恋愛に興味を持っているのであれば、クリスマスの過ごし方を気にしはじめるのが今頃の時期だ。
クリスマスを1人で過ごすのは寂しいけれど、一緒に過ごす相手はいないし…と悩んでいる人もいるだろう。
そこでこの記事では、クリスマスの過ごし方を調査したアンケートをもとに「クリスマスがぼっちの人の割合(クリぼっちの割合)」や「クリスマスを恋人と過ごす人の割合(彼氏とクリスマスを過ごす女性の割合、彼女とクリスマスを過ごす男性の割合)」などを紹介していく。
コロナ禍前のクリスマスの過ごし方と、コロナ後のクリスマスの過ごし方を比較して、みんなが2022年の今年のクリスマスをどんな風に過ごすのかについて解説しよう。
さらに、大学生のクリスマス事情も紹介しているから気になる人はぜひチェックしてみてほしい。「クリスマスの現実」を一緒に見てみよう。
2022年のクリぼっちの割合はどうなる?2021年のクリスマスのぼっちの割合から考察!
2022年のクリぼっちの割合は、クリスマス直前に予定が入ることがあることを踏まえると、直近の「2021年のクリスマスの過ごし方(割合)」を振り返るのが最も現実に即した方法になる。
ここでは、2021年に株式会社インテージが全国の15歳から79歳の男女(2101人)を対象に行ったアンケートから、クリぼっち率を明らかにする。(調査元はこちら)
クリスマスに予定がある割合と、クリスマスに予定がない割合
Q.クリスマスに予定ある?
【全体】
- クリスマスに予定がある人の割合=47%
- クリスマスに予定がない人の割合=53%
【男性】
- クリスマスに予定がある男性の割合=41%
- クリスマスに予定がない男性の割合=59%
【女性】
- クリスマスに予定がある女性の割合=53%
- クリスマスに予定がない男性の割合=47%
去年のクリスマスに予定があった人は47%、予定がなかった人は53%だった。
男女別の割合を見てみると、男性はクリスマスに予定ありが41%、予定なしが59%とクリスマスに予定がない人の方が多いという結果になっている一方で、女性は予定ありが53%、予定なしが47%で、クリスマスに予定があった人の方が多いという結果だった。
では、クリスマスに予定がない人は「一人でクリスマスを過ごす」のだろうか?
LINEリサーチが約55万人に行った調査から紹介しよう。
クリスマスは誰と過ごす?クリぼっちの割合とは
Q.今年のクリスマスは誰と過ごす?(詳細はこちら)
- 家族と一緒に過ごす=53%
- 夫や妻、恋人、好きな人と二人きりで過ごす=33%
- 一人で過ごす(クリぼっち)=19%
- 友達と過ごす=17%
クリスマスを一人で過ごすクリぼっちの割合は19%と、約2割だったことが分かった。
クリスマスに予定がない人は少なくないけど、実際にクリスマスを迎えた際は家族を含めて誰かと一緒に過ごす人が8割以上になっている。
インテージの調査に戻って「クリスマスの過ごし方」も見てみよう。
クリスマスの過ごし方の割合
- クリスマスプレゼントを購入(自分用を含む)=30%
- 自宅でクリスマスパーティ=25%
- クリスマスイルミネーションなどを見に行く=5%
- レストランなど飲食店で食事をしたりパーティ=4%
- 友人・知人宅のパーティに参加=3%
- 日帰りのレジャーや旅行=2%
- 宿泊を伴う旅行=2%
クリスマスの予定として最も割合が大きかったのは「クリスマスプレゼントを購入」だった。
やはりクリスマスと言えば、クリスマスプレゼントだとイメージしている人は多い状況である。
「自宅でクリスマスパーティー」は25%だったのだが、これはコロナ禍特有のクリスマスの過ごし方ではなく、もともとクリスマスイブの夜は自宅で過ごす人が多い。
「一家団欒のクリスマス」を幸せの象徴だと思う人も多い状況だ。
クリスマススポットに出かけてイルミネーションを見たり、クリスマスツリーを見に行く人の割合は全体でわずか5%で、レストランに行く人の割合も4%なので、意外とイメージ通りのクリスマスの過ごし方をする人の割合は少ない。
クリぼっちだと思うと寂しい気持ちになるけど、自宅で過ごす人が多いくらいだから気にしすぎないでも良い状況である。
ただ、このアンケートは結婚して子供がいる夫婦や、クリスマスを気にしない高齢者も含まれている点が弱点で、若者だけにアンケートをしたら結果が変わる可能性がある。
そこで大学生のクリスマスの過ごし方について調査したものを探してみたのでシェアしよう。
大学生のクリスマスの過ごし方:10代後半から20代前半のクリぼっちの割合は?
