カップルの交際は気を付けていても波ができてしまうので、良い雰囲気を維持し続けることができず、タイミングの問題でカップルは倦怠期を迎えることになる。
長く付き合ったカップルは、「倦怠期を乗り越えるにはどうすればいい?」と考える瞬間が必ずあるものだ。
だが一方で、倦怠期の乗り越え方を知っている人はその「カップルの悪い時期」にしっかり対処して、また仲良く付き合うことができているのも事実である。
倦怠期には、きちんと原因とその解決方法がある。
そこで今回は、「カップルの倦怠期を乗り切るには?」というテーマで、7つの「倦怠期の原因」を取り上げ、その対処法・解決方法を徹底解説する。
「彼氏や彼女と倦怠期になったらどう対処すれば良いか」という問題で悩む人は、この記事をぜひじっくり読んで具体的な解決策を実行してみよう。
この記事のラストでは、倦怠期を乗り越えたきっかけについても解説している。
- カップルの倦怠期は、いつくる?どれくらいの期間倦怠期が続く?倦怠期になったらいつ別れる?
- 倦怠期の原因① カップルの悪い時期に悪循環を起こすパターン
- 倦怠期の原因② 彼氏や彼女への「慣れ」でときめきが減っている
- 倦怠期の原因③ 彼氏や彼女とすれ違いが進んだ結果の倦怠期
- 倦怠期の原因④ 段々と積もった彼氏や彼女への不満が溜まっている
- 倦怠期の原因⑤ デートや交際の仕方がマンネリ化している
- 倦怠期の原因⑥ 倦怠期に陥る原因を相手のせいにしている
- 倦怠期の原因⑦ カップルでお互いの存在を軽視するようになった
- 倦怠期を乗り切るために、カップルの問題を乗り越えることができる恋愛力をつけよう
- 倦怠期を乗り越えたきっかけとは?
- まとめ:倦怠期の乗り越え方は、倦怠期の原因を特定して、自分たちに合った解決策を実践しよう
カップルの倦怠期は、いつくる?どれくらいの期間倦怠期が続く?倦怠期になったらいつ別れる?
最初に、カップルの倦怠期に関する基礎知識を3つ確認しておく。
よくある質問なので押さえておこう。
カップルはいつ倦怠期になるの?カップルは付き合って何ヶ月で倦怠期になるのか
カップルは、付き合ってから半年前後で倦怠期を経験することが多い。
交際期間が短いケースでは、付き合って3ヶ月で倦怠期になるカップルもいて、その場合は「倦怠期になった」と思うより「冷めた」「相性が悪い」と思いやすく、別れる確率が高いのが特徴だ。
それなりに交際期間があるとうまく行かない時期が来るのもなんとなくわかるけど、付き合って半年未満だとカップルとしてうまく行かない感覚が強くて、倦怠期だと思わないケースが目立つ。
要は、付き合いたてで倦怠期になったら「付き合ったけどうまくいかなかった」と結論づける人が多いということ。
実際、付き合い始めに倦怠期になるのは理屈的におかしいので、捉え方は間違ってない。
一般的にはカップルが自然に一緒にいられる雰囲気になるのに3ヶ月程度かかるため、倦怠期になる時期は付き合って6ヶ月くらいから1年くらいが多い。
この時期であれば、倦怠期の乗り越え方を知っていれば実際にまた仲良しカップルに戻れることが多いから、たとえ彼氏や彼女と倦怠期になったとしても過度に不安にならずに「どうすればいいか」という点に意識を向けよう。
倦怠期はどれくらい続く?倦怠期の期間の目安
倦怠期になったカップルが倦怠期を乗り越えるためにかかる時間は、概ね1ヶ月から2ヶ月くらいだ。
長いと3ヶ月くらい倦怠期が続くこともあるけど、倦怠期が長いとそのまま別れるカップルが多いので、「倦怠期を乗り越える」という意味では、倦怠期が続く期間をできたら1ヶ月前後、最低でも2ヶ月以内に留めるのがポイントである。
倦怠期の期間は、2週間くらいで「最近うまくいってないな、倦怠期なのかな?」と思いはじめ、1ヶ月経つころに倦怠期を確信する。
3週間くらいで倦怠期が終わることもあるから倦怠期の期間は解説が難しいけど、1ヶ月前後で倦怠期を乗り越えたら問題ない。
倦怠期を放置すると関係が冷え切って別れることになるため、「倦怠期かもしれない」と思ったら、なるべく早く倦怠期を乗り越えることが重要となる。
長い倦怠期は、たとえ乗り越えたとしてもその後に元の雰囲気になるのに時間を要することになるため、倦怠期は短い期間に留めるのが恋人と仲良く付き合うコツである。
倦怠期になったらいつ別れる?
