好きな人ができたとき、大事になることが「まずは何度も声をかけること」だと知っているだろうか？
好きな人が出来てからどうやってその人と仲良くなろうか悩むのは恋愛の常だけど、適当な会話を繰り返しても、前に進んでいる感じがしないと思う。
そこで意識してほしいのが「何度も声をかけて好きな人の相談相手になる」ことだ。
この記事では、恋愛の専門家である私がよく使う恋愛テクニック「好きな人への声掛けから相談相手になり恋愛を前に進める方法」を解説する。
片思いを進めていくには、「あなたを気にしています」と匂わせる声掛けを続けることが大事だ。相談に乗ってくれる男性や女性はどんな風に思われるか、男性心理や女性心理にも注目しながら解説しよう。
相談相手になるために、好きな人に声掛けする意味
まずは、男女別に「相談相手になるために好きな人に声掛けを続ける意味」について解説する。
女性心理：女性は自分のことを気にしてくれる男性に恋愛感情を持つ
経験上、女性は自分のことを気にしてくれることを好むことがはっきりしている。男性よりも女性のほうが「自分に対する態度」をよく見ているのである。
「髪を切ったのに誰も気づいてくれない！」
こんなことを言ってる女性は誰にでも簡単に想像できるし、聞いたこともあるだろう。
好きな女性に声掛けを続けることで、男性は「気にしてくれる男性」のポジジョンにつける。それによって、女性の気にされたい心理・愛されたい心理が刺激でき、恋愛対象として興味を持たせることが可能になってくる。
女心や女性心理が分からない男性は下の記事を読むと価値観が変わるかもしれない。
男性心理：男性はよく声をかけてくれる女性に可能性を感じて興味を持つ
男性は、脈なしの女性を追わない心理が強く、ツンケンしている女性に恋愛的な興味を持たない。
しかし、女性から何度も声掛けしていくと弱い脈ありサインを出すことになるので、男性は好意を持たれていることを疑って、恋愛対象としての興味を強めていくことが期待できる。
女性は好きな男性を追わせることが恋愛する上で重要となってくるのだが、声掛けを続けると「餌をまいている」ようなイメージで、自分を意識付けることが可能だ。
声掛けする意味を理解したところで、次は「どんな風に好きな人に声掛けをすれば良いのか」を解説する。
好きな人との距離を縮めていくには手順があるので、ポイントを押さえよう。
好きな人の相談相手になるには、どんな声掛けをすれば良い？
好きな男性や好きな女性が「元気か・落ち込んでいるか」という点は、あなたが相手を好きだからこそ気分が分かることがあると思う。
声掛けの最初は、嬉しそう・楽しそうにしている好きな人に気づいたら、
「今日なんか元気だね。何かいいことでもあったの？」
とポジティブな声掛けからはじめてみよう。
人は、何か良いことがあった時は普段より饒舌になる。もし本当にいいことがあったのなら笑顔であなたにその話をしてくれるはずだ。たとえ最初はごまかされても、何度か声掛けを続けていると明るい話題で会話ができるようになっていく。
そんな機会をまずは何度か作っていくことで、本当に距離が縮められることを知ってほしい。
誰かに対して、自分に起こった良いことを話すことは誰でも気持ちがいいものだ。ルンルン気分の明るいテンションで好きな人と話ができれば、相手はあなたとの会話が面白かったって記憶にも繋がる。恋愛のタイミングはこんなところでも重要なものとなっている。
ネガティブな気持ちの時に声掛けすると…
逆に、もし嫌なことや悩みがあって落ち込んでいた場合にそれを察知して声をかけた場合だが、これは正直あなたとその女性や男性との関係によって相手の対処が変わる。
しかし、これも仲良くなることができるきっかけにできる点には要注目だ。
ただ、悩みは誰にでも聞いてもらいたいものではないから、好きな人との距離感には気を付けよう。
悩みを話せば自分の弱みを見せることになるし、その人がほかの誰かに話してしまい、知れ渡る可能性もあるので関係性次第では難しい。
あなたが、
「何か今日元気ないね。何かあったの？」
って話をしても、
「昨日寝るの遅かったから」
ってかわされることも多いかもしれない。
でも、そんな会話になったとしたって好きな人への声掛けは続けた方がいい。
とにかく「気にしてくれてるんだ」って好きな人が感じることを続けていくと、相手はあなたに興味を持ってくれるようになる。それだけ自分から声掛けしていくことが大切なのだと理解しておこう。
声掛けから相談相手になって恋愛を前に進めていく
声かけを続け、好きな人とその内仲良くなれば、あなたの人間性を理解して悩みを相談してきたりするようになる。これは、声掛けを続けていれば、タイミングが確率論になってくる。
声掛けを続けると、好きな人から信用・信頼されるようになる
定期的に声掛けをしていれば気にしていることは伝わっていくので、時間が経つに連れ信用を得ることができ、後はタイミングの関係で「この人になら色々話しても味方になってくれるかな」と深い話ができるようになっていく。
そうして、もし悩みを相談されるような関係になれれば、友達以上の関係になる最大のチャンスになっていく。
好きな人に相談されることで「秘密の共有」が恋愛成就の突破口に
好きな人に相談される内容は、何も大きな悩みじゃなくて良い。相談相手になることで恋愛成就を目指す際は共通の秘密を持つことが重要で、それが二人の距離を一気に縮めることになり、恋愛を前に進めることになるのである。
一度しっかりした信用を得られれば、好きな人にとってあなたの位置が変わっていくことになる。相談に乗ってもらっていた人と付き合うことになったという話は本当に多いし、自分の深い所を出せる相手になれば、そこから先は早い。
最初は友達として近づくが、相談される仲になればそれだけ親密になっていくので、そこから展開が図れるのである。
ただ、ここで問題になるのが「好きな人から相談されたとしても、返し方やリアクションが分からない」という点。次はここを解説する。
まずは男性向けに「女性から相談された時の対応方法」から取り上げよう。（※女性は、見出しを一つ飛ばして読んでみてほしい）
好きな女性から相談された時の対応方法
好きな女性の相談相手になっても、「いいことが言えないかもしれない」と考えてしまう奥手男子もきっと多いはず。
でも、何も心配しなくて良い。自覚しているのなら変に熱く語って墓穴を掘ることがないから、むしろ恋愛を進める上で「相談されても良いことが言えない」と思っているのは男性にとってプラス材料だ。
アドバイスに自信がない男性は、聞き役から頑張ってみよう。相手の話を聞いていると、段々理解できていくので自分の考えも言えるようになっていく。下の記事が参考になるはずだ。
ここで、私の意識している「女性の相談に乗るときのコツ」を紹介する。女性から相談された時の対応に困るなら参考にしてみてほしい。
男性は女性の話をただ聞くだけじゃダメなので、次の項目は要注目だ。
好きな女性から相談を受けた男性は、きちんと自分の意見を言うようにしよう
私が好きな人の相談に乗る時にいつも意識しているのは、「ちゃんと自分の考えを伝える」ことだ。
ただ聞くだけでいいと世間で言うことが多いが、経験上は女性から相談される時は何かしらの答えを求めてくることが多いのが事実で、ただ聞いただけでは場が白けてしまう事も多い。
「あの人に相談しても意味がない」とか思われるほうが余程リスクである。
あまり自分の考えを押し付けても逆効果なため、女性の相談に乗るときのコツとして、下に挙げることを意識してみよう。
好きな人からされた相談に対して「自分はこう思う」と話した後で、
「俺の話を聞いた後でどう思ったかが大事だと思うよ。色々な考えに触れると自分の考えがどうなのかはっきりすることがあるからね。自分がどうしたいのかが一番大切だと思うよ。」
と伝える。
こんな話をすると自分の考えに従うことは無いというメッセージを伝えられるし、その後に自分の言った解決策を取らなかったとしても気まずくならない。
もし自分の話に賛同するなら、より具体的な話に入るきっかけにもなるから重宝している。
恋愛のアプローチには方法がたくさんあるだろうが、まず大事なことはその女性との接点を増やすことだ。一緒にいる時間を増やす意味もあるのだが、それ以上に内面的な接点は大事である。
私のことを良くわかっている。
あの人にはこんな話ができる。
こういった部分はとても大きい。気になる女性の日常に入っていければ後はどうにかなるもの。何かのグループ等の一員以上の関係になって、その女性が生活をする上で自然と関係していく間柄になっていこう。
そのためにはどんどん話しかけて距離を縮めることも有効だが、ただ仲が良くなっていくだけに終わることも多い。より深い話ができれば、あなたの魅力がストレートにアプローチできるだろう。そういった観点も大事であると考えている。
まずは「声掛けから好きな人と仲良くなるきっかけを探す」。それがあなたの恋愛を少しずつでも前に進めていくだろう。
好きな男性から相談された時の対応方法
好きな男性から相談された女性は、たくさん質問してあげるのが恋愛を進めるコツだ。質問することで好きな男性が「自分の話に興味を持ってくれている」と感じる。
共感を伝える「女性らしい会話」はそのままに、彼の話を深堀していくと「口下手な男性」が話しやすいと思ってくれる。
男性が女性に相談する心理を理解してリアクションする
基本的に、男性が女性に相談する時の心理は、「聞いてほしい」という気持ちだ。男性同士では議論になってしまって達成できないことなので、あえて女性に相談するのがこのパターン。
したがって、好きな男性から相談された女性は「良いアドバイス」ができなくて良い。しっかり話を受け止めて、元気付けるように会話していくのが異性として意識させるコツ。
相談に乗っていると落ち込んでいるように感じると思うので、下の記事も参考にしておこう。どんな声掛けをすれば元気になってくれるのか、好きな人から見たあなたの女子力アップが期待できる。
女性に相談する男性心理は相手女性に癒しを求めているので、「〇〇しなよ」「○○じゃダメだよ」という話し方よりも、「本当にちゃんと考えてるよね」「それだけ頑張れるのすごいと思うよ」など、彼を認めてあげる発言をして心の距離を縮めよう。
きっと、好きな人はあなたの言葉にドキっとしてくれるはずだ。
LINEで相談される関係から、会って相談される関係を目指す
好きな男性から相談されることがあれば最初は二人きりで会話できるLINEで話すことになるが、会話が続くようになったら必ず「会って話す関係」を目指すように動いていこう。
「飲みに行こうよ」という言葉は、二人の秘密の共有が進んでいれば自然な言葉になるので、女性からでも積極的に誘っていきたい。相談される関係になることを目標にする意味はまさにここがポイントなので、「LINEより会って話そうよ」くらいは言えると良い。
もちろん誘うタイミングはある程度厳選するべきであるが、2人とも長文を打つような展開になったら早い方が良い。何度も飲みに行けるようになれば片思いと両想いは微妙になっていくはずだから、「好きな人かた相談されたら女性も積極的になるべき」と思って頑張ってほしい。
誘い方をもっと自然にしたいなら、下の記事が役立つはずだ。男性向けにタイトルを決めているが、女性から誘う際も参考になる。
女友達から彼女になる方法については下の記事で解説している。
好きな人と仲良くなる時に絶対注意しないといけないこと
最後に、好きな人と仲良くなる時に絶対に注意しないといけないことについて解説する。
それは、最初から自分のことを好きでいてくれるようなリアクション・態度・気持ちを求めないことだ。
恋愛が苦手な男性ほど、気になった女性や意識する女性に対して「自分への脈」を前提に恋愛しようとしている。まだ知り合ったばかりなのに、最初から運命の出会いのような「惹かれあう二人」をイメージしてしまっているである。
振られたくないし傷つきたくないから好きな女性の脈を気にする男性の気持ちは大いに理解できるところだが、学生恋愛ならまだしも、社会人恋愛は特に「先に好きになった方のアプローチ」がきっかけで想い合う両思いのカップルが作られているので、中途半端な恋愛の仕方を早めに卒業するべき人が多く存在している。
最初は空振り覚悟で何度も声掛けをしていき、好きな人があなたに安心したところで段々と深い話をするように相談相手になっていく恋愛の仕方を今回紹介しているが、この工程の最終段階までは相手からの好意に期待しないように注意してほしい。
女性の恋愛も男性の恋愛も最初はみんな慎重だ。そこをきちんと理解してあげて、自分の気持ちで好きな人の気持ちを動かすくらいの勇気を持って恋愛してみてほしい。
女性は自分を想ってくれる男性に対してはそう遠からず心を開く瞬間を作ってくれる。男性は女性から好意を届けていれば振り向いてくれる瞬間が必ずくる。
その前段階の、しかもかなり初期に勝手に期待して好きになる前から振られるような恋愛は終わりにしよう。ちゃんと声をかけ続けていけば、仲の良い男友達・女友達くらいにはなれるので、親しくする中で二人の縁を確認してみる。本気の恋愛となれば女性は男性よりも見た目のウエイトが低いので、深いコミュニケーションの中で恋愛を捉えるように変えてみて欲しい。
詳しくは下の記事でもまとめているので、恋の仕方に自信がない人は合わせて読んでみよう。
まとめ
今回は、好きな人への声掛けから相談相手になっていき、恋愛を前に進めていく方法について紹介した。相談される関係を作ることで恋愛成就が見えてくるので、ぜひ積極的に恋愛するきっかけにしてほしい。
少しずつでも好きな人への声掛けから信用を得て深い話ができる仲になると、二人の距離が縮まることでコアな会話ができるようになっていく。
深い悩みを打ち明ける関係になるかどうかは二人次第だけど、声掛けをして接触の回数を増やしていけば、日常的に会話する相手になれていくから、「最初から好かれる恋愛はない」と思って自分から動いていこう。
相談される、相談することで、その二人には秘密の共有が起きる。ここが恋愛心理学の意味でも重要なことなので、ポジティブな声掛けから関係作りをして、元気がない時の声掛けをきっかけにシリアスな会話ができる関係にアプローチしてみよう。
なお、普段の生活で出会うような女性となかなか恋愛できない男性は下の記事も参考にしてみてほしい。可愛い彼女を作りたいならぜひ向き合ってほしい問題を取り上げている。
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