ガクセイ協賛が4年制・短期大学・専門学校を含む10代後半から20代前半の学生490人を対象に行ったアンケートから、大学生のクリスマス事情について解説していく(出典はこちら)。
クリスマスを楽しみにしている人の割合
Qクリスマスを楽しみにしているか?
- 非常に楽しみに感じている=41%
- 楽しみに感じている=41%
- あまり楽しみではない=16%
- 全く楽しみに感じていない=2%
大きく分けて、20歳前後の学生は82%がクリスマスを楽しみにしていることが判明した。
残りの18%はクリスマスが楽しみに感じないと回答しているが、明らかに少数派である。
クリスマスは恋人や好きな人がいる人にとっては楽しいイベントだし、友人とワイワイ盛り上がる過ごし方もできるから、交友関係が多い人にとっては楽しみなイベントだ。
大多数の大学生がクリスマスを楽しみにするのは、彼氏がいない女子や彼女がいない男子でも、サークルや学校の友達、バイト仲間で気軽に集まれる「学生特有の環境」があるからだろう。
しかし、友達が少ない大学生や、周りとうまく行ってない大学生は、ぼっちのクリスマスになってしまう傾向があり、不要なイベントであると思っている。
クリぼっちになってしまうと、街がキラキラと賑わっている様子が余計に寂しい気持ちを駆り立てて、クリスマスを1人で過ごす自分に悲しい気持ちになることもよくある。
また、恋人と別れたばかりの人にとってもクリスマスの雰囲気はきつい。好きな人に振られた人、失恋したばかりの人にとっては「クリスマスはなくなればいい」と思うくらい悲しいイベントになってしまう。
大学生のクリスマスの過ごし方の割合
Q 今年のクリスマスの過ごし方は?
- クリスマスイベントなどのために外出する=40%
- ホームパーティーをする=21%
- 外食をする=18%
- アルバイトや仕事をする=13%
- 学校の授業や勉強=2%
- オンラインのイベントに参加する=1%
- その他=5%
大学生のクリスマスの過ごし方として最も多かったのが「クリスマスイベントなどのために外出する」だった。
「外食をする」と「ホームパーティーをする」を合わせると、約8割の人がクリスマスを積極的に楽しんでいる。ここは、10代後半から20代前半の大きな特徴だ。
大学生は年齢と環境的にイベントを一緒に過ごせるような友達が多い。イベントがあれば積極的に参加し、みんなで遊びたいという気持ちを共有できる時期だから、クリスマスはワイワイ過ごす人が多い。
クリスマスが嫌いな人ももちろんいるし、もっとドライにクリスマスをとらえてる大学生もいるので、そういう人はバイトを入れたり、テスト勉強をしたりするけど、統計上は約1割ちょっという割合だった。
大学生のクリぼっちの割合:大学生は誰とクリスマスを過ごすのか、クリスマスに一緒にいる相手の割合
Q今年のクリスマスは誰と過ごす予定か?(または過ごしたいか)
- 恋人=33%
- 友人=28%
- 家族・親戚=21%
- ひとりで=11%
- 大学や専門学校のサークル・体育会、バイト仲間などと大勢で=6%
- その他=1%
2021年のクリスマスでクリぼっちだった大学生は11%という結果だった。
クリスマスを彼氏と過ごす女性の割合と、クリスマスを彼女と過ごす男性の割合を足した「クリスマスを恋人と過ごす大学生の割合」は33%で、3人に1人しかいない状況になっている。
前世代を対象にした「クリスマスを一緒に過ごす相手」の割合と比較すると、クリスマスを家族と過ごす大学生の割合と、ぼっちで過ごす大学生の割合は少ない結果だった。
反対に、クリスマスを「友達と一緒に過ごす」割合が高いことから、クリスマスをイベントとして楽しみたいと思う大学生が多いことが見て取れる。
クリスマスは好きな人と過ごす恋愛イベントだと捉えている大学生が一定数いる一方で、友人と賑やかに楽しむイベントであると捉えている人も多い状況だ。
大学生のクリスマスプレゼントを買う割合
Qクリスマスプレゼント(自分へのご褒美も含む)は購入するか?
- 購入した、もしくは購入する予定=40%
- 購入しない=37%
- 未定もしくは検討中=23%
クリスマスプレゼント(自分へのご褒美も含む)を購入する大学生は40%だった。
恋人と過ごす人だけでなく、クリスマスを友達と過ごす人も、クリスマスプレゼント交換をすることがあるが、大学生同士のクリスマスはプレゼントを渡さないことも多くなっているようだ。
大学生は誰にクリスマスプレゼントを渡すのか
Q.それは誰宛のプレゼントか?
- 恋人=66%
- 自分=28%
- 友人=20%
- 家族・親戚=13%
クリスマスプレゼント(自分へのご褒美も含む)を購入すると回答した大学生40%の中では、恋人へのプレゼントを用意する割合が圧倒的に多く、半数を超えていた。
クリスマスに彼氏や彼女へのプレゼントが多くの割合を占めるのは納得できるが、残りの割合は意外にも自分宛、友人宛、家族宛、とバラけていた。
社会人では「自分にご褒美」という意味で自分へのプレゼントを買う人が多くなってきているが、大学生についても28%が自分へのクリスマスプレゼントを買うという結果が出ていたのは少し意外だったかもしれない。
クリスマスは恋愛イベントであるのは言うまでもないが、自分を労う特別な日にしている人が大学生の時期から多いようだ。
大学生はクリスマスプレゼントに何を選ぶのか
Q.プレゼントの品目は?
- アクセサリー=31%
- 洋服=29%
- 化粧品や香水=22%
- 食品(お酒やクリスマスケーキなど)=21%
- 財布や名刺入れ=9%
- バッグ=8%
- 電化製品=7%
- 腕時計=5%
- 文房具=5%
- その他=8%
大学生に関しても、クリスマスプレゼントに選ぶのは他の世代同様「アクサセリー」が定番になっていることが分かった。
さらに、プレゼントの品目のアンケートを見てみると、洋服29%、化粧品や香水22%と続いており、これも世代特有のものはない。
大学生についても、一般的なクリスマスプレゼントからプレゼント内容を選ぶので問題ないと言えるだろう。
クリスマスは特別なイベントだから、プレゼントも非日常なものを選ぶことで特別感を演出したいと考える人が多い一方で、日常的に買うもの(食品21%、文房具5%)もランクインしていることを踏まえると、「誰にクリスマスプレゼントを渡すのか」で内容を選ぶ方が喜ばれる確率が高いと考えられる。
日常的に購入する物でも、いつも買うものよりも少し良いものをプレゼントするのも生活にメリハリがつけられるからおすすめだ。
例えば、コンビニスイーツを楽しんでいる人には、お取り寄せスイーツを贈ってみたり、普段は文房具店のボールペンを使っている人には、少し高級感のあるボールペンをプレゼントするなどは、大学生のクリスマスプレゼントあるあるになっている。
特別なプレゼントを贈るのもいいけれど、日常的なものをワンランク上げたプレゼントをするのも大学生から喜ばれるクリスマスプレゼントである。
大学生のクリスマスの予算、平均金額
Q.クリスマスの予定支出金額は?
- 全体:21,331円
- 男性:22,412円
- 女性:20,522円
大学生のクリスマスの平均予算は、全体で21,331円だった。
10%ほど男性の平均予算額の方が高いけど、男性がクリスマスディナーのお会計を少し多めに出したり、奢ったりすることがよくあるため、女性の平均予算額を上回っている。
大学生のクリスマスプレゼントの予算
Q.プレゼントの金額は?
- 5000円~1万円=33%
- 1万円~3万円=27%
- 3000円~5000円=20%
- 3000円未満=13%
- 3万円~5万円=5%
- 5万円以上=2%
この調査結果をみると、大学生のクリスマスプレゼントの予算は平均で1万円に届かないことが分かる。
目立って集中している金額がないので「無難な金額」がないのが難しいところだが、友達へのクリスマスプレゼントなら5000円前後、恋人や親友へのクリスマスプレゼントなら1万円くらいというのが大学生の実情になっていると思われる。
ただし、大学生はバイトの量や両親からのお小遣いに非常に大きなばらつきがあり、社会人以上に「お金の余裕」には差がある状況だ。
クリスマスプレゼントは誕生日とならぶ1年に1回の特別なプレゼントなので、関係性を見て予算を決定しないと、がっかりされる可能性がある点には注意してほしい。
大学生のクリスマス事情まとめ
大学生のクリスマスの楽しみ方は他の世代のクリスマスの過ごし方と違う点がいくつもあった。
全体では、コロナ禍でステイホームの傾向が続き、「いつも通り自宅で」過ごす人の割合が多かったのに対して、大学生は「クリスマスに外出する人の割合が高い」という特徴があった。
年齢的にも大学生は遊びたい年頃なので当然の結果ではあるが、ここまで顕著に差が出ているので、大学生はクリぼっち回避に本気になるべきだろう。
大学生は恋人と過ごす、親や友人と過ごす人が多く、クリぼっちは約1割という結果だった。
恋人と過ごす人数と同じくらい友人と一緒に過ごす大学生もいたので、ワイワイみんなでクリスマスを楽しみたいと考えている人も多いから、恋人がいるいないにかかわらず「一緒にイベントを楽しめる人がいるかいないか」で幸福度が違いそうだ。
コロナ前とコロナ後のクリスマスの過ごし方を比較!クリぼっちの割合は増えた?減った?
このパートでは、コロナ前の2018年からコロナ後の2020年までのクリスマスを比較して、2022年のクリスマスがどんな状況になるのか、より具体的にイメージできるように解説する。
2018年のクリスマス、クリぼっちの割合
2018年12月18日に婚活総合サービスIBJが20歳から50歳の独身者924人を対象に行ったこのアンケートによると、去年のクリスマスを一人ぼっちで過ごした人の割合は、男性で約7割、女性で約4割という結果だった。
コロナ前もクリぼっちの割合が高いことが鮮明になっている。
Q今年のクリスマスは誰と過ごしますか?
