「何で好きじゃない人に嫉妬するんだろ、好きでもないなら嫉妬しないんじゃないの?」
誰かに嫉妬したり焼きもちを焼く気持ちは、自分でコントロールできない “感情” が原因だから、ときどき自分が嫉妬している理由が分からないで混乱してしまうことがある。
中には「何でこの人に嫉妬するんだろう?」と考えてしまうこともあって、「嫉妬するのは好きだから?」と思ったり、好きじゃないけど取られたくないと思ったり、男友達や女友達への嫉妬は複雑な感情が交錯する。
逆に、立場が変わって「何でこの人に嫉妬されるの?」と思うことも日常にはあって、焼きもちを焼かれる相手になると「この人、私(俺)のことが好きだから嫉妬するのかな?」なんて、焼きもちや嫉妬の理由と心理を考えてしまう。
そんな「嫉妬」や「焼きもち」の気持ちは通常、恋愛感情が原因であることが多いものの、好きな人にのみ抱く感情ではないところが難しいところだ。
好きじゃない人にも抱く感情だし、恋愛関係ではない人から嫉妬されることもある。男友達に嫉妬する女、女友達に嫉妬する男も異常ではないのだが、「なぜ?」「どうして?」を考えると答えが分からない人がたくさんいる状況である。
そこで今回は、「嫉妬や焼きもちは好きじゃない人にもするの?」という問いに答えを出しながら、好きでもない人に嫉妬や焼きもちを焼く理由や心理を解説する。
あなたのパターンも含まれていると思うので、ぜひ最後まで読んでみてほしい。好きな人以外に嫉妬する原因を解決しよう。
この記事のラストでは、「男友達から嫉妬された女子」「女友達から嫉妬された男子」の理由と対処法についても解説している。
自分に嫉妬してくる異性がいる人は最後の見出しを確認してみよう。
- 嫉妬するのは好きだから?人は好きじゃないのに嫉妬する、好きでもないのに焼きもちを焼くことがある
- 自分のことを好きだと思っている相手に嫉妬する心理
- 男友達に嫉妬する女性や、女友達に嫉妬する男性は、好きじゃなくてもその友達の「自分より仲が良い異性」に嫉妬することがある
- 好きじゃない状況でも「他人の幸せへの妬み」は嫉妬の理由に!友達の幸せにやきもちを焼く心理
- 異性も同じ人間!「自分よりも下だ」とか「劣っているはずだ」と思う気持ちが、嫉妬の理由になり得る
- 半分は恋愛感情?好きじゃないけど気になる人に嫉妬するなら、好きになりかけているのかもしれない
- 好きじゃない人に嫉妬する時、理由や原因を考える際のポイント:異性に嫉妬する理由を明確にするコツ
- 男友達に嫉妬された、女友達に嫉妬された時の理由と対処法
- まとめ
嫉妬するのは好きだから?人は好きじゃないのに嫉妬する、好きでもないのに焼きもちを焼くことがある
誰かに嫉妬すると「嫉妬するのは好きだから?」と考えてしまうけど、嫉妬や焼きもちの気持ちは、確かに「恋愛感情」が絡みやすい感情であることは間違いない。
男女間に嫉妬する嫉妬される関係が起こるとしたら、日常に多いパターンは「好きだから」という理由で説明できることが多い感情だ。
しかし、人は好きじゃない人に嫉妬することもあるので、嫉妬と恋愛感情の関係に矛盾を感じたら、まずは「嫉妬」という言葉の意味を正確に理解することが大切になる。
好きじゃない男友達に嫉妬する理由・好きじゃない女友達に嫉妬する理由を詳しく解説する前に、辞書的な解説から基本である「嫉妬の意味」を押さえておこう。
嫉妬とは(言葉の意味)
嫉妬
- 自分よりもすぐれている人をうらやみねたむこと。「他人の出世をーする」
- 自分の愛する者の愛情が、他の人に向けられるのを恨み憎むこと。やきもち。悋気(りんき)。「夫の浮気相手にーする」
上の説明を読んでもらうと理解できるように、嫉妬する気持ちとは、
- 自分よりも優れた相手に抱く気持ち
- 好きな人が自分以外のほかの人に愛情を向けた時に抱く気持ち
であることが分かる。
ただし、「嫉妬の気持ち」は辞書じゃ説明しきれない!嫉妬する対象は非常に多く、複雑になる
言葉の意味を調べると、やはり「好き」という感情以外に嫉妬する理由があることが分かるのだが、問題は辞書だけでは説明しきれていないところもあるという点だ。
たとえば、「好きじゃないけど他の男や女に取られたくないから嫉妬する」とか「振ったのに嫉妬する」など、異性に嫉妬する理由や原因は非常に複雑な感情が絡む。
しかも、恋愛感情がまったくない同性に嫉妬することさえあるのだから、人が嫉妬する対象は非常に多く、複雑になるのが特徴だ。
何とも思ってない人に嫉妬したことがある人はたくさんいるし、好きな人以外に独占欲を持つこともあって、嫉妬する対象は恋愛感情を持つ相手だけじゃない。
ここまでで前提知識を押さえた上で、次の見出しからは彼氏や彼女、好きな人以外に嫉妬や焼きもちをやく理由をもっと詳しく説明していく。
自分のことを好きだと思っている相手に嫉妬する心理
私自身も “好きじゃないのに嫉妬する” ということがあるのだが、好きじゃない人への嫉妬で経験上一番多かったのが「自分のことを好きなはずなのに、その人が誰かに愛情を向けている態度を見て嫉妬する」ことだった。
たとえば、自分にアプローチしている人がいたとして、いつも笑顔で迷惑なくらい話しかけてくるのに、自分を無視して誰かと仲良くしゃべっているような状況がそれに当てはまる。
自分は好きじゃないくせに、自分への愛情を失いたくない気持ちが嫉妬や焼きもちへ繋がる。
これは、不特定多数へ向けられることもあり、みんなから愛されたい感情をこじらせた場合にも発生する嫉妬の仕方だ。(※「同性のモテてる人に嫉妬する」とか「異性からちやほやされてる人に嫉妬する」など)
振ったのに嫉妬するのは「自分のことが好きなはずなのに」と、気になるから
特に、振った相手に嫉妬するのは、「自分のことが好きなはずなのに…」という相手目線では “自分勝手” と思われるような理由で嫉妬することが多くて、気持ちを受け入れないくせにその人の態度や行動を見て内心で嫉妬したりすることがある。
振られた相手からすれば理不尽な理由であって理解されない感情かもしれないが、いわゆる「(愛情を注いでくれるという意味で)自分のものだと思ってた人」が自分のものではなくなる感覚が、やきもちを焼かせる理由だ。
時々、嫉妬したことを理由に「振った後で好きになったのかな」と思うことがあるが、好きじゃない状況でもこんなことが起こり得るから「嫉妬するのは好きだから?」の答えは意外と複雑だ。決して “嫉妬イコール好き” ではないことが分かると思う。
色々な状況を経験してきた身からすると、すべてを恋愛感情に絡ませて嫉妬ややきもちを考えるのは、少し子供染みた考え方かもしれないと思ってしまう。人の気持ちは例外と矛盾だらけだから、嫉妬するのに好きじゃないということも普通にあり得る。
振った相手はその後の態度なども微妙で、恋愛感情とは別に気になる存在になるから、自分勝手な考え方ではあるが、「私(俺)のことが好きだったんじゃないの?」とムカつくことで自分が嫉妬してしまってることに気づくことがある。
男友達に嫉妬する女性や、女友達に嫉妬する男性は、好きじゃなくてもその友達の「自分より仲が良い異性」に嫉妬することがある
1つ上の見出しでは、 “自分のことが好きなのに他の異性と仲良くすることで嫉妬することがある” と言ったが、まったく好きじゃないのに男友達や女友達に嫉妬する人は、他の異性との「仲の良さ」に嫉妬することがある。
「私より仲がいい女友達に嫉妬する」
「俺より仲がいい男友達がどうしてもムカつく」
ある異性に対して自分が一番仲がいいと思ってると、「他の男と話してると嫉妬する」という感じで女友達に嫉妬することがあったり、「他の女と仲良くしてるのを見ると嫉妬しちゃう」という感じで男友達に嫉妬することがよくある。
人は仲の良さに嫉妬することがあるため、好きじゃないただの友達なのに嫉妬することが実は日常生活で珍しいと言えない。
友達に嫉妬した時に「どっちの方が仲がいいのかな?」と思った人は、相手との仲の良さに嫉妬したのかもしれない。
これは、同性の友達でなら経験した人が多いと思うけど、異性への嫉妬でも原因になる部分だ。(※同性の友達に持つ「どっちが親友なの?」みたいな感情を、異性にも持つという意味)
友達への独占欲が好きじゃないのに嫉妬する理由?好きじゃないけど誰かに取られたくないと思ったら嫉妬心に独占欲が関係している
異性の友達は自分の中のポジションが微妙で、好きじゃない状態でただの友達だと思ってる人に嫉妬する人が、それなりの割合で存在する。
たとえば、ドラマで主人公の女友達が「その子私に一回合わせて見なよ、どんな女か見極めてあげるから」なんて男友達の恋愛に介入するシーンが描かれたりするけど、この時にジェラシーがゼロか言うと案外怪しいものだ。それを証明するかのように、主人公の女友達は「心配だから」と言い訳しつつも非常に厳しい目で主人公の好きな人をジャッジし、多くの場合で「あの女はやめといた方がいい」とアドバイスする。
男友達や女友達への嫉妬は広義の意味の “独占欲” がよく関係しているため、「好きか好きじゃないか」に関係なく、自分より親しい異性に向けられることがある。
好きな人じゃないなら本当に独占したいと思ってるわけじゃないのだが、深層心理で「他の異性に取られたくない」「自分が一番でいたい」と思うと、独占欲に近い感情で友達に嫉妬することがある。
ここは、本人が「誰かと付き合う気があるかないか」も大きく関係している。もし好きな人ができても友達でいいと思ってるタイプなら、なおさら男友達に嫉妬する、女友達に嫉妬することが起こりやすいのだ。
好きじゃないと言いながら付き合ってないのに嫉妬している人の「好きじゃないけど取られたくない」とか「付き合いたくはないけど取られたくない」という感情は決して矛盾してるわけじゃなくて、この気持ちが高まる時は相手を誰かに奪われるかもしれないことに嫉妬している。
付き合うと煩わしいこともあるのが事実だから、いい雰囲気のまま友達関係を維持したいという恋愛観を持ってると、好きじゃないけど嫉妬するという感情を持ちやすい。
もしあなたが男友達や女友達に嫉妬したのなら、「好きだから嫉妬したの?」と考えると同時に「誰かに取られるのが嫌だった?」「自分が一番仲がいい異性でいたかった?」とも考えてみよう。その感情は恋愛感情の卵かもしれないが、本当の友達にも向けられる感情だ。
ある人の一番仲がいい人でいたい心理で嫉妬する人は、好きだと気づいてないだけで「好きだから嫉妬する」のか
ある男子に対して「女の子の中では私が一番仲がいい」と思ったりするのは、恋愛感情とは別の心理だ。モテたい心理に近いけど、「他人から愛されたい」とか「誰かに必要とされたい」という気持ちから派生している。
このような気持ちを持つのは恋に恋してる女子に多いのだけど、高校生や大学生などの学生の頃はよくある話で、社会人になると減る傾向がある。
ただ、恋愛経験がない人は、異性と仲良くなると一番仲がいい人のポジションに拘ることがあるため、社会人であっても付き合ったことがない人は、仲良くなった異性が他の人と仲良くしてると「何で嫉妬するんだろう?」と考える機会が多くなっている。
この段階では嫉妬の原因が恋愛感情ではないケースが多いが、今後の展開で本当に好きになる可能性がある嫉妬の理由なので、気になるなら相手とのコミュニケーションを増やしてみると、自分の中の感情の変化を体験するかもしれない。
「嫉妬するのは好きだから?」と少しでも思う嫉妬の仕方をするなら、本当に誰かに取られる前に感情の種類を見極める行動をとるべきだ。
好きじゃない状況でも「他人の幸せへの妬み」は嫉妬の理由に!友達の幸せにやきもちを焼く心理
辞書を参考にすると「自分よりも優れた人をねたむ気持ち」が嫉妬の気持ちに繋がるわけだが、“友達の幸せ” に対して嫉妬したり、焼きもちを焼くことも、好きじゃない人に嫉妬する理由だ。
あえて言葉で説明すると、「他人の幸せをねたんで嫉妬する」という心理である。
この心理で嫉妬する時は「自分が幸せじゃない状況」で起こりがちなのだが、理由は「満たされない思い」が他人をねたむ気持ちとなり、嫉妬に繋がっていくからである。ここに同性と異性は無関係なので、ある異性に対して “好きじゃないのに嫉妬する理由” になる。
他人の恋愛が上手くいきそうな時に嫉妬する心理
人の幸せに嫉妬するパターンであるあるなのは、人の恋路がうまくいきそうなときに邪魔をする人が有名どころだろう。
その人は恋仲にあるどちらにも恋愛感情を持っていないのに嫉妬するわけだが、その心理は「幸せになりそうな二人への嫉妬」が原因だ。
友達の幸せが許せなくて、その人の好きな人を誘惑することで邪魔をする人などは世の中に結構いるもので、嫉妬心から友達の幸せを壊すために行動を起こすことさえある。
この場合は、嫉妬する相手と、行動や態度を示す相手が違っているので、自分が嫉妬される立場になった際は、嫉妬や焼きもちの理由を考えてもまったく分からないということがよくある。
ただし、こういった嫉妬の表現があることを知っていると疑いをもって見ることができるため、複数の視点を持っていればねたまれていることを見抜くことはそこまで難しくない。知識として頭に入れておこう。
男友達に嫉妬する女や、女友達に嫉妬する男は、実際にあなたのことをねたんでることがある。
「人の幸せへの嫉妬」はちょっと頭に浮かぶくらいなら誰でもあることだが、もし具体的な行動や態度を取るようならさすがに友達ではいられないので、この理由で嫉妬してくる友達には適切に態度を変えるべきかと思う。
嫉妬心は「攻撃的に表現されることがある」のは誰でも知っていると思うけど、付き合ってないのにジェラシーを行動と態度で表す人は地雷の可能性がある。
世の中には嫉妬したことが原因で人の恋路を邪魔する人がいて、いい感じに見られた時は意外とあるあるになっているから、自分が標的になってしまった時はきちんと対処していくことが重要になる。大切な恋を本当に壊されることがないように立ち回ろう。
異性も同じ人間!「自分よりも下だ」とか「劣っているはずだ」と思う気持ちが、嫉妬の理由になり得る
男女の関係にも「完全な友情が成立する」と考える人がいるように、異性が同じ人間であることに疑いの余地はない。
嫉妬という言葉の意味で取り上げた「自分よりも優れた人をうらやみ、ねたむ気持ち」は、自分よりも下だと思っていた相手や、劣っていると思っていた相手へほど強くなる傾向があって、嫉妬していることが露わになる状況では「俺(私)よりも下のくせに」と思う気持ちが、条件反射的に男友達に嫉妬する女子・女友達に嫉妬する男子の嫉妬する理由になる。
ブスなのに、ブサイクなのにと思うと、好きじゃないのに嫉妬することがある
恋愛でこの状況を考えると、「自分よりモテない人が幸せを手に入れそうな状況」で起こりがちだ。自分よりブスやブサイクだと思っている人が、好きな人と付き合いそうな状況がまさにこのパターンの典型的な例になる。
この理由で好きじゃない人に嫉妬する時は、「自分よりも下のくせに彼氏ができる(彼女ができる)なんて許せない!」といった感じの感情になる。極端に書いているが、この方向に自分の気持ちが動く時は嫉妬の原因が「好きだから」ではない。
それ以外の状況でもこの理由なら嫉妬や焼きもちの理由になるため、「何に嫉妬しているのか分からない状態」の時にはこれが理由の可能性がある。好きじゃないと確信的なら、恋愛感情以外の部分で妬みの気持ちを持ったのだろう。
自分の感情をよく分析すると、「私(俺)より先に幸せになるなんて我慢できない…」なんて心理になっている可能性がある。
恋愛以外の「能力」や「実績」などで異性に嫉妬することもあるので、適用範囲が広いのが特徴だ。
半分は恋愛感情?好きじゃないけど気になる人に嫉妬するなら、好きになりかけているのかもしれない
嫉妬してしまう好きじゃない人が、あなたに取って「嫌いな人ではない」としたら、嫉妬する気持ちの半分くらいは恋愛感情が絡んでいる可能性がある。
好きじゃないと確信しているならあなたの気持ちは正しいと思うのだけど、今の状態は好きになっていく過程かもしれないと考えることも、重要な意味を持つ。
特に女性は好きになるのに時間がかかるタイプが多いため、嫉妬したのをきっかけに「気になってる」ことに気づくことがあるから、絶対好きじゃないと思えないなら恋愛的には感情の動きを経過観察する必要がある。
異性に嫉妬した時に理由がわからない時は「嫉妬するのは好きだから?」と疑ってみることも重要
嫉妬する理由に「好意」を疑う場合は、好きになりかけている状況の時に多い。
嫉妬したことがきっかけで好きになってる、気になってるのに気づくことは恋愛の世界でよくある話だ。
ここまで、好きじゃない人への嫉妬はあり得ることを説明してきたが、嫉妬をきっかけに好きになったことを自覚する場合があるという点も、忘れてはいけない事実である。
「何で嫉妬するのだろう」と、考えを巡らせている内に好きになっていくこともあるし、気になる人から好きな人に変わる時は、友達に嫉妬するような “第三者” が影響することもある。
好きかわからないけど取られたくないと強く思うなら、相手は気になる人や意識してる人になっているのかもしれない。
いずれにしても、やはり嫉妬や焼きもちは、恋愛感情が絡みやすい感情であるのは間違いなくて、今は好きじゃないと思っても明日は分からない。あとから好きだから嫉妬していたんだと理解することだってあるくらい、恋愛感情は時に複雑だ。
女友達や男友達に嫉妬してしまう時、嫉妬するのは好きだから?と疑うなら自分の気持ちと向き合ってみること
人は喧嘩友達を好きになることすらあって、相手に持つ気持ちは日々変わっていく。
特によく嫉妬する相手や、何度も嫉妬する相手は、最低限「気になる人」にはなっているだろう。男友達に嫉妬する時や女友達に嫉妬する時は、まだ弱い恋愛感情が絡んでいる可能性が多分にあるため、今後の気持ちの変化を確認したい。
嫉妬や焼きもちは苦しい感情だから、抱えるとしたら嫉妬する理由に答えを出したくなるけれど、混乱を深めることで余計に苦しくなることため、「もしかしたら好きになったのかも」「少しずつ好きになりかけてるのかも」という気持ちで少し答えを保留すると、過度にストレスを覚えることなく少しずつ自分の気持ちがはっきりすると思う。
もし嫉妬をきっかけにどんどん気になる存在になっていく場合は、一度自分の素直な気持ちと向き合ってみるといい。「好きじゃない」と強がる相手が “自分自身” になっているとしたら、その恋の可能性くらいは確認してみても良いのではないだろうか。
「好きじゃないはずなのに気になる」などの感情は、好きになったことを自分が認めたくない心理の時に多い。わけのわからない嫉妬や焼きもちだと思っても、自分が相手を好きになったのだと認めるだけでスッと納得する人も多いと思う。
好きじゃない人に嫉妬する時、理由や原因を考える際のポイント:異性に嫉妬する理由を明確にするコツ
好きじゃないのに嫉妬する理由や原因、心理などを解説してきたが、「なぜ自分が嫉妬するのか」の答えは出ただろうか?
もし、まだよくわからないと言う人は、自分の嫉妬する気持ちを分析する時に1つだけポイントがあるから意識してみよう。
そのポイントとは、この記事で挙げたすべての項目を「自分の嫉妬の原因だと思って一つ一つ確認してみる」ことだ。消去法で嫉妬の理由を考えると、「全然意味が分からない」という状況から1歩進むことができる。
嫉妬や焼きもちは、湧き上がるような感情で、理由や原因が分かりにくい。私自身、何度も「意味が分からない嫉妬心」を経験してきている。
そんな時、自分の気持ちをはっきりさせるには、「これが原因かもしれない」と思って選択肢をつぶしていくのが効果的だった。この方法で特定できなった場合は、おそらく「恋愛感情」や「好意」が理由になっている。
そのくらい、今回のテーマである「異性への嫉妬心」は恋愛と関連深く、恋愛感情が関係ないならその他の原因を検討することではっきりすることがほとんどだ。
嫉妬そのものが複雑な感情ではあるものの、「能力への嫉妬」や「幸せへの嫉妬」なども含めて総合的に考えていくと、少しずつシンプルになっていくはずだ。だんだんと自分の感情が理解できていくはずがそうならない場合は、理由が複雑だということ。
つまり、複雑な恋心を自分自身がまだ把握できていない場合に「嫉妬の原因が分からない」となるということ。
「好きになるはずがない」「絶対に好きにならないタイプだ」などと思ってると、自分が嫉妬する理由を冷静に分析できないことがあるから注意しよう。詳しくは下の記事で解説している通り、人はタイプの人以外を好きになることがある。
恋愛は意識することから始まるから、普段ただの友達には抱かない感情を持った時は、恋愛感情を持った可能性を考えざるを得ない。
すぐに答えを出さないといけない問題ではないと思うから、選択肢を頭に入れつつ、嫉妬してしまう相手と接する中であなたの答えを出そう。
もし好きになったかもと思う人がいるなら、下の記事を参考にしてみてほしい。
男友達に嫉妬された、女友達に嫉妬された時の理由と対処法
最後に「嫉妬された方の立場」で解説を加える。男友達に嫉妬された女子や、女友達に嫉妬された男子は参考にしてみよう。
男友達や女友達から嫉妬される理由:好きじゃないのに嫉妬されることはある
この記事で解説してきたことは、立場を入れ替えても言えることなので、好きじゃないのに男友達や女友達から嫉妬されることは日常にあり得る。
理由はここまでで解説した内容がそのまま立場を入れ替えた形なのだが、単純化してリスト化すると以下の通りだ。
- 恋愛感情以外の独占欲(自分のことが好きだと思ってた、自分が一番仲がいい異性だと思ってたなど)
- 自分は恋人がいないのに友達が恋人ができる(できそうな)ことへの嫉妬
- 人気やモテへの嫉妬(能力へのねたみを含む)
本当に友達だと思ってるなら、上のどれかから派生した心理で友達から嫉妬されるわけだが、問題点は「本当に友達だと思ってるのか」という点だ。
当然ながら、異性から嫉妬される時は恋愛感情が絡みやすい。ちょっとでも好意を持っていそうな雰囲気を感じたことがあったなら、好きだから嫉妬された可能性がある。
ただ、男友達や女友達からの嫉妬は、勘違いの可能性を大いにはらむため、嫉妬されたかどうかを正確に見抜くことがまず対処法のポイントだ。
男友達や女友達に嫉妬されたら、本当に嫉妬されたのか見抜くこと
付き合ってない男友達や女友達に関しては嫉妬したことが確認できることがないので、嫉妬されたとしたら「嫉妬したのかな?」と思う何かがあった時だ。
そうなると「本当に嫉妬されたのか」を見抜くことがすごく重要で、勘違いすると友情を壊す結果しか残らないことがあるので、すぐに嫉妬したと確定させずに、「本当に嫉妬したのかな?」という視点を持つと良い。
では、どうやって付き合ってない人の嫉妬を見抜くかと言うと、経験則では「同じことを2度して、どんな反応をするか確かめる方法」が最も正確に見抜ける方法だった。
男女それぞれの嫉妬の態度を知ってることは前提なので、分からない人は下の記事を参考にしよう。
険悪な雰囲気になったり、何か不快感を示された場合は躊躇するかもしれないが、付き合ってない人から嫉妬された時は本当に勘違いが多い。嫉妬された気がしても「ちょっとイライラしてただけ」とか「からかっただけ」ということがあるので、嫉妬された時は本当に嫉妬されたか確かめてから対処法を実践しよう。
好きな人以外から嫉妬された時の対処法:男友達に嫉妬する女性、女友達に嫉妬する男性への対処の仕方
男友達から嫉妬された、女友達から嫉妬されたという場合は、相手が好きな人以外なら距離感を調整するのが対処法の基本になる。
独占欲だったり、一番でいたい気持ちを押し付けてくる人は、付き合ってない以上距離感を間違えているので、多少なりともあなたが不快感を示さないと、相手はそのままでいいと思ってしまう。
嫉妬されたからと言って優しくするのは間違いになりやすいから注意しよう。
嫉妬の態度を見せたらちょっと距離を取って、「この気持ちはコントロールしないといけない」と思わせる付き合い方をしていると、少しの期間は気まずい雰囲気になったとしても、長期的な視点では円満な関係性が作れる。
気を遣う生活はめんどくさいし、彼氏や彼女じゃないのに嫉妬してくる人はうざいだけなので、「勘違いしちゃってるよ」と言う気持ちが伝わる接し方をしよう。
好きな人から嫉妬された時の対処法:付き合ってないのに嫉妬されたら…
今は男友達だったり女友達だったとしても、好きな人から嫉妬された時に好意が疑われる状況だったのなら、LINEでフォローしておき、あまり嫉妬でイライラさせないのが恋愛成就のコツだ。
付き合ってないのに嫉妬してくる男性や女性は恋愛対象としてどうかと思うかもしれないけど、恋愛の進捗状況次第ではいわゆる “普通の人” も嫉妬してくることがある。
嫉妬はつらい感情で、恋愛感情の副作用的なものだから、好きな人を嫉妬させた時は何らかの形でフォローしないと「嫉妬したくないから気持ちを割り切る」という判断をされることがある。
嫉妬させてくることが許せないと思ったり、しんどいから好きなのをやめたいと思うからだ。簡単に言うと、嫉妬が原因で愛情が裏返る可能性がある。
しかし、フォローと言っても付き合う前の恋愛では「○○さんのことは気にしないで」なんてストレートなフォローはできない。付き合ってるなら別だけど、付き合ってないなら嫉妬に気づいたことを言えないはず。
もしあなたがそうならその日の夜に何も関係ない話題でLINEしてみたり、次の日にLINEすることで、自分への気持ちに対してフォローを入れよう。ただ自分から連絡するだけで嫉妬された相手にフォローができる。
LINEが来ると相手は「まだ脈ありだ」と安心するし、「ちょっとは気にしてくれたのかな?」と思う。
もちろん、好きな人から嫉妬されたのは強い脈ありサインなので、デートに誘う・食事に誘うなどの積極的な態度も取りたい。誘い方が分からないなら下の記事を参考にしてみよう。
嫉妬がきっかけで片思いが進むことも普通にあるから、脈ありサインが出ているならあなたも好意のサインを送ろう。
まとめ
今回は「嫉妬や焼きもちって好きじゃない人にもするの?」という疑問に答えるため、恋愛感情と嫉妬の関係性や、好きじゃないのに嫉妬する理由や心理を説明した。
最後は、男友達や女友達から嫉妬された人向けに理由と対処法を解説したので、ぜひ総合的に参考にしてほしい。
人は好きでもない人に嫉妬することや焼きもちをやくことがあるので、自分が嫉妬してしまっている相手がいる人も、嫉妬されて混乱している人も、この記事を参考に嫉妬の原因を分析してみてほしい。
今回説明したことを振り返ると、ポジティブな意味とネガティブな意味の両方があった。
どちらかと言えば嫉妬心というものは嫌な感情だと思うけど、理由を考えると良い意味で嫉妬していることもあるし、好きだと気づく要因になることもあるので、色々な可能性を考えてみるべきだ。
嫉妬に気づく状況ではあまりそう思えないのが現実だが、友達が好きな人に変わる、気になる人に変わる時は、感情の変化に気づかないで「嫉妬する理由がわからない」「好きじゃないけど取られたくない」と思うことがある。
正しい理解に近づきたい人は、複数の視点から可能性を探ってみよう。
関連記事: