「男性の独占欲」というと、あなたはどんなイメージを持っているだろう。
これまでどんな男性と恋愛してきたかでも変わってくる「男の独占欲問題」は、現在進行形の恋愛では付き合う上での重大な問題になるケースがよくある。
放置する彼氏は寂しいけれど、束縛がひどい彼氏はしんどい。独占欲の強い彼氏と付き合った場合は、「合わない」と思って別れるか迷うこともきっとあるはずだ。
良いお付き合いをしたいと思う女性に取って、付き合う男性の束縛度は結構重要な問題で、男性でも個人差が大きくて付き合ってみないと分からない面があるから、度々驚くべき発言に出くわすこともある。
では、男性の独占欲を考える際の一つの指標として、「彼女の男友達」を世の男性はどのように考えているだろう?
今回は、男性の独占欲をテーマに、彼女の男友達を許せるか、許せないか問題に切り込んでみたい。
彼女の男友達を許せない男性は2割!
独占欲なの!? 「彼女に男友達は絶対許さない」2割もいると判明 – Menjoy! メンジョイ
上の記事で、Menjoy!は男性500名に対し彼女の男友達を許せるか許せないかのアンケートをしている。
こちらによれば、男性の約2割は彼女の男友達を許せないと答えており、男性でも嫉妬深い人がある程度のパーセンテージで存在することが判明している。
2割程度であれば5人に1人くらいの割合だから、ある意味そういう男性に気を付けていれば良さそうにも映るのだが、このアンケート結果の面白いところは、次の部分だ。
「嫌だけど彼女の男友達を許す男性」は4割強!「気にならない男性」を上回る
同じアンケートによれば、内訳で最も多かったのが、彼女の男友達に対して「イヤだと思っているけど色々な理由で許している」という男性だった。
その率、何と4割強!(約43%)
5割には届かなかったものの、彼女を独占したい男性が少数派だと表現するには少し数字が伸びすぎていると言えるだろう。
特に気にならない男性は37%ということで、不快感を持つ男性よりも少ないことから、男性は彼女の男友達に嫉妬するのがある意味普通のことかもしれない。
では、そんな男性と付き合う女性は「彼氏の束縛」についてどのように思っているのだろうか。
ここにギャップがなければ問題がないので、次で示してみたい。
10代の調査だと「束縛が激しい彼氏を嫌がる女性」は7割強!
マイナビティーンズの実施したアンケートによれば、「束縛が激しい彼氏を嫌がる女性」は、72%と半数を遥かに超えた。(参考:マイナビティーンズ|ティーンの約72%は束縛反対!彼氏から束縛されたらアナタはどうしますか?)
「激しい」という表現をしてしまえばどうしても数字が伸びてしまう面は否めないものの、束縛そのものはどうしても「キツイ」と感じ易いものであるとすれば、ミスマッチが起きていると言えそうだ。
「束縛」は、カップルに取って問題となり易く、「独占欲」は自分もそうだし相手にも嫌な思いをさせてしまうものになっている。
男性の独占欲はどこまで表現されるのか
男性は「嫉妬」を隠そうとする場合が多く、直接「独占欲」を表現するかと言えば、そうではないケースの方が多い。
好きな人の前では大きい男でいたし、嫉妬がカッコ悪いものであり、束縛を彼女が嫌がることも何となく分かっているため、独占したいと思っても直接表現しない人が増えるのである。これはアンケート結果とも一致する。
しかしながら人間は、思ってしまうことは如何ともし難いものがある。
「独占欲」が悪い意味で刺激されるようなことがあれば、満たされない場合に不機嫌になることは増えるだろう。
男性は嫉妬した時に基本的にイラついた態度を取るため、確実にカップルとしての雰囲気は悪化する。
そう、男性でも察してほしいことがあるわけだ。
相手が好きな人であれば何でも許せるという人がいる一方で、多くの人は自分の価値観と相談する。ここら辺は理屈を越えることもしばしばあって、世の中のカップルは比較的居心地の良いバランスを二人で模索しながらお付き合いをしている面があるだろう。
価値観の不一致は部分的にはどんなカップルにも起こっているし、理想の彼氏とお付き合いしていると豪語できる女性はそこまで多くない。
人と人なのだからバランスが大事だ。
そう考えると、今回テーマにしている「男の独占欲」問題は、女性として「気遣い」が必要と言える。彼女の男友達を絶対に許せない男性は少数派ではあるが、不快感を持つ男性は4割強いることを考えれば珍しいとは言えず、「友達だから!」って主張は時にケンカの原因になるだろう。
直接的な表現をする男性とは話し合いみたいなものも持ち易いと思うけど、もしそうではなくて気持ちを隠して無理するタイプの男性には「合わないのかな?」と思わせる瞬間があるかもしれない。
バランス感覚は重要な意味を持つ場合が多く存在しているはずだ。
独占欲が強くて束縛がキツイ彼氏は別れた方がいいの?
では、最後に独占欲が強い彼氏とのお付き合いを継続するべきかを考えてみよう。
先ほど挙げたマイナビティーンズのアンケートでは、独占欲が強い束縛彼氏の対処法として一番多かったのが、「意見をぶつける」という意見だった。(約57%)
これは私の考えてとも一致していて、良いお付き合いをするためには、今回の問題以外を考えても、「コミュニケーション」が最も重要である。
不満を貯め込むと一気に爆発するだけだし、嫌いになる原因になったり、一人で問題を末期化してしまう面がある。
世の男性の中には「女性は束縛されたい」と思っていることを過剰に受け取ったり、自分は普通だと思って付き合っているケースは少なくなく、恋愛は超個人的なもので良いけれど、彼女とのバランスは取るべきだということを見失う場合がある。
要求の強い男性に対して女性が限界まで我慢してしまうと結局長続きはしないし、悲しい誤解の連鎖は未然に防ぐべきかと思う。
結果的に別れを選ぶ人もいるにはいる。
でも、自分の考えを話してみることは大事なことだし、より良いお付き合いの方法は二人で試行錯誤しないといけない。そのヒントはネット上に色々あるし、私も発信しているつもりだが、最後のカスタマイズはどうしても自分達で行うしかない。
そのためには「自分から」という主体性が大事になるから、束縛が激しくて別れたいと思うその前に、彼が束縛する理由や束縛される立場としてどう思うか、どうしてほしいかは伝えるべきだろう。
良いコミュニケーションが取れない場合もやはりお別れに近づいてしまう。
この部分はまた記事を改めてみたいと思うが、一番重要になるのは言葉を交わすことだ。察して欲しいと思うけれど、結局それだって言葉を交わすからこそあなたの情報が蓄積されて察することができるようになると思っている。
察することができる人は、あなたをより理解している人だ。お互いがきちんとお互いを理解し合うことでより素敵なカップルになれるから、感情論だけで別れを決めずにできることをやってみてから考えよう。
まとめ
今回は、「男性の独占欲」をテーマに、彼女の男友達を許せるか、許せないかのアンケート結果から、最後は束縛彼氏とどう付き合うかまでをまとめてみた。
対処法に関しては少し中半端になったので、また記事を改めたいと思っているが、彼女に取っては男友達だったとしても嫉妬する男性は少なくないので、上手く付き合いたいと思うならバランス感覚は必要になるだろう。
数字の上では不快感を示す男性が多いのに、彼女を前にした時に素直な気持ちを発する人は少ない。
それが問題をまた大きくしている部分がありそうだが、独占欲を考えた場合であっても、「どちらが悪いか」という視点で考えてしまうと対立軸がはっきりし過ぎるので、より良い付き合い方を2人で模索するべきだろう。
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