【男性】
- ひとり 67.3%
- 恋人 8.1%
- 意中の人 6.9%
- 家族 9.1%
- 同僚 1.9%
- 友達 6.7%
【女性】
- ひとり 37.6%
- 恋人 5.7%
- 意中の人 4.2%
- 家族 33.7%
- 同僚 3.6%
- 友達 15.2%
平成最後となる2018年のクリスマスは、恋愛の要素を含んでいる人が男性で約1.5割、女性で約1割しかいないという何とも悲しい結果だった。男女ともにクリぼっちの人が多数派になったのは本当に驚きだ。
- クリスマスに恋愛相手と会う人=男性1.5割、女性1割
- クリぼっちの割合=男性7割、女性4割
2022年の出生動向基本調査で、彼女のいない男性の割合は約70%、彼氏のいない女性の割合は60%という結果がでていたのだが、2018年のクリスマスは寂しいクリスマスになった人が多かったようだ。
2019年のクリスマス、クリぼっちの割合
コロナ禍前の最終クリスマスである2019年は、BookLiveのクリスマスに関する調査(詳しくはこちら)によると、クリスマスに予定のある人の割合は33.5%で、クリスマスに予定がない人の割合66.5%に比べて非常に低い割合となっていた。(n=1126)
- 2019年のクリスマスに予定アリ=33.5%
- 2019年のクリスマスに予定ナシ=66.5%
クリスマスに予定がある人は3人に1人という結果で、寂しいクリスマスになる人の方が圧倒的に多い状況だった。
クリスマスを過ごす場所については、未婚の人の場合こんな結果だ。
- 第1位=自宅
- 第2位=友人・恋人宅
- 第3位=飲食店
クリスマスがぼっちの人は、イルミネーションがきらめく街に出かけたいとは思わないから、自宅でクリスマスを過ごす人の割合が1位になるのは当然かもしれない。
次に、「クリスマスを誰と過ごすか」という点についてのアンケート結果を紹介する。恋愛婚活ラボのクリスマス調査では、男性と女性それぞれにクリスマスの過ごし方を聞いていた。
これによると、「クリスマスがぼっちの人の割合」には男女で大きな開きがあった。
男性のクリスマスを一人で過ごす割合
- 恋人(彼女)=33%
- 恋人候補=5%
- クリぼっち=26%
- 家族=22%
- 友達=1人
- 未定=13%
男性のクリスマスの過ごし方は、1位が恋人(彼女)と一緒に過ごすパターンだが、クリスマスがボッチの人の割合は26%と第2位の結果に…。
男性の場合は寂しいクリスマスになる人が決して少なくない状況だ。
女性のクリスマスを一人で過ごす割合
- 恋人(彼氏)=28%
- 恋人候補=1%
- クリぼっち=10%
- 家族=39%
- 友達=2%
- 未定=20%
女性のクリスマスの過ごし方では、第1位が「家族と過ごす」という回答だった。恋人(彼氏)と過ごす女性の割合は28%と、男性より若干少ないが似たような数字である。
それよりも特筆するべきが「クリスマスを一人で過ごす女性の割合」だ。女性の場合はクリスマスに1人の人が10%で、ぼっちになってしまう人は10人に1人しかいない。
クリスマスの予定が未定だと答えた人が多かったのが気になるが、女性は母親と仲が良い人が多いため、クリスマスに1人ぼっちで過ごす人が少ないのかもしれない。
2020年のクリスマス、クリぼっちの割合
LINEリサーチが全国の男女58万人からアンケートした結果(こちら)によると、2020年にクリぼっちだった男性や女性の割合は以下の通りだった。
Q誰と過ごす?(※複数回答可)
- 家族と過ごす=52%
- 夫婦で、恋人・好きな人と過ごす=32%
- クリぼっち=20%
- 友達と=12%
コロナ禍真っ只中の2020年のクリスマスの過ごし方は、1位の「家族と過ごす」パターンが52%で、2位の「夫婦で、恋人・好きな人と過ごす人」が32%だった。
この結果を見るに、「クリスマスを誰と一緒に過ごすのか」については、コロナがクリスマスに及ぼした影響はそこまで大きなものではなかったことがうかがえる。
コロナ禍においてもクリスマスは特別なイベントだから、恋人や大切な人と一緒に過ごしたいと思っている人が多いようだ。
一方で、「クリぼっち」は20%と前年と比較して微減している。ステイホームの時期だったから、自然と家族と過ごすことになった人も多かったのではないだろうか。
Q何をして過ごす?(※複数回答可)
- いつも通り自宅で=62%
- ホームパーティー=27%
- 仕事やアルバイト=18%
- イルミネーションやツリーを見に行く=6%
- 飲みに行く/レストランに行く=5%
- 素敵なレストランで食事=5%
2020年のクリスマスは新型コロナが流行して初めてのクリスマスだったということもあり、62%が「いつも通り自宅で過ごす」と回答した。
前年のクリスマスに自宅で過ごすとした人は54%だったから、クリスマスをおうちで過ごす人が大幅に増加したと言える。
一方で、パーティーやおでかけをすると回答した人は43%と前年と変わらない結果に。
自宅でのんびりクリスマスを満喫する人と、ワイワイ集まったりお出かけしてクリスマスを楽しむ人、それぞれの過ごし方の差が表れている。
ここまでで、コロナ前のクリスマスと、コロナ後のクリスマスを解説したところで、次の見出しでは、「クリスマスに告白すると成功確率はどうなのか」についてのアンケート結果を紹介する。
クリスマスを好きな人と過ごす人は注目!クリスマスの告白、成功確率は80%以上?その意味とは
恋愛婚活ラボがマッチングアプリ「with」の会員200人を対象に行ったクリスマスに関する調査(詳しくはこちら)によると、クリスマスの告白は成功率が高いことが分かった。
Q.クリスマスにデートしていた男性から告白されたら受け入れますか?
【男性】
- 受け入れる 89%
- 受け入れない 11%
【女性】
- 受け入れる 77%
- 受け入れない 23%
このアンケートでは、クリスマスデートが成立すれば「クリスマスに女性から告白する場合」であっても、約8割の確率で告白が成功するという結果が出た。
好きな人がいる人は「クリスマスにデートできたら告白した方が良い」ということになるのだが、個人的にはここに罠が潜んでいるように思う。少し意見をまとめてみる。
クリスマス告白が成功率が高いのは、クリスマスへの妄想がふくらんだから?
クリスマス告白の成功確率が高くなった理由の一つは、そもそも今現在、告白される可能性を感じるような相手がいない人の解答が多かったからではないかと分析する。
誰かアプローチを受けている状況なら相手からの告白をもっと現実的に考えて「断る」という選択肢が増えそうなものだが、実際に告白してくるような人がいないなら、クリスマスの雰囲気を妄想に近い感覚で想像して、告白をOKしたい心理になる。
特に女子に関してはクリスマスデートへの憧れは乙女が誰でも妄想することなので、頭の中では素敵な男性が相手役となる。もっと言えば「理想の男性と過ごすクリスマス」を想像してるかもしれない。
現実的に考えられるかどうかには「告白された経験があるかないか」もここに絡んでいて、ビックリするような相手から急に気持ちを伝えられる経験をしていれば、約80%も好きな人以外の告白を女子が受け入れるかと言えば、私の中で答えはNOである。
男性についても恋人がいない理由に「恋愛がめんどくさい」などの心理も絡んでいるので、約9割が告白をOKすると真正面からアンケート結果を受け止めるのは少し違うように思った。

クリスマスデート成立の難易度は?クリスマスを一緒に過ごす相手はどの程度選ぶ傾向があるのか
クリスマス告白が成功する確率が高い理由として、もう一つ思ったのが「クリスマスデートに行く相手は、好きな人か気になる人くらいしかOKしないのではないか?」という疑問である。
クリスマスに二人で出かける意味を女子は男子以上に高く見積もるから、クリスマスに誘いを入れた際、OKしてくれたことが「付き合う対象」としてもOK水準にあることを伺わせる。
しかし、実際のアンケートを見るとこの仮説は否定された。紹介しているアンケートでは「クリスマスデートに誘われたらOKするか」も質問しているので、男女それぞれの結果を示そう。意外にも、クリスマスデート成立は難しくない状況が確認された。
Q.異性からクリスマスデートに誘われたらOkしますか?
【男性】
- 意中の相手であれば 10%
- タイプであれば 31.3%
- 生理的に嫌じゃなければ 50.1%
- どんな相手でも 10%
【女性】
- 意中の相手であれば 24.8%
- タイプであれば 36.6%
- 生理的に無理じゃなければ 38.2%
- どんな相手でも 2%
深く考えると色々思うところがあるのだけど、男女ともに「生理的に無理じゃなければOKする」と答えた人が最も多かった。
女子はやっぱりある程度相手を選ぶものの、クリスマスデートは、誘えばOKされる可能性が高いと言うことが分かり、さらに告白の成功確率も高いことが分かった。
やはり、クリスマスにはある程度の「魔法(=クリスマスマジック)」がかかっているということなのかもしれない。

クリスマスに告白を考えている人は上の記事も参考にしてほしい。
最後に、クリぼっちの人へコラムを綴る。
来年のクリスマスはクリぼっちじゃない未来へ!クリスマスに一人が寂しい気持ちと向き合うと「次のクリスマス」が変わる
恋愛と寂しさはやはり関連深いというのが恋愛の専門家としての私の見解だ。クリぼっちが「寂しい」「しんどい」と思ったら、ぜひ恋愛と向き合うきっかけにしてほしいと思う。
下の記事で季節と恋愛の関係について個人的意見をまとめているのだけど、私の経験では冬の人恋しさは夏のテンションが上がる感じよりも実際の恋愛に影響を与えた。寂しいからこそ、寂しくなくなる方向へ意識が向いたと振り返る。
節目節目で人はいろいろ思うところだが、恋愛とクリスマスの関係を考える限り、いくつかの恋愛を進めることになるのは間違いない。
とても感情的な営みである恋愛は、人の感情が動いたことをよくきっかけにして弾けるものだ。
恋愛も問題解決型の思考で成功へとたどり着けるというのが私の持論なんだけど(要は恋愛の仕方が大事という考え方)、「好きな人のさみしい気持ちが自分への愛情へと繋がらないか」を妄想に近い状態で期待するより、やはり自分の気持ちを盛り上げるきっかけにしてほしいと思う。
好きな人や気になる人の心境も変わるのが「クリスマス」だが、アプローチしていかない限り、自分と相手との距離はそのままだ。
好きになってもらう方法に特効薬は無いのだけど、アプローチらしいアプローチができなかったとしても、せめて関わりを持たないと進みようがないのが恋愛である。
「ずっとクリぼっちの人生は嫌だ」って思えば、もっと前向きに何かできないかを考える人も増えるはず。恋愛を進めるうえでも素直になることは本当に大事なことだが、自分の気持ちにすら嘘をついていれば自分の人生は輝きを手にすることはない。
恋愛だから、頑張ったからと言って今好きな人と結ばれるかは正直わからないと思いつつではあるが、幸せを手にした時の幸福はそれまでの努力が報われるだけの価値がきちんとあるから、幸せになるための努力は続けてほしいなと思う。
クリスマスにぼっちは恥ずかしいことじゃないけど、「来年のクリスマス」や「これから先の未来」を自分の中でどう捉えていくかを考えよう。恋愛したいなら、前に進む具体的な努力をしてほしい。
後悔しないためには、具体的な行動が必要だ。

まとめ
今回は、2022年の「クリスマスがぼっちの人の割合(クリぼっちの割合)」や「クリスマスを恋人と過ごす人の割合(彼氏と過ごす女性、彼女と過ごす男性の割合)」を紹介した。
コロナ前のクリスマスと、コロナ後のクリスマスも比較しているので、みんながどのようにクリスマスを過ごしているか、具体的にイメージできたと思う。
クリスマスに一人がさみしい気持ちは告白の成功確率を上げるのかについても触れていったので、恋愛に興味がある人はぜひ参考にしてほしい。
調査結果では、クリスマスデートが成立すれば告白の成功確率が約80%近くまで上がることになるというだったが、私の見解については下の記事でまとめていることに基本変わりはなかった。
クリスマスに二人で会えるような状況なら脈ありである可能性は高いと思うものの、告白のタイミングについてはイベントごとだけで考えるべきではない。
勇気を出すきっかけにはなると思うので、上の記事も参考にしながら考えてみよう。
関連記事: