男性が言う「女として見てる」というセリフにはどんな意味があって、どんな男性心理で女性に言うのだろう?
この記事では、男性が「女として見てる」と言う意味と男性心理について詳しく解説して、関連する「女として見てない」という男性心理についても解説する。
男性に女として見てないと言われた時は嘘をついている可能性もあるので、嘘の見抜き方も解説している。
女として見てると言われた女性や、逆に女として見てない・見れないと言われた女性は、ぜひ読んでみてほしい。
女として見られるとは、どういう意味なのか
男性が言う「女として見ている」という発言には、いくつかの意味が含まれる。
最初に、女として見られるとはどういう意味なのかを解説するので、イメージを固めよう。
女として見ていると言われたら、そこにはどんな意味があるのだろう?
恋愛対象の一人という意味
男性から女として見られる女性は、その男性から恋愛対象だと思われてる。
「タイプってこと?」と言われると答えは「そこまでの意味はない」というのが答えだが、今後好きになる確率が全くないというわけじゃないのが “女として見られてる女性” である。
ある程度関係が崩れていても、女として見られるなら何かのきっかけで恋愛に発展する可能性がある状態だ。
男性が女として見ないようになると完全に恋愛対象外になることから、女として見られるなら恋愛対象の一人に見られている。
たとえば、年上女性が年下男性から「女として見られる」というなら、彼女候補としてナシじゃないと言う意味になるし、年の差が逆転して年下女性が女として見られてる状況でも恋愛対象だと思われてる。
女性として扱ってると言う意味
女として見られると、男性はその女性を女として扱う。好きな人から女として見られるなら、紳士的な態度を取ってると思うことがあるはずだ。
男女で友達になって仲良くなると性別を超越するところがあるけど、女に見られてるならある程度の気遣いがある状態で関係性が築かれる。
基本的に、性別が違う友達には節度のある付き合いをするのが人間関係の基本であるため、女性が「女として見てないでしょ!」とツッコミを入れた時に「いやいや、女として見てるよ」と言われるなら、「気遣いはしてます」という意味を持つ。
女として見られるということは「性別を気にしている」という意味もあるので、恋愛とは別の意味を持っていることもあるのが特徴だ。
ただし、男性がわざわざ女性に女として見てると言う時の心理や意味にはまた違った意味や心理が関係する。次で詳しく解説しよう。
女として見ているという男性心理と意味
男性が女性に対して「女として見てる」という時は、やっぱり恋愛や好意と関係しやすいのが経験則だ。
だが、すべてが良い意味ではないし、黒い感情も関わってくる。ここでは、どんな男性心理で女として見てると言うのか、7つのパターンを解説する。
目を見て女として見てると言う男性は、好意を伝えている!口説く時に使われる言葉なのは事実
信頼できる男性が自分から女性の目を見て「女として見てる」と言うなら、好意を伝えている可能性が高いパターンだ。
さすがにシラフの状態でドラマのようなセリフを言うのはシチュエーションとして限られてくるけど、実際に女性を口説く現場で「女として見てる」という男性はやっぱり多い。
恋愛相手という意味で信頼できない男性の場合については後述するけど、真面目な男性だったり、信用できる男性から女として見てると言われたなら、漠然として「恋愛対象の一人に見られてる」という意味より、もう少し具体的な好意や恋愛感情を疑える状況である。
男性の性格やキャラを踏まえて女として見ているという男性心理を見抜こう。
お酒の席で言われたなら、下の記事も読んでおいてほしい。
気になってるから女として見てるという男性心理
積極的な男性が減った令和男子の恋愛を踏まえると、ストレートに「好きな人に女として見てると言うのか」という問題は決して軽視できない。
つまり、好きな人よりもっと以前の「気になる女性」や「意識してる女性」くらいのレベルの女性に対して、女として見てると言うことの方が多いということだ。
男性も本気で好きになったらなかなかキザなセリフが言えなくなるので、リアルな男女の会話を踏まえると恋愛的に “興味を持った女性” に対して女として見ていると言うのが妥当なラインだ。。
男性的にも「これから次第」という心理かもしれない。まだ本格的なアプローチを受けてない男性から言われたら、「気になってるよ」ということを伝えている可能性がある。
アプローチしていいよと言う意味で女として見てるよと言う男性心理
男性が女性に女として見てると言う時は、女性の好意に気づいた時もあり得る。
まだ好きになったわけじゃないけど、「アプローチしてくれるなら考える」と思った時に使うことがある言葉だ。
ナシじゃない女性に「どうせ女として見てないでしょ?」「私なんて女として見れないよね」などと言われると、そんな風に思ってない男性は “どちらかと言えば脈あり” くらいのニュアンスで、相手女性に女として見てると言う。
女性の方からアプローチしている状況で女として見てると言われた時は、恋愛対象として考えてると言う意味を持つことがある。
ただし、ここは微妙な判断が必要な部分で、次の男性心理と合わせて検討する必要がある。
脈なしの女性の質問がきっかけで女として見てると言う男性はフォローの意味で使っている
脈なしの女性から「私のこと、女として見れる?」とか「女として見てくれる?」と聞かれた時、男性が「女としては見れない」と答えれば “振る” ことと同じ意味になってしまうので、「女として見てるよ」とフォローの意味で言うことがある。
恋愛の世界ではいらない優しさに該当するのだが、半笑いで女として見てると言ったり、冗談半分な感じで言うなら、むしろ脈なしの意味で言っているから注意が必要だ。
女性に対して女として見てると言うのはストレートな好意の表現というより、「ナシじゃないよ」という意味を含むことも少なくない。この程度の意味合いで言っているとしたら、言葉の意味はどうしても軽くなるところがあるだろう。
チャラい男なら、リップサービス(社交辞令)で女として見てると言う
ここから3つは、恋愛に慣れている男性やチャラい男性のあるあるを解説する。
1つ目は、女として見ていると言われたら嬉しいと思う女性心理を利用するかのように、リップサービス(社交辞令)として言う男性だ。
もちろん女性の全員が全員、男性から女として見てると言われて嬉しいと思うわけじゃないが、「女として見れない」と言われた時と比較すると、やはりポジティブに受け取る女性が多いのも事実。
恋愛に軽い男は女性が喜ぶリップサービスにも気軽で積極的であるため、「俺は女として見てるよ、可愛いしさ」なんて特に意味もなく言うことがある。
思わせぶりな態度で女として見てると言う男性は女性の気を引きたいだけ
急に女として見てると言われた女性は、それがきっかけで意識してしまうこともあると思うが、男性心理ではその効果を狙っている場合があるから注意が必要だ。
チャラい男性は「女性の気を引きたいだけ」という心理で好意を匂わせるような言葉を放つ。
では、「なぜ好きでもない女性の気を引きたいのか」と言えば、チャラい男性ほど女性全般にモテたい男性心理がひと際強いから。ナンパとは違っているものの、女性の気を引くために声をかけるという点では少し共通しているところがある。
女として見てるっていうくせに特にアプローチしてくる様子がない場合は、男性心理を深読みするのが「相手男性の思うつぼ」という状態になることがある。
遊びたい男性心理で女性に女として見てると言う男性
女として見られる意味のところで伝えているように、女として見てるということは恋愛対象という意味があるので、遊びたい男性からするとワンチャン狙いでアプローチする対象である。
チャラい男が言う「女として見てる」という発言の意味には、ワンチャン狙いも含まれるから、いわゆる “釣るための口説き文句” で言われることがある。
こんな男性は、女として見てると言った時に女性のリアクションから自分が脈ありか脈なしを見極めて口説こうとして来るので、「嬉しい」と思って舞い上がってしまうと本気じゃない男性にがっかりすることがあるかもしれない。
やはり、なかなか面と向かって言われない言葉を聞いた時は、裏にある本音や心理をしっかり見極めることが重要だ。
次は、ここまでとは逆に女として見てないと言う男性心理について3つのポイントで解説する。
女として見てないと言う男性心理と意味
女性に「女として見てない」と言う男性は、以下のようなことを考えている。
女友達に対して、恋愛感情がないこと、友達だと思っていることをわかってほしい
女友達に女として見てないという男性は、自分に相手への恋愛感情がないことを伝えていて、「変に下心はない」とか「仲良くしてる意味を誤解されたくない」という心理で言う。
女性としては傷つくこともある言葉だけど、可愛くないから女として見てないというより、本当に友達だと思っているから女として見てないという意味なので、男性的には傷つける言葉だと思ってないパターンが散見される。
仲がいい男友達から「女として見てない」「女として見れない」とさっぱりした感じで言われた時は、「友情に男女は関係ない」という価値観のもと発せられた言葉だろう。
あっけらかんとした印象を持つなら、最低限の礼儀は踏まえつつも、女性として接してないと言う意味なので、完全に友達になったからこそ恋愛対象外になったことを意味する。
アプローチしてくる女性に脈なしを伝えたい
女として見てないと言う時も女性の質問がきっかけになりやすいけど、冷たい感じで言われる時は、脈なしを伝えてきている確率が高いパターンだ。
この心理でわざわざはっきりと女として見てないと言う理由は、「友達でいたい」という気持ちがこもっていることもあって、しっかり目にアプローチしていた女性は引き際に来ているサインとなる。
さらに、何かきっかけがあったわけじゃないのに女として見てないと言われるなら、諦めてほしいと思っている可能性まであるので、発言前の関係や好意がバレてなかったかという点を考慮して意味や男性心理を考えるべきだ。

アプローチしてくる女性に好きになる可能性を感じない場合、男性は色恋沙汰で気まずくなりたくないと思って早めに「女として見れない」ことを伝えるために言うことがある。
ただし、女として見れないと言う男性心理の中には、男性自身の好意がバレないように「嘘をつく」こともある。次で詳しく解説しよう。
女として見てないと嘘をつく男性の理由と見抜き方
女として見てないと言う男性は、状況によって嘘をついている可能性がある。
女として見てないということで好意がバレるのを防ぐ
多くの恋愛は好きな人と友達になるところから始まるけど、早い段階で好意がバレると拒絶される可能性が高まるため、友達として近づいてる段階で変に疑われる状況になった際などに、女として見てないと嘘をつく男性がいる。
女として見てるのに見てないと嘘をつく男性の多くは、好きバレしたくない心理からだ。
女として見てないと嘘をつく男性の特徴
どんな男性が女として見てないと嘘をつくのかと言うと、以下の5つが特徴だ。
- モテない男性、恋愛経験が少ない男性
- まだ脈なしだと思ってる男性
- 男として見てほしくない男性
- みんなの前で女として見てるか発言をすることになった場合
- 付き合うが気がない男性
本当は女として見てるのに「女として見てない」という男性はむしろ好意を持っている可能性が高いのだけど、思い切って好意を匂わせることができないのは「女として見てると言えない」か「今は女として見てることを知られたくないか」のどちらかのパターンであることが多い。
よって、タイプとしては片思いを進めるのが苦手な男性が多い。
しかし、男だの女だのと言うのがめんどくさい心理から嘘をつく男性もいるので、嘘をついたと分かったら脈ありかというとまた微妙な問題が残る。
今後の展開を注視しないと、本当はタイプだったとしても友達関係を望まれることがあるだろう。
4つ目に挙げている「みんなの前で発言することになった」というパターンでは、男性が本音を言えない状況に該当するため、二人きりの時に言われたわけじゃないなら、そこまで気にしないで彼の本音を探るべきパターンとなる。
女として見てないと嘘をつく男性を見抜くには?
もし、好きな人から女として見てないと言われたら、是が非でも嘘を見抜きたいところ。
では、嘘をついてる男性はどこで判断するかというと、以下の3つがポイントだ。
- 姿勢(そっぽを向いて言う、顔ごと背けて言う)
- 視線(目を逸らして言う)
- その後の態度(ずっと女性として扱ってくれるなら嘘)
女として見てないと言う男性は、嘘をついてる可能性がある以上、言葉を鵜呑みにすることがあなたの恋愛を壊す可能性がある。
付き合う前の発言は本音を隠すために嘘をつくことがあるので、姿勢・視線・その後の態度で、彼の本当の気持ちを探ることが重要だ。
照れ隠しの男性の態度については、下の記事で確認してほしい。
好きな人に女として見てもらえない原因
好きな人に女として見れないと言われるなら何かしら原因があるもの。
ここでは、好きな人に女として見てもらえない、女として見れないと言われた女性の原因を5つのポイントで解説する。
女っぽさに欠ける
女として見てもらえない女性は、自分自身でその原因を作っていることが多い。その主なパターンが女らしさを隠して好きな人に接する女性だ。
自分が女らしくしないなら、好きな男性が女として見れないと思っても何ら不思議じゃない。
恋愛感情の複雑性から素直になれないのは百も承知だが、女性らしさをなくして好きな人に接していれば「友達として見てほしいって思ってたんじゃないの?」と思われるのがオチだから、改善が必要だ。
言葉遣いが汚い
上のことに付随して、「言葉遣いが汚い女性」は男性が女として見れない女性の典型例だ。
やっぱり男性は恋愛対象の女性にかわいらしさを求めるので、男っぽくしゃべる女性を女として見れなくなっていく。
これは自分としゃべる時だけじゃなく、「他の男友達としゃべる時」や「女同士で話してる時」も印象面で関係しているので、対策するなら普段のキャラから変わらないとなかなかイメージが改善しない。意外と対処が難しい問題だ。
特に職場恋愛や社内恋愛だと、綺麗な言葉遣いの女性にキュンとするのが男性であるため、崩れたしゃべり方をする女性は「女として見てもらえない」と言われることが多いかもしれない。
無理に好意を隠してしまう
男性が女として見れない女性は、友達オーラ全開で接する女性だ。相手が男として見ないのだから、それを察した男性もその女性を女として見なくなる。
男女で友達になると性別の違いは「めんどくさい」ことに当たるので、本当に恋愛対象じゃないならお互いで男として見ない・女として見ない関係がベスト。こじれる心配もないし、変に気を遣わないで済む。
もし、好きな人に好意がバレるのが怖いという心理で、過度に友達だと思ってることをアピールしてしまうなら、女として見てもらえないことに悩む機会がたくさんあるはずだ。
無理に好意を隠してしまう女性は下の記事で好意がバレるメリットも理解しておこう。
色気に欠ける
好きな人に女として見てもらえない原因は、女性として好きな人をドキドキさせることができてないから。では、なぜドキドキさせることができないかと言えば、「色気の無さ」が災いしているパターンが多い。
色気は女性らしさに当たる部分なので、さっぱりした女性やクールな女性は色気の無さが原因で好きな人から女として見てもらうことができない状態に陥っていることが多い。
好きな人にアピールするのは難しいとしても、「これじゃ、女として見れないよ」と思われないために、最低限の振る舞いは分かっておこう。下の記事を参考にしてほしい。
まとめ
今回は、男性が女として見てると言う意味と男性心理を中心に、「女として見てない」という男性心理や、それが嘘だった時の特徴と見抜き方などを解説した。
最後は、女として見てもらえない原因についても取り上げているので、あなたのシチュエーションに合った部分をぜひ参考にしてほしい。
男性が女として見る女性は全般的な意味で「恋愛対象内の女性」である。恋愛対象外の女性になると「女として見れない女性」になるので、2つの境界線のどっちにいるかは恋愛中の女子に取って大きな問題になる。
もし好きな人から女として見てると言われた時は、しっかり本音を察知して、脈ありの意味ならあなたの方からもアプローチしていこう。相手が好意のサインを出したなら、あなたもそれを返すことで恋愛を進めることができる。
まだ自信がないなら、下の記事で好きな人の気持ちをチャックしてみてみよう。
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