社内恋愛をイメージすると、あなたはメリットとデメリットのどちらをより強く意識するだろう?
社内恋愛は自分の身近な人との恋愛なので、良し悪しを考える人も多く、デメリットを強く意識する人が多い。
でも、実際は結婚相手と出会った場所の1位は「職場」だから、社内恋愛というものを正しく理解するのは、幸せを掴むコツにもなっている。
社会人は出会いの場が減ってしまうので、会社で出会う人でももし素敵な人と出会うなら無理に気持ちを抑えることもない。
そこで今回は、「社内恋愛のメリットとデメリット」をテーマに、付き合う前から別れた後までを考慮して「職場恋愛の良いところと悪いところ」を徹底解説する。
会社に気になる人がいる人もいない人も、ぜひ詳しく読んでみよう。
- 社内恋愛のメリット
- 社内恋愛のメリット① 自分以外の「他人との接し方」や、周りからの「評価」がわかるから、交際相手をよく見極められる
- 社内恋愛のメリット② 恋愛に時間がかかるタイプでも、職場の男性や女性なら、友達状態になりにくいから恋愛に発展させやすい
- 社内恋愛のメリット③ アプローチが苦手な人も、気になる人や好きな人と仲良くなれる
- 社内恋愛のメリット④ 好きな人を誘えない人でも、職場の女性や男性はご飯に誘いやすい(同僚同士での飲み会含む)
- 社内恋愛のメリット⑤ 同じ職場の同僚や先輩や後輩に「キューピット(片思いから付き合うための協力)」をお願いできる
- 社内恋愛のメリット⑥ イケメンや美女じゃなくても、中身で勝負できる
- 社内恋愛のメリット⑦ 職場に好きな人がいると仕事に行くのが楽しくなる
- 社内恋愛のメリット⑧ 同じ職場の人と付き合ったら毎日会えるから、付き合い始めから仲良しカップルになれてデート頻度が高い交際ができる
- 社内恋愛のメリット⑨ 結婚願望がある人にとっては「結婚に発展しやすい」のも魅力
- 社内恋愛のデメリット
- 社内恋愛のデメリット① アプローチしているのがバレると、仕事に身が入ってないと思われる
- 社内恋愛のデメリット② 喧嘩した時や別れた時が気まずい
- 社内恋愛のデメリット③ 職場内恋愛禁止の会社だと転勤させられるリスクがある
- 社内恋愛のデメリット④ 自分の恋愛事情が社内にバレる可能性がある
- 社内恋愛のデメリット⑤ 職場で可愛い彼女やかっこいい彼氏をゲットした場合、ねたまれるリスクや嫉妬されるリスクがある
- 社内恋愛のデメリット⑥ 交際相手を傷つける行動や態度を取ると、バッシングされるリスクがある(別れた後のネガキャンにも注意)
- 社内恋愛のデメリット⑦ 社内恋愛を隠しながら付き合うのが難しい、隠して付き合うのがめんどくさい
- 社内恋愛のデメリット⑧ 仕事ができていない時のストレス
- 実際に社内恋愛する人は、メリットとデメリットを意識しているのか
- 社内恋愛をしたくない「出会いのない人」は
- まとめ
社内恋愛のメリット
出会いの無い人にとって「会社で出会う人」は大切な出会いの一つである。
社内恋愛を排除してしまうと出会いを作るのに特別な努力が必要になるし、そもそも周りの人としか恋愛できない人もいると思う。
当然ながら、社内恋愛には社内恋愛ならではの良さがあるので、「社内恋愛のメリット」を正しく理解しよう。
漠然と「社内恋愛したくない」と思っている人は、じっくり読んで自分の思い込みと向き合ってみれば、また新たな視点で会社の人を見ることができるかもしれない。
自分の会社に恋愛対象になるような人がいるなら、ご縁を確かめてみても良いのではないだろうか。
社内恋愛のメリット① 自分以外の「他人との接し方」や、周りからの「評価」がわかるから、交際相手をよく見極められる
日常的なグループ内での恋愛全般に言えることだが、普段の生活で接する人と恋愛する「社内恋愛」では、相手がどのように社会的な行動を取る人なのかが分かるという大きなメリットがある。
社内恋愛なら、性格や人間性の問題で外れを引く可能性が圧倒的に減る点は、最初に紹介したいメリットだ。
普段のその人を知らない出会いの場合、たとえあなたとの出会いが素敵なものであったとしても、付き合う前に深く知ることはできないため、あなた以外の人へどう接する人なのかがわからず、人となりや性格を客観的に評価ができないデメリットがある。
そうすると、もし付き合ったとして二人の緊張状態が徐々に緩和すると、「ボロが出る」と言うか、普段のその人の性格が合わない場合が出てくる。
社内恋愛以外の恋愛では、深くまで知ることがない内に付き合うことになるから、普段のその人を知らないことが大きなマイナスになる可能性をはらんでいる。
- 社内恋愛=普段のその人の振る舞いが見られるので、人となりが理解しやすい
- 社内恋愛以外=普段のその人の振る舞いは見られないので、人となりまで理解しにくい
職場以外の人と出会いであれば、相手があなたを好きになったり、好意を持ったら、「優しい態度をとる」のがある意味で当たり前になるので、人間性の見極め方はどうしても曖昧になってしまう。
好きじゃない人や、嫌いな人にとる態度がわからないからだ。
でも、社内恋愛では普段のその人を知ることができ、同性や異性の第三者への対応も見られて、相手の性格がかなり具体的にわかるのは恋愛する上で明らかなメリットである。
自分に対する態度や言葉だけでなく、多角的に相手を知れると、失敗の無い恋愛に繋がるのは間違いない。
社内恋愛のメリット② 恋愛に時間がかかるタイプでも、職場の男性や女性なら、友達状態になりにくいから恋愛に発展させやすい
恋愛に時間がかかるタイプの人は、好きな人ができても友達になってしまって、先に進むタイミングを逸する経験が多くなっている。
告白できない人や、気になる人を誘えない人も多いだろう。
しかし、社内恋愛の場合は一定の距離があるから友達になりにくく、知り合い状態からアプローチをきっかけに進んでいく恋愛の形になるため、恋愛に時間がかかるタイプでも恋愛しやすいメリットがある。
会社という組織での人間関係は、仲良くなったとしても同僚や上司・部下として接するため、一歩引いた関係になりやすい。
恋愛に時間がかかるタイプは、職場の男性や女性との間にある距離が、友達になったら先がなくなる「付き合う前の恋愛」では、むしろ好都合だ。
社内恋愛であれば、仲良くなってきてもまだ一歩引いた関係であるため、たとえ時間がかかったとしてもタイミング(意識的にしろ無意識的にしろ)が作れると、一気に恋愛関係が進むことが期待できる。
「会社の人だから」と一歩引いた関係は、恋愛への道を遠ざけているように映るが、お互いに近づきすぎないように努めることが原因になっている部分もあり、アプローチの仕方とタイミング次第で一気に進む関係がある。
会社内で好きな人ができた人は、アプローチする場合に微妙な距離感がデメリットに感じるかもしれないけど、付き合うまで時間がかかるタイプはデメリットだと思う必要はない。むしろ、「友達としか思えない」という関係にあるより、「恋愛対象と考えてなかった会社の人」の方がずっと恋愛成就の可能性は高い。
社内の人だから意識してなかったという人へアプローチすると「意識してもらってから一気に恋愛が進む」ということがしばしば起きるから、奥手な人や恋愛に消極的な人は社内恋愛で恋愛成就の可能性を模索してみよう。
社内恋愛は、最初に「好きになるべき相手ではない」と思ってしまうけど、じっくり関係作りをしていくと、伝わる魅力が多いだけに恋愛に発展しやすい関係性だ。
社内恋愛のメリット③ アプローチが苦手な人も、気になる人や好きな人と仲良くなれる
これも「社内恋愛が進みやすい理由」に当たる部分だが、同じ会社の人で気になる人や好きな人ができた場合、少し努力するだけで日常的な絡みが自然に発生するので、アプローチが苦手な人でも恋愛を進めやすいと言うメリットがある。
社内恋愛だったら、恋愛下手な人も好きな人と仲良くなれるのだ。
社会人の恋愛は、学生の恋愛に輪をかけて「アプローチ下手」が恋愛に失敗しやすい。共通点が少ない傾向が強いため、好きな人との接点を「デート」や「自分からの連絡」で確保していかないといけないからだ。
しかし、社内恋愛であれば強固な共通点がある分、恋愛が苦手な人でも関係性を発展させやすい。ここは、社内恋愛と他の恋愛を比較した場合に大きなメリットになるだろう。
好きになった人と仲良くなるのが苦手な人は下の記事を参考にすれば、職場恋愛だったら仲良くなれる。
社内恋愛のメリット④ 好きな人を誘えない人でも、職場の女性や男性はご飯に誘いやすい(同僚同士での飲み会含む)
社内恋愛は、恋愛が苦手な人もワンチャンある恋愛パターンなのだが、その最大の理由が「職場の男性や女性は食事に誘いやすい」という点だ。
同じ会社の人なら仕事や職場の相談を口実にご飯に誘えるし、打ち上げや親睦会を理由に小規模の飲み会も企画しやすい。
違う職場の人を誘うとなると、個人的な好意がどうしても誘う理由になってしまうので、恋愛が苦手な人にとっては社内恋愛の方がアプローチしやすいというメリットがある。
好きな人や意識する人だと自然に誘えない人や、断られた時のショックが不安で声を掛けられない人は職場恋愛に恋愛成功のきっかけがあるかもしれない。
社内恋愛のメリット⑤ 同じ職場の同僚や先輩や後輩に「キューピット(片思いから付き合うための協力)」をお願いできる
社内恋愛では、好きな人や気になる人と「共通の知り合い」がいる恋愛になるため、恋の応援を得られることがある。
同じ職場の同僚や先輩、後輩や部下にキューピット役をやってもらうことができると、恋愛下手な人でも気になる人との関係が比較的簡単に深められる。
たとえば、「どんなに脈ありっぽい雰囲気でも個人的な誘いができない」という人は、幹事をやってくれそうな同僚に飲み会の企画を持って行って、好きな人を入れて飲みに行くと個人的に親しくなるきっかけが作れる。
キューピットというと、自分が好きな人を打ち明けないと話が進まないイメージがあるけど、単発的に協力を仰ぐこともできるので、実は好きな人との共通の知人がいる恋愛は攻略しやすいという特徴がある。
これも社内恋愛の大きなメリットである。
社内恋愛のメリット⑥ イケメンや美女じゃなくても、中身で勝負できる
先ほどは、「恋愛対象の相手をよく見極められる」という点を社内恋愛のメリットに上げたが、目線を好きな人に移すと「自分の良さを十分にわかってもらえる」という点も社内恋愛のメリットである。
マッチングアプリも含めて、出会いの場からの恋愛は、どうしてもイケメンや美女など「ビジュアルが良い人」が成功する面があり、容姿が良いと言えない人は恋愛弱者になる傾向があるが、職場恋愛では外見より中身を見てもらうことができ、外見以外の自分の良さを十分に伝えられる。
たとえば、社内恋愛の特徴として「仕事ができる人がモテる」という傾向があるし、「人当たりが良い人」や「他人を思いやれる人」も社内恋愛であれば成功する傾向がある。
もし自分がモテないタイプだと思っているなら、社内恋愛に積極的になってみよう。あなたの幸せは意外と身近にあるのかもしれない。
社内恋愛のメリット⑦ 職場に好きな人がいると仕事に行くのが楽しくなる
社内恋愛すると平凡な日常が一気に色づき、楽しく出勤できる。この効果は、実際に社内恋愛すると本当に大きいと感じるはずだ。
社内恋愛の最も一般的なメリットとなっている。
会社に好きな人がいると仕事へのモチベーションになるし、好きな人が日常に存在していることは普段の生活を彩る。
実際に職場に好きな人ができたら仕事の成果も上がるだろう。女性もそうだと思うけれど、男性に取っては「頑張る理由」としてこれ以上のことはないのではないだろうか。
社内恋愛は身近に好きな人がいるところが素敵な点だけど、一日に何度かでも好きな人とコミュニケーションが取れれば、それだけで1日がハッピーになる。
会社にいる時間は人生の中のウエイトが大きい、だからこそこの効果はその分大きくなる。
仕事がつまらない、会社に行くのがしんどいという人は、社内恋愛のメリットをより享受できる人だ。
社内恋愛のメリット⑧ 同じ職場の人と付き合ったら毎日会えるから、付き合い始めから仲良しカップルになれてデート頻度が高い交際ができる
同じ職場に彼氏や彼女ができたら、毎日会える関係なので、付き合い始めの微妙な雰囲気が漂わないで、すぐに仲良しカップルになれるのが大きなメリットだ。
恋愛経験が少ないと、せっかく好きな人と付き合えても付き合いたての時期に気まずい雰囲気になってしまって別れることもあるけど、社内恋愛カップルは関係性が出来上がってることと、日常生活で顔を合わせる関係にあることで、恋愛経験がない人も付き合い始めを軌道に乗せやすい。
恋愛初心者は紹介やアプリで恋人を作るよりも、同じ会社の人と付き合う方が幸せな交際になる確率が高い。
社内恋愛のメリット⑨ 結婚願望がある人にとっては「結婚に発展しやすい」のも魅力
社内恋愛カップルは、遊びの恋愛になりくく、真剣交際が目的の人がほとんどなので、お互いの結婚観が合うと、結婚しやすい。
あなたが結婚願望のある人だったら、「結婚する確率が高い」という点は社内恋愛のメリットだろう。
社内恋愛から付き合うと、付き合う前から2人の間には強い信頼関係ができていることが多いため、結婚するまでの交際期間が短い傾向もあり、お互いが素性を完璧にわかっているので、結婚を意識した交際から本当に結婚するまでの期間が短い。
そこには「交際している内に職場の人に付き合ってるのがバレるから」という理由も大きいだろう。公認カップルみたいになると、周りから「そろそろ結婚しないの?」とか「いつごろ結婚するの?」と質問されることも増えるので、それがきっかけで結婚を意識しやすい面もある。
早く結婚したい人にとっては、職場の女性や男性と付き合うことが最善の策になることもある。アラサーの人や、親から結婚のプレッシャーを受けている人はこのメリットにもぜひ注目してほしい。
社内恋愛を進めていくのにどんなコツがあるか、もし気になる人は次からの「社内恋愛のデメリット」よりも下の記事を読んでみよう。
社内恋愛のデメリット
ここまで社内恋愛のメリットを紹介したが、社内恋愛には当然デメリットもある。
会社で恋愛したくないと考えている人はクリアできるデメリットかどうかと言う視点で読んでみよう。社内恋愛に前向きなあなたは、予備知識をつけて社内恋愛で失敗しないように読んでみてほしい。
社内恋愛のデメリット① アプローチしているのがバレると、仕事に身が入ってないと思われる
社内恋愛をすると、付き合う前は好きになった人に積極的にアプローチしないと関係が進まないため、どうしても好きな人だけ特別扱いしてしまったり、話し込んでしまうことがあり、周りから見ると「仕事に身が入ってない人」と思われるリスクがある。
TPOをわきまえたアプローチをするのは基本だけど、それでも仕事中に話しかけないと親しくなっていくのが難しいため、恋愛と仕事の両立で悩む可能性がある。
紳士的に振る舞っていると、職場恋愛であっても進むはずがないからだ。
恋愛に慣れてないと、特に職場の好きな人と仲良くなった後の接し方で悩むことがあり、調子に乗っていると本当に上司に怒られる展開もあるので、十分な注意が必要だ。
社内恋愛のデメリット② 喧嘩した時や別れた時が気まずい
社内恋愛している二人は「日常的に会える関係」が災いすることもある。
最もイメージしやすい社内恋愛のデメリットは「うまくいってない時に気まずいこと」と「別れた後に気まずいこと」である。これは、普段周りにいる人を好きになった時に必ずと言って良いほど向き合う問題だ。
正直言って、社内恋愛をして気まずくなった場合、一定期間はどうしようもないストレスに苛まれることもあると思う。雰囲気作り、効果的な声掛け、フォローで緩和することもできるのだが、かなり高度なテクニックで、これができる人は恋愛経験豊富な人だけだ。
喧嘩してしまったり、別れたあとは、とにかくスタンスを決めてその一定期間をマネージメントしていくしかない。
つまり、完全に「会社の人とのコミュニケーションだ」と割り切っていくのか、元々の仲の良い状態(上辺だけでも)に持っていくのかを決めて、表面的な意味だけでも仕事に差し支えない関係を作ることで何とかこのデメリットを克服する。
相手も会社は大事な場所だから、仕事に支障の出る関係は望んでいないことを信じるのみだ。付き合いはじめにこういったことを少し話しておくとうまくできることがあるので、「喧嘩しても仕事には影響しないように頑張ろう」くらいの話は付き合う前にしておくといい。
お互いの人間性が試させる機会かもしれない。恋愛経験がない人、少ない人は特に対処が難しいため、イメージしておくと「いざ」って時に対応できるだろう。
社内恋愛のデメリット③ 職場内恋愛禁止の会社だと転勤させられるリスクがある
あなたの職場がもし社内恋愛禁止・職場恋愛禁止の会社だった場合、付き合ったことがバレるとどっちかが転勤させられる可能性があるのもデメリットだ。
多くの企業は社内恋愛カップルの取り扱い方を暗黙のルールで管理していることが多いので、もし社内で好きな人ができたら自分の会社がどういう対応をするか、事前に先輩にそれとなく聞いておくと良い。
社内恋愛を奨励している会社もあるし、付き合ってることが分かってもそっとしておく企業もあるのだが、周りへの影響を踏まえて転勤させる措置をとるところは多いので注意しよう。
社内恋愛のデメリット④ 自分の恋愛事情が社内にバレる可能性がある
社内恋愛すると、自分の恋愛的な趣味や好きな人にとる態度などが周りにバレるリスクがあり、それが原因で「恥ずかしいから社内恋愛できない」と思ってしまうタイプがいる。
片思いならそこまでこのデメリットが顕在化しないけど、社内恋愛から付き合うと「相手」の問題で自分の恋愛事情がもろバレになることがあるから注意しよう。
私の社内恋愛の経験では、彼女があまり周りに自分の恋愛を話すタイプではなかったので問題なかったが、女性の中には「自分たちが付き合っていることを秘密にする約束」をしていても、ついつい自分の恋愛話をしてしまう人がそれなりの割合で存在する。男性の中にもいるだろうから、致し方ない問題かもしれない。
自分の恋愛事情が会社の人にバレる可能性があることは、社内恋愛の大きなデメリットである。
実際に友人がしていた社内恋愛ではそれで苦労していたし、同じ支店の女性に自分の彼女が色々報告してしまって、プライベートが筒抜けだと嘆いていたことも思い出される。あなたも選ぶ相手を間違えると、社内恋愛ではかなり恥ずかしい思いをする可能性がある。
社内恋愛では相手のことをよく知れる恋愛の形なので、相手のタイプをよく知って、恋愛する相手は慎重に選ぶべきだ。リスクが顕在化したときのデメリットはかなり大きいから、口が堅いかどうかは一つ恋愛する上で判断ポイントになる部分である。
ただ、それは恋愛の話であるが故に、友人関係の頃にすべて把握できない傾向がある。
その点で自分のことを周りに言うタイプか否かはギャンブル的な側面を持っており、デメリットの大きさが計りにくいという特徴がある。
社内恋愛のデメリット⑤ 職場で可愛い彼女やかっこいい彼氏をゲットした場合、ねたまれるリスクや嫉妬されるリスクがある
社内恋愛で付き合う相手がもし職場のヒロイン、ヒーロー的な存在だった場合、結構あからさまに妬まれたり、嫉妬で意地悪されたりするのも社内恋愛のデメリットだ。
職場で好きな人ができると、多くの場合でその相手が人気のある人だったり、社内でも目立つ存在だったりするけど、そういう人はアプローチしないまでも密かにお気に入りの人に設定している潜在的ライバルがそこそこいる。
うまくアプローチして付き合うと、社内の人から冷やかされたり、噂されるのはある意味で仕方ないが、妬まれると陰口を言われることがあるので注意しよう。
人の嫉妬は本当に怖いから、「見せつけるような態度」は取らないようにしないと、意外と周りには2人の交際が面白くないと思ってる人がいる。
社内恋愛のデメリット⑥ 交際相手を傷つける行動や態度を取ると、バッシングされるリスクがある(別れた後のネガキャンにも注意)
社内恋愛カップルは基本的に隠れて付き合うことが多いけど、あなたが恋人にひどいことをしてしまったり、過度に傷つける言葉を言ってしまうと、「相談」をきっかけに相手の周りからバッシングを受けるリスクがある。
職場で付き合ってると真剣交際が多いと言ったが、社内恋愛カップルは真剣に付き合わないと社内で悪い噂が回ってしまうデメリットがある点も大きく関係している。
たとえば、「浮気で別れた」という社内恋愛カップルは、別れた相手と気まずくなるだけに留まらず、相手側と仲がいい人とまで気まずい関係になってしまうことがよくある。
さらにこのポイントで難しい問題が、別れた後に豹変してしまう人がいることである。ネガティブキャンペーンを張られてしまうこと(※悪い噂をどんどん言われること)もある。
学生の頃、付き合っていた彼女と別れた後で、一つのグループから大バッシングを食らった体験をした人もいることだろう。
女性は共感を主とする付き合いを好むから、別れた後のグチがエスカレートして社内の地位が不味くなる可能性は、男性が認識しておいた方がいいデメリットだ。
社内恋愛をするなら、恋愛を持ち込むべきか迷う場所だからこそ相手をなるべく深くまで知ってから付き合うとデメリットが軽減できるだろう。
社内恋愛のデメリット⑦ 社内恋愛を隠しながら付き合うのが難しい、隠して付き合うのがめんどくさい
社内恋愛は周りに隠して付き合う場合がほとんどだが、付き合いが長くなるにつれて「隠しきること」はどんどん難しくなっていく。
二人の雰囲気も恋愛の空気が出てしまうし、だからと言って正直に言えない職場が多いので、お互いにストレスを抱えやすい部分だ。
これが末期化すると「社内恋愛カップルは近場で気軽にデートできない」という人もいるし、「職場に付き合ってる人がいることをどの程度オープンにするか」など、ここら辺で価値観が合わない場合も出てきてしまうのは社内恋愛のデメリットになる。
オープンにした場合でも影で色々言われたり、周りの目が気になることも多くて、解決しにくい問題であるのが頭の痛いところ。様々な点で価値観の合う人と付き合うのが社内恋愛成功のコツともなってくる。
社内恋愛のデメリット⑧ 仕事ができていない時のストレス
誰だって好きな人の前で素敵な自分でいたい。でも、誰だって仕事ができなければ、会社では怒られることになる。
この二つの関係は、社内恋愛すると悩みに変わるかもしれない。
会社で色々怒られたり変な理屈の説教を食らったりすることを、生活のためだと思って、又は他の理由でも、割り切って仕事をしているのは社会人として当たり前だ。
給与をもらう以上、仕事ができなくて、さらには失敗して「ドンマイドンマイ」で済まないのは当たり前であると理解していて、利益が出なければ会社は立ち行かないし、生活を支えている給与の源泉は綺麗事を言っても最終的には社員全員の仕事の成果であることを認識している。
覚悟のようなものをつけて会社に通っている人も営業職などでは少なくないだろう。
そんな前提を踏まえると、一歩会社を出れば切り替えてプライベートを楽しんでまた仕事に戻っていくサイクルに、社内恋愛はあまり相性が良くない。
会社のグチを恋人が具体的にわかってくれる点はメリットに当たるが、あまりグチるのが好きではない人に取っては会社の人と付き合うのが「切り替え」の点でデメリットに感じるだろう。
これから付き合いたい女性がいる中で、仕事で失敗して上司に怒鳴られている姿はかなりキツイし、自分だって自分の仕事をきっちりこなしたいと思っているので、怒られるだけでストレスを感じてる。さらに、もし恋愛事情が輪をかけてくるとすれば、そのストレスは倍増することがある。
仕事が上手くいかずに生活全般が何となく精彩を欠く中で、恋愛にまでそれが影響していくことはなかなか辛いので、社内恋愛のデメリットとして覚悟する必要があるだろう。したがって、社内恋愛に向かない人がいることも事実である。
仕事と恋愛が、社内恋愛の場合はより強固に結ぶつくので、その点も一度考えてから社内恋愛に踏み切るほうが後悔がない。
実際に社内恋愛する人は、メリットとデメリットを意識しているのか
では、実際に社内恋愛する人は「社内恋愛のメリットとデメリットを意識しているか」という点についてだが、これに関しては「全く意識していない」ということはほとんどなかった。
自分の生活の基盤で恋愛するので、好きな人ができた時、又は社内の誰かと付き合うことに悩む時は、メリットとデメリットの両面を考慮しながら複雑な気持ちを抱えている人が多かった。
もちろん、私もその内の一人である。
しかし、もう一方で、社内恋愛に踏み切る人は、相手のことをきちんと好きになっていたという点はすごく印象的な事実である。適当な気持ちで付き合う人はほとんどいない。真剣な恋愛であったのは、ほぼ全員に言える共通点だった。
もし、あなたが社内恋愛するべきかしないべきかに悩む場合は、デメリットを気にしなくなるくらい好きになる状態になるまで待つのが有力な選択肢になるかと思う。
職場恋愛の場合、「付き合ってみようかな」という付き合い方に反対の立場を取るのは、やはりデメリットが顕在化してしまった人を見ているからだ。
人となりの深くまで知ることができる「社内恋愛」では、失敗の恋愛が少ない傾向がある一方で、「どんな恋愛も綺麗に終われることは稀である」との事実もあるため、多少ゆっくり目の恋愛を意識すると、後悔がない選択をできると思う。
社内恋愛をしたくない「出会いのない人」は
社内恋愛のメリットとデメリットをまとめてきたが、ここまでを読んであなたは社内恋愛をしたいと思っただろうか、それとも社内恋愛はしたくないと思っただろうか。
社内恋愛をしたくない人、社内恋愛を避けたい人は、出会いの減る社会人以降は「恋愛環境が悪い」と言わざるを得ない。合コンや紹介も社会人になると減っていく傾向があるため、彼氏がいない・彼女がいない人は早めに行動を起こすことをおすすめする。
20代前半ならいろいろな出会いがあるが、30代になると結婚した人ばかりになって恋愛する相手すら見つからなくなる人がいるのも事実だ。早めに対処することで一歩でも幸せに近づく人もいると思うので、頑張る時期を見誤らないようにしよう。
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まとめ
今回は「社内恋愛のメリットとデメリット」を解説し、最後は出会いがない社会人の解決方法まで触れていった。
特に社内恋愛のデメリットで挙げたことは事前に対応を考えてから恋愛していくことを勧める。
社内恋愛は、確かにリスクが大きい恋愛ではある。
しかし、それを越えて想いが通じ合えれば、関係が近いだけに楽しい生活になるのは間違いないと思う。良い社内恋愛をして、幸せに毎日を送ってほしい。
関連記事:
社内恋愛の脈ありサインと脈なしサインについては下の記事で詳しく解説している。
社内恋愛で片思いする時に気を付けないといけないことについては下の記事が参考になるはずだ。
社内恋愛のイメージが具体化しない人は下の記事を読んでみよう。社内恋愛のきっかけについてまとめている。