当サイトの関連記事『恋人がほしい人の割合と恋人がいらない人の割合~枯れてる男子や女子はやっぱり多い?恋愛に苦手意識があるか・ないかは「コミュニケーション力」がカギ』という記事で、恋愛に興味がない人が全体の4割くらいいることを紹介している。
恋愛は、煩わしいこともあればめんどくさいものでもあるので、色々な価値観が存在する。しかし、もしあなたが好きになった人が「恋愛に興味がない」というタイプだった場合、相手の理由や心理や考え方はすごく気になるだろう。
統計を参考にするならその可能性は約4割もあるのだから、「恋愛に興味ない」という人の心理は、恋愛の基礎知識になっている可能性すらある状況だ。枯れてる男子も女子も、今は完全に珍しい存在ではなくなった。
そこで今回は、「恋愛に興味がない人の理由・心理・考え方」を7つのポイントで紹介する。
恋愛に興味がないという人はどんな価値観の持ち主なのだろう?
相手の気持ちが知りたい人は、参考にしてみてほしい。枯れてる系男子や女子の本音をまとめたい。
内閣府調査によれば、恋愛に興味がない理由は「出会いがない」が1位
内閣府が調査した内容をまとめた『少子化対策の現状と課題」では、恋人がいない理由の圧倒的1位が、「そもそも出会いがない」という回答だった。交際への不安で、出会いがないことを挙げた人は55.5%もいたのだ。
この結果から、恋愛に興味がないという人は「何か特別な行動をしないと恋愛ができないなら、恋愛に興味なし」という心理が見える。「そこまで頑張って恋愛したくないない」という気持ちだ。
出会いがないから恋愛に興味がない人は、状況が変われば恋愛に興味を持つ可能性がある
ここは、逆に考えると、いきなり素敵な出会いがあって何となしに話も合えば、「恋愛に興味がない」と言っていた人も恋をする可能性はあるということも表している。
恋愛に対して特別な努力はしたくないが、チャンスが巡ってくれば恋愛してみたいと思っている人は世の中に多くいて、要は恋人を作るという事に怠惰な人が「恋愛に興味がない」と言っているケースが少なくないのだ。
出会った相手を積極的に恋愛対象に見ない人は、「恋愛に興味ないから…」と、恋人のいない自分の現状を表現するかのように恋愛への興味を語るタイプがいる。
自分は魅力がないから恋愛に興味が持てない
恋愛は人の本能にも関連していることだから、自然発想的に何となくでも興味を持つ方が自然だ。
ヒトも動物だとすれば恋愛に興味がないという人はかなりの少数派になるはずが、現状で4割近く「恋愛に興味がない」と答えるのは、「自分に魅力がないから相手がいない」という逃げの心理が強い。
ちなみに先程から紹介している内閣府調査でも、第2位は「自分は魅力がない」という理由だった。
自分に魅力がないと思っている人は、恋愛に興味をなくすことで傷つかない生き方を目指す
不得意なことからは逃げる方が楽で、求めない方が傷つかない。
「誰かを好きになっても報われないなら、最初から好きにならない方が良い」との考えは、ある意味で理にかなった考え方だ。
実際、自分に魅力がないと思っている人の中には、恋愛に興味をなくすことで傷つかない生き方を目指す人が一定の割合で存在する。
恋愛で相手探しに苦労しない人というのはかなり少数派なので、「自分に自信がない人」が恋愛から興味をなくしていくことは容易に想像できるだろう。
ただし、これが恋愛に頑張った結果だったら誰もが納得できるところだが、事実は「素敵な人が現れるのを待っていただけだった」という事も多くて、自分に魅力がないと思っている人は、時間をかけて恋愛に興味がなくなっていくパターンがほとんど。
素敵な人との出会いで変わる可能性があるタイプだ。
もしあなたが自分に魅力がないことで「恋愛に興味がない人」になっているのなら、下の記事を参考にしてみてほしい。

恋愛の仕方が分からないから恋愛に興味がない
内閣府調査で恋人がいない理由の第3位に入ったのが「恋愛の仕方が分からない」という回答だ。学生のころに一通りのことを経験していると過度な苦手意識はなくなるけど、色々な事情で恋愛経験が人から遅れると、恋愛に興味をなくす人が増える傾向がある。

上の記事で取り上げている通り、年齢を重ねていくと恋愛はなおさら苦手意識が強まってしまうため、人並みの恋愛経験ができないと恋愛から興味をなくす原因となる。
大学生で恋愛経験ができないと、恋愛に興味がない社会人になる

恋愛に限らず、やり方が分からないものになかなか興味を持てないのが人だ。
中学生や高校生ではみんなが恋愛のやり方が分からない状況だから興味の方が勝るけど、大学生を過ぎて社会人になっても恋愛経験が積めないと、「自分には縁がない」と恋愛から興味がなくなる。
(本人的に)本来分かっていないといけない時期になっても分からない場合は、コンプレックスになりやすい。「オレ(私)はいいや」みたいなことを言う人は、恋愛のやり方が分からなくて今更興味を持てないという心理が見える。
恋愛以外でも承認欲求が満たされるから恋愛に興味がない
今はネット上のコミュニケーションが非常に盛んで、特定の恋人を作らないでも色々な人と繋がることができて、承認欲求を得るのに「恋愛」の地位は下がった。
インスタやツイッターにしろ、ティックトックにしても、より多くの人から自分のことを認めてもらえる機会はたくさんあり、恋人に拘る必要がなくなったことで恋愛から興味をなくした人が増えたのだ。
恋愛にはデメリットもあるため、友達が多い人は恋愛に興味をなくす傾向がある
恋愛にはデメリットもあるので、他人との軽い繋がりでも満足できる人や、より多くの人へ関心を持つタイプの人は、「恋愛以外でも承認欲求が満たされる」ことを理由に、恋愛から興味をなくす。
典型的な例は「恋愛しないでも毎日が充実している人」だ。
一見モテそうなタイプにこの心理を持っている人は少なくない。こんな人は「枯れてる男子」というより「仙人系男子」などと呼ばれることがある。
昔は「彼氏がいない大学生活はつまらない」「彼女がいない大学生は充実してない」という見方があったが、自分の価値観を含めて今は別に恋愛してなくても充実するようになったから、恋愛に興味がない人が増えている状況である。
急に恋愛から興味がなくなったのは、夢中になれるものを見つけた時に多い
時々、「急に恋愛から興味がなくなった」と言う人がいるが、その理由や心理は「他に意識が向いた」というパターンがほとんどだ。
たとえば、趣味に時間とお金を使う人は、恋愛に使える時間とお金がない。他にも、仕事に打ち込む人は恋愛している余裕がないことで恋愛への興味が薄れるし、生き方が多様化した令和の時代においては、恋愛が「一つの選択肢」程度の価値になってきている。
枯れてる男子や枯れてる女子が「つまらない人生を送っているか」と言えば、全然そうじゃない例がたくさんある。
恋愛より友達と遊ぶ方が楽しいから、恋愛に興味がない心理に…
最近になって「楽しむ」というキーワードを人生のテーマにする人が増えた。それこそ、勝負の世界で生きるスポーツ選手すら、「勝ちたい」よりも「楽しみたい」という言葉が増えたくらいだ。
その価値観を前提にすると、「恋愛に興味がない心理」に「何をしていると楽しいか」という部分が強く影響するようになったことに納得できるかと思う。
彼氏や彼女より、友達の方が都合が良い
「何が楽しいのか」を重視するようになって、彼氏や彼女より気軽に付き合える「友達の方が良い」という価値観になった人が増えた。
実際、異性の友達と恋人関係になるよりも同性の友達と親友になる方が簡単だし、自分の都合の良い時にタイムリーに都合が合う友達を誘う方が気軽で楽しいと思う人も少なくない。
濃いつながりより、薄いつながりの方が楽だと言う人も今は本当に増えている。これも含めて、恋愛に興味をなくす原因になっているのだ。
確かに恋愛は人間関係を壊すことも多く、友達関係を末期的に破壊するもめ事の原因になることもしばしばだ。(※好きな人がかぶる、三角関係になるなど)
自分が大事にしているコミュニティーには恋愛感情を持ち込まないタイプは昔から一定数いたが、今の若者はもっと前向きに「恋愛よりも友達だ」と、つながりの方を重視する心理が根深く存在する。
以前からずっと、より楽しい人生にするためにも恋愛は存在していると思うが、付き合ったり別れたりする若いころの恋愛では、結局友達でいた方が人生が充実すると考えても不思議ではない。
気軽に繋がれるからこそ繋がれない状況になるのを嫌うため、変に踏み込まないのを選ぶ人がいる。
「何で付き合うの?」と好きな人との交際に疑問を持つ人は、下の記事で理由が分かると思う。

過去の恋愛でトラウマになっていると、恋愛に興味がなくなる
恋愛経験は積めば積むほどいいものというわけではなく、いい恋をしないと傷ついた経験がトラウマになってむしろ恋愛できないという面がある。
浮気で大好きな人と別れることになったり、仲良く付き合っていると思っていたのに急に振られて人間不信になったりと、過去の恋愛経験が災いして積極的に恋愛から興味をなくすように自分の気持ちを制御する人がいる。
こういった過去の恋愛経験がトラウマになりやすいのが10代後半から20代の最初だ。この時期に過去のトラウマを否定してくれる素敵な人に出会えるとそれ以降の恋愛が変わるのだけど、自分から恋愛を避けて恋愛に興味をなくしてしまうと、過去のトラウマを原因に恋愛に興味がない人になる。
恋愛感情は特別な感情のため、傷つき方もハンパじゃない場合があるから「トラウマ」は今回のテーマに関連深い。
めんどくさいから恋愛に興味が持てない心理
人との関係は踏み込まないで、お互いにラフでいた方が楽だ。
現在の生活に特に問題がなければ、「恋愛なんてめんどくさい」と理由から、恋愛に興味が持てない心理になる。ほかにやりたいことがあって余裕がない場合も、大きな意味でこれに該当する。
恋愛すれば恋人に時間を取られて周囲との関係が悪くなったり、変な噂が流れてしまったり、相手とのこと以外でも煩わしいことが多く、もちろん相手とのことも合わせて「安定」とは遠ざかる。
恋愛特有のドキドキやキュンキュンする「感情のジェットコースター」は、刺激であって副作用もあるものだ。
色々な友達と付き合っているのが楽しいと感じるタイプもそうだが、恋愛にはめんどくさいと思うことも多いのは事実なので、「現在特に問題がない」という状態では、恋愛に興味が持てない心理になっても納得できるところ。
活発に色々なことにチャレンジしたい人は、特定の恋人を作らない方が事実自由になる面があるだろう。
モテるタイプで素敵な人からもアプローチされそうなタイプが「恋愛に興味がない」と言うなら、その人は「今は恋愛がめんどくさい」と思っているのかもしれない。
今を楽しもうと思った時に恋愛が必要かどうかはそれぞれで価値観が違う。
恋愛に興味がない人よりも恋人がほしいと思う人同士で出会う方が恋愛はうまくいく
恋愛に興味がない人を好きになった場合は、その人の性格を加味しながら今回紹介した理由や心理、考え方のどれに該当して恋愛から興味をなくしているか考えてみよう。
過去のトラウマなどはじっくりと関係を作っていくことで振り向かせることができる場合もあるし、出会いがないことで「今は恋人がいらない」と思う人などは一つの出会いで一気に考え方が変わる場合もある。
しかしながら、そもそも恋愛に興味がない人を振り向かせるのはなかなか大変なことには違いない。私も友達と一緒に居る方が楽しいと思っていた時期があり、その時はどんな女の子にアプローチされても興味が持てなかった。友達にも「何で?」と聞かれるほど、恋愛に興味がない時期があったのだ。
今から思えば「別に恋愛を排除することはなかったな」と思うのだけど、「今は恋愛はいい」と思えばスイッチが切れるのが恋愛だ。恋愛に興味がないと言いきれてしまう人との恋愛はしんどい。
もし素敵な恋をしたいと思う人は、同じように恋人がほしいと思う人同士で出会う方が恋愛はうまくいく。恋愛に興味がない人との恋は最低限時間がかかるので、色々な出会いにはアンテナを張っておこう。
うまくいかない可能性の高い恋でも好きになってしまえば仕方がないと思うのだけど、素敵な恋人がほしいと思う人は、活動範囲を広げてお互いに距離を縮めようとする関係で愛を育む方が傷つく可能性も低くなっておすすめだ。
「出会いがない」ことで恋愛できない人は、国内最大級のマッチングアプリ「ペアーズ」で恋の可能性を模索してみよう。累計会員数が既に1000万人を突破している有名アプリだ。
忙しい人でも、自宅への帰り道や家で過ごす休日に、簡単に「恋活」ができる。

結婚したいと思っている人は、恋愛に興味がある人と恋愛するべき
好きな人が恋愛に興味がないと判明した時、最も「次の人を探すべき」なのが結婚したいと思っている人だ。
なぜなら、恋愛に興味がない人を好きになった際は、振り向かせることだけが難しいのではなく、「結婚したいと思わせること」が難しいからだ。
- 恋愛に興味がある人=自然な流れで恋愛の先にある結婚に意識が行く
- 恋愛に興味がない人=恋愛に興味を持たせるのが難しく、交際後に「結婚を意識してもらうこと」も難しい
20代後半から30代の恋愛では、「恋愛に興味がない人」は見限る方が幸せになれる。
結婚までの交際期間も今はすごく長くなっているので、十分に注意しよう。ここは、詳しく下の記事で解説している。

まとめ
今回は「恋愛に興味がない人の理由・心理・考え方」を解説した。
時期によって恋愛に興味をなくす時があったり、過去の恋人とのことで恋愛から遠ざかろうとする場合があったりと、色々な理由や心理で「恋愛に興味がない」という「枯れてる男子と女子」がいる。
枯れてる人にいくらアプローチしても無駄に終わる可能性が高いのは、相手があなたに向かって「恋愛に興味がない」と伝えていたり、そう感じさせていることも大きい。
もし直接好きな人から伝えられた際は脈ナシサインとして強い指標なので、諦める選択肢も視野に入れる必要があるかもしれない。
好きな人の気持ちを知りたい人は下の記事を読んでみよう。
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