二人きりでデートするはずだったのに「友達連れでデートにくる男と女」は、一体何を考えているのだろう?
好きな人とのデートや、気になる人とのデートでは、友達を連れてくる行動についがっかりしてしまう。誘う時に言ってなかったり、二人で会う予定だと思っていた食事や飲みでも、ショックを受けるシチュエーションだ。
しかし、「デートに友達を連れてくる理由や心理」には色々なパターンがあって、脈ありと脈なしもそこまで単純ではない。
この記事では、デートだと思っていたのに女友達や男友達を連れてきた相手の理由や心理について解説し、脈ありと脈なしの関係についても触れていく。
「友達連れのデートはどんな意味があるのだろう?」
「なぜデートに友達誘うの?」
あなたの疑問を解決するヒントを探してみよう。
自信がないからデートに友達を連れてくる心理
デートに友達を連れてくる男や女は、自分に自信がなかったり、二人きりの状態に自信がなくて、デートなのに友達を連れてくることがある。
私が友達からデートについてきてと頼まれた経験では、これが二番目に多い理由だ。もちろん可能な限り断るのだけど、デートについてきてほしいと友達を誘う人は自分に自信がないタイプが少なくない。
二人きりで会うと約束してない場合は、友達を誘うことで不安を取り除きたいと思う人がいる
多くの人がデートは二人きりで行くものとの認識を持っているが、「二人きり」を約束したわけでなければ、付き合ってない以上、友達と一緒でもアリなんじゃないかと思う人がいる。
そんな人は、何よりも自分の不安が和らぐメリットに心がなびくのだ。
- 二人きりのデートを約束した=自信が無い人でも「一人で行くしかない」と腹をくくる
- 二人きりのデートを約束してない=自信がない人は「友達を連れて行っても大丈夫かな?」と、誰かに助け舟を頼みたい心理になる
二人の空気に自信がなかったりすると、「気まずくなりたくない」という心理で友達にデートの同行を頼む人がいる。
いい感じになってる人とこんな状況になることは少ないと思うが、二人きりのデートが初めてなら、脈ありでも友達を連れてくることがある。
デートに友達を呼ぶ人との恋愛は、その会を盛り上げて次のデートに期待する
デートだと思ったのに友達を連れてこられた時はがっかりするものだけど、二人きりのデートに自信がないから誰かを連れてきたという理由だった場合は、「二人が打ち解ける」ことで二人きりのデートが可能だ。
その日をきちんと盛り上げて、ノリ良く「今度は二人で遊ぼう!」と明るく誘えば、相手の不安がなくなる。
したがって、この理由や心理で友達をデートに連れてきた人は基本的に「脈あり」と思って良いパターンだ。デートの雰囲気次第では、次のデートで二人きりになれる可能性が高いと思われる。
もしあなたが相手を気に入っている場合は、ちょっと探りを入れておこう。友達にアシストを頼んでるような素振りをみたら、次のデートで軌道修正できる可能性が高い。
恋愛に疎い?楽しいと思うから友達を連れてデートに行く時の心理
恋愛に疎い男や女は、「大勢の方が楽しいと思うから」という理由で友達を連れてデートをする人がいる。いや、むしろこの理由の場合は、もはやデートですらない感じだ。屈託なく「こいつも呼んでおいたよ!」なんて、笑顔で言われてしまうこともある。
正確には、このパターンだと「デートだと思っていない」というケースも含まれているのが特徴である。友達の意識が強い時にありがちで、デートに誘われたのにそんな気がせず、ただ「遊びに行く」というつもりで、盛り上げるために友達を誘う。
二人で遊ぶことが「デートだと思わないタイプ」は、楽しくなるように友達をデートに呼ぶ
時々「おまえも一緒に来ない?」と友達に誘われることの中に「それってどう考えてもデートの誘いだろ?」と思うパターンがある。だが、本人の中ではデートよりも遊びに行くとか飲みに行くという意識で、「恋愛の雰囲気を感じていない」から友達を呼ぼうとする。
男友達や女友達として仲良くなって、恋愛的なステップアップを目指すときは、遠まわしにでも好意を伝えないと、デートの約束がデートにならないことがある(関連記事:さりげない好意の伝え方(遠回し)~どうやって好きな人に好意を伝えるの?)。
