意識しない状態から友達を好きになったら、自分の気持ちなのに友情と恋愛感情の境界線があいまいに感じることが多い。
特に長年の男友達を好きになったり、付き合いが長い女友達を好きになるとなおさらだが、親友を好きになった人に限らず、男友達を好きになったかもしれない、女友達を好きになったかもしれないと思ったら、戸惑いや迷いがあって気持ちは複雑だ。
女友達や男友達と接していると、好きかもしれないと思うところから自分の恋愛感情を疑うことがあるが、「一緒にいると楽しい」とか「一緒にいると落ち着ける」という気持ちは本当に好きになった時以外にも持つ気持ちであるため、恋愛感情と友情の違いが自分でも分からなくなることがある。
「自分は本当に友達を好きになったのだろうか？」と考えても、好きかもしれない友達と仲がいい時ほど、自分が持ってる感情の種類が分からないで混乱してしまうだろう。
そこでこの記事では、仲の良い異性の友達を好きになったかもしれない時、自分の気持ちを確かめるための９つの視点を解説する。
この記事の後半は、男友達を好きになった女性と、女友達を好きになった男性それぞれに、「友達のことが好きな人は今後どうするべきか（友達を好きになった後の対処法）」も解説するから、「女友達を好きになったのが辛い」「男友達を好きになったから気まずい」と思う人にも、恋愛の専門家の立場からアドバイスを送る。
友達を好きかもしれないと思ったら、その気持ちが恋愛感情か友情か確かめるために、その後はどう動くべきか明確にするために、ぜひこの記事を参考にしてみよう。
友達を好きになりそうな(好きになる手前の）状態についても解説するので、自分の気持ちがはっきりし、今後のアプローチ方法についても具体的にわかるはずだ。
- 友達を好きかもしれないと思ったら「その友達がいなくなったら何を思うか」考えてみる
- 友達を好きかもしれないなら、その友達に彼氏ができた時・彼女ができた時をイメージして自分の感情の種類を確かめる
- 友達を好きかもしれないと思ったら、「会いたい」という気持ちの種類を考えてみよう
- 友達を好きかもしれないと思ったら「気軽に触れることができるか」「触れられたらどう思うか」を考えてみる
- 友達を好きかもしれないと思ったら、その人が他の女子や男子と話してる時にどう思うか考えてみる
- 友達を好きになったかもしれない時は、「好きになる途中」や「好きになりそうな状態」からの発展も勘案する
- 友達を好きかもしれないなら「もし告白されたら付き合うか、付き合わないか」を考えると本当に好きなのか分かる
- 友達を好きかもしれないなら、二人で会ってみると自分の気持ちが分かる
- 「親友を好きになったかもしれない」と思ったら、距離を置いて考えると、友情と恋愛感情の違いが見えてくる
- 男友達を好きになった女性のこれからの恋愛の仕方：友達を好きになった女性は今後どうする？
- 女友達を好きになった男性のこれからの恋愛の仕方：友達を好きになった男性は今度どうする？
- まとめ
友達を好きかもしれないと思ったら「その友達がいなくなったら何を思うか」考えてみる
本人の心理的に、友情と恋愛感情の一番の違いは、対象に対して「強いエゴ（わがままな気持ち）」を持つかどうかだ。
男友達や女友達を好きになってないなら、友達に対して自分の強いエゴを押し付けることはないけど、もし友達を好きになっていたらすごくわがままな感情から自己都合を押し付けるような感情が沸く。
その中でも、特に注目するべき気持ちが「ずっとそばにいてほしい」という気持ちである。
あなたが好きか分からないという友達が、もし自分の前から居なくなったら、何を思うだろう？
例えば、留学に行くから1年会えないとか、本社への転勤で会えなくなるなど、友達に取って本来喜ばしい事情で自分の周りからいなくなることを想像した時、寂しい以外の感情から自分の都合で応援できないなら、友情ではなく恋愛感情を持った可能性が高い。
友達を好きになったら離れ離れになることが我慢できない
友達への友情の感情が恋愛感情に発展したとき、一番辛いのは「自分の周りからいなくなること」だ。
どんな理由で離れることになったとしても、とても個人的な感情の中で「自分のそばにいてほしい、ずっと一緒にいたい」と思うのが、人を好きになった時である。
付き合えないこと自体は友達を好きになった時も我慢できるのだが、「もう会えなくなること」は自分の気持ち的に我慢できない。じっとしていられないほどワナワナする気持ちを持つなら、友達を好きになったから自分の感情が抑えられないと判断するべきだ。
友達なら応援できるはずの「ポジティブな理由」で2人が離ればなれになる時、純粋に応援できないなら友情とは言えない。