カップルが倦怠期になったら、別れる期間は概ね3ヶ月程度だ。ただし、交際期間によって倦怠期から別れる時期は変わってくる。
長い倦怠期になると半年間くらい「ずっと倦怠期が続く」というケースもあるけど、この状態になるのは交際期間が2年以上のカップルで、それ未満のカップルは倦怠期が3ヶ月以上続くと別れる確率がグッと増すことになる。
下に、「倦怠期になったらいつ別れるのか」の目安を交際期間別に取り上げるので、参考にしてほしい。
倦怠期になったらいつ別れる?
- 付き合って3ヶ月未満=倦怠期になったらすぐ別れる(2週間から1ヶ月)
- 付き合って半年=倦怠期が2ヶ月以上続くと別れる
- 付き合って1年=倦怠期が3ヶ月以上続くと別れる
- 付き合って2年=倦怠期が4ヶ月から半年続くと別れる
倦怠期は自然に終わることもある一方、「時間が解決する」と思って放置すると末期化する場合もたくさんあって、カップルが長続きするのに「倦怠期の乗り越え方」を知ってることは1つの条件となる。
この記事では倦怠期の原因とその解決策を解説していくので、恋愛経験が少ない人はぜひ参考にしてほしい。
倦怠期の原因① カップルの悪い時期に悪循環を起こすパターン
倦怠期の原因を特定する時、まず最初に伝えておきたいことが、倦怠期はほとんどのカップルに訪れる「すごく当たり前の期間」だということ。
カップルは良い時期と悪い時期を循環しながら交際が続くため、長続きすれば必ずと言って良いほど “交際期間の問題” で倦怠期を経験する。
その中には喧嘩ばかりになる最悪の倦怠期もあるけれど、付き合い方が穏やかな感じになるカップルもいて、倦怠期になったからと言ってすごく悪い状態とならないことも実際は多い。
しかし、これが「自分たちは倦怠期になったのだ」と強く思い込むと、カップルは悪循環を起こすことで倦怠期を末期化させてしまう。
恋人との間に起こる色々なことを倦怠期と結び付けて考えてしまい、本来すぐに乗り越えることができる “小さな倦怠期” を “大きな倦怠期” に自分たちで育ててしまうのだ。
「倦怠期で冷めたんだ…」「倦怠期だからあんな態度を取られるんだ…」と彼氏や彼女を見ることで、どんどんストレスをため込むと、倦怠期は別れの危機にまで発展する。
彼氏や彼女、恋愛に期待する気持ちはとても大きいものがあるが、二人で付き合っていれば色々な時期がある。自分の思い込みや空回りが原因になってカップルに訪れる波をより悪いものにしないために、ちょっとしたことで過度に不安にならないことが、倦怠期の乗り越え方では大事なことになってくる。
倦怠期は、カップルが二人で「上手くいっていない」と思うことで、どんどん深みにはまってしまい、深刻化することがあるから気を付けよう。
カップルの関係性というのは、ずっと良い関係を続けるのが難しい面があるし、お互いに忙しい時期があったり、どうしても二人の間の空気に波ができる。このことを織り込んで恋人と付き合っていくことが大切だ。
長く付き合って倦怠期になったのなら、交際期間が長くなった自分たちの良いところに目を向けていく努力も必要で、悪いところばかりに目を向けるのは非常にもったいない。
倦怠期の乗り越え方① 落ち着いた関係がくれる幸せを二人で実感する
倦怠期で悪い状態になったと思い込むことを防ぐために、もし倦怠期かもしれないと思ったら、自分達が築いた「関係性」の良いところにも注目するようにしよう。
特にカップルで倦怠期を意識するような雰囲気になった時は、二人で「今までのことを前向きに話す会話」を意識的に作ると良い。
自分たちが辿ってきた軌跡を彼氏や彼女と共有することで、「今は少し悪い時期だけど、すぐにまた良い時期になる」と信じることができるようになる。
喧嘩した後でもいいし、まったり飲んでる時でもいいし、「なんだかんだ幸せに付き合えてるよね、いい思い出もたくさんできたよね」って話をすると、今までの交際から得てきた幸せを実感できて、ちょっとした倦怠期だったらすぐに乗り越えることができる。
カップルは、どうしても付き合いが長続きする内に新鮮さが失われるけれど、その分、思い出や絆は積み重なる。
自分達がカップルとして長続きした結果、次のステージ(ドキドキする時期→落ち着く時期)に移っていることを確認し合って、悪い意味で「倦怠期になったのだ」と二人で思ってしまうことを防ぐと、末期化を防ぐことができて倦怠期の乗り越え方が比較的簡単になる。
「何だかおかしいな」と、どちらかが思ったところから倦怠期が始まることがあるから、倦怠期かを確かめるようにして一緒に居ると、どうしても二人の時間は沈みがちだ。こんな会い方をしていれば、相手だって倦怠期になったと実感するだけである。
無言を楽しめる関係や、何でも話せる落ち着いた関係に憧れを抱いていた時を思い出して、二人で幸せを実感し合えると、たとえそれが本当に倦怠期であっても、問題が深くならずに解決に向かう方法となる。
カップルは自分たちのどこ(ある物か、ない物か)を見るかで彼氏や彼女への満足感というか、二人の交際のイメージが全然違う。
穏やかな感じの付き合いになった「倦怠期」は、思い込みでさらに悪い関係にならないように、今ある幸せに目を向けよう。
新鮮さがなくなっても、あなたたちは付き合い始めになかった信頼関係を勝ち取っていて、落ち着ける雰囲気を手に入れている。
下の記事では、付き合ってから1か月、3か月、6か月、1年、2年から3年の各時期の「カップルの雰囲気」をまとめているので、自分の場合と比べてみよう。カップルは、長く付き合う内にどんどん雰囲気が変わってくる。倦怠期を迎える時期が気になった人も参考になるはずだ。
倦怠期の原因② 彼氏や彼女への「慣れ」でときめきが減っている
カップルが二人でいる時間に慣れていくと、ときめきが減っていくのは仕方のない部分がある。
ときめきとは “驚き” とも似ていて、付き合い始めは彼氏や彼女の色々な言動が新鮮でときめきを感じやすいのが恋愛の特徴である一方、時間が経つと彼氏や彼女の知っていることが増えていき、相手の言動が意外性を失っていくことでときめきは減ってしまう。
恋愛のドキドキはカップルに取ってとても大切なもので、恋愛でしかそれを感じることが出来ないから、ときめきを失うととてもさみしい関係になってしまったと感じる。そうなると、彼氏や彼女に慣れると冷めた印象を持つこともあって、倦怠期の原因になってしまう。
恐らく倦怠期の一番の原因が、「慣れ」等によるときめきの減少だ。
倦怠期の乗り越え方② 彼氏や彼女と会う頻度や連絡の頻度を減らす・他の人との時間を増やす
彼氏や彼女と一緒にいても倦怠期の雰囲気を感じる場合は、思い切って戦略的に「少し距離を置く」ことで、お互いへの慣れを緩和していく対処法がときめきが減った時の解決策になる。
カップルとして本当に落ち着いた関係になった時は、時期によって会う回数や連絡の頻度を落としても問題ないから、変な慣れ方をしてしまったと思ったらもう一度新鮮さを取り戻す対処法を取ろう。
倦怠期を乗り越えるために必要な施策になることがある。
付き合い始めは不安や自信の無さもあって、お互いに「会いたい」とか「声を聞きたい」と思っているので、会う頻度や連絡の頻度がどんどん上がってしまうことがある。
当然ながら、会いすぎるカップルやしょっちゅう連絡を取り合ってるカップルはどこかで満腹感を覚えるのだが、接触の頻度はある意味でカップルのルールになっている場合があり、倦怠期の原因となってしまう点には注意が必要だ。
例えば、「毎日1回は電話をしてね」とか「週に2回は絶対に会いたい」など、そういったカップルの暗黙のルールが断続的に適用された結果、二人共「話したいことがない」「特に会いたいと思ってない」という状況でコミュニケーションを繰り返すことが倦怠期の原因になる。
あなたが「倦怠期になってきたのかな?」と疑い出した時点で、今の接触頻度を続けると末期化しかねない問題へと発展していく可能性があるから、思い切って会う回数を減らし、外に目を向けてみることが、倦怠期の乗り越え方を考える際に効果的だ。
彼氏や彼女と一緒にいる時間を減らし、その間に友達などの他の人と時間を過ごし、「あまり会いたくないのに会っている」という条件の悪い接触を減らそう。会うのが楽しみじゃない状態で高頻度のデートを続けると、愛情が冷める原因にまで発展していく。お腹いっぱいの状態では好きな物を食べても、やはり不味いだけだ。
これは、原因がはっきりしたら意図的に行っていかないといけないし、どこのカップルも付き合い方には変化があるので、カップルの状態が悪くなったときは早く対処することが倦怠期を乗り越えるコツだ。
倦怠期の原因③ 彼氏や彼女とすれ違いが進んだ結果の倦怠期
二人が付き合いに慣れた時、副作用になるのが「言わなくてもわかっているだろう」との認識による彼氏や彼女とのすれ違いだ。
カップルは一緒に居る時間が増えていくとアイコンタクトで相手の考えていることが分かったり、阿吽の呼吸で息が合うことも多いけど、それで気持ちを表現する言葉が減ると、誤解や勘違いが増えていくことで関係がこじれる。
これは「関係性への甘え」とも言い換えることができる部分だ。
「何も言わなくても分かってるはず」との考え方は、複雑な恋愛感情を抱え合うカップルに取ってすれ違いの原因になって、それが倦怠期の原因に繋がる。
付き合っている人は「好きな人」なので、癖や考え方を熟知するのに時間がかからず、段々話をしなくても分かってくれていることが増えていくのは事実である。
しかし、それに甘えていると、カップルは必ずいつかすれ違う。交際が長くなると「好きだよ」などの改まった言葉が言いにくくなる面もあって、すれ違いが深刻化していくことで倦怠期が進んでしまうのだ。
特に、男性側が付き合い始めより具体的な言葉を失っていく(彼氏の愛情表現の言葉が減る)ケースが多く、それが倦怠期の原因となってしまうことが多い。
すれ違った結果、小さな誤解や勘違いが積み重なり、最悪のケースでは、恋人が「自分を好きかどうか」さえもわからなくなって、倦怠期が深刻化する。
付き合いはじめよりも倦怠期の彼氏や彼女はそっけない態度が増えていたりするので、言葉がないと「もう冷めたんだ」「あんまり好きじゃなくなった」などと誤解することで倦怠期は別れる原因にまで発展することがある。
倦怠期の乗り越え方③ 記念日や誕生日に手紙(LINE)で思いを伝え、気持ちを確認し合う
すれ違いが起き始めると急に倦怠期の雰囲気が出てくることがあるけど、空気が悪くなった時に自然にカップルの雰囲気が変わるのを待つだけじゃ、倦怠期を乗り越えることができない。
倦怠期はなるべく短い期間で終わらせるのが長続きのコツなので、倦怠期による悪影響が末期化する前に具体的な対策を講じないといけない。
では、すれ違いを原因に彼氏や彼女と倦怠期になった場合、どうしたら良いかというと、気持ちを見失ったときは恥ずかしくてもきちんと気持ちを伝えることが何よりも大事だ。
そこで、しっかりと具体的に気持ちを伝える方法として、彼女の誕生日を代表とする “カップルのイベント” を利用していくことをおすすめしたい。
イベントの日はデート自体も少し気合を入れて、プレゼントと一緒に簡単なメッセージカードで手書きの手紙を渡す。恥ずかしがり屋の男性はLINEで彼女に気持ちを伝えると良い。
倦怠期を乗り越えるために書くべきことは、「好き」だという気持ちと「感謝」の気持ちだ。
加えて「幸せ」を感じている理由やエピソード等を伝える。
特に恋人の誕生日では、普段言葉にしてこなかったことを伝える機会にすることが倦怠期になったカップルに取ってすごく大事なことである。
できれば渡したその場で恋人に読んでもらった方が良いが、恥ずかしい場合は「帰ったら読んで」と言っても良い。とにかくすれ違いで二人の距離が離れる前にカップルの大前提である「愛情」を再確認しよう。
ここを読んで「恥ずかしくて無理」と思った人はいるだろうか?
気持ちはわかるが、むしろそういう人ほどきちんとした手紙やLINEで想いを伝えた方が良い。
普段から愛情表現ができていない人は、特別な日を使って想いを伝えると非常に効果が高い。
すれ違いが進んだ場合の倦怠期は愛情の確認が不可欠なので、倦怠期を意識したカップルは本当の気持ちが相手に伝わっていないのだと認識してほしい。
カップルは好きだと言う気持ちを言葉で伝えることが本当に大事だし、相手も伝えてくれた気持ちに応えたいと思うから、お互いに愛情表現し合うとカップルとして倦怠期を乗り越える力が得られる。
「やった方がいいかな…?」と迷ったら、機会を作って実践してみることをお勧めする。
倦怠期の原因④ 段々と積もった彼氏や彼女への不満が溜まっている
カップルは付き合いはじめを超えると、どうしても相手への不満がたまっていってしまう。
倦怠期になる前に「だんだん空気がおかしくなってきた」とか「ちょっとずつ彼氏(彼女)の態度が変わった」と思ったら、2人が交際する中で小さい不満が積み重なったサインだ。
一つ一つは僅かなストレスで、総合的には彼氏や彼女が好きだし幸せの方が断然多いのだけど、「何の不満もないカップル」というのは長く付き合うほど理想的過ぎて、現実にはすごく少ない。
ある意味で人付き合いに付き物であるとも思うことだが、カップルとなると少し話が違うのが「溜まった不満」だ。
好き同士で一緒にいるのがカップルというものなので、彼氏や彼女に対しては、不満が溜まった状態への不快感が友達などより大きくなるという特徴があるのだ。
彼氏や彼女には愛情を持っている分、気持ちをないがしろにされていると感じればムカつく度合いも大きくなるし、好きな人のことはずっと自分の意識にあるからいつも幸せな気持ちでいたいカップルにとって「不満がたまるの」のは大きな災いとなる。
少しずつ溜まる不満は一つ一つは些細なものであっても、放置し続けると我慢の限界を超えて倦怠期の原因になるのである。
倦怠期の乗り越え方④ 喧嘩をそのままにしないで、しっかり解決する
カップルの倦怠期の特徴として、「喧嘩ができる期間」に制限があることを知っているだろうか?
倦怠期が続くとお互い向き合うことが出来なくなってきて、最後は「喧嘩が成立しなくなる」という非常に厄介な特徴が倦怠期にはあるのだ。
これは倦怠期の中でも末期だからすぐにそうなることを心配する必要はないが、相手の不満をしっかり取り除いていくための対応を取らずに放置してしまうと、倦怠期が末期化して話し合いができなくなる、言い訳しても聞いてもらえないようになることは、ぜひ事前に知っておいてほしい。
もし倦怠期の乗り越え方を模索するような状態で喧嘩が多くなってきたのなら、きちんと問題を抽出して、その原因を取り除こう。
そうしないと、いずれ喧嘩もできない関係になって、倦怠期から別れる流れに入ってしまう。
交際を続けていると、いくら好きな人でも受け入れることが難しいことが出てくると思う。しかし、付き合いが長くなってきたら我慢も必要だ。「倦怠期を乗り越えて長く付き合う」とは、こういった難しいバランスを二人で解決していかないといけない。些細な喧嘩でも、「言い争いが増えてきた」「イライラする態度が増えた」と思うときは、きちんと解決する癖をつけよう。
倦怠期の特徴として喧嘩の増加が挙げられるが、増加した喧嘩の放置が続くと、喧嘩をしても話し合わないで時間を使って解決することが増えていく。お互いの気分が回復するのを待って適当な仲直りをしがちなのだ。
そうなると、喧嘩の原因は絶えず解決しない状態になってしまうので、その喧嘩は当然のように繰り返される運命だ。それでは倦怠期が別れる決断につながってしまう。
倦怠期を乗り越えるコツは、まだ向き合えている内に、きちんとお互いの不満を解決すること。
倦怠期になる二人はカップルとしての信頼関係は強くなっているはずなので、乗り越えていく覚悟を二人で付けていけば、きっと倦怠期は乗り越えていけるはずだ。
喧嘩の仲直りの仕方に自信がない人は、下の記事も参考にしてみてほしい。
倦怠期の原因⑤ デートや交際の仕方がマンネリ化している
カップルは、付き合い始めの時期から軌道に乗っていくと、特別なデートをしなくても「一緒にいるだけで満足できる時期」を迎える。
その時期は、デートに気を遣わないで二人でいられる場所ならどこでもいいと思ったり、ただ公園のベンチに座ってしゃべっていたりしても楽しいのだが、その内そんな付き合いに飽きてしまう時期に入る。
それが倦怠期の原因の一つだ。
一度デートに気合が入らなくなると、もう一度手の込んだデートをするのは本当に面倒だと感じるのが男性の特徴である。それが彼女の不満となり、マンネリ化の悪影響を受けることで倦怠期の状態が続く。
カップルは、付き合いに「メリハリ」がすごく大事で、長く続くためにはマンネリ化への対策が必須だ。
ただでさえカップルは長く一緒にいることでドキドキやトキメキを失っていくのだから、その上デートがマンネリ化してしまえば、そのカップルが倦怠期を迎えるのは当然である。それが不満となると、問題は思った以上に末期化しやすくなる。
ここは、倦怠期になったと感じる人だと心当たりがある人が多いのではないだろうか。付き合いにメリハリがなくなると、マンネリを感じることで倦怠期の原因となる。
どんな行動と態度が「飽きた」と思われるのか、という点が気になる人は下の記事を読んでみよう。
倦怠期の乗り越え方⑤ トレンドデートからデートにメリハリをつける
倦怠期になったカップルがいきなりデートにメリハリを付けていくのは「カップルの付き合い方の流れ」という観点から難しいと思う。
それなら、インスタやツイッター、テレビや雑誌でリサーチして、話題になっている場所で “トレンドデート” をしてみよう。
流行っている場所や話題のデートなら、何気ない会話から特別なデートに発展させられるはずだ。この方法なら、倦怠期になったカップルに簡単に非日常的な刺激が与えられる。
二人で新しい体験を共有して新鮮さを感じるようにすれば、倦怠期を解決できる方法となり得るだろう。
また、共通の「興味」を原点にした「今までと違うデートの仕方」を模索してみることも倦怠期の乗り越え方としておすすめだ。
趣味が共通しているカップルは長続きすると言われるが、二人で同時に何かを始めると同じ状態になるし、そこまで大それたものを想定せずとも、新鮮なデートの仕方は少し調べるだけで難しくない。
マンネリに関しては彼女から彼氏への不満になりやすいが、倦怠期を乗り越えてずっと仲良く付き合っていきたいと思っているなら、彼氏への不満を持つだけじゃなく、彼女の努力もやっぱり大事になる。下の記事も参考にしてみよう。
完全にマンネリ化しているなら少しの工夫で大きく変わってくるので、倦怠期の乗り越え方の一環として同時に取り組むといいだろう。
倦怠期の原因⑥ 倦怠期に陥る原因を相手のせいにしている
倦怠期はお互いの不満が溜まることで段々と心の距離が空く状況で陥りやすいけど、もう一歩踏み込んだ分析をすると、倦怠期になった原因を「相手のせいにしてしまっている」と言うことが本当に多い。
「あなたの言い方が悪いから、私も言い方が悪くなるの!」
「あなたがいつも喧嘩腰だから、私もきつい言葉になるんだよ」
上のセリフは倦怠期のあるあるセリフだが、倦怠期はお互いがお互いのせいにしてしまうところがあり、どちらも相手のせいで上手く行っていないと思っていることが多い。
確かに相手である彼氏や彼女が本当に悪い場合もあるのだけど、カップルは「二人だけ」だから、どちらが悪いのかはそこまで問題ではなく、二人で上手く行く方法を考えることが求められる。
もしお互いに相手のせいにしていたら、カップルが悪循環になる最大の原因になってしまう。
倦怠期の乗り越え方⑥ 「自分の非を認める」ことを前提にした話し合いをする
相手のせいにしてしまうことが原因となって倦怠期になるカップルは、軽めの喧嘩を繰り返すパターンが多いのだけど、仲直りのような話し合いになった際一つポイントがある。
それは、「自分の非を認める」ことだ。これが倦怠期を乗り越えるコツとなる。
たとえ相手に大きな非があったとしても、恋人を責めるだけじゃ倦怠期のカップルは本当の仲直りができない。なぜなら、恋人にも「あなたのせいで喧嘩になった」と思うエピソードがあるからだ。
要は、お互いに相手を責めることになってしまう。
カップルは悪い繰り返しが起きた時に倦怠期になっていくので、仕切りなおして昔の雰囲気に戻りたいと思ったら、自分の非を自分から認めないといけない。
つまり、「関係をリードする力」がないと、ただ不満を言うだけになってしまうのである。
倦怠期を抜け出す方法の最も基本的なことは「二人で元の関係に戻すこと」だから、不満をぶつけるのではなく、二人を平等に見るような視点を持とう。倦怠期は二人で乗り越えるものだから、協力し合わないといけないし、まずは自分が変わる意識も大切になる。
カップルの雰囲気は時間をかけて変わっていくので、「雰囲気が悪くなった」と思う時は「彼氏のせい」「彼女のせい」という感覚が間違いになりやすい。
まだまだ子供の恋愛をしていると感じる人は、下の記事で恋愛力も成長させよう。
倦怠期の原因⑦ カップルでお互いの存在を軽視するようになった
カップルが落ち着く関係になるには良い意味で「一緒にいて当たり前」という信頼感がないといけないが、これが悪い意味になると「存在を軽視する」という状態になる。
倦怠期になったカップルは感謝がなくなり、彼氏や彼女をないがしろにしてしまうこともしばしばだ。
付き合ってから1年から2年くらいの、いわゆる「付き合って長いカップル」は、どこか「おおごとが無いと別れないだろう」と思ってしまうことがあり、それが倦怠期の原因になっていく。
恋人を軽視するという状況は、彼氏彼女のどっちが先だったか問わず、カップルで同時に進んでいく場合もあって複雑だ。
まだ好きなのだからどうでもいい存在とは言わないけれど、行動や態度からそんな気持ちを察してしまうこともあって、愛情を感じなくなれば心の距離が空くのは当然とも考えられる。
ここは、お互いの感覚でも左右される問題と思うが、もし自分の存在が軽視されるようになって「大切にされない」と感じる気持ちが末期化した場合は、どこかでしっかりした対処が求められることになる。
倦怠期の乗り越え方⑦ お互いを大切にしない関係が末期化した場合は「距離を置く」という対処法を取る
自分の存在が軽視されるようになった場合は、末期化した時にひどい付き合いになってしまうことが多い。
腐れ縁とも言える状況になった際は、倦怠期を乗り越えるための「普通の対処法」ではどうしてもうまく行かないので、「距離を置く」という対処法を取るしかない。
距離を置くことで文字通り仕切りなおすことができれば、以前の関係に戻れることもあるのだが、存在の軽視が末期化するとなかなか話し合いでは上手く行かないのも現実だ。
「今更深い話し合いはできない」と思うほど空気が悪化している場合は、距離を置く選択肢を持ちながら、真剣な話し合いを申し込むような感じになるかと思う。
各カップル毎に若干ニュアンスが違っているが、倦怠期が末期化して別れるカップルは「存在の軽視」を最後の壁にしているところがあり、「もう一度大切にし合おう」との結論では全然上手く行かないことに絶望することもよくある話だ。
ここまで末期化した倦怠期になってしまった人は、下の記事を読んでみよう。距離を置く理由や意味ついてまとめている。
きちんと絆を作ってきたカップルは修復が難しい倦怠期を乗り越える方法として距離を置くことが有効に作用する。
二人で未来を見ることが前提ではあるものの、雰囲気に流されて別れを経験するよりは、今できる対処法を探そう。
倦怠期を乗り切るために、カップルの問題を乗り越えることができる恋愛力をつけよう
先ほども触れている通り、カップルが倦怠期が原因で別れる際は「喧嘩の仕方」に問題がある場合に多い。お互いで不満をぶつけてしまい、しこりを残すように喧嘩を繰り返していると、別れの原因をどんどん増やす結果になってしまう。
カップルは二人で密度の濃い付き合いをするため、「二人で合わせていくこと」がすごく大事だ。意地を張る人や強がりを言う人は、倦怠期を乗り切るのが難しい人だから、もう少し「カップルが仲良く付き合っていく方法」を知るべきである。
当サイトは「カップルの付き合い方」についても専門性の高い記事を発信しているので、下に挙げる記事からもあなたに合った記事を読んでみてほしい。
恋愛は、確かに傷つけながら学ぶことも多いのが現実ではあるが、知識を付けることで「正しい付き合い方」に近づけることはできるはず。1つと言わず必要な人は2つ3つ読んでみてほしい。
- 長続きするカップルの秘訣10選~長く付き合うにはどんな付き合い方をしたらいいの?
- 会えない寂しさやイライラで彼氏を攻撃してしまう女性へ~本当にあなたが望むことって何だろう
- 彼女が彼氏に求めるもの~彼女が満足する彼氏になる行動
- 【彼女が重い…】彼氏に「重い女」だと思われる彼女の行動や発言
- 相手の気持ちを試す心理と問題点~何度も人の気持ちを試す人は彼女や彼氏とうまくいかない
倦怠期を乗り越えたきっかけとは?
最後に、倦怠期を乗り越えたきっかけを5つのパターンで解説する。
倦怠期を乗り越えたきっかけ①倦怠期になったことを2人で確認して、お互いの本音を話し合った
倦怠期を乗り越えたきっかけで最も多いのは「2人で今の状態を確認し合って、本音の話し合いをした」というケースだ。
倦怠期を確信する前は「なんかうまくいかないな」と思う程度だけど、そこから悪い波に乗ってしまうと、「どうしてこんなにうまくいかないんだろう?」と思うまで倦怠期が進んでしまう。だが、その時点でお互いが向き合うことができると、倦怠期を乗り越えられることがある。
この時、最も大切なことは「彼氏彼女を信じること」である。
信じられないと話し合いもできないので、放置しがちだ。倦怠期になったら恋人のことを信じて話すことが重要になるので、もし「逃げてしまっていた」と言う人は、信じることの大切さを思い出し、倦怠期を乗り越えるきっかけを探してみよう。
話し合うだけがきっかけじゃないけど、倦怠期で恋人のことが信じられなくなると会っても微妙な空気になってしまうので注意してほしい。
倦怠期を乗り越えたきっかけ②2人での旅行
倦怠期を乗り越えたきっかけで次に多いのは「2人の旅行」だ。
旅行は2人のテンションも高くなりがちで、行ったことがない場所で数日デートすると、新鮮な空気がカップルに流れ込む。
そこまで末期的に空気が悪くなってないカップルの場合は、旅行が倦怠期を乗り越えるきっかけになるので、「旅行行くような雰囲気じゃないかもしれない」と思っても、2人で予定を合わせて倦怠期が治るきっかけを作ってみよう。
いつもの感じのデートを繰り返しているだけでは感情の動きが少なくて倦怠期を乗り越えられない場合も多いので、カップルの旅行は良いアクセントになる。
倦怠期を乗り越えたきっかけ③彼氏の誕生日、彼女も誕生日に特別なお祝いの仕方をした(サプライズしてくれた)
倦怠期を乗り越えたきっかけで3番目に多いのが「お互いの誕生日」だ。
彼氏の誕生日にサプライズをしたり、彼女の誕生日に特別なお祝いの仕方をすると、付き合い始めのような「自分のために頑張ってくれる恋人」が新鮮に映り、愛情を感じることで倦怠期から脱出するきっかけとなる場合がある。
倦怠期中の誕生日デートは「頑張っても空回りする」こともあって、あなたの頑張りがストレートに恋人の気持ちに響くか微妙ではあるのだけど、もしどうにかして倦怠期を乗り越えたいと思ったら、相手の誕生日は良いきっかけをつかむチャンスがある。
もし悪い雰囲気になっていても、特別な日であれば特別なことがやりやすいので、「素直になれない」と思ってる人は、カップルで過ごすイベントデーも含めて、愛情表現してみよう。
2人の雰囲気が戻るきっかけになるかもしれない。
倦怠期を乗り越えたきっかけ④お互いの環境が変わった時に素直に向き合えた
倦怠期になったカップルは「お互いの環境が変わる」のも、倦怠期が終わるきっかけになる場合がある。
環境が変わると心境も変わるので、たとえば異動や転勤、卒業や進級などなど、カップルのどちらかの環境が変わる時は、2人でのコミュニケーションに頑張って、心の支えになることで昔の雰囲気に戻ろうとしてみよう。
彼氏彼女の環境が変わる場合だけでなく、あなたの環境が変わる時も、相手が色々と思うことが出てくるので、心境の変化から2人の雰囲気が変化するきっかけになることがある。
倦怠期を乗り越えたきっかけ⑤会う頻度と連絡頻度を減らしたら、少しずつ倦怠期が治った
少し地味ではあるが、倦怠期を乗り越えたきっかけには「会う頻度を減らす」「連絡頻度を減らす」のもあるあるになっていて、実際にそれがきっかけで倦怠期を乗り越えたカップルが多数存在する。
ここは詳しく前述しているから解説は不要だと思うけど、もし「会いすぎた」「連絡しすぎた」と思ってるなら、それを物理的に減らしてみよう。
あなたが彼氏や彼女を追いかけていた場合は「押してダメなら引いてみろ」と言わんばかりに効果を発揮するかもしれない。
恋人の雰囲気や態度が変わると心配になってしまうけど、「泳がせる」ことも恋愛では重要だ。
まとめ:倦怠期の乗り越え方は、倦怠期の原因を特定して、自分たちに合った解決策を実践しよう
今回は、「倦怠期を乗り越えるには?」というテーマで、「カップルが倦怠期になる7つの原因とその解決の方法」を解説した。
本文で取り上げた倦怠期の原因とその解決方法は以下の通りだった。もう一度確認しておこう。
原因① カップルの悪い時期に悪循環を起こす
→乗り越え方 落ち着いた関係がくれる幸せを二人で実感する
原因② お互いへの「慣れ」でときめきが減っている
→乗り越え方 接触の頻度を減らす・他の人と過ごす時間を増やす
原因③ すれ違いが進んだ結果の倦怠期
→乗り越え方 記念日や誕生日に手紙で思いを伝え、気持ちを確認し合う
原因④ 段々と積もった不満が溜まっている
→乗り越え方 ケンカをそのままにせず、解決する
原因⑤ デートや交際の仕方がマンネリ化している
→乗り越え方 トレンドデートからデートにメリハリをつける
原因⑥ 倦怠期に陥る原因を相手のせいにしている
→乗り越え方 「自分の非を認める」ことを前提にした話し合いをする
原因⑦ お互いの存在を軽視するようになった
→乗り越え方 末期化した場合は「距離を置く」という対処法を取る
カップルの倦怠期は、関係が熟した副作用だと認識しよう。
倦怠期は長く付き合えば必ず訪れるものだから、きちんと対応していけば問題はない。倦怠期の原因を特定して、自分たちに合った解決策を実践することで、総合的に対応をしていけば、乗り越えることは可能である。
ただし、倦怠期は末期化する前に対処するのが本当に大事で、放置すると付き合っている意味がないカップルになったり、お互いで傷つけ合うだけの関係になりかねない。
カップルが倦怠期を乗り越えるには、二人の努力が不可欠だ。それを認識して早めに行動を起こせば、きっと倦怠期を乗り越えラブラブに付き合っていくことができる。
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