いつも友達の雰囲気で一緒にいた人を、恋愛の雰囲気を出さないでデートに誘った場合は、「あいつも呼んだ方が楽しくなるかな?」と悪気がない気持ちで気軽に誘う人がいる。
相手がデートだと思ってない心理で友達を連れてきた時は脈なしなのか
デート相手の雰囲気で分かりそうなところだから、友達を連れてきた理由がこれに該当すると考えられる場合は、脈ありと脈なしが微妙だ。
「たまにはゆっくり二人で語ろうよ」と次の誘う機会で言えると友達関係から先が見えてくるけど、踏み込まないと雰囲気が変わらない可能性がある。
本当にただの友達だと思われているパターンと、恋愛対象に見ないようにしているパターンの2つがあるので、きちんと意識させることが重要になる。
もし友達っぽい雰囲気が漂っている状態で「デートに友達を連れてきた」という場合は、相手の心理を少しシビアに判断したい。脈ありと脈なしのどちらもまだ可能性を残すのは、つまりあなたの好意が伝わっていないから「デート感覚」がないのである。
友達を食事に誘うなら、「デート」という単語を使うと雰囲気が変えられる
あなたが「デート」だと思っていた会に何の気まずさも感じさせず友達を連れてきた場合は、相手は恋愛の雰囲気を感じてない。ここに対処するには、そのものスバリの「デート」という単語を使って会話してみると、この問題はすぐに解決が可能なので、冗談半分で使うようにしてみよう。
恋愛が少ない人や、付き合ったことがない人を好きになった場合は、相手への意識付けが必要になるケースが出てくる。
友達の雰囲気を容認すると付き合える可能性を減らすことになるので、タイミングを見て踏み込んだ言葉を使おう。
最初は「食事に誘ったら友達も来た」というパターンが多いと思うので、下の記事で解説している「食事をデートっぽくする方法」が参考になるかもしれない。
脈なしパターン!断りにくいからOKしたが、二人きりになりたくないからデートに友達を呼ぶ心理
デートなのに友達を連れてくる人の心理は、脈なしの意味であることも当然多い。
さきほど、友達にデートの付き添いを頼まれた時に二番目に多かった理由として「自信がない」と言う部分を解説したが、残念ながら私の経験の中で “デートの付き添いを頼まれる理由” は、「二人きりになりたくないから」という理由が一番多かった。
脈なしだからデートに友達を誘う人は、なぜデートの誘いをOKしたのか
友達をデートに連れてくる時、特に多い理由が「異性としては二人きりになりたくない」という心理だ。脈なしだから二人きりにならないように、グループで遊ぶ感じにしてしまう。
「じゃー何でデートの誘いをOKしたの?」となるのだが、断りにくいと感じたときは約束自体をOKして、友達を連れて場を濁すことがある。
断りにくいと感じる理由は、主に以下の4つ。
- 友達だから
- 押しに弱いから
- 話の展開から
- 気まずくなれない関係の人だから(職場や学校関係)
何度も誘っていたり、無理に誘った場合は、誘いをOKすることで気まずくならないように対処して、友達を呼ぶことで二人きりを避けることがあるため、きちんとアプローチしていた場合は、デートに友達を誘う人の心理が脈なしサインになりやすい。
二人で遊びたくないから友達を誘う人は、デート後の態度で脈を判断する
もしあなたの好意が伝わっているのに「デートに友達を連れてくる」という状態になった場合は、「その後の態度」で脈ありと脈なしが分かる。
次のデートが成立するか、という視点が恋愛サインになるのは当然だが、どんどん二人きりを避ける態度が見えやすくなるのがこの理由で友達を連れてきた時の特徴なので、相手が引いていくなら脈なしとなり、引かないなら脈ありの可能性を残す。
今回のテーマは脈なしの意味と脈ありの意味のどちらもあるので、見分け方はこの記事の後半で説明を加えよう。
友達を紹介したい・友達にも会ってほしいからデートに友達を連れてくる心理
何度目かのデートで、突然友達を連れてきたりする場合に多い理由として「友達を紹介したい」とか「友達にも会ってほしい」という心理がある。
この場合は、デートに連れてくる友達が親友に近いことが多い。
付き合う前のデートで友達を紹介されることはあるの?
付き合う前に友達を紹介するのはちょっとおかしな態度だけど、10代から20代前半のころは割とある話だった。
カフェなどで連れてきた友達と話をして、その後で二人きりになるのなら、悪い意味(脈なし)ではなかったはず。
女性に多いイメージなのだが、連れてきた友達との会話で時々あなたを出しているから、顔と名前を一致させたいと思ってデートなのに友達を連れてくるタイプがいる。
正式ではなくても友達以上恋人未満のような “付き合っているような状態” なら、脈ありの意味でこのような行動を取る人がいるため、デートに友達を呼ぶ人にがっかりするばかりじゃなく、「どんな意味でデートに友達を連れてきたのか」を考えるようにしよう。
友達を連れてきたデートの雰囲気が「友達に紹介された」と思うような感じなら、良い方向で考えて良い、脈ありサインである。
友達をデートに連れてくる時は「好き避け」に近い心理も!恥ずかしいからデートの付き添いを頼む心理
自信がないという心理に近いが、「恥ずかしい」という心理を持つ人の場合は、アレコレ考えずにデートに友達を連れていく人が多いイメージだ。
付き添いを頼まれると「何で?」と言いたくなるのだけど、異性との二人きり状態に慣れていないと、恥ずかしくて緊張するのが嫌だから友達を連れていく。
緊張したくないという心理もあるから、多少そっけない感じになっていても、それは好き避けだ。デート中の態度が悪い場合でも、脈なしが確定しないパターンがこれに当たる。
もし、あなたの好きな人が恋愛経験が少ないタイプだったら、下の記事で好き避けの見抜き方を勉強しておこう。デートに友達も誘う人は、脈なしだと確定してるわけじゃない。

相手が男性だから緊張するとか、女性だから緊張するという状態が嫌だと思うのは多少幼い感じがするけど、相手の恋愛経験が少ない場合はこんな意味もある。
デートに友達を連れてくる男と女は脈なしなのか、3人でデートする時に脈ありもあるのか
確率の観点から言えば、デートに友達を連れてくる意味は、恋愛的にネガティブな意味が多いというのが経験則だ。
2人でデートする予定が3人でデートすることになったなら、デート中も脈ナシの雰囲気を感じたかもしれない。
だが、これまで挙げてきた通り、異性として意識しているからデートに友達を連れていく人がいるのも事実である。結局は好きな人の雰囲気を見て、デートの印象そのものの意味を受け止めるべきかと思う。
そこで、二人の今の雰囲気を知るのに参考にしてほしいのが下の記事だ。
仲の良いグループがある場合や、友達を連れてくる理由がある時など、今回のテーマは様々なパターンがあるため、「デートに友達を連れてきたら脈なし」と決めつけるより、目の前にいる好きな人が出す恋愛サインを察知する方が勘違いしてしまうリスクを減らせる。
好きな人と3人で遊ぶ、3人で飲む “その後の態度” で、脈ありと脈なしを見抜くこと
もう一つ大事なのは、「3人でデートした後の態度」である。デート後の態度は脈ありと脈なしの違いが分かりやすい。友達を連れてきたデートの後の態度を考えてみよう。
そっけない態度を取るようになったり、縮めようとする距離が縮まらなかったりする時は、好きな人が脈なしサインを送っている。
通常はデートする仲になったところからは恋愛関係が進展しやすくなるので、そんな視点から考えてみると相手の心理が分かる。二人で遊べない状況が長期化した時は、あなたが好きな人に近づいた分、好きな人があなたから離れていっている。
下の記事では「男性が次のデートはないと思った時に取る態度」をまとめているので、興味があれば読んでみてほしい。
友達を連れてきたデートでは、まずなぜ友達を誘うのかの「理由」を考え、好きな人の心理については「デート後の態度」で脈ありか脈なしかを考えよう。
もし脈ありなら「二人になりたい」という気持ちが強いはずだから、次のデートが成立するはずだし、その時は二人きりになれるはず。
男友達や女友達をデートに連れてくると言っても、それだけで脈なしサインが確定するわけではないため、ショックを受けたりがっかりしたとしても、もう少し様子を見るのが正解だ。すべてが悪い意味ではない。
食事に友達を連れてくる男性と女性の心理とは
デートとは違い、二人きりの予定だった食事に友達を誘う心理は、意外と気にしすぎない方が良いパターンが多い。
と言うのも、デートよりも食事の方が友達を連れてきた時に脈ありと脈なしの違いが曖昧だからだ。

二人でご飯に行こうとしたら友達を呼ばれた場合に「特に意味がないパターン」
下の条件に当てはまる場合は、二人の食事に友達を呼んだことに特に意味がない確率が高い。
- 何度も二人で食事している
- 二人でご飯に行こうとしたら共通の友達とばったり会った
- 3人で話すべき話題があった
基本的に、はじめて二人でご飯に行くパターンで友達がいたら脈なしの可能性が高まるのだけど、「何回も二人でご飯を食べている」なら、その1回に友達を連れてくることにそこまで深い意味はない。
また、二人でご飯に行こうとしている時に共通の友達と会ってしまうと、誘わない場合に「付き合ってるの?」って話になってしまうから、二人とも二人だけがいいと思いながらつい誘ってしまうことがある。(※この場合は、「誘われたから行く」と判断する友達が遠慮するべき状況だとは思う)
最後の項目で「3人で話すべき話題があると友達を呼ぶことがある」としているのは、たとえば「社内恋愛」だったり「サークル内恋愛」だったりした場合だ。好きな人と仲良くなると話題も深くなるけど、そこで話題に出てきた同僚だったり友達は、次の食事の機会に「呼ぼう」という流れになることがある。
そうだったら普通は先にあなたの了解を取るべきなのだが、マメに連絡しないタイプはいきなり友達を連れてくることも…。数は少ないが私が経験したことのあるパターンだ。
好きだったらデートに友達を連れてこないんじゃないの?
今回のテーマでは、よく「もし好きだったら友達を連れてこないはず!」という意見を聞くのだが、付き合う前の恋愛は「どの程度の恋愛感情を持っているか」が非常に微妙な問題になる。
まだ気になるだけかもしれないし、ちょっといいなと思うだけかもしれないと考えると、様々な理由でデートに友達を誘う人がいるため、特に二人きりの食事だったはずなのに3人の食事になってしまった場合は、「初食事」でない限り、気にしないでアプローチを続けるべきだ。
デートに友達を連れてきたとしても、そのデートを盛り上げないと恋愛は進まない
付き合う前は、「一緒にいて楽しい」という感覚が本当に大事である。二人きりでデートできると思って待ち合わせに行ったのに友達を連れてきた状況だと、落ち込む人やムカつく人もいると思うけど、アプローチ中の好きな人が相手であれば、とりあえずそのデートを盛り上げることが何よりも大切になる。
そのデートが盛り上がらない限り、次のデートはないからだ。相手が悪いとしても、恋愛が進められない状況にするのは絶対に良くない。
好きな人にアプローチしている時は、「これから好きになってもらう」という感覚でコミュニケーションを取らないと、どこかで「諦める理由探し」が行われる。
「片思いから両想いにする」という感覚がない人はムカついて嫌いになるタイプも多くて、結局のところ恋愛において空回りしてしまう。
この記事を読んで「もしかしたら脈なしってわけじゃないかも…」と思えたら、次のデートでは「二人きりで出かけられるように」と頑張ってみよう。
たとえ脈なしだったとしても、まだ追いかけるならこれから先で両想いになれるように頑張るのが恋愛だ。
付き合う前はお互いの本音が言い合えないので、すれ違いが本当に多い。恋が叶う気持ちの持ち方ができないと最終的に上手く行かないので、大事なことに視点が持てるように考え方を調整しよう。
まとめ
今回は「デートに友達を連れてくる男と女の理由や心理」を紹介した。友達連れのデートはどんな意味があるか、参考になっただろうか。
友人の話も含めて個人的な経験では、付き合っていないことを条件にすると「友達連れのデート」は「二人きりになりたくない」という意味でデートに友達を連れていくことが多かったように思う。これはこれで私の中の真実だ。
はじめに疑う理由もこれだと思うので、デート前後の態度やデート中の雰囲気を客観的に振り返ると答えは出ると思う。全てが脈なしサインとなるわけではないので、せっかくデートできる関係になった恋愛なら、冷静に振り返りたい。
いずれにしても色々な理由があることが分かれば、相手をきちんと見ようとすると思う。正しい答えは相手から分かることなので下の記事も参考にしてみよう。
恋愛の雰囲気を作るのが苦手な女性は、下の記事を読んで「女として見てもらうこと」に挑戦してみよう。女性であっても恋愛では自分から動くことが大切だ。
好きな人とLINEで連絡を取っているなら下の記事もおすすめ。男性が喜ぶLINEの方法についてまとめている。