「好きだけど喧嘩ばかりしている…」
本音では好き同士で想い合うカップルでも、喧嘩が増えた時は彼氏・彼女の両方がしんどい思いをする。
喧嘩ばっかりという状況になった時は、二人のどちらに原因があるかよく分からない状態になったり、改善のポイントも解決策もどうしたらいいか何も浮かばなくなってしまうことがよくある。
しかし、カップルの喧嘩がある程度仕方のないものだとしたって、彼氏や彼女との喧嘩が増えたのなら必ず原因と理由があって、そこを改善・対処できれば喧嘩が増えたカップルももう一度仲良く付き合うことができる。
彼女と喧嘩ばかり、彼氏と喧嘩ばかりになったら、「もう別れるのも時間の問題かもしれない」と思ってしまい、そのストレスも喧嘩の原因になってしまうけど、「好きだけど喧嘩ばかり」という状態なら、今の自分にできることを行ってみよう。
喧嘩が増えたカップルは悪循環になるケースが目立つから、仲良く付き合っていきたいのに喧嘩が多いというカップルは、具体的な対処法を実行してみてほしい。
そこで今回は、喧嘩が多いカップルに向け、「彼氏や彼女と喧嘩ばかりになった時の改善点と対処法」について解説する。恋人と仲良く付き合っていきたいと思う人は参考にしてみてほしい。
彼女や彼氏と急に喧嘩が増えたり、最近喧嘩が増えてきたと感じている人は、そのまま成り行きに任せてお互いに傷つけ合う恋愛をするのではなく、もう一度仲良しカップルに戻れるように努力してみよう。
- 彼氏や彼女と喧嘩が増えたってどのくらいの頻度から?普通のカップルは月にどのくらい喧嘩するのか
- 喧嘩ばかりになるのはなぜ?カップルの喧嘩が増える理由と原因
- 彼氏や彼女と喧嘩ばかりになったら、挑発し合って喧嘩をヒートアップさせないことから対処法をスタートさせる
- カップルが喧嘩ばかりになる原因「他のストレスを彼氏や彼女に当たる」のをやめる
- 彼女や彼氏と喧嘩ばかりになった時は「仲良く付き合っていくための喧嘩の仕方」に切り替えていく
- 喧嘩ばかりになったカップルは、価値観を合わせる付き合い方をしよう!自分と彼氏や彼女は違う考え方をしている
- 彼氏や彼女と喧嘩ばかりになったら、過去の喧嘩を蒸し返さないこと
- 喧嘩ばかりになったカップルの対処法3つのポイント
- まとめ
彼氏や彼女と喧嘩が増えたってどのくらいの頻度から?普通のカップルは月にどのくらい喧嘩するのか
彼氏や彼女と喧嘩ばかりになったら、そのまま問題を放置して付き合ってると「傷つけ合って別れる」という結末を迎える。
だから対処法が必要になるのだが、普通のカップルの喧嘩の頻度が分からないと「最近喧嘩が増えてきた気がするけどまだ大丈夫だよね」と思って、なかなか思い切った行動がとれないかもしれない。
しかし、実はカップルの喧嘩の頻度は各カップルごとに大きく違ってるのが現状であるため、「喧嘩が増えた」と思ったらその時点で改善・対処に動くのが、彼氏や彼女と長続きするコツになっている。
どういうことか解説しよう。
カップルの喧嘩の頻度とは?
MENJOYが未婚男女135人を対象に行った調査によると、恋人との喧嘩の頻度は以下のように回答があった。
喧嘩の頻度はどのくらいですか?
