嘩へと発展させる人もいる。
要は、喧嘩別れか、それに派生する問題で冷めることが多くなっており、その根本の問題点は基礎的な忍耐力にある。
そうやって簡単に別れた場合、モテる人じゃないと次に付き合う人が現れないわけだが、コロコロ恋人が変わる人は「モテるから」「すぐに新しい恋人ができるから」わがままになっている傾向がある。
次々に彼氏が変わる・彼女が変わるということは、別れることに慣れてるとも言え、恋愛が軽いものになっていくことで我慢する必要性は余計感じなくなる。
すぐに合わなかったと結論づけるのが、コロコロ彼氏を変える女であり、コロコロ彼女を変える男だ。
もう一つの我慢できないことは、「浮気に関する我慢」についてだ。
次々に恋人を変える人は、すぐに新しい恋人を作るわけだが、別れる前から関係を始めている人が本当に多い。
彼氏がいたり彼女がいたりすれば、相手のことを気遣って異性関係を自粛したりもするけれど、我慢できない人は本当に好きな人と付き合ってる時でさえ浮気に発展しそうな行動を自粛できない。
「より素敵な人へ恋人を乗り換えていくこと」が無条件に悪いことだとは言わないが、浮気をする人は一つの恋に本気になれなくなっていくところがあり、むしろ「幸せ」から遠ざかっていくのが大きな問題点になっている。
頻繁に恋人を変える人が幸せを追い求めた結果だと言うなら、事実と向き合う必要があるだろう。
コロコロ恋人が変わる男や女は、本気で恋愛してない、本気で好きにならない
恋人を次々に変える人の心理を紐解くと、本気の恋が少ないという点は特質すべきことだ。
好きな人はできるけど、本気で好きにならないからまた別の人を好きになる。
恋人がコロコロ変わる人は、本気で恋愛してない、本気で好きにならないからどんどん付き合う人を変えることができる。
このタイプは、現在付き合ってる彼氏や彼女が「暫定1位」みたいな捉え方をしている場合もあって、心のどこかで暫定1位の恋人を超える人を探しているタイプがいる。極端な例ではあるが、思ってる以上にこんな恋愛観の持ち主は存在しているので、本当に人それぞれ恋愛の捉え方が違っている。
そもそも、コロコロ彼氏や彼女が変わるということは、そのたびに失恋しているということ。それなのに次の恋人を作るモチベーションが湧くのは、失恋のダメージが小さい(=好きのレベルが低い)ことを物語っている。
本気で好きじゃないなら長く続かないことも当然だし、本気で恋愛しないなら次に付き合う人も簡単に決められる。それこそ、暫定1位の異性と付き合う発想なら、常に誰かと恋愛できる状況である。
軽い男や軽い女の心理は、恋愛に真面目な人が「価値観が違う」と思うくらい、大きな違いがある。
軽い女や男は、遊びで恋愛するから好きな人がコロコロ変わる
よく「遊ばれた!」って言っている人は、短期間で別れていることでその恋愛を「遊び」と認定する。付き合うことを約束したのにワンナイトラブで終わる恋はその顕著な例である。
恋愛で遊ぶタイプの人は次々に恋人を変える典型的なタイプで、付き合うことに重みがないから、すぐに別れては新しい恋人と付き合う。この場合は、もはや付き合うという言葉の意味すら、一般の感覚とは違っている。
遊び人同士の恋愛だったら付き合おうが別れようがお互いに遊びだから問題ないけど、このタイプは本当に恋愛的嗜好が雑食で、真面目な恋愛観を持った人にも手を出す。
片方が本気の恋愛だと「遊ばれた」と泣く人がでるのだけど、なぜ遊び人を見抜けないかと言えば、恋愛で遊ぶタイプは異性が好む自分を演じられるところがあり、アプローチが上手いからだ。
恋愛に真面目な人が本気の恋愛をすると「正解が分かっているのに行動できない」ことが災いして恋が叶わないことも多いのだが、恋愛で遊ぶタイプはサラッと効果的なアプローチができてしまうので、そこまでイケメン・イケジョじゃくても自分を好きにさせることができている。結果、周りから見たら彼女や彼氏がコロコロ変わる人に見える。
恋愛を遊びで割り切っている心理は言葉の端々に出るので、チェックポイントさえ分かっていれば見分けることも可能だが、いざ自分が対象になると言葉を鵜呑みにしてしまう人が本当に多い。
もし彼女がコロコロ変わる男や、彼氏がコロコロ変わる女からアプローチらしきものを受けたら、しっかり相手の本質を見極めることをおすすめする。遊びだったとしたら、好かれた意味は相当に軽い。
⇒「遊ばれる女」と「遊ばれない女」の違いは、男選びだけが問題じゃない!遊ばれない女になるにはどうしたらいいか
コロコロ彼氏や彼女が変わる人は、別れ話をするのに躊躇しないサバサバした心理を持っている
コロコロ彼氏を変える女性心理や、コロコロ彼女を変える男性心理には、いずれも「他人に対してサバサバしている」のが特徴になっている。
当たり前の話だが、恋人を変えるには「別れる」という工程を経る必要がある。これがあるからこそ失恋した時に「もう恋なんてしない」という人がいて、付き合うか付き合わないかに慎重になるのだが、コロコロ恋人が変わる人は別れることにもハードルが低い。だから、付き合うことに鈍感になれるのだ。誰かを好きになること自体にもあまりリスクを考えない。
別れることを考え始めたら恋愛は本当につらいものになるが、コロコロ恋人が変わる人はその辛さを持ち前のサバサバした性格で簡単に乗り越えるから次の人に行ける。
失恋したことがある人なら綺麗な別れ方がいかに難しいか分かっていると思うのだけど、次々に付き合ってる人が変わる人はサバサバした別れ方ができるから失恋によるダメージが小さいのだ。
付き合ってた人からすると、本当にあっさりした別れ方をする人が多い。
新しい彼氏や新しい彼女と付き合うには古い恋人との別れがあるため、私自身の経験を振り返っても「頻繁に付き合う人を変えるには性格的な才能がいる」と思うところである。
モテないのにコロコロ彼氏や彼女が変わる人の理由は?
恋愛というジャンルの中では、外見の良し悪しと同じくらい「積極的に動ける人かどうか」が重要だ。モテるかモテないかは「恋人を作る力」に影響するものの、すべてじゃない。
恋人をコロコロ変える男や女が「外見は良くない」とか「モテるとは思えない」としたら、要因はアプローチ力であり、恋愛における行動力と見て間違いない。
かっこ良くないのに彼女がコロコロ変わる男や、可愛くないのに彼氏がコロコロ変わる女は「アプローチ力と行動力」を持っている
人が羨むほど頻繁に彼氏や彼女を作っている人は、アプローチに積極的で、自分の好意を伝えることで相手の好意を手に入れている。
あなたも、自分のことを好きになってくれた人が現れたら、きっと少しは気になるだろう。かっこ良くないのに彼女がコロコロ変わる男や、可愛くないのに彼氏がコロコロ変わる女は、アプローチされた人の心理をよく理解していて、行動力をもって落としにかかるから、相手は本当に落ちてしまう。
「とにかく手を出しまくる人」だと悪い表現もできるけど、文字通り「下手な鉄砲を撃ちまくって当てている人」がいるのが恋愛の世界だ。
このことは「彼氏ができない女性」や「彼女ができない男性」も見習う点があるので、もしあなたの周りにモテなそうなのにコロコロ付き合う人が変わる人がいるなら、アプローチの仕方などを参考にすると良い。
外見に頼らない恋愛をしている人は、真面目な恋愛をしている人に取って参考になることがたくさんある。すぐ男を変える女やすぐ女が変わる男は、お世辞にも褒められることを行ってないけど、アプローチ力に自信がない人からすれば、真似したくなるところもあるはずだ。
彼氏がコロコロ変わる女や、彼女がコロコロ変わる男は、いずれ一人の人に落ち着くのか
周りに彼氏がコロコロ変わる女や、彼女がコロコロ変わる男がいると、「この人たちはいずれ一人の人に落ち着くんだろうか」と思うこともあるけど、大半の人はちゃんと一人の人を愛するようになる。
その理由ときっかけを解説しよう。
女遊びや男遊びは、何年かやれば普通は飽きる
恋人がコロコロ変わる時期があったとしても、普通の人は何年か女遊び・男遊びをすると飽きる。
私自身、2年ほど付き合う人を次々に変える時期があったのだが、虚しくなってやめてしまった。最初は刺激的だったのだが、「コロコロ彼女が変わる」こと自体に飽きた感じで、しばらく恋愛しない時期を作ったらそれから先は真面目な恋愛だけをするようになった。
よく「昔遊んでた人が落ち着くと浮気しない人になる」と言われるが、この言葉は半分くらい正解だ。「十分に遊んだからもういい」という感覚は多くの人に備わる感覚である。
どのくらいの期間遊ぶかは人それぞれだけど、私の周りでも5年以上遊び続けた人はいなかった。ここは、他の要因も絡むので解説していく。
コロコロ恋人が変わる状態がステータスじゃなくなっていくから、いずれ一人に落ち着く
彼氏がコロコロ変わる女や、彼女がコロコロ変わる男が最も持て囃されるのは10代の頃だ。悪評も立つけれど、羨ましがる人も多い。
しかし、誰かと付き合っては別れてまた違う人と付き合う状態を「モテる」と捉える時期は20代半ばまでに終わり、その後は「付き合っても誰とも続かない人」「恋愛を重ねても愛する人と出会えない人」「寂しい恋愛を繰り返してる人」「いつまでも子供の恋愛をしてる人」みたいな評価が下されていく。
もちろんここはそれぞれの恋愛観と価値観で変わる部分で、ある年齢を境に一気に全体の評価が変わるわけじゃない。だが、コロコロ恋人が変わることを良しとしない雰囲気になる年齢が存在するので、そこで普通は落ち着く。本人の成長と言うか、恋愛的成熟もそこに関係する。
次々と恋人を変える人の心理のところで「ステータスのように思ってるから」と言ったが、逆に言えば次々に恋人を作ることがステータスにならないのであれば「たった一人のベストパートナー」を探す人が多くなるということ。
周りの空気が、ある人の恋愛観を変えることは往々にしてあることだ。恋愛で言う遊び人は空気を読まないことはあったとしても、空気が読めないわけじゃない。
結婚を考えるようになると恋愛の捉え方が変わる
上のことに付随する形だが、彼氏がコロコロ変わる女や、彼女がコロコロ変わる男は、結婚を意識することで恋愛観が変わることもよくある話だ。
次から次へと恋人を変える人は交際範囲が広いので、周りに結婚する人が現れる年齢になると何度も結婚式に呼ばれたり、インスタで友達の子供を見るようになって、いつまでもフラフラしてる自分を顧みる瞬間を迎える。
中には交際相手を変えながらでないと生きていけない人もいるけれど、人間性としてまともであれば「そろそろ人生を共に歩む伴侶がほしい」と思う瞬間くらいはあるし、ちょっとでもその意識があると恋愛相手がだんだん変わってくる。
次々に恋人を変える人は、なかなか恋人ができない人と比較して人生経験はどうしても豊富になり、それが精神的成長につながる。感性が最も大事なことは否定しないけれど、深く付き合う人の数が多くなれば色々と見えてくるものもあるので、多少ダメ人間でもどこかで落ち着くものだ。
以上3点の理由ときっかけから、彼氏がコロコロ変わる女や、彼女がコロコロ変わる男は、いずれ一人の人に落ち着くタイプが多い。
まとめ
今回は「次々に彼氏や彼女を変える人の理由・原因・心理」を解説した。頻繁に恋人を変える人が何を考えてるか、理解は進んだだろうか。
コロコロ恋人を変えるということは、それだけ付き合う人の数が多いだけでなく、「付き合ってもいいかな」「付き合いたい」と思える魅力を持ってる人とも言える。「そんな恋愛はしたくない」と思う人も、素敵な恋人を作るヒントになることがあるかもしれない。
冷笑するだけでなく、「外見がいいだけ」という理由以外を探ってみても面白いだろう。
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