過去記事『別れてもよりが戻るカップルの特徴や別れ方~よりが戻せるカップルとは』で、よりを戻すカップルについてテーマにした。
別れた彼女や彼氏を思い出すときに「よりを戻したい」と思うのは別れた直後に多いけれど、別れた後ある程度時間が経ってから元カノや元カレを思い出すときに浮かぶのが、「あの時になぜ○○できなかったのだろう」とか「あの時に○○しておけば良かった」という後悔の気持ちである。
特に、別れた後に幸せの大きさに気付いた時や、なかなか次の恋人ができない時などは、付き合ってた頃のことで後悔する人がきっと多いのではないだろうか?
しかし、こういった後悔は別れる前に気づけないことも多くて、彼氏や彼女を大切にしなかった後悔や、大切にできなった後悔は、別れる前に気づきたかったのが本音である。
そこでこの記事では、「別れた後に後悔すること」を8つのポイントで解説するので、後悔する前に、振られる前にぜひ参考にしてみてほしい。
前に付き合っていた彼女や彼氏を思い出して「あの時にこうしておけば良かった」と振り返ることってどんなことだろう?
今付き合っている人がいる人も、恋愛経験が少ない人も、「長続きする付き合い方」として参考になる反省がきっとあると思う。
- 別れた後の後悔① 忙しさや疲れていることを理由として、「大事な時に恋人を放置した」こと
- 別れた後の後悔② 好きすぎて不安をぶつけたり、強い束縛をしてしまったこと
- 別れた後の後悔③ 過ちとしか言いようのない浮気
- 別れた後の後悔④ 照れや慣れで愛情表現を怠ったこと(好きと言えなかった、好きと伝えられなかった)
- 別れた後の後悔⑤ 誕生日や記念日やイベントごとなど「大事な日」をおろそかにしたこと
- 別れた後の後悔⑥ 大きな喧嘩になったのに素直になれなったこと
- 別れた後の後悔⑦ 長年付き合った彼氏や彼女を一途に想い続けられなかったこと
- 別れた後の後悔⑧ 彼氏や彼女を当たり前の存在に感じて、大切にしなかったこと、大事にできなかったこと
- 大切にしなかった彼氏に後悔したら、彼女を大切にしなかった後悔に苦しい気持ちになったら…
- 後悔しない別れ方はあるのか、別れたら後悔するものなのか
- まとめ
別れた後の後悔① 忙しさや疲れていることを理由として、「大事な時に恋人を放置した」こと
大事な時に恋人を放置すると、たった1回のすれ違いが別れの原因になってしまうことが多い。
大事な時とは、相手にショックなことが起きて精神的に参っていたり、真剣に話を聞いてほしい悩みができた時だ。
そんな “精神的にきつい時” は近い存在であって支えにもなっている彼氏・彼女を頼ることが多いけれど、相手にされないと自分に余裕がない分、すれ違いが末期化する場合がある。
彼氏や彼女を「放置してはいけないタイミング」を雰囲気で察しないといけないとすればなかなか難しいけれど、実際の場面ではほとんどのケースでいくつかのヒントがあって、SOSに似たサインや、いつもとは明らかに違う声のトーンなど、実はすれ違いを防ぐ何かが恋人から発信されている。
後悔するような別れにつながるすれ違いは、気づこうとすれば、気づけるサインが出ているのである。
しかし、相手だけでなく自分にも余裕がない状況や、2人とも忙しかったり疲れている時は、彼氏や彼女のサインを見て見ぬふりをしてしまったり、気遣いや思いやりをもって接するべき状況に気付きながらも、あしらってしまったりする。
人は、ネガティブに考え出すとそれを肯定する事実ばかりを集めて余計にネガティブになっていくところがあるから、「他者」からの励ましはメンタルを整える上ですごく大切なものになっている。付き合ってる人がいるなら、精神的に辛い時に励ましてほしいと思うのは恋人であって、そんな大事な時に放置されると、裏切られた気持ちになることさえある。
そこまで機会の多くない「大事な時」のすれ違いは、気を付けないと2人の心が離れる原因となり、別れた後で後悔する原因になる。
ちゃんと愛情があれば彼氏・彼女の異常に気付くことができ、どんなに忙しくても対処できる点を考慮すると、大事な時のすれ違いが別れの原因になることには頷けるだろう。
好きだったのに大事なポイントですれ違って別れてしまうと、結局別れた後で後悔する。
彼女や彼氏を放置しすぎたことは、別れた後で後悔するしかない展開になりやすい
ここで取り上げた “彼氏や彼女を放置する” という問題は、ある程度の長期間に渡ってしまっている場合もあって、別れた後に後悔することの中には「彼女や彼氏を放置しすぎた」というパターンもあるあるになっている。
彼女をないがしろにした、彼氏にかまってなかったという人は、それが常態化した時、自分が思っている以上に恋人の気持ちを消耗させてしまうから、相手が「付き合っていても辛いだけだ」と思えば、あるきっかけで愛情が残っていても振られてしまう。
もちろん、恋人を放置する人も色々な事情があってそうなるのだが、すれ違いを起こす可能性がある時は、彼氏や彼女とのコミュニケーションを大切にしないと予想以上に恋人を傷つけることになるから注意が必要だ。
放置されると想われてる自信もなくなるから、勝手に相手の気持ちを「分かってくれてる」と思ってしまうと、カップルは末期的なすれ違いを引き起こす。
すれ違いが原因で別れると、まだ好きだっただけに「自分の行動」に対する後悔の気持ちが大きくなり、「あの時もっと相手のことを考えることができていたら…」と思ってしまうから辛い別れになる。

別れた後の後悔② 好きすぎて不安をぶつけたり、強い束縛をしてしまったこと
彼氏や彼女が好きすぎる状態は、大好きな人と付き合っている幸せが大きくなる一方、不安が大きくなってしまったり、相手に求めすぎてしまったりして、恋愛感情の副作用も強くなるのが特徴だ。

そこで問題になるのが、強い愛情を持つが故のストレスで彼氏や彼女を束縛してしまったり、不安をぶつけるような態度を取ってしまい、恋人を攻撃してしまうこと。
これが別れの原因にまでなってしまうと、もともとは「好きだから」という気持ちが理由だっただけに、別れた後に後悔する気持ちが強くなる。
「好きだから」という理由で彼氏や彼女の気持ちを考えられないと、別れた後で後悔する
「好きすぎて辛い」という状態は文字通りストレスも強くて、お付き合いは二人で色々なものを合わせていく必要のあるものだけど、一方的な気持ちを押し付けてしまった時は、別れた後で後悔する。
たとえば、「好きだからもっと一緒にいたい」と言えたら、カップルは歩み寄ることができるけど、恋愛感情によるストレスに負けた人は「どうしてもっと会いたいって言ってくれないの?好きじゃないからでしょ!」と、つい相手を責める言い方をしてしまう。
彼氏への連絡頻度にしても、彼女と会う回数にしても、好きすぎて勝手に暴走しているような状況になってしまうと、それが原因でカップルはぎくしゃくしてしまうものだ。
「あの時もっと相手の価値観を受け入れて、彼氏・彼女の気持ちを考えてあげられていたら…」
別れた後に後悔することのほとんどは、今のままじゃダメだとどこかで気づきながら覚悟を決めて対処に当たらず、悪い方向に流れていってる自分を放置することで末期化する。
「彼女を大切にできなかった」「彼氏を大切にできなかった」と思う時は、自分の気持ちだけを優先していなかったか、という点を考えないといけない。
束縛など、好きだからやってしまう行動が相手への思いやりを欠いていたら、後悔する気持ちはすごく強くなる。

別れた後の後悔③ 過ちとしか言いようのない浮気
真面目な恋愛観を持っていると、「一度でも浮気をされると信じられなくなるから別れる」と言う人が珍しくない。
確かに、お付き合いの基本は「信頼関係」だから、「浮気」という分かりやすい裏切り行為は、カップルの破綻を意味してもおかしいとは言えない。
ただ、世の中には「本当に一時の気の迷い」みたいな浮気があるのも事実で、本気じゃない浮気であればあるほど、浮気をきっかけに別れた時は、後悔の気持ちが強くなる。
浮気の境界線は、各カップルでそれぞれで定義があやふやな面もあるけれど、大凡のところでは実際としてイメージできていて、別れることになるような浮気はどこからどう見ても浮気としか表現できないようなことをやってしまっている。
バレないと思っているわけじゃないが、軽い気持ちだった浮気はバレた時のことを考えてないことが多くて、浮気をきっかけに別れた後は、本気ではなかった分、後悔することが多いパターンだ。
本気じゃないからこそ、浮気は彼氏や彼女を大切にしなかった後悔が強まる
特に後悔の気持ちが強まる時というのは、「どう考えても過ちとしか思えないような浮気」をした時だ。
「自分でも何であんなことをしたのかわからない」って行動が恋愛関係ではあって、喧嘩中の発言や態度などが問題となるケースが目立つのだが、浮気にも当てはまることがある。
ちょっとでも浮ついた気持ちがまだあったなら自分の行動を反省するべきだし、彼氏・彼女を裏切るようなことをした以上、相手の気持ちを考慮すれば振られても仕方ない。(※それでも当然、後悔が小さくなるわけではないのだが…。)
しかし、浮ついた気持ちすらあやふやな浮気であったなら、本命の彼氏や彼女に対してもっと大切にすればよかったと後悔がより強まる。浮気相手に流された場合がその典型例だ。
もちろん浮気された相手の方が辛いとは思うのだけど、恋愛感情がない状態で浮気してしまった人は、言葉で伝えきれない言い訳が浮かんでは消え、自分の行動を振り返っては沸き起こる怒りが自分にさえ向くことがあって、浮気した本人に取っても悲しい別れ方になる。
過ちとしか言いようのない浮気でも浮気は浮気だ。「あの時にこうしておけば良かった」と、別れた後に一番具体的に正解の行動が分かるパターンかもしれない。
本気じゃないからこそ、浮気が原因で別れると、彼氏や彼女を大切にしなかった後悔が強まる。彼氏や彼女を大事にしなかったら、振られた後の後悔は相当なものになる。浮気する前にこのことに気づきたいところだ。
別れた後の後悔④ 照れや慣れで愛情表現を怠ったこと(好きと言えなかった、好きと伝えられなかった)
「一体いつからこんなにすれ違ったのだろう…」
付き合っているカップルが、何となく雰囲気を壊していく時によく思うこんなことは、愛情表現がなくなってしまっていることが大きな原因の一つだ。
「好きと言えなかった」「好きと伝えられなかった」ことですれ違いが起きると、別れた後に後悔することが非常に多くなっている。
彼氏や彼女にちゃんと好きだと言わなかったことに後悔するのは、いつの間にか愛情表現がなくなったことに気づけなかったから
「何を考えているかわからない」
「○○の考えてることがわからくなった」
別れのセリフでこんな言葉を聞く時というのは、愛情表現が足りていなかった時に多く、中長期的には「好きだと言わなくなった」ことが本当は問題となっていた場合に多い。
要は、カップルの土台を支える “好き同士の関係か分からなくなった” から、恋人が何を考えているか分からなくなったのだ。
カップルは慣れによって愛情表現が減ることは多いけれど、気持ちを確かめ合う機会がなくなってしまっているとしたら、本来それには気付かないといけないし、好きだから交際を続けるカップルに取って、愛されている実感は関係継続に必須のものと思っておかないといけない。
ここは特に彼氏側が別れた後に後悔することが多いのだが、彼女側も決して責任がないわけじゃない。
確かに男性は「好きだよ」って言葉を相手に伝えることが苦手な人が多く、釣った魚にエサをやらないタイプが多い。
しかし、ツンデレという言葉が定着したように、照れて愛情表現をしない女性も決して珍しいとは言えず、結局どちらかが愛情表現をすることで双方向的に愛情表現しているカップルの基本を踏まえると、彼氏側に重い責任があったとしても「愛情表現しなくなった」のは二人の責任になっている。
照れや慣れで愛情表現をしなくなると、カップルは交際期間を重ねる度に恋人らしい雰囲気がなくなっていく。それだけで好きかどうか分からなくなることはないが、交際中には色々とあるから、何かのきっかけで別れるようなことがあると、後に後悔してしまうことがある。
カップルは「好き同士でいること」が関係性の土台を支えており、何かをきっかけに「本当は好きじゃないんじゃないか」と疑うと、好きと言ってない時ほど簡単にすれ違う。
彼女をもっと大切にすればよかった、彼氏をもっと大事にしていればよかったと思う時というのは恋人の気持ちを大切にできてなかった時に多いが、恋人の気持ちを大切にすることの中には「愛されてる実感を与えてあげること」も含まれている。
別れた後に後悔したくないなら、これからは好きな人に好きだと言おう。好きな人に好きだと言える自分になろう。
自分の好きな人が自分を好きかどうか分からない時は本当に辛い気持ちになるから、相手をそんな状態にしてしまったのなら、「好き」というたった一言の重要性をかみしめて後悔の念に駆られる。
本当は好きなのに、それが伝えられてなかったから別れた後で後悔する
どんな理由があっても、カップルに愛情表現がなくなれば二人の心は離れていき、本来の気持ちとは別に、お互いがお互いの気持ちを否定して別れがくる。恋愛感情は不安と心配の気持ちを高めるからだ。
そんな経験をすると、本当は好きなのにそれが伝えられてなかっただけで別れることになったから、別れた後で強い後悔の気持ちが襲ってくる。
「もっと気持ちを伝えていれば…」
「もっと彼氏・彼女と向き合っていたら…」
こんなことを考えるのは、好きだったのにそれが分かってもらえてなかったから。
本当の気持ちが「まだ好きだった」なら、後悔してもしきれない別れ方だろう。愛情表現しないと倦怠期になりやすいという面もあるから、長続きした彼氏や彼女ほど注意しないと後悔の対象になる。

別れた後の後悔⑤ 誕生日や記念日やイベントごとなど「大事な日」をおろそかにしたこと
重大な決断(=別れること)をする時というのは、きっかけも大きなものになっていることが多い。
その日に別れ話をしないまでも、もう終わりだと決定打になるのが、自分の誕生日や2人の記念日やなどの “大事な日” を適当に扱われた時だ。
カップルがうまく行っていない時というのは、このような時に「もうだめなんだ…」と確信してしまう。大事な日なのに、ショックを受けるような過ごし方をしたときは、別れる決心に直結しやすい。
カップルで迎えるイベントには期待値があるからこそ、「別れた方がいいのかな…」と悩んでいた人は、二人の考えていることに大きなズレができていたことが浮き彫りになったように感じる。
別れるかどうかを意識した関係になっていたなら、「まだ(大丈夫)」と「もう(だめだ)」を決める瞬間を迎えやすいのである。
別れることを決めたきっかけが具体的だと、別れた後の後悔も強くなる。「あの日をやり直したい」という後悔はつらい
「最近喧嘩ばかりだったから今日だけは楽しく一緒にいたかったんだよ…、私が今日をどれだけ大切に思ってたか分かる?考えてなかったでしょ…」
つっかかってくるようなこともなく、寂し気に言うこんなセリフを聞く時は、その瞬間に何を思ってももう遅く、まだ好きだったなら後悔する別れを迎える。
別れることを決めたきっかけが具体的であればあるほど別れた後の後悔も強くなるが、「あの日をやり直したい」という後悔の仕方になると、本当に辛いものだ。
あるイベントから数日経ってから別れ話と一緒に「あの日に別れるしかないと思った」なんて言われることも多くあって、カップルに取って「大事な日(誕生日やクリスマス、バレンタインやホワイトデー等々」に対する自分の意識の低さに対して後悔することもよくあるパターンである。
誕生日のデートが、二人の状態、もしくは自分の状態を象徴していたと言われても、結果が結果だけに反論の余地はなく、大事なタイミングに一生懸命になれなかった自分に後悔が残る。
後から、それが大切な時間だった、大事な瞬間だったことを知ると、本当に後悔の気持ちが強くなるものだ。「あの日に戻りたい」と具体的に浮かぶ別れ方は、何度も何度も後悔しながらじゃないと、失恋から立ち直れない。
決定的にすれ違っていることを確信させる瞬間は、このような日以外にも多くあるものだが、とても具体的なだけに、ちゃんと考えてあげられていれば別れを回避できた可能性を高く感じてしまうだろう。
別れた後に後悔することとして、男女共にあるあるになっている。

別れた後の後悔⑥ 大きな喧嘩になったのに素直になれなったこと
カップルが勢いで別れるとしたら「ケンカ」は一番多い原因になる。
喧嘩別れはよく考えて出した結論ではないから後悔も強くなるし、ついきつい言葉が出てしまったり、自分が悪いのに謝れなかったり、色々な理由で喧嘩別れをするカップルがいて、冷静になれた後で後悔しやすい別れ方になっている。
すぐに素直になれたらただの喧嘩で済んだはずなのに、感情的になって売り言葉から買い言葉でヒートアップして発してしまった言葉は取り返しがつかないこともあって、よりを戻したいと喧嘩別れを後悔しても素直に切り出すことは難しく、後悔の仕方も色々だ。
大切な時に素直になれなかった人は「自分の気持ちが誤解された」と確信するから別れた後の後悔の気持ちも強くなる
付き合い始める時に大切なタイミングがあったように、カップルは付き合いを継続していく時に大切なタイミングが度々訪れる。
そのタイミングは、先ほども触れた通り「誕生日」や「クリスマス」などの節目であれば分かりやすいのだが、突如として始まる喧嘩によってその大事な瞬間を迎えることも珍しくない。
カップルはいくつかの山や谷を超えるように付き合いを続けていくものだけど、少なくても彼氏と喧嘩した時・彼女と喧嘩した時に「素直に気持ちを伝えること」はとても重要で、もし大事な時に素直になれないことが原因で別れると、長い期間後悔することになる。
実際、大きな喧嘩に発展していく時は、その原因も結構ナイーブな問題になっていることが多く、ぶつかり合って乗り越えるべきものもあるから、現実的に仕方のない喧嘩もある。
むしろ、カップルには “分かり合うため” に真剣に話し合うような喧嘩が定期的に必要だ。喧嘩できないカップルは、絆ができないことが多い。何もきっかけがない状態で彼氏や彼女に本音を言えない人は多く、喧嘩して仲直りする過程でしか深い話し合いができない2人も少なくはない。
喧嘩をして仲直りする過程では気持ちを確認し合えることも多くて、大きな喧嘩を乗り越えることでより強い信頼関係が作られる面もある。
だが、そんなタイミングでも素直になれないと、カップルはたとえ好き同士でも空中分解してしまうことがある。
「あの時にもっと素直になれていれば…」
大切な時に素直になれなかった人は「自分の気持ちが誤解された」と確信するから、後悔の気持ちも強くなる。
本当には好きだったのに、まるで嫌いな人に言う言葉を言ってしまい、もう冷めたかのような態度を取ってしまった自分を後悔することになれば、いくら泣いても涙が足りない。
素直にならないといけないタイミングで素直になれないことは恋愛のあるあるでありながら、別れた後に後悔することのあるあるにもなってしまっている。
「ごめん。本当は好きなのに、強がって素直になれなくて、思ってもないことまで言っちゃった。もう1回ちゃんと話し合いたいです。あの日のことずっと後悔してる」
たった1回のLINEでもしかしたら喧嘩別れしないで済んだかもしれないけど、大きな喧嘩をすると相手からもショックな言葉が出てきて、喧嘩中の冷たい目を思い出すと、すがるようなLINEはなかなか送れない。
あとほんのちょっとの勇気が、恋愛中はやたら遠く重く感じる。たった1回のLINEが打てないのだ。打つことができても、今度は送れないことに悩む。人によっては、この工程の中で、後悔の気持ちが自分でも処理できないくらい大きく膨らんでいくこともあるだろう。
後悔することの中には、正しいことが分かっていてもそれができなかった時も含まれていて、気持ちが残っている内は自分を責めることも多い。
恋愛では、「戻れない時」を意識する瞬間が多い。特に喧嘩中と喧嘩後はそのタイミングにあった言葉と態度が必要で、感情的になって選択を間違うと取り返しがつかないことになってしまう。
彼氏や彼女には、「好きだからこそ」後悔するのが分かっていても素直になれないことがあるから、本当に恋愛感情は人を複雑な気持ちにさせるけど、「本当は…」という気持ちがあったら伝えられなかったことに後悔する。
喧嘩をきっかけに彼女や彼氏と勢いで別れたら後悔する
喧嘩別れに代表されるけれど、勢いで別れた彼氏や彼女は、本当に後悔することが多い。
普通、付き合ってる恋人と別れる時は、冷めきってないなら(ちょっとでもまだ好きだったら)色々なことを考えて別れるかどうかを決める。
しかし、感情的になって勢いで別れると、熟考する時間がなかった分、自分の中でも結果が受け入れられないことが多くて、勢いだけで別れてしまった場合は自分の幼さを憎むほどだ。
「もっと大人になれていたら、きっと別れないで済んだ。好きだったのに、些細なことでムカついて、別れたくないのに別れた。本当に自分は馬鹿だと思う。悔やんでも悔やみきれない…」
こんな後悔の仕方も、恋愛にはある。
好きという感情は時に自分でも抑えられないくらい暴れだすことがあるが、その勢いで別れたら何年も後悔する出来事になってしまうこともあるので、本当に注意してほしい。
既に事後になってしまっているなら次の恋に活かすしかないけど、まだ遅くないと思える人は下の記事も参考にしてほしい。

別れた後の後悔⑦ 長年付き合った彼氏や彼女を一途に想い続けられなかったこと
付き合いが長くなってくると彼氏や彼女の「悪いところ」も見ることになるから、新鮮さがなくなってきた段階から他人がやけに素敵に見えることがある。
一つの瞬間まで含めると、ある行動や態度や仕草がそう思わせたりもする。
恋人に対して何の不満もない人は少ないし、特に交際期間が長くなってくるとなおさらだけど、「目移り」と言いたくなるような恋愛が原因で本命の彼氏や彼女との別れることになったら、その後の後悔は時間がたつ度に大きくなる。
彼氏や彼女が大好きになったら、「そんな人は簡単に出会えない」と思って大切にしてあげないと、後悔する別れになってしまう
ここは恋愛経験が多くなると分かってくる部分だが、大好きな人というのはそう簡単に現れない。付き合ってからもっと好きになった人や、付き合って何年経っても大好きでいられる人は、人生にせいぜい1人か2人だろう。
「もっと○○だったら…」「ここは○○してほしい」
近くで付き合うと何かしら思う方が普通なので、その時々にドンピシャで「○○」を補う人が現れると目移りしてしまう気持ちは理解できるけれど、その人にだってまた違う部分で同じことを思う瞬間が訪れるもの。
特に、彼氏や彼女とタイプが違う人が気になったら、今の恋人が「自分にとってどのくらい大切な人なのか」を、少しでも良いから今までの交際を振り返って考えてみよう。
これができないと、いくら後悔する別れ方を経験しても、それを繰り返してしまう。大好きになれる人というのは、人生でそうそう出会えないことを、ぜひ早い段階で分かっておいてほしい。
彼氏や彼女と逆のタイプに惹かれるのは恋愛のあるあるだけど、その人の本質が見えていない自分に気づくべきだ。誰だって良いところと悪いところがあることも、再認識するべきだろう。
誰かと比較するような恋愛は本当の恋愛じゃない。自分の彼氏や彼女の弱点を補うような人と出会った時は、むしろその人の弱点を探してみるべきだ。そうしないと、大切な人を簡単に手放してしまい、どんどん恋愛が刹那的(すぐに付き合う人が変わる人)になっていき、恋愛が儚いものになってしまう。
「好き」という気持ちを大切にできないと、後悔するのは当然かもしれない。


別れた後の後悔⑧ 彼氏や彼女を当たり前の存在に感じて、大切にしなかったこと、大事にできなかったこと
「なんで大切にしてくれないの!」
大事にしているし、大切にしているつもりだった「付き合っている頃」に向き合えなかったこんな言葉は、別れた後で振り返ると、恋人のことをすごく当たり前の存在に感じてしまってて、大切な存在であることを忘れたかのような態度・行動を取っていた自分に気付く。
別れた後は、「本当の意味では俺は彼女を大切にしなかった」「私は大事にしているつもりになってただけだった…もっと大切にすればよかった」と後悔することがすごく多くて、恋人を大切にできなかった後悔は「好きだけど別れた時」にあるあるになってしまっている。
本当は大切にするべき相手だとわかっていても、何もできなかったら気持ちが伝わることはなく、彼氏や彼女は大切にしてもらえない自分を責めたり、大事に思ってもらえないことに怒りを覚えたり、好きだからこそ本当につらい気持ちになる。
大切にしてくれないという問題は、「好きだから付き合っている恋人同士」に取っていつのまにか関係を壊す原因にまで発展していくのだ。
付き合ってる方が苦しい、別れた方が楽になると思う最大の理由になっていくのが「恋人が自分を大切にしてくれない」という問題である。
大切にしなかったら、恋人は「本当は好きじゃないんだ」と思うから、一方的な愛が辛くなって別れるしかない。
カップルが別れる時は必ず何かの原因があるものだが、結局好き同士になった二人が別れるのは、「彼氏や彼女を大切にできなかったこと」「彼氏や彼女の存在の大きさに気づけなくて、ないがしろにしてしまったこと」が原因であるように思う。
冷めたとか、ほかに好きな人ができたとか、ほんとに色々な理由でカップルは別れるのだけど、二人がずっと向き合っていて、大切にし合えたら、もっと長く続くカップルがたくさんいる。
彼女を大切にしなかったことに後悔する男性や、彼氏をもっと大事にすればよかったと思う女性は「恋人をどう大切にすればよいか」が分かってない場合もある
もしあなたが恋人から「大切にしてくれなかった」とか「大事にしてくれない」と言われた時に「自分は精一杯の気持ちで大切にしている」と思うなら、あなたは「恋人をどう大切にすれば良いか」が分かってない可能性がある。
いつの間にか恋人を冷めさせたことがある人も含めて、もし彼氏を大切にする、彼女を大切にするということがどういうことか分からない人は、ぜひ下の記事を読んでみてほしい。

日常には私たちの余裕を奪うものがいっぱいあって、なかなか「付き合う相手の気持ち」が優先できないのが現実だが、それでもどんな時も忘れてはいけないものというのがあって、愛情を向ける「恋人」はその中でも最優先するべき人の一人だ。
別れた元彼や元カノへの後悔の気持ちが強い人ほど、考えに考えた挙句、本質的なところに考えが行き着く。その本質とは、「もっと大切すればよかった」という想いである。愛してたのに、愛情表現できてなかったことを後悔する。
多くの恋愛をしてきて、私が異性と付き合う上で一番大事だと思っているのは、「付き合う人を大切にすること」だ。
それは、おそらく気持ちそのものが行動や態度を超えて相手に伝わっていくから、もっともっと奥の方で持っておかないといけない気持ちなのだと思う。これを人は愛と言うのだと思っている。
「彼氏を大切にできなかった…、もっと大切にすれば良かった」
「彼女を大事にできなかった…、もっと大事にできていればよかった」
当たり前が当たり前でなくなったときに人は一番ショックを受けるから、もし好きな人と付き合えている現実があるなら、別れるその前に、自分ができる精一杯を好きな人に届けたいと願い、具体的にその気持ちを伝える努力をするべきだ。
大切にしなかった彼氏に後悔したら、彼女を大切にしなかった後悔に苦しい気持ちになったら…
ここまでで「彼氏や彼女と別れた後に後悔すること」を8つ解説したけど、「大切にしなかった彼氏に後悔している」「大切にできなかった彼女に後悔している」という人向けに、復縁の仕方を解説した記事を貼っておく。


彼氏に後悔したら、彼女に後悔したら、別れ方や別れてからの期間によっては、まだ復縁の可能性は残されているし、まだできることはある。
元彼や元カノに頑張るかどうかは慎重な判断が必要で、また傷つく結果に終わる可能性もあるのだが、「できることがあるならやってみたい」と思っているなら、上の記事を参考にしてみよう。
もう一度やり直したいと思っているなら、その行動を取らないことが後々の後悔になるかもしれないので、よく考えて答えを出してほしい。
できることをやった後なら、元彼や元カノに後悔することなく、次の恋愛に進めると言う人もたくさん出てくるはずだ。
後悔しない別れ方はあるのか、別れたら後悔するものなのか
最後に、「後悔しない別れ方はあるのか」「別れたら後悔するものなのか」という点を解説する。
後悔しない別れ方の条件
後悔しない別れ方というのはこの世に存在する。
では、その条件とは何かという点だが、以下の2つだ。
後悔しない別れ方の2条件
- 完全に冷めた状態で別れること
- その後の恋愛がうまくいくこと
恋人と別れる時に完全に冷めていた場合は、別れたことですっきりして、後悔するより行動を起こした自分に高い満足感を得る。冷めた彼氏や彼女と別れた後は、幸せになれるはずだ。
ただ、これだけでは後から後悔することがあって、「その後の恋愛がうまくいくこと」も、後悔しない別れ方の条件になっている。
別れた後に彼氏ができない・彼女ができないと、交際相手がいた頃の自分を想い出して後悔することがあるので、「別れた後」のことも大事な要素だ。
友達と楽しい毎日を送れば後悔しない傾向があるが、そこはどのくらい恋愛に興味を持っているかで変わってくる。恋人と別れた後の恋愛がうまくいかなかったとしても、本気で「しばらく彼氏・彼女はいらない」と思えると、別れた後で後悔することはない。
別れたら後悔するものなのか
上の解説を読んでもらって分かる通り、恋人と別れる時に少しでも気持ちが残っている場合は、別れた後に何かしら後悔するものだ。
なぜ、別れたら後悔するかというと、カップルには最高に仲良かった時期があって、至福とも言える幸せな時間があったから。好きで好きでたまらなかった時期もあったのだから、冷めきってない限り後悔しないではいられない。
簡単に言うと、別れた後は2人の思い出を振り返るから「あの時」を想って後悔してしまうのである。
「どのくらい後悔するか」は交際の仕方と状況によって変わってくるし、「具体的に○○すれば良かったと思うかどうか」も別れた時の気持ちで変わってくるが、本気の恋をした後に「あのまま仲良く幸せに付き合えていたら…」と思わない恋愛はない。
誰かと深い仲になるということは、終わった時に少なからず心に傷を負うということなので、もし別れたばかりの人がこれを読んでいるなら、しばらくは自分の心を労わってあげてほしい。
別れた後の後悔の大きさは、恋人のことが好きだったピークの時の気持ちに比例する。傷ついて後悔の気持ちが高まるなら、それだけ素敵な恋だったということだ。失った恋を想ってさんざん泣いたら、またそんな恋ができるように歩みだそう。
まとめ
今回は、別れた後に後悔することを徹底解説した。
本当に何も後悔がないすっきりする別れ方と言うのは少ないから、この記事で取り上げたことは強弱感の問題で誰もが思うことだったかもしれないけど、別れた後で後悔することは、好きだったら別れる前に気づいて自分を修正したいところだ。
彼女や彼氏を大切にしなかった後悔や、大切にできなかった後悔は、これからの恋愛で経験することがないように、自分自身の恋愛力をぜひ高めてほしい。
失恋は、他の失敗と比べてそのまま次の体験に生かせる経験とはならないことも多い。
思ったことができないのも恋愛だし、相手が変わるとガラッと雰囲気まで変わるのが恋愛だからだ。
しかし、それを前提としながらも、別れを後悔することで自分を見つめなおせば、成長には繋げられる。そんな視点から読んでみても学びがある記事になったのではないかと思う。
元カノや元彼への後悔はなかなか消えないけど、もしあなたが結婚適齢期に当たる年齢だったなら、残された時間を前向きに使うべきだ。
これ以上の後悔がないように、幸せになる努力をたった今からはじめよう。努力が実る時期は、思ってるより短いかもしれない。

もし、失恋した人で好きな人を諦められない人は、下の記事も読んでみよう。
別れた後に友達に戻れるか、気になる人は読んでみよう。
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