- 1位 まったく喧嘩をしない=33.3%
- 2位 半年に1回喧嘩する=13.6%
- 3位 1週間に1回喧嘩する=12.9%
- 4位 1か月に1回喧嘩する=12.9%
- 5位 2ヶ月から3か月に1回喧嘩する=9.1%
- 5位 2週間に1回喧嘩する=6.8%
- 5位 1年に1回喧嘩する=6%
- 6位 2日から3日に1回喧嘩する=3.8%
- 7位 毎日喧嘩する=1.5%
- 8位 2年に1回喧嘩する=0.8%
この調査では、喧嘩しないカップルが最も多い結果となり、次いで半年に1回しか喧嘩しないカップルが続く形となったが、割合としてほぼ差がなく「1週間に1回喧嘩する」「1か月に1回喧嘩する」というカップルが並んでおり、カップルごとに喧嘩の頻度が大きく違ってることが分かる。
3組に1組が喧嘩しないカップルであることを踏まえると、短期間に2回喧嘩した・3回喧嘩しただけで「喧嘩ばかりのカップル」というイメージを持つかもしれないけど、これだけカップルの喧嘩の頻度に違いがあることを前提にすれば、カップルで喧嘩が増えた状態とは「喧嘩が増える前の喧嘩の頻度」を参考に考えることが重要になる。
文字通り、喧嘩が増えたら対処法を実践するのが長続きするコツになっているということだ。
「1ヶ月に2回喧嘩したらヤバイ」「毎月喧嘩したらその内別れる」と考えるのではなく、「喧嘩しなかったのに喧嘩するようになった」とか「急に喧嘩が増えた」と思ったらカップルとして悪い時期に入ってる可能性があると考えよう。
彼女や彼氏と喧嘩が増えた状態とは「週に何回喧嘩したら…」より「それまでより喧嘩の頻度が多くなった時」だと考えて対処する
私自身の経験を振り返っても、よく喧嘩する彼女もいれば、まったく喧嘩しない彼女もいて、付き合った二人の相性などによって喧嘩の頻度がまちまちであることは実際に経験している。
カップルには痴話喧嘩のような雰囲気の喧嘩もあるし、喧嘩できないカップルにも「本音が言えない」などの副作用があることを考えると、「カップルは喧嘩したらダメ」というわけじゃない。喧嘩が増えた時にしっかり対処することが重要だ。
確かに喧嘩が多いカップルは “早く別れるカップルの特徴” ではあるのだが、付き合い始めから喧嘩が増えていくのか、減っていくのかではその後が大きく違うし、言いたいことが言えないカップルは他人行儀に交際する中で喧嘩しないまま別れるのも事実である。

まずは喧嘩が増えたカップルを概念的に解説したところで、次は喧嘩ばかりになる原因・喧嘩が増える原因を解説する。
喧嘩ばかりになるのはなぜ?カップルの喧嘩が増える理由と原因
喧嘩ばかりになったり、彼氏や彼女と喧嘩が増えると「なぜ喧嘩ばかりになるの?」と思うことも多いけど、喧嘩が増える理由を簡単にポイントで解説すると以下の5つがあるあるとなっている。
- 価値観の違い、性格の不一致
- 約束を破る、嘘をつく
- 嫉妬や浮気の疑い
- 傷つく言葉、モラハラ的発言
- 文句を言う、不満を言う
それぞれ解説する。
喧嘩が増える理由① 性格の不一致、価値観の違い、
カップルの喧嘩が増える理由をランキング形式にした時、第一位になるのが「性格の不一致」「価値観の違い」である。
カップルは、付き合い始めから少しずつ打ち解けると、自分の素が出るようになるが、「性格が合わないカップル」「価値観が合わないカップル」は明らかに喧嘩が増える傾向がある。
もし、付き合いたての時期からストレートに喧嘩の頻度が高まっていく場合は、性格の不一致・価値観の不一致が原因だろう。
交際が進むにつれ、あまり遠慮せずに恋人が自分の性格に即した行動を取るようになり、自分の価値観に即した判断をするようになると、いわゆる 合わないカップルは喧嘩が増える。
彼氏や彼女とは密に付き合うからこそ、性格面も含めて「合わないこと」が喧嘩が増える原因になる。

喧嘩が増える理由② 約束を破る、嘘をつく
カップルが喧嘩が増える理由では「約束を破る」「嘘をつく」もあるあるになっている。
このパターンは最初にささいな喧嘩から始まるのが特徴で、連続した時に大きな喧嘩に発展しやすく、喧嘩が増える原因になる。
特にきっちりした性格の人と適当な人の交際は、悪循環に陥った時に些細な喧嘩が絶えない状況となり、だんだん喧嘩がヒートアップしていく傾向があるため、性格の不一致も感じやすいところだ。
喧嘩が増える理由③ 嫉妬や浮気の疑い
カップルは好きだから喧嘩する面があり、だからこそ友達との喧嘩よりカップルの喧嘩は多い傾向があるのだけど、カップル特有の喧嘩の原因として「嫉妬」「浮気の疑い」はあまりに有名だ。
浮気症の人と付き合ってる人は少ないけど、異性にだらしない人や、女友達が多い彼氏・男友達が多い彼女と付き合ってる人はそこそこの割合で存在し、現実的に浮気を心配するべき恋人もいるため、カップルは嫉妬を理由に喧嘩が増えることがよくある。
一方で、嫉妬深い彼氏や嫉妬しやすい彼女の存在もこれに拍車をかけており、特に嫉妬しないで良いことに嫉妬したり、何でもかんでも浮気を疑う恋人と付き合ってると、喧嘩ばかりの交際になってしまうことが多い。
カップルの信頼関係を壊すような行動や言葉はよく喧嘩の原因になっている。

喧嘩が増える理由④ 傷つく言葉、モラハラ的発言
カップルが喧嘩が増える時は「些細な言葉」もよく原因になっていて、交際が長くなるにつれて過度な遠慮がなくなると、つい無頓着に「傷つく言葉」を言ってしまったり、感情的になった時に「モラハラ発言」をしがちである。
喧嘩が増えた理由がわからない時は何気ない一言が実は原因になっていることも多い。特にカップルに喧嘩が増えて嫌な雰囲気が漂い始めると相手の些細な言葉が気になるようになる面もあるから、急に喧嘩が増えた時は「言葉遣い」から気を付ける必要がある。
交際期間が長くなる度に「不用意な行動や態度」が増えていくタイプもいる。

喧嘩が増える理由⑤ 文句を言う、不満を言う
カップルが喧嘩が増える時と言うのは、お互いに言い争いになるケースが多いのだが、その最初の言葉と言えば「文句」と「不満」である。
喧嘩ばかりになるカップルは最初に「よく言い合いになる」「言い争いが増えた」という工程を経ていることが多く、性格が合わないカップルが喧嘩が多い理由にもなっている。
友達同士の頃は許せていたことが、カップルの場合は近づいた距離の分、許せなくなったり、余計にイライラする。
カップルは交際上の不満がある時ほど様々なきっかけで喧嘩になりやすい。相手がやること為すことすべてに不満が出てきたら末期的だけど、多くのカップルは最初に「小さな不満」が出てきて、それが積み重なることで喧嘩ばかりのカップルになるため、「急に喧嘩が増えた」と思った時点で改善・対処していくことが重要だ。
ただし、ここで解説した内容は、あくまでもこの記事を理解しやすいようにした簡単な解説に過ぎない。次からは、より詳しく原因を解説しながら「彼氏や彼女と喧嘩ばかりになった時の対処法(喧嘩が増えた時の対処法)」を具体的に解説していく。
彼氏や彼女と喧嘩ばかりになったら、挑発し合って喧嘩をヒートアップさせないことから対処法をスタートさせる
彼氏や彼女と喧嘩が増えたと思う時は、些細な喧嘩を大きな喧嘩に発展させないように絶対に気を付けるようにしよう。
カップルの喧嘩は、発展させればさせるほど元通りに戻るのが難しくなる。二人が抱えるわだかまりも大きくなるので、解決も難しくなる。
お互いで挑発し合うような喧嘩の仕方をすれば、喧嘩が大きくなってしまうから仲直りが難しくなり、仲直りするまでの時間も長くなることで「ずっと喧嘩してる」ようなイメージも持ちやすい。
喧嘩している時間が長くなればどうしても「最近喧嘩ばかりになった」と感じる原因になって完全に悪循環に入るため、彼氏や彼女と喧嘩が増えたら、意識的に「喧嘩をヒートアップさせない」ように、自分から小さい喧嘩に留める努力をしよう。
激しい言い合いになってしまえば喧嘩の原因に関係なく思ってもないことまで言葉にしてしまい、どんなカップルもお互いを傷つけ合うことになる。喧嘩が増えたカップルがひどいことを言い合えば、別れるのも時間の問題になってしまう。
カップルには好きだからムカつくことやイライラすることもあるから、喧嘩をヒートアップさせないようにすることは、今回の “改善点” で最も基本的なことになる。
簡単じゃないけど、必ず意識しよう。
彼氏や彼女と喧嘩が増えたら、大きな喧嘩に発展させる言葉や態度を取らないように注意する
今述べたように、喧嘩しやすいカップルがまず取り組みたい改善点が「喧嘩を大きくしない」ことだ。
最初に、売り言葉に買い言葉で些細ないざこざを喧嘩レベルのもめごとに発展させないように対処しよう。
喧嘩が多くなったカップルは、本来喧嘩しないで良いきっかけで喧嘩しているから、まずは「すぐに喧嘩になるカップル」から抜け出すように対処すると良い。
確かに彼氏や彼女と喧嘩が増えたら、相手はムカつくことを言ってくるし、イライラさせる行動や態度を取るように感じるのだが、そこで大きな喧嘩に発展させる言葉を言えば、恋人の怒りを買うことになって、どんどん喧嘩が増えていく。
喧嘩が増えてきたなと思う時には、早い段階でそれに気づき、まず自分が大人になることで2人の関係を俯瞰して見れると改善しやすい。
ここで「相手が悪い」「あいつが煽ってくる」と思ってしまう人は、カップルの悪循環に拍車をかける人だ。
小さいな喧嘩を大きな喧嘩にしてしまい、「謝ったのに許してくれない」と言う状況になれば仲直りは本当に難しい状況となる。喧嘩してる期間が長くなると、その時間の長さの分「別れた方がいいのかな」「もう無理かもしれない」と思うから、その意味でも小さい喧嘩に留める努力をすることが重要になる。
カップルが喧嘩ばかりになる原因「他のストレスを彼氏や彼女に当たる」のをやめる
カップルの喧嘩の原因の中でも、「機嫌が悪いから」とか「イライラしてたから」という “恋人に当たる喧嘩の仕方” が最悪の喧嘩の原因だ。
二人の間に起こったこと以外のことで喧嘩しても、そのカップルに取って良いことは生まれないし、彼氏に当たる・彼女に当たるのを繰り返した場合は、人間性も疑われてしまう。
喧嘩ばかりになったという自覚があるなら、なるべくこういった喧嘩をしないように、「感情のコントロール」が問題解決の前提条件だ。
喧嘩しやすいカップルは恋人に当たってしまうタイプの人がよく陥ってしまうところがあるので注意をしたい。イライラしやすい男性や女性は特に注意しよう。何か言わなくても、イライラオーラが出ているとそれが原因で喧嘩になることもある。
喧嘩が増えた、喧嘩ばかりになってきたと思った時点で徹底して意識しておきたいところだ。
理不尽な態度を取る彼氏や彼女は、誰と付き合っても喧嘩ばかりになる
相手に取って、理不尽な態度を取られていると思えば喧嘩になってしまうのも当然なので、彼氏や彼女と接する時間はイライラしたりしている自分を切り替えるように、気持ちをコントロールしよう。
それができないと、自分勝手な人だと思われて嫌われるところまであり得るし、すぐにイライラする人は誰と付き合っても喧嘩ばかりになる。
今付き合っている彼氏や彼女はあなたに取ってとても大切な存在のはず。ずっと自分のことを好きでいてほしいと願っている相手だろう。でも、距離が近くなっていくとそんな大切な相手にこそ日常のストレスを当たってしまうことが珍しくない。
気持ちはよくわかるのだが、自分とは関係ないところでイライラしている恋人が当たってきたら、相手はとても理不尽な態度に感じる。ストレスのはけ口にされてると思えば、100年の恋も冷める喧嘩に発展していくことさえある。
支え合うという意味を広義に考えれば、時々恋人に当たってしまうことがあっても仕方ないのかもしれないが、どんな状況になってもそれが状態化することだけは避けるべきである。
彼氏や彼女の大切さをもう一度自覚することで、思いやりを持てるように頑張りたい。
「好きだから」という理由でイライラする女性は、下の記事も参考にしてみよう。
彼女や彼氏と喧嘩ばかりになった時は「仲良く付き合っていくための喧嘩の仕方」に切り替えていく
彼女や彼氏と喧嘩することが増えたら、喧嘩の仕方も改善したいところだ。
喧嘩が増えたと言うことは、一つの喧嘩で2人が分かり合えてない可能性があり、喧嘩の仕方が悪いカップルはただお互いに傷つけ合うだけで、2人の交際が喧嘩を通してより良いものになっていってないのが特徴である。
カップルで喧嘩が増えた時は、良い喧嘩ができているか、悪い喧嘩を繰り返してるか、分析してみよう
喧嘩が続いたとしても、”雨降って地固まる” ような喧嘩ができるなら、カップルがするべき喧嘩ができている。
お互いに分かり合うためにする喧嘩、自分の気持ちを伝えるためにする喧嘩だったら、カップルに取って必要なものにもなるから、ある喧嘩をきっかけにラブラブになるカップルもいる。
言い方を変えたりすることで喧嘩をしない方法も後述していくが、彼氏や彼女にはなかなか思ったことを言えない場合も多いので、喧嘩を通して気持ちを語り合うことはカップルに取って良い面もある。
しかし、もし悪い喧嘩の仕方をしてしまっていて、それが原因で喧嘩が増えたとしたら、あなたにとって必要なのは「我慢」でも「分かり合うまで言い合うこと」でもなく、「良い喧嘩の仕方に変える」ことだ。
カップルが喧嘩ばっかりになったときは、「喧嘩の仕方を振り返ってみる」と対処法を間違うことがない。喧嘩が増えた理由が喧嘩の仕方にある場合も珍しくないので、そんな視点で一度しっかり振り返ってみよう。
では、カップルが仲良くなるための喧嘩の仕方とはどんな喧嘩の仕方だろう?
彼氏や彼女と喧嘩が増えた時に実践したい「カップルが仲良くなる喧嘩の仕方」とは?

上の記事は今回のテーマと密接に関係しているので、もしよければ合わせて読んでみよう。ここではポイントを掻い摘んで「仲良くなるための喧嘩にするための方法」についてまとめておく。
良い喧嘩の仕方3つのポイント
- 喧嘩の原因を二人で認識し合う(すれ違いを防ぐために)
- 思っていることを冷静に言葉にして伝える(うやむやで終わらないために)
- 要求だけをせず反省を伝え、相手の気持ちも聞く(より分かり合うために)
上に挙げた3つは、どれだけ感情的になっても、どんなに相手が悪いと思っても、恋人と喧嘩した時に最低限意識しておこう。
感情が爆発するから喧嘩をしてしまうのだけど、あくまでカップルがカップルらしい喧嘩をするのはより良い付き合い方をするためだ。喧嘩の始まりがそうじゃなかったとしても、そうなるように仲直りしていかないと、また喧嘩を繰り返す。
相手に合わせないといけないところもあるだろうし、あなたにも譲れないところがあるだろう。喧嘩の原因は様々あるのだけど、好きだからしてしまう喧嘩は仲直りの後にもっとラブラブになれる喧嘩となる場合があるから、喧嘩が増えた時こそカップルは喧嘩の仕方が大事になる。
仲直りの仕方を再考する必要もあると思うので、先ほど紹介したリンク記事も参考にしながら改善・対処を考えよう。
喧嘩ばかりになったカップルは、価値観を合わせる付き合い方をしよう!自分と彼氏や彼女は違う考え方をしている
付き合っていると、カップルは似ていくところがある。長年寄り添った夫婦は顔まで似てくると言われるくらいだ。実感したことのある人は多いと思う。
しかし、どれだけ似てきても相手は自分と同じではない。
付き合ってる彼氏や彼女に対して、分かってくれているだろうという気持ちになっているなら「おごり」となるし、同じ考えをしているだろうと確信するなら「求めすぎ」となってしまうから、喧嘩ばかりになった時こそ、改めて自分と恋人は違う存在であることを意識しておこう。
カップルは長く付き合うと「合わない」ことがストレスになるから喧嘩が増える原因になる
付き合いが進んで二人の関係に自信が持てるようになると、カップルは「育った環境も親も違う他人同士」という前提を忘れてしまうことが多々ある。
今までは二人が合うことが嬉しかったはずなのに、付き合ってる内に今度は合わないことが許せなくなったり、イライラする原因になるのだ。
それが喧嘩ばかりになる原因へと繋がる。
期待し過ぎたり求め過ぎればやはり喧嘩が多くなってしまうから、あなたの彼氏や彼女は「自分とは違う価値観を持っている他人」だと、もう一度ここで再認識しよう。
恋人と長く付き合った時ほど「なんで合わないの?」「どうして合わせてくれないの?」と思うのではなく、「少しでも合うように付き合うにはどうしたらいいんだろう?」「どうしたらもっと合うカップルになれるかな?」と考えていくことが本当に大切だ。
喧嘩が増えた時や、喧嘩ばかりになった時は、ぜひ原点に立ち返ろう。悪い方向に考えを巡らせても、現状が悪化するだけになる。
カップルは違っているから刺激も学びもあるわけで、恋愛が成立している理由もそこにある。改めて前提となる考え方が間違っていなかったかを考えよう。
喧嘩が増えたカップルが、価値観が合う付き合い方をするにはどうしたら良いか
喧嘩ばかりになったカップルは「価値観が合う付き合い方」をしないといけないから、「これから価値観を合わせていく」という前提で、彼氏や彼女との相性を高めていく意識を持つと良い。
では、価値観が合うように付き合うにはどうしたら良いかという点だが、なるべく感情的にならないでお互いに本音を言葉にしていくことが重要になる。喧嘩中の言い方を工夫し、仲直りする時は分かり合えるような会話をしていこう。
喧嘩になった時に「なぜそう思うのか」「なぜそう感じるのか」を言葉にすれば、彼氏や彼女はあなたの価値観を理解していく。そうすると、少しずつだけど2人は分かり合うことができてきて、相性が良くなっていく。
ダメな喧嘩の仕方をしていると言い争うだけだけど、「ちゃんと話をしよう」と思って言い方に注意できたら、きっとあなたの恋人は話を聞いてくれるし、本音で話してくれるはず。
この理解の上で「共感」が起きると、喧嘩ばかりのカップルの価値観が少しずつ合ってくる。もちろん最初は合わないと思うことが多いかもしれないけど、お互いに自分の感情を話し合える関係ができれば、変に誤解することがなくなるから最低限、悪循環に陥らない。
長続きする中でたくさんの共感が起こしていけば、カップルはお互いに好きな人と向き合っている以上、少しずつ合ってくる。
ここら辺は下の記事でも詳しく解説しているので、もし喧嘩ばかりになった彼氏や彼女と合わないかもしれないと思うなら、読んでみよう。
彼氏や彼女と喧嘩ばかりになったら、過去の喧嘩を蒸し返さないこと
喧嘩ばかりになったカップルが辛いのはその繰り返し感である。
仲直りしても全く前に進んでいない感じがするし、「また喧嘩した」と感じるだけでつらく、イライラする。
喧嘩しやすいカップルは、喧嘩するからまた喧嘩が発生している面があるのだ。
そんな状態になってしまった時に大事な改善点は、「過去の話を蒸し返さないこと」である。
じっくり向き合う形で、喧嘩ばかりになってしまっていることを二人で意識することは良い面もあるのだけど、過去に起こった色々なことを度々蒸し返しながら話をされると、もう何をどうしたら良いのかが分からなくなる。
喧嘩ばかりになったカップルに溜まっていくものがあることを否定するつもりはない。でも、文句が言いたいだけになってしまっていないかは考えるべきだ。ここは特に「相手が悪いから喧嘩が増えたと思ってる人」が注意するべきポイントである。
本当に改善が必要なら彼氏や彼女とじっくり話し合って解決するべきだろう。過去の喧嘩を何度も蒸し返していれば解決が不可能になってしまう。
喧嘩ばかりになったことを「不満」としてぶつけると、お互いに不満を言い合うことになって別れる以外に選択肢が浮かばなくなる
喧嘩ばかりになっていることを嫌な雰囲気でお互いが不満としてぶつけ合えば、どうしたってこのまま付き合っていく自信など持てない。
問題が山積してしまっている時でも一つ一つの問題と向き合うべきであり、アレもコレもごっちゃにし、現在と過去までかき混ぜてしまうと関係は末期化してしまうので、この点に思い当たる点がある人は今すぐに改善しよう。
何度も言うが、喧嘩ばかりになったカップルは彼氏も彼女もそのことを気にしているし、お互いに喧嘩が増えたことを不満に思っている。
その不満をぶつけても相手から同じ不満が返ってくるだけなので、「対処法」に二人で向かうために「蒸し返さないこと」が喧嘩ばかりを抜け出す方法の必要条件になる。
彼女や彼氏と喧嘩が増えたと思っても、まず目の前の問題から対処していこう。昔のことはその問題が解決できて、仲良く付き合えるようになってから改善を求めればいい。
喧嘩ばかりになったカップルの対処法3つのポイント
最後に、喧嘩ばかりになったカップル向けに対処法を実行する上での3つの重要なポイントについて解説する。
まとめ的になるが、改めてしっかり理解しておこう。
喧嘩ばかりになったカップルの対処法① 気持ちを語ることから逃げないで、喧嘩の原因を分かりやすく話す
彼女や彼氏と喧嘩ばかりになった時は、どういう状況でも「自分の気持ちを語ること」から逃げないようにしてみよう。
「何でこんなことをするの?!」
「また遅刻?私(俺)のことはどうでもいいと思ってるんじゃないの?!」
こんなことを言いたくなる気持ちになった時、喧嘩にしないためには「気持ちを語る」ことで改善できる場合がある。
「〇〇されると〇〇な気持ちになるから〇〇してほしい」
「会うのを楽しみにしているから何度も遅刻されると寂しい気持ちになる」
例はあくまでも例であってあなたの気持ちを語ればいいのだけど、ポイントは、責めずに自分の気持ちを相手に理解してもらって、自ら改善したいと思ってもらえるように伝えることだ。
喧嘩が増えたカップルは、「好きだからムカつく」という感情を別の言い方(責めるような言い方)で伝えてしまい、大きい喧嘩に発展させている。
伝え方で相手の捉え方が変わるので、喧嘩しやすいカップルはぜひ「好きだから喧嘩になる」という状況を悪化させないように立ち回ってみよう。
特に彼氏と喧嘩ばかりになった女性は、自分の気持ちを理解してもらうことに相手目線を取り入れながら頑張ってみると良い。
「○○くんは○○って思うかもしれないけど、私は○〇って思っちゃうんだよ」と言えば、彼氏の言葉をきっかけにもっと深くまで話し合える。
話し合うことができればわかり合うことに近付くから、少しでも前に進んでいける。

喧嘩ばかりになったら、責めないで分かってもらう対処法を取る
何かあった時、相手から責められると言い返したくなるのが人の心理である。
自分にも言い分があるから、強い言い方をされれば強い言い方でそれを返す。悪いことをしたのが自分であるとの認識は時にずれることがある点にも注意をしておこう。相手は相手で違う考えがあったのかもしれない。
喧嘩は、つっかかっていくから相手をイラつかせてしまい、大喧嘩に発展していく。
何度も我慢したことが爆発することもあるから難しい対処法ではあると思うけれど、気持ちを語ることができていないと思う人はやってみる価値があるので、素直な気持ちを語るように努めてみよう。
分かりやすく喧嘩の原因を話すことで、必ず相手は今まで以上にあなたの気持ちを理解する。怒った理由、悲しくなった理由、不機嫌になった理由を、恥ずかしがらずに「分かってもらおう」と話してみよう。
彼女や彼氏と喧嘩ばかりになった時は、命令をせず、相手を責めず、自分の気持ちを理解してもらえるように話をすることで、相手に反省を促すようにしてみるのが正解だ。
きちんと話せば、恋人同士の関係なのだし、気持ちを汲んでくれるはずである。
もう一歩譲歩できる人は「お願い」するところまでいけると、尚更相手の印象は良くなると思う。

喧嘩ばかりになったカップルの対処法② 喧嘩しないように自分から努力を始める
喧嘩ばかりになってしまったり、彼氏や彼女と喧嘩が増えた時は、相手への不満も多くなってつい相手の変化に期待してしまうのが悪循環の原因となる。
悪いのは相手であって、自分は仲良くしたいと思っているのに分かってくれないと感じがちなのである。
喧嘩ばかりになったのなら、実際にそれを裏付けるエピソードだってたくさんある状態だろう。
でも、喧嘩が増えたカップルや、喧嘩ばかりのカップルは、お互いで相手に期待してしまっている。
好き同士で付き合ったのに喧嘩が増えた理由は、すれ違いが原因であることも多いので、相手の変化に期待する心を持ちながらも、自分から変わっていくことを大事にしよう。
まずは自分から喧嘩しないように努力をはじめる。
これがお付き合いだけでなく人間関係を良化させていくのにとても大切なことだ。
裏切られたように感じることも多々出てくるかもしれないけれど、あなたの目的が「幸せに付き合っていくこと」だとすれば、そうではない現状を変えるために、変えられない「彼氏や彼女の気持ち」より、変えられる「自分の気持ち」を変えて具体的な努力を始めたい。
相手を変えることも可能だけど、簡単なのは自分を変える方だ。彼氏や彼女を変えることの方が難しいので、「自分から」という気持ちを大事にするのが喧嘩ばかりになった時の改善点となる。
より強く目的や目指すところを意識して、そのために働きかけよう。最初はから回ることが多いと思うが、あなたが変われば行動や態度が変わって、彼氏や彼女に伝わっていく。
喧嘩ばかりになったカップルの対処法③ 別れるか迷う時は一旦、距離を置く選択肢も検討する
最後の対処法は1年以上付き合ったカップル向けだが、長続きしたカップルが喧嘩ばかりになってしまった時は「交際にできる波」の存在も考慮して、別れる前に「距離を置く」という選択肢も検討しよう。
喧嘩ばかりになったカップルは思ってる以上にこじれているケースが多いので、ここで解説した対処法を実践しても「手遅れ」に感じることもあるのだが、長く付き合ったカップルは「うまく行かない時期」に負けて簡単に別れるべきじゃない。
本当に好き同士だったら「悪い時期の乗り越え方」が大事になってくるから、「もう別れないといけないのかな…?」と思っているなら、元に戻ることを前提に距離を置く方がお互いの幸せのためになることがある。
少し距離を置くと、喧嘩ばかりの状態が落ち着くことになるので、改めて彼氏や彼女のことを考えられるし、相手も冷静に考えてくれる。実際に試してみると、どれだけ大切な人だったか気づくこともあるだろう。
そこまでして関係を修復したいと思えない恋人なら別れるべきなのだろうけど、「喧嘩が増えたことをどうにかしたいけど、どうにもできない」と思った時は効果的な方法だ。
下の記事を参考にしながら、喧嘩ばかりの時期を乗り越える方法はぜひ多角的に考えてほしい。
まとめ
今回は「彼氏や彼女と喧嘩ばっかりになった時の改善点と対処法」をまとめた。
カップルは、コミュニケーションが深く密になるから、喧嘩が避けられないところがある。
喧嘩して仲直りしてのサイクルがお互いへの理解を深めてより二人を近づける面もあるため、お付き合いのサイクルに喧嘩自体が含まれていると言えるが、喧嘩ばかりになってしまうとしたらお互いがしんどくなっていって愛情を失っていく原因となる。
現状が「ケンカばかり」になっているなら、その内お互いが向き合えなくなってしまうことも懸念されるので、末期化する前に一度真剣に対処を考えておきたい。
放置すると喧嘩するのもダルくなっていくから、最終的には決定的にすれ違ってしまう。
後悔することがないように、できることをやらないといけない時期を見失わないようにしよう。今回の記事がそのヒントになればと思う。
もしあなたがいつもケンカが原因で別れを繰り返していたり、好きな人と上手くいかない経験が多いなら下の記事も合わせて読んでみよう。
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