恋愛が進む時は、まず二人で食事する関係・二人で飲みに行く関係になりやすい。
アプローチと見抜かれやすい「デート」に誘うよりも、最初に「食事」や「飲み」に誘う人は多いし、その方が誘いの成功率も高い。
しかし、この時の問題点は、友達や知り合いや同僚などどんな関係性であっても、ある程度仲良くなったら異性とでも2人で食事に行くという点である。
好きな人や気になる人以外からの食事の誘いでも、ご飯くらいなら相手は誘いに乗るのが普通だ。
二人で何度か飲みに行った・食事に行ったとしても、仲良くなった異性との関係が「脈ありなのか脈なしのか」がはっきりしないと思う。
相手から誘われるなら「何で誘うの?」と思うことがあるし、自分から誘う人も「相手はどんな気持ちで付き合ってくれているのか」が気になる。それが付き合う前の食事であり、異性とのサシ飲みだ。
そこで今回は、「二人で食事する関係や二人で飲みに行く関係の脈ありと脈なしの違い」について徹底解説する。
2人でご飯に行く、好きな人とサシ飲みすることがあるなら、この記事で脈ありと脈なしを判別しよう。
時々2人で食事する関係が恋愛的にどんな意味を持っているのか、サシ飲みデートの脈はどこで判断するのか、職場の気になる人と二人きりで飲みに行く時の脈ありと脈なしの違い等々、恋愛の現状をはっきりさせるために意識するべきポイントを解説するから、この記事を読めば恋愛経験が少ない人も片思いの現在地が分かる。
この記事の後半では、職場の同僚を前提に「二人きりで食事する男性心理と女性心理」についてもそれぞれ解説している。

好きな人と二人でご飯に行く時も脈ありと脈なしの違いがあります!この記事で、二人の関係が上手く行っているのか、それとも本当は脈なしなのか判別しましょう!
- 二人で食事する中で関係性が急接近するか、定期的に食事する関係で止まるのか
- 二人で食事する時やサシ飲みする時に、オフィシャルな会話が主になるのか、プライベートな会話が増えていくのか
- 2人で食事する、サシ飲みすることが特別なことなのか、その人の性格的な誘いなのかで「脈ありか脈なしか」判断する
- 二人でご飯を食べてる時の会話が、盛り上がって楽しい会になるのか、グチや不満を言う会になってしまうのか
- 二人でご飯に行った時、良い意味でギャップを感じてもらえるか、深くまで知り合えないで表面的な態度を続けるか
- 何度も食事する・何度も飲みに行く中で、若干の緊張感がある関係になるのか、友達として崩れた関係になっていくのか
- 二人で食事する時やサシ飲みにする時に「好きな人に取る態度があるか、ないか」で見抜く脈あり度
- 【職場】同僚と二人きりで食事する男性心理と女性心理
- サシ飲みする異性と何もない状態は脈なしなのか、何もないのに脈ありパターンはあるのか
- 二人で食事に行く時に「誘われたお店」で脈ありと脈なしは判断できるのか
- 二人きりで何度も食事するのは、いずれにしても「好意」がある
- まとめ
二人で食事する中で関係性が急接近するか、定期的に食事する関係で止まるのか
二人で食事に行く関係や飲みに行く関係になると、2~3回過ぎたあたりから脈ありと脈なしの違いが段々とはっきりしてくる。
中でも一番信頼できる指標なのが「二人で食事する中で関係性が急接近するか、定期的に食事に行くだけの関係になるか」という点だ。
経験上は、わかりやすい恋愛エピソードが出てくるかどうかより、1回目のご飯から2回目のご飯、2回目のご飯から3回目のご飯と、どんどん距離が縮まっていく “傾向” が出た時を脈ありサインと考えると勘違いが少なかった。
二人の状況を正確に把握するには全体の流れをなるべく客観的に分析してみよう。
二人で食事する関係は、脈ありだったらご飯に行く度に二人の距離が急激に縮まっていく
恋愛感情が絡む男女は、あるきっかけを境に急接近していく。そのきっかけになりやすいのが「二人きりで食事する」ことであり、「二人きりで飲みに行く」ことだ。
特に仲良くなってからサシ飲みした際は、その会で一気に距離が縮まった感覚を持つことがよくあって、1回目のご飯から急激に距離が縮まった感覚があると、現時点で脈ありの恋愛になっている可能性が高まる。
2回目のご飯や3回目のサシ飲みデートなど、回数を追うごとの変化を振り返って「関係が発展して行ってる」と思える時ほど脈ありの流れだ。
- 1回目のご飯やサシ飲みで一気に距離が縮まる=二人で会う前から脈ありの恋愛
- 2回目、3回目のご飯やサシ飲みでどんどん距離が縮まってる感覚がある=ご飯や飲みを通して脈ありに変わったサイン
二人で食事したり、サシ飲みした時に、距離が縮まったと確信できる会になった時は、二人がお互いに相手に興味を持っていて、会話の相性も良かったことを表す。
しかも、これは二人ともが同じ感覚になってることが非常に多いので、片思いを進める上でぜひ自信にしていこう。
あなたが「今日の食事は楽しかったし、すごく距離も縮まった」と思っているなら、相手も同じ気持ちになっている確率が高い。この展開になったら、押すべきサインだ。
社会人の社内恋愛だと、公的な付き合いと私的な付き合いの中間的な関係が長くなるパターンもあるから、脈ありと脈なしの違いを見極めるのが少し難しくなるものの、好きな人と二人きりでご飯に行ったら、二人が接近していく “スピード” には要注目だ。
二人でご飯に行く前と後で距離の縮まり方が違う方が脈ありパターンとなるため、好きな人とご飯に行ったら、それを境に距離が縮まる展開を期待しよう。だんだん仲良くなるのは友達に見られてる時のあるあるだから、それを確かめる意味でもLINEを増やすと良い。
二人の距離が急激に近づいていると感じる時は、たとえ本人に恋愛感情を持った自覚がなくても心のどこかで魅かれているところがあり、相手に何らかの好意があるパターンが多い。
段々とでも関係が進んでいるかどうかは雰囲気的なものもあるが、食事の頻度や普段の連絡(LINEの頻度)も加味して総合的に考えてみよう。恋愛的には少しでも速く仲良くなる展開ほど良い兆候である。
雨の日のご飯や飲みだったら、「相合傘に誘われた」だけでも距離が縮まったことを象徴していて、2人で食事に行った時の脈ありサインになっていることがある。
二人で飲みに行くのに距離が縮まらない時は、定期的にサシ飲みするだけの関係に終わる脈なしパターン
逆に、二人で食事に行く関係や飲みに行く関係が脈なしの場合は、1か月に1回や2ヶ月に1回など「定期的に二人でご飯に行くだけ・飲むだけの関係」になる。
会話の量は増えていくのでその分仲良くなる傾向は確認できるけど、だからと言って恋愛感情があるならつくはずの “勢い” がないのが、脈なしの時の大きな特徴だ。
- 1回目のご飯で特に距離が縮まらない=ご飯に行く前に脈ありだった可能性なし
- 2回目、3回目のご飯やサシ飲みでも距離が縮まらない=普通の友達や同僚として食事に行ってるだけで、二人で会っても特に感情の変化がなかった脈なしサイン
あなたの恋愛が脈なしパターンになってる時は、サシ飲み中や食事中に特に二人が親密になった感覚がなく、「二人でご飯を食べてるだけじゃ恋愛が進まない」という感覚を持つ。
脈なしのご飯やサシ飲みはアプローチの効果を感じないし、アプローチされてるような態度もないため、女として見られてない・男として見られてないような印象を持つ。
二人で食事する意味が恋愛的なものになっていないと、異性と二人でいる感じより、友達と一緒にいる感覚が強くなるのが特徴だ。
相手が「好きだから食事に誘う」と言う場合は、二人で食事する回数が増えていく度に気持ちが盛り上がるため、アプローチされてる感じがどんどん増す。食事中の会話でもアピールが強くなっていき、鈍感な人も含めて「ご飯の回数」が増えると脈ありの時ほど相手の気持ちに気づく。何にも気づかないとしたら気持ちがないからだと言っても過言ではない。
自分から誘ってる人に関しても、相手からの脈ありサインに自信を深めて「もっと二人で会いたい」と思う気持ちを行動に移すことができるようになるため、いずれにしても脈ありだったら二人は急接近する。
好きな人とご飯に行くようになったら、関係性がどう変わっていってるかを食事する度・サシ飲みする度に考えてみよう。
もし悪い方向に関係性が進んでいる時は、下の記事を参考に好きな人から好きになってもらえる恋愛の仕方をしよう。

二人で食事する関係は、「一気に距離が縮まっていく」のが一番良い脈ありサインです!定期的にご飯を食べる関係になったら「進展なし」が脈なしサインなので心の距離感に注目しましょう。特に本音が出やすい好きな人とのサシ飲みで距離が縮まった実感が得られない時は、ただの友達だったり同僚と見られてます。
二人で食事する時やサシ飲みする時に、オフィシャルな会話が主になるのか、プライベートな会話が増えていくのか
二人で食事に行ったり、サシ飲みに行くと色々な話をすることになるが、恋愛感情がない関係の場合は情報交換的な会話になりやすく、プライベートな話題を避ける傾向が高くなる。その方が無難に盛り上がるからだ。
しかし、もし異性として興味を持っていたり、好意や恋愛感情を持っている場合は、貴重であるはずの「2人の食事」を活かすように、お互いの個人的な話で盛り上がりたくなる。その方がお互いのことが理解できて仲良くなれるし、アピールもできるからだ。
よって、二人で食事しているのにオフィシャルな話題だけで盛り上がっている時は、会話の雰囲気が良くても恋愛的に進んでいない。
特に会社の同期や後輩、先輩や同僚と二人きりで食事する関係になったときは、段々とプライベートに踏み込んでくるかどうかに注目して脈ありと脈なしの違いを見抜くようにしよう。
同じ職場の異性とご飯に行く時、簡単に盛り上がる話題は仕事の話題や社内の他の社員の噂話だったりするけど、ひとしきりその手の話題で盛り上がった後、脈ありだったらお互いのことが話題の中心になってくる。自分への興味が「話題」で分かるのだ。
- 二人でご飯に行ったのに仕事や職場の話題だけ=脈なしサイン
- 二人でご飯に行ってお互いのことをたくさん話した=脈ありサイン
好きな人と2人で食事に行く時は、1回目は「後半の話題」に注目し、2回目の食事や3回目の食事では「メインの話題」をチェックしてみよう。
お店についたら最初は緊張感もあるから当たり障りがない話題から会話が始まるけど、脈ありだったら「自分自身」に好きな人が興味を持ってくれるから、どんどん話題が個人的なものに変わって行く。
特に、好きな人から2人でご飯に行こうと誘われたのであれば、相手にはあなたを食事に誘う誘う動機があったということだが、これがその食事会の後半の「話題の選び方」から分かる。
お互いの周りの話(学校や会社や仲間内の話題)と、お互いの個人的な話の配分に注目すると、恋愛対象として興味を持ってくれてるかどうか見抜くことができる。
二人で食事する時は、脈ありだったら相手がプライベートに踏み込んでくるので、話題が深くなる
男性から女性を食事に誘う場合や、逆に女性から男性を食事に誘う場合、相手を「会社の人としてみているか、それとも友達や仲の良い人として見ているか」で、態度だけでなく会話の内容に違いが出てくるけど、好意を見抜くサインとしても参考になる。
二人で食事に行った際や二人で飲みに行った際は、だんだんとで良いので、会話の中心が「お互いへの興味」や「二人の共通点(※仕事関係以外)」へ変わってくるのが脈ありサインだ。
サシ飲みデートでも、なるべく個人的な話題でたくさん話す方が脈ありパターンである。
食事中に興味を持ってもらってるという印象が強くなるのは、それだけ相手があなたに踏み込んできてるから。気になっていたり、好きだったら、二人でご飯を食べてる間に会話が盛り上がる中で「聞きたいこと、知りたいこと」がどんどん出てくるので、自然とプライベートな話題が中心になっていく。
簡単に言うと、二人が親密になっていく会話の展開になるのだ。特別な好意や、恋愛感情があったら、情報交換的な会話にならないし、ストレス発散会のようにはならない。
男女2人の食事やサシ飲みの後半は、脈ありの時ほど、前半で話題になっていたものより後半はかなり個人的なものになり、お互いに相手を知った感覚が得られる。
ご飯が終わった後で「仲良くなれた」と実感できるのは、普段話さない話題で会話したから。
これは、異性の同僚と二人きりで食事する際など、オフィシャルな関係であるほど強い脈ありサインになるので、社内恋愛している人が好きな人とご飯に行くならぜひ意識しておいてほしい。
(※高校生や大学生が好きな人と2人でご飯に行く時は、直近の話より、中学生の頃の話題や高校時代の話題、自分の地元や具体的な友達付き合いの話題などに発展する方が「もっとその人のことを知りたい」と思ってくれてるサインになるため、脈ありパターンになる。)
