まだ曖昧な関係の二人がデートの約束をした時、「ドタキャンされる」ってことがそこまで珍しくない。
脈ありの恋愛ではあれば相当にショックだけど、脈なしだと思っていた恋愛の場合は「やっぱりか」と思うところもあって、ただイライラする以外に複雑な気持ちになる。
しかし、そもそもなぜドタキャンするのにデートをOKしたのだろう?
ドタキャンするくらいなら最初からデートの約束をしなければいいし、ドタキャンにならないようになるべく早めにキャンセルしてくれる方がまだマシだ。
こうして考えていくとやはり「デートの約束をしたけどキャンセルしたくなる理由」は気になると思うから、この記事でよくあるパターンを紹介したい。
デートのキャンセルは理由の説明が表面的なことも多いから、本当のドタキャン理由って案外分からないものだ。相手の本音を考えてみよう。
気乗りしなくなった
まだ脈ありになっていない恋愛や微妙な関係でも、デートの約束をすることは結構あり得る。
前回記事で「とりあえずデート」についての女性の考え方を紹介したが、好きな人・気になる人でなくてもデートに行く人は少なくないのが現実だ。(該当記事:とりあえずデートに行く女性の割合と、その理由~まだ脈なしだけど、とりあえずデートに誘うのはアリ?ナシ?)
あなたがデートに誘った際、あくまで「行こうかな」という気持ちが「行きたくない」という気持ちよりも上回っただけの話かもしれない。
ドタキャンの理由として一番多いのは「気乗りしなくなったから」だろう。
実際のところは結構気分でデートの約束してしまうことがあるから、急に気乗りしなくなってしまうとドタキャンしてしまう人がいる。
気乗りしないデートにいけば、それこそ断る気まずさよりも地獄だから、その判断は間違っていないように思うけど、誘った方としては「だったら最初から約束するな」という気分になるのではないだろうか。
デートの約束は先々になってしまうパターンも多いと思うから、その日までの過ごし方は少し考えないといけない部分がある。もし、連絡を取り合っていなかったり、デートの約束をしてから急に距離を空けてしまっていたなら、少し反省したいポイントだ。
優先したい他の用事ができた
予定は優先順位がかなり影響する。
自分の優先順位が相手に取ってどうなのかは「ドタキャン」と関連深く、まだ初デートがやっと成立するような関係においては、「優先したい他の用事が入った」だけでも急にキャンセルされてしまう。
先ほどあげた「とりあえずデート」に関する意識調査でも「暇で断る理由がない時」に気がない男性とデートに行く女性が多いわけだから、脈ありとは言えない状況なら「暇でなくなった」ことがドタキャンの理由に。
従って、脈ありが確定していないデートの誘いは、無理に予定を空けさせるとドタキャンとなる可能性をあげてしまうから気を付けたい。
とは言っても、相手の「適当さ」がドタキャンすることに繋がっているので、対処のしようが難しい。相手に無理をさせないスケジューリングくらいは気を遣えるといいかもしれない。
むしろ、急な約束で日時が決まると、そちらの方が何事もなく成立する可能性が高かったりするから不思議である。
本当にただの体調不良
気乗りしなくなる理由とも言えるから微妙だけど、本当に「ただの体調不良」がドタキャンの理由になることもよくあるパターン。
そもそも初デートなどはその日の雰囲気が分からないことも多いし、「楽しくなるかな?」って心配にもなったりするから体調を崩した時はムリしていきたいとは思わなくなる。
相手としては、一番どうしようもない理由だから、表面的な関係だとよく聞くセリフが「体調不良」だ。
しかし、本当にそうだった場合は、頑張ってテンションを上げないといけないのがダルいし、モチベーション次第ではそこまで頑張りたくないと思うことに。
前の日にオールしたとか、二日酔いになっている場合など、体調不良になる原因が紳士的でない時もあり、優先順位が絡んでいることもあるだろう。
ただ、本当にただの体調不良だった場合はドタキャンで恋愛を終わらせるのはもったいないので、相手のフォローを待ってもう一度デートの約束をしたいところだ。
社交辞令でデートを約束した
デートを誘われた時、断り辛い相手というのがある。
タイミングや誘い方によって、何となくデートの誘いをOKしたけど、後になって後悔することは案外あるあるだ。
断りにくさを感じたときは、流れのままサラっとデートをOKしてしまう。
この場合は普通に後からお断りするのが気まずいから、どうしようもない理由をつけてドタキャンしてしまうことも。
「とりあえずデート」でもいいなら、デート自体を成立させることは簡単だけど、相手との距離はデートの約束後もある程度詰めておかないと、ドタキャンの危険はどうしても孕んでしまう。
自分が相手に取って断りにくい相手だと思うときは、慎重になる人が多いのだが、勢いで誘ってしまう時は会話の流れの中で相手のモチベーションを確認したい。
恋愛は何でもそうだけど、適切なタイミングで進めていくことも大事なことだ。
ライバルとの関係
デートの約束をした時点では進んでいなかった「他の人との関係」がデート当日までに進んで、あなたとデートに出かけるのがリスクに感じた場合も、キャンセルされる理由になる。
ライバルがいる状況ならそれなりにリスクと言えるし、いなかったはずなのに急に現れたりすることもしばしばだ。
もし、デートに誘われた人よりも大切にしたい関係が動き出した時、デートをキャンセルしたくなる人は少なくないだろう。
特にコミュニティー内や繋がりのある関係で事実上の「ライバル関係」にある時、こんなことがあるあるだ。気の多い恋愛は嫌われる傾向がある。
誰にでも手を出すような人が嫌われるのは当然として、誰とでも二人で遊びにいく人も一部で嫌う人がいるし、誤解を生みやすい。
こういったことを懸念した場合は、相手次第でデートを回避する人がいる。
まとめ
今回はデートの約束をしたけどキャンセルしたくなる理由を紹介した。
ドタキャンされる理由は様々あるけれど、やっぱり相手と自分との距離が与えている影響は大きいものと考える。
次回は今回の対処法を少し考えてみたいと思っているが、ほかの事情も絡むためなかなか難しい問題だ。
作成記事⇒デートの約束をキャンセルされないために気を付けるべきポイント~デートの約束をする時から当日までの注意点
また、相手の「適当さ」具合も大きく関わっているのが「ドタキャン」だ。
一度約束したデートがキャンセルされるのは、どんな理由があれどもやっぱり失礼なこと。
ちゃんとした断り方がされるかどうかは相手からの想いありきかもしれないが、人間性が出るだろう。
きちんとした謝罪の態度とか、理由の説明がない場合も多いと思うので、そこにも注目するべき状況のように思う。
デートをドタキャンされると次に誘いにくいと思うので、アプローチをしっかりしていきたい相手には誘うタイミングも考えよう。