好きな人と上手く会話できない人は話しかけることはおろか、話しかけられるのも怖くなることがある。誰だって仲良くなるまでは会話を盛り上げることが難しいから、会話が苦手な人は尚更だろう。
しかし、現実問題としては、好きな人と会話が続かない人は片思いで終わる恋が多くなってしまう。何とか対処する必要があるのは間違いないところだ。
そこで今回は、好きな人と会話する時のコツを紹介するので会話の続かない人は参考にしてみよう。
好きな人との会話が苦手な人に取って良い対処法がみつかるはずだ。
好きな人との会話で「緊張する人」は、話しかける回数でカバーする対処法を
冒頭触れているように、好きな人であっても仲良くならない内は会話が続かないのが当たり前だ。誰でも親しくない人と接する時は緊張してしまう。
例外に位置する「人たらしな人」もいるが、これを読んでいるあなたはどちらかと言えば人見知りタイプだろう。
では、あなたが抱える「好きな人と会話する時に緊張してしまう」という問題は、どのように解決したら良いだろう?
人見知りする人は、緊張感が好きな人に伝わる!緊張を解くために話しかける回数に拘る
好きな人と会話する時、緊張してしまう人は残念ながら相手に伝わってしまうと考えないといけない。あなたが緊張してしまっていたら相手もそれが分かって緊張してしまい、どうしても会話が続き難くなってしまう。
緊張は伝染するのだ。
緊張していてもそれを見せないようにすることも大事なのだが、それ以上に大切なのは、ちょっとした会話の回数を重ねて緊張感を薄めていくこと。
好きな人との会話で成功体験を増やせば、自信を持てるようになる。
そのために、好きな人に話しかける回数が重要になる。とにかく、最初は会話の内容を気にしないで、話しかける回数を積み上げよう。短い会話だったら、緊張を悟られることも少なくなる。
「でも、会話が続かないから困っている」って声が聞こえてきそうだが、大丈夫だ。好きな人と会話する時のコツの第一弾は「短い時間」の会話を繰り返すことだから、会話が続くか続かないかを意識せず、回数だけを意識して話しかけるようにしてみよう。
最初からロングトークするのは高望み!短い時間の会話にこそ好きな人との会話のコツがある
そもそも、会話が苦手な人が最初から好きな人と長時間会話をしようとすることが無謀だ。話しをたくさんしたい気持はわかるが、緊張を原因に気まずい雰囲気を作れば恋愛的にはマイナスになることもある。
好きな人から見た自分の印象を絶対に忘れてはいけない。つまらない話をするくらいなら、短い会話の方が印象アップになる。
まず好きな人との会話で緊張してしまう人はそこへ準備をして対処しよう。話掛ける機会を増やして、当たり障りのないことで良いから2・3言話して離れるを繰り返す。
きちんとこれができれば、段々と緊張はなくなっていく。
段々長く話せるようになると、会話の状態から恋愛メリットがある
短い会話を繰り返した後に長い時間話す会話に切り替えていく方法にはもう一つ効果がある。
最初は、短い時間しか話さなかった人と、その内仲良くなって話す時間が増えれば、関係が進んでいると好きな人にも伝わる点がメリットになるのだ。
相手が緊張してしまう奥手のタイプであっても、お互いに慣れていくこと、段々と長時間の会話ができてくることで緊張が取れていく。
特定の異性と仲良くなってきたと感じる段階で恋愛的な意味を考える人もいるから、自分と相手の両側面から恋愛の進め方の観点からも有効性を理解しておいてほしい。
好きな人との会話における「質問の使い方」、そのコツとは?
好きな人との会話を続けるコツを考えた時、質問力は命になる。質問は会話のきっかけにもなるし、展開させるのにも有効だし、気の利いた質問のできる人は好きな人との会話を得意にしている。
しかし、質問ばかりしていては好きな人との会話が続かない。ここに大きな落とし穴がある。
好きな人に聞きたいことは山ほどあっても、実際に聞けることは案外少ないし、何かお見合いみたいな会話になって、好きな人との会話で質問ばかりになれば何より会話そのものが盛り上がらないはずだ。
最低限、自分の話と質問には「バランス」を意識しないといけない。
質問を上手く使って好きな人と会話するなら、2つコツがある。ここを押さえよう。
質問から会話を展開する
質問を上手く使って好きな人と会話するなら、質問から会話を展開することが重要だ。
質問を次々に変えていくのではなく、会話を深くしていくイメージで話していくのがコツ。
例えば、下のような会話例だ。質問から会話を展開できると好きな人との話題が広がる。
男「サッカー見てたよ」
女「サッカー好きなの?」
男「高校の時やってたんだよ」
女「え~そうなんだ!体格いいから何かスポーツやってたんじゃないかなって思ってたんだけど、サッカーやってたんだね?」
男「今でもジム行ってるんだけど、高校の時の方が体力はあったかな」
女「高校の時、モテたんじゃない?サッカー部ってモテるでしょ?」
上の会話例では、休みの日の過ごし方を質問した後、サッカーの話題を深堀して話題を広げている。この後の会話も続いていきそうな気配を感じると思う。
質問は、本当のサラな質問から、半疑問形までも含む。1つの質問から出た話題で続いていくと、会話にリズムが生まれるから、話を掘り下げていくことは会話のテクニックとして重要だ。
自分の話したい話題に展開するために「質問」をきっかけにする
質問を上手く使って好きな人と会話するなら、自分の話したい話題に展開するために「質問」をきっかけにするのが、もう一つの好きな人との会話を長続きさせるコツ。
男「うん、ネットフリックスで見るよ」
女「そうなんだ!私ね、移動中もドラマ見るくらい好きなんだけどね、この間キムタクのドラマ話題になってたでしょ?他のキムタクの主演ドラマ見たらめっちゃ面白かったの!」
男「キムタクって昔から高視聴率ドラマ出まくってたんでしょ?何見たの?」
上の会話例では、自分が見たドラマの話がしたい女子が好きな男子に質問するところから自分の話を始めている。
いきなり自分の話をするのが苦手な人は、質問をきっかけに話題を変えると好きな人との会話が続く。相手が話の展開を読みやすくなるから、いきなり聞かされるよりも話が続くし、自分の話に興味を持たせることができる。
自分に主導権のある会話が可能になるので、相手の話をうまく展開できない人は、聞き上手になろうと無理するよりも、自分から話してしまうのも会話を続けるコツ。当然ながら、先程のポイントと組み合わせることでより会話は続きやすくなる。
気を付けるべきポイントは、食い気味で自分の話に持って行かないこと。
質問した以上、相手の話を最後まで聞かないと会話にリズムが出ない。話したいことがあって、質問をきっかけにした場合、好きな人から返ってくる答えがどんな答えでも自分の話に持っていって良いわけではなく、ひと段落したところで切り替えしていこう。
そっけない返しだったりした時は、すぐに自分の話にもって行ってしまえばいいので、奥の手がある状態で会話できる感じになる。
好きな人に質問する時は、「好きな人への興味」だけで質問するより、「自分の興味のある領域」で質問すると、「自分の話に持って行って会話を続けることができる」ようになる。
好きな人との会話で無言を恐れると、間が悪くなって会話が続かない
好きな人との会話では、無言が怖い気持ちが分かるから伝え方を考えてしまうのだがが、少なくても無言を過度に恐れるのは絶対に良くない。
なぜなら、無言にならないように間が悪い無理な会話を続けると、それが相手に伝わって、リズムがなくなるどころか、変な緊張感や仲の悪さを感じさせてしまうからだ。
ときどき好きな人との会話が途切れるのは普通のこと
無言ばかりは流石に辛いが、時々好きな人との会話が止まるのはそんなに変なことではない。最終的に人と人が仲良くなると、会話が続いているかどうかなんかは気にならなくなっていくけど、そうなる前でも無言を恐れ過ぎるのはやめよう。
無言になりたくないからと言って、詰まらない話題を無理やり出してしまう方が、印象が悪くなる。無言になるのが怖いと思っていればどうしても好きな人との会話中に「焦り」や「不自然な態度」が出てしまい、好きな人が今度は普通じゃいられなくなる。
「ときどき何も話さない時間があるのは普通のことだよね」と思っている方が、結果として好きな人との会話が続くのである。
好きな人との会話で無言になった時の対処法、ポイントは?
やめようと言ってできるなら苦労はないと感じるかもしれないが、せめて無言になった時に態度を変えないようにすると良い。「別に会話が止まっても気にしないよ」って態度でいると、相手が安心してくれるからだ。
人と話す時、確かにこの人と話す時は、会話を止めたくないという人が存在する。気まずい感じがして、どんな会話でもいいから続けたいと思う。
しかし、好きな人とは会話がなくても一緒にいたいと思うものだ。
それを伝える、直接でなくても、態度に示すことは、後々のために必要なこと。
無理に何か話さなくても良い関係は心地良いから、無言を過度に恐れて会話のリズムをなくしてしまわないように配慮しよう。
文章にも「段落」があるように、会話は一度区切ってから次の話題になることもある。ゆったりとした会話は、リラックスできる会話なので、無言を恐れてまくしたてるような会話にならないようにすることはとても大切になるだろう。
どうしても「好きな人と無言になるのが怖い」と言う人は、下の記事を読んでみよう。
現在進行形で「二人の共通点」は、好きな人との会話が続きやすい話題
好きな人と何を話したらいいか分からないと言う人は、二人の共通点で話をしよう。学校なら学校、職場なら職場など、「二人の共通している話題から入る」と会話が続きやすくなる。
もし好きな人と共通のコミュニティーがないなら、立場とかでも良い。例えば、「大学生」とか、「社会人になったばかり」とか、「新人を卒業した若手」とか、お互いの立場が共通しているなら、それを好きな人との話題にして会話の掴みを得ると良い。
好きな人と話すことがない場合は、二人の共通点を話題にすれば会話が長続きする
今現在のことで二人の共通点を探してみることが、好きな人との話題に困る人の最初のポイントだ。少なくても同世代という括りでは共通する部分があるだろう。現在のことは、誰でも色々考えているから、話題を広げやすい上に深堀もしやすい。
2人で共通している現在のことは会話が深くなりやすいのだけど、その理由は悩みや興味が共通しやすいから。
好きな人との会話が続かない原因は色々あるが、その中でもお互いの興味があることで会話できていないことが代表例として挙げられる。
例えば、趣味を聞いたはいいが、自分の全く知らないことで興味も無いなら、会話が盛り上がることが少なくなってしまう。
好きな人と会話を続ける内に色々な共通点が見つかっていくはずなので、まずは共通しているところから入ろう。話し込みたいタイミングでは、その内容で好きな人に相談してみるのも恋愛テクニックだ。
好きな人との会話を続けるコツは、多くの共通点を探すこと
好きな人との会話を続けるコツは、多くの共通点を探すこと。お互いの経験が似ていたり、置かれている立場が同じだったりすれば、その相手を好きかどうか別にして意見を交換すること(会話)に意味が見い出せる。
会話が続かないと悩む人は、内心で長時間好きな人と話がしたいと思っているはずなので、そのためには二人で興味を持てる話題を探すべきだ。そうでないと、会話が表面的になってしまい、いくつも話題が必要になり、結果として話が続かない。
この点はポイントになる。
好きな人との会話を盛り上げたいなら、リアクションは「話」で行うこと
人の話を聞く時は、いくつかの基本的なテクニックがある。下の6つが代表例だ。
- 目を見て話を聞く
- 前のめりで話を聞く
- 適切な質問をする
- 相槌を打つ
- 何かやりながら話を聞かない
- 表情でリアクションをする
どれも会話の得意な人が自然に出来ていることだが、会話の苦手な人は、今挙げたようなリアクションだけに拘る人が多いように思う。
特に女性の場合は、オーバーリアクションが目立つ。「興味をもって聞いていますよアピール」をするためだ。
これ自体は好きな人との会話で間違いではない。確かに、ちゃんと話を聞いてくれている人に話す時は、気分よく話せる。
しかし、会話を盛り上げたいなら、自分も話をしていかないといけない。
リアクションは態度も重要だが、それ以上にどんな話を返すかの方が重要だ。
好きな人との会話を盛り上げるには、自分の話をすることも条件になる
好きな人がどんどん話を進めている内は聞き役に徹するのでも良いが、会話を盛り上げたいなら、二人で話すことを考えないといけない。
それには、失敗を恐れずに自分の意見を言うようにしよう。「自分はこう思う」ということを言葉にすることで、好きな人との話題がどんどん広がっていく。
特に、あなたの話や意見が相手に取って共感できる話であればより会話が盛り上がっていくはずだ。そうなると自然に話す方の偏りが無くなっていき、理想的な会話の続き方になる。
自分の意見を言うことで好きな人に共感されないのが怖い?自分の話をした時の好きな人の心理
あなたが好きな人に自分の話や意見を話す時は、「共感されなかったらどうしよう」という問題が心配になるが、実際に体験するとそれはそれで会話は盛り上がる機会が意外と多いことに気づくと思う。
なぜなら、相手が共感できない理由を言うからである。
そこで軽く意見を言い合っても良いし、すぐに意見を変えて返ってくる言葉に共感を伝えても良い。繰り返すと、段々と考え方が似てくるようになるからカップルになる前後の時期に特におすすめだ。
「話を合わせている」と思われることもあるのが好きな人との会話なので、自分の意見を言わない「人間味の無い人」になるのはやめよう。そう思われると、好きな人との会話を盛り上げることができない。
恋愛を苦手にしている「奥手な人」は、自分の意見を言わないから会話がつまらないと思われる
奥手のタイプは、自分の意見を言わない人が多い。嫌われるとか、的外れかなと思って言えないのかもしれないが、会話は刺激が無いと盛り上がらない側面を持っている。
好きな人の話を聞いてばかりいる人は、「自分の意見を言わないから会話がつまらないと思われる」という事実をしっかり受け止めよう。
相手が話の上手い人であればその限りではないが、絶対数として少ないから多くの場合であなたの会話の相手は普通の人だろう。そうであるなら、一人で話し続けるような会話はしんどい。相手に求め過ぎだと言える。
好きな人との会話を面白くしたいと思うなら、どんなことでもいいから自分の意見を相手に伝えてみよう。その方が、相手にも話したいことが生まれて、会話が続かないということが無くなるはずだ。
最後に、好きな人との会話で注意するべきことを4つ解説する。
好きな人と話すときの注意点、NG行動とは?
好きな人と会話を続けたいと思ったら、ここで挙げる4つの注意点に気を付けよう。
マイナス印象になるNG行動を知ることで、自信を持って好きな人の会話にチャレンジしてみてほしい。恋愛を進める会話という点にも注目して解説する。
好きな人との会話では話すテンポを合わせる
好きな人との会話では緊張を原因に焦ってしまうが、早口でしゃべる人は違和感があって気持ち悪いと思われがちだ。
好きな人と話すときは自分の話し方を客観視する瞬間を作って、話すスピードが速い時は意識的にゆっくりしゃべるようにしよう。
心地良いテンポは盛り上がる会話の絶対条件だから、あなたの方から好きな人に合わせる感じで会話をすると、今までより長く会話できるようになる。
ただし、好きな人の話すスピードに合わせると言っても、会話中にテンポは変わっていくので、盛り上がってきたら会話のテンポも上がる。
その時々に応じた会話のテンポに合わせるのが会話のコツなので、いっぱいいっぱいにならないように注意してほしい。
「なんか合うな」と思ってもらえる話し方ができれば、好意を持ってもらうことも可能だ。
好きな人の興味がない話を続けない
好きな人と会話が続かない人は、自分の話で会話を持たせることもあるのだけど、あくまでも「好きな人の興味がある話題」でロングトークするべきだ。
好きな人の興味がない話題で話を続けると、飽きられるから会話が続かない。
では、どんな態度が「興味がない」と思われているのか、下の3つの態度で見抜く。
- 相槌だけで相手が話をしない、質問もされない
- 相手の目線が他の所に行く、目が合わない
- 笑顔にならない、笑わない
好きな人が興味を持っている話題で会話するのが、会話を続けるコツなので、「この話には興味がない」と思うサインが出たら、話題を変えるようにしよう。
悪口で盛り上がらない
好きな人と仲良くなってくると、ある意味で「友達や知り合いの悪口」は盛り上がる鉄板の話題になってくるが、好きな人との会話ではNGだ。
悪口や噂話もそうなのだが、ネガティブな話題で盛り上がっても相手が好きな人なら逆効果になってしまう。友達になってしまうリスクが高まるので、好きな人との会話ではポジティブな話題を選ぶようにしよう。
自分の魅力をアピールできる話題を織り交ぜる方が恋愛を前に進める。
付き合う前は他の異性の話を話題にしない
どれだけ好きサインを送っている人でも、付き合う前は「好きな人を勘違いされるすれ違いリスク」を考慮して好きな人との会話を展開しよう。
他の異性の話をすれば、「あ、○○さん(くん)のことが気になっているのかな?」と思われることがあるが、これは片思いから両想いになる過程でもあり得る。恋愛感情は好きな人に近づくほど「心配・不安」を持つので、他の女子の話や他の男子の話は、距離が縮まってきた時期ほど好きな人の気持ちを逆なですることがある。
片思いの最初はそこまで気にしなくても良いが、恋愛の専門家としては「好きな人にする話ではない」と結論付ける。
まとめ
今回は、好きな人と会話する時のコツを紹介した。
会話が続かない人は対処法がいくつか具体化しただろうか。
好きな人と会話が続かない人は、まず緊張をなるべく取り除くことから始めよう。
短い会話を繰り返して、お互いに話をする関係に慣れていくと良い。
会話する時は、質問ばかりしないで会話を掘り下げることや、自分の話に持って行くための質問をしてみる。内容は、二人の共通することを中心とし、話してくれた内容には自分の意見を話してみると盛り上がりやすい。
好きな人との会話は緊張しやすいけど、説明してきたことを実践できれば上手く会話を続けることができると思うので頑張ってみてほしい。
男性用関連記事(女性のデータあり):
女性用関連記事:
関連記事: