過去記事『微妙な人からの誘いに「とりあえずデート」するメリットと魅力~断るか、断らないか迷ったら』では、好きではない人ととりあえずデートするメリットをテーマにしたが、今回は逆の立場である「女性をデートに誘う男性」へ、その成功率や女性のデートに関する価値観を紹介したい。
私の方で色々調べたところ、「とりあえずデートに行く女性の割合と、その理由」について興味深いデータが見つかった。
好きな人がいる男性や気になる女性がいる男性は、相手女性にアプローチする際「とりあえずデートに誘うのはアリ?ナシ?」という疑問を持つこともあると思うが、今回分かったことは、その答えがアリだということだけでなく、どのように女性をデートに誘ったら脈がない状態でもデートが成立するかのヒントだった。
この記事では、アンケート結果を基に「とりあえずデートに行く女性の割合と、その理由」を解説するので、女性をデートに誘いたい男性は参考にしてみよう。
当サイト内で何度か「初デート」の壁はそう高くないことを説明しているが、男性にはとにかく「デートに誘う勇気」を持ってほしい。
脈ありじゃない状態でもデートをする方法のヒントになればと思う。
暇で断る理由がない時「とりあえずデートする女性」は66%!忙しくない女性はデートを断らない傾向
「健康美人」というポータルサイトで行ったアンケート調査によれば、暇で断る理由がない時、とりあえずデートに行く女性の割合は66%だった(アンケート詳細:vol.265★気のない男性とのデート/健康美人)。
この調査は女性552名を対象に行っており、中心の年齢は20代だ。分母と年齢層から参考にできる当サイト読者は多いと思い、今回参考にすることにした。
気のない男性からデートに誘われたとしても、暇なら誘いに乗る女性が半数以上いる
このアンケートは「気のない男性からデートに誘われた場合」を想定して女性からアンケートを取っているため、脈なしの恋愛だったとしても、男性が「とりあえずデートに誘う」ことにそうネガティブな考え方をする必要がない(=暇なら66%の女性がデートの誘いに乗ってくれる)ことを示している。
脈ありサインを確認してからデートに誘う男性が多いと思うが、気になる女性から好意のサインが確認できずに長い時間を過ごせば、どうしても関係が曖昧になるリスクがある。アプローチ下手な男性は「友達」として見られてしまうリスクにさらされてしまっているため、とりあえずデートに誘ってみるというアプローチにぜひチャレンジしてみてほしい。
特に、あまり社交的じゃない女性を好きになった時は、比較的スケジュールに余裕がある場合が多いので、男性はしっかり押していきたい。
今回取り上げているアンケートには「まだ脈なしだけど、とりあえずデートに誘うのはアリ?」ということについて興味深い質問がいくつかあるので紹介していこう。
好意を持ってない男性からデートに誘われた時の女性心理を理解すれば、「超えるべきハードル」が具体的になる。
93%の女性は「友達として楽しいと思う男性」ならとりあえずデートする!脈なしの女性をデートに誘うなら、楽しい男性だとイメージさせよう
脈ありじゃない状態でもデートをする方法で最も参考になりそうだと思ったアンケート結果が、友達として楽しそうだと思ったらデートする女性が93%と、圧倒的に多かった点だ。
つまり、あなたと好きな人が一緒にいる時、楽しそうな雰囲気をしっかり作れていれば、明確な脈ありサインを確認できなくても、9割以上の確率でデートが成立するということだ。
もちろん、これは少し大げさに主張しているわけだけど、実際に「誘えない男性」の確認したい脈ありサインは「どう考えてもそれって好きでしょ」ってサインばかりを追うようなところがあり、距離が縮まったとか、楽しく二人で会話できるようになったという程度では、誘えない男性はずっと誘えないところがある。
このアンケート結果を確認して、男性には「脈ありサインをいくつも確認しないとデートに誘えない」という状態が、とんでもなく機会損失しているということに気づいてほしい。
気になる女性をとりあえずデートに誘う時は脈ありの確認ではなく「楽しい会話ができた後」にするべき
細かな仕草や表現の中で女性心理を察知できる男性ならまだしも、あまり女性を知らない男性からすれば、脈ありサインの確認なんて現実的にはなかなか納得のいくものではない。
気になる女子や好きな人ならmどうしても複雑に考えてしまって期待と不安が入り混じり、自分の恋愛になった途端に相手の心理を分析するのが難しいからだ。
もしあなたが「好きな人をとりあえずデートに誘えない男性」だったら、もっと初デートのハードルを現実に合わせて、「話してて楽しい男性だといイメージさせたらイケる」と思ってもう少し積極的に恋愛しよう。
女性をデートに誘う時の条件は、脈ありサインが出た時ではなく、楽しい会話ができた後だ。楽しい男性なら女性はとりあえずデートしてくれる。好きな人ができたた、とりあえずのデートから親密になるアプローチ方法もぜひ検討しよう。
興味深いデータはこれだけじゃない。次の質問結果に移っていくので、ぜひ詳しく「女性のデートに関する価値観」へ触れてみてほしい。
90%の女性は、今後好きになる可能性があるなら、とりあえずデートに行く
今回の記事で主張したい私の思いは、「男性はとにかく女性を誘う勇気を持て!」ということだ。その点で、見出しにあげたアンケート結果は非常に意味が大きい。
アンケート結果を参考にすれば、デートに誘う現段階において、気持ちの面でのハードルは、相手女性の「あなたを好きになる可能性の有無」だ。
今、相手女性があなたを好きである必要はないし、気になる男性になっていなくても、少しでも好きになる可能性を感じていたら、とりあえずデートには来てくれる。
とにかくどこか良いところがあって、これから「もしかしたら」好きになるかもしれないというイメージを持ってさえくれれば、とりあえず初デートは高確率で成立するのである。
何度も言っていることだけど、初デートの壁はあなたが思うほど高くはないのだ。
女性がデートしてみたいと思う、好きになる可能性がある男性とは?
では、女性がもしかしたら好きになるかもしれない男性とは、どんな男だろうか。
それは、先ほどあげた「一緒にいて楽しい人」であり、かつ「清潔感がある人」だと思う男性だ。意識する女性と仲良くなる中で、いわゆる「生理的にダメな男性」にならないことが条件である。
したがって、距離が縮まってくる感覚があれば、このハードルを越えている可能性は高い。逆に、友達として関係が落ち着いた時は「好きになる可能性が減る」ため、むしろデート成立の可能性を下げてしまう点に注意しないといけない。
なぜなら、友達から好きな人に変わることがある人と、そうではない人に分けられるからであり、コミュニティー内恋愛なら、人間関係なども考慮されるようになっていくからだ。
では、どうやってまだ脈ありとは言えない女性をデートに誘ったら良いだろう。次の見出しに答えがある。
73%の女性は、行きたい場所に連れていってくれるなら、誘いを断らないでとりあえずデートする
デート相手である「あなた」以外で、デートに誘われた時の判断で影響の度合いが高いのが「デートの場所」である。この点についても何度か当サイト内で言及していきている。

今回のアンケートでもこの点については質問されており、女性が「行きたいと思う場所」に誘えば、高確率でデートがOKしてもらえることが改めて示された。
脈ありじゃない状態で女性をデートに誘うなら、「どこへ、何をしに行くのか」という点を重視しよう。
そこにきちんと答えを用意できれば、女性をとりあえずデートに誘うのが成功しやすい。
好意を持ちはじめて「あなた」という存在に相手が価値を見出せば「どこに何をしに出かけるか」はあまり重要ではなくなっていくけど、まだそこまでいけていない現状においては、デートの誘いに乗ってもらうために重要な要素になる。
好きな女性の行きたい場所を把握するには?
では「相手の女性の行きたい場所」を把握するにはどうしたら良いか。
それは、「会話」を深堀していくことだ。
しかし、
「どこか行きたい場所ない?」
って質問はNG。なかなかデートに誘う流れにはもっていきにくい。
あなた自身も、実際にデートに誘う時に唐突に誘っている感を感じて「行きたい場所」の把握が難しく感じるのはではないだろうか。もしそうだとしたら、会話の流れを考えてみよう。
夏だったら「花火デート」につなげる会話でもいいし、付き合う前のいい感じの時期に突入したら「水族館デート」もおすすめだ。相手の興味関心を探る会話をしていく。
同じ趣味とかだと話は進みやすいけれど、相手に合わせたり、自分の趣味を紹介するとかして、とにかくデートに誘える話題を振っていこう。興味のある話題が分かってきた時いきなり誘う必要はないけど、流れができれば誘えるタイミングも訪れる。
詳しくは下の記事を参考にしてみてほしい。「断られにくい誘い方」ができるようになるはずだ。

最後は「誘う勇気」にはなってくるけど、自然な流れの中でさりげなく誘えるようになれば、女性は楽しそう!と思ってくれるだけでとりあえずデートしてくれる。
また、この点は「楽しい会話」とも関連深いので、雰囲気全体も誘いやすい空気になるというところにも魅力がある。まだ脈ありでない関係でも、こういった流れなら「楽しい相手」「行きたい場所」の二つの条件を超えやすくなるはずだ。
好きな人との会話については下の記事も参考にしてほしい。
なぜとりあえずデートに行く女性がここまで多いのか
この記事を読んで「本当に女性は好きじゃない男性とここまでデートする人が多いの?」と思った人は、男女の恋愛感情の違いを理解できていないのかもしれない。

詳しくは上の記事で解説しているのだが、女性の恋愛感情はゆっくり盛り上がっていく面があり、男性の恋愛感情とは「好きになる速度」の面で違いが大きい。
加えて、男性の恋愛感情が「減点方式」である一方、女性は「加点方式」であるため、男性が自分の恋の仕方を前提に女性心理を推し量ると失敗のもとだ。
もしあなたが「女心に疎い」という男性だったら、上に張った記事を読んでおこう。とりあえずデートに行く女性がこれだけ多いことも理解できるようになり、心理的にデートに誘いやすくなると思う。
女性は初対面で恋愛対象外にする男性をそこまでシビアに判断せず、もっと中身を見て総合的に判断するし、相性や雰囲気なども加味されるので、男性の恋愛は逆転も可能なのだ。
根本的な基礎知識が間違っていると片思いから両想いに変えて行くのも難しくなると思うので、この記事で示したデータを改めて見直して「とりあえずデートに誘う時の成功確率」を低く見積もらないように気を付けよう。
きちんと距離を縮めて、楽しくデートできるイメージを持ってもらったら、初デートは決して遠くない。
興味ない男性と食事する女性がたくさんいる以上「デートの誘いを断らない」だけでは脈ありと言えない
ここまで「女性のデート観」について解説してきたが、最後に「初デートが成立する時の脈あり度」について解説していく。
とりあえずデートする女性や、興味ない男性と食事する女性がたくさんいる以上、初デートが成立するだけでは脈ありと言えないので注意してほしい。

詳しくは上の記事で解説しているけど、「女性と二人で会う」という状況はその状況によって色々な意味が交錯している。当記事では「もっと構えないで好きな人をデートに誘ってみよう」と主張してきたけど、それはあくまでも「女性は好きな人以外とデートする」からであって、逆に言えば「デートの誘いを断らない=脈あり確定ではない」ということを意味している。
当然、アプローチしている中で初デートをするなら、「デートした結果」で脈ありと脈なしが変わってくるため、1回目のデートは「まだまだこれからの恋愛だ」と思っているくらいで丁度いい。
もし、女性の気持ちを勘違いしやすいタイプだったら、距離感を間違えないように「デートで好きな人を振り向かせる」という意識を持とう。
またデートしたいと思ってもらえるかどうかが、今後の恋愛の行方を左右する。とりあえずのデートだったとしても、初デートが成功したら「すぐにデートに誘う」ことで、ぜひ二人に勢いをつけてほしい。片思いが上手くいくデートの間隔については下の記事で解説しているので、恋愛経験が少ない人は合わせて読んでおこう。

2回目のデートの誘い方は下の記事で解説している。

まとめ
今回は、アンケート結果から「とりあえずデート」に行く女性について、割合とその理由を紹介した。「まだ脈なしだけど、とりあえずデートに誘うのはアリ?ナシ?」という質問に答えながら、脈ありじゃない状態でもデートをする方法のヒントを解説したので、ぜひ参考にしてほしい。
今回のポイントは大きく2つあった。
- 自分が相手に取って「一緒にいて楽しい人」になること
- 相手の「行きたい場所」にデートに誘うこと
二つとも「ベスト」を意識する必要はないのでより「ベター」なところを目指してみよう。
暇で断る理由がなければ66%の女性が「とりあえずデート」にいくと答えているのも事実である。
男性はとにかく「誘う勇気」を持つべきだ。
待っているだけでは恋愛はうまくいかない。
この部分については下の記事でも同じ趣旨の話をしているので合わせて読んでみよう。
デート服に自信がない男性は、下の記事を参考にしてみよう。初デートで好印象を持ってもらうコツは、かっこいい自分でデートすることが基本だ。