「私の彼氏が元カノと会ってるみたいなんだけど、どう思う?」
先日こんな質問を女友達からされたのだが、元カノに会う彼氏についての悩みは意外と女性のあるあるになっていて、どうしたら良いか、対処法に迷っている彼女がたくさんいる。
男性に関しても同じく、二人で会わないまでもグループで元彼に会う彼女はいるもので、普通の交際範囲だと思いつつも、内心ではモヤモヤするものだ。
元カノと頻繁に会う彼氏や、元カレと頻繁に会う彼女に、現在の恋人である自分がどこまで踏み込んでいいのかという問題に迷うことは多いと思うので、この記事で考え方や対処法を解説したい。
今回は、「元カノに会う彼氏」や「元彼と会う彼女」の理由(きっかけ)と対処法を解説する。
この記事のラストでは「元カノとLINEする彼氏、元彼とLINEする彼女の対処法」も解説しているので、恋人の元カノ問題・元カレ問題で悩んでる人は参考にしてほしい。
元カノに会う彼氏や、元彼に会う彼女をどう思う?
特別な事情が無い限り、元カノに会う彼氏や元カレに会う彼女は、一般的な感覚で「現在の恋人を傷つける行動を取っている」と解釈される。
本人は別れた後だから「もう好きじゃない」「もう友達だ」と言うけれど、今付き合っている彼氏や彼女からしてみたら、前に付き合っていた人と会われるのは気持ちが良いことじゃないし、嫉妬する。
自分の彼女が元カレに会うと言うなら、ほとんどの人が心にモヤモヤを溜めるだろう。
これは理屈や建前よりも、気持ちの問題だ。もう元彼と会わないと言ってくれる彼女の方が、彼氏として大切にされていると感じる。男女逆でも同じ感性だから、男女共通して「昔付き合っていた人とはなるべく会ってほしくない」のが現恋人の本音である。
なぜ自分の彼氏が元カノと会うのが嫌なのか、彼女に元彼と会ってほしくないのか
なぜ自分の彼氏が元カノと会うのが嫌なのか、彼女に元彼と会ってほしくないのかと言うと、最も大きいのは「昔付き合ってた人と会うと何が起きるか分からないから」である。
一度好きになった相手なのだからまた好きになることに何の違和感もなく、元恋人は遊びの浮気もしやすい相手だ。
恋愛の世界では、“焼けぼっくいに火がつく” という言葉がある。
焼けた杭は火がつきやすいことから、恋愛では「以前に恋愛的な関係があった者同士は、一度縁が切れてもまた元の関係に戻りやすい」という点をこの言葉で表現するのだが、実際に浮気相手に選ばれる確率が高いのが “昔付き合っていた人” である。
元カノと会ってほしくない理由・元彼に会ってほしくない心理には、「恋愛感情の再燃を心配する気持ち」や「嫉妬」以外に、「独占欲」や「比較される不安」も大きく関係しており、元恋人に会う人は交際相手を複雑な気持ちにさせる。
では、元カノと会う彼氏や元彼と会う彼女はどんなきっかけで会っているのだろう?
元カノと会う彼氏のきっかけ、元彼と会う彼女のきっかけ:どんな理由で元恋人と会うの?
元カノと会う彼氏のきっかけや、元彼と会う彼女のきっかけは、ここで取り上げる6つがあるあるだ。
現在付き合ってる恋人として「許せるパターン」と「許せない(納得できない)パターン」をなるべく明確にしながら解説する。
仕事関係
まず、最も許せるパターンが、仕事関係で元カノと会う彼氏・元カノと会う彼女だ。
もちろん心情的にはストレスがたまるわけだけど、仕事が絡んだ再会や定期的に会う状況は現恋人として我慢せざるを得なく、誠実な対応をしてくれてるなら信頼関係がある限り、末期的な問題になることはない。
ただ、職場恋愛後の人だったり、取引先の人と付き合った後の人と付き合うと、元カノと会う・元彼と会うのが常態化してしまうことも多いので、不安や心配がつきまとう交際になるのは大きな問題点である。
普段の付き合いがあると、何かのきっかけで2人が再度急接近することもないと言えないので、厄介な状況だ。
対処法については後述するので、対応を間違えないようにしよう。
同窓会
元恋人との再会であるあるなきっかけが「同窓会」である。
これも仕方のない再会の仕方で、現恋人としては許すしかないパターンだが、何年も前に付き合っていた人と再会した時は、それこそ “焼けぼっくいに火がつく” ことがよくあるので、注意が必要になっている。
ロマンティックな再会とは言えないけど、同窓会で元彼と会ったり、元カノと会うと、昔話に花が咲いた時に「定期的に会う関係」に発展することがある。
昔の思い出が美化されて思い出補正が入ると厄介なので、同窓会の後の飲み会も一緒だった場合は夜に連絡を取り合うなどして、対策しておく方が良い。
共通の友達の集まり:忘年会や誕生日会などはまだ良いが、定期的に共通の友達を介して元恋人と会う関係は厳しい
元彼や元カノと共通の友達が多い場合も、別れた後に再会することが多いパターンだ。
この場合は、「忘年会」や「誕生日会」などをきっかけに、別れてからすぐ元彼に会う・元カノに会うということも多くて、度々2人にドラマが起きる。
これは単発的な飲み会であればただ気まずい思いをして終わるケースも多いのだが、厳しいのは共通の友達を介して定期的に会う関係の場合である。
何度も元カノと会う彼氏や彼女は、どんなに気まずい別れ方をしても時間の問題でまた親しくなるため、元サヤに戻ることも多く、本当に注意が必要になっている。
こちらは元カノや元彼と会うのを許すかどうか微妙な判断になってくるので、対処法については詳しく後述していく。
偶然の再会
元カノと会う、元彼と会う時に、最もロマンティックな再会は「偶然の再会」である。
住んでるところが似たような場所であれば、街を歩いてる時に偶然再会することもあるし、会えると思ってなかった集まりで偶然出会うこともある。
突発的なことなのでこのパターンは「許すも何もない」といったところだけど、偶然の出会いから復縁するカップルが少なくないことを踏まえると、なかなかに危険なシチュエーションになっている。
きちんと報告してくれるなら信用して良いが、もしちょっとでも元彼への未練・元カノへの未練が残っていると、隠れて会う関係になることがあるから注意が必要だ。
SNS:インスタのDM、XのDM
今はSNSきっかけで元彼と会う彼女や元カノと会う彼氏が増えている。
もしSNSで別れた人と繋がっている場合は危険なサインなので、しっかり縁を切らせるようにしよう。こちらについては、許せない会い方だと思う人が多く、厳しく対処することが多い。
ただ、共通の友達が多いと単純に切れない関係であることもやっぱり多くて、現恋人としては判断が難しいケースがよくある。
DMだけは止めるという方法もあるので、フォローを解除させたり、いいねを禁止したりする時は、相手の反発も考慮して決定していこう。ここも対処法はあとで解説する。
LINE:相手からの連絡と、自分からの連絡の両方で、別れた人と会うきっかけのあるあるになっている
敢えて取り上げる必要はないかもしれないけど、一度連絡が途絶えた元カノや元彼と再会する時のきっかけとして「相手のLINE」はあるある中のあるあるだ。
決して許せるパターンではないものの、現実的には本当に多い再会の仕方である。
ここは別れた元彼から連絡することが多く、元彼と会う彼女の理由の最たるものになっている。
真面目な彼女であっても、元彼がアレコレと理由をつけると彼氏に内緒で元彼と会う女性もいるので注意しよう。
では、元カノから連絡がこない彼氏は大丈夫かと言うと、そんなことはない。男性の場合は「元カノの誕生日」などに自分から連絡するケースがあって、彼女がいても元カノを思い出すことが頻繁にある。
別れた後に元カノのLINEをブロックしたり、元彼のLINEをブロックしてる場合はかなり安心できる恋人だけど、もしそうじゃない場合は元カノと会う彼氏・元彼と会う彼女にになってしまうことがあるので、気を付けてほしい。
元カノと会う彼氏のきっかけ、元彼と会う彼女のきっかけまとめ
元カノと会う彼氏のきっかけや、元彼と会う彼女のきっかけは以上だが、こういったことは「なぜ前に付き合っていた人と会うのか」という事情が考慮されるべきで、許せないのは、特別な理由や意味がないのに「二人で元彼や元カノと会う人」である。
たとえば、「仕事(学校)のことで会いたくないけど元彼に会う」とか「みんなで集まる会にたぶん参加するから元カノに会うことになる」など、特別な事情があって、且つグループで元カノや元彼と会うなら、まだ許せると考える人が多数派だ。
中には、「元カノ・元彼と会うことを正直に話してくれたから誠実だと思った、信頼できると思った」と考える人もいる。
だが、特に意味もなく二人きりで元彼に会う彼女や、元カノに会う彼氏のことを許せる人は圧倒的に少なく、会うこと自体が浮気だと思う人もいる。
特に、黙って元カノに会ったり、何も言わないで元彼に会ってそれがバレた時には別れることも視野に入れた喧嘩になることもあって、元彼や元カノの存在は今彼や今カノにとって無意識ではいらない問題である。
しかし、ここで問題になるのは気持ちの上では元彼に会わないでほしい、元カノに会わないでほしいと思っているのに、それが直接言えない人である。
心の中ではワナワナしているのに、「何で元彼と会うの?」と言えない人は、想像するより遥かにつらい気持ちになることがある。
では、なぜ彼女や彼氏に元彼や元カノに会うなと言えないのだろう?
次はそこを解説していく。
なぜ「元カノと会わないでよ」「元カレとは会わないでほしい」と言えないのか
なぜ「元カノと会わないでほしい」「元カレと会わないでほしい」と言えないかというと、それは下の5つが主な理由だ。
「元カノと会わないでほしい」「元カレと会わないでほしい」と言えない理由
- 恋人との距離感を考えて言って良いことと悪いことの判断が難しい
- 恥ずかしくて本音が言えない
- 束縛女・束縛男になりたくない
- 自分のわがままで嫌われたくない
- 嫉妬しているのがバレたくない
今の彼氏や彼女と付き合ったばかりなら余計に言えないと思うし、性格の問題で言えない人もいるため、「付き合っている人が過去に付き合っていた人と会う」という問題は、解決や対処に悩みやすい。
しかし、自分の恋人が前に恋仲だった人と会っているという事実は、直接自分たちの関係を壊さないとしても、気持ちがしんどい。
しかも、直接自分たちカップルに取って脅威である可能性がある以上、当事者になると不安や疑問がどうしても自分を苦しめることになる。
では、元カノと会う彼氏や元彼と会う彼女はよりを戻す可能性があるのだろうか。
元カノと会う、元彼と会うとよりを戻すことはあるのか
今回のテーマ「元カノと会う彼氏」「元カノと会う彼女」は、元サヤとなり、よりを戻すことがあるのかという点が問題となるけれど、その可能性はそこまで高くはないと思いつつも、現実的に可能性は残っていると言わざるを得ない。
普通の友達とは違い、「昔付き合っていた」という関係性は、それこそ何が起きても不思議がない関係性だ。
ただの異性の友達と会うのとは、恋愛的に危険レベルが違っている。
女友達や男友達と会う時と、別れた人に会う時の違い
前に付き合っていた人は、一度距離を縮め切った関係である。しかも好き同士になり、過去であってもキスなどもしている関係だ。一度は、2人に絆もできており、良い思い出もたくさんある。
その点から、女友達や男友達などの他の人と会う場合と比べて、元カノや元彼は何かの間違いも起こりやすい相手と言い切ることができる。
彼氏から見た「女友達と元カノの違い」、彼女から見た「男友達と元彼の違い」は、昔そういう関係だったことである。
あくまでも他の友達や知り合いと比べて…ではあるが、警戒しないと元彼と会う・元カノと会うというのは、あなたの恋愛を壊す可能性があるエピソードになってしまうので、気にしない振りをするのは間違った対処法だ。
しかし、もし嫉妬や心配を理由に「元カノと会うな」「元カレと会うな」と言ったところで「もう終わっている(別れてるから大丈夫)」と言われて終わりだろう。
逆に「信じられないの?!」とか「そこまで束縛するつもり?」なんて返ってきて、喧嘩になったり、雰囲気が悪くなるかもしれない。
彼氏や彼女には相手なりの考え方や価値観があり、意見の不一致みたくなると余計な問題に発展する。
では、どのように対処すると良いのだろう?
元彼に会う彼女、元カノに会う彼氏の対処法
元彼に会う彼女の対処法や元カノに会う彼氏の対処法は、喧嘩にならないようにしながらも、きちんと自分の気持ちを理解してもらって、なるべく彼氏や彼女が自発的に行動を改めてくれる(自粛してもらう)ように持っていくのがベストである。
元彼や元カノに会わないでほしいと思った時に伝え方と注意点を解説する。
伝え方:元カノに会う彼氏、元彼に会う彼氏に「会わないでほしい気持ち」をどう伝えるか
元彼に会わないでほしい、元カノに会わないでほしいと思った時の伝え方は、元カレや元カノに会うことが「 “私(俺)” が嫌なんだ」という趣旨で伝えて、自分のことを大切にしてほしいという気持ちで解決するのがポイントになる。
「元カノに会うのやめてほしいな、なんか心配になっちゃうし、会ってる時ずっと落ち着かないから…。私の気持ち考えてくれると嬉しい」
付き合っている恋人をどこまで束縛していいのかという問題は人それぞれで価値観が違っているけど、「恋人は大切にするべきだ」という考え方は万人に共通している。
恋人を大切にするとは、恋人の気持ちを尊重してあげることが含まれ、「恋人が嫌がることはしない」という原則がある。
この点を遠回しに主張する感じで伝えると、嫌な伝わり方がしない。愛情が束縛したい気持ちに繋がっていることがきちんと伝わるからだ。
元彼や元カノと会わないように強制するかしないかと言えば「強制しない」との答えが正しいのだが、大切にしてくれる恋人ならあなたの気持ちを汲んでくれるもの。この伝え方を実践する時の雰囲気でパワーバランスを取ると、誰でもトラブルを避けながら対処法が実践できると思う。
重くしたくないなら、重い言い方をしなければ問題ない。あなたが元カノ問題・元彼問題について恋人に言及するのは「常識の範囲内の行動」なので、言い方を考えてきちんと伝えれば、その時点で喧嘩になることも、相手に嫌われることもない。
今回の問題では、二人が違う感覚で「昔付き合っていた人」を捉えていることが問題の一つになっている。つまり、相手は「別れた人と会うのは特に問題じゃない」と思っていて、自分は「前に付き合っていたなら会うのは問題なんだ」と思っている点がすれ違いを起こしているということ。
そこを解決・対処するのがポイントになるため、「元カレや元カノと会ってもいいのか悪いのか」を議題にするより、自分を大切にしてほしいと伝えることが重要になっている。
「嫌な気持ちになるからやめてほしい」と言う気持ちを相手に分かるように説明する方が、「価値観の違い」などいう “解決が難しい問題” にまで話がこじれない。
ここは問題をより大きく捉えているから、実際に恋人に言ってみると「嫌がるなら会わないよ」となるかもしれないし、気にし過ぎかもしれないが、相手がストレスを感じるケースを想定して準備ができていれば、こじれる可能性を大幅に下げることができる。
あなたも喧嘩をしたいわけじゃないし、相手も下心があって元恋人に会うわけじゃないと思うので、言い方を考えてあなたの気持ちを伝えてみよう。
ただし、話し合いのような形になってしまうケースもあるため、次で解説する。
元カノと会う彼氏や元彼と会う彼女と話し合う時は「信頼しているかしていないか」の問題にはしない
元カノと会う彼氏や元彼と会う彼女と話し合うような形になると、束縛や浮気問題にありがちな「信頼してないの?」という話に発展することがある。
でも、そこを言い争うと大きな喧嘩になることが多いので注意してほしい。
そもそも、浮気や気持ちが変わってしまうかもしれない不安や心のモヤモヤみたいなものは、感情の問題であって理屈じゃない。
「信じられるから平気」「信じられないから辛い」というものじゃないから、「なぜ恋人が嫌がるのに元彼・元カノと会わないといけないのか」を問題とするべきだ。
もし、「信じられないの?」と聞かれたら「信じてるよ、でも嫌なんだよ」という気持ちを分かってもらえるように話そう。愛情を前提としながら話せば、あなたの言いたいことはわかってくれるはずだ。
信じていないと付き合わないわけだし、信じていても色々不安になったりモヤモヤするから恋愛はしんどい。その気持ちは彼女や彼氏に理解してほしい気持ちであり、相手も理解してあげないといけない気持ちだから、なるべく素直になって自分の本音を優しく伝えよう。
まだそこまでの関係ができてない人は下の記事を参考に、カップルの信頼関係を高めてから伝えると良い。
元カノや元彼と会わないといけないなら、最低限のルールみたいのを確認すると信頼できるようになる
今回の問題は、「どうしても会わないといけない」ってことがある問題なので、その対処法も解説しよう。
元カノ・元カレと頻繁に会うのが仕方ない場合、最低限のルールみたいなものを決めておくと精神的にだいぶ楽になる。
正直に元カノと会う理由や元彼と会う理由を話している場合は、あなたが気にしないなら浮気防止のためにやる必要はないけれど、モヤモヤする場合は「二人で食事行ったりしないで」とか「プライベートな連絡は取り合わないで」などど、自分がどうしても許せないことは話しておくのをおすすめする。
カップルは、言いたいことがあっても言えない時にストレスを抱えて混んでしまって、こじれやすい状況になる。
好きだという気持ちは自分でコントロールしきるのが難しい気持ちだから、モヤモヤを抱えすぎると心で暴れ出す場合があるのだ。そして、そのストレスを恋人に別の形でぶつけてしまう。
元彼に会う・元カノ会う問題が原因でイライラしているのに、それをストレートに言えないから他のことでつっかかったり、わがままを言って恋人の気持ちを試す人もいるはず。
そうなった場合、元カレとどうだとか、元カノとどうだと言った問題じゃなく、その問題から派生した別の問題でカップルが危機を迎える可能性がある。
今我慢できても数日後、数週間後は分からない。元カレや元カノと会われるのが嫌だという人は多いと思うから、もしあなたの恋人が元カノや元彼に会うなら「信じられるように約束事をする」という考え方で対処してみよう。ストレスをため込んでから言うより、冷静に話せる時に話す方が良いので、きちんとした話し合いは精神的に余裕があるうちに行おう。
そのルールとは、たとえば「絶対に元彼・元カノと2人で会わない」とか「2人きりで話さない」「個人的なLINEをしない」などだ。ここは、あなたの気持ち次第なところがあるから、応用的に考えて良い。2人で話し合って決めることも前提になるので、恋人の意見も聞いてみよう。2人とも同じルールで付き合っていくことも話せば、2人の一致点が見つかると思う。
相手だってあなたと仲良く付き合っていきたいと思っているのだから、信頼しているなら本音で話し合えるはず。言葉で約束すると安心できる人は多いので、意外と大事なことだ。
溜まったストレスが違う形で表現されることもあると思うので、本格的にこじれてしまうことにはぜひ注意してもらいたい。
元彼や元カノと会う理由ごとの対処法
このパートでは、より具体的に「元彼と会う彼女の対処法」「元カノと会う彼氏の対処法」を解説する。
前半で取り上げた元彼や元カノと会う理由ごとにそれぞれ対処法を解説するので、参考にしてほしい。
①仕事関係で元カノと会う彼氏、元彼と会う彼女の対処法
仕事関係で元恋人に会わないといけない状況の時は、まずオフィシャルな場で会う以上は止める権利がないので、あまり元カノ・元彼と会うことを心配しすぎない方が変な浮気のされ方をしない。
人はダメと言われると逆にその行動に走りたくなる心理を有している。心理学ではカリギュラ効果と言うのだが、しつこく禁止したり、制限したりすると心理的に逆効果なので、仕方ない理由で元恋人に会う彼氏や彼女に対しては、「信じてるよ」と少し甘えたような言い方で念押しする方が結果が良い。
心配は募ると思うけど、こじらせないように注意しよう。仕事関係だったら相手も対処のしようがないので、あなたが我慢するしかない。
ただし、このパターンでもルール作りは有効に働くので、「2人で食事に行かない」「個人的なLINEはしない」など、最低限の約束事はしておいた方が良い。
会うのが分かっている以上、信じるだけじゃあなたが持たないので、安心できる言葉を聞こう。この対処法でも、軽いプレッシャーをかけることができるので、恋人のフリーハンドにするより結果が良い。
②同窓会で元カノと会う彼氏、元彼と会う彼女の対処法
同窓会をきっかけに元カノと会う彼氏、元彼と会う彼女についても、恋人の立場から「同窓会に行かないで」とは言えないので、基本的には我慢するしかない状況だ。
ただ、1点だけおすすめのルールがあって、それは「同窓会が終わったら電話して」と頼むこと。
同窓会の前の日から約束すると理由を聞かれた時に困るので、できたら同窓会当日の夕方くらいに「同窓会が終わったら電話して」とLINEしておくと良い。
同窓会後に彼氏や彼女に連絡する予定ができると、相手は元カノや元彼との関りを自重したくなる心理が働くし、あなたも会った直後に声が聞けると安心できる。その様子から、どんな同窓会だったかもわかるだろう。
この対処法を実践すれば大きな問題にならないはずなので、試してみてほしい。
③共通の友達の集まりで元カノと会う彼氏、元彼と会う彼女の対処法
共通の友達の集まりで元カノと会う彼氏や、元彼と会う彼女については、最も対処の仕方が分かれるパターンだ。
「どの程度の繋がりか」という点が重視されるのはもちろんなのだが、意外と禁止にする人も多く、「同性だけの集まりにだけ行けばいい」と考える人も多い。
ここはお互いに束縛し合う形なら話し合いが折り合えることもあるので、普段の付き合い方も考慮しつつ、あなたの考え方で決断していこう。
「女の子がいるならダメ」「男の子がいるからダメ」という感じになると厳しいけど、お互いに譲り合う形なら円満に話し合えるケースがある。
ただ、第三者を巻き込む形で元彼・元カノと繋がりがある場合は、ある程度それを許す展開にもなりがちだ。私だったら「俺は元カノと会わないから、○○も元彼に会わないでほしい」と言うけど、あなたの価値観や付き合い方によっては合わない方法になると思う。
もし制限しないなら、最低限「朝帰りはしない」とか「彼氏がいる・彼女がいることを伝える」などのルール作りは必要になるので、あなたが安心できる方法を考えてみよう。
恋人が自分を尊重してくれる態度を取ってくれるだけでも、不安や心配は減ると思う。
SNSきっかけで元カノと会う彼氏、元彼と会う彼女の対処法
SNS関係で元恋人とつながりがある場合は、「フォローする必要があるのか」をまず判断して、必要なしと判断した場合についてはフォローを外すように言う人が多い。
元カノと繋がっている・元彼と繋がってる人を信用できない人が多いからだ。
この記事の前半で述べた通り、前に付き合っていた人とは復縁の可能性があるので、新しい彼氏・新しい彼女ができた際はつながりを断つのが礼儀にもなっている。まずは繋がっておく必要があるかないかを判断して対処の方向性を決めよう。
そして、繋がっておく必要がある場合についてだが、この場合はDMだけは禁止した方がいい。そう言う権利はあなたにあるので、元彼や元カノとメッセージのやり取りをされるのが嫌だったら、言い方を考えた上できちんと対応してもらうために自分の気持ちを伝えよう。
いいねについてはそれぞれで判断が分かれるけど、私だったら禁止する。そこまで強いつながりはいらないはずだからだ。「別れたからフォローを解除する(又はブロックする)」のが周りとの関係性を考えた時にまずいなら、相互フォローの関係だけ許すことにすると思う。ミュートしてもらうかどうかなど、細かいことはその後の行いを見て決めるだろう。
何度もこの記事で解説してきたけど、現彼氏・現彼女にとって昔付き合っていた人は警戒するべき相手だ。綺麗事だけじゃうまくいかないこともあるし、その問題で悩んでるストレスが恋人に向かうと、本当に悲しい結果を生んでしまう。
今回のテーマは対処の仕方にそれぞれの価値観が絡む問題だけど、もし恋人の元恋人のことで悩んでる場合は、多少わがままかもしれないと思ってもきちんと本音を話して毅然とした態度を取ってもらうようにお願いした方が良い。少なくても、20人以上と付き合ってきた私の経験ではそうだった。
今はインスタのDMが浮気の温床になっているので、本当に気を付けてほしい。
個人的なLINEから元カノと会う彼氏、元彼と会う彼女の対処法
個人的なLINEから元カノと会う彼氏、元彼と会う彼女は、特段の事情がない限り、もはや浮気をしてるに等しい。喧嘩腰な話し方になってしまうのもさすがにまずいが、きちんと話し合うようにしよう。
これが発覚しただけで別れる人もいるくらいの大問題である。
付き合ってる人がいるなら、2人で元カノと会わない・元彼と会わないのは常識である。事情があるなら事前に恋人の許可をとるのが普通で、自分の好きな人を誤解させないように配慮に配慮を重ねるのが当たり前の態度だ。
もし気軽に会っていた場合は、もう二度と2人で会わないことを約束させないと、あなたたちの付き合いが軽いものになってしまうので、厳しい態度をとるようにしよう。
この点については2つの見出しを使ってもう少し詳しく解説する。
元カノや元彼と会ってることを隠すのは最低だし、やましさを感じる
元カノや元カレと会っていることが分かった時、それが「バレた」という形なら本当に最低な行為であり、やましさすら感じるシチュエーションだ。
自分からきちんと説明するならまだしも、「バレなきゃいい」と思って元彼や元カノとこそこそ会うなら、二人の信頼関係を壊す行為以外の何物でもない。
「元カレと会っていることを隠された」「元カノと会っていることを隠された」という場合は、2人の信頼関係が損なわれたと判断して対処に当たる必要がある。
元カノと会った、元彼と会ったことより「隠し事をされた」ことが大問題
この状況で問題となるのは元カノや元彼と会っていたことを「隠したこと」である。会っている相手も相手だが、それ以上に隠れて他の異性と会っていた事実が重い。
浮気に認定するかは個人差があるけれど、隠すならバレた時にあらぬ疑いまでかかることは、やっている本人が考えないといけない問題であり、嘘までついて隠したなら、その気持ちは「ごめんね」で許されない領域だ。
特に浮気することや気持ちが移ることがなかったなら、こんな時はきちんと話し合いをして、確実に対処しよう。
感情的になってしまうのが普通だから言いたいことは言っても良いが、「これから」を考えるならお互いで本音の話をし、もし二人の考え方に違いがあったり、論点がいくつかあるなら時間をかけて向き合うべきだ。
その話し合いについては、何時間も時間をかけるべき重大な問題なので、絶対に妥協しないようにしよう。妥協するようなことがあれば、その分ストレートに浮気される確率が上がると心得た方がいい。
「裏切られた」ということがこの場合に重たいことだから、きちんと解決しないと、これから相手を信じて付き合っていくことが難しくなるし、実際にまた裏切られる。言いたくないことも言わないといけないのがこんな時だ。
カップルに取って「嘘」は関係を壊す問題だから、責めるだけにならないようにも注意して、これからどうしていくかの答えを2人で出していこう。
彼氏の元カノが連絡してくる、彼女の元彼が連絡してくる場合の対処法
最後に、彼氏の元カノが彼氏に連絡してくる、彼女の元カレが彼氏に連絡してくる場合の対処法を解説する。
自分が連絡をもらう立場だと「連絡を取るぐらいなら…」と思う人も多いので、よくカップルで問題になるところだ。
元彼や元カノと連絡を取らないでほしいと言うことに問題はない
別れた恋人が連絡してくる時、現在付き合ってるあなたが彼氏や彼女に対して「元カノ・元彼と連絡を取らないでほしいと言う」ことは基本的に問題ない。
私自身も言ったことがあるし、言われたこともある。しかも、複数の恋人からだ。
基本的には、新しい彼氏や彼女ができたら昔付き合ってた人とは連絡を取らない、会わないのが恋愛の常識である。
1回2回の連絡で、何か要件があったなら話は別だが、それがきっかけで「定期的に連絡をとる」のは止めるべきだし、彼女や彼氏は止める権利がある。
もちろん、ここはお互いの価値観が関係するため「恋人をコントロールする」ことはできない。話し合うべき問題だ。
元カノとLINEする彼氏、元彼とLINEする彼女への対処法
では、元カノとLINEする彼氏や、元彼とLINEする彼女には、どのように連絡を取らないようにしてもらうかというと、ストレートに「元カノとは連絡を取らないでほしい」と言うのが最もおすすめだ。
あなたの要望として恋人に伝える。
遠回しに言うより、ストレートに言う方がお互いにモヤモヤしないし、もし相手が「連絡を取るくらいなら問題ない」という価値観でも話し合いやすい。どっちが正しいかという話にならないからだ。
探り探り話をすると、疑いをかけられてる心理になって相手がイライラしやすいので注意しよう。
お互いに冷静な状態で話を聞くと「なぜ元彼・元カノと連絡を取るのか」理由を聞けたり、事情を聞けたりもするので、あなたの意見が通らなかった時でも安心できることが多い。
繰り返しになるけど、そもそも恋愛の常識では恋人を心配させないことが交際の根っこにあるため、昔そういう関係だった人と連絡を取り合うのが嫌だと思うのは普通の感覚である。
「好きだから心配になる」という点を強調すれば、好き同士の会話としてそこまでおかしな展開にはならないから、ストレスをため込んで恋人への態度がおかしくならない内に本音を話す勇気を持とう。
カップルの交際では「嫌なことは嫌だと言う」ことがうまく行くコツだ。我慢していると結局は何かの拍子に爆発してしまう。話してくれたら分かり合える内容も多いので、恋人を信じる力も大切である。
まとめ
今回は「元カノに会う彼氏」や「元彼と会う彼女」の理由と対処法について解説した。
嫉妬に絡む感情は恋人に伝えにくい気持ちだけど、言葉をうやむやにするとだんだん関係がこじれることがある。
カップルはなるべくコミュニケーションに素直になる方が上手く行くので、相手を思いやりながらも「思いやってもらう」ことも考えておこう。
信頼とは、浮気しないとか気持ちが離れないと言ったことだけでなく、きちんと向き合ってくれるとか、大切にしてくれると言う点も含まれる。話したくても話せないことで関係が悪化するのを防ごう。
女子は下の記事も参考にしてほしい。
関連記事: