「距離を置きたいと言われたら、別れたいって意味?」
「突然、距離置こうって言われたけど、意味も理由もわからない…」
付き合っている彼氏や彼女から急に距離を置きたいと言われたら、誰でも頭の中は混乱する。
距離を置く意味が分からない、理由が分からない、と思うだけじゃなく、「距離を置いた後に別れ話をされるかもしれない」「距離を置いたまま自然消滅するかもしれない」と不安や不満も持つ人も多いはずだ。
「距離を置く」という言葉の意味だけでは相手の心理がわからなくて、怒りを覚える人もいれば、悲しくなってしまう人もいる。
既に話し合いみたいのが終わった後なら、彼氏や彼女の口から直接「距離を置く意味や理由」を聞くことができないから、答えのない問いにただ茫然としてしまうこともあるだろう。
そこで今回は、彼氏や彼女から距離を置きたいと言われた人へ向け、「恋人と距離を置く理由や意味」を解説する。
「何で距離を置こうって思う気持ちになるの?」という疑問もはっきりするように色々なパターンを解説していくので、参考にしてみてほしい。
距離を置きたいと言う彼氏や彼女の心理を紐解いてみよう。
この記事の後半では、「別れるつもりで距離を置きたいと言う彼氏や彼女の見抜き方」を解説し、ラストでは彼氏や彼女から距離を置きたいと言われた時の対処法も解説する。
- 距離を置く理由は別れたいからなのか:好きだから距離を置く女性心理と、好きだけど距離を置きたい男性心理
- 好きだけど距離を置く女性や男性の最大の理由は、喧嘩やもめごとの「繰り返し感」に限界を感じたか、解消が目的
- 距離を置く理由を言わないのは「なぜ距離を置くのか、理由を考える時間に意味がある」と思うから?相手にちゃんと考えてほしいから距離を置く心理
- 倦怠期に距離を置く理由:悪い意味の「慣れ」が好きな気持ちを迷わせるから、距離を置きたくなる時期がくる
- 距離を置くのは自然消滅で別れたいと思ってるから?距離を置いた後フェードアウトするつもりがあるのかの見抜き方
- 別れたくない!でもこのまま付き合っているのは辛いから距離を置く心理
- 仕事や受験など、恋人以外が距離を置く理由になることも
- 【彼氏からと、彼女からで違う】距離を置きたいと言われた時の対処法
- 距離を置くのが「意味がない結果」にならないために…
- まとめ
距離を置く理由は別れたいからなのか:好きだから距離を置く女性心理と、好きだけど距離を置きたい男性心理
恋人から距離を置きたいと言われたら、まず最初に気になるのが「別れたいと思ってるのか」という点である。
確かに、彼氏や彼女が距離を置く理由には、「別れたいから距離を置く」というものも含まれていて、距離を置きたいと言われたら明確に別れの危機だと言える。
しかし一方で、本当に別れるつもりがあるなら、彼氏や彼女はあなたに別れたいと言うのが一般的だ。
距離を置く期間を設けることで別れる時のショックを軽減できるメリットがあるにしても、付き合ってるか付き合ってないか微妙な時期を作るのは、相手にとってもすっきりしない展開である。
別れると決めたのなら、普通は距離を置く選択肢は選ばない。
つまり、彼女や彼氏から距離を置きたいと言われたら、心理的には「好きだけど距離を置きたい」「好きだから距離を置きたい」と思ってることの方が多い状況ということだ。
では、なぜ好きだから距離を置くのだろう?
詳しくはこの記事を通して解説するが、まず最初に「好きだから距離を置く女性心理」と「好きだから距離を置く男性心理」を解説する。
好きだから距離を置く女性心理
彼女から距離を置きたいと言われたら、大半は「好きだから距離を置きたい」と思っている。
距離を置きたい理由を究極的に一言で表すなら、女性心理の場合は「好きだから」だ。「好きだけど距離を置きたい」と思うのではなく、女心では「好きだから距離を置く」と、好きな人と離れる覚悟を決めて彼氏に伝えることの方が多い。
この時の女性心理を端的に表すと「しっかり自分と向き合ってほしい(今の問題と向き合ってほしい」という気持ちになっていることが多いが、複雑な心境になっている人の方が多いので、本文で詳しく解説する。
ただし、彼女が距離を置く理由が彼氏への愛情を源泉にしていようとも、「別れるつもりがない」ということはないので、誤解がないようにしてほしい。
距離を置く女性心理にも「これがラストチャンス」だと思っていることもあるし、「どうせダメだろう」と半分諦めているようなこともあり、1ヶ月から3ヶ月距離を置いた後に元に戻ろうとしても戻れないことが普通にある。
彼女から距離を置きたいと言われたら、彼女の気持ちと向き合って、今までの自分を振り返って、彼女がもう一度頑張ってみようと思うだけの彼氏の気持ち(+気持ちを表す行動と態度)が必要になっている。
好きだけど距離を置きたい男性心理
彼氏から距離を置きたいと言われたら、心理的には「好きだけど距離を置きたい」と思っていることが多い。
男性心理の場合は、「好きだから距離を置く」のではなく、「好きだけど距離を置く」方が割合として多い。
その意味で、彼氏に距離を置きたいと言われたら、別れる確率は現実的レベルで高まっていて、彼女に距離を置きたいと言われるより、彼氏に距離を置きたいと言われた方がカップルは別れる確率が高い。
なぜなら、男性の場合は、彼女とのことを含めて人間関係の問題は建設的な話し合いを望むところがあり、「好きだから何かをする」と言う時に相手に向き合おうとすることの方が多いからである。
男性心理では、ストレートな方法で問題の解決を図りたい気持ちになる。
では、なぜ彼氏が距離を置きたいと言ってくるのかというと、「自分の気持ち」と向き合う時間がほしいと考えるからだ。
このまま付き合い続けるのに大きな問題を抱えていて、でもだからと言って彼女と向き合って会話を重なる余裕もない時に男性は彼女に距離を置きたいと言ってくることが多い。
ここには当然、距離を置くことによる様々な副次的効果も期待されていて、単純な男性心理と言えども心境は女性同様に複雑である。
男性心理についても、距離を置く効果に期待する向きはあるし、別れたいなら別れたいと言うのはセオリーになっている。
距離を置く男性心理には、「好きだからどうにかしたい、でもどうにもできなくなったから、好きだけど距離を置きたい」と考えることが割合として多い。
ただし、男性心理の場合は身勝手な心理で「急に距離を置きたくなる心理」になることもあり、突発的な行動は男性の方が多い。
女性が急に距離を置きたくなる時は彼氏との間に何かがあって自分の中でいっぱいいっぱいになった時があるあるだが、男性の場合は距離を置きたくなる理由を彼女側が考えても分からないケースが存在する。この点には注意しよう。
このパートで取り上げた「好きだから距離を置く女性心理」と「好きだけど距離を置きたい男性心理」は、あくまでも基本を解説しているに過ぎない。好きだけど距離を置く心理になる女性もいるし、好きだから距離を置く心理になる男性もいる。
この記事を通して、距離を置く理由と心理を詳しく解説していくので、ここでは前提となる基本的な知識を押さえて本文に進んでほしい。
それでは、恋人と距離を置く理由や意味を詳しく解説していこう。
好きだけど距離を置く女性や男性の最大の理由は、喧嘩やもめごとの「繰り返し感」に限界を感じたか、解消が目的
普段仲良く付き合っていくことを前提にしている「カップル」が距離を置く時というのは、何か大きなことが起こったり、喧嘩してしまったり、広義の意味で「上手くいっていない時期」に多いのが特徴だ。
付き合いの中で溜まったものが「距離を置きたい」という気持ちに影響するとしても、何かきっかけがあったと考える方が妥当である。
ただし、たとえきっかけが大きな喧嘩だったとしても、好き同士で付き合うカップルなら普通は距離を置かないでそのまま仲直りをする。
では、なぜあるきっかけを機に彼氏や彼女に対して距離を置きたいと言うのか。
同じ問題で喧嘩している、もめごとになっているから、そのまま付き合い続けるのが嫌になる
カップルで喧嘩が増えている状態になった、いわゆる “上手くいってない時期” は、ケンカの内容が二人に取って根本的な問題に発展していることが多々ある。
特に同じ内容で何度も揉めた時は、お互いに非を認めて謝って仲直りをしたとしても、同じことを繰り返しているように感じる。
この「繰り返し感」が、好きだけど一度距離を置きたいと思う理由になる。
些細な内容でも繰り返し喧嘩するのであれば、「頑張っても合わないのかな」と思う理由になるし、気を付けても喧嘩してしまうようなら思った以上にお互いで気持ちを消耗しているように感じる。
経験したことのある人なら理解してもらえると思うが、恋愛には気持ちを削られていくようにじわじわ効くタイプのダメージがある。
ある一定のラインで気持ちの限界を迎えると、彼女や彼氏と一旦距離を置くことで精神的な安定を求めるし、距離置く期間の中で喧嘩の根本的な理由が解消できないかと考える。
繰り返し感が理由になった時の距離を置く意味
繰り返し感が距離を置く理由になった時は、「このまま付き合っていくのか、別れるのか、決断するための時間を確保する」という意味で距離を置きたいと考える場合があるので、明確に別れの危機になっている。
一度離れて真剣にこれからのことを考えてみたい、そう思った時に「距離を置こう」と恋人に告げる。
「彼氏や彼女の存在は大切。だけど、一緒に居て辛い関係になってしまった」という気持ちもあって、好きだけではお付き合いがうまく行かないのも恋愛の難しいところだ。
比較的長く付き合ったカップルが距離を置く時の理由は、それまでため込んだ感情が理由になりやすい。好きだけど距離を置く女性や男性は、本当は距離を置かないで今の問題を解決したいと思っているけど、それが何度も無理だと突きつけられたから距離を置きたいと言ってくる。
彼氏や彼女とケンカになった時に仲直りの仕方が苦手な人は下の記事を参考にしてみよう。好き同士であっても、喧嘩を繰り返すカップルになってしまった時は、距離を置く展開になりやすい。
距離を置く理由を言わないのは「なぜ距離を置くのか、理由を考える時間に意味がある」と思うから?相手にちゃんと考えてほしいから距離を置く心理
カップルが「距離を置く」という選択をする意味は重いため、その言葉の重さに期待して「相手にちゃんと考えさせたい」という理由で距離を置こうと言うことがある。
この時の特徴は、距離を置く理由を言わないことだ。
もし距離を置きたいと言われた時に「まだ自分のことが好きなはずなのに…」と思うなら、相手はちゃんと考えてほしいから距離を置く心理になったのだろう。
これは、あなたに非がある喧嘩の繰り返しの中で普通の仲直りの仕方では解決しない場合に言われることが多いのだが、積み重ねの問題でもあるので、距離を置きたいと思うきっかけは様々だ。
一度の過ちだったとしても浮気された時に「真剣に考えてほしい」と思って言われることがあったり、彼氏や彼女を大切にしてなかった時に言われることもある。
相手に考えさせたいという理由で距離を置きたいと言われた時のポイントは、「自分の気持ち」よりも「相手への影響」を重視している点である。だから距離を置く理由を言わない(言いたくない)。
このケースは「この先の付き合い」を意識しているのが特徴なのだが、距離を置きたいとまで思った恋人の気持ちを超えるだけの「受け止め方」ができないと、本当に別れてしまうカップルが少なくない。
好きなのに距離を置く心理は、本当に複雑だ。
「本当は仲良く付き合っていたい、けど今のままじゃダメになりそうだから距離を置く…」
悩んで悩んで考え抜いた先の答えが「距離を置く」という選択だったら、言われた方はその気持ちを相手が望む重さで受け取らないといけない。
距離を置く理由を言わない彼女や彼氏はあなたに「なぜ距離を置きたいと思ったのか考えさせたい」と思っていることも…
もし彼氏や彼女から距離を置きたいと言われた時に、「理由は自分でちゃんと考えて!」と言う場合や、距離を置く理由を言わない場合は、距離を置こうと言われた理由を考える時間に意味があると思って対処しよう。
距離を置く理由を言わない彼女や彼氏は、恋人に「なぜ距離を置きたいと思ったのか、自分の気持ちや今の状況を考えさせたい(そして自分で考えて改めてほしい)」と思っていることもあるからだ。
彼氏や彼女を傷つけてしまったなら時間をかけて反省するべきで、再会した時は重みのある言葉が必要になるだろう。
相手の彼氏や彼女は冷めたわけじゃなくて「この先も付き合っていきたい」と思ってはいるので、辛い選択をした気持ちを受け止めて、きちんと考えてあげよう。
交際の状態によっては、仕切りなおした方がカップルとして上手く行く場合も多い。
考えさせるために距離を置く意味:距離を置くことで彼女の大切さや彼氏の大切さに気付く
恋人と距離を置くと、相手の存在がどんな意味を持っていたのか、好きだったら彼氏や彼女の大切さを痛感するものだ。
日常の何気ない瞬間に連絡を入れて、たったそれだけで大切な人とのつながりを感じて、本来は結構救われる瞬間というものが些細なところに存在している。
しかし、人はその幸せを「慣れ」という形で段々軽視してしまうところがある。
本当は好きな人と付き合えている現実がそれだけで何にも代えられない幸せなのに、彼氏や彼女のことを「当たり前の存在」として扱い始める。
その気持ちは、人によっては恋人への甘えとなって行動と態度に出てきて、相手の存在そのものを軽視するのに繋がってしまう。
「距離を置きたい」
今まで通り、この先もずっと何事もなく続いていくと思っていた人が突如としてこのセリフを聞くなら、大きなショックを受けるに留まらずに、たくさんの「考えること」が頭に沸いてくる。
距離を置いた後、しばらくは無意識にでも彼氏や彼女のことを考えてしまうはずだ。距離を置きたいと言った彼氏や彼女は、そこに意味を感じたかもしれない。
恋愛では、無言で訴える気持ちがあって、何も言わない時ほど強く大きな気持ちを持っていることがある。
距離を置こうと言われたら、もう別れたいと言われたように感じる人だっているし、言う側としてもそのくらい重い言葉のつもりで伝える方が多いくらいだ。しかし、その時の「言葉の重さ」は、軽く考えていた人に取っては意味が出てくる。
「安心しきったことが原因で壊れかけている関係を元に戻したい」
「もう一度真剣に、自分の存在がどんな意味を持っているか考えてほしい」
距離を置くカップルがそのまま別れることだって珍しくないし、距離を置いたその期間は基本連絡できないのだから、新たな問題が出てきたり、心変わりだって十分にあり得る。
でも、別れるかもしれないことを覚悟してまで真剣な想いを語る恋人には、「しっかりとした受け止め方」が大事になる。
人によって、または場合によって、距離を置こうという言葉の意味や重さは変わってくるのは事実だけど、彼氏や彼女は「恋人を信じたい気持ち」を持ちながら、「別れることになればそれまでだったんだ」と思うくらいの覚悟をもって話すことがある。
距離を置きたいと話した恋人の雰囲気をもう一度思い出すことで、まだ気づけていない意味や理由がわかることもあるから、せめて「想いの量」を恋人と合わせてちゃんと考えてあげるべきだ。
真剣に自分のことを考えてほしいと思って距離を置こうと言われる人は、彼氏や彼女を軽視していた時に多い
すごく仲良しとまで言えなくても、そこまで上手くいってないという自覚がなかった人が恋人から距離を置こうと言われる時は、本当の気持ちは別にして自分の態度が恋人を軽視しているかのような態度になってしまっていた可能性がある。
彼氏や彼女はあなたが「本当に好きなのか」を疑問に思っていて、自分への接し方に愛情を感じられなかったのかもしれない。
もし彼氏や彼女から距離を置きたいと言われたら、自分が好きだと言う気持を伝えることができていたか反省しておこう。下の記事で解説しているような行動や態度を取っていたなら、好きだからこそ距離を置いてしっかり考えてほしいという気持ちになるのも無理はない状況だ。
倦怠期に距離を置く理由:悪い意味の「慣れ」が好きな気持ちを迷わせるから、距離を置きたくなる時期がくる
彼氏や彼女から「距離を置こう」と言われる時は「倦怠期」に多いのも特徴だ。
長く付き合っていないカップルが距離を置くと言い出すのは少し不自然である。
付き合い始めに距離を置きたいと思うことがないわけではないと思うけど、そんな時期に距離を置いてしまっては、自然消滅したり、そもそも付き合うべきだったのかどうかという問題に発展してしまう。
距離を置きたいと言ったところで、それなら別れたいと言われることも多いのが付き合ったばかりのカップルである。
付き合いたてのカップルは、二人に歴史がない以上、置くべき距離がないため、合わないと感じれば「別れ」を直接選ぶ方が妥当だ。
付き合いが浅いカップルは、付き合いながらも距離を取るだけの信頼関係がない。
なぜ長く付き合うカップルは距離を置くことがあるのか
長く付き合ったカップルに距離を置くことが多い理由は、二人でいることに悪い意味の慣れが出てきて、「存在・恋愛感情・情」があやふやに感じることがあるからだ。
恋愛しているのか、腐れ縁になっているだけなのか、倦怠期のカップルは時々混乱する。その理由は、カップルの交際は良い時期と悪い時期を繰り返すからである。いい時ばかりではないのがカップルだ。だから迷いが生じる。
倦怠期の心理について、簡単ではあるが少しまとめる。
- 失いたくはない=存在自体はとても重要であり貴重
- でも、もうドキドキしたりキュンとすることもなくなった=本当に好きだから付き合っているのだろうか(相手の気持ちも含めて)
- 安心できる相手だけど家族みたいな存在に思うことがある=恋愛感情よりも情の方が強くなったのかもしれない
倦怠期と言うのは、相手のことが本当に好きなのかどうか迷うことが多い。
長く付き合うとどうしても新鮮さはなくなり、当初のラブラブな関係は落ち着くことになるからだ。
しかし、だからこそ「恋人の存在」自体は、自分に取ってより大きくなるところがある。当然、長く付き合った彼氏や彼女に対しては情が湧くし、距離が限りなく無くなっていけば家族との境界線もあやふやになる場合も出てくる。
「好きは好き。だけど…」
自分で自分の気持ちが分からなくなった時も「距離を置く」選択肢を選ぶ時があって、もう一度新鮮さを取り戻したいという理由もあったりするし、離れた時にどんなことを感じるのか、自分の気持ちに興味がある場合も少なくない。
「気持ちを確かめる。
本当に好きだから付き合っているのか、距離を置くことで分かることがあるかもしれない」
恋愛ではよく自分の気持ちすら分からなくなることがあるものだ。しかし、その状態で付き合うのもしんどいと感じることがあるから、そんな人は自分の気持ちを煮詰めた後、突然恋人に対し「一度距離を置きたい」と言う。
思いつめるタイプや、恋愛に真面目なタイプがこんな意味や理由で恋人と距離を置きたい気持ちになる。
倦怠期の乗り越え方が分からない人は、下の記事を参考にしてみよう。
距離を置くのは自然消滅で別れたいと思ってるから?距離を置いた後フェードアウトするつもりがあるのかの見抜き方
距離を置く時は、「自然消滅を狙う」という理由が絡む。
「別れたい」と言うよりソフトになるから、恋人から逃げる人は別れ話をしないでフェードアウトする方法を選びがちだ。
突然距離を置きたいと言われたのなら、「別れるつもりなんじゃない?」と現実的に心配している人や不安になっている人もきっと多いのではないだろうか?
では、「フェードアウトするつもりがあるか見極めるにはどうしたら良いか」という点だが、見抜き方には3つのポイントがある。
距離を置きたいと言われた時に相手が感情的だった場合はフェードアウトしない
「距離を置きたい」と言われた時、恋人の様子や態度はどうだっただろう?
もし「感情的になっている」と思われるサインが出ていたなら、自然消滅を狙って距離を置きたいと言ったわけじゃないと思われる。
難しいのは「落ち込むタイプ」なのだが、フェードアウトするつもりだったら落ち着いた感じになるのが特徴だ。冷たい感じがして、話し合いも成立しないし、距離を置く期間も曖昧にする。
本当に愛情を持っていたらそこまで冷静に「距離を置きたい」と言えないので、チェックポイントにすると距離を置きたくなった彼女や彼氏の真意を見極めることができる。
距離を置きたいと言った時にあなたの反応を気にしてない態度を取る場合はフェードアウトのサイン
彼女や彼氏に距離を置きたいと言った時、もしまだ付き合っていたいと思っていたら、相手の反応が気になる。相手の言葉を聞きたいし、話をシャットアウトしない。
投げやりになって話を聞かないパターンもあるのだが、その場合は前述した通り「感情的になる」というサインが出ているので、自然消滅を狙っているわけじゃないパターンだ。
距離を置きたいと言った後に相手の反応を見るのは「好きだから」なので、相手の態度だけでなく、あなたのリアクションに対する彼氏や彼女の反応を思い出してみよう。
そっけない態度を取るなら、「もういいから」と思われているかもしれない。
距離を置くのに適当な理由をつけた場合は、フェードアウトされる可能性が高まる
距離を置きたいと言われた時は、その「理由」がすごく大事だ。
まだやり直す未来を見ているなら距離を置く期間に意味を与えたいから、きちんとした言葉が聞けるし、言葉がない場合は相手の覚悟や気持ちの重さを感じる雰囲気がある。
しかし、距離を置く理由が「フェードアウトしたいから」だった場合は、別れたいと思っているわけだから理由は適当になる。
嘘を付くことに似ているから、サラッと言われるし、目を見ないで言う。重みよりも「距離を置きたい意思」だけを感じる印象の言い方をされる時は、別れるつもりの時だ。LINEで距離を置きたいと言われてその後の会話に応じてくれないパターンも多い。
「なんで距離を置くんだろう?全然意味が分からない」と思ってしまう時は、目的が「別れること」にあって、距離を置くことがその手段になっている可能性がある。
相手の態度はやはり、本心を表している。
別れたくない!でもこのまま付き合っているのは辛いから距離を置く心理
彼女や彼氏との間に何か大きなことがあった場合、気持ちを確かめ合って元に戻っても、気持ちの上で恋人への嫌な気持ちを引きずることがある。
たとえば、「信用できなくなった」と思う理由では、最悪な裏切り行為である「浮気」が典型例だが、それ以外にも「喧嘩中に冷めたと言われた」ことで心の底から信じることができなくなったり、色々と理由があってある事件が(表面上)解決された後もネガティブな気持ちを引きずる。
そんな心理状態で連絡を取りながら恋人と付き合うと、余計に不安定な気持ちが刺激されて「辛い…」と感じる。これも、彼氏や彼女と距離を置きたくなる理由の一つだ。
好きだから彼氏や彼女を信じたいのに、信じられない状況に辛さを感じると、人は恋人と向き合うのが辛いと思って距離を置きたい心理になる。相手のことをどんどんネガティブに考えてしまう時も同様だ。
一見するとこれは彼氏や彼女から逃げる心理のように思うかもしれないが、時間が経つことで整理できる気持ちも多くあるから、付き合い続けるだけでしんどいと感じる時は「これ以上今の状況が悪化しないように」という意味を込めて距離を置こうと言ってくることがある。
別れたいとは全く思わなくても、好きだから辛いという気持ちが距離を置く理由になる場合があることをぜひ理解しておこう。
ここは、男性心理だと「彼女と距離を取ることで自分の中の問題を解決したくなる」のが理由になりやすいが、女性心理だと「時間を置くことで、前向きな意味で彼氏への嫌な気持ちに整理を付けたい」と思うことがあるため、男女両方にあり得る理由だ。
恋人と距離を置きたい時というのは「別れたいわけではない」ことが現実的に前提となった判断だ。「別れよう」ではなく、「距離を置こう」と言うのだから、その意味を考える際は「未来への希望」が確実に残された判断である。その意味で、「時間を置きたい」という心理で距離を置きたくなる人がいる。
話し合いの中で「距離を置く」という選択肢が選ばれることもあるが、突然の言葉であったなら「何かを変えたい」という気持ちが主になっているのは間違いないところだ。
付き合ってても辛いから距離を置く…、その意味とは?
悩みが深くなったり、辛いという気持ちが状態化してしまうと、彼氏や彼女とのコミュニケーションがおかしくなるという副作用がある。
楽しく一緒にいたいけどどうしても気持ちが沈んでしまって、そんな状態の自分も嫌だから、相手の気持ちが余計気になって悪循環に陥る。この精神状態で「今のまま一緒にいたらまた何か問題が起きる」と考えた時、対処法を考える中で距離を取ることが選択肢に挙がる。
恋人の中でストーリーが進んでいる(自分の心の中だけで考えが進む状態)のがこの時の特徴であるため、このパターンは距離を置きたいと言われた方が「距離を置く意味が分からない」と感じがちだ。
当然、本来なら付き合っている相手と共有するべきことも多いのが現実で、話し合えば安心できる言葉が聞けたり、二人で解決を図ることだってできるかもしれない。
しかし、その逆だって無いこともない。少なくても、距離を置きたくなった人はちょっとした言葉の端が気になる心理になってることを自覚していて、色々考え出すとどんどん落ち込む状況になってることを自覚しているから、何も言わずに距離を置こうと言ってくる。話したら、もっと悪い状況になるかもしれないと思うのがネガティブな時だ。
話し合ったところで解決されないイメージを持てば、「一旦冷静になりたい」「少し気分転換してから向き合いたい」と思う人もいる。
普通の交際を続けながら気持ちの整理が付け辛くなった場合は、そのまま成り行きに任せて雰囲気が悪くなってしまい、別れる結果を招かないように、距離を置く人が出てくる。
若干逃げている感じもすると思うのだけれど、引っかかっていることが重い内容だと、無理して向き合うだけが正しい態度でもないから、実際には距離を取って良かったと思える瞬間もちゃんとある。
好きだから辛くて距離を取りたいと思うなら、相手の気持ちに問題がないことを条件に、元に戻る手順さえ間違わなければ元通りに戻れることが多い。「気持ちがいっぱいいっぱいになった」というのが距離を置く理由になっているので、落ち着けば元に戻れる可能性が高いパターンだ。
大好きだったのであれば、距離を置くことで大切にしないといけない気持ちに気づける人が大半だ。
距離を置いてる期間でお互いに問題を直視できれば、より良い付き合い方に繋がるケースもある。
仕事や受験など、恋人以外が距離を置く理由になることも
彼氏や彼女と距離を置きたいと思う理由に、恋人の気持ちが直接理由にならない場合もなくはない。
その具体的な理由や原因としては、「仕事」や「受験・資格試験」などがあり得る。
何かと忙しく、時間がない時に恋人と別れる決断をする人がいるのは有名な話だ。
彼氏や彼女との交際は、実際に自分の時間を相手に提供することにもなるものだから、自分の大事なものを目の前にした時、恋人との別れを選ぶのは全てが間違いとは言えない。
ただ、そんな人が大事なことを抱えながらも上手く付き合っていくカップルがいる点に気づいていないかと言えばそうではない。
仕事を取るか彼氏・彼女を取るか、受験を取るか彼氏・彼女を取るかなどで悩むと、付き合っているからこそあるゴタゴタが煩わしく感じて排除したいと考える時もあり、「○○が終わるまで距離を置きたい」と言ってくるパターンがある。
しかし、「忙しさが愛情を奪うパターン」がこの理由の場合はよくあるから、注意してほしい。恋人が重いと思って距離を置く判断をすると、そのまま別れたい心理になることがある。
やらなければならないことがある人は、彼氏が彼女と付き合い続けることが難しいから、距離を置きたくなる
本来、優先順位の下げられない「やらなければならないこと」は、恋人を持つこととの相性が悪い。たとえば、仕事の都合で1年以内に難しい資格を取らないといけない人は、彼氏や彼女との時間を削らないといけないため、カップルとしてうまくいかないことが多くなる。
これは、現実的に恋人に時間を取られることも理由だし、精神的に恋人が大きなウエイトをもってしまうことも理由だ。恋愛を面倒くさいと思っている人がいることは、あなたもよく知っていると思う。
「やらないといけないことがあるのに、恋人の存在が煩わしい…」
ここまで言わないまでも、そう思うことがある場合、距離を取って様子を見たりすることも出てくる。
「積極的に別れたいとは思わないけど、今の状況ならいなくてもいい」という状態になる人がいるのだ。
喧嘩をした時がこれも典型例になるのだと思うけど、集中して何かをやらないといけない時、又は自分から集中したいと思うことができたとき、或いはその両方を思った時というのは、恋人の存在に対する考え方も変わってくる場合がある。
「本当は一緒にいたいけれどそれではまずいから…」と、愛情の強さが一定のレベルを超えている場合だって少なくないのだが、「距離を置きたい」というニュアンスは相手の態度を見ながら、それまでの二人の雰囲気を加味して感じ取るべきかなと思う。仕事や勉強を言い訳に距離を置きたいと言ってきたとしても、本心はまた別の可能性があり、本心が変わる可能性もある。
実際、受験のために距離を置いたカップルが受験後に元に戻らなかったケースは、私の周りだけでも3組存在した。
何とも表現があいまいで申し訳なく思うのだけれど、あなた以外を理由に「距離をおこう」と言う人の考えていることはいくつかの可能性を持っていることだけは伝えておきたい。意味が重い場合を含んでいるのだ。
あまり良い雰囲気でなかったのなら、そのような時に距離を置きたいと思うのは当然であり、距離を置いた結果、もう付き合いたくないと思うケースがあっても何もおかしくない。
【彼氏からと、彼女からで違う】距離を置きたいと言われた時の対処法
ここからは、男女別に「距離を置きたいと言われた時の対処法」を解説する。
彼女や彼氏が距離を置きたい理由や心理を踏まえて、あなたがとるべき行動、言うべき言葉を解説しよう。
彼氏から距離を置きたいと言われたら、どうするべきか
彼氏が距離を置きたいと言ってきたら、明確に理由や原因がある場合はなるべくそれを具体的に知りたいので、しっかりと彼氏の話を聞くことがポイントになる。
彼氏から距離を置きたいと言われたら自然消滅を狙っている可能性もあるけど、話しを聞けば彼の話し方でそれが分かる。「好きだからあるストレスの有無」をチェックすることが距離を置く意味を見抜くコツになるから、意識してみよう。
彼氏の本音を探る意味でも彼の話を引き出すべきだ。
ただし、彼氏が距離を置きたい理由を聞いても、下手にすがるような対処法はおすすめできない。
「距離を置きたくない」と言うのではなく、「なんで距離を置きたくなったのか」「どうして距離を置く必要があるのか」を冷静に聞くようにしよう。
彼氏が距離を置きたいと言った時はある程度の決意を持っていることがほとんどなので、きちんと理由や意味を聞いたら、距離を置く期間を明確に決めて、彼氏に時間を与える方が結果的にうまいくことが多い。
距離を置く理由に納得できるなら変にもめないようにしよう。距離を置きたいと言ってきた彼氏ともめると別れ話に発展することも多々ある。
距離を置こうと言っても分かってくれない彼女に対して、一気に別れ話をする彼氏もいるから、戻りたいという気持ちを伝えながらも、彼氏が後から振り返った時に良い印象を持ってくれる振る舞いをしよう。
彼氏の言い分に納得できない場合だけあなたの気持ちを伝えて、すれ違いで距離を置く結果にならように対処することもポイントになる。
自分の気持ちや反省や後悔を話すことは問題ないので、伝えたい言葉があるなら言うようにしよう。彼女の気持ちに誤解や勘違いがあった場合は、彼氏が距離を置くことを想い留まることがある。
とにかく冷静になって、彼に話をしてもらってから自分の話をしよう。
彼女から距離を置きたいと言われたら、どうするべきか
彼女が距離を置きたいと言ってきた場合は、距離を置く理由や意味を聞くことが重要な一方で、自分の気持ちを彼女の話の倍以上しゃべるようにするのがポイントだ。
女性は彼氏の気持ちに自信がなくなって「付き合ってるのがつらい」と思っている時に彼氏に距離を置きたいということが本当に多い。
女性は冷めた彼氏とずるずる付き合わないタイプが多く、別れたいと思ったら別れ話を切り出すことの方が多いので、距離を置きたい女性心理は「このままじゃつらい」って気持ちになっていることが多い。
彼女に距離を置きたいと言われた時は安心させてあげることで思いとどまることが多いので、あなたのできるだけで愛情表現をして、気持ちを伝えよう。ここで何言わないと、距離を置いた後で振られるケースも普通にあり得る。愛を感じない彼氏には彼女が冷めるから、本当に気を付けてほしい。
もし、思いとどまってくれたら、不安にさせたお詫びのデートを約束して、彼女の距離を置きたい発言を、あなたが彼女への態度を仕切り直すきっかけに変えると、ベストな対処法が実践できる。しばらくは、彼女のためになるべく努力を惜しまないようにして、もう一度2人の交際を軌道に乗せよう。
ただし、簡単に気持ちを変えてくれることはないから、思いつめた感じがあるなら「分かった。距離を置きたいならその通りにする」という話をしながら「でも…」という部分に気持ちを込めるようにすると良い。
彼女を説得するような感じになると気持ちが反発するため、「距離を置く前に伝えたい気持ち」として彼女に話すと良い。
距離を置く目的が「もう一度仲良しカップルに戻って、彼氏から愛されたい」ということだったら、あなたが真剣な話をすることで彼女の気持ちが変わる現実的な可能性がある。
距離を置く期間や、復縁する時の連絡など、「距離を置いた後の対処法」については下の記事を読んでみてほしい。距離を置くことより、その後がすごく重要だ。
距離を置くのが「意味がない結果」にならないために…
距離を置くことが「意味ない」という結果になるのは、距離を置く時の話し合いと距離を置いた後の戻り方が悪いからだ。
特に、距離を置いた後で仲良く付き合うには「戻り方」がポイントになっている。失敗したくない人は、ぜひ下の記事できちんとした知識を頭に入れておいてほしい。
人間関係は、「良好な関係の継続」に際して、なれ合いの問題があったり、近い人にほど気遣いの気持ちがなくなっていくところに難しさがあって、うまくいかなくなったカップルが距離を置く意味はある。
距離を置く意味を与えようとすれば、二人が離れている期間に考えたこと(彼氏や彼女への愛情の再確認、反省や後悔の気持ち)が仲良しカップルに戻るきっかけを与える。
決して距離を置くことが意味ないわけではないので、もし彼氏や彼女と距離を置くことになった場合は、距離を置いた期間が意味ない期間にならないために、戻り方を間違えないようにしよう。
距離を置いた後でカップルが仲良く付き合ってるケースはいくらでも例がある。本当に好き同士だったら距離を取ることで新鮮な関係に戻れるメリットがあるから、それを活かせるようにきちんとした話し合いをしてほしい。
まとめ
今回は「恋人と距離を置く理由や意味」を解説した。
私も経験があるから、実際に彼女や彼氏と距離を置くことになってしまった時の気持ちはわかるけれど、なんとも煮え切らないと言うか、不安だったり寂しかったり、距離を置こうと言われた方の気持ちも複雑だ。
距離を置くことで二人がまたうまくいくきっかけを得ることもあるから、またうまくやっていきたいと思うなら、考えるべきことを考えて、できることをやって、気持ちを前向きにしていくことが大事になる。
距離を置く理由を知って、距離を置く意味を理解すれば、元に戻った時にそれまでの付き合い方より良い付き合い方ができる場合もたくさんある。下の記事も参考にして、もう一度仲良しカップルに戻ろう。