片思いが進んでいよいよ告白のタイミングを考える時、「告白が成功するか失敗するか」という期待と不安は、なかなか告白に踏み切れない理由になる。
特に告白直前は好きな人ともある程度仲良くなった自覚がある頃だし、告白が失敗すれば友達関係が壊れるかもしれないから、リスクが大きく感じてしまう。
しかし、だからと言ってそのまま友達関係が落ち着くとカップルになれる可能性はむしろ低下するため、やはり恋愛において「告白のタイミング」は非常に難しい問題だ。
そこで今回は、好きな人に告白するか迷う人へ向け、統計から分かる「告白が成功する条件」を紹介する。
広島大学大学院の小島奈々恵氏らが行ったある分析結果を元に、告白経験者233人の結果から見えた「告白が成功するタイミング・告白の時期・告白する場所・告白の方法」を解説するので、好きな人がいる人はぜひ参考にしてみてほしい。
あくまでも統計的かつ確率的アプローチで告白成功の条件を考えていくが、「告白が成功する条件」について興味がある人は、ぜひじっくり読んでみてほしい。
告白が成功する条件、今回の調査結果元
今回参考にさせてもらうのは、広島大学大学院の小島奈々恵氏らが発表した「恋愛における告白の成功・失敗の規定因」という論文である。(詳細はこちら:恋愛における告白の成功・失敗の規定因)
こちらでは、男女331名を対象に調査を行い、その内「告白経験のある233名」について回答が得られ、告白の成功と失敗を分ける要素を詳細に分析した。
この論文では「大学生」に焦点を当てており、他の年代に比べて恋愛環境が大きく違っている高校生を排除している。大学生と社会人でもまた恋愛環境は違っていると思うが、子供の恋愛から大人の恋愛に意向する時期が大学生の頃なので、社会人の恋愛にも十分に役立つものとなる。
論文中にも言及があるが、高校生は恋愛に影響を与えやすい「夜間の活動」(時間的概念)が事実上制限されており、他の身分に比べて恋愛の環境差が大きい。社会人が参考にする上で「高校生」を排除しているのは歓迎するべきフィルタリングだろう。
大学生以降で恋愛の在り方が変わる人も多いと思うので、「恋愛の一般論」として考えて良いかと思う。
それでは、告白の成功と失敗を分ける条件を取り上げて、解説をしていく。
「出会ってから告白までの期間」として告白の成功率が高い期間とは
紹介した論文によると、出会ってから告白までの期間で成功率が高いのは「出会ってから3か月未満の告白」だった。
以下、告白する時期を区切った告白の成功確率を紹介する。知り合ってから告白までの期間として告白の成功率はこのような結果だった。
- 出会ってから3か月未満の告白の成功確率=約81%
- 出会ってから3か月~6か月の告白の成功確率=約61%
- 出会ってから6か月~12か月の告白の成功確率=約47%
- 出会ってから1年以上の告白の成功確率=約48%
出会ってから3ヶ月以内に告白した時の成功率は80%以上
このデータの特質するべきことは、出会ってから3か月以内の告白は、成功確率が8割以上になっているという点だ。
好きな人と3ヶ月以内に仲良くなれた場合は、期間を置かずに告白した方が告白を成功させる確率が上がる。
出会ってから告白するまでの期間は、なるべく短い方が良いというのが統計的アプローチによる恋愛の答えということになる。
出会ってから半年以上経つ告白は、成功確率が5割を切る
一方で、出会ってから時間が経つと、その期間が長くなる度に告白の成功確率が下がることも明らかになった。
出会ってから半年以上経った場合、告白の成功確率は5割を切るのだ。
この結果から、やはり好きな人と出会ってから告白するまでの期間が長くなると、「付き合う」という関係になる可能性はどんどん下がっていくことが分かる。これは世間でよく言われるところであり、経験上でも納得する人が多いだろう。
なぜ告白するまでの期間が長くなると、告白が失敗しやすいのか
成功する告白の条件で、出会ってからの期間が短い方が良い理由は、好きな人とあなたが友達になってしまうリスクが期間を増す度に大きくなるからだ。
あなたも「いいな」と思った人を気持ち的に割り切った経験があると思うけど、それは「通常の人間関係」を意識してのことだったと思う。相手から友達だと見られていると思えば、たとえ好意を持ったとしても気持ちを整理していくのが普通だ。
告白を成功させたいと思ったら、片思いは短期勝負になってくることは、ぜひこれからのあなたの恋愛でずっと意識しておいてほしい。
しかし、実際の「好きな人に告白するタイミング」は遅れてしまっているというデータもある。
告白までの期間が短い方が成功するのに、告白するタイミングが遅い人の割合が最も高いという現実
告白が成功する条件は「出会ってから短期間に告白すること」なのに、実際の告白のタイミングで最も多かったのは「出会ってから1年以上経った後」だった。
以下、告白するまでの期間を紹介する。
- 出会ってから3ヶ月未満の告白をした人=約25%
- 出会ってから3ヶ月から6ヶ月で告白した人=約19%
- 出会ってから6ヶ月から1年で告白した人=約19%
- 出会ってから1年以上で告白した人=約36%
恋愛には好きになるタイミングの概念があるから、実際には、好きになるまでの期間が告白するまでの期間に色濃く影響するものの、現状の世の中の恋愛が上手くいってない状況(付き合ったことない男性は20代で3割以上?年代別・男女別の「付き合ったことない人の割合」)を鑑みるに、「告白したいと思っても告白できなかった」という人が多分に含まれていることを予想させる。
もし、告白が成功する条件で告白のタイミングを考えるなら、なるべく早く告白する状況を作って、躊躇しないで好きだと伝えたいところだ。ここがまさに恋愛力になっていことがこの論文でも証明されている。
好きな人と仲良くなれた場合、告白するタイミングを引っ張ることで告白の成功確率が下がっていくことは知っておくべきことである。
恋愛は「一緒にいる時の雰囲気」や「相性」など、片思いの脈あり度で告白のタイミングを計るべきだが、ある程度「短期決戦」であることは自覚しよう。著しく告白成功の可能性が減るとまでは言わないが、一般論では時間が経つ度に告白が失敗する確率が増すことは覚えておいてほしい。

成功確率が高い告白する時間帯とは
次に「告白する時間帯」の分析結果に移る。
成功確率が高い、告白するべき期間帯とは、「午前0時~5時台」ということだった。
まずは告白する時間帯別の告白の成功確率を示そう。
- 午前0時~午前5時台=告白の成功確率=約75%
- 午前6時~午前11時台=告白の成功確率=約67%
- 午後12時~午後17時台=告白の成功確率=約44%
- 午後18時~午後23時台=告白の成功確率=約58%
告白が成功する条件は、午前0時から5時台に告白すること?
告白の成功確率が最も高ったのは夜0時~朝5時台という結果だったのだが、これは二人で一緒にいられる時間帯が遅くなれば遅くなるほど親密な関係であることが大きく関わっている。
この時間を選んで告白すると成功するいうよりは、「長く一緒に居たから告白できた」とか、「告白のタイミングを伺っていたら遅い時間になってしまった」というパターンが実際には多いだろう。
なぜ夕方の告白が失敗しやすいのか
なぜ夕方の告白が最も告白の成功確率が低いのかと言うと、夕方に解散するデートが失敗デートの典型例だからだ。
告白する時間帯が遅いと成功しやすいのは、二人が一緒にいたいと思い合った結果として夜遅くの告白になっているで、解散が早いデートの告白は、基本的に失敗するものと考えよう。
夜ご飯を食べないようなデートの仕方では、やはり告白が失敗する確率が高い。
告白が成功する条件として「時間帯」を選ぶなら、長く一緒にいられた時を狙う
告白が成功する可能性が高い時と言うのは、「一緒にいて楽しい時間が過ごせた時」なのが条件になるため、告白する時間帯を成功確率の観点で選ぶ際は、デートの時間量で考えよう。
恋愛の雰囲気を言語化するのは難しいけれど、お互いでもっと一緒にいたいと思う時と言うのは結果的に長い時間一緒にいられるものだ。
好きな人が時間をあまり気にしない素振りで長く一緒に居られる雰囲気を感じる時は、告白に適したタイミングである。楽しんでくれていると思うなら、告白のタイミングが来たサインだろう。

告白が成功する場所とは:成功確率の高い告白の場所
告白が成功する条件の中には「告白する場所」も大事であると思っている人は多いと思うが、当該論文でも調査されたため、「告白はどこでするべき?」と疑問なら参考にしてみよう。
どこで告白すると告白が成功するのか
告白する場所で違う告白の成功確率
- 自分の家で告白した場合の告白の成功確率=約70%
- 相手の家で告白した場合の成功確率=約80%
- 学校で告白した場合の告白の成功確率=約23%
- 道端で告白した場合の告白の成功確率=約56%
- 公園で告白した場合の告白の成功確率=約45%
- 車内で告白した場合の告白の成功確率=約53%
告白が成功する条件は、告白の場所においては「自分の家、相手の家」という結果だった。自宅や相手の家で二人きりになれる関係は、やはり告白の成功確率が高い。
逆に「学校」のようにお互いの生活空間内で告白するような関係では、告白の成功確率が最も低い結果に…。大学生が学校で告白した場合に失敗する確率が7割を超えていたのは少し驚きだったかもしれない。
告白が成功する条件に「告白の場所」は関係ない
他の場所で告白した人よりも、お互いの家で告白した人が圧倒的に告白の成功確率が高かったのは、告白するまでの関係性が深かったからだ。デートが盛り上がってお互いの家に来た場合もあるし、いずれにしても家で告白する関係は非常に親密な二人を想像させる。
さらに分析すると、もし告白する場所で告白の成功と失敗が分かれるなら、道端で告白した場合と、車の中で告白した場合に、成功確率の違いがないのはおかしい。
この結果から、告白する場所に告白成功確率との相関性はないと言える。それよりも大事なことは「告白するまでの過程」の方だ。
告白する場所に条件はあるが、どこで告白するかで成功と失敗は決まらない
告白する場所の条件としては、本来以下のような条件がある。
- 静かな場所
- 邪魔が入らない場所
- 告白の雰囲気が作れる場所
告白は告白する方も告白される方も声が小さくなるケースがよくあるため、「静かな場所」であるべきで、告白からの会話が外部要因で遮断されないように「邪魔が入らない場所」が望ましい。恋愛では雰囲気作りも大切だから、告白の雰囲気が作りやすい場所であることも条件だろう。
ただし、今回の論文から読み取れることは、「その場所で告白するタイミングがある」という関係が、成功確率が高いということだ。この論文では、「告白に向いている場所」を示しているわけではない。
以前、当サイトの過去記事「女友達に告白する時のポイント~友達から彼氏になりたいなら、告白する前に確認しておこう」で告白の場所について言及したことがあったのだが、告白が成功するか失敗するかを決めるのは「お互いの気持ち」であって、「告白する場所は関係ない」というのが答えだ。
告白の場所の違いで、告白をOKするか断るかは決まらない
がっかりさせる告白があるのもまた事実である。しかし、相手も自分のことが好きだったら告白される場所の違いで告白を断ることはない。
なぜ「告白の雰囲気」にこだわるべきかと言えば、告白は、思い出に残るそのカップルの最初のイベントだからだ。
告白して付き合う上で素敵な告白が素敵な思い出となって、その後のカップルを支える場合があるため、その意味で告白の場所に拘る必要があると思っている。
告白の成功と失敗は、ほとんどがその前段階でジャッジされている。ここで示した「告白の場所」で成功確率が高った場所は「相手の家」だったのは「そういう関係」だからであることが最も影響している。そのような見方で告白の場所を見るべきである。
成功確率の高い告白の方法とは
告白の方法については悩む人が多い問題だ。当然、当該論文では「告白の方法」についても分析されているので紹介しよう。
告白は好きだと伝えるだけじゃなく、付き合ってほしいと言うことが告白成功の条件
告白が成功する条件は、「好意を伝える」ことと「交際の申し込み」をセットで行うことだ。「好きです」だけではなく、「付き合ってください」まで言わないと、告白が成功しない確率が上がってしまう。
以下、条件別に告白成功の確率を示すので参考にしてみてほしい。
- 好意のみ伝える告白の成功確率=約41%
- 交際申し込みだけの告白の成功確率=約72%
- 好意を伝えて交際申し込みをする告白の成功確率=約70%
- 遠回しに交際したい意思を伝える告白の成功確率=約71%
告白経験者233人の調査では、好きだと伝えただけの告白が約6割の確率で失敗している。その他の告白の方法を選んでいれば約7割の告白が成功しているため、大きな差ができていることが分かる。
なぜ告白する時は付き合ってほしいとまで言わないといけないのか
なぜ好意を伝えるだけの告白が失敗するのかと言うと、告白された相手が「どうしたいのか」が見えないし、「なぜ告白したのか」も分からないからだ。
好きだと言われても返答が難しいため、ただ「ありがとう」などのリアクションに留まりやすく、「告白したのに返事がない」という常態になるリスクを高める。
告白は確かに「付き合うためにあるもの」かもしれないが、告白の内容が「想いを伝えるだけ」に留まれば、相手が受ける印象は「好意を伝えられただけで、付き合ってとは言われていない」ということになるから、どうせ告白するなら覚悟を決めるべきだ。
もし覚悟が決まらないまま告白のタイミングが訪れたのなら、遠回しにでも「際したい意志」を示す方が1.7倍も成功確率を高めることができる。
好意を伝えるだけではただ気まずくなる原因となる場合を増やすことになるから、ぜひ注意してほしい。

告白の言葉は告白の成功確率に関係ない?
私が意外な結果だったのは、告白の仕方の中でも重要だと思っていた「告白の言葉」が告白の成功と失敗にあまり関係なかった点だ。
と言うのも、「告白の言葉」は私自身が告白する時にかなり気を遣った部分だったから。この点については以前にこんな記事を書いている。

興味を持ってもらえるなら上記記事を読んでほしいが、告白の言葉がもし重要であったなら、「交際の申し込みだけの告白」と「好意と交際の申し込みをセットにした告白」の項目に、成功確率の差ができていないとおかしいのだが、結果は違っている。
当該論文を参考に「告白の方法」を考えるなら、「好意のみを伝えるだけに終わらないこと」ということが重要であることまでしか言えないのだ。
告白の言葉に自信がない人でも、付き合いたいと思っていることを伝えることができれば、告白の成功率は下がらないから安心しよう。
私の経験則と論文の分析とは違っているが、一致している点は今挙げた「告白では好意のみを伝えることが間違いである」という点は覚えておくべきだ。
告白が成功しやすい年齢差
次に告白する相手との年齢差で「告白が成功する条件」を紹介する。233人の調査では、こんな結果が出ている。
年の差でみる告白の成功率
- 3歳以上、年上の人に告白した時の成功率=100%(8人全員成功)
- 1歳から2歳、年上の人に告白した時の成功率=約60%
- 同い年の人に告白した時の成功率=約51%
- 1歳から2歳年下の人に告白した時の成功率=約78%
- 3歳以上年下の人に告白した時の成功率=50%
このデータを見ると、3歳以上年上の人に告白した場合が100%の成功率になっているのが驚きだが、告白が成功する条件に「年の差」は関係ないようにも見える。
ただし、同い年の人に告白する場合、成功確率が低いという点はポイントだろう。
同い年の恋愛が最も多いのに、告白の成功率は半々しかない
この統計では、同じ年の人に告白した人が約60%いて、割合の観点では圧倒的1位だったのに、告白の成功率はだいたい半々くらいの51%だった。
これは恐らく告白するまでのアプローチに問題があったものと考えられる。しっかりとしたアプローチをする前に告白するパターンは、同い年の好きな人に対してが最も多いからだ。
それを証明するように、次の条件では告白するまでの流れが重要であることを物語っている。
告白が成功する条件には告白する前に好意に気づかせることも重要だった!
この調査では、告白する前に相手が自分の好意に気づいていたかを聞いているのだが、告白の成功の条件が「好意に気づかせること」だと証明していたので、紹介する。
- 相手が自分の好意に気づいていた時の成功率=約67%
- 相手が自分の好意をうすうす気づいていた場合の成功率=約63%
- 相手が自分の好意に気づいてなかった場合の成功率=約49%
- 自分の好意に気づいていたか分からなかった場合の成功率=約55%
告白前に好意に気づかせるだけアプローチすると、告白の成功率が上がる
この結果でもわかる通り、告白までの流れが告白の成功と失敗の違いを分けていて、好意に気づかせるだけのアプローチができていると、そうではない場合に比べて、明らかに告白の成功率が高かった。
好きな人と付き合うには告白するのが条件となりやすいが、告白する前のアプローチにもこだわらないと、結局アピール不足になって告白が失敗する。
逆に言えば、きちんとアプローチしていた人に取っては最後の一言が幸せになるための条件になっているので、告白できない人は早くその状態を卒業しよう。

どのように好意を伝えていくかという点については、下に当サイトの厳選記事を貼っておくので、あなたに合った記事を読んでみてほしい。
- さりげない好意の伝え方(遠回し)~どうやって好きな人に好意を伝えるの?
- 片思いを叶える好きサインの送り方9つ!好きって言えないなら態度や行動で伝える!
- 二人で食事する、二人で飲みに行く関係から付き合うコツ!何回もご飯に行くのに進展なしの片思いを叶えるには?
まとめ:告白が成功する条件は、告白の仕方よりも二人の関係性で決まる
今回は、統計から分かる「告白が成功する条件」ということで参考にできると判断した論文を取り上げ、告白のタイミング・時期・場所・方法などでそれぞれの告白成功確率を紹介した。
恋愛の専門家の立場から告白を成功させる条件について考え方を解説しているので、これから告白したいと思っている人も、好きな人とどんな風に恋愛を進めていくべきか悩んでいる人も、ぜひ参考にしてみてほしい。
意外な結果もあったと思うが、ある程度の分母がある調査結果を分析している論文を参考にしているので、一般的な考え方として理解しておくと良い。
今回の内容で一貫したのは、告白が成功するか失敗するかが「告白相手との関係性」で決まっている点だ。
告白の方法や言葉に拘っても与える影響は小さく、単純に「両想いであるかどうか」や「お互いで付き合いたい」と思っているかが大事であることが今回の内容で分かる。
すごく当たり前の結論を胸を張って言うつもりはないが、告白するか迷う時にあまり細かなところにこだわるのはナンセンスであり、「今の二人がどういう状況にあるか」を考えてしっかりアプローチしたなら、あまり時間をかけずに告白まで向かうべきだ。
無駄に時間が経てば、相手との関係性は友達として落ち着いてしまうところがあるのは最初に示した通りなので、時間が経過するリスクとは向き合うべきだろう。
恋愛が苦手な人はこちらの記事も合わせて読んでみてほしい。

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