片思いの時期は、好きな人と一緒にいるだけで特に原因や理由がないのに気まずいと感じることがよくある。
何かの拍子に好きな人と二人きりになってしまった時などは「何を話したらいいかわからない」「2人になると緊張する」と思うことも多くて、好きな人とぎこちない空気を作ってしまう人も多いはず。
しかも、付き合う前の恋愛では、お互い意識してるのが原因で気まずい空気になることもあり、好きな人と気まずくなった人の中には「いい感じだったのに気まずくなった」「仲良かったのに気まずくなった」という人までいる。
そこで今回は、「きっかけがないのに好きな人に気まずいと思う理由や原因」「好きな人と気まずくなる理由や原因」を解説して、好きな人との関係性を「仲良くなる前」と「お互い意識してる時期」の2つに分けて「好きな人と気まずい雰囲気になった時の対処法」についても解説する。
付き合う前の恋愛中は、多くの人にとって好きな人が「気まずい異性」になる。その中には、両思いだから気まずいと思ったり、お互い意識してるから気まずいと思ったりと、恋愛が進んだからこそ気まずい空気になることもあるので、ぜひ「恋愛の気まずさ」を正しく理解して、うまく対処できる人になってほしい。
好きな人に気まずいと思う原因を知って、対処法を学んでみよう。
恋愛感情の気まずさに負けると恋は叶わないままだから、具体的に対策できるように解説するので、特に後半は注目してほしい。記事ラストでは、好きな人に気まずいと言われた時の対処法も解説する。
- 好きな人に気まずいとはどういう感情?恋愛中のあるある「気まずい心理」を簡単に理解しよう
- 好きな人に気まずいと思う理由① 好きな人から自分がどう見られているか気になるから
- 好きな人に気まずいと思う理由② 好きな人との会話には「盛り上げたい」「笑ってほしい」と期待する心理があるから
- 好きな人に気まずいと思う理由③ 好きな人には自分に好意を持ってほしいから
- 好きな人に気まずいと思う理由④ ちょっとしたことで気まずいと思っているから実際に空気が気まずくなる
- 好きな人と気まずい人の対処法!恋愛中に気まずい雰囲気を感じた時、最低限の余裕を持つにはどうしたらいい?
- お互い意識してる中で好きな人と気まずいと思ってしまう時の対処法
- 好きな人に気まずいと言われたらどうするべきか
- まとめ
好きな人に気まずいとはどういう感情?恋愛中のあるある「気まずい心理」を簡単に理解しよう
気まずいという言葉を辞書で調べると、「お互いの気持ちがしっくりと合わないで不快なさま、打ち解けてない様子」と出てくるように、最も簡潔に “恋愛中の気まずい心理” を解説すると、好きな人に気まずいとは、お互いの気持ちがしっくり合ってない状況で、打ち解けてない状況を指す。
その「お互いが持つ相手への気持ち」をあなた目線で見た時、好きな人には好きだという強い気持ちがありながら、好き同士じゃない状況があったり、たとえ両思いでもそれを確かめ合ってない状況になっているため、他の友達と比較してそもそも好きな人には気まずいと思いやすい状況がある。
気まずい心理は相手へ持つ気持ちの強さによって高まるため、恋愛中はほとんどの人が「好きな人と気まずい」「意識してる異性と気まずい」と思いながら恋愛を進めている。ここは、どうでもいい人と比較すると誰でも納得できると思う。
ただし、これはあくまでも辞書的な言葉の説明であって、恋愛感情を前提にすると「好きな人に気まずいと思う原因」はもう少し詳しい解説が必要だ。
なぜ好きな人に気まずいと思ってしまうのか、その理由や原因を解説していこう。
好きな人に気まずいと思う理由① 好きな人から自分がどう見られているか気になるから
好きな人とただ一緒にいるだけで、会話の話題さえなかなか浮かばなくなるのは、ずっと自分への評価が気になる心理を持ち続けながら会話するからだ。
相手の評価を気にしながら会話をすれば、リラックスすることができず、誰でもぎこちない空気になってしまう。
すごく簡単な例を出すと、受験や就職活動の面接をイメージするとわかりやすいのだが、恋愛と遠い具体例になるため下にポイントをまとめておく。
- 自分の評価を気にする=緊張する、会話だけに集中できない、不安や心配がよぎる、ぎこちない喋り方になる=気まずい空気を感じる
- 自分の評価が気にならない=緊張しない、会話に集中できる、ニュートラルな心理で会話できる、自然なしゃべり方ができる=気まずい空気にならない
特に恋愛中は、好きな人に対して「こんな話をしてもつまらないと思われるんじゃないか」「そもそも自分に興味がないんじゃないか」と、余計なことを考えて不安になることが多く、好きな人との会話がぎこちなくなる。
その結果、会話が自然に流れないと、気まずい雰囲気になるのも無理はない状況がある。ここは普段の自分と比較しているため、コミュ力が高い人についてもコミュ力が低い人と同様に気まずさを感じる理由だ。
普段の日常を振り返ると、友達と一緒にいる時にいちいち自分のことをどう思っているかなんて気にしないと思うけど、好きな人にはそれが強烈に意識される。
同性の友達より異性の友達の方が緊張してしまう人がいるが、それは異性との会話に慣れていないことも大きな理由だけど、それ以上に自分への評価を気にしてしまうから。同性の評価と異性の評価は違うため、色々考えると緊張してしまうから気まずさを感じる。
ただでさえ同性より気まずいのが異性だが、好きな人にはもっと自分の評価を気にしてしまうから気まずい。
なぜ好きな人の評価を気にして、気まずいと思ってしまうのか
好きな人からの評価を気にするのは、仲良くなりたい気持ちより、嫌われたくない心理が勝るためだ。
特に、好きな人とまだ打ち解けてない時期では「好きな人も自分と同じように仲良くなりたいと思ってほしい」という心理が大きくなるので、ずっと好きな人からの評価を気にしながら会話することなり、恋愛中の気まずさをより強く意識する。
好きな人と二人きりになると気まずいと感じる人が多いけど、二人きりになると好きな人の意識が自分だけに向くから、余計に「どう思われてるか」が気になって気まずいと感じてしまうのである。
好きな人に気まずいと思う理由② 好きな人との会話には「盛り上げたい」「笑ってほしい」と期待する心理があるから
好きな人と会話した時は、「盛り上がる会話がしたい」「好きな人に楽しそうに会話してほしい」との期待を強く持ってしまう。これも、好きな人に気まずいと思う原因だ。
多くの人が好きな人との会話が盛り上がらないと心理的にへこむ傾向もあり、普通におしゃべりしているだけだと、楽しいとは思っても相手の気持ちに期待してる分なんとなく気まずい空気を感じる。
「今、好きな人は自分と話していて楽しいのかな?」という期待と不安が入り混じった感情は、好きな人と一緒に居る時に感じる気まずさと非常に関連深い。
一緒にいる好きな人が楽しそうにしてくれるといいのだが、「ほかの人と話している時の方が楽しそうだった」なんて思えば、会話が続いたとしてもなんとなく気まずいと思ってしまい、会話が途切れた時はもう居たたまれない気持ちになる。
好きな人と気まずい空気を感じる理由は、好きな人との会話に対する期待が大きいからでもある。
好きな人と話す時はずっと笑っていてほしいと期待するから、普通に会話してるだけだと「そっけない」「冷たい」と思いやすい
好きな人と話すときは、笑顔でいつも盛り上がる会話がしたいという期待がある。その期待がある分、本当は普通に話してるだけなのに、思ったような反応がないと「そっけない」とか「冷たい」なんて感じがちで、気まずいと思う原因になっていく。
つまり、気になる人や好きな人には「普通の会話」で心理的に満足できない部分があって、特に会話が盛り上がらない時のストレスが大きいから、他の人と比較して気まずいと思うことが多いのである。
場合によっては「なんで話題を振ってくれないの?」「どうして自分ばかり質問してるの?」と思うこともあり、本当は普通に会話してるのに好きな人が相手だと気まずいと感じる。
好きな人との会話では、どうしても「他の人にとる態度」と比較してしまって、理想と現実のギャップから勝手に気まずい心理を持ってしまう。ずっと笑顔の会話じゃないと心理的にポジティブな気分になれないのである。
しかも、自分と比べる相手は好きな人と一番仲がいい異性だったりするので、余計に自分で自分を追い込むところもあり、気まずい心理を強めていく面もある。
好きな人としゃべった後に “一人反省会” をしてしまう人は、ここで解説した内容がすんなり納得できると思う。
自然体で話せる友達との会話にはない「期待感」が好きな人に気まずいと思う原因になっていて、恋愛経験が少ない人だと「好きな人と二人きりになると普通に話せない」という悩みが “あるある” にまでなっている。
好きな人に気まずいと思う理由③ 好きな人には自分に好意を持ってほしいから
詳しくは下の記事で解説しているが、ほとんどの人が誰かに恋をした瞬間から、又は気になったところから、実質的に好きな人と両想いであることを切望している。
簡単に言えば、「最初から両想いの恋愛を望んでいる」ところがあるのだ。ここは、片思いした時の本音の部分であり、漠然と抱く願望である。
この好きな人へ持つ「自分を好きでいてほしい期待の気持ち」は、仲良くなる前も仲良くなった後も好きな人の気持ちとミスマッチしやすく、気まずく感じる理由になっている。
何か特別なことがなくても、期待した態度を取らない好きな人に気まずさを感じるのだ。
好きな人に気まずいのは、勝手に自分を好きでいてくれること期待して、そうじゃない現実に落胆するから
好きな人に対して、勝手に期待して勝手に落胆するのが片思いしている人の常である。まさに恋愛感情が空回るようなイメージだけど、多かれ少なかれみんなにこの心理がある。
少し仲良くなった後に好きになればなおさらそうで、次に会話する際も同じように盛り上がるか、さらに脈ありサインを出してくれるように期待しながら好きな人に接する。
しかし、実際の男女の会話は、たとえ好意を持っていてもそれを隠しながら接するため、付き合ってない男女は、両想いでもカップルのように会話をすることは少ない。好きな人には自分を好きでいてほしいのに、現実は「やっぱり好きじゃないんだ」と突きつけられるような接し方をされる方が多い。
片思い中は自分を好きでいてほしい気持ちが何度も裏切られながら好きな人と親しくなっていく面があるため、付き合う前の恋愛は自分的に気まずい雰囲気を感じがちだ。「自分だけ好きなんだ」と思ったら、気まずくないと思う人はいない。
本来、恋愛では意識し合う人同士の会話の方がぎこちなくなってしまうから、片思い中はむしろいい感じになっている時に気まずさを感じることが多くなっている。
恋愛が進んだ時の方が、自分を好きでいてほしい気持ちが高まるのもそこに大きく影響している。
「恋愛的に意識する」ということがそもそも気まずい感情そのものなので、一定のラインから先に恋愛が進められない人は、好きだからこそ気まずく感じる気持ちを受け入れて、そこから「どう恋愛をするか」を考えないといけない。
みんなが好きな人に気まずいと感じている中でアプローチをしている面があるため、「恋愛は進めば進むほど好きな人を意識してしまって気まずくなる」と一種の覚悟を決めることも、恋愛成就に向けては必要になっている。
片思い中のアプローチは、無意識に「自分を好きでいてくれることを期待する心理」を持ってしまうので、「これから好きになってもらうこと」を意識しながら行うと、好きな人への気まずさが軽減できる。仲良くなってきた時ほど、この考え方を大事にしよう。
好きな人に気まずいと思う理由④ ちょっとしたことで気まずいと思っているから実際に空気が気まずくなる
付き合う前の、もっと言うと、仲良くなる前の好きな人とのコミュニケーションは、意識しているだけに些細なことが気になって、気まずいと思ってしまう。
たとえば、「変なことを言ってしまった」「ひきつった笑い方をしてしまった」など、他の人だったら特に気にならない些細な失敗が、好きな人が相手だと細かいところまで気になって、自分だけ気まずい空気を感じてしまう。
自分の失敗だけじゃなく、「好きな人が話しかけてくれなかった」なんて相手側の行動だけで落ち込むようになると、自分だけずっと気まずい雰囲気を感じたまま好きな人と接するようになることもあるくらいだ。
片思いをこじらせると、ただ好きな人の近くにいるだけで気まずさを感じることもある。
この「自分だけが気まずいと思ってる状況」は、実は好きな人にも影響していて、自分が気まずいと思っていることが好きな人に伝播することで、お互いに気まずいと思う状況を作る原因になる。
簡単に言うと、好きな人に気まずいと思っているのが原因で、本当に二人の空気が気まずくなるのだ。
- 好きな人に気まずいと思ってない人=相手も気まずいと感じないから、普通に会話できる
- 好きな人に気まずいと思っている人=相手も気まずい雰囲気を感じるから、お互いに気まずい雰囲気を高めることになって普通に会話できない
恋愛が苦手だと、ただ好きな人の近くにいるだけなのに何となくかっこがつかなくて、おどおどする人やキョドる人さえいるが、そうなれば好きな人だって普通じゃいられないのは当たり前のことである。
普通の空気や態度じゃない人同士で一緒にいれば “しっくり合う” なんて起こるはずもなく、気まずい空気が漂う。
好きな人と気まずい時は、まず自分のテンションを上げないと、好きな人のテンションは下がる一方になる
誰かと一緒にいるときは、お互いのテンションがその場の空気に大きな影響を与える。
たとえば、気分が良い人同士の会話は盛り上がるけれど、どちらかの気分が悪かったり、嫌なことがあった直後などはなかなか爆笑できないし、会話自体も盛り下がり気味だ。
この公式は、好きな人に気まずいと思ってしまう人が意識しないといけないことで、好きな人に気まずいと感じることで自分のテンションが下げれば、好きな人のテンションも下げてしまう。
これでは、何かと期待の気持ちがある好きな人との会話が盛り上がるわけもなく、二人が「気まずい会話だった」と思うことで、二人の関係は負のスパイラルに突入していく。お互いに気まずい相手になっていくのだ。
自分が感じる「好きな人への気まずさ」は、好きな人があなたに感じる気まずさの原因になっていることがたくさんあるため、好きな人に気まずいと思ったら、せめて表面上は普通の空気が作れるように頑張らないといけない。
残念ながら緊張は伝わるものなので、片思い中は好きな人の緊張を解くような立場になれるのが理想である。
恋を叶えるコミュ力がほしかったら、好きな人に近づくほど気まずく感じやすいことを理解して、気まずくなりそうな雰囲気をリードできるようになるとだいぶ変わる。
お互いに意識し合っている状況は恋愛の良い兆候なので、ポジティブに受け止めて「好きな人と気まずい時期を乗り越える方法」に意識を向けたい。
好きな人に気まずさを感じるところから、もう一歩先に進むことでやっと恋愛を叶えるマインドができてくる。やはり、好きな人と気まずいと思った時は対処法が本当に大事なのである。
次から具体的に「好きな人に気まずく感じる時の対処法」を解説していこう。
好きな人と気まずい人の対処法!恋愛中に気まずい雰囲気を感じた時、最低限の余裕を持つにはどうしたらいい?
ここからは、「好きな人と気まずい」と思ってしまう人の対処法を解説する。
最初に「好きな人と仲良くなる前の段階で気まずいと思う時の対処法」を解説して、次の大見出しで「お互い意識する段階で気まずいと思う時の対処法」を解説するので、今のあなたの状況に合った対策をしよう。
まず、好きな人と仲良くなる前の段階で気まずいと思ってしまう人の対処法についてだが、好きな人に気まずいと感じる人は、最低限、片思いを進められる「精神的な余裕を持つこと」がすごく重要なポイントである。
好きな人に気まずさを感じるのは恋愛感情の副作用で、ある意味で仕方ない部分があるのだけど、その気まずさに負けると恋を叶える上で致命傷になる。好きな人と話すと心理的に焦る人や、早口になってしまう人は余裕がなさすぎる状態になってしまっている。
特に理由がないのに好きな人へ気まずさを感じる理由は、「好かれたい心理」や「嫌われたくない心理」など、この記事で解説した内容が重複して原因になっている。でも、気まずさを原因に気持ちの余裕がなくなると片思いを進めて行くことはできないから、ほんのちょっとでも良いので、気持ちの上での余裕が持てるように対処する必要がある。
好きな人に気まずいと思うことでおどおどした態度を取るようになると、そんな自分が嫌だから好きな人に話しかける頻度が減ってしまい、好きな人から気まずい相手だと思われることも増えていく。
この展開になると、気まずくなった後で関係を修復するのがすごく難しくなる。さらにまずいのが、恋愛中に気まずい雰囲気を感じた時「逃げる」という対処法を取ってしまう人だ。好きな人にまるで “嫌いな人にとる態度をとる” ようになると、片思いを叶えることができないどころか、好きな人から嫌われる原因を自ら作ることになる。
これは誰でも理屈的にわかっていることだから自分で精神的な余裕を持ちたいと思うのだけど、こういった感情面のことはなかなか思うようにいかず、対処が難しい。「余裕を持て!」でほんとに余裕が持てたら苦労はないと思うはず。
少しずつしか変えることはできないが、次の5つが対処法のポイントになるので、意識してみよう。
対処法① まずは異性との会話に慣れること
好きな人と話す時はただでさえ気まずさを感じやすいので、「異性と話す」というだけで余裕を失う人は、まず男子との会話・女子との会話に慣れるところから対処する必要がある。
何とも思ってない異性と気まずいと思う人は、好きな人との恋愛を進めていけるほどのコミュニケーションが難しい状態だ。
異性との会話は同性の友達との会話と違うように感じている人は多いと思うので、女の子との会話や、男の子との会話に慣れようとすることで、最初に「女子と気まずい」「男子と気まずい」という状況から改善する意識で解決を目指すと良い。
異性と話すだけで緊張すると言う場合、好きな人にいくら話しかけたところで気まずくなる原因を作るだけだ。
異性と話すだけで余裕を無くすのは、あなたの経験がまだ足りないからである。補おうとすると少しずつ変わってくるので、プライベートな会話をする異性の友達がいないなら、そんな異性を作る努力をしてみよう。
飲み会やみんなの集まりに出たりするのも、地味ながら「異性と盛り上がる会話をする」際のヒントを得やすい。
少しでも異性との会話に慣れることができると、好きな人に気まずい空気を感じても、自分の持っている引き出しから色々出せるようになる。
好きな人と気まずい時は「話題がない」なんて思ってしまうが、場数を踏んでいくと「とりあえず何を話せばいいか」は分かるようになるし、もう少し改善すると「無難に盛り上がる会話の仕方」もできるようになる。
盛り上げたいと思った時に盛り上げることができてくるので、恋愛を進めていくモチベーションを保てるようになるはずだ。楽しい会話ができるようになれば、表面上は好きな人と気まずくなくなる。
※異性との会話に自信が無い人は下の記事も参考にしてみよう。
対処法② 恋愛は好きな人と気まずいと感じるものだと受け入れる
好きな人は意識するからほとんどの人が普通じゃいられない。というか、普通が何だったかよくわからなくなる。そうなれば、気まずくなるのもある意味当たり前のことだ。
好きな人以外の異性と普通の会話ができる人は、前述したように「恋愛すれば気まずいのだ」と受け入れて、それが当たり前だと思って会話をするようにしよう。
普通に話せると思うから、気まずい空気が漂う現実にテンパってしまう。
恋愛感情には緊張感があるからこそ、友達関係の先にある恋愛関係へ発展する面もある。付き合う前の関係では気まずさが時に必要で、なんの遠慮もなく本当に打ち解けて話せるようになってしまうと、それはただの友達であり、意識してない人である。
好きな人に感じる気まずさの原因は、もしかしたら好きな人があなたを意識しているからかもしれない。2人の間にある緊張感を前向きに捉えられる人は恋愛を進めていける人だから、そんな考え方もできると良い。
意識されてなかった場合も含めて、好きな人に対して余裕を持つには、想像力を働かせて準備することが大事だ。人によっては、気まずい会話にならないように「話題を考えてから話しかける」「笑顔を作ってから話しかける」という人もいる。確かに、人と人の会話は最初が肝心だから、有効な対処法の一つだろう。
好きな人を気まずい異性だと受け入れて、むしろ過度な緊張を解くようなコミュニケーションに頑張ってみよう。
警戒心を解くために失敗談を話したり、笑わせるためにちょっとボケてみたり、空気を緩和する方法は色々ある。
※好きな人に憧れの気持ちを抱いてしまう人は余計に気まずさを感じやすいので、下の記事も参考にしてみてほしい。
対処法③ 職場や学校で気まずい異性には、複数で会話したあと、二人きりの会話をする
職場や学校に好きな人がいる人は、最初は何人か複数で会話した後ふたりきりの会話をするように、「前段階」を作るようにすると気まずい会話になりにくい。
これは、好きな人と仲良くなる方法として、”好きな人と複数で話す時期を作る” という考え方も有効なのだが、それよりも恋愛アプローチとして効果的なのが「朝(午前中)に好きな人を含めた3人や4人で話す」ことだ。
会話時間そのものは短くて良いから、複数人の会話でいわばウォーミングアップができると、後から話しかけても空気が和らぐ。
ある日の朝に好きな人を巻き込んだ複数人で話しておくと、その日1日はその後に話しかけた時にお互いが緊張しにくくる効果があるので、気まずい空気を作らない対処法になる。
たとえば、好きな人が友達と話してる時に朝の挨拶から二言三言話して友達にも話題を振っておくという方法なら誰でもできると思うからぜひやってみよう。
これだけで次に話しかけた時に気まずくない会話ができるので、そのほかの方法も合わせて「みんなで会話→ふたりで会話」という流れを作ってみると良い。
職場や学校で毎日顔を合わせていても、会話と会話の時間が空くと恋愛中は変な空気が漂うことがあるので、二人きりが気まずい異性とは朝にジャブ的な会話を挟むようにしてみよう。余裕がある会話をしたいならおすすめの対処法だ。
2人で話す前に助走的な会話をしておくと、好きな人もあなたとの会話に慣れた状態で次の会話ができるから、お互いに緊張をほぐすことができて気まずい雰囲気にならない。
話しかけ方も自然になるだろう。
対処法④ 聞き上手になって、好きな人の話を引き出せるようになる
余裕がない人は、好きな人の前でマシンガントークになってしまうことがある。会話はキャッチボールをしないと二人で楽しくならないものだが、無言が怖いとどうしても自分が話しがちだ。
そんな人が余裕を手に入れるためには、聞き上手を目指すことをおすすめしたい。相手に質問を投げかける態度はずっと話し続ける人より余裕があるし、相手に興味を持っていることが伝わる。
注意するべきは、一問一答形式にしないことである。聞き役と話し役になればインタビューみたいになって会話が面白くないし、簡単に質問が尽きる。好きな人だって自分のことばかりを聞かれるのが心地良くないはずだ。
そこであなたがとるべき理想の態度は、質問から話を広げることだ。質問によって相手が主導的に話す中でも、「自分の経験と知識」を話すと相手ばかりがしゃべる展開にならないので、会話のキャッチボールが円滑にできる。
好きな人とただ一緒にいるだけで気まずいのはあなたが意識しすぎているからなので、敢えて余裕を感じてもらうには会話の主導権を相手に渡して、自分が補足的な話をする展開に持って行くと良い。
聞き上手はどんどん相手の情報を引き出す人をイメージすると思うけど、ちゃんと自分の話を織り込める方が人から好かれる。聞いてばかりにならないように、ぜひ意識してみよう。
ただ質問するばかりだと相手目線では気まずい会話になってしまうけど、好きな人の話すことに自分の話を織り交ぜることができるようになると会話の雰囲気が変わる。
※自信が無い人は下の記事も参考にしてみてほしい。
対処法⑤ 気まずく感じる気持ちには「相手への興味」で感情の上書きをする
好きな人と一緒にいる時に気まずいと感じる人は、「気まずく感じないようにしよう」と、自分の感情を抑え込むような対処法をとると必ず失敗する。
気まずくならないように意識することは、気まずさを余計に意識することと同じ効果を持つためだ。
では、恋愛上手な人が恋愛特有の「気まずさ」にどう対処しているかと言うと、「好きな人への興味」の気持ちを大きくすることで、感情の上書きをする対策を取っている。
- 気まずい雰囲気を乗り越えられない人=「なんで気まずいの?」「どうしたら気まずくなくなる?」と思いながらずっと気まずい気持ちを意識してしまっている
- 気まずい雰囲気を乗り越えられる人=好きな人自身への興味や、会話中の話題に意識を向けて気まずい気持ちを余計に考えないようにする
好きな人への気まずさは恋愛した人みんなが持つ自然な気持ちだから、それ以外の気持ちにわざと自分の意識を持っていく方が恋愛感情の副作用を小さくできる。
好きな人と会話する時は色々と余計なことを考えてしまうが、そういう時こそ向き合っている好きな人にストレートな興味を持とう。この気持ちが会話をスムーズにし、普通の会話を普通に受け取ることへつながる。
人は、自分に興味を持って話を聞いてくれる人に好感を覚えるので、恋愛を進める上でも有効な対処法だ。意識改革に似ている面があるから簡単ではないが、好きな人に気まずく感じる理由や原因を理解できたら、その気持ちを受け入れて他に意識を持っていくと対策はだんだんと出来てくる。
自分の中の「好きな人と話しているだけで楽しい」という気持ちにフォーカスして行っても同じ効果があるが、片思いを両想いにする「アプローチ」の点では、相手を想う気持ちを軸にする方が恋愛そのものが上手くいきやすい。
好きな人との会話を通して「お互いに深く理解していくコミュニケーションの形」を目指そう。
お互い意識してる中で好きな人と気まずいと思ってしまう時の対処法
ある程度片思いが進んでお互いに意識してるのが気まずいと思った時は、このパートで解説する対処法を実践しよう。
付き合う前の恋愛が順調に進んでも、「両片思いが気まずい」「両思いだけど気まずい」と思うことも多いので、せっかくうまく行きそうな片思いが気まずくならないように対処しよう。
なぜお互いに意識してると気まずいの?理由と心理と原因について
お互い意識してると、友達には持たない特別な気持ちを持ち合う関係になるため、自然な会話が難しくなって気まずいと感じる。
簡単に言うと、お互い意識してる状況は、お互いに相手を特別視している状況だ。だから、他の異性と比較して自然なコミュニケーションが取りづらくなる。
あなたも、相手が普通じゃない空気を作ってきたら「話しにくい」「接しにくい」と思うはず。お互いに意識してるとそれをお互いでやってしまうし、会話してると意識されてることに気づく瞬間があって、余計に気まずい空気を意識してしまい、好意を持ち合う同士なのにぎこちない会話をしてしまう。
これが付き合う直前の恋愛を壊す原因にもよくなっている。
さらに、お互いが意識している状況では、「何度も遠くから目が合う」とか「話しかける時に不自然な態度を取ってしまう」のもあるあるで、片思い後期(=付き合う直前)では、2人とも意識してるからこそ、2人が気まずくなる原因をお互いにどんどん作っていくような状況になる。
あなたも好きな人をチラチラ見てしまい、意味もなく目が合って気まずい思いをしたことが今までに幾度となくあったはず。これがお互いに起こると気まずいと思い合うことも何となくイメージできると思う。
恋愛経験が少ない人は「恋愛が進むほど好きな人に緊張しなくなって気まずくなくなる」と思ってるが、確かにそれは正しい感覚である一方、恋愛が進んだからこそ起こることもたくさんあって、それが原因で両想いの雰囲気は意外と気まずいのが現実である。
経験したことがない人は、好きな人が自分に緊張するようなシチュエーションをイメージすると少しわかりやすいかもしれない。お互いに意識すればお互いに相手に緊張するのだから、気まずい空気が漂いやすいのも納得できると思う。
お互いに意識してる状況が「いい雰囲気」にまで昇華できると変わってくるが、本当の意味で親しくなる前は気まずくなる時期がどうしてもあるのが片思いの恋愛だ。
では、どうしたらお互い意識してる気まずい雰囲気を乗り越えることができるのか。
お互い意識してると周りの目が気になるから気まずい!グループで絡まないでLINEで食事や飲みに誘い、二人きりになるようにする
好きな人とお互いに意識する状況になったら、なるべくLINEで好きな人を食事に誘う・飲みに誘うなりして、二人だけで話しをする状況を作るようにしよう。
意識し合ってると最初は気まずい会話からスタートするかもしれないが、「周りの目」がなく二人だけなら、興味を持ち合う男女である以上、会話はすぐに軌道に乗る。
お互い意識してる恋愛になった時、両思いになる意味でも一番大事なことは「二人きりになる回数をたくさん作ること」である。
恋愛感情に伴う気まずさは、絶対に周りの友達にバレたくないので、片思いが進んだ状況の中、好きな人とみんなの前で話そうとすると避けられることもよくある。職場恋愛や社内恋愛ならなおさらである。
お互いに意識してるなら、「気まずい異性と話してるのを周りに見られたくない」のが好きな人の本音だ。
意識し合う関係になったら、「好きな人と話してるのを友達に見られたくない」という相手の心理についても織り込む必要がある。
いい感じになってると好きな人を入れたグループトークが気まずい会話の仕方だと思う人が多いので、付き合う前の恋愛では、意識し合う状況になった後二人きりになることが本当に大切になってくる。
ちょっとでも両片思いの雰囲気がある、両思いっぽい雰囲気があるという人は、いつまでもグループ交際メインの接し方を続けないで、二人きりで会うことに重きを置こう。そっちの方がむしろ “ふたりきりが気まずい異性” とうまく行く。
誘い方が分からない人は、下の記事を読んで実践してみよう。1つは男性向けにタイトルを設定しているが、女性にも使える方法がたくさん紹介してある。
- 断られにくい誘い方7つのポイントと会話例!誘う言い訳や口実が大切なのは、相手が誘いに乗る理由になるから
- 女性をサシ飲みに誘う方法24選~二人だけで飲みに行くにはどんなきっかけや理由があるのか、経験から誘い方を紹介!
好きな人とお互い意識してるなら、さらに良い雰囲気に持って行く努力をして、微妙な空気が漂う時期を短くする
恋愛は、付き合う直前になればなるほどお互いの複雑な気持ちが交錯して、関係性が不安定になる。
好きな人と付き合う恋愛の仕方をするためには、この「付き合う直前の時期」を短くするのがコツになっている。両片思いの時期が長くなると恋愛感情の副作用に “二人とも” もしくは “どっちか片方” が負ける可能性が出てくるので注意しよう。
お互いに意識する状況になったら、「付き合いそうで付き合ってない時期を短くする」のがそのまま気まずい関係にならないコツだ。
では、どうしたらお互い意識するけど付き合ってない時期を短くできるか。ここが課題になったら、ぜひ下の記事を読んで見てほしい。
「好きな人と気まずいから話せない」という状況は、実は片思いが進んだ時も別の理由で発生する。踏み込んでいく時期に差し掛かったのなら、文字通り好きな人に踏み込んでいく行動や態度が必要だ。
しっかり雰囲気作りをしていくと、告白される・告白する状況作りもできてくる。一般的に告白する立場になりやすい男性は、下の記事も参考にしてほしい。
女性は、下の記事を読んでおくと今後の恋愛の進め方が分かるだろう。
好きな人が気まずい異性にならないように、お互い意識するなら「さらに先へ」と恋愛を進めてほしい。
好きな人に気まずいと言われたらどうするべきか
最後に、好きな人に気まずいと言われたらどうしたら良いか、対処法を解説する。恋愛相談で何度か聞かれたことがある内容なので、補足的に解説しておく。
好きな人に気まずいと言われたら「自分は気まずいと思ってない」と否定する
好きな人に気まずいと言われる時は、実際に気まずい空気が漂ってる場合が多いと思うけど、お互いに気まずいと思ってるのを確認し合うと、その後の関係は余計にぎこちない雰囲気になりがちなので、好きな人に気まずいと言われたらとりあえず否定するのが基本的な対処法となる。
自分も相手も気まずいと思ってるなら2人は距離を置くのが自然であり、わざわざ気まずい相手と仲良くなろうとしない人も多い。
気まずいと言われた異性に「俺は気まずいと思ってないよ!」「私は気まずいとは思わないよ?」と答えると、相手がもし「気まずいと思われてるかもしれない」という不安の心理から言ってきた場合は安心させることができるし、相手が「本当は仲良くしたい」と思ってくれてた場合についても否定する方が今後の進展に期待ができる。
ただし、現状が気まずいのに気まずくないと否定しても、2人の関係は気まずいままである。そこで重要なのが「気まずいと思う理由を聞く」ことであり、その気まずい理由を解決することである。
好きな人から気まずいと言われたら、理由を聞いて解決する
好きな人から気まずいと言われたら、最初に否定した後、必ず「なんで気まずいと思ったの?」と理由を聞いてみよう。
好きな人が気まずいと思う理由が分かると、具体的な解決策が分かる。
たとえば、「目が合っても話しかけないじゃん」と言われたら次から目が合ったら話しかけるようにすれば良いし、「全然話してくれないから」と言われたら自分から話題を振るようにすれば良い。
頑張るポイントが明確になれば、好きな人に気まずいと思ってるあなたも、今までより具体的な努力できるはずだ。
ただし、気まずいと言われる時は具体的な理由を言わない場合も多いと思う、もし何となく気まずいと言われたら、基本は「自分から話しかけて会話がスムーズにできるように頑張る」のが鉄則になる。
好きな人と気まずくならない方法は、定期的に話しかけることと、会話を盛り上げるのが基本だから、そこに頑張ってみよう。普通に会話できたら気まずい異性だとは思われないはずだ。
気まずいと言われた後で具体的な努力をすれば、相手は「気まずくならないように頑張ってくれてるんだな」と思うから、双方向的に努力し合う展開にもなりやすい。
もし対面が苦手だったら、LINEで好きな人と会話するように努力してみよう。
対面での会話中は好きな人の目を見て話すようにして、できたら柔らかい表情にまで気をつけられたらベストだ。でも、「自分から話しかける」のと、「自分から話題を振る」のさえできれば気まずいとは思われないようになるので、あまりプレッシャーを感じないで頑張ってみよう。
好きな人に気まずいと言われるのはショックだが、こういった複雑な気持ちを伝えてくれるなら相手に何かしら考えがある場合が多いので、「本当は仲良くしたいと思ってくれてる」「今の気まずい空気を変えたいと思ってくれてる」と判断して、前向きな気持ちで好きな人と接する理由に変えてしまおう。
普通は嫌いな人には気まずいと言わないで距離を取るので、実際に仲良くしたいから言ってきた可能性が高い。
まとめ
今回は「好きな人と一緒にいる時に何もないのに気まずいと感じる理由」と「その対処法」について解説した。
好きになればいつも通りいられないのは普通のことなので、何でこうなるんだろ?と散々凹んだあとは、今感じている気まずさを受け入れられるように努力してみよう。
余裕がない自分を受け入れることができれば、そこから表現を考えることができる。
本当の意味で慣れていくには恋愛経験が必要になるが、そこまでなくても十分に恋をかなえるマインドセットはできる。理想だけを追わず、必ず現実に即した自分の表現方法を考えるようにしてほしい。
今回のテーマは「自分の恋愛への自信」も関係する。恋愛や結婚に真っすぐ向き合っている人は、下の記事も合わせて読んでみよう。
関連記事: