「恋人がいるのに好きな人ができた、気になる人ができた」という経験は、意外と多くの人が経験している。私自身もその1人だ。
彼氏がいるのに好きな人ができた。
彼女がいるのに好きな人ができた。
恋人がいる状態と言ってもカップルは様々な状態で交際しており、絶えず新しい出会いもある以上、恋人以外で「他に気になる人ができた」「他に好きな人ができた」という人はそこまで異常ではないし、病気でもない。
しかし、現在も彼氏や彼女として付き合っている恋人がいるなら、新しく好きになった人の問題は差し迫った大きな問題だ。
彼氏がいるのに好きな人ができたら苦しい気持ちになりがちだし、彼女がいるのに好きな人ができた場合も同様である。
今回は、そんな「彼氏がいるのに好きな人ができた女性」と「彼女がいるのに好きな人ができた男性」へ、「どっちを選ぶか」の考え方や対処法、今後の行動と態度、考えてみてほしいこと、注意点などを詳しく解説する。
あなたが本当に好きな人はどっちだろう?
色々な角度から考えてみよう。
この記事のラストでは、彼氏や彼女がいるのに好きな人ができた人が悩みやすい問題を5つ取り上げて答えを解説しているので、そちらもぜひチェックしてみてほしい。
- 彼氏や彼女がいるのに好きな人ができた時は、新しく好きになった人を本当に好きになったのか、まずはしっかり考える
- 彼氏や彼女と情で付き合っている人は、他に好きな人ができたのが自然な事!恋人が腐れ縁になってるなら「清算」を考えよう
- 恋人がいる時に好きな人ができた時の格言「迷ったら2番目に好きになった方を選べ」と言われる理由
- 彼女や彼氏いるのに好きな人ができたら「愛したい心理」と「愛されたい心理」のどっちを優先するかで選び方が違う
- 三角関係に発展する前に、今の彼氏・今の彼女か、新しい好きな人か、どっちかを選ばないといけない
- 彼女や彼氏がいるのに好きになったのなら、その気持ちを受け入れないと「どっちを選ぶか」の答えは出せない
- 恋人か好きな人か、付き合ってる人がいるのに好きな人ができたらどちらかは傷つけることになることを受け入れる
- 彼女より好きな人ができた、彼氏より好きな人ができたと断言できるなら「別れる」選択肢が幸せへのアプローチになる
- 注意点:彼氏がいるのに好きな人ができた、彼女がいるのに好きな人ができたら、恋人にそれを伝えるのはNG
- 彼氏や彼女がいるのに好きな人ができた、気になる人できたという人がよく悩む問題とその答え
- まとめ
彼氏や彼女がいるのに好きな人ができた時は、新しく好きになった人を本当に好きになったのか、まずはしっかり考える
彼女がいるのに好きな人ができた、彼氏がいるのに好きな人ができた時は、まず「浮ついた気持ち(=一時的な恋愛感情)」を考慮して、自分の気持ち自体を疑う必要がある。
恋愛感情には曖昧で複雑なところがあるため、「本当に好きになったのか、一瞬だけキュンとしただけ・ちょっとだけドキドキしただけなのか」がすぐに判断できない。
広義の意味では、「他の異性のことが気になるのは浮気」と言うのかもしれないけど、彼女持ちや彼氏持ちの人が他の人を素敵だなと思うことは、タイミングや状況を加味すると、現実的にままあることだ。
人間には「心の隙」があるし、「魔が差す」こともある。交際中はいつも彼氏や彼女とうまく行ってるわけでもない。
どんな恋愛でも一時的な感情に振り回されると後悔することに繋がるから、今付き合ってる人と新しく好きになった人のどっちを選ぶか選択する際は、「本気で好きになったのか」を考えてみることが、始めの一歩として重要な思考法になる。
混乱している人はなるべく落ち着いて考えてみよう。
恋愛では、人物的でなく機会的な意味で「タイミングが悪い人」がいる一方で、「タイミングの良い人」がいる。
たとえば、寂しい時に話を聞いてくれる人や、優しくしてくれる人、つらい時に声をかけてくれる人などがそうだ。
もし、あなたと恋人との間で何かあったのをきっかけに好きな人ができたのなら、少し時間を置いて考える必要性が高いパターンなので、「彼氏や彼女がいるのに違う人を好きになった」と断定する前に、もう少し深く考えて結論を出さないといけない。
彼女や彼氏と「何かあった時に他に好きな人ができた」と言う時は、特に慎重にどっちを選ぶか判断しよう
誰でも恋愛感情には気の迷いみたいのがある中で、もしあなたが彼氏や彼女とのことで傷付いていたなら、それを埋める人を好きになってしまうのは仕方がない問題でもある。
たとえば、「彼氏と喧嘩した」とか「最近、彼女が冷たいと思っていた」という場合は、ちょっといいなと思っていた人のことを好きになったように誤解することがよくある。
恋人へのイメージが下がっていたり、もっと言って恋人がストレスを与えるような状況になっていると、(他に好きになったかもしれない相手が)傷ついた心を癒しくれる存在になるのがその理由だ。「優しいな」「素敵だな」と思いやすい精神状態だったら、どんな人も簡単に気持ちが揺れ動く。
彼氏や彼女との間に何かあった時は、「もう、別れる!!」と感情が爆発してしまうこともあるけど、冷静でない時に重大な決断をして後悔しないようにすることは、恋愛中に非常に大切なことである。ここは、まさに感情コントロール能力が試される局面で、恋愛力の一部である。
すこし極端なシチュエーションを取り上げているけど、恋人との間に「特に何もない」という人も含めて、「彼氏や彼女よりも好きな人ができたのか」と考えてみることは、恋人がいるのに好きな人ができた時の対処法で重要な部分だ。
付き合っている人がいるのに気になる人ができたら、様子見をして自分の気持ちを経過観察する
好きになる手前の段階である「彼氏や彼女がいるのに気になる人ができた人」は、本当に好きになるのか、本気で好きになるかを様子見しながら、自分の気持ちを経過観察しよう。
理由はこれまで述べてきた通り、恋愛感情特有の一時的な気持ち(本当はちょっといいなと思っただけ)に対処するためだ。
恋愛の世界では、彼女や彼氏がいるけど好きな人ができることはそこまで不自然じゃないと解説したけど、「恋人がいるのに気になる人ができた」ということは、カップルの状態次第でもっと頻繁に起こる。
その際は、本当に好きになるのかどうかがポイントになってくるので、「どっちを選ぶ」という点を全く気にせずに、「気になる人から好きな人に変わるかどうか」を確かめてみると良い。
「彼女より好きな人ができた」「彼氏より好きな人ができた」と確信できたところで、具体的な行動を取るようにしよう。
彼氏や彼女がいるのに気になる人ができた時は、罪悪感を持たないで普通に接する中で本気で好きになるか確認することが大事
彼氏がいるのに気になる人ができた、彼女がいるのに気になる人ができたという人は、変に罪悪感を持たないようにするのが、自分の本当の気持ちを確かめるのに重要なポイントだ。
他に好きな人ができた人も含めて、「本当に好きになったのか」を考える際に恋人への罪悪感を持ってると、それが原因で「余計に気になる存在になっていく」から注意しよう。
恋愛感情は、障害があると逆に燃える部分があり、「好きになっちゃいけない」「好きになりたくない」と思っていると、暗示にかかったように相手を好きになってく傾向がある。
彼氏や彼女がいるのに気になる人ができたら、真面目な恋愛観を持っている人ほど罪悪感を抱えてしまうと思うけど、その罪悪感が恋愛のスパイスになって気持ちがどんどん大きくなることがあるから、意識的に「そんなこともある」と受け入れるようにして、なるべくフラットな視点で相手を見るようにしよう。
「なぜ彼氏や彼女に罪悪感を持つと他の人を好きになる確率が余計に上がるか」という点は、理屈的にも解説可能だ。
彼女がいるのに気になる人ができた、彼氏がいるのに気になる人ができたことに罪悪感を持っていると、新しく気になった人や好きになった人をさらに考えてしまうようになる。悲劇のヒロイン思考をしてしまうこともその理由だ。特に女性心理では、報われない恋を神秘化する傾向もある。
彼女や彼氏がいるのに好きな人ができたと思った時は、「早くはっきりさせたい」という心理になるけど、まだ本気で好きになったか確かめる時期(気になってから2週間から3週間くらい)については、なるべく罪悪感を持たずに自然体で接するようにしよう。その中で自分の気持ちを確かめると良い。
気になる人がいるだけで彼氏や彼女に罪悪感を持つ人が多いと思われるが、この記事は「あなたが幸せになるため」に書いているので、最終的にあなた自身が本当に好きな人と付き合えるようにアドバイスしていく。
彼氏や彼女と情で付き合っている人は、他に好きな人ができたのが自然な事!恋人が腐れ縁になってるなら「清算」を考えよう
彼氏や彼女がいるのに好きな人ができた人は、今彼や今カノとの交際が「情だけ(=本当はもう冷めてる状態)」になっていないか考えてみよう。
もう好きじゃなくなった彼女や彼氏と付き合っているなら、出会いさえあれば他に好きな人ができる方がむしろ自然なことである。
- 彼氏や彼女が本当に好きな人=ちょっといいなと思って気になる人ができることはあっても、本当の意味で他に好きな人ができることは珍しい
- 彼氏や彼女に冷めてる人=他に好きな人や気になる人ができるのがむしろ自然なことで、そういう人が現れたら本当に別れる決断をするタイミングになる
要は、付き合っている人に冷めた人は、新しい好きな人ができたことが「別れる決断をするタイミング」として確定するということ。
彼女や彼氏に冷めたか分からない時は「情」がポイントになっているので、他に好きな人ができたら今一度「彼氏や彼女のことが本当に好きだったのか」を考えてみるべきだ。
もし、実質的に「別れる理由がないから何となく付き合っていた」「最近、好きかどうか分からない状態だった」という人は、気になった人の出現で交際相手を再考するタイミングに来ている。恋人が腐れ縁になってるなら、「清算」を考えるようにしよう。
その人との恋愛を進めるかどうかも重要な判断になるのは間違いないが、好きでもない人と付き合ってる現実があるなら、「新しい人」の出現は、現在の状態を真剣に考えるきっかけにするべきだ。
後々「時間の無駄だった」と思うような交際になると、後悔の気持ちは思った以上に強くなる。
他に新しい好きな人ができた時、彼氏や彼女に冷めたか分からないのは、情の付き合いになっているから
恋人との付き合いは、人によってはどんな友達よりも深いものになる。親友と比較しても、一緒にいる時間や思い出、存在感のどれを取っても彼氏や彼女が上だと言う人もいるだろう。
カップルは、長く付き合うほど、愛情とは別の「情」みたいなものが芽生えるものだ。
これ自体は悪いものじゃないけど、長く付き合う中で愛情がなくなると、自分の感情の中で「愛情か、情か」という問題を連れてくることがある。
恋人がいるのに好きな人ができた原因に「もう好きじゃなくなったから」ということも少なくないのは、情の気持ちがカップルの関係を繋ぎとめるケースがたくさんあるから。
好きになる感情は具体的な原因がない場合も多いと思うが、そんな時ほど純粋に好きになったかもしれないし、今いる恋人は「情」で離れられないだけかもしれない。
新しく好きになった人と付き合える保証はないし、上手く行くかも分からないから、「本当に好きな人を選ぶ」と単純に考えるのにも躊躇するけど、彼氏がいるのに好きな人ができた・彼女がいるのに好きな人ができた時は、「今付き合ってる人への感情の種類」を深く考えてみるべきだ。
もちろん、今まで付き合ってきた人との間には絆ができていて、自分のことをよく分かってくれて、阿吽の呼吸で一緒にいられる。それ自体には幸せもあるだろう。
しかし、それが理由で今カレ・今カノと付き合っていても、「他に好きな人ができた」のであれば恋愛的には幸せじゃなかった可能性がある。
ここが大きなポイントになってる人が多いので、次である恋愛の格言を紹介したい。
恋人がいる時に好きな人ができた時の格言「迷ったら2番目に好きになった方を選べ」と言われる理由
恋愛の格言では、
「もし同時に二人を好きになったら二人目に好きになった人を選べ」
「もし二人の人を好きになったら2番目に好きになった人を選べ」
と言われるのを知ってるだろうか?
なぜ二人目を選ぶべきだと言われるのか、その理由は以下の3つがポイントだ。
- 恋人が本当に好きだったら2番目に好きになる人が現れないはずだから
- 2番目に好きになった人と上手く行くか不安だから踏み出せないだけで、他に好きな人ができた理由は既に今の恋人に冷めているから
- 愛したい感情を優先する方が幸せになれるから
ここで挙げた意味についてはまた後述するが、二人目の好きな人ができたということは、(恋愛感情の面で)一人目の好きな人との間に原因がある場合も多い。ここに目を瞑ると幸せになれないという考え方は、恋愛の在り方を考えた際に的を射ている考え方のように思う。
私の経験則から言っても、時間を置いて「彼女と好きな人」の二人共と距離を置いて向き合って考えた時、最終的に選んだ方は2番目に好きになった方の女性だった。
ただ、彼氏や彼女がいるのに好きな人ができた人でも、現状の交際に満足している人もいると思うし、恋愛観として愛したい派と愛されたい派がいるのも事実だ。
「今付き合ってる彼氏や彼女と新しく好きになった人のどっちがより好きなのか」だけが今後のことを決める判断材料になるわけじゃない。
彼女いるけど好きな人ができた、彼氏がいるけど好きな人ができた時は、自分の恋愛観を踏まえた判断をするのがポイントになるので、次でさらに大事なポイントを解説する。
彼女や彼氏いるのに好きな人ができたら「愛したい心理」と「愛されたい心理」のどっちを優先するかで選び方が違う
恋人の存在がどんなものかは人によって違っているものの、好きな人から好きだと思ってもらえることは、何にも代えられないほどの幸せを与えてくれる点は共通しているかと思う。
恋人がいるのに好きになった人ができると、今の恋人と別れることを考えることもあるが、「愛したい気持ち(新しく好きになった人への気持ち)」と「愛されたい気持ち(今付き合っている彼氏や彼女からの気持ち)」の中で揺れ動くこともあるだろう。
自分の恋愛観にそってより良い選択をする時、自分がどんな考え方をしているか混乱することもあるので、彼女や彼氏がいるのに好きな人ができた際に「愛したい心理を優先した選び方」と「愛されたい心理を優先した選び方」をそれぞれ解説する。
愛したい心理を優先した選び方
彼女がいるのに好きな人ができた、彼氏がいるのに好きな人ができたと言う時、「愛したい心理を優先した選び方」は、新しく好きになった人を選ぶ人が採用する考え方だ。
「本当に好きな人と付き合っている人は二人目の好きな人ができない」というのが恋愛のセオリーであるため、好きな人が変わったと判断して新しく好きになった人を選ぶ。
新しい恋に踏み出すことは、古い恋を捨てることから始まることもある。二人の好きな人とあなたとの関係はその状況によって違っていて、真面目な人ほど新しい好きな人との関係を進める前に現在の恋人との関係を清算する人がいるが、「どっちを選ぶか」を考える際は、あなたの過去の恋愛を振り返って「愛されたいのか、愛したいのか」を本質的なところで考えると答えが出やすい。
愛してくれることが現段階において確定している今の恋人を捨てて、新しくできた好きな人との恋愛を進めていくのは、「愛されたい気持ち」より「愛したい気持ち」を優先することと似ている。
自分がどんな恋愛観を持っているかを正確に知ってることが、今回の問題を解決する上で重要なポイントの1つになっている。
愛されたい心理を優先した選び方
一方、愛されたい心理を優先した選び方をする人は、どうなるか分からない「新しく好きになった人との恋愛」を諦める決断をして、付き合っている彼女や彼氏からの愛情を受け続ける選択をする。
「彼女の別に好きな人ができた、彼氏の別に好きな人ができた」と言っても、その人との恋愛が思い通りに進むとは限らない。愛されたい心理が強い人は、そこまでの冒険をするべきか考えるべきだ。
自分を愛してくれる彼氏や彼女を捨てることが果たしてあなたの幸せだろうか?
もし新しい恋に踏み出した結果、失恋したら復縁したくならないだろうか?
この2つの問いかけに明確な答えを出そう。
確かに「本当に彼氏や彼女が好きなら別の人を好きになることはない」と思うところもあるのだが、前述している通り、タイミングや心の隙の問題で「今の彼氏や彼女が好きなのに他の人を好きになること」があり得ない話じゃない。
どっちを選ぶか迷うほど好きになっていると選択は難しいけど、「どんな恋愛を望むのか」という点をクローズアップさせることで答えが出せる場合もあるので、苦しくても自分から選択するようにしてみよう。
恋愛の公式では、愛されたい相手は愛したい相手!彼氏や彼女がいるのに好きな人ができたら最終的に「次の恋」に進む判断をする人が多い
愛されたい心理が強い人に一つだけ注意点があるので補足しよう。
恋愛の公式では、「愛されたい相手は、愛したい相手(本当に好きな人から愛されたい)」である。
恋人がいるのに好きな人ができると、先ほどの格言通り「2番目に好きになった人が本当に好きな人」ということになるので、愛されたい心理が強い人も「今の彼氏や彼女が本当に好きな人なのか」という点は熟考する必要がある。
愛されている幸せは、あなたが愛している時ほど大きくなるからだ。ここに恋愛の本質的な幸福がある。
よって、彼氏や彼女がいるのに好きな人ができたら、紆余曲折あるにしても最終的に「次の恋」に進む判断をする人が多い。
言葉ほど簡単に割り切れることではないのだが、彼女や彼氏がいるのに好きな人ができた人が本当の幸せを追い求めて答えを出したいなら、「愛されたい気持ち」はなるべく深いところで熟考する必要がある。
彼氏以上に好きな人ができた、彼女以上に好きな人ができたなら、その人から愛されない限り恋愛的な幸せが満たされない可能性がある。
三角関係に発展する前に、今の彼氏・今の彼女か、新しい好きな人か、どっちかを選ばないといけない
恋人がいるのに好きな人ができると、それは既に三角関係になっているということ。
それが表面化していないだけで、既に現在のそれぞれとの関係性は壊れ始めていると考えるべきだ。
彼氏や彼女が鈍感な人なら他に好きな人がいることに気付かないこともあると思うが、敏感な人は察知するだろうし、そもそも罪悪感が強まってしまうと自分的にもおかしいと思える行動や言葉が増えていく。なかには、情緒不安定になってしまう人や、自分を追い込むような心理になってしまう人もいるだろう。
このことを踏まえると、彼女や彼氏がいるのに好きな人ができたら三角関係が極まる前に自分から答えを出していかないと、思いがけない結果に直面することがあるから、ぜひ注意してほしい。
恋愛中に上手く立ち回ることができる人はそのまま現在の関係を続けていく内にゆっくり答えを出すのが間違いではないけど、迷いが深くなったり、恋愛に不器用な人は、「恋人と好きな人」の二人から距離を置く対処法をとる必要性が出てくるかもしれない。
なぜなら「恋人がいるのに好きな人ができる」という現象は、相手から理解されないからだ。彼氏や彼女も、新しく好きになった人も「どっちも好き」が受け入れないから、三角関係が極まってどうしようもなくなる前に、自分から答えを出すようにしないと最終的にどっちも選べなくなる(もう遅いという状況になる)から気を付けてほしい。
彼氏や彼女がいるのに好きな人ができたら「本当に好きな人に迷う状況」を、2人共から理解されない
好きな人が二人いる状態は、経験上はそこまで異常事態ではないのだが、二人の好きな人からは、まず理解されないと考えないといけない。
上手くやろうと二人に良い顔をしていると、両方を失う可能性がある点には十分注意をしよう。
恋愛に迷いが生じた時は、距離を置いて考えるのも一つである。直接「距離を置きたい」と言ったら問題は大きくなるので、「結果的に距離が置かれている状態にする」などの工夫をしたりして、三角関係を発展させていかないような対処法を取るのも重要なことになる。
必要な人は下の記事も読んでおこう。
三角関係が末期化すると「すべてを失う」ことが多いので、まだ大きな問題になっていない内に、自分からどっちかを選択することを大切にしてほしい。
彼女や彼氏がいるのに好きになったのなら、その気持ちを受け入れないと「どっちを選ぶか」の答えは出せない
彼氏や彼女がいるのに好きな人ができると、自分も辛い気持ちに支配されることが多いと思う。
罪悪感だけでなく、自分の恋愛観を疑ったり、異常な考えを持ったように思うこともあるだろう。どうかしてしまったのではないか?と自分に不信感を持つことで、自己を見つめ直すような方向でも考えが進むかもしれない。
しかし、いずれにしても、誰かと付き合ってる状態で恋人以外の好きな人ができたら、「誰が好きなのか」に答えを出さない限り、時間の問題で全員が傷つくことになり、その度合いも大きくなる。
彼女や彼氏は浮気されてるようなものだし、新しく好きになった人からは思わせぶりな態度を取られてるような印象を持たれるだろう。
じっくり考えても、いくつかのエピソード共に好きな人が二人存在することが確信的なら、選択する覚悟を決める意味でも、自分の気持ちを受け入れることが重要になってくる。
他に好きな人ができた理由を考える時間より、どっちを選択するか、どう対処しようとするかを考える時間の方が何倍も重要
「なぜ好きな人ができたのか」「どうして他の人を好きになってしまったのか」と考えることにも意味があるけど、そこで思考が止まると対処法に向かう意識が弱まるのが問題だ。
他に好きな人ができた理由をしっかり考えた後は、「どっちを選択するか」「どんな対処法をとるか」について考える時間をなるべく多く確保して、リアルな今と向き合うようにしよう。
好きな人と離れるのはしんどいから、なかなか距離を置いてじっくり考えるのにも躊躇すると思うけど、私の場合は現状維持で二人共に良い顔をしながらどっちかを選ぼうとしても限界があったから「ちゃんと選択する意味」で両方と距離を置いた。
この選択をするまでには「ちょっといいなと思っただけ」「あの時、好きかもしれないと思っただけ」と自分の中で言い訳して、結局は自分を含めて3人全員を傷つけた。
答えを出さないと余計に傷つけるとわかった時点で私は距離を置いて自分の選択と向き合ったのだが、自分の気持ちを受け入れるまでの時間が短かったら、もっと「どうするべきか」に意識が向かったと思う。
ここは、後悔に似た気持ちを持ってる部分だ。
状況によっては時期が来るまで考えていても良いが、ただ「どうしよう」という迷いの中では納得のいく答えが出る前に関係だけが悪化することもあるので、受け入れて考えることがとても重要になる。
事実を受け入れた上で、自分の取るべきだと思う行動を取るようにしよう。
恋人か好きな人か、付き合ってる人がいるのに好きな人ができたらどちらかは傷つけることになることを受け入れる
二人目の好きな人が、もしあなたを好きになったことで好きな人が二人できたのなら、恐らく全員にハッピーエンドが訪れることはない。
どっちかを選ぶしかなくなる局面をいずれ迎え、それは見方を変えると「どっちかを傷つける結末しかない」ことを意味する。
私の経験を考慮すると、彼女や彼氏がいるのに好きな人ができたという事実を受け入れた後は、どちらかを傷つけることになることも受け入れないといけないと強くアドバイスしたい。そうじゃないと、つい逃げるような思考をしてしまう。
情が移る人は今の恋人の方が気持ちが強いかもしれないけれど、こういった感情は相対的なものではないから、付き合っているのに好きな人ができた時は、誰かが傷つくことになるものと思って対処を考えることも必要だ。
しんどいことからは逃げたくなるし、何となく流れに身を任せたくなるけど、自分が傷つくことになるのを恐れたり、誰も傷つかない選択をしようとすれば、自体はより深刻化する。
ここには本当に気を付けてほしい。
いずれ来る選択・決断の時はいつになるか分からないけど、「救う方法」を模索すると、自分を含めて誰も救えないと思っておこう。
恋人がいるのに好きな人ができた時は、幸せな選択をしようと一歩ずつ進むことが大事になる。「これ以上放置できない時の見極め」は誤らないようにしてほしい。
自分に取って都合の良い状況は長続きしないから、今はまだ大丈夫でも追い込まれない内に自分から答えを出すことが大切だ。その答えと向き合う時は、傷つくことと傷つけることの両方に覚悟を決めよう。
彼女より好きな人ができた、彼氏より好きな人ができたと断言できるなら「別れる」選択肢が幸せへのアプローチになる
既に「彼女より好きな人ができた」「彼氏より好きな人ができた」と気持ちが固まってる人は、なるべく早く別れる方が幸せになれる確率が高い。
付き合ってる恋人の多くは「他に好きな人ができたら別れてほしい」と思っている
男性と女性に関係なく、多くの人は付き合ってる人に対して自分より好きな人ができたなら早く振ってほしいと深層心理で思っている。
カップルは好き同士で付き合ってることが前提条件になっているので、その前提が崩れたなら「不毛な恋愛」を続けたくないのが本音だ。
適当な関係は早く解消したいと思うのは、それだけ真剣に好きだからである。
他に好きな人がいるなら付き合ってること自体を「時間の無駄」「お金の無駄」だと思う人もいる。
まだ迷いがあるなら、あなたが付き合ってる彼氏や彼女も「もう一度振り向かせたい」と思うことがあるのだけど、もっと好きな人ができたと確信されたら、真剣交際していた人ほど別れたいと思う気持ちが強くなる。本気だった分、適当な扱い方をされるのが我慢できないのだ。
このことは、これから選択する人にぜひ知っておいてほしいことだ。
もし、今の恋人と付き合いながら新しく好きになった人との恋愛を成就させようとするなら本当に最低男・最低女になってしまうので注意してほしい。
今まで真剣に付き合ってきたのなら、「せめてもの誠意」も意識するべきだろう。今一度、付き合う意味について深く考えるべき人もいると思う。
新しい好きな人の心理を考えても、彼氏や彼女より好きな人ができたら別れるべき
彼氏より好きな人ができた人や、彼女より好きな人ができた人にもう一つ考えてほしいのが、「新しい好きな人から見た自分の印象」である。
あなたは相手から見ると「彼氏がいる人」「彼女がいる人」だ。
どんな交際になってるか、本当のところはどうでも良くて、もっと単純に彼氏持ちの女性や彼女持ちの男性だと思われてる。
その状態でアプローチされたら「軽い人、チャラい人」だと思われるし、いいなと思ったとしても略奪愛をしたくない人がほとんどなのだから、気持ちを割り切る感じになってしまう。
どちらにしても、相手目線では恋愛対象としての評価が低い。
今彼・今カノの気持ちを考えても、新しく好きになった人の気持ちを考えても、本気の恋愛が確定しているなら「過去の恋愛の清算(=別れる)」をした方が良いというのが公式的な考え方だ。
特に新しく好きになった人と仲良くなってきた際は、別れないままでいると気持ちを誤解されるので、早めの決断をすることが重要になる。
別れ方で悩んでいるなら下の記事を参考にしてみよう。「彼女より好きな人がいるけど別れられない」「他に好きな人がいるけど別れられない」という人は、恋人との別れ方を知ることで決断しやすくなるかもしれない。
注意点:彼氏がいるのに好きな人ができた、彼女がいるのに好きな人ができたら、恋人にそれを伝えるのはNG
ここでは、「彼氏いるのに好きな人ができた」「彼女いるのに好きな人ができた」と言う人が、それを恋人に伝えるかどうかについて解説する。
恋人以外に好きな人ができたら、他に好きな人ができたと言わないで自分の中で解決する
付き合ってる人がいるのに好きな人ができたら苦しい気持ちになる人が大半だから、その状態で交際を続けると恋人に言いたくなる瞬間がくるけど、「他に好きな人ができた」という報告は別れ文句に近い意味を持ってしまうので、恋愛的には完全にNG発言だ。
別れる覚悟がついた時のみにしよう。
「好きかわからない」とか「最近一緒にいても楽しくない」くらいなら、恋人に話して二人で向き合う方が解決を早めることがあるけど、他に誰かを好きなったと言われたら「もう別れるしかない」としか思われない。
どうにか冷静になって「また好きになってもらうために頑張る」と言ってくれたとしても、本当は好き同士じゃないと知った二人は気まずい雰囲気になってしまうことが多く、「自分より好きな人がいる」と思いながら交際を続けるのは恋愛上級者でもなかなか難しい。
「彼女から好きな人ができたと言われた」
「彼氏から好きな人ができたと言われた」
こういうことで恋愛相談を受けることもあるけど、この状態から元の関係に戻れる確率は10%以下になってしまっているので、自分の中で解決するようにしよう。
恋人に他に好きな人ができたら、既に付き合ってるだけに挽回ができないと思う人が圧倒的に多く、浮気をした恋人というイメージから信頼関係が崩れたり、新しい好きな人に嫉妬しておかしくなってしまったり、良いことがない。
あるとすれば、他に好きな人ができてしまった自分が少し楽になるだけなので、ずるい考え方である。そこまで今の恋人に甘えるのは最低な行為だ。
気持ちに裏切りがあったあなたが、さらに今付き合ってる恋人を傷つける行動を取ることは恋愛の専門家として決しておすすめできない。
彼氏や彼女がいるのに好きな人ができた、気になる人できたという人がよく悩む問題とその答え
最後に、彼氏や彼女がいるのに好きな人ができた、気になる人ができたという人がよく悩む問題とその答えを解説する。
彼氏や彼女がいるのに気になる人ができたら、アプローチはしても良いのか
彼氏や彼女がいるのに気になる人ができたら「アプローチしても良いのか」という点によく悩むけど、ほとんどの人は「結果的にアプローチしてる状態」になるものと思われる。
彼女がいる男性や、彼氏がいる女性は、基本的に好きな人に何もできない人ではないため、新しくできた気になる人と接する時はどこかしらに好意を匂わせるような態度を取ってしまうはずだ。
このことを踏まえると、彼氏や彼女がいるのに気になる人ができたら「2人で会う誘いをするかしないか」が本質的に問題になる。
私の経験から話すと、恋人がいるなら「気になる人程度の気持ちの人とは2人で会わない判断をする」のが正しかった。
LINEやメールをするべきじゃないとまでは言わないが、本当に好きにならない限りは、「自分から誘う」のは恋人への裏切り行為として限度を超えている。まさに浮気になってしまうことには慎重な判断が求められる。
彼氏や彼女がいるのに気になる人ができたら、「連絡を取る」「話しかける」中で自分の気持ちを確かめていって、2人で会うデートやご飯の誘いは自重するようにしよう。
相手から誘われた場合は断れない心理になるのも致し方ないけど、自分から誘うのは付き合ってる人がいる人がやるべきことではないし、バレた時は「やっぱり好きにならなかった」と思っても遅い場合もある。
彼氏や彼女がいるのに別に好きな人ができたら、「付き合った期間」で決断は変わるのか
今回の問題は、長年付き合った彼氏や彼女がいる人にとっては人生の転換点になる可能性があり、より慎重な判断が求められる。
確かに、彼氏や彼女がいるのに別に好きな人ができたら「付き合った期間」で決断は変わるのだが、その理由は「それだけ長く好きでい続けられて、交際が続く相手とはそうそう出会えないから」だ。
長年付き合った彼氏や彼女は、あなたの人生にとって、想像以上に大切な人である。仮に別れたとしても定期的に思い出すし、そのまま結婚する可能性もある相手だ。
長年付き合った彼女がいるのに他に好きな人ができたり、長年付き合った彼氏がいるのに気になる人ができたら、「費やしてきた時間」より「2人の相性」や「今までの思い出」も考慮して答えを出すようにしよう。
付き合ってすぐ他の人を好きになった場合と、長い期間付き合って他の人を好きになった場合とでは意味合いが全然違うので、泥沼になってしまうことも覚悟して「時間をかけて決断する」のも仕方ないと思って対処に当たる方が良い。
ただし、長年付き合ったと言っても、もう冷めてる場合もあるし、明らかに彼女や彼氏より好きな人ができた場合もあると思うので、その場合は「別れ方」を熟考すると良い。長期間付き合った恋人と別れる時は別れ話でもめることが多いので、綺麗に別れる方法が難しい。決断した人は下の記事も参考にしてほしい。
どれだけ付き合った相手でも、時間のしがらみに負けて自分の幸せを手放すことはない。
倦怠期に他に好きな人ができたらどうするべきか
もし、彼氏や彼女と倦怠期になった時に他に好きな人ができたら、その人との恋愛に意識を向けるだけでなく、「倦怠期を乗り越える方法」にも意識を向けてどっちを選ぶか答えを出すようにしよう。
倦怠期の度合いにもよるのだが、カップルは未来永劫ずっと幸せに付き合っていけるカップルでも良い時期と悪い時期を繰り返すところがある。
倦怠期になったことがきっかけで別の男性や女性を好きになった際は、「一時的に恋人とうまく行ってないだけ(精神的に弱ってるタイミングで別の人に惹かれただけ)」である可能性を踏まえないと後悔する決断をしかねない。
彼氏や彼女とうまくいってない時期は、ちょっと優しくされたり、癒されたりすると、別の人に惹かれることが多いから、倦怠期なら向き合うべきは今付き合ってる人かもしれない。
倦怠期の対処法については下の記事で解説しているので、流れに身を任せるだけだった人は参考にしてみよう。
彼女と好きな人を選べない、彼氏と好きな人を選べないという状況になったらどうするべきか
色々考えても、「彼女と好きな人を選べない」「彼氏と好きな人を選べない」という状況になったら、別に好きになった人と関係が進んでない場合は、そのまま様子見して今後の展開を確認し、関係が進んでしまってる場合は、今付き合ってる恋人と距離を置く対処法を取るのがおすすめだ。
自分の気持ちの上だけで「どっちか迷う」だけなら、精神的な辛さはあるけど恋人との関係は破たんしにくい。ずっと悩んでる時間はないが、様子見している間に起こる展開で答えが出るケースもあるので、焦るのが一番良くないシチュエーションだ。
不器用な人は雰囲気が悪くなることもあるけど、そうなったら距離を置く対処法を取って「考える時間」を確保しよう。
関係が進んでしまっていると、そのまま今の恋人と普通に付き合っていても近い未来に問題が深刻化していくので、別にできた好きな人とうまくいくかどうかを見る意味でも、付き合ってる人には距離を置きたいと伝え、せめて片方の問題は先送りする方が納得できる答えにたどり着ける可能性が高い。
彼女と好きな人を選べない、彼氏と好きな人を選べないという状況になったら、選ぶのに必要な材料を集めていくしかないので、「新しい好きな人とのお試し期間を作る」ような対処法しかないように思う。
別れてない以上は節度ある対応が求められるが、答えが出せないことに悩んだら、一つの考え方として参考にしてほしい。
「付き合ってるのに好きな人ができた」という経験は繰り返すものなのか
付き合ってるのに好きな人ができたら、「この経験はこれからも繰り返すのか」が気になることもあるが、この問題はあなたの恋愛観も絡む問題であるため、これからまた同じ問題と向き合う可能性は決して低いとは言えない。
特に10代から20代半ばくらいまでは、恋愛的な好奇心も旺盛で人生経験も少ないことから、確率の面では「また経験する」可能性が高いだろう。
ただし、本当に大好きな彼氏や彼女ができたら、心変わりしやすい人も、人を好きになりやすい人も、一途な恋愛ができるケースが目立っている。
それこそ「結婚したい相手」とか「この人がいればもう誰もいらない」と思うような恋愛のことを言っているから運命の人に近い感覚もあるのだが、浮気症の人でも脇目も振らず一途になるのが「それだけ愛する人ができた時」なので、これから恋人を作る時は相手がそんな人になることを期待してみよう。
今回の問題は、「もうこんなことは経験したくない」と思うと恋人選びに慎重になったり、「本当に好きにならないと付き合わない」などと思って自分なりの対処法を取る人もいるので、改善できる人もいる。
恋愛のことで悩むと完璧な対処法がないから色々不安に思うけど、それだけ恋愛の幸せを掴み切ることは難しいことなのかもしれない。
まとめ
今回は「彼氏や彼女がいるのに好きな人ができたら」をテーマに、本当に好きな人の選び方や考え方、注意点を解説した。
どの程度の悩みになるかはその状況が決める面もあるので、状況設定はいくつか考えてみたが、気持ちは移り変わるものだし、相手のある問題だから、問題が深刻化する前に対処を考えるのが重要になる。
一番まずい状況は「二兎を追う者一兎も得ず」になってしまうこと。その場合は、周りの人間関係にヒビが入るほど問題が末期化する場合がある。
出した答えが「二人の内どちらも選ばない」こともあるけど、フワフワした気持ちは関わる人を傷つけるので、全員が傷ついていくようなことは避けるべきだ。
決断の時は、自分から迎えられるように考えるべき問題である。
「今すぐ」ではない「今」、できることはどんなことか、ゆっくり考えることのできる時間は大切にしよう。
後悔したくないと言う人は、決断の前に下の記事を読んでおこう。
関連記事: