「好きな人と会話すると、無言になるのが気まずい…」
話しかけるのが苦手な人は、好きな人との会話で沈黙が恐怖だ。それが原因で、恋愛してもアプローチができない人が多い。
特に、片思いが少しずつ進んで好きな人とデートした時や、好きな人と電話した時は、沈黙する時間にドキドキしてしまい、普通の態度を取れなくなる。「二人きりの時の沈黙が気まずい」という人も多いだろう。
意識している人との会話だと、自然に振る舞えないのが原因で会話がぎこちなくなってしまう人もたくさんいる。
「何で会話が無くなると気まずい雰囲気が漂うのだろう」
今回はこんな疑問を持つ人へ、「好きな人との会話で無言になると気まずくなる理由」を解説する。
片思いすると沈黙が恐怖なのはなぜだろうか?
この記事の後半では、好きな人と電話した時に無言になってしまった時の対処法や、好きな人と一緒にいる時に沈黙になった場合の対処法も解説する。
- 【恋愛相談】好きな人と話すときに沈黙になると気まずい…。こんな状態で恋愛は上手くいくの?
- 好きな人との会話でどのくらいの時間、無言になったら気まずいと思われるのか
- 沈黙になった時の男性心理と女性心理:沈黙になったら、無言になったら、相手はどう思う?
- 好きな人には良い印象を与えたいから、沈黙になると自分の評価が気になって気まずい
- 好きな人と会話中に沈黙の時間が流れると、距離を感じるから脈なしの疑いが気まずさの原因になる
- 好きな人から自分自身や会話の内容への興味を感じないから、沈黙になると気まずい雰囲気を感じる
- 好きな人とは長く話したい!会話を続けたいのにできないから沈黙になると気まずい
- 好きな人と沈黙になると、相性の悪さを意識する・意識させると思うから気まずい
- 恋愛には好きな人と沈黙になる効果やメリットがあるけど、無言を楽しめるのは仲良くなった後
- 好きな人と電話で無言になった時の対処法、好きな人との会話中に沈黙してしまった時の対処法
- 沈黙が苦にならない人や、気にならない人との恋愛はうまくいく
- まとめ
【恋愛相談】好きな人と話すときに沈黙になると気まずい…。こんな状態で恋愛は上手くいくの?
今回の記事は読者からの恋愛相談がきっかけになっている。都内の大学に通う21歳の女子大生の相談だったのだが、要約するとこんな悩みを持っていた。
- 好きな人と話す時に無言になる・沈黙になると、気まずくて焦る
- 沈黙になった後の会話は、焦ってるから特に意味がないことを自分ばかりしゃべってしまって全然可愛くない
- こんな状態で片思いが叶うのか
確かに好きな人との会話で沈黙になると焦るし、何とか話を続けようとして訳の分からないことをしゃべってしまうことがあるが、「可愛くない自分」「かっこ悪い自分」で好きな人と話していれば、片思いが叶う可能性は著しく下がるのが恋愛の公式である。
好きな人が相手なら、沈黙や無言に対して心配・不安の気持ちを持つのはすごく自然だ。
好きな人と無言になる時は焦らないことが重要!そのためには、沈黙になると気まずいと感じる理由と対処法を理解するのが大切
ただ、付き合う前の、しかもまだそこまで仲良くない時期に、好きな人の会話で無言になってしまったり、沈黙の時間ができることは、どんな人にもあることだ。
たくさんの交際経験がある私も同じく、好きになった人と仲良くなるまでは、沈黙の時間や無言の時間ができる。
恋愛中は、好きな人が相手だからこそ「何を話したらいいか分からない」と思うものだから、大切なのは「沈黙になっても焦らないこと」である。
付き合う前は無言を楽しむことはできないけど、沈黙が怖いと思っていると「焦る」「変な話題を振ってしまう」などの弊害がある。
余計に気まずくなるのを回避するのが片思いを進めるために必要だ。
では、好きな人と沈黙になっても焦らないためにはどうしたら良いかだが、好きな人との会話で無言になると気まずいと思う理由とその対処法を把握しておくことが重要になる。
なぜ無言になると気まずいと思うのか、理由や原因がわかれば「沈黙になる瞬間を受け入れること」ができる。受け入れられたら対処法に意識を向けられるので、変な沈黙や長い沈黙を避けられるのである。
この記事で「好きな人との会話で無言や沈黙になると気まずい理由」を詳しく解説するので、ぜひ「恋愛したらそんなもんだ」とある種の開き直りができるように、知識を付けてほしい。
好きな人との会話でどのくらいの時間、無言になったら気まずいと思われるのか
好きな人と話している時は、どちらかがずっと話しているわけじゃないから、沈黙の時間は必然的に訪れる。
特に好きな人と二人きりで話してる時や、好きな人と電話してる時は短い時間の沈黙が繰り返し起きる。
では、どのくらいの時間、好きな人と無言になったら雰囲気的にヤバイのだろう?
二人きりの状態で座って話してる時は、1分以上の無言が気まずい
好きな人と二人きりで話してる時に座ってる状態だったら、二人は会話だけを目的に一緒にいる状態なので、1分以上の無言はお互いに気まずいと感じる。
沈黙が続いたと感じる時間は実際の時間より長く感じるので、数十秒の沈黙はなるべく気にしないのが正解だ。
30秒くらいの沈黙で「会話が辛い」とまでは思われないから、焦らなければもう一度会話を盛り上げることはできる。
帰り道など、移動中の会話だったら、2分以上の沈黙が気まずい
たとえば、好きな人と一緒に帰ってる時に無言になった時は、1分くらいの沈黙なら問題ない。
移動中の会話は二人きりで座って話している時より会話が途切れ途切れになるので、少し沈黙の時間が流れても気にしないようにしよう。
特に、電車で好きな人と二人きりになった時などは、2分くらいの沈黙は付き合う前だと相性がいい二人にさえ “あるある” になっている。
電車の中は周りの目が気になるし、気兼ねなく話せる場所でもないので、二人きりならたまに無言になるくらいは普通だ。
気まずいと思っていると表情が硬くなったり、変に緊張した雰囲気になるので、「このくらいの沈黙はよくあるよね」とネガティブに考えすぎないようにしよう。
好きな人との電話で無言になったら、1分以上の沈黙が気まずい!ただし、夜遅くの電話だったら好きな人と無言を楽しめる関係も作れる
詳しくは後述するが、長電話のように「長時間、好きな人と話す時」は、会話自体がまったりすることもあって、1分くらいの無言の時間が流れても不自然さはあまりない。気まずいとも思わない。
それどころか、たまに無言になる中で長く電話している状況は、付き合った後にある「沈黙を楽しめる関係」と似ていて、ある意味で “ただ一緒にいるだけの時間が流れる” ことは、付き合う前だと幸福にも感じる。
会話なしでもお互いが一緒にいたいと思い合う関係は、恋愛的にベストとも言えるだろう。
相手も、電話中の無言の時間に「安心できる」「落ち着く」と思ってくれてる可能性もあるので、恋愛サインとしてはむしろポジティブな意味になっていることもある。
何度も電話する関係だったら、沈黙の時間があることを気にする必要は全くない。
ただし、それはあくまでも長電話の話であって、普通の好きな人との電話では1分以上の無言は「そろそろ切ろうか」と電話を切るサインにされることがある。無言なのに電話を切らないのが気まずいからだ。
電話だと相手の顔が見えないので、無言になると変なプレッシャーを感じることもあり、わざわざ気まずい雰囲気で電話を繋いでる意味もないから、電話を切られてしまう。
月に2回以下の、たまに電話することもあるという感じだったら、1分以上の沈黙は耐えられないので、つなぎの話題を出すべき状況である。
電話中ずっと会話が続かないといけないわけじゃないが、電話だと「相手が何を考えているか」が表情や雰囲気からお互いに分からない気まずさがある。
沈黙になった時の男性心理と女性心理:沈黙になったら、無言になったら、相手はどう思う?
次に、「沈黙になったら男性心理はどうなるか、女性心理はどうなるか」を解説する。
会話中に沈黙になったら相手はどう思うのだろう?
二人きりの時に無言になったら相手は気まずいと思うのだろうか?
男女別に解説する。
沈黙になった時の男性心理:無言になったら男性はどんな気持ちになる?
沈黙になった時の男性心理は、相手の重要度によって大きく違う。
好きな人との会話中に無言になってしまったら「どうしよう」「何か話さないと…」と焦ってしまうことが多く、気まずいより焦燥や混乱という表現の方が的を射ている。
一方、どうでもいい人との会話中に沈黙になったら、男性心理では「何この時間…」「何か話さないならどっか行ってくれよ」とストレスを感じるイメージで、気まずいと思う場合も多いがそれと同時に他力本願的な発想をしやすい(相手に解決を委ねる)のが特徴だ。
女性が好きな人と話す時は、沈黙の時間や無言の時間を短い時間に留めないと、話しかける頻度が上がった時に「気まずい異性」だと思われることがある。ここは「仲良くなる前の会話」で言えることなので、仲良くなった後は変わってくる。
沈黙になった時の女性心理:無言になったら女性はどんな気持ちになる?
沈黙になった時の女性心理についても、相手の重要度で大きく変わってくるが、男性と比較して「気まずい」と思う確率が高いのが特徴だ。
女性はコミュニケーションの質にこだわるより、もっと直感的に会話の楽しさを価値観的に重んじている。そのため、よどみない会話が続くことを期待する心理が強く、無言の時間が長い会話になると、自分のコミュ力を責めたり、相手との相性の悪さを感じ、何度か沈黙する会話をしてしまうと「もう話しかけないでほしい」と思いがちだ。
無言や沈黙に対してムカついたり、相手を責めることは少ないが、女性は気まずい雰囲気が苦手なので、男性とは違う方向でストレスがかかる。
いずれにしても、人と人が一緒にいる時は、特に異性同士で一緒にいる時、沈黙や無言はストレスを感じる状態なので、「短い時間に留める」のがコミュニケーションを取っていく上で大事なことになる。
仲良くなった後は沈黙・無言に対するイメージも変わってくるけど、仲良くなる前は会話の回数を確保する上でも沈黙・無言にならないようにする(もしくはすぐに会話を続ける)ことがポイントになってくる。
ここまでで状況別に「概ねどのくらいの沈黙が気まずいのか」を確認し、「沈黙になったら相手の心理はどうなるか」を確認したところで、次は好きな人との会話中に無言になると気まずい理由を解説していく。
繰り返しになるが、沈黙になっても焦らないようにするには、「なぜ無言になると気まずいのか」を知っておくことが重要だ。
好きな人には良い印象を与えたいから、沈黙になると自分の評価が気になって気まずい
好きな人との会話では、自分に対する評価や自分との時間に対して「良い印象を持ってもらいたい」という心理が強くなる。
笑顔で会話が盛り上がると、内心でどう思っているかは別にしても表面上で楽しい雰囲気が出るから、ずっと会話が続くことを願い、努力するものだ。
しかし一方で、会話がなく無言状態で時間が経てば、評価や印象を気にする相手だからこそ、相手の気持ちを邪推してネガティブな思考に陥りやすくなり、気まずさを感じる。
口数の少ない友達など、自分に取って無言状態でも気にならない相手もいると思うけど、会話するなら盛り上がる方が良いという「コミュニケーションの常識」みたいなものが、好きな人との会話だとより意識される。
沈黙になると、好きな人からつまらない人だと思われると不安だから焦る
好きな人だからこそ感じる気まずさの主たる原因・理由は、「良い印象を与えたい」という気持ちだ。
好きな人と話してる時に沈黙になると、「つまらない人だと思われる」とか「話が合わない人だと思われる」という不安が頭によぎるので、好きな人から自分に対する評価が気になって仕方ない。
だから、気まずいと思ってしまい、ひどい人だとしばらく話しかけられなくなる人までいる。
好きな人と会話中に沈黙の時間が流れると、距離を感じるから脈なしの疑いが気まずさの原因になる
会話をしても無言になる原因は「話題が無いから」だけど、なぜ話題がないかを簡単に言うと「相手と仲良くないから」だ。
つまり、無言になる・沈黙になるという状態は、多くが「距離がある関係」である。
無言の原因は様々あれど、何を話そうか迷う関係は沈黙の時間が流れがちだ。
では、なぜ話題が浮かばないかと言うと、お互いに相手への理解が不足しているから。相手のことが分からないなら共通した話題を見つけられない。
本当は少し表面的な話題であっても、好きな人と会話する中でお互いを理解していき、2人の共通点や共感ポイントを探っていけば話題に困らなくなるのだが、「好きな人にだけ無言が気まずいと思う理由」は、やっぱり好意を持っていることが原因の主たるところになっている。
誰もが「仲良くなるまでは沈黙の時間ができることがある」と分かっているけど、好きな人との会話では、いつも脈ありか脈なしかが気になっているから、「無言=脈なし」と思ってしまい、テンションが下がって余計に気まずい会話になってしまうのだ。
好きな人の積極的に話題を出してくれない態度や、テンションを上げてくれない雰囲気についがっかりしてしまうし、自分だけ会話を盛り上げようと頑張ってるのが辛くなったりもする。
好きな人との会話では無意識に脈ありか脈なしかを気にしているから「無言=脈なし」の不安にテンションが下がる
好きな人と話すときは、いつも心の中で自分への好意を期待する。
恋愛の理想は、「好きな人が最初から自分のことを好きでいる状態」だから、好きな人と会話をすれば脈ありか脈なしかをずっと気にする状況で話をするので、無言になった時の心理にはどうしても「がっかりする気持ち」が含まれてしまう。
これがさらに気まずいと感じる理由になっていて、「脈なしかもしれない」という不安がテンションを下げる原因となって、余計に気まずい雰囲気を高めてしまう。
したがって、好きな人との会話で無言になるのが怖い、沈黙に耐えられないと思っていると、お互いに相手のテンションを下げる悪循環を作ることになってしまうのが大きな問題点だということ。
自分から心を開いて相手との距離をゆっくり縮めていく発想に至ればどうにかできることも増えていくが、片思い中に距離がある現状にショックを受けると質問も控える原因となり、余計に無言の状態が長引いてしまうから注意しよう。
付き合う前の恋愛アプローチはある意味で「まだ脈なし」だと覚悟しながら好きな人と話す方が、結果として無言や沈黙を回避できる。
好きな人から自分自身や会話の内容への興味を感じないから、沈黙になると気まずい雰囲気を感じる
基本的に、会話はお互いへの興味が強いほど盛り上がる。
好きな人だと聞きたいことが多いのも理由の一つではあるが、それ以上に、強い関心を持っている相手には聞いた内容について色々と感じたり、思ったりすることが多いから、感情が刺激されるのが大きい。
実際、脈ありの片思いの場合は割と初期のころから会話が縦と横に広がっていく。興味を持っている人同士で会話をすれば、テンションの上げ下げが多く繰り返され、お互いに興味を持っていれば断続的に会話中の盛り上がりポイントがやってくるからだ。
この状態は説明されると「なるほど」と思う人がいるかもしれないけど、何となくみんなが常識的なところで分かっていることで、会話が盛り上がらない相手には「俺(私)に興味がないんだな」と感じている。
つまり、沈黙・無言の原因が、恋愛中は「自分に興味がないから」だと思ってしまうのだ。
この解説を読んだ後で好きな人との会話で沈黙になる状態を想像してみると、気まずいと感じる理由が「自分への興味の無さ」を感じているからだと気づけるだろう。
好きな人との会話では自分への興味を期待している!無言になると「興味を持たれてない」と感じるのが気まずい理由
話術の巧みな人は主体的に会話をリードすることで話を盛り上げていくことも可能だが、そうではない人(コミュ力が低い人)に取っては、相手が持つ「自分の話への興味」が会話が盛り上がるために必須条件だ。
会話はリアクションの連続だけど、その弱さを感じた時は、自分自身や自分の話に対する興味の無さが意識されて、話を進めにくくなり、気まずく感じる。
そもそも好きな人にだけは自分へ興味を持ってほしいと期待しているのに、薄い反応をされると一生懸命に話をしているのもつらくなる。
自分から話をするなら、相手が誰でも興味を持って積極的な姿勢で会話をしてほしいと思うものだが、反応が弱くて無言になればそれを否定する要素になるので、好きな人が相手だと気まずさを感じずにはいられない。
ここら辺は当然あなたのコミュ力やトーク力による部分が大きいのだけど、好きな人から興味を持たれてないと感じた時は、コミュ力の否定どころか、片思いの脈なしさえも感じるので、気まずいと思って当然なのだ。
特に相手にされてないとまで感じれば、無言になった会話の後で話しかけるのに何倍も勇気がいるようになる。
好きな人とは長く話したい!会話を続けたいのにできないから沈黙になると気まずい
誰もが、好きな人と会話できるチャンスに「なるべく長く話したい」と思うもの。もちろん、TPO(時・場所・状況)はわきまえるけど、好きな人と話すときは「盛り上がるかどうか」と同時に「どのくらい話せたか」が意識される。
そこで問題になるのが、話しだしてすぐに無言・沈黙になるパターンだ。会話の序盤に沈黙してしまうと会話を切り上げるしかなくなり、「なるべく長く話したい」と思ってる自分の気持ちが空転することで、他の人の何倍も好きな人との会話では気まずい雰囲気を感じてしまう。
最も気まずい雰囲気を感じるのは、やっと好きな人と話せたのにすぐに無言になるパターン
好きな人のことは何でも知りたいし、自分のことも知ってもらいたいと思うものだが、無言になってしまうとそれは叶わない。
長く話しをしている内に無言の瞬間を迎えるのは普通のことで、会話の流れとして気にしないとしても、そうでない会話の序盤は何とか会話を続けたいと思うから、「話し始めてすぐに沈黙になる」と、その場だけでなく、好きな人との関係性が気まずい関係になってしまうことすらある。
好きな人と何の意識もしない異性の友達との違いは、会話へのモチベーションの違いが関係しており、話し相手が好きな人であれば、盛り上がった会話がしたいと思うのにそれができないから気まずさを感じる。
意識していない人との会話はそこまで気を遣わないから自然な発想で話題を選べるけど、無言をネガティブに捉えやすい好きな人との会話では、無言を割って話し出す内容を吟味してしまうことなども影響して、「会話を続けたいと思っているのにできない」ことが感じる気まずさを強くする。
- どうでもいい人=沈黙になっても場を繋ぐための話題を出すことに躊躇しない(理由はどんな話題でも無言が解消できれば良いと考えるから)
- 好きな人=沈黙になると場を繋ぐための話題も複雑に考えてしまう、新しい話題をだすのにも躊躇してしまい、余計に気まずい空気を作ってしまう
好きな人と話したいのに無言になってしまうと、自己嫌悪になるのがつらい
なかなか好きな人に話しかけられない人は、せっかく好きな人と話せるチャンスに無言になってしまうと自己嫌悪に陥ってしまってつらい。
「話したいと思っていたのに、何をやってるんだ…」
「せっかく好きな人と話せたのに、無言になったら印象が悪くなるだけだよ」
沈黙する会話をしたら、好きな人に話しかけたことがきっかけで余計に気まずくなったと感じるので、片思いに頑張るのが無駄なことのようにも感じる人がいるだろう。
恋愛中は自分が思う「よりベストな自分」で好きな人に接したいと思うため、「話しかけたのに無言になった」という結果は本当に辛いものになる。
好きな人と沈黙になると、相性の悪さを意識する・意識させると思うから気まずい
誰かと話をした時、一つの話題で数十分、又は数時間話しをすることもある中で、無言になる状態は、話題が次々に移り変わっていくことが多い。その結果、話題がなくなるから無言になってしまう。
何かお互いの興味がある話題をチョイスできれば無言になりにくいのだが、それが見つからない時は好きな人だからこそ「相性の悪さ」を意識しやすくなる。
気が合うなら、会話の中で興味関心が一致して、無言にならずに会話が盛り上がるはずだ。好きな人が相手だと余計にそれを強く意識してしまうから、逆の結果になると落ち込むことすらある。
好きになる理由として「気が合う」ことを重視する人がいるのはあるあるなので、無言になって好きな人に「相性が悪い」と思われてしまえば大きなマイナスになり得る事態だから、落ち込むのも無理はないのだ。
また、自分としても思いがけず盛り上がらない会話になってしまったことがきっかけで、好きな人との相性の悪さを疑ってしまい、へこんでしまう面もある。
「無言がつらい」と感じる時は相手のことを考えてしまうことの方が多いと思われるが、自分の中の問題もあって、気まずさを感じる理由になっている。
恋愛には好きな人と沈黙になる効果やメリットがあるけど、無言を楽しめるのは仲良くなった後
好きな人と沈黙になるとつい気まずいと思ってしまうが、恋愛の世界では「沈黙の効果とメリット」があり、無言を楽しめる男女は仲がいいという常識もある。
ここでは、「好きな人との会話中の無言問題」について、恋愛の側面から解説する。
恋愛には「好きな人と沈黙になる効果とメリット」がある
好きな人との会話中に無言になること自体は、すべてが悪いことではない。
色々な雰囲気や気分があるし、頑張って話を続ければ疲れてしまうのはお互い様だから、恋愛的には「無言=ダメ」という公式が当てはまらない場面が多々ある。会話している長さや時間帯とも関わる問題だ。
無言を楽しめる間柄になれば、好きな人から「仲の良い状態」「気を張らずに付き合える相手」「無理をしないで一緒にいられる人」といった印象を持ってもらえる。
あなたも、何も話さないでも落ち着ける相手は特別な人だと思いやすいだろう。無理して会話を続けるより、自然に一緒にいられるのは恋愛関係としても理想だ。
ある程度の関係性ができた後は、本当は「沈黙が恐怖」とばかりに過度に恐怖心を持つ必要はないのである。
恋愛には、好きな人との会話で沈黙になる効果もあるから、片思いが両想いに近づいていく中では「何もしゃべらないけど一緒にいる」ことで、親密な関係を強調しても良い。
無言で一緒にいることで「気を遣わなくていい関係」だと思い合えることもあるし、適切な時期に無言で一緒にいることができたら、付き合う前の雰囲気が出てくることもある。
本当に無言を楽しめる関係になれたのなら、付き合うまで秒読みの状態だろう。
実際、告白される時はしばらく黙った後だったりするし、大事な事を伝える時は「間(沈黙の時間)」がある。恋愛には黙って相手がしゃべりだすのを待つべき時がある。
無言を楽しめる関係は付き合う直前!二人でご飯を食べたり、電話するようになるまでは無言を楽しめない
しかし、おっとりした性格の人同士だったり、無言があまり気にならないタイプ同士が会話をしたとしても、無言を楽しめるのはある程度二人が仲良くなった後だ。
もっと言えば、付き合う直前の雰囲気がないと、長い時間沈黙になるのは、デメリットの方が大きい。
会話をしている時、無言になると気まずく感じるのは相手への理解が無いことが一つの原因で、場合によって無言でも気にならないという人は案外少なくないのだが、話しをしない限りそれは分からないし、話しをしても無言になってしまう間柄を最初から心地よく感じることはない。特に男女の場合はなおさらだ。
会話中にある程度の安心感を持てなければ無言を楽しめる関係にはなれないから、きちんと信頼関係ができるまでは、心地良いリズムで会話が途切れない関係を目指そう。
二人でご飯を食べに行くような関係になったり、ときどき電話する関係になれるまでは、沈黙の時間を放置しないで「一緒に居て楽しい人」を目指す方が好きになってくれる可能性が高い。
近しい関係になれれば、好きな人の話したい時と黙っていたい時の違いも見えてくる。
無言への恐怖で委縮してしまうのをやめよう!どっちにしても積極的に恋愛しない限り、自分を好きになってもらえることはない
「無言が恐い」と思ってるとあなた自身を委縮させてしまうので、漠然とした恐怖心は恋愛への副作用が大きい。
好きな人との会話は、最初は多少ぎこちなくなるのも仕方無いことだと思って、無言を恐れずに好きな人と短い時間の接触を重ねよう。短い会話であれば、無言になることも沈黙してしまうこともない。
お互いの理解が進んで段々とでも仲良くなる内に、無言に対する恐怖もなくなって自然な会話ができてくる。
恋愛が苦手な人はこの時期を乗り越えられいのが恋愛成就しない理由だ。恋愛はどっちにしても積極的に好きな人に頑張らないと両想いは見えてこないので、段階を踏んで好きな人とコミュニケーションを取るようにしてほしい。
ある意味で好きな人との会話はこの「無言になる気まずさ」との闘いである。自分の評価を落とすくらいなら会話をしない方がマシだと感じるし、恐怖心を抱けばどうしても避けるようになる。コミュ障だという人が増えた今は、みんなどこかでそれと闘っている部分がある。
最初は気まずい会話となっても、好きな人ができた時は話しかけない限り恋愛が進んでいく見込みはないため、まず短い会話から慣れていこう。
好きな人と電話で無言になった時の対処法、好きな人との会話中に沈黙してしまった時の対処法
好きな人と一緒にいる時や、好きな人と電話してる時に無言になった時は、ここで解説する5つの話題を使ってみよう。
沈黙になるとどんな話題を出しても不自然だと感じて次の話題が見つからないけど、ここで取り上げる5つの話題だったら無言の後に話題に出しても会話が途切れないのでおすすめだ。
沈黙してしまっても対処法を知っていれば気まずくならない。
沈黙になった時の対処法① 前に盛り上がった話題をもう一度話題にする:「あ、そういえばこの間のあれさ…」
好きな人と電話してる時や二人で会話してる時に無言になってしまったら、前に盛り上がったことがある話題をもう一度話題に出してみよう。
「あ、そういえばこの間のあれってどうなった?」と聞いたり、「この間○○くんが話してた○○、ちょっと調べてみたらめっちゃ面白いね」と話題を振ると、一度盛り上がってる話題だけにまた盛り上がる可能性が高い話題になる。
もし好きな人に電話するなら事前に「もう一度話題にできることはないか」を振り返ってみて、追加情報で話せることがないか調べてから電話すると沈黙を回避する話題が準備できる。
二人が盛り上がった話題はフィーリング的に二人に合う話題なので「また同じ話をするのはどうか」と思わずに話題に出してみてほしい。
さらに盛り上げることができれば一瞬沈黙になったことなどすぐに忘れてくれる。
沈黙になった時の対処法② 季節の話題から話を広げる:「今年は海行った?」「寒いから温泉行きたいな、○○はよく行く?」
好きな人と沈黙になったら次の話題はタイムリーなものを選ぶと無理に話題を出してる感がなくなる。
そこでおすすめなのが季節の話題から話題を広げる方法だ。
夏だったら、
「今日すごく暑かったよね、今年はもう海行った?」
「そろそろ花火の季節だね、今年の花火大会どこか行った?」
という話題を出したり、冬だったら、
「最近急に寒くなったよね、○○くんは温泉とか行く人?」
「この間の雪すごかったね、そういえば○○ちゃんはボードとか行く?」
という話題を出すと、まず不自然だと思われない。
夏や冬のように極端な季節じゃなくても、梅雨を話題にだしたり、紅葉を話題に出したり、「食欲の秋」や「桜」などもタイムリーな話題になる時期がある。
応用して考えると沈黙になった時に急に出す話題として使えるものが見つかるから、好きな人に話しかける前や電話する前にざっと頭の中に入れておくと良い。
沈黙になった時の対処法③ 仕事の話や、好きな人が頑張ってることに質問する:「最近、仕事忙しいみたいだね」「今、○○やってるんでしょ?」
電話で沈黙になったり、会話中に無言になってしまったら、相手の仕事のことで質問したり、相手の頑張ってることを話題にして質問してみよう。
「最近、仕事忙しいの?残業続きだよね?」とか「○○君って○○目指してるっていってたよね、最近どう?」と聞いてみると、相手が情熱を傾けているものなので1つの話題で途切れない会話になりやすい。
好きな人といる時に沈黙が怖いなら好きな人がしゃべりやすい話題で会話しようとしてみると、雰囲気が全然違う。自分の中で話題を出すより、相手目線で話題を選ぶ方が相手が楽しい会話ができる。
あまり質問してばかりになるのは良くないのだが、無言になってしまった時はメインとなる話題がほしいので、相手が今頑張ってることを話題に色々話を聞いてあげよう。
沈黙になった時の対処法④ お互いの共通点や興味関心が一致する分野のニュースを話す:「この間サッカーのブラジル戦見た?」「昨日、職場でね…」
好きな人と沈黙になったら、もう一度二人の共通点や興味関心の一致点で話題がないか考えてみよう。
たとえば、サッカー好きならサッカーのニュースを話題にしたり、同じ職場だったら職場ニュースを話題にすると、会話のテンションが一気に明るくなることがある。
好きな人と話してる時に沈黙の時間ができるとどうしても当たり障りがない話題を選んでしまうのだけど、それだと余計にテンションが下がることがある。無理に会話を続けてるような印象になるからだ。
そうではなく、二人の共通点や一致点で話題を出せたら、好きな人は話したいと思ってた話題で話してるイメージになるので、沈黙をきっかけに気まずい雰囲気になることはない。
ここも応用の幅が広いので、ぜひ話しかける前にいくつか話題を考えておいて、無言状態に対処しよう。
沈黙になった時の対処法⑤ 最近行った場所のことを話す;「この間インスタでバズってた○○に行ったんだけどさ…」
これもタイムリーな話題に当たるのだが、好きな人と沈黙になったら「最近行った場所、体験したこと」を話題にするのもおすすめだ。
最近のことだから急に思い出すのも不自然ではなく、盛り上がった時のことを話題に出すとあなたのテンションも上がるから、好きな人もテンションを上げてくれる。
ときどき、無言になると必ず質問をしてきて会話が途切れないように対処する人がいるのだけど、質問ばかりでは相手から「自分が話さないといけないの?」と思われることがある。
テレビのインタビューみたいに、質問者が回答者の言葉を引き出す感じになってしまうのだ。
もちろん質問から話題を出していくことは間違いではないのだが、何度もそれをやってしまった場合は、自分の話をした方が好きな人が沈黙が怖くなくなる。沈黙すると質問されると思えば、好きな人目線で楽しい会話とは遠くなるから頻度に注意しないといけない。
もし好きな人の話を聞いてばかりになってしまった時は、無言になったのをきっかけに今度は自分の話をしよう。その際は、最近の出来事を話題にするのがおすすめだ。
しかし一方で、恋愛経験が少ない人が「沈黙が恐怖」「無言になると苦しい」と思ってしまうのが間違いである可能性がある。
次の見出しではそこを解説しよう。
沈黙が苦にならない人や、気にならない人との恋愛はうまくいく
あくまでも好きな人と仲良くなった後の話ではあるが、恋愛の世界では「沈黙が苦にならない人との恋愛」や「沈黙が気にならない人との恋愛」は最高の相性とされていて、上手くいく傾向が高い。
恋愛経験が少ない人だと、好きな人と仲良くなった後も会話中の無言状態が耐えられないで「何か話さないと!」って焦ってしまうけど、沈黙になった時は相手の雰囲気を確認してみてほしい。
意外と気まずそうにしてないことがあるはずだ。
好きな人が「落ち着いてる」「柔らかい表情をしている」なら、あなたのことを「沈黙が苦にならない人」だと思っている可能性がある。
片思いから両想いに近づくと、素の自分で接することができるようになるため、沈黙が増える恋愛もある
付き合う前の二人は、多くが距離を縮める度に会話が盛り上がっていくのだが、すべての会話が楽しい会話になるわけじゃない。無言や沈黙が増える恋愛があるのだ。
これは、”傾向” として出ないとしても、仲良くなった時ほど、嫌なことがあった日はちょっとしんみりした会話になったりするし、疲れてる日は無理して会話を続けないようにすることがあり、簡単に言うと「素の自分で接してくる」から、いずれにしても無言が気にならない相手になっていると「何も話さない時間」は増えることになる。
好きな人が口数少ない人だったり、あんまり喋らない人だったら、無言を楽しめる異性を好きになることも多い。
「最初は気を遣っていたけど、仲良くなったから無理をしなくなった」と考えた場合、無言が気にならない状態は、付き合う直前の雰囲気があると言える。
この状態は恋愛の状態としては非常に良い状態だから、「沈黙が苦にならない人」を見つけたら、積極的に恋愛してみよう。
まとめ
今回は、好きな人との会話で無言になると気まずく感じる理由や原因を解説し、最後は「無言や沈黙の対処法」「好きな人との無言に対する考え方」などにも触れた。
自分に対する評価や印象をよくしたい相手との会話で無言になると、ネガティブな発想が出てくるので気まずく感じやすい。
仲良くなりたい相手だから色々なことを気にしてしまう人が多いと思うけど、最初はその気まずさと闘いながらコミュニケーションを取るしかない面がある。
それを何とな成功に導けるように、下の記事も参考にしながら、短い時間でも接触の機会を確保して段々と距離を縮めよう。