彼氏や彼女とのケンカでは、自分が思った以上に感情的になってしまったり、好きな人が相手だからこその失敗が多い。
カップルのケンカは原因が重いものもあるので、友達とのケンカとはまた違った面があるだろう。時には全く思っていなかった言葉さえ口から出ていくことがある。
しかし、どれだけ長続きしているカップルでも、ケンカがないカップルはいないし、仲直りの方法へつなげることができれば、より仲の良いカップルに成長していくことも可能だ。
そこで今回は、彼女や彼氏とケンカしてしまった時にやってはいけない7つのことについて解説していきたい。ケンカが付き物であるお付き合いは、この「ケンカしたときにやってはいけないこと」が守れるかどうかが大事であるため、参考にしてみてほしい。
喧嘩を上手く乗り越えていけるようになろう。
相手の関係者にケンカの内容をグチる
ケンカの内容が重い時ほど色々な人に相談したいと思うことがあるし、好きな人とケンカしたわけだからグチも言いたいと思うけれど、彼女・彼氏の関係者にケンカの内容を話すのは控えよう。
ケンカの内容によっては、完全に相手が悪いと思うものがあって、そんな時ほど強いストレスを感じるし、自分に非が無いからこそ誰かに話すことに罪悪感を覚えないと思うが、相手からしたらその行為は完全に影で悪口を言われている状態だ。
しかも付き合いの中で発生した事案は恋愛に絡む超個人的な問題である。
口が軽い人とのお付き合いを拒む人は多い点からも、「ケンカの後にやってはいけないこと」である。
「私(俺)だけ」という考え方
ケンカの最中では視点が自分に寄り過ぎるのは仕方がないが、ケンカ後も「私だけ〇〇」「俺だけ〇〇」と言った形で考え続けるのはやめよう。
ケンカの原因によっては本当にそうなっていることも多いと思うが、相手は相手であなたのために努力していることがあるはず。
「自分だけ」って考え方でケンカを捉えると、相手との敵対関係がよりはっきりしてしまって間違った考え方をし易い。
相手の性格もあるので、冷静に考えて一度頭を冷やしたら、思いやりを持って「二人のこと」を考えよう。
「もういい」と拒絶する
ケンカした時は冷静でないからキツイ一言も度々飛び出す。
これだって仕方がないのだが、相手を無条件に拒絶してしまうのはやめよう。
たとえ別れたいと思っても、ケンカ中のヒートアップした時には判断するべきではない。
冷静に考えても別れたいと思うなら全く別の話になってくるが、もし自分が冷静でないと感じるなら時間を置くように相手を促す方が良い対応になる。
売り言葉に買い言葉で思わぬ方向へ話が発展すると、取り返しのつかない展開になってしまうことがある。
カップルのケンカはお互いに恋愛感情が絡むから発展したときはとにかく冷静になってから色々考えることが大切。拒絶して気まずくなるとお互いに近寄りにくくなるため、気を付けたいポイントである。
「どうせ…」と相手をネガティブに考える
ケンカの仲直りをしようと相手が謝ってきた時、「どうせ…」と全てをネガティブに捉えてしまうのはやめよう。
深い考えを聞きたくて発せられることもある言葉だが、向き合うことを諦めたように映るし、もし相手が色々考えていたとしても、それ以前の段階で否定されているように感じる。
普段の態度や繰り返されたことでケンカになってしまった時は、つい「どうせ…」と考えてしまいがちだが、相手の言葉をまずは聞く態度が望ましい。
どこが嫌だったかを自分から話すよりも、相手が自ら気付いてほしいと思うものだが、「どうせ…」と期待できない場合は、具体的な言葉にする方が結局のところ上手く行く。
問題になることが多いことなら、「どうせ…」と言う前に言葉にしてしまう方がいいかもしれない。ケンカした時はあきらめたくなる気持ちにもなるけど、その気持ちを表現してしまうと途端に空気が冷めていく。最低限我慢したいのは「向き合わない態度を強く表現すること」なので、どんな時も気を付けるようにしてほしい。
浮気で憂さ晴らし
一時的な感情で憂さ晴らしのために浮気を考えることもあるけど、ケンカした後の浮気がバレると致命傷になる場合が多い。
別れると決めたなら止めないが、そうではないなら別の問題を自ら作ることにもなり兼ねないから気を付けよう。
たまにタイミングの良い人が現れたりもするので、そんな時ほどゴタゴタを抱えないように自制した方がいいかと思う。ケンカのあとは気持ちが動きやすい状態になるため、自制しないと大切なものを失う結果になることも多いのである。
相手の浮気絡みが原因でケンカした時ほどこんな発想が浮かぶけど、「浮気してやる!」という発想と実際の行動を起こすまでにはそれなりの壁があるので、せめてその壁の前で一度立ち止まって考えよう。
もちろん、既に見切っているならこの限りではない。
返信がないのに自分のメールの話を進めてしまう
ケンカの後に連絡を取る時は、よくタイミングがずれる。
謝るメールを入れたり、話したい旨のメールをしたりすることがあると思うけど、返信がない場合、勝手に自分で相手の気持ちをネガティブに想像してメールの話を進めてしまうのはよそう。追撃LINEなどは、一気に相手が引く可能性を持っている。
ケンカ後にどんな気持ちになっているかはその本人しか分からない。
無視されたような格好になればどうしてもその意味をネガティブに捉えてしまうけど、勝手に話をどんどん進めてしまうと当初の目的(=仲直りしたい)を見失って、自ら話をややこしくしてしまう。
そういうメールを送りたくなった時は、1日時間を置こう。
相手が冷静になろうとしていたり、怒りを抑えようとしているときに追撃でメッセージが来ると火に油を注ぐことにもなる。ケンカ後は、タイミングがずれることを念頭に置いておくべきである。
「別れる!」と言って気持ちを試さない
ケンカした時は、すぐに極論を出してしまうのはよそう。
「別れたい!」と思ったとしても、その原因がケンカであったなら、冷静になった時に後悔する場合も多い。ケンカ別れは最悪な別れ方の一つだから、後悔する前に止めたいところである。
特に、まだケンカしたことについて話している段階だった時などは、相手の気持ちが分からなくなって試したくなることがある。しかし、自分が冷静でない時は相手も同じ状況であり、多くの場合で期待した言葉が返って来ない。
気持ちを試したくなるような時は相手も同じような気持ちになっているはずなので、極論を持ちだして相手の気持ちを試すようなことはしないことだ。あなたの言葉がケンカ中の恋人に刺さって話が進む場合があるため、お互いに好き同士でも別れてしまいやすい。
自分のためにも相手のためにも、ケンカした時にやってはいけないことである
ケンカによって試されているのは二人の絆であって、想い合う気持ちの方である。
まとめ
今回は彼女や彼氏とケンカしてしまった時にやってはいけないことを7つのトピックで紹介した。
カップルのケンカと言っても一つ一つで大小様々だし、原因によっても変わってくることが多いと思うが、なるべく共通すると思われることで7つピックアップしてみた。
ケンカする前やケンカ中の失敗は、彼女や彼氏との付き合いで必ず発生してしまうもの。
お互いが自分らしくいたからこそ起きるものでもあるから、その後の対処がすごく大事だ。
後悔しないように、問題が解決できるように、対処をしよう。
仲直りの方法は下の記事で詳しく書いているので参考に。

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