前回の記事で復縁と別れを繰り返すカップルの特徴と原因について検討した。

どんな形になるせよ、復縁と別れを繰り返すカップルは、お互いで傷つけ合うような付き合い方になってしまうことが多いので、どうしても幸せなお付き合いができていない。
どんな人もカップルとして付き合うなら仲良くやっていきたいのが本音であり、悪循環からは脱したいと思うところだ。上手くやっていきたいのにできないなら、対処法を知りたいはず。
そこで今回は、そんな復縁と別れを繰り返しているカップルに、対処法として考えられる基本な考え方をいくつか解説する。
もう繰り返したくない!と思うならしっかり対処するのことが大事なので、参考にしてみよう。
別れた原因と二人で向き合う
カップルに起きる事件は色々あるから、解決が不可能と思われることも別れる原因になったりするが、解決できる内容なら完全な解決を目指すべきだ。
復縁と別れを繰り返していると、その度に解決できる原因だったものが段々解決不能に見えてくるけど、内容はしっかり吟味するべきであり、一人で考えるのを基本としながらも、それと同等に二人で一緒に考えることが大事である。
元サヤになる時は自分達を危うい関係のように思ったり、また元に戻れた安心感などから、「別れた原因を蒸し返すのが難しい」と考えがちだが、タイミングを見てでも二人でその問題には向き合うべきだと思う。
愛情を確認し合うことが絶対条件になるので、そこにフォーカスするのは当然なのだが、別れた原因を排除できなかったらやはり時間の問題でまた別れてしまう。「繰り返していることだからこそ」問題となったことがまた起こり得るものとして、二人で意識する必要があるだろう。
特に恋愛に絡むことは頭で考えたことが必ずしも実行できないところがあるので、何を考えているのか相手に説明することは重要だ。復縁と別れを繰り返したカップルがまた元通りラブラブに長く付き合っていきたいと思うなら、どこかでしっかり向き合う必要がある。
勢いで別れて、勢いで復縁しても、繰り返しのループを抜ける可能性が低い。まずはきちんと向き合えるように努力してみよう。「分かっているだろう」では厳しい状態だ。
性格を変えるのは難しいけど行動を変えることはできる
別れた原因を考えた時、自分の性格や相手の性格が問題になるケースも多いと思う。
冒頭に貼った記事では「浮気症」と「心配性」について触れている部分があるが、その他にも色々な性格が問題になる場合がある。
しかし、相手の性格はもちろん、自分の性格さえ簡単には変えることができない。
重大な経験を通して性格の一部が変わることもあるけど、「性格」はその人の根底を支える部分だから、変わろうとして変えるのに限界がある。
では、どのように自分の悪いところや相手の悪いところを直していくかと言えば、「行動」の方を変えていくことが一番現実的な方法だ。
例えば、ネガティブな性格を直したいなら、「ネガティブな発言を減らすこと」や「ネガティブな発言をしたらその後にポジティブな発言で会話を終える」など、些細なことかもしれないが、実際には「変わろう」とただ思うより効果が期待できるのが「行動」を変える方法。
一つ一つできるようになっていけば全体を形成している「性格」にアプローチすることになるから、「自分を変える」ことも段々とできてくる。
しかしながら、当然この方法に即効性はないし、確実性も乏しい。それでもこの方法を紹介したのは、「相手の彼氏や彼女が受ける印象」の部分を重視しているからである。
何度も別れるカップルはお互いで相手からの「信頼」を失い易いから、「変化」はとても重要なキーワードになる。だが、抽象的な変化は失った信頼関係の中では相手に伝わりにくく、もっと単純な「行動のルール化(あなたが具体的に変える部分)」の方が有効だ。自分に与える影響も大きいことに加えて、相手へも良い影響を与える。
分かり易く変わろうとしていることが示せるから、失った信頼をまた少しずつ回復していくのに良いアプローチになる。
問題が大きくなったり増えたりしているカップルが復縁と別れを繰り返している時は、アレもコレも解決しないといけない問題があって、自分や相手を一気に変えないといけないと考えがちだが、結局中途半端になるくらいなら小さな変化を積み上げる方が良い。
変わろうとしていることを示さないといけない面にも注意して、どうしていくか対処を考えよう。まずは、「変わってきたな」と思うところがスタートだ。
しっかり時間を置くことも考えよう
復縁と別れを繰り返してしまうカップルは、「別れ」が重大な意味を持たなくなってしまうから、問題と向き合うことも解決することもだんだんと難しくなっていく。「どうせまた戻るだろう」って別れ話になってしまっていると、別れる原因を作った方の反省が客観的に見ても不十分になりがちなのだ。
お互いに愛情があればお付き合いを再開することはできるけど、少なくても「変わりたい」と思わない限り、一度問題が顕在化した以上、どうしても気になってしまうから上手く付き合っていくことができない。
時には気が付いてほしくて別れ話を切り出すこともある。でも別れを繰り返したのなら、その効果はどんどん期待できなくなっていく。
「今度こそは」って思っても良いけど、本当にそう思うなら、しっかり考える時間を置いてもいいのではないだろうか。戻ることを前提にして、お互いでじっくり考えるだけの距離を取る方法もある。
付き合いながら変わっていくことができていない結果になっているのだから、その事実は重く受け止めないといけない。「別れ」が機会として重さが無くなったなら、与える精神的ショックが弱まって反省や改善へのモチベーションは弱まる。
大切なものを失う怖さが「変わりたい」と思うことに繋がっているので、重みのある話にする方法は模索するべきかもしれない。良くないことをくりかえしているのはやはり愚かなことだから、どうにかしないといけないなら、自分もそうだし、相手にも考えてもらうために、時間を置くことも時には大事だ。
大切に想い合えない関係のカップルが勢いで戻っても結果が変わらないことは多いから、対処を具体的に考えてみよう。
まとめ
今回は復縁と別れを繰り返すカップルの対処法を紹介した。
元サヤに戻る時は注意してみよう。
復縁と別れを繰り返している場合でなければ、一度別れを経験することがカップルをより良い方向へ進ませることがある。
でも、「繰り返し」はあらゆる意味で消耗を激しくするから、後悔する前に対処をしっかり考えた方がいい。個別のケースを想定したコンテンツを用意できないが、基本は、問題と二人で向き合って、自分の反省点をお互いでしっかり反省し、また一緒に仲良く付き合っていくにはどうしたら良いかを二人で考えることだ。
そのためにはどうしたらいいかを考えてみよう。
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