「失いたくない」と本気で思うのはすごく個人的な感情で、恋愛感情まで発展した気持ちだ。
もし明日「○○に行くことになった、もう会えなくなる」と言われた時を想定した場合に、友達の立場にたって良いことか悪いことかを判断する前に、無条件に「嫌だ、離れたくない」と思ってネガティブな気持ちに支配されるなら、その友達を好きになったと判断するべき状況である。
何が何でも一緒にいたいと思うのは、その友達を好きになったから
ある男友達や女友達に対して理屈抜きで「一緒にいたいと強く願う」のは、好きになったからだ。
また会えると分かっていて、連絡を取り合えると分かっている状況の中で、「その友達が望んだ理由」で離ればなれになる時、寂しさ以外の感情で1週間以上つらい思いをする時は、もう好きになっている状態である。
男友達や女友達を本当に友達だと思っていれば、寂しいと思っても「自分の選んだ場所で頑張ってほしい」とか「離れ離れになっても関係は変わらない」など、ポジティブな気持ちも同時に持つ。
仲がいい異性と離れるのはつらいけど、友達だったら相手の立場も勘案して感情が動く。ショックを受けても、わりとすぐに応援してあげようと思える。
好きかもしれない友達を思い浮かべて離れ離れになる瞬間を想像すると、本当に友達を好きになったかどうかが分かる時がある。わがままなのが分かっていても「いなくならないでほしい」と思ってしまうなら、相手の男友達や女友達を友達以上に見ている。
友達を好きかもしれないなら、その友達に彼氏ができた時・彼女ができた時をイメージして自分の感情の種類を確かめる
恋愛におけるエゴは、「自分のものにしたい」という感情ともかかわる。
もちろん人はモノじゃないから、付き合ったとしても本当に自分のモノになるわけじゃないのだが、それでも「好きな人の気持ちがほしくなる」のが恋愛感情だ。
好きになりそうな友達や、好きかもしれないと思う友達にもし恋人ができたら、あなたは何を思うだろう？
好きな人と付き合うことになったその友達の恋愛を、応援することができるだろうか？
友達関係も単純じゃないから、仲の良い友達に恋人ができた時は複雑な感情を持つこともあるのだけど、想像するだけでもソワソワしたりワナワナする気持ちを持つなら、もう好きになっているかもしれない。
友達を好きになったら、「誰のものにもなってほしくない」という心理を持つ
友達関係から恋愛関係に発展するときは、「誰のものにもなってほしくない」と思うことから「好きになっていたことに気付く」ということがある。
典型的な例を挙げるなら、「恋愛相談された場合」などがあるあるだ。
あなたが好きかもしれないと思う男友達や女友達から好きな人ができたと言われたら、あなたは「うまく行ってほしい」と思えるだろうか？
普通、友達の恋なら応援したい気持ちの方が強くなるところ、「取られる」って気持ちが焦りにまでなるなら、友達関係の先にまで気持ちが発展していると思われる。
友達を好きになったかもしれないと疑っていても、もし友情の気持ちだったら嫉妬の方向は「自分も好きな人と付き合いたい」という方向へ向くだろうし、「彼氏持ちや彼女持ちになるのが羨ましい」という気持ちになる。
あなたが気持ちを疑う男友達や女友達に、恋人ができた時や恋愛相談された時のことを想像してみると、自分が相手に向ける気持ちが友情か恋愛感情か見えてくるはずだ。
友達を好きかもしれないと思ったら、「会いたい」という気持ちの種類を考えてみよう
上の記事で説明している「好きな人と友達の違い」で、以下の言葉を紹介している。
理由もなく会えるのが友達で、
理由がないと会わないのが知り合いで、
理由を作って会いたくなるのが好きな人。
どれだけ仲が良い友達であっても、頻繁に「理由を作ってでも会いたくなる」というのは友達に寄せる気持ちではない。
会いたいと思わないのが友達という意味ではなく、会いたいと思って理由を探す機会が多くなれば、それはやはり特別な感情（＝恋愛感情）にまで自分の気持ちが高まっている証左である。
すきかもしれないと思うその友達は、理由を作ってでも会いたいとよく思う人だろうか？
学校や職場で日常的に会う人でも、少し離れた時にどう思うか考えてみると、また違った自分の気持ちに気付くかもしれない。
男友達を好きになった、女友達を好きになったら、LINEだけじゃ我慢できないで「会いたい」と思う
好きな人に会いたい気持ちはLINEだけじゃ満たされない気持ちだから、もし男友達を好きになったり、女友達を好きになったら、連絡を取り合ってる時にむしろ会いたい気持ちが高まる。
頻繁にLINEしてるなら相手とコミュニケーションが取れてる状態にある程度満足できるのだが、逆に無性に会いたくなるのは好きな人だからだ。
これは好きになりそうな時にも持つ気持ちだが、いずれにしても友情の気持ちを超えてきているサインだ。
同性の友達だったら連絡を取り合ってることに安心感があって、つながってる感じが心地良いと思うところ、異性の友達を好きになったら1つのLINEで感情の振れ幅が大きい。
LINEしてる中で「いま何してるんだろう？」「私（俺）からLINEきてどう思ってるだろう？」「なんかの流れで会う約束ができないかな？」と妄想が膨らむ場合は、友達を好きになった可能性が高い状況だ。
連絡を取り合ってる時の気持ちを考えてみると「好きになったか友達だと思ってるのか」が分かることがある。
友達を好きかもしれないと思ったら「気軽に触れることができるか」「触れられたらどう思うか」を考えてみる
仲がいい男友達や女友達を好きかもしれないと思ったら、自分が意識してしまってるかどうかを判断したくなると思うが、そこを具体化するには「気軽に触れることができるか、相手から触れられたらどう思うか」を振り返ってみると良い。
自分が友達を意識しているなら、こういったスキンシップやボディタッチで友達には持たないはずの感情を持つ。友情なら何にも気にしないことが恋愛感情だと違いが出るのだ。
友達を好きになったか分からないなら「自分の感覚」から考えると答えが出ることがある
自分の好きという感情に疎い人は、頭の中で考えても本当に好きになったか分からないことがよくある。
もしあなたがそうなら、相手から触れられた時に「自分が反射的に何を思うか」に注目すると、友情と恋愛感情の違いを見抜くポイントになる。
男友達や女友達を好きになると「友達を好きになってしまった」と表現することがあるけど、恋愛感情は辛い・しんどい気持ちにもさせるから、自分自身で好きになることにブレーキをかけたい心理が働きやすい。
本当は友達を好きになったのに認めたくないと思ってる場合も多々あるのだ。
この状態にある人が自分の気持ちを考える時に有効なのが「直感的な感覚から自分の気持ちを知ること」なので、友達に触れられた時の気持ちはすごく重要な意味を持っている。
この話をした後だと好きじゃないのに意識してしまうことがあるから、「最近のこと(直近のエピソード）」で振り返ってみると、「他の男友達（女友達）は普通なのに○○だけ感覚が違う」と思う人もいるはずだ。
友達を好きになったか分からない女性や男性は、理屈を考えるよりも「自分の感覚」を振り返る方が答えが出る確率が高い。ドキドキするとか、キュンとするなら、既に友達を好きになった後かもしれない。
友達から触れてこないなら、自分から触れると「友達を好きになったか確かめる方法」になる
このパートを読んだ人の中には、好きかもしれない友達に触れることがない・触れられることがないという人もいると思うけど、友達を好きになったか確かめたいなら、自分から触れてみるのがおすすめだ。
具体的には下の記事で解説しているので、参考にしてみよう。
友達だと思ってたのに好きになったかもしれないという人などは、自分から触れてみることでより気持ちがはっきりしやすい。仲がいい男友達や女友達の場合に特に有効な方法だ。
友達を好きかもしれないと思ったら、その人が他の女子や男子と話してる時にどう思うか考えてみる
嫉妬の感情は自分の中に芽生えた恋愛感情に気付く瞬間としてあまりにも有名なきっかけだ。
先ほども触れているが、もっと日常的にあり得る機会は「他の女子と話してるのを見た時や、他の男子と話してるのを見た時に何を思うか」である。
ただの友達なら、嫉妬の感情はすごく友達的になる。自分以外の人と仲良くする友達に「友情関係」から嫉妬をすることもあるが、ワナワナするような感情とは別に、もっと「漠然とした不安」を抱くのが友達だと思ってる相手だ。
友達に嫉妬したら好きになったサイン
嫉妬に絡む感情は複雑な気持ちにさせるから余計に混乱する人もいるのだが、嫉妬をきっかけに「これって好きってこと？」と疑う場面は、もう好きになっていることがほとんどだ。
友達を好きになったら、嫉妬の気持ちから自分の中の恋愛感情に気づくことが多いのである。
本当に友達として好きなだけなら、「あの子が好きなの？」とか「何かいい感じじゃん」なんて冷やかしたくなったり、詳しく恋バナが聞きたくなったりするだけだ。
ワクワクするような感覚に近くて、友達のことを深く知りたい心理になる。それこそ、人の恋路が気になる心理になるのが「友達だと思ってる異性」である。
もしあなたが好きかもしれないと思う友達への嫉妬をきっかけに「ムカつく」「イライラする」としたら、やっぱり恋愛感情なのだと思う。
他の男子と話してるとつっかかりたくなるとか、他の女子と話してると邪魔したくなるくらいイライラするなら、男女の友情としてはあまりに不自然だ。
友達を好きになったかもしれない時は、「好きになる途中」や「好きになりそうな状態」からの発展も勘案する
仲の良い友達が好きか分からない時というのは、好きになる途中の可能性がある。
「友達を好きになりそう」とか「男友達や女友達が気になるかも」と思ったら、その後の経過を見守る意識も大切になることがある。
友達を好きになりそうな時は、本当に好きになるまで時間がかかる恋愛がある
ある男友達や女友達を好きになりそうだと思って、自分の気持ちを確認していく内に急に意識し始めたなら、「好きか分からない」と考えたことがきっかけで友達を好きになっていく可能性がある。
一気に好きになるより、だんだん好きになるタイプは、友達を好きになったかもしれない、友達を好きになりそうと思って悩む期間が長くなりがちだ。
恋愛は意識することから始まるけど、それが出会った頃なのか仲良くなった後なのかは、意外にその恋愛ごとに違う。
つまり、友達を好きになりそうな時は、本当に好きになるまで時間がかかる場合もあるし、「好きかもしれないと思ったけどやっぱり違った」ということも起こるということ。
友達を好きか分からない時は、気持ちが揺れ動くことも考慮して、数週間から長い場合は1か月以上のあいだ経過を見ることも重要だ。
気になる人と好きな人の違いは何か具体的な条件があるわけじゃないので、いつの間にか好きになるなら、それは「あれ？」って思う一瞬の違和感の積み重ねになることもある。
特に女性の恋愛感情はゆっくり育つ面があるので、男友達を好きになった時は気づくのに時間がかかる場合が多い。
あなたの恋愛傾向次第でもあるのだけど、好きになろうとしても好きになれないのが「恋愛」だから、どんな事情があれ、いつの間にか気になる存在になったということは、その後に好きになっても全然変じゃない。
友達を好きになったかもしれないと思ったら、その時点から自分の気持ちがどう変わっていくか確かめてみよう。
好きかもしれないと思うこと自体が意識してるということなので、好きになる途中にいる可能性がある。
友達を好きかもしれないなら「もし告白されたら付き合うか、付き合わないか」を考えると本当に好きなのか分かる
友達を好きになったかもしれない時、そのまま気持ちを育てるのか忘れるのかは、なるべく早めに判断したいポイントだ。
成り行きに任せるのも悪くないのだけど、少なくても「付き合いたくない」と思う友達なら、一時的にでも距離を置いて普通の友達として見られるようにするべきとも思う。友達を好きになると「気まずい」と思ってしまい、関係がぎくしゃくしてしまうこともあるからだ。
期待とか不安とかを抜きにして、あなたがその友達からもし告白されたら、付き合うだろうか？それとも、付き合わないだろうか？
この質問は自分自身の気持ちを確かめるのに有効で、付き合っている姿がどうしても想像できないなら「気の迷い」としか言いようがない。
「そうなったらいいな」って、ニヤニヤするならもう好きになった後なのだろう。真剣に考えてしまうのも恋愛感情を持っている可能性がかなり高い状況だ。
たとえ親友を好きになった場合でも、本当は好きじゃないなら「手を繋いで歩く」ような場面を思い浮かべると、ちょっと気持ち悪い感覚になる。
普通の感覚では、友達と自分が付き合っている姿を想像すると、多少なりとも嫌悪感を持つ。友情と愛情は本来かなり遠い場所にあるはずのものだから、具体的に想像するとアレルギーを感じるはずだ。
しかし、「カップルとして付き合うのも悪くない」と思う中で男女が仲を深めていけば、高い確率で「恋愛」が絡んでいくのも事実である。
「俺じゃ無理な相手」とか「私には届かない」と思うなら、好きか好きじゃないかの視点ではもう好きになった後のただの言い訳をしてる状態だ。
友達を好きになったら辛いと思うことの方が多いから、その恋愛感情から逃げたくなる心理を持ちやすい。
手を繋いで歩いてる時や、ハグしてる時などを思い浮かべてキュンとするなら、友情から恋愛感情に変わったサインだと判断しよう。今まで友達を好きになったことがない男性や女性でも、特別な人との出会いではまた違う恋愛観になる場合もある。
友達を好きかもしれないなら、二人で会ってみると自分の気持ちが分かる
男友達を好きになってしまったかもしれない、女友達を好きになってしまったかもしれないなら、「二人で会ってみる」とより自分の気持ちがはっきりする。
踏み込むことで気まずくなるリスクはあるものの、学校や職場だけの付き合いだった場合や、グループ交際だけだったなら、二人で会ってみると色々と思うことがあるだろう。
友達を好きかもしれないと思う時は、「どうせ相手は好きじゃない」とか「自分だけが好きになってしまった」と思うことも多くて「叶わない恋だから自分の気持ちもあやふやにしている」というパターンがある。
でも、何もアプローチしないのであれば相手の気持ちは分からないと考えるべきで、少し踏み込む程度であればその後の対応の仕方で気まずくなることはない。
積極的に自分の気持ちを確かめたい人は、好きかもしれない友達を食事に誘う・デートに誘うことで自分自身の気持ちにも踏み込んでみると良い。
この方法は私自身も経験があって、「友達を好きになっていた」と確信する機会になったこともあれば、「やっぱり恋愛感情じゃなかった」と確信するきっかけになったこともあった。
いずれにしても、女友達や男友達を好きになったかもしれないと思った時点で二人で会うと、友情か恋愛感情かの判断はかなり明確になると経験を持って言える。答えを出したいなら試してみてほしい方法だ。
誘い方が分からないなら、下の記事を参考にしてみよう。
「親友を好きになったかもしれない」と思ったら、距離を置いて考えると、友情と恋愛感情の違いが見えてくる
友達よりさらに距離が近い「親友を好きになったかもしれない時」は、そのまま友達付き合いを続けていても友情か恋愛感情かの判断は進まないことが多い。
親友を相手に友達を好きになったかもしれないと思う時は、好きな人と友達の両面の性質を持ってしまうからだ。
私自身の経験を振り返っても、親友を好きになった場合は「好きな人か友達か」という観点で完全に線引きできないと感じてきた。相手が近すぎて感情の種類が判別不可能なのだ。
失うリスクも高いから、自分の気持ちをごまかしてしまうことも多いだろう。
こんな状況に悩んでる人は、親友と距離を置いて考えるようにしよう。会ってもそっけない態度を取って「急にどうしたんだろう？」と思われるくらい距離を取り、LINEもしないで自分の気持ちと向き合ってみると、ただの友情じゃないと気付くこともあるはずだ。
ただし、この方法で自分の気持ちを確かめると「好きな人から嫌われるリスク」が気になると思う。好きかもしれない人に冷たい態度を取るのは悪影響を心配するのが当然だ。
しかし、親友を好きになった時は駆け引きが必要で、自分の気持ちを確かめるために置く距離に相手が気づいた時は、相手もあなたのことを考えてくれるというメリットがある。本当に好きになっていた場合でも、恋愛の進め方的に優位性のある方法だ。
- 親友を好きになった時は、友達関係を卒業するために、いずれにしても駆け引きが必要
- 距離を置いて考えると、相手も自分のことを考えてくれるから「駆け引きの効果」を狙える
一瞬は気まずい雰囲気が漂うとしても、それがあなたたちが恋愛関係になるために必要な緊張感を生んで「お互いに意識すること」へ作用する。
もし好きじゃなかったと気付いたなら、普通に接することで親友関係はすぐに修復できるので、実は本質的にはデメリットがない方法である。「急にどうしたの？」と聞かれても、「ちょっと嫌なことあってさ」と言っておけば、「そっか」と言ってくれる。
普通に話しかけるのを何回か繰り返せばまた元通りに戻れるから、ちゃんと自分の気持ちが知りたいと思ったら、親友については一旦距離を取るのが正解だ。
男友達を好きになった女性のこれからの恋愛の仕方：友達を好きになった女性は今後どうする？
この記事を読んで、「男友達を好きになった」と確信した女性は、ここで解説する7つのアプローチにチャレンジしてみよう。
男友達をすきになったら、今までの印象を味方につけるために「ギャップ」を意識して彼と接する
男友達を好きになったら、好きになった時点から急にアプローチすることに大きな抵抗を覚える女性がすごく多いのだが、今までの印象については「ギャップになる」と思って気持ちを切り替えることが重要になる。
そもそもギャップは友達を好きになるきっかけのあるあるになっているから、「キャラじゃないから恥ずかしい」とか「いきなり女を出すと引かれるのが怖い」と心配する気持ちは「ギャップ萌えさせられるかもしれない」と期待する気持ちに変えて、勇気を出すことが大切だ。
友達だと思っていた男友達の接し方は、これまで態度が悪くなったり、男っぽく振る舞うこともあったと思うが、男友達を好きになったと確信したならギャップを意識して接し方を変えよう。
やはり、友達を好きになった時も女らしい態度で接するのは、女性の恋愛の基本である。男っぽいサバサバした態度をとる女性は、女友達だったら「付き合いやすい」と思うけど、「付き合いたい対象」としては低評価になることが多い。
男友達を好きになった女性は、これからは女らしい態度をとる瞬間を増やしていこう。
男友達を好きになったら、ちょっとずつ好意をアピールする
男友達を好きになったら、段階的にちょっとずつ好意をアピールして、いきなり雰囲気が変わらないように配慮しながらも、あなたの気持ちにうっすら気づいていく状況を作ろう。
恋愛アプローチは大胆なものばかりだと思ってる女性もいるけど、実際の恋愛ではレベルが様々ある。
やんわりアピールする方法を実践していけば、あなたが内心で思う気まずい雰囲気が表面化することはないから、ちょっとずつ頑張ってみよう。方法がわからないなら、下の記事が参考になる。
男友達を好きになると女として見てもらない状況からの恋愛になりやすいので、段階的に好意を伝えていくことで、今までの方向性を軌道修正していく必要がある。
男友達への好意の伝え方は色々あるけど、「褒める」のが最も自然な方法になるので次で解説する。
男友達を好きになったら、LINEと会ってる時の両方で彼を褒める
女性が男性に好意をアピールする方法で、最もオーソドックかつポピュラーなのが、好きな人を褒めることである。
友達同士でも異性ならストレートに「かっこいい」と言うことは少ないし、褒めるよりもからかう・ボケる感じになることが多いため、意識的に褒め言葉を増やすと男友達から意識されやすい。
最初はLINEから始めると比較的簡単なので、言葉にする意識を持って彼を褒めてあげて、その流れで会ってる時に面と向かって褒めることにもチャレンジしてみよう。
男性心理では、自分のことを好きな女子を意識する傾向が強いため、ちょっとした褒め言葉で良いから、褒める頻度を増やすことで「もしかしたら（好きなのかも…）」を考えさせよう。
褒めるのが苦手な女子は下の記事を参考にすると良い。
男友達を好きになったら、会う時間と会う回数を増やすアプローチに頑張る
男友達を好きになったか確かめる方法としても紹介したが、男友達へのアプローチしても「会う時間と量」を増やすことは非常に重要な意味がある。
特に仲がいい男友達を好きになった女性は、友達のノリで良いから二人で会うきっかけをなるべくたくさん作ろう。
これは、好きな人と友達である時の基本的なアプローチ方法で、恋愛感情を隠しながらも友達関係を生かしながら二人の距離をゼロに近づけていくことで、好きな人にも「いつの間にか好きになっていた」という状況を作り出すアプローチ方法だ。
友達同士と言えども男女はきっかけ次第で友情が壊れるけど、それを良い意味で誘発させるには「一緒にいる時間の量」が多ければ多いほどいい。
もちろん、好きっぽい雰囲気を出さないと一度固定された友達関係は簡単に恋愛に発展しないが、二人で会える関係になるなら「ゼロ距離（友達以上恋人未満くらいのイメージ）」を目指して軽い誘いを繰り返そう。
どんな言い訳や口実を用意したとしても、二人で会おうとすること自体が恋愛アプローチになるので、回数を増やすとそれだけで伝わるものもある。
男友達を好きになったら、じゃれ合う雰囲気で距離を縮める
男友達を好きになったら友達のノリを生かすのが１つの方向性だが、その点でおすすめしたいのが「じゃれ合う雰囲気で距離を縮める」ことだ。
二人の距離感は関係性を表すだけでなく、相手に持つ気持ちも表す。あなたが物理的距離を詰めると、男性心理では漠然とした好意を感じるから、好意のアピールになるし、先ほど言った二人の距離を縮める効果もある。
男友達を好きかもしれないと思うところから好きだと確信した女性は、今までより一歩距離を縮める瞬間を意識的に作っていこう。
友達関係を生かすなら、笑い話をしてる時にじゃれ合う雰囲気でくっつくのがおすすめだ。繰り返していくと、2人の雰囲気が変わってくる。
常に距離を詰めると圧力がかかってしまうので、「ある瞬間この時だけ」と思ってやってみると雰囲気が変えられる。
男友達を好きになったら、もっと深い話ができるように相談する、彼が元気がない時に励ます
男友達を好きになったら、物理的な距離感だけじゃなく、精神的な距離を縮めたい。
そのために効果的なのが、「相談する」「励ます」ことだ。
こういった踏み込んだアプローチは、好きな人が男友達だからできることだ。
仲良くないと好きな人に踏み込むことが逆効果になることもあるが、男友達だと言えるくらい仲がいいなら、もう一歩だけ精神的な距離を縮める行動に「友達だから」と言い訳できる。
このアプローチが成功すると、本当にいつの間にか付き合ってたということも起こる。もし好意がアピールできないなら友達の雰囲気で良いから、あなたが悩んでる時と相手が悩んでる時に「深い話ができる関係性」を作って、男友達の特別な存在になってみよう。
深い話ができる異性の友達をある瞬間に意識する男性はたくさんいるから、この方法だけだと時間がかかる恋愛になるけど、奥手な女性にもおすすめのアプローチだ。
男友達を好きになったら、少しだけ特別扱いする
直接的に好きだと伝えられない女性は、好きになった男友達を少しだけ特別扱いすることで間接的に好意を伝える方法からチャレンジすると、今までの雰囲気を変えずにちょっとずつ好意が伝わっていく。
男性心理だとあんまりあからさまなのは嫌がる傾向があるのだが、自分にだけ態度が違う女子は意識しやすいし、遠まわしに好意を伝えようとする女子は健気な感じがして男子ウケするので、好きな人ができても何もできない女子などにはおすすめだ。
もちろん、その他のアプローチと合わせて行うことでより意識させられる効果もあるから、積極的な女子にも恋愛アプローチしてやってみてほしいことである。
さらに詳しく知りたい人は、下の記事も参考にしてほしい。
女友達を好きになった男性のこれからの恋愛の仕方：友達を好きになった男性は今度どうする？
女友達を好きになった男性は、ここで解説する７つのコツを意識しながらアプローチをしてみよう。
女友達を好きになったら、マメに連絡して、マメに話しかける
女友達を好きになったら、とにかくマメにかかわりを持つのがアプローチのコツだ。
急に男を出すことで変に意識させようとするより、まず彼女の一番近い存在になった方が友達から付き合える可能性が高い。
たとえば、毎日短いLINEを繰り返したり、毎日話しかけたりを繰り返して、彼女が見たあなたが「一番仲がいい男子のポジション」を取ろう。
アプローチの前段階的な話だけど、この状態から女友達にアプローチすると、その他のアプローチが響きやすくなる。ただ仲がいい男友達より、自分のことを気にかけてくれる男友達だと思われるように、接触を増やしていこう。
女友達を好きになったら精神的に彼女を支えるアプローチをする
マメにかかわりを持っていると、女友達は色々な内容の話をしてくれるようになる。自分を構ってくれる男友達を信用・信頼するようになるからだ。
女友達を好きになった男性はここで「頼りがいをアピールする」のが女友達に意識させるコツなので、相談事や彼女の愚痴をしっかり聞いてあげるようにしよう。
「俺には何でも話していいよ」と暗に伝えることができると、女性はあなたに包容力も感じる。
様々な内容の会話ができたら、ただノリがいい会話だけしている時とは恋愛的に差がつけられるので、聞き上手な男性をイメージして彼女が気を遣わずに聞いてほしい話ができる雰囲気を作ろう。
女性との恋愛は、心の距離を近づけていくことで男性のイメージよりずっと親しくなれる。最初から好きにさせようと圧力をかけるより「もっと話したいと思う男友達」や「居心地がいい男友達」をイメージしてアプローチするようにしよう。
女友達を好きになった時も、二人きりの時間をできるだけ作ることが大切
これまでのアプローチで他の男子にはしない話をし始めたら、食事や飲みに誘って二人の時間を増やしていくアプローチを始める。
どんな恋愛の形でも、やっぱり意識する瞬間や好きになる瞬間は「二人でいる時」に偏っている。深い話ができるようになったら、それを口実に二人で会うきっかけを作っていくと良い。
誘う段階からおどおどしていると男らしさもないため、この段階までは「友達として」という雰囲気で良いから、とにかく堂々と誘うのがポイントだ。
ちょっと照れるくらいなら問題ないから、そこまでハードルを高く見ないで、食事に誘うこと自体がやんわり意識させる方法の1つだと思ってやってみてほしい。
女友達を落とすには、食事や飲みだけじゃなく、デートをすること
女友達と何度かご飯に行ったら、その流れの中で「きちんとしたデートをするタイミング」を計っていこう。
ただ話を聞いてあげて精神的に支えるだけでは、ある瞬間に意識してもらったとしてもすぐに友達だと割り切られてしまう。
ちゃんと好意があって誘ってるんだという点を少しずつ明確にする意味でも、デートに誘うタイミングは逃してはいけない。
どうしても照れて誘えない男性は、「女性向けのプレゼントを選ぶ買い物に付き合ってもらう」「男同士じゃ行きにくい行ったことない場所に付き合ってもらう」という女友達を誘う時のあるあるから口実を選ぶと良い。
ご飯に行く関係から二人で遊びに行く関係になれたら、ちょっとは「どういうつもりで誘ってるんだろう？」と考えさせることができる。
この状態でデート中に女友達を褒めたり、好意を匂合わせたりすれば心への響き方が違うから、デートに行けたら少しずつ口説くような会話も入れていこう。
女性は男性よりどこかに遊びに行きたいという心理が強く、日常を華やかにしたい心理が強い。ただ食事に行く、飲みに行くだけでは、女性の恋愛に必要な「トキメキ」が与えられないから、デートすることは非常に重要だ。
女子が喜びそうなところに2人で出かけよう。
女友達を好きになった際、仲良くなるだけじゃ彼女の気持ちが動かないなら、押し引きする
女友達を好きになったら「完全に友達だと思われてる」という状況に悩むことも多いのだが、もし距離を縮めるアプローチが裏目に出て友達感が強まった時は、押し引きすることで彼女を気を引くようにしよう。
仲良くしてくれてた男友達が離れていくと、女性心理では思った以上に気になる存在になる。
女性の場合は「何か悪いことしたかな？」「急にどうしたんだろう？」と思って気になっていくので、女友達を対象に正攻法のアプローチから緊張感がない状況になった時は、押してばかりいないで引いてみるのがおすすめだ。
これはあくまでも押した男子が有効なアプローチなので、なかなか話しかけられないなど、アプローチ不足の男子はしっかり押していくことが重要である。引いてばかりの恋愛はしないように注意しよう。
「押してもダメなら引いてみる」と言うイメージなので、友達扱いがひどい時や意識されてないのが濃厚な時におすすめである。
女友達を好きになったら、彼女にだけ優しくする！女友達にアプローチの意味で優しくするなら、他の女子と明確に差をつけること
恋愛が苦手な男性は、女友達を好きになった時にみんなに優しくなるのが特徴だが、これでは好きになった人の気持ちを掴むことができない。
恋愛アプローチとして優しくするなら、好きな女友達にだけ特別な態度を取ろう。その方が女性目線でキュンとするし、あなたの行動や態度の意味を考えてくれる。
恋愛初心者にはちょっと難しいのだが、あくまでもアプローチで行うことは、すべて好きな人に届く方法でないとあまり意味がない。
あなたが他の人に取る態度は好きな人も見ているから、みんなに優しいのは性格が良い人とのイメージにつながるのだが、女性は自分にとる態度で相手の気持ちを量るから、他の女子に優しくしても逆効果になってしまうことさえある。
優しさアピールするなら、好きになった女友達にだけ優しくすることで、性格的に優しい人だと思ってもらうだけでなく、好意を疑わせるようにしよう。
女友達を好きになったら、女友達に男らしさをアピールしよう！時には「優しい厳しさ」の表現もおすすめ
女友達を好きになったら「自分を意識させるにはどうしたらいいか」に悩むと思うけど、男らしさをアピールしたいと思ったら、心配の気持ちを源泉にした「優しい厳しさ」の表現がおすすめだ。
たとえば、「彼女のことを思って注意する」とか、「心配だからお節介になる」など、ただの友達なら放置するところで彼女に踏み込むと、二人の関係がちょっと特別になる効果がある。
「どうしてそんなこと言うの？」という雰囲気になることもあるのだが、そんな瞬間こそ「好きだから気になるんだよ」と匂わせられると良い。
女性同士のコミュニケーションは共感と共有が主な中、男友達から優しい厳しさで心配されると、男らしさを感じるだけでなく、女性は大切にされてる感覚も覚える。
ここは解説が非常に難しくて、分類するなら高度な恋愛テクニックなのだが、ただ優しいだけの男が友達止まりになるイメージを持って読んでもらえると、少しは理解しやすいと思う。
異性の友達には精神的にある程度の距離を持って接するところ、必要以上に心配する理由は特別な気持ちがあるから（好きだから）だと女性心理では思う。だんだんそれが伝わるイメージだ。
女性心理は放置を嫌うところがあって、積極的に自分と関わってくれる人に惹かれやすいという特徴があるから、「（恋愛対象外という意味の）いい人にならない」ためにも、話を合わせるだけの男友達にはならないように注意してほしい。
さらに詳しく知りたい人は下の記事が参考になる。
まとめ
今回は「友達を好きになったかもしれない時、気持ちを確かめるための９つの視点」を解説した。
後半は、友達を好きになったと確信した人向けに、男女それぞれにこれからの恋愛の進め方も解説したので、ぜひ総合的に参考にしてほしい。
ある友達に対して「ただ仲が良いだけか、それとも恋愛感情を持ったのか」気になったら、この記事で取り上げた方法で自分の気持ちを確かめよう。
最近「好き」って感情が分からないという人も増えてきて、ただでさえ難しい「友達と好きな人の違い」に迷う人がより多くなっている。
自分の気持ちを知りたいだけなら時間をかけることでいずれ答えは出るけれど、それだけじゃないのが「人間関係」なので、時と場合によって自分が納得できる答えを出すのが「必要なこと」になることがある。
友達のことが好きかもしれない、友達を好きになったかもしれないと思ったら、複雑な関係にしないように、適切なタイミングで自分から向きあって考えてみよう。
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