付き合ったことがない人や、好きな人と初めて付き合う人は、「付き合う前と付き合ったあと」で、二人の関係や一緒にいる時の態度がどう違うのか、気になることもあるのではないだろうか。
付き合うことが怖いと感じる人は、「付き合った後にどうなるか」を知ると、イメージが具体化して、前向きにその恋愛を考えることができると思う。初めて付き合う時に不安や心配があるのは、付き合った後の変化が分からないからだ。
実際はそのカップル毎に色々な部分で付き合う前と付き合ってからの違いがあるので、誰でも経験するような代表的なものを今回挙げる。
この記事では「付き合う前と付き合った後の違い」を徹底解説していく。初めて付き合うという恋愛初心者でも理解しやすいように、態度や関係、デートや二人の雰囲気など、「付き合う前と後の違い」を具体的に解説したい。
付き合う不安があるならその不安を取り除いて、前向きに恋愛を進めていくきっかけにしてみよう。
付き合い始めを軌道に乗せることにも役立つ記事だから、まだ恋人ができたのが二人目や三人目だったりして、カップルになる・付き合うということがよくわからないという人は参考になるはずだ。
- 付き合うことになった時の最初の課題:初めて付き合う人は彼氏や彼女に伝える方がいいのか
- 付き合う前はデートをするのが不自然だったのが、付き合ったあとはデートをしないのが不自然に変わる
- 付き合った後の距離感はどう変わる?付き合う前との違いは?
- 付き合う前と後の「特別な日の過ごし方」の違いは?イベントや記念日について
- 付き合う前と付き合った後、束縛に関する違いは?
- 【恋から愛へ】付き合う前と付き合った後で変わる二人の雰囲気
- 付き合うってどういうこと?と思った人の対処法
- 付き合う前と後でやりがちなミス:異性関係の話(元カノ・元彼、女友達・男友達)
- 付き合っても変わらない人にならないためにはどうしたら良いか:「付き合った後」に失敗しないコツ
- まとめ
付き合うことになった時の最初の課題:初めて付き合う人は彼氏や彼女に伝える方がいいのか
もしあなたが「初めて彼氏ができた、初めて彼女ができた」なら、付き合うことになった時、最初の課題になるのが「付き合った経験がないという告白をするべきかしないべきか問題」である。
はじめて付き合うのが恥ずかしいと思ったり、モテない人みたいに思われるのが怖いということも心理的にあるだろう。年齢的に付き合った人数が少ない人も同じだ。
しかし、統計上は、20代になっても彼女ができたことがない、彼氏ができたことがない人は結構な割合で存在していることが判明しているため、まだ付き合った経験がない人は、初めて恋人ができた時にそこまで「交際経験なし」や「交際人数が少ないこと」を気にしないで良い。

まずは、初めて付き合うのが怖いと思っている人のために「はじめての彼氏(彼女)だと言うのか問題」から解説する。
初めて付き合うことになった時は、彼氏や彼女に初めて付き合うことを言う方が良い
私の経験上、初めて付き合うことになった人は、その旨を相手の彼氏や彼女に伝えるのが正解だと思っている。その一番の理由は、隠してもバレるからだ。付き合い始めから嘘をつく方がリスクが高い。
あなたも友達の話を聞いたりして、何となく「付き合うってこういうことだ」ってイメージがあると思うが、付き合い始めは過去の恋愛の話をすることも多くて、本当は初めて付き合うのに嘘をついて適当な話を続けた場合、やっぱり相手の彼氏や彼女の不信感が募るデメリットが大きい。
相手は間違いなくあなたに正直に会話してほしいと思っている中、大切な人に嘘を付く副作用は目を背けるべきではない。「今まで何人と付き合ったの?」と聞かれたら、「付き合うの初めてだよ」と正直に言おう。
初めて付き合うのを彼氏や彼女に隠すと、信頼関係を壊す可能性がある
初めて付き合うことを自分から話したのなら、特に交際経験がないことを話す上でデメリットはないが、嘘がバレたのなら話は別だ。
色々事情は考えられるにせよ、嘘をついていたのならカップルの信頼関係を壊す行為になるし、取り繕うとしている態度が相手のためになっていない。付き合い始めから嘘をつく人と付き合っていくことに不安を覚えるかもしれないリスクは大きいと言わざるを得ない。
嘘をついていればどうしても具体的な話を避けたいと思うから、相手は距離を取られているように感じるはずだ。相手としては、付き合った人数がどうのこうの言う前に、あなたが好きになったから付き合うわけで、「初めて付き合う」ことを恥ずかしいと思う必要はない。
むしろ信頼関係をこれから作っていく彼氏や彼女を相手に、嘘からスタートを切るのは間違っている。もし、付き合う前に「彼女がいたことがある」とかニュアンスとかでも言ってしまっているなら、付き合った後に正直な話をしてあげた方が良い。
付き合う前と後では「話せる内容のレベル」が変わるから、なるべくすべてのことを正直に話す方が上手くいく
付き合う前と付き合ってからの関係の違いでもあるが、友達関係の時に言えなかった軽いカミングアウトは、付き合った直後になされることが多い。
付き合った後に「実はさ…」という会話をするのは、これからなるべく隠し事をしな真剣交際をしたいから。付き合う前は話せなかったことが、付き合った後なら話せる理由は、お互いに両想いだと分かったからだ。信頼関係を深めるために、付き合う前より自分のことを深いところまで話す。
当然、こんなことを言う私はそれをいくつか体験している。実体験を通してのアドバイスだ。


付き合う前の友達では言えなかったことが付き合った後に言えるようになるのは、今回テーマとしている「付き合った後の関係や態度の違い」として大きい。
なお、元彼の人数を聞かれた場合の対処法については、下の記事で解説しているから、2人目の彼氏や3人目の彼氏に付き合った人数をどう言うか知りたかったら読んでみよう。


それでは、具体的に付き合った後にどうなるのかを二人の関係や態度の違いに注目しながらで解説していこう。
付き合う前はデートをするのが不自然だったのが、付き合ったあとはデートをしないのが不自然に変わる
付き合う前はデートに誘うのも二人でいるのにも理由が必要だったが、付き合ってからはデートに誘わない方が不自然に変わる。
付き合うことの中に、「定期的に連絡を取って、定期的に会う」ことは前提となっているので、もちろんお互いの意思がありきではあるが、理由なく1~2週間以上会わないのは、付き合ったあとだと逆に不自然なカップルだと言える。
お互い初めての彼氏・彼女だった場合、片思いの頃のイメージでデートを捉える場合が多いが、付き合ったのなら二人でいる時間が頻繁にある方が自然だから、付き合った後なりの感覚へと少し意識を変えておこう。
付き合う前と後のデートの頻度の違い
付き合う前は週に1度デートするのでも多い方だったが、付き合った後は社会人であれば週1回以上のデートが平均的なデート頻度に変わる。もう少し時間の余裕がある高校生カップルや大学生カップルでは、週1回から週2回くらいデートする感じだ。
付き合ったあとは、人によって「付き合ったんだから頻繁に会うのが当然」という態度になることも多い。少なくても、デートに誘う流れは何となくあるものなので、誘いやすさはかなり違うはずだ。
ただし、相手と自分の事情でカップルになってからどのくらいの頻度で会うかは変わってくるので、月に2~3回しか会わないようなカップルも存在するし、週3回以上一緒にいるようなカップルもある。
したがって、付き合い始めたら、相手の忙しさや考え方とか友達関係の付き合いも含めて、デートの回数や会う頻度のすり合せ的な話をしておく方が、ベターな付き合い方ができる。
順調に交際が進めばお互いの感覚に歩み寄りもあるし、変化が起きて「もっと会いたい」と思うことも出てくるので、そのカップルの交際期間によってもデートの回数は変わる。
付き合った後のデートの仕方
付き合い始めは、日曜日などの共通する休みの日にデートに出かけて、段々短い時間とかでも一緒にいるようになったりする(食事だけ、お茶だけ等)ことが多い。
長いデート時間が確保できない時でも、付き合った後のカップルは定期的に一緒に居られるように、スケジュールを合わせる関係に変わる。日常にお互いの存在があるイメージだ。
付き合ってからのデートは、最初(交際1ヶ月から2ヶ月)にいわゆる有名デートスポットに出かけて、よくあるデートプランで教科書的なデートの仕方をするが、交際が落ち着いてくると少しずつ遠出デートが減って、もう少しフランクな付き合い方をするカップルが多い。
ここら辺はその二人の「理想のデートがどんな感じか」によって変わる。食事デートがメインになっていくカップルも多いし、お酒好きなら飲みメインになることもある。
付き合う前は会いたいと思ってくれてるか不安な関係だったけど、付き合うことが決まってからは、相手も「会いたいと思ってくれている」というのが前提の関係になるから、「デートに誘わない」のは「恋人が悲しむこと」だと思って行動することが大切だ。
片思いの時との大きな違いであるため、両想いになったら積極的に彼氏や彼女と会おうとしてみよう。それが上手く付き合うコツにもなる。
付き合った後の距離感はどう変わる?付き合う前との違いは?
付き合う前は聞きたくても聞けなかったことがたくさんあったと思うが、付き合ってからは大概のことが聞けるようになっていく。経験談で話せば、付き合ったことをきっかけに、気になっていたことを質問する人も多い。
付き合う前と付き合った後の違いという点では、二人の距離感が段々とゼロになっていくのは大きな違いだと感じる。
当然ながら、カップルの距離が縮まるのはそれだけ関係が深くなったことを意味しているため、「付き合う」ということの「契約に依存してそうなるわけではない」ことには注意が必要だ。
時間をかけながら、二人の時間が長くになるに連れて、カップルは物理的な距離・精神的な距離の両方をなくして、親密な関係になっていく。
付き合う前と変わらない距離感が続くのはすぐに別れる兆候
逆に言えば、付き合うことになったのに段々と近づいていく距離感を実感することができない場合は、悪い付き合い方になってしまっている。約1ヶ月くらいを目途に、「付き合う前と変わらない」と思っている人は、すぐに別れるカップルの特徴になっているので対処が必要だ。


デートの仕方や頻度が悪いのか、コミュニケーションの量や仕方が悪いのか、いずれにしても時の経過と共にゼロ距離になっていく実感が伴う付き合い方をしないと、「付き合ってる意味がない」などと思われたり、「愛されてる実感がない」と思われ、カップルは気まずい雰囲気が漂う。
なぜうまくいってるカップルは付き合ったあと距離がなくなるのか
たとえば、週一で会おうとするカップルがいたとして、スケジュールを合わせようとするなら必然的に相手の毎日がどのような感じなのかを知ることになるし、連絡を取り合う頻度が増えれば、かなり具体的な相手の事情を知っていくことになる。
そうやって段々と彼氏や彼女への理解が進んでいくと、付き合う前までは「話すこと」が情報の主だったのに対し、付き合った後は「隠すこと以外」が情報の主なところに変わっていく。これも、付き合う前と付き合ってからが違う部分だ。
言うなれば、段々とではあるが「あまり気を使わずに何でも話せる相手」へと関係が変わっていくから、上手くいってるカップルは距離がなくなる。
隠す必要のないほとんどのことを多くのコミュニケーションの中でお互いが知り合っていくのだから、どんどん仲良くなる付き合い方ができているのだ。
ただ、勘違いしてはいけないのは、カップルと言えども付き合った瞬間から何もかもが変わっていくわけではない。付き合う期間が長くなるに連れて、段々とそうなっていくのであり、ラブラブなカップルになるには当然お互いの努力と時間が必要だ。
付き合ってから「カップルとしての関係作りがスタートする」ことも同時に意識しておくと、付き合いはじめが上手くいく。付き合っても変わらない人にならないようにしよう。ここは大事なポイントなので、この記事の最後の見出しでも解説する。
付き合う前と後の「特別な日の過ごし方」の違いは?イベントや記念日について
お互いの誕生日やクリスマス、バレンタインデーやホワイトデーなど、一般的に「大切な人と過ごすイベント」として認知されている特別な日は、付き合った後カップルでいるのが当たり前という認識に変わる。
付き合う前は、たとえいい感じになっていても付き合ってない以上イベントの日にデートに誘うことができなかった人も多いと思うけど、付き合った後はスケジュールを空けて一緒に居られるようにデートに誘うのが礼儀に近い感覚だ。
誘われないからと言って他の人と過ごすことを決めると、喧嘩に発展するか、がっかりされて悲しいすれ違いを誘発するから注意しよう。
特に、彼氏や彼女の誕生日には、自分からデートに誘うのはポイントだ。
付き合った後は、付き合う前はなかった「カップルの記念日」に注意!
はじめて付き合う人が絶対に忘れてはいけないのが、1ヶ月記念日や3ヶ月記念日などのカップルの記念日である。
男性は忘れがちだが、女性は結構気にしている人が多いので、一緒にいるかは別としてもLINEやメールくらいはするようにしよう。
もし会っているとしたら「今日で付き合って1ヶ月だね」との言葉に、「え!そうだったっけ?」ではまずいから気を付けてほしい。
彼女から彼氏に記念日の話をすることが多いけど、カップルによってはちょっとしたお祝いをすることもあるので覚えておくと良い。仲良しカップルになれたらサプライズで記念日プレゼントやディナーなどを企画するのもおすすめだ。記念日デートで二人の思い出話をすると、自分たちの交際が余計に素敵なものに思える。
イベントの日に「予定がある」「スケジュールが取れない」場合の対処法は?
イベントや誕生日などはカップルなら会うのが当然と言ったが、スケジュールが合わないことが理由で一緒にいないカップルはやっぱり存在する。
付き合いの問題で友達や会社関係を優先する場合もあるし、仕事が忙しい場合もあるから、必ず一緒にいるイメージではなく「会うのかな?」と彼氏や彼女のことを気にして連絡を取り合うイメージでいると現実に近い感覚が持てる。
実際に会うか会わないかはお互いで決めれば良いのだが、一緒にいるのが当たり前の日に会えない事情を持った場合は、付き合っているなら自分から早めに言った方が良い。
先に話しておけば印象が全然違うので、付き合った後は自分が彼氏や彼女の大切な人になっている自覚を持つようにしよう。
「誘われなかったから、忙しいのかと思って…」ではカップルとして寂しいし、距離を感じさせる。一緒にいるのが当たり前になる日ができるのも付き合う前と付き合った後で違う点だ。
付き合った後は暗黙の了解が増えていく
たとえば、週に1度日曜日しか会えないカップルがいたとして、次の日曜日に予定が入ったなら早めに相手に伝えておかないと、2週間会えなくなる。
日曜しか休みがないカップルなら何となく阿吽の呼吸でその日は一緒にいるのが当たり前になったりすることは多いもので、付き合った後は「約束しているわけではないけど、事実上会うのが決まっている日(=暗黙の了解)」ができたりすることも多い。先程触れた「デートしない方が不自然」だと言っている部分に似ている点である。
この他にも「仕事が終わったらとりあえず連絡する」とか「早上がりの日や臨時の休みができたら連絡する」など、カップル毎に色々な暗黙の了解がある。
付き合う前と付き合った後、束縛に関する違いは?
付き合う前と付き合ってからで大きく変わることに「束縛」の問題がある。
束縛したり束縛されたりは、恋愛初心者が掴み辛い部分かもしれない。正しい答えがないこともその理由だ。
付き合った後なら軽い束縛レベルのことは普通
まず、付き合った後で束縛が発生するのは広義の意味で普通である。二人の関係を二人で守ることを約束するのが「付き合う」ということなので、何かしらの束縛がお互いに必要とも言えるだろう。
ただ、難しいのは「束縛と放置のバランス」であって、二人が本当の意味で心地良い関係作りをしないといけない点だ。
付き合った後、彼氏や彼女になったからといって、自分の好きなように束縛できるわけじゃないし、束縛されたくないと思って恋人を放置するのも違う。
束縛は強すぎても弱すぎても上手く行かない理由となる微妙なものだ。
片思いの付き合う前は全く束縛しないわけだから、ここの問題は非常に大きな違いである。しかも、束縛はそれぞれで嫉妬のレベルや何に嫉妬するか違うため、二人で作っていくしかない点にも難しさがある。いわゆる “一般論による公式” があまり通用しないのだ。
付き合う前と後では、「嫉妬」の気持ちの扱い方が違う
恋愛初心者の人、つまり付き合ったことがない人は、この束縛ついて「嫉妬を我慢する」という選択をしがちなので、下の記事を参考にしてみてほしい。
何度も言うけれど、束縛は非常に難しい問題だ。
付き合う前と後では、嫉妬の気持ちの扱い方に違いがあって、ただ我慢するのが付き合ってからは間違いになる。
付き合い方にわだかまりがあるのに、それを何も言わないことで対処すれば、カップルのすれ違いを誘発するからだ。
当然、彼氏や彼女に嫉妬したからと言って束縛すれば解決するわけじゃないが、良いカップルになりたいなら、本音で話せる関係を築く意味でもすべてを放置することに違和感を感じないといけない。
付き合う前と付き合った後で違いの大きな部分だから、良い付き合い方をするためにもきちんと意識しておこう。
【恋から愛へ】付き合う前と付き合った後で変わる二人の雰囲気
付き合う前と付き合った後の違いとして、「一定期間の中で段々と恋愛が落ち着くこと」も代表的な変化だ。一定期間というのは3か月から半年くらいがイメージ。各カップルごとにその期間は伸び縮みする。
各交際期間ごとの「雰囲気の変化」は下の記事を参考にしてほしい。付き合って3ヶ月、6ヶ月、1年、2年と各交際期間ごとにどんな感じでカップルの雰囲気が変わっていくのか解説している。


付き合う前は「恋」だったのが、付き合った後は少しじつ「愛」に変わる
恋から愛に変わると言えば多少キザだが、緊張感があって情熱的に盛り上がる片思いの頃とと少しずつ変わっていき、両想いになった後で二人の関係が落ち着いてくれば、安らぎや癒しがある関係へと変わる。
付き合った後も二人の雰囲気は変わり続けるものだが、緊張感のある関係は「慣れ」によって緩和され、その代わり深いコミュニケーションを通してお互いを理解し合うことで、余計に癒しのある雰囲気になっていく。
したがって、ドキドキ・キュンキュンするようなことは、付き合って3か月から6ヶ月を過ぎる頃までにピークを迎え、交際1年経つ頃までに落ち着くところがある。
ドキドキすることがなくなるわけではないし、愛情が減るということでもないが、それよりも一緒に居て心地良い関係性へと変わるところがある。
付き合う前後の頃が恋愛で一番楽しい時期だと言われる理由
よく「付き合う前後の時期が恋愛で一番いい時期だよ!」なんて言う人がいるが、付き合ってしばらく経つと二人の雰囲気が変わっていってしまうことが理由になっている。
やはり恋愛の醍醐味に「ドキドキする・キュンキュンする」という面があるので、落ち着いてしまうことをマイナスに捉える価値観を持っていると、楽しい時期が付き合う前後の頃に限定されてしまうことがあるのだ。
こんな人は、「長く付き合えない」との悩みを持つことになる。
少し先の話までしてしまえば、「新鮮さ」を維持するための工夫は付き合ったあと長く付き合う上ですごく重要な意味を持つ。意識的にドキドキ・キュンキュンを作ろうとすることは、長続きのコツだ。
既に好きな人との付き合いはじめが軌道に乗っている人は、今の良い状態を維持するために下の記事を参考にしてみよう。
付き合うってどういうこと?と思った人の対処法
はじめて付き合う時は「付き合うとはどういうことか」という点がまだまだ分からないと思うが、もし不安ならあなたが付き合うことになった彼氏や彼女になるべく素直に疑問をぶつけてみる方が結果的に上手く付き合える。
この記事を通して付き合うことの一般的な意味について詳しく解説してきたが、カップルの交際の仕方は本当にそれぞれのカップルで違いがあり、「どんな付き合い方をするか」はあなたと好きな人が二人で決めていくことだ。
実際、交際経験が多い私も、付き合い始めた彼女に対してはカップルっぽい雰囲気の中で、「デートは週に何回くらいしたい?」「連絡はどのくらいほしい?」みたいに聞くことがあるし、デート中にも色々なことを聞いたり話したりして、二人で理想的な交際に近づけていく。
付き合ったことがないと、自分だけが知らないこととしてカップルの付き合い方を考えてしまうけど、あなたが恋人の好きな人になれているなら、相手も「どんな付き合い方をしたいのだろう?」と不安になっているから、付き合い始めは不安に思ってることを色々話してみると良い。この記事で基本的な知識は付けられているから、その補強は直接あなたの好きな人との会話の中で行おう。それ自体が、付き合い始めのカップルの初々しい会話になる。
なお、付き合うとはどんなことなのかを過去記事でもまとめているので、気になる人は読んでみよう。


付き合う前と後でやりがちなミス:異性関係の話(元カノ・元彼、女友達・男友達)
付き合う前と付き合ってからでは「異性関係の話」について変わってくる部分が大きい。
まだ付き合う前では、元カレ・元カノ関連の話や、周りの好みのタイプの話などもあり得たが、付き合った後ではこういう話が段々とタブーになっていく。この感覚が分からないと、恋人になっていく関係作りを失敗しがちだから気を付けよう。
特に気を付けたいのが前に付き合っていた人の話だ。現実的にはなかなかスッキリと忘れられない人も多いのだが、友達に相談するべきことを恋人に相談したり、デリカシーの無い話をしてしまう人は案外多いので、相手への配慮を忘れないように。
好きな人と付き合う上で副作用となるのが「嫉妬」の感情であるため、異性関係の話は浮気どうこうの問題とは別に、若干ナーバス気味に考えておく方が仲良く長続きするカップルになれるだろう。
事実、下の記事は当サイトでもよく読まれている記事の1つだ。
付き合っても変わらない人にならないためにはどうしたら良いか:「付き合った後」に失敗しないコツ
前半部分でも少し触れたが、付き合う前と後では色々なところに違いが出てくるのが自然であるため、「付き合っても変わらない人」は問題になる。付き合ったのに何も変わらないなら、付き合う意味がないからだ。
付き合い始めたのなら、カップルっぽくなりたいと思うし、彼氏らしい・彼女らしい振る舞いも求められる。
では、付き合っても変わらない人にならないためにはどうしたら良いだろう?
付き合った後に失敗しないコツを解説する。
付き合った後に失敗しないためには「付き合い始めにやるべきこと」を早く済ませる
付き合う前と付き合った後では二人の関係性が変わるのだが、そのまま今まで通りのデートするだけでは、付き合ったのに何も変わらない感覚になることもある。付き合った感じがしないパターンは、何となく付き合い始めた時に多い。
付き合い始めたのなら、それを二人で実感し合うためにお互いの呼び方を変えたり、色々と「カップルが付き合い始めにやるべきこと」を済ませていく中で、交際相手に付き合ってる実感を与えることが重要だ。付き合っても変わらない人は付き合い始めに失敗していると考えよう。
詳しくは下の記事で解説しているが、付き合い始めのあるあるな話題は、カップルをよりカップルらしい雰囲気にしていく。


付き合った後の気まずい雰囲気はLINEや電話・通話でのコミュニケーションで解いていく
付き合っても変わらない人は彼氏や彼女によそよそしい態度になってしまっているだが、その原因は「付き合った後の独特の緊張感」だ。
あまり付き合った経験がない人は、付き合い始めに気まずい雰囲気を感じ、むしろ付き合う前より変な空気を作ってしまうことがある。内心で焦ってるのを隠したり、普通を装う感じになった結果、付き合っても変わらない人との印象を与えるような態度を取る。
確かに付き合ってすぐの時期は付き合ってるような付き合ってないような微妙な距離感ができることもよくあるのだが、ここは付き合い始めに乗り越えるべき壁だ。面と向かって話すと緊張するなら、最初はLINEや通話・電話をメインにコミュニケーションを取って、彼氏彼女の関係を少し落ち着かせると、会った時の雰囲気も変わっていく。
付き合っても何も変わらない状態になる原因は、カップルとしてのステップアップができてないから
付き合っても何も変わらない状態になるとしたら、その原因は「付き合ったのにカップルとしてのステップアップができてない」からだ。特に付き合って1ヶ月以上経つのに付き合う前と変わらない関係になったら別れるのも時間の問題である。
カップルなら手を繋いでデートするし、キスもする。ここは付き合う前と後の変化で最も大きいことの1つなので、「大切にしている」などと幻想を語ってる場合ではなく、「進めるべきを進めること」が重要になってくる。
具体的な方法については下の記事で解説しているので、もしあなたが奥手すぎる人だったら参考にしてみよう。




こういったカップルでしかしないことをしていけば、コミュニケーションの量だけでなく質が上がるので付き合っても変わらないなどと思われない。気まずくなって疎遠になるのが最も悪いパターンなので、付き合いはじめはぜひ勇気を持って恋人と接しよう。
まとめ
今回は、「付き合う前と付き合ってからの態度や関係の違い」を説明した。
付き合った後にどうなるのかのイメージを持てただろうか。
この記事内で何度も繰り返していることと同じ意味だが、カップルの付き合い方に「正しい」とか「普通」というのはあまり当てはまらない。それだけ恋愛はプライベートなことであり、二人の好みと言うか、考え方などで変わる部分がかなり大きいのだ。
したがって、より良い付き合い方を考えた場合、数学の公式的なものを当てはめて考えるよりも、「相手と自分の意向をどのようにマッチングさせるか」を考えた方が早く、確実性も高まる。
段々とで良いから、深いコミュニケーションを取れるように努力することが大切になる。私個人としても、付き合う彼女によって付き合い方が大きく異なっていた。
相手の話を聞くことが大切である一方、最初は遠慮勝ちになることも多いので、自分から話をすることも重要だ。
恋バナの延長線上くらいの話から、自分に取って理想的な付き合い方を話して、相手の意見を引き出しつつ、より良い付き合い方を二人で目指してみよう。
☆女性の不安である「釣った魚に餌をやらない男性心理」に対策したい場合は、下の記事もおすすめだ。