二人で食事する・飲む時に、近況報告や情報交換会のようになるのは脈なしサイン
二人で食事に行ったり飲みに行った時に、ただの情報交換会みたいな雰囲気が漂う場合や、お互いに踏み込まない会話が多くて無難な話題が多く選ばれる時は、恋愛対象に見ていないサインだ。
ただのストレス発散だったり、話が合う人と話したいと思われているだけで、女として・男として好意は持ってないことが疑われる。
食事の意味やサシ飲みの意味が相手と違ってると「話題」から自分への気持ちが感じられないから、「こんな感じになると思わなかった」とがっかりする会になってしまうこともある。
その場合は、自分から少し深い話題も出してみて、相手の反応を見ながら会話の内容をより恋愛が進みやすい状況にしていく必要がある。
たとえば、好きなタイプを聞いたりして、あなたが相手を恋愛対象として見ていることを匂わせるなどしないと、相手は「いい人いないの?」みたいな話題を振ってくるような展開・雰囲気になってしまう。
二人の間に「会社が同じ」「職場が同じ」などの共通点があると、ただの飯友・飲み友の状態で何度も二人で会う関係ができることもあるので、「二人で会えること」「食事に誘ってくれること」を単純に脈ありサインだと判断せず、「どんな話題で盛り上がるか」を脈ありと脈なしの違いという観点で考えよう。
必要があれば、あなたの方から踏み込んだ話題を振って、二人の雰囲気を変えるべきだ。

食事や飲みを通して二人で会える関係でも、お互いに興味を持ち合っている雰囲気がないと脈なしです!相手のプライベートに踏み込む態度をチェックしてみましょう。脈ありだったらお互いのことに質問し合うような会話になって、深い話題で盛り上がります。
2人で食事する、サシ飲みすることが特別なことなのか、その人の性格的な誘いなのかで「脈ありか脈なしか」判断する
世の中には、それぞれの価値観で「二人きりで食事したり、サシ飲みに行くことに特別な意味を感じない人」もいる。

男女で食事するなら多少の好意や意識があるはずだと考える人は、ここに注意してほしい。
普通は気になったり意識した人をご飯に誘うけど、友達に男も女もないと考えるタイプは、異性と二人きりで食事することにあまり意味を考えていないパターンが多い。(異性と二人になることへ慣れているかどうかなどもここに影響する)
相手の性格を知るとこの部分は分かりやすくなるので、食事に誘ってくる男性やサシ飲みに誘ってくる女性の「他の異性への接し方」を、一度客観的に振り返ってみよう。
他の異性にも同じように2人きりで食事に誘っているなら、二人でご飯に行くのに特別な意味がない可能性が高まるし、不特定多数へ手を出しているように見えることを気にしないなら、それもご飯に誘われる意味が薄まって広義の意味で脈なしサインとなる。
色々な人を食事に誘う人は、好きな人から見た自分の印象を気にしてないので、コミュニティー内に本命がいない可能性が高い
あなたが二人で食事に行く人が、他の異性も時々食事に誘うタイプなら、本命が見えないだけでなく、食事に誘う意味そのものが怪しい。サシ飲みの誘いに関しても同様だ。
もしあなたのことが好きだったり気になっているなら、「他の人をご飯に誘う」のが色々な人に手を出しているように見えてチャラいと思われることを心配する。
あなた以外に他に本命の男性や女性がいた場合でも、自分の印象を第三者の価値観で検討する(本命の人からどう思われるか考える)ため、あなたを食事や飲みに誘う人が複数の異性と二人で食事しているなら、同じコミュニティー(学校や職場やサークルなど)に本命がいない可能性が高い。
この時の構図は下のイメージだ。
- 本命の人がいる=同性や異性を気にしない人でも、好きな人以外と「二人きりで会う」と、好きな人からの印象が悪くなるから自粛する
- 本命の人がいない=同性や異性を気にしない人は「誰でも誘う」し、特に気にする相手もいないため、気分で仲の良い異性を誘う
もし自分以外の人もご飯に誘われているなら、「二人きりのご飯に誘われる」「サシ飲みに誘ってくれる」という事実だけで脈ありだと判断しないで、自分だけ意識してしまっている可能性も検討しないといけない。
雰囲気も加味した結果「男女の意味ではなさそう」とか、他のマイナス要素も絡むようなら、現状は脈なしだと考えた方が良い。
誰が本命か分からないような時は、その中に本命がいない時の方が多い。
他の人は誘わない、自分だけ食事に誘われるなら、二人きりで食事する・サシ飲みするのが特別な意味を持っている
上とは逆に、あなたにだけ食事の誘いをする人や、あなただけサシ飲みに誘う人は、他の異性とは違った態度を取っているため、脈ありの可能性が高まる。
脈ありと脈なしの違いはこうしたほかの異性への態度の違いからも明らかとなる。
相手のサインを間違うことなく見極めたい時は、必ず複数の視点からより多くのサインを参考に「脈ありと脈なしの違い」について考えよう。
二人きりでご飯に行く関係、サシ飲みする関係は、ある人に取って特別だが、ある人にとっては普通のことだ。
恋愛的に好きな人との関係性を見る時は、価値観の違いを考慮しないと勘違いするもとになる。
他の人は誘わないのに自分だけ食事に誘われる時は、誘いそのものが特別になっているから、特別な感情(=恋愛感情)を持っている可能性が高い。
これを「ただ仲がいいだけ」と考えるのも勘違いのもとだから、しっかりその他の脈ありサインも出ているか確認しよう。
気軽に食事に誘う人はその軽い雰囲気が恋愛っぽい雰囲気を消すけど、他の人を誘ってないならわざと軽い誘い方をしているだけで、内心では意識されてることが多くなっている。
このように、相手は好きバレしないように(好意がバレないように)ごまかしの態度を取ることもぜひ知っておいてほしい。付き合う前の恋愛は好意のアピールと好意のカモフラージュの両方を行う人が多く、アプローチが重くならないように工夫する人も多い。
ご飯の誘い方に注目するなら、(事実ベースで)他の人を誘ってるか、自分だけ誘ってるのかを見て、食事や飲みの誘いの意味を把握するようにしよう。脈ありと脈なしの違いを見極める上でも重要な視点だ。サシ飲みデートに関しても、他の人を誘ってないなら強い脈ありサインとなる。

食事にしても飲みにしても、二人で会う関係は相手の性格や交際範囲によって「特別な関係」かどうか変わります。あなただけをご飯に誘う・サシ飲みに誘うなら強い脈ありサインになりますよ!
二人でご飯を食べてる時の会話が、盛り上がって楽しい会になるのか、グチや不満を言う会になってしまうのか
恋愛も人付き合いの一環であると考えれば、「一緒にいて楽しいこと」は二人が上手く行くための基本中の基本となる要素だ。
ここは、食事や飲みより恋愛的に意味が重い “二人で遊びに行きたいと思うかどうか” にも深くかかわる。一緒にいても楽しくないなら長時間一緒にいたいと思わないからだ。
この点を踏まえると、あなたが好きな人とご飯に行ったり、飲みに行った時に「どんな雰囲気の会話になるか」は非常に重要なチェックポイントになる。
社会人同士の食事や飲みはグチや不満を言い合うことも多いのだけど、もしあなたと好きな人の会話が「楽しい、明るい」雰囲気ではなく、「ストレス発散」になっているとしたら、恋愛から遠い雰囲気であると言わざるを得ない。
ここは特にサシ飲みデートの脈ありと脈なしを見極めるのに最重要ポイントだ。2人のご飯でもこの傾向は出るが、人がより感情的になる「2人で飲んだ時」に分かりやすいサインが出る。
- サシ飲みデートで楽しい会話、明るい会話で盛り上がった=脈ありサイン
- サシ飲みデートで愚痴をたくさん聞いた、悪口を言ってストレス発散してる雰囲気だった=脈なしサイン
恋愛には「深い会話・深い共感」も必要になっているから、ときどき愚痴を言い合うことは決して悪いことではないのだけど、全体的な雰囲気が楽しい会になっているかどうかは、二人で飲む・二人で食事する関係の脈ありと脈なしを見抜くチェックポイントだ。
一緒にいて楽しい人でないと人は深く付き合いたいと思わないし、たとえ好きだったりいいなと思っている人であっても、楽しくならないなら食事する度に冷めることになる。「なんか違う」と思う典型的パターンだ。
好意や恋愛感情があると自分の印象を良くしようと明るい話題で盛り上げてくれるような態度を取る人が多いから、比較して考えると雰囲気が掴みやすいだろう。
好きな人と食事をする時に、脈ありと脈なしを見抜く会話中のチェックポイント
たとえば “興味深い話” のように、恋愛的な会話についても、大笑いするような会話だけが楽しい会話ではない。
雰囲気で察する力が必要になる部分ではあるが、自信がない人は、好きな人と食事をする際に下の5つのポイントを確認すると、脈ありと脈なしの見抜き方がより正確になるのでチェックしておこう。
好きな人と2人で食事に行った時の会話のポイント
- 自分と相手の発言量に違いがないか(自分だけがしゃべってるなら、楽しい会になっても恋愛的な意味が小さい)
- 自分だけが盛り上がるなど、相手との温度差はないか(自分だけがはしゃいでるなら、好きな人はつまらないと思っていたかもしれない)
- 二次会や三次会まで発展することがあるか(二人で会うのにすぐ解散するなら失敗の会だった可能性アリ)
- 前のめりな態度で積極的に会話してくれるか(好きな人が自分に興味を持って話を聞いてくれたか)
- 自分の話に相手はしっかりリアクションを取ってくれるか(おしゃべりが苦手な人でも、脈ありだったらリアクションには頑張る)
一緒にいて楽しいから好きな人と何度も食事に行けるわけだが、相手の性格によっては社交辞令でOKしてる可能性もある。
あなたの誘い方や二人の関係性によって「何度も二人で食事する関係」が脈ありではないパターンがあるから、上の5つで脈あり度を測ろう。
検討した結果、社交辞令で二人の食事が成立していると思ったら、下の記事でより詳細を確認してみてほしい。
好きな人と二人きりで食事やサシ飲みに行ってるのに、脈なしの雰囲気だったらどうしたらいいか
もし二人の食事が恋愛の雰囲気が感じられない会になっているとしたら、もう一歩進むきっかけを作れるように動こう。
食事や飲み以外でデートに誘ってみたり、積極的にお互いのことを話題にしてみたりしながら、「二人きりで過ごせる」ことに満足しないで、片思いを前に進めるアクションを起こすべきだ。
二人で食事する関係・サシ飲みする関係から、実際に両想いになって付き合うには「無難な会を繰り返す」だけじゃ無理である。攻めるべきタイミングを逸しないでほしい。
恋愛経験が少ない人は「付き合うために」というより、「また食事や飲みに行けるように」と思って二人の雰囲気を変えようとしないのが弱点だ。
お互いにストレスを発散するための「仲間内の飲み会」のようになってしまった時は、意図的に変化を付けるようにしよう。


二人で食事できる関係になったからと言って、恋愛を進めるための行動や態度を取らないなら友達になって終わります。遠回しに好意を伝えるなど、アプローチしながら好きな人と一緒の時間を過ごしましょう!
二人でご飯に行った時、良い意味でギャップを感じてもらえるか、深くまで知り合えないで表面的な態度を続けるか
何度も食事に行く、何度も飲みに行く二人が付き合うパターンというのは、絶対と言えるくらい、二人きりで過ごす時間に良い意味のギャップを感じている。
「意外と面白い人だったんだね」
「案外、優しいところあるよね」
「普段はもっと大人しいのに、二人の時は何だか違うよね」
「意外と女の子らしいよね、もっとサバサバしてると思ってた」
二人きりで食事するようになった時、ギャップに感じたところを改めて話題にしてくれるのは、男女ふたりでご飯に行った時の脈ありサインだ。
特に、全然違う話題から相手がギャップを話題に出して褒めてくれる時は、社交辞令やお世辞ではないパターンがほとんどである。二人きりになってから相手が積極的に褒めてくれる時は、それだけでも脈ありサインの可能性が高いが、ギャップへの言及があればさらにその確率が上がる。
異性と2人でご飯に行くことを勘違いされたくない人は、むしろ友達の雰囲気を出すために、いじってきたり、馬鹿にした態度で笑いを取ってくる。いずれも二人で食事する時の脈なしサインだ。例えば、「そういうとこが彼女できない原因なんじゃない?笑」みたいな発言である。
「好き」という感情にも強弱の概念が存在するから、何度もご飯に行く・何度もサシ飲みする中で「二人の雰囲気がどう変わっていくか」は重要なポイントである。最初は脈なしの雰囲気でもだんだん脈ありに変わることもあるので、1回目のご飯で脈ありサインが出なくても、ぜんぜん諦めることはない。せめて3回目の食事まではしっかりアプローチして、良い意味のギャップを感じてもらおう。
二人で何度も食事する、飲みに行く関係は、会を重ねる度にお互いを深く知り合い、それが良い意味のギャップに繋がった場合に、どんどん惹かれていく過程を辿って「付き合う」というゴールに行きつく。
ここを意識して好きな人とご飯に行こう。
女の子とふたりでご飯に行く、男の子とふたりでご飯に行く時は、改めて気づいたギャップを褒めてくれるのが強い脈ありサイン
二人の時間が少ないと改めて相手のイメージに関することは話題になりにくい面があるのだが、本当に惹かれているなら何度も食事をする内にどこかの場面で「意外と○○」という良い意味のギャップについて話が出る。
好きな人と飲んだ時は、サシ飲み中にお互いのイメージに関することが話題になるのが脈ありパターンだ。ちょっとでも好意が伝わるといいなと思っていればわざとこんな話題を出すし、まだ好きになっていない中でも好印象を持っていたら無意識に良いイメージを伝えてくる瞬間が必ずある。
これが出ない場合は表面的な雰囲気と言わざるを得なく、脈なしサインと言ってしまって良い。
誰でも公的な場所で取る態度(みんなといる時の態度)と、私的な場で取る態度(異性と二人きりになった時の態度)は違い、雰囲気だって違うのため、異性として興味を持っていたらなおさら2人で食事した時にどこかしらにギャップを感じるのが普通だ。
それを「素敵だな」と思ってくれていそうな言葉で改めて褒めてくれる意味は恋愛的に大きいので、ポジティブな意味の「意外と○○だね」という話題が出るかどうかで、脈ありと脈なしを判断してみよう。
あなたが二人で食事に行く・飲みに行く相手が脈ありだった場合は、何度も一緒にご飯に行く中で改めて気づいた魅力を褒めてくれる。
その部分に関しては「異性としていいなと思われた」と判断しよう。嫌なところに気づいたらわざわざ言わないので、「意外とよく喋るよね」みたいにからかう感じでもポジティブに受け取れる言葉に関しては恋愛的にプラスに考えて良い。

恋愛的なギャップの意味については下の記事で解説しています!今まで二人きりで食事する関係になった後、「相手を好きにさせる方法」に意識がなかった人はぜひ読んでみて下さい。
>>魅力的なギャップの見せ方と効果!好きな人をギャップ萌えさせる方法とは?
何度も食事する・何度も飲みに行く中で、若干の緊張感がある関係になるのか、友達として崩れた関係になっていくのか
いずれカップルになる可能性を持った “付き合う前の男女” は、一時的に友達になったとしても、付き合うまで崩れ過ぎない関係を続ける。
二人きりで食事する機会が増えていっても、付き合ってない二人は、意識し合ってる時ほど緊張感が続くのだ。
ここも2人で食事する時の大事な脈ありサインになっている。
食事や飲みに行って好きな人と仲良くなれた際は、言葉使いや気遣い、態度などで「二人に緊張感があるか」をチェックしてみよう。恋仲の2人は、2人で食事する度に親しくなるのであって、気を遣わない相手にはならない。
ふたりでサシ飲みする度に色々なことが崩れていくのは、脈なしパターンのあるあるだ。サシ飲みデートがメインの場合は、特に重要なポイントになる。
- ご飯に行くたびに雑な態度になって友達扱いがひどくなる=脈なし
- 何回ご飯に行っても丁寧な接し方をされて、最初はちょっと緊張してる雰囲気がある=脈あり
二人で食事する関係や飲みに行く関係が脈ありだった時は、意識し合うから緊張感が続く
お酒を飲みに行っても、好きな人へは崩れ過ぎない関係を続けるので、好きな人と二人きりで会えるようになったら「どう仲良くなっていくか」が付き合う前の恋愛で大切なポイントである。
酔った時でさえ、気遣いとか優しさが恋愛関係に発展していくのに不可欠な要素だと誰もが知っている。付き合ってない男女がお互いに好意を持ってるなら、何度食事しても飲みに行っても、付き合う前から態度が悪くならないのだ。
サシ飲みデートに関しても意識し合ってこそ「脈あり」となるので、バカ笑いするような雰囲気よりも、時々盛り上がりポイントがありつつ、ずっとニコニコ微笑むような雰囲気の方が恋愛向きの雰囲気だ。
緊張感と言うと「重い空気」を想像する人もいて表現が難しいのだけど、言葉遣いや話す内容に恥じらいがなくなっていって、お互い男女を意識しない雰囲気になる場合と「対比」で考えて理解するようにしてもらいたい。
雑な接し方や、話題を選ばない態度を取るのは、「仲良くなったから」ではなく、恋愛的に「好きじゃないから」だ。男女が “マブダチ” になっていくような展開になったら、少なくても片方には恋愛感情がない。
好きな人と二人で飲みに行ったら、酔った状態で恋バナをしてみると、脈ありと脈なしの違いが見抜ける
友達として仲良くなった関係でする恋バナと、恋愛感情を隠した状態でする恋バナには、大きな違いがある。
二人で飲みに行く関係の脈ありと脈なしの違いをはっきりさせたいときは、酔った時に今の好きな人の話や前に付き合っていた人との話を振ってみよう。
酔った状態で恋バナをすると「意識されてるか意識されないか」がかなり分かりやすくなる。直接的な反応だけでなく、態度や雰囲気、仕草に相手の気持ちが出るから注目してみよう。
ここは第六感も働かせて好きな人の本音を見抜いてほしいのだが、恋愛初心者でも判別可能なのが、「恋愛の質問に関する答え方」だ。
恋愛に関する話題を振った時、好きな人があなたと仲良くなったことを理由にどんどん自分の恋愛事情を話す場合は「男女の緊張感がなくなった」という意味で強い脈なしサインだ。
自分の恋愛のことを話すのに最も恥ずかしい相手は好きな人である。気になる人や意識する人にも話しにくい内容だが、酔っていると恋バナにありがちな恥ずかしさを感じにくくなるので、意識されてない時ほど色々としゃべってくれる。
逆にどれだけ酔っても恋愛の話になると口が重くなるなら、好きな人があなただからかもしれないし、少なくても意識してるから言葉を選んでいる状況だと思われる。
ご飯や飲みに行った回数で少し変わってくるけど、脈なしの場合は意識してない異性との恋バナなので、微妙な緊張感がないのが特徴だ。
もし、好きな人とふたりでご飯に行く時に脈なしかもしれないと思ったら、恋バナへの答え方から判別するとわかりやすい。
サシ飲みデートでは特に分かりやすい態度を取ってくるので、恥ずかしそうにしてくれたり、意識されてる雰囲気を出したら、脈ありだと思って前向きに頑張ってほしい。
次の小見出しで「二人で食事する関係や飲みに行く関係が脈ありだった場合のサイン」をもう少し詳しく解説する。
二人きりで飲んでる時に、恋バナを振った時の脈ありサイン
- 仲良くなってるのに恋バナだけ話したがらない(恋愛の話題を変えたがる)
- 探り探り話す(いきなり口数が減って変な雰囲気になる)
- 恋バナを振られたのに、質問ばかりしてくる(なかなか答えない)
上の3つは、好きな人と2人で食事に行った時の恋バナで脈ありサインになる確率が高い態度だ。
仲良くなっているはずなのに、恋愛に関してだけあまり話したがらず、探り探りな感じだったり、あなたへの質問が増える時は脈ありサインの可能性が高いので、現在の雰囲気は恋愛的に悪くない。
もし付き合う前のサシ飲みが脈ありだった時は、相手目線だと好きな人や気になる人から恋バナを振られている状況なので、ドキッとするからうまく答えられないし、酔っ払って普段より明るくなるはずなのに流暢に話せない(=口ごもったり、話しづらそうにする)。
ここは、十分に「二人の食事中の雰囲気」を加味してニュアンスを掴んでほしい。単純に恋愛話が苦手な人もいるので、全体的な雰囲気が脈ありっぽいのは前提だ。
恋愛でいうところの「いい雰囲気の二人」がよく分からない人は、下の記事を読んでおくとさらに分かりやすくなる。雰囲気を読むのに参考にしてほしい。

好きな人と二人きりで飲んでる時に気を遣われなくなったら脈なしサインです。脈ありなら意識してることで「緊張感」が続くので、チェックしてみましょう。
二人で食事する時やサシ飲みにする時に「好きな人に取る態度があるか、ないか」で見抜く脈あり度
今回のテーマは、2人でご飯や飲みに行く時の脈ありと脈なしの違いなので、食事中に好きな人に取る態度がない場合にバッサリ脈なしとして切るわけではないが、相手が一方的に食事や飲みに誘ってくるなら「好きな人に取る態度があるかないか」をチェックすると、「どういうつもりでご飯に誘うのか」理由がはっきりしやすくなる。
ご飯に誘ってくる男性や女性、飲みに誘ってくる男性や女性がいるならこのパートに注目しよう。
相手から誘ってくれる状況でどういう態度が脈ありサインになるかをまとめるので、二人で食事する関係や二人で飲みに行く関係の脈ありと脈なしを見極めるために参考にしてほしい。
二人きりでご飯に行く男性が好きな人に取る態度(男性のサシ飲みの脈ありサイン)
- 積極的になる
- 自分のことを話してくる
- やさしさアピールがある
- 包容力アピールがある(話を聞いてくれたりなど)
- あなたを酔わせようとしてくる
- 食事後にLINEやメールを自分からしてくる
- 頻繁、もしくは定期的にご飯に誘ってくる
自分から誘ってくれる男性が好きな女性とご飯に行くと、上のような態度を取る。サシ飲みの脈ありサインでもあるので、ぜひ全部覚えておこう。
恋愛経験が少ないと見抜きにくいサインかもしれないが、事前に知識があれば意識できるので、ぜひ次の食事の際やサシ飲みの際にチェックしてみよう。
好きな人と何度も二人でご飯に行く、サシ飲みに行くなら、普段と二人きりになった時の変化に注目するのが、脈ありと脈なしを見抜くコツだ。
職場の人に誘われて仕事後の食事をする時などは、いつも以上に相手が積極的になるはずなので、社内恋愛や職場恋愛でこの記事を読んでいる人は、元気がない態度を「落ち着いてくれてる」とは思わずに、「仕事後なのにテンションが高い(=脈ありだから2人で食事できることを嬉しいと思ってくれてる)」「仕事帰りで疲れてるはずなのに盛り上げようと頑張ってくれる(=脈ありだから2人の食事が楽しくなるように努力してくれてる)」など、ポジティブな変化を脈ありサインだと判断しよう。
どちらも好きな人と食事に行くなら自然になってしまう面もあるので、色々なタイプの男性で脈ありサインとして出てくる。
二人きりでご飯に行く女性が好きな人に取る態度(女性のサシ飲みの脈ありサイン)
- ニコニコしながら話を聞いてくれる
- 女性の方からスキンシップ・ボディタッチがある
- リアクションが大きい
- あなたに質問が多くなる
- 見つめられているような視線を感じる
- 誘いを断らない、受け入れる態度を明確にする
- 日常的にLINE・メールがあり、自分のことを報告してくる
自分から誘ってくれる女性が好きな人とご飯に行くと、上のような態度が食事を重ねる度に増えていく。
女性から飲みに誘われたなら、特に「表情とスキンシップ・ボディタッチ」に注目して彼女の気持ちを判断してみよう。
男性より女性の脈ありサインは微弱だが、好きな人と仕事帰りにお酒を飲んだ時などは、「あれ?」って思うくらい強い脈ありサインが出たりもするので、ぜひチェックしてみてほしい。
二人で食事するようになった関係や、二人で飲みに行く関係が続いた場合、脈ありであれば食事中に好きな人に取る態度が増えていく。
上記に挙げたことは一部の脈ありサインだが、上のサインが全く出てこない感じであれば、やはり友達として付き合っていると言え、あなたを2人の食事に誘う際に恋愛の意味はない。
まだ1回・2回と少ない回数しか食事や飲みに行っていない場合は、「これからこんなサインが出てくるか」をチェックしてみよう。男性にしても女性にしても、「2回目の食事で好きになった」「3回目のサシ飲みで意識するようになった」というパターンがあり得る。
恋愛感情を持ってくれるなら雰囲気にそれが現れるから、その時々で現状を正確に分析できると、恋愛が進めやすくなる。
誘い方に自信がない人は下の記事を参考にすれば、色々なシチュエーションでの誘い方が分かるので、相手の誘い待ちになってしまっていた人は参考にしてみよう。

飲みや食事を重ねるうちにだんだん好きになるというタイプもいるので、あくまでも「現状は…」という見方をして恋愛を進めていこう。

二人で食事する関係が脈ありだったら、ご飯を食べてる間にもたくさんの脈ありサインが出ます。誘ってくれるからと言って脈ありとは限らないので、細かいサインを察知しましょう!
【職場】同僚と二人きりで食事する男性心理と女性心理
ここで、よくある質問に1つ解答を示したい。職場を前提に同僚と二人きりで食事する男性心理と女性心理についてだ。
「なんでふたりだけでご飯に行きたいと思うの?」というところを職場・会社の人を前提に解説する。
職場の同僚と二人きりで食事する男性心理(職場の女性と二人きりで飲みに行く男性心理)
基本的に男性が同僚の女性を食事に誘う理由は「好意」を理由にしやすいが、その前段階である「仲良くなりたい」と思った場合も二人きりのご飯に誘うことがある。
職場の場合は、ご飯に誘われるより飲みに誘われる方が恋愛的に意味が曖昧になりやすいので、職場の女性と二人きりで飲みに行く男性心理は、飲んでる時の雰囲気からしっかり好意の有無を判断しないと「相手から誘ってきた」という点にフォーカスしすぎると勘違いが起きる。
なぜ職場外で二人で会う意味をしっかり考えないといけないかというと、誘う理由が仲良くなりたいという心理がメインでも、仲良くなりたい理由に好意が絡んでない場合もあるからだ。
職場では仲が良い異性がいる方が人間関係的にも良いので、「二人きりの食事」に意識が行きすぎると女性は相手男性の気持ちを勘違いすることがある。
特に職場の人数が少ない場合はフィーリングの部分で仲良くなりたい人の数も少なくなるため、食事する相手に選ばれる意味に関しては、彼から見た自分の存在の相対的な大きさを勘案するべきだ。
たとえば、「ほかの人を誘ってもおかしくないのに…」と思うなら好意が理由である確率は高まるし、「年が近いのが自分だけだからかな?」と思えば好意以外の理由である確率が増す。同期が2人だけだったり、雰囲気が合いそうなのが自分だけしかいない場合も、恋愛的な好意がないのにご飯に誘われる展開になりやすい。
周りにいる人の人数が多いほど「選ばれる意味」が大きくなるのは当然だから、職場の女性の数と、彼と同世代の女性の数を踏まえて自分に声をかける意味を考えてみよう。
男性心理では「女性を食事に誘う」「女性を飲みに誘う」ことがすべて恋愛アプローチの意味しかないかというと、違う。「話が合いそう」「価値観が合う」と思えば、好意がなくても二人でご飯に行くのが男性だ。ちょっとでもいいなと思ったら、タイミング次第で二人きりの食事に誘う男性もいる。
つまり、最初の食事から2回目の食事や3回目の食事までに脈ありサインがきちんと出てくるかで二人きりで食事する男性心理を見抜くようにしないと、何度も2人で食事に行く二人の間に認識の違いが生まれる。
気軽に誘う男性は、男女の食事というより、同僚との食事という意味を重視した可能性がある。
好意があって食事に誘うのであれば、二人きりでご飯に行く男性からその他の恋愛サインが出ているはずなので、下の記事も参考にしてみよう。

職場の同僚と二人きりで食事する女性心理(職場の男性と二人きりで飲みに行く女性心理)
職場の同僚と二人きりで食事する女性心理については、「断ることができる性格か」という点をしっかり考えないといけない。二人で飲みに行く女性心理についても、同じように考えよう。
経験談で話をするなら、3回目の食事や飲みをOKしてくれた時点くらいから好意を疑うと勘違いが少なかった。
私は200人以上の女性と2人で食事してきたのだが、3回ご飯に行ったのに全く好意がなかったということはなかったし、3回飲みに行ったのに最初から脈なしだったということはなかった。
もちろん好きになってると言う意味ではないけど、3回ふたりで会う女性心理は「恋愛対象として見ている」「彼氏候補として検討している」という状況にはなっている。これから好きになるか、やっぱり冷めるかの瀬戸際に来ている感じだ。
1回目の食事や飲み、2回目の食事や飲みなら、最初は社交辞令でOKする女性が多いし、「ご飯くらいなら…」「飲みに行くだけだし…」という感覚を持っている女性はたくさんいる。(詳しくはこちら→とりあえずデートに行く女性の割合と、その理由~まだ脈なしだけど、とりあえずデートに誘うのはアリ?ナシ?)
紳士的な振る舞いをしていれば「職場の同僚」という関係性が信頼性を担保するため、女性心理の分析には1回や2回の食事に重い意味を考えない方が無難だ。脈なしだったら「他の人も誘う」とか「3人で食事するように提案される」などの行動を取ってきそうだが、現実は例外が多すぎて「2人で食事するのをOKする」だけじゃ脈ありとは言えなかった。
詳しくは次の見出しで解説するが、女性心理の場合は「何度も食事に行く、何度もサシ飲みする」という関係が短期間に成立した時に好意が疑える。期間のイメージは2週間以内のスパンで食事を繰り返すような展開だ。
毎月2人でご飯に行くのでは「たまにご飯に行く相手」くらいのイメージで脈ありではない。
女性心理では「頻繁に誘ってくる男性」を警戒するところがあるので、短い間隔で二人きりで会うのを何度もOKしてくれるなら脈ありの可能性が高い。
ただし、男性から女性を食事に誘う形で仲良くなった場合は「相手から誘ってこない」という状況になりやすい。「今度は相手から誘ってほしい」と思って待っても、好きな人が行動してくれないで、男性側が「やっぱり脈なしなのかな?」と悩むパターンが本当によくある。
しかし、これは脈ナシサインではないので、自分から誘っている形で好きな人と何度も食事に行ったのなら、そのまま押していこう。
奥手な女性心理については下の記事が参考になるはずだ。
サシ飲みする異性と何もない状態は脈なしなのか、何もないのに脈ありパターンはあるのか
男女2人でサシ飲みに行くのに「何もない」と脈なしを疑ってしまうけど、付き合う前の恋愛は真面目な人ほど慎重だ。
もし脈なしかもしれないと思ったら、相手の恋愛経験と恋愛観を勘案して「サシ飲みで何もない意味」を考えよう。
きちんと正式に付き合いたいと思っていたら、だからこそ何もない状態でもっと親しくなろうとする人もいる。
では、サシ飲みで何もない状態になったらどこで脈ありを判断すると良いだろう。ここまでの解説を踏まえて判断するのを前提に、2つポイントを解説する。
サシ飲みで何もないとしても「LINEで距離が縮まってる」と思ったら脈あり
サシ飲みする異性と何もないとしても、「LINE」が脈ありになっているなら恋愛に真面目なだけで、ちゃんとあなたに好意を持ってるから二人で会おうとしてくれてる。
本当はもう少し積極的にきてほしいけど、付き合ってない男女の恋愛はもどかしい展開になることが多いから、「大切にしてくれてる」と思って関係を温めよう。
LINEの状態について判断できない人は下の記事で詳しく解説している。

サシ飲みで何もないけどデートに誘われなるなら脈あり
サシ飲みする異性と何もない状態でも「二人で遊びに行く」「デートに誘ってくれる」なら十分に脈ありの片思いだ。
2人でご飯に行ったり、飲みに行ったりするより、二人で遊びに行ける関係になれたら何倍も恋愛が進んでいるので、相手のことは「きっと慎重な人なんだな」「奥手なのかもしれない」と考えよう。
異性をサシ飲みに誘えるけど「手を繋ぐことができない」「ハグができない」という人もたくさんいる。事情や理由はそれぞれだけど、遊びに行けるなら何もないことを気にしないで関係を深めるべきだ。
付き合える可能性がある恋愛になっている。

二人で食事に行く時に「誘われたお店」で脈ありと脈なしは判断できるのか
好きな人からご飯に誘われたら、実際に食事する店から脈ありと脈なしを判断しようとする人がいるが、二人で食事に行く時に「誘われたお店の雰囲気とランク」で脈ありと脈なしは判断できないので注意してほしい。
正確には、2人で食事する飲食店のレベルから脈ありと脈なしを判断しようとすると、勘違いするリスクが高い。
なぜ2人でご飯に行く時に「誘われたお店」から脈ありと脈なしの判断をすると勘違いするリスクが高いのか
付き合う前の食事の誘いは、「気軽さ」を重視したり、「話しやすさ」を気にしたりして、意外とガチなデート向きのレストランを選ばないタイプが多くいる。
口説くつもりならカップル向けの飲食店を席まで選んで予約するだろうけど、ちょっと気になるくらいの気持ち(※これも広義の意味で脈ありの心理)だったら、「変に構えさせたくないな…気合が入ってるお店選びをしたら話しにくくて気まずくなるかもしれないし、いつも行ってるようなお店にしよう」と思うことが本当に普通にある。
1回ご飯に行ってみたいと思っていた人も同様に、無難なお店選びをしたい心理になるし、「どのくらいアピールするつもりか」と「どのくらいアプローチ色を出すか」で、異性と2人で食事するお店の選び方は大きく違っている。
もちろん「オシャレなイタリアリンをわざわざ予約してくれた」「回らないお寿司を奢ってくれた」なら脈ありの可能性が上がる材料にはなるのだけど、だからと言って、好きじゃない人はオシャレなイタリアンに連れて行かないのかと聞かれたら答えはNOだし、好意がない女性にはお寿司を奢らないのかと聞かれたら、これも答えはNOだ。
常識的に考えて、いわゆる “いいレストラン” で異性と2人で食事する人はいくらでもいる。
このように、女性と2人で食事するお店・男性と2人で食事するお店の選び方は、「好意があるなら○○」「好意がないなら○○」と限定した条件をつけて解説できず、例外であふれているため、脈ありと脈なしの判断基準にすると勘違いするリスクが高い。
大衆居酒屋に誘われた場合でも脈ありパターンがあり、焼肉屋やいつも行ってるお店でも同様だ。その食事会の趣旨や、誘い方、2人の雰囲気(相手の雰囲気)でもお店選びが違っており、食事するお店で好意を表現しない人はとても多い。
脈ありっぽいお店でも、脈なしっぽいお店でも、どっちの場合も過信しないようにしよう。
異性と2人で食事する場合は、自分の好みや好きな食べ物を基準にお店選びをしてくれたら脈あり
一方で、異性と2人で食事する時は、相手がお店選びをしてくれた時に軽くお店選びの理由を言ってくれることがある。
この場合は、あなたの好みや好きな食べ物を基準にお店選びしてくれたことを匂わされたら脈ありパターンだ。
その時、具体的なプレゼンをされるほど脈あり度が上昇する。
たとえば、「この間○○が好きだって言ってからこのお店にしたんだけど、△△ってメニューが有名みたいでさ、○○が好きな人は絶対ハマるらしいよ!一緒に食べてみたいなって思ってさ」みたいに言われるイメージである。
2人で食事するお店のランクや雰囲気は色々な事情が絡んで脈ありの見抜き方に使えないけど、あなたが基準になって相手がお店選びをしてくれて、さらにそれをプレゼンされるようなら、好きアピールに近いことを行っている。
あなたのための努力を分かってほしい心理と、あなたに気に入られたい心理がその行動に繋がっているからだ。
そこまでわかりやすくアピールしてこないかもしれないが、もし1回目の食事と、2回目の食事の両方であなたのためにお店選びをしてくれたら、ただの友達にとる行動としては行き過ぎてるので、脈ありを疑って良い。
あなたが「ありがとう!」と言った時に嬉しそうな反応をすればするほど脈ありの確率が上がるので、そんな視点ももって相手を行動を判断しよう。
二人きりで何度も食事するのは、いずれにしても「好意」がある
ここまでを読んで、あなたの恋愛が脈ありと脈なしのどちらであったかを別にして、やはり「二人きりで何度も食事をする関係」というのは、経験上なにかしらの好意がないと成立しないとは思っている。
その好意が恋愛対象としてか、それとも人としてなのかは、今の段階ではっきりしていないかもしれないが、二人で食事する・二人で飲みに行くというのが続いた場合は、付き合える可能性が全くないというパターンが少ない。
特に週1回以上の食事が1か月以上続いた時は、何の好意もなかったというケースがほとんどないし、付き合うまでの流れとしてもあるあるだ。(詳しくはこちら→次のデートはどのくらいの間隔がベストか~会わない期間が長いと上手くいかない)
二人で同じ時間を過ごすうちに好意の種類が変わることもあるので、好きな人と仲良くなれた時は後悔しないように自分ができることにしっかり頑張ってみよう。
自分から進んでいくつもりがあれば関係性はよりはっきりするから、長期的にモヤモヤする状態のときはタイミングを失わないようにすることも大事だ。
好きな人の気持ちが知りたい人は下の記事も読んでみてほしい。
まとめ
今回は「二人で食事する関係や二人で飲みに行く関係の脈ありと脈なしの違い」についてまとめた。それぞれで色々な状況があると思うけど、参考にしてみてほしい。
基本的に、あなたが好きな人に好意を持って接する中で「二人が仲良くなる」という状況は、恋愛的に歓迎すべき状況で、今後の二人の関係は発展していく可能性を大いに持っている。
しかし、仲良くなるにつれて脈ありと脈なしはどうしても雰囲気に出てくるため、いい雰囲気にならなっていかないとしたら「友情」が主な理由で仲良くなったことを表し、むしろ恋愛感情を持っていないことがはっきりする。
この記事で解説した内容をチェックポイントにし、友達の雰囲気が強まる時は自分から雰囲気作りをしていこう。
女子は下の記事も参考にしてもらいたい。

二人で食事する関係、二人で飲みに行く関係から「付き合う方法」については下の記事で解説している。
おごる男性心理については下の記事を参考にしてみよう。
この記事を読んで脈ありかもしれないと思ったら、告白される可能性についてもう少しはっきりさせよう。下の記事では「告白される前兆」を詳しく解説している。