距離を置いた後の戻り方、話し合いの仕方を徹底解説!距離を置いた結果の成功例と失敗例

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恋人と距離を置いたけど意味がなかったと感じる人に差し出す手のイメージ画像。

カップルがうまくいかなくなった時は「距離を置く」という対処法が効果を発揮することがあるが、戻り方が悪いと「距離を置いても意味がなかった」「距離を置いた後にうまくいかなくなった」ということが起こる。

中には、「距離を置いても好きかわからない」「距離を置いても変わらない」と思ってしまうこともある。

私は何度か彼女と距離を置くことでもう一度仲良く付き合うことに成功した経験をしているけど、カップルはただ距離を置くだけでまた仲良く付き合っていけるわけじゃないことも経験の中で知った。

せっかく二人が上手く行くためにと思って辛い選択である「恋人と距離を置く」って具体的な行動を取っているのに、「意味がなかった」なんて悲しすぎる。

そこで今回は、「恋人と距離を置いたのに意味がなかった…」とならないように、「恋人と距離を置いた時の戻り方」を経験者の立場から解説しよう。

距離を置いて戻った経験から学んだことや、ポイントになるところをしっかり分かりやすく解説する。

彼氏や彼女と距離置いたあと、もう一度仲の良いカップルに戻りたいなら参考にしてみてほしい。

記事後半では、「彼氏や彼女と距離を置いた結果の失敗例と成功例」「距離を置いても好きかわからない状態になったらどうするべきか」「距離を置いた後に気まずい雰囲気になったらどうするべきか」についても、それぞれ見出しを設けて詳しく解説している。

  1. 距離を置いたあとの戻り方は、適切な準備と心構えが必要
    1. 彼氏や彼女と距離を置いたあとは、「自分の問題」と向き合ってから戻り方や話し合いを実践する
    2. 距離を置いたカップルは、自分達が別れるかもしれないと思って対処することが重要
  2. 距離を置いた後の話し合いが失敗する理由と原因
    1. 距離を置いた後の話し合いで相手のせいにすると、「じゃあ、あなたはどうなの?」と言われて喧嘩になるだけ
    2. 距離を置いたあとの話し合いでは「自分がどうだったか」「二人がどうすればうまくいったか」を最初に話すこと
  3. 距離を置いてから再会する時に注意することとは?
    1. 距離を置いた効果を最大化させるには、緊張感のある話し合いをすることが大事
    2. 距離を置いた後の話し合いは、本題から入る
  4. 間違っている “距離を置いた後の戻り方” の典型例
    1. 距離を置いた後「愛情の確認だけで終わる戻り方をする」のは間違い
    2. 距離を置いた後「意見の不一致を恐れて核心に触れない戻り方」は間違い
    3. どんな理由で距離を置いたにせよ、「自分の反省を語らない戻り方」は間違い
  5. 距離を置いても意味がなかったと思う戻り方をしてしまった場合の対処法
    1. 距離を置いた意味がなかったと思っても、もう一度距離を置く対処法はしない
    2. 距離を置いた後の話し合いに失敗したら、仕切り直しの話し合いをする
    3. 距離を置いた後にうまくいかない場合は「今の状態が続くと別れる」ということを覚悟すると、本当の意味で相手のために頑張れる
  6. 距離を置いたカップルの成功例:彼氏や彼女と距離を置いた結果、うまくいくカップルとはどんなカップル?
    1. 距離を置いた時に最も多い成功例は、二人とも「失いたくない」と思って、二人で同時に上手くいくように努力を始めるパターン
    2. 距離を置くことですれ違いを解消できたパターン
  7. 距離を置いても好きかわからない状態になったらどうするべきか
  8. 距離を置いた後に気まずい雰囲気になったらどうするべきか
  9. まとめ

距離を置いたあとの戻り方は、適切な準備と心構えが必要

カップルが距離を置くことに一般的な意味があったとしても、あなたに取って「どんな意味で彼氏や彼女と距離を置くのか」はそれぞれだ。

恋人同士が距離を置く意味はいくつか理由があるし、もっと個別具体的に考えるべきことがある。

それが分かってない状況で「距離を置いたあとの戻り方」を上手く行おうとしても失敗するので、最初に「距離を置くことになった自分たちの問題点」をしっかり把握する必要がある。

彼氏と距離を置く、彼女と距離を置く意味は、自分自身が設定するべきもので、それが解決できたからこそ、もしくは解決できる見込みが立ったからこそ、元に戻る。

恋人から距離を置いた後は、ただ時間が過ぎる中で起こる変化に期待するだけにならず、自分の気持ちや問題について向き合う時間を作ってみよう。

そして、それが解決できる糸口を探ってみよう。

彼氏や彼女と距離を置いたあとは、「自分の問題」と向き合ってから戻り方や話し合いを実践する

カップルは近い距離で付き合うのだから、必ず「相手のせいにできること(相手のせいにしてしまうこと)」がある。

しかし、それを考えている内は「二人で解決する」ということができない。

したがって、カップルが距離を置いた時は、まず “自分” と向き合うことがすごく大事だ。下の4つをしっかり考えて、あなたなりの答えを出した上で「戻り方」や「話し合い」を実践する。

距離を置いた後に考えるべきこと

  • 何で距離を置く?
  • その期間の意味は?
  • 戻る時の理想の状態は?
  • また付き合うことになったら今の自分に何ができる?

彼氏や彼女と距離を置く時は、また幸せに付き合うためにつらい選択をしている。

距離を置いたことに自分から意味を与えようとしないと「時間が解決する」って祈りに似た感情に身を任せることになる。

そうなれば、カップルが距離を置くことにデメリットがある以上、副作用で恋愛が壊れてしまう可能性すらあることも合わせて理解しよう。

距離を置く理由についてより深く知りたい人は、過去記事「恋人と距離を置く理由や意味~何で距離を置こうって思う気持ちになるの?」でも確認してほしい。

距離を置いたカップルは、自分達が別れるかもしれないと思って対処することが重要

「距離を置いた意味」を深く考えると、おそらく多くの人が「距離を置いた後に戻ろうとしても別れるかもしれない」と不安や心配が出てくると思う。

でも、その気持ちが距離を置いたあとの戻り方に適度な緊張感と真剣さを加えるから、正しい工程を踏んでいると思ってほしい。

カップルが距離を置くということは、その期間の中で「別れるか付き合い続けるか考える意味」も含まれている。だからこそ、戻り方に成功した際にもう一度付き合い始めのような雰囲気に戻れることがある。

そもそもカップルは、どんな時も「向き合うこと」が理想だ。お互いに自分の頭の中で相手のことを考えるから、コミュニケーションがなくなればどうしたって他人と付き合ってる以上すれ違う。愛情だけでは通じ合えないのがカップルである。

それでも、二人が距離を置いた経緯があったわけで、「一度距離を置くしかない」と思ったのであれば、戻る時は距離を置く前に存在した色々な問題を解決できなければ「距離を置いた意味がなかった」という結果になってしまう。

特にカップルはほぼゼロ距離で付き合うから、その近さがすれ違いを誘発する。彼氏や彼女に「分かっているだろう」って思ってしまうからだ。

カップルのすれ違いが起きる理由と別れる時期~見えない気持ちと矛盾する人の行動
恋愛という視点で男女を見ると、「男と女は全く違う生き物」だと思うくらい、本当に違った恋愛観を持っている。 だからこそ起こるのが「カップルのすれ違い」だ。 カップルは異性同士だからこそ気持ちのすれ違いを完全に避けることができず、彼氏と

すれ違いに気付いても気付かない振りして時間を送ってしまうと、カップルは距離を置かないと元に戻れないまで関係が悪化してしまうが、その後に話し合いをするなら普段とは違う緊張感と真剣さが必要だ。

好きだから言えないことがあったり、不安が現実になるのが怖くて言えなかったり、喧嘩したくなくて言えなかったり、恋愛特有の問題も絡むけど、距離を置いたあとの戻り方は、「なぜ素直にならないといけないのか(※答え=戻り方を間違えると別れるから)」を心の底から分かっていれば、適切な話し合いの仕方ができる。

距離を置いた後の話し合いが失敗する理由と原因

距離を置いたあとの話し合いに失敗した女子

距離を置いた後の戻り方では「話し合いの仕方」がすごく大きなポイントになっているが、距離を置くくらいこじれた関係には必ずカップル内に悪循環が発生している。

お互いが “相手” に不満を持ち合うと、向き合えなくなった後はお互いがお互いのせいにしてしまうことが本当に増える。これが、別れる前に喧嘩が増える理由にもなっている。

距離を置いた後の話し合いでは、相手のせいにしないで、二人が上手くいくために話すことが重要だ。

距離を置いた後の話し合いを失敗したくないなら、「あなたは!」ではなく、「私たちは」と考えなくちゃいけない。

距離を置いた後の話し合いで相手のせいにすると、「じゃあ、あなたはどうなの?」と言われて喧嘩になるだけ

距離を置いた後の話し合いでは、相手のせいにする話し合いの仕方がNGだ。

2人がそれぞれで自分の気持ちと行動や態度と向き合うために距離を置いたのに、どちらかが「あなたが悪い」という話をすれば、「あなたは良いの?距離を置いたのに自分は悪くないと思ったの?」と思われ、売り言葉に買い言葉で喧嘩になるだけだ。もしくは、極端に落胆される。

付き合っている人がいるなら、誰でも恋人に言いたいこと、考えてほしいことがある。もちろん、あなたの彼氏や彼女にもそれがある。

距離を置く時というのは自分に原因があると思うこともないわけじゃないし、「お互い様」ということも多いのだけど、2人が2人とも反省するからこそ戻った時に仲良しカップルに戻れる。

距離を置いた後は相手に言いたいことが出てくることもあるけど、必ず先に自分の反省の気持ち、改めたいと思ってること、相手への愛情を伝えるべきで、どんな立場で距離を置いたにしても「ちょっとは反省できた?」という態度で臨むべきではない。

二人でもう一度仲良しだった頃に戻りたいと思って距離を置くとき、「相手」に期待するならお互いがそうなってしまい、距離を置く意味がなくなる。

「じゃあ、あなたは?」って責められて、距離を置く前と同じことが、距離を置いたそのあとにやってきてしまうのである。

距離を置いたあとの話し合いでは「自分がどうだったか」「二人がどうすればうまくいったか」を最初に話すこと

距離を置くならお互いがまず「自分がどうなっていたのか」「自分はどうすれば二人が幸せに一緒にいることができたのか」を考えて反省を言い合わない限り、なかなか距離を置く効果が感じられない。

禅問答のようだけど、「距離を置いた意味がなかった」と思う人は、そう思ったから本当に距離を置く意味がなくなってしまっている。「辛かったけど距離を置いて良かったな」と思わない限り、そう思える話し合いをしない限り、距離を置くほどこじれたカップルは元に戻れることはないのである。

それだけこじれてしまっている時が距離を置きたいと思う時だから、せっかく仕切り直そうとするのに相手への期待が自分の反省を上回ると残念な結果となる

距離を置いた後の話し合いは、まず「自分の行いを反省する言葉」からはじめて、「二人はどうするべきか」を話すようにしよう。

距離を置いてから再会する時に注意することとは?

恋人同士というのは、普段一緒にいる時間が長く、密接に関わり合う中でお互いをすごく近い距離に感じている。

たとえば、遠距離恋愛の二人が2ヶ月ぶりに会うと、どうしても最初に緊張してしまったりするものだ。

すぐに相手の “らしさ” に触れてその緊張は適度なものとなるけれど、待ち合わせの瞬間はちょっとよそよそしい感じになることもしばしばである。

距離を置いた後はこんな遠距離恋愛と似たような状況を作り出すところがあって、「近すぎる距離感」を一度リセットする意味があるので、再会する時は多少の緊張感が良い方向に作用する。

距離を置くことの効果として大きいのが「もう一度緊張感を持てること」なのだけど、再会する際はそれを絶対に大事にしないといけない。

距離を置いた効果を最大化させるには、緊張感のある話し合いをすることが大事

距離を置いた後は、緊張感が持てるからこそ、今までのことを整理して2人の間に起きていた問題の解決を図ったり、すれ違いを解消できる。

距離を置くことでできた「時間」が二人のわだかまりを解くわけじゃない。そういった効果を感じることはあるけれど、もし時間が解決するならその効果は一時的なものとなる。

距離を置くほどこじれたカップルは、きちんと向き合って話し合うことが不可欠だ。

距離を置いた後、緊張感があって嫌な雰囲気を感じたとしても、それで向き合える環境になったと捉えるようにしよう。

カップルが仲良く付き合っていくには、お互いが考えていることや感じていることに気遣い合って、お互いが上手く行くように振舞う必要がある。努力し合わない限り、他人と他人は上手く行かない。付き合いはじめにお互いが気遣いを自然にできるのは「付き合えた幸せが勝るから」だ。

しかし、カップルはお互いの存在に慣れると「分かってくれるだろう」とか「何であなたは…」となってしまう。その結果、距離を置くしかなくなることもあるのだが、再会した時の緊張感を簡単に解いてしまうと、距離を置く前と同じ雰囲気になってしまう。

確かに、距離を置いた後は元に戻るか別れるか判断し直す意味もあって不安も大きいのだが、だからと言ってせっかく付き合い始めのような緊張感が生まれたのに簡単に解いてしまうと、もう一度真剣に向き合う機会を失う。

そんな展開にならないように、距離を置いた後は2人の間に緊張感が残ってる状態で話し合いをするようにしよう。

距離を置いた後の話し合いは、本題から入る

距離を置いた後に再会する際は、穏やかな雰囲気にしながらも、きちんと本題の話から入るのがポイントだ。

緊張すると顔がこわばるから、別に別れるつもりがないなら意識的に表情を柔らかくするようにしよう。それでも十分に必要な緊張感を担保できる。

「元気にしてた?」くらいの導入の言葉は相手を気遣う言葉として賛成できるが、笑い話をする必要はない。いきなり本題に入るのは勇気がいることだと思うけど、なんとなく戻るようなことがないように、二人が考えたことを合わせるように会話をしよう。

元に戻る約束をした後でも真剣な話し合いができるケースもあるけど、できたら結論を言いながらも、最初の話しの中で伝えるべきことを伝えてしまう方がいい。恋人が最も集中してあなたの話を聞いてるシチュエーションだかだ。

カップルは基本的に信頼し合わないと話し合いができない。その信頼とは、つまり恋人から向けられる自分への愛情だ。カップルは二人が想い合う関係だから「付き合う」という状態を続けているし、心の奥にある素直な言葉も伝えられる。

距離を置いた後は相手からの気持ちに不安を覚えるし、自分だって多少の揺らぎが合ったり様々だけど、再会するときは信じてあげることが何より重要になる。信じれば、二人に必要な話が、必要な熱量でできる。

その状態を作るためにも「二人は距離を置いた」と思って、あなたの考えてたこと、思っていたことを真剣に話してみよう。

距離を置いた彼氏や彼女と会ったら、すぐに必要な話をする。緊張を解くのはその後である。

間違っている “距離を置いた後の戻り方” の典型例

距離を置く時の戻り方に失敗したカップル

恋人と距離を置いたのに意味がなかったと感じるのは間違った戻り方をしたからだ。

では、どんな戻り方をすると間違いなのだろう?

このパートでは、距離を置いた後の間違っている戻り方の典型例を解説する。

距離を置いた後「愛情の確認だけで終わる戻り方をする」のは間違い

距離を置く意味は決して1つではない。せっかく辛い選択をしたなら、根本解決に近い解答を二人で見つけたい

距離を置いた後はカップルの絶対条件である「好き同士」が未確認の状態に近くなるため、「まだ好きか」「距離を置いたら冷めてないか」を確認するように話し合うのは悪くないのだが、「距離を置いた後でも好き同士であることを確認するだけ」で終わるならどうしても同じことを繰り返す可能性を残すことになる。

本来、カップルは距離を置かなくても問題の解決ができる人間関係である。だからこそ距離を置くにまで至った二人の状態の悪さと向き合うべきで、愛情の確認ができたなら二人の目標は一致することになるのだから、「どうしたらいいんだろう?」という部分に答えを出す話し合いをメインにしないといけない。

距離を置いても好き同士のままだったことは、未来に明るい希望だけど、根本的な問題に解決が図られないなら、きっとまた同じことが起こる。もし現実になったら、その時は距離を置く判断ではなく、別れる判断がされるだろう。人は同じ失敗をしないように生きてるから、距離を置いてからしばらくは2回目の距離を置く判断をするカップルは少ない。

距離を置いた後の話し合いは険悪な雰囲気になったり、お互いに無言になってしまうこともあるのだけど、再会した時に「別れたい」「別れよう」という話にならなかったのなら、あなたも彼氏・彼女もまだ別れたくないと思っている。

同じ気持ちでいるなら多少気まずい雰囲気になっても2人で答えを出す話し合いができる状態だから、ぜひ不安や心配に負けないで2人の本質的な問題についてきちんと話し合おう。

愛情の確認だけに終わって元に戻ると、およそ1ヶ月くらいで距離を置いた意味がなくなる。また喧嘩が増えてきたり、うまくいかなくなってしまうので、注意してほしい。

うまくいってないカップルなのに「好きだったらどうにかなる」と思う人へ~カップルは好き同士でも別れる、まだ何とかなる内に対処するのが大切
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距離を置いた後「意見の不一致を恐れて核心に触れない戻り方」は間違い

カップルはお互い好き同士でも考え方や価値観が合わない場合も少なくない。我慢はやがて限界を迎えて、それが原因で距離を置く選択肢を選ぶこともある。

しかし、ストレスを処理するだけで戻ることは間違いだ。

距離を置くと、その期間の中でストレスが発散できたり、精神的な余裕が持てるようになるけど、意見の不一致を恐れるがあまり「距離を置きたくなるほどのストレスの原因」について話し合えないのは、明らかに間違った戻り方だ。

彼氏や彼女に嫌われるのが怖かったり、本当は2人の問題なのに「自分が我慢すればいい」と思って穏便に元に戻ろうとする人がいるけど、根本原因が何も解決されてない戻り方をすると、近い将来また限界を迎えることが必然になってしまう。

カップルは二人で間を取るように答えを出さないといけないこともある。核心に触れないまま、なあなあで戻るとまた同じ問題でもめることになる。

距離を置いてから戻る時は、彼氏や彼女に自分の意見をきちんと話し、相手からもきちんと話を聞くようにしよう。

たとえそこで具体的な解決策が見つからないまま戻ったとしても、お互いの気持ちを語り合った効果が出てくる。

距離を置いた後は、カップルがお互いに相手の気持ちに疑心暗鬼になっているから、その分お互いの言葉が響きやすい状態になっている。その状態の意見交換は絶対に大切にするべきだ。

戻った後でいくら「また話し合いたい」と思っても、再会した時の緊張感はもう戻ってこないから、再会した直後の話し合いが本当に大切になる。

もし2人でお互いの気持ちを大切にし合って、2人が納得するポイントを見つけられるなら、もう同じことで末期的にはもめないだろう。

普通、カップルはその場その場で意見を言い合って和解するけど、距離を置くことになったカップルはそれができなくなったから、まだ好きなのに距離を置く判断をした。このことの重みを十分に理解して、意見が合わないことを恐れないで話し合いをしよう。

どんな理由で距離を置いたにせよ、「自分の反省を語らない戻り方」は間違い

「彼氏や彼女が浮気をしたから距離を置いた」とか、「何度言ってもないがしろにされて自分を大事にしてくれないから距離を置いた」とか、どんな理由だったとしても、カップルが距離を置いたならお互いが反省をすることが重要で、仲良く付き合っていけなかったことに二人が責任を感じないといけない。

浮気されたのであれば、「彼氏に優しくできてなかったかもしれない。もしかしたら負担になっていたのかも」と考える女子の方が元に戻った時に浮気をされない彼女になれるし、彼女が構ってくれなかったのであれば、「最近グチが増えて彼女は俺と話すのが楽しくなかったのかもしれない。戻ったらもっと楽しい話をして関係性を取り戻そう」と考える男子の方が彼女と長続きする。

恋人関係は “貸し借り” みたいな関係になるのが良くない。浮気のように簡単に許せないことがあるなら時間を使ってストレスを処理することが間違いじゃないけど、最終的に許せるのか許せないのかは本質的なことで考えるべきだし、現実的には「許してあげることができる条件」みたいのも考えるべきだ。

カップルがずっと幸せに付き合い続けるためにはお互いがお互いのことを尊重して、大切にしていかないといけないから、カップルに問題が起きた原因がたとえ「相手」にある場合でも、2人ともが反省して、2人でもう一度良い関係に戻れるように努力しないといけない。

二人でその問題を乗り越えていこうとしない限り、自分のストレスを相手に渡して満足するだけだ。そうなれば、いずれ崩壊の道しか残されない。

「色々あって彼女に高いバッグ買わされちゃいました」

こんなことを言う男性が不幸かと言えばそうでもない。貸し借りみたいになるくらいなら、お互いが納得できる形で処理をして、「これから先」を考えた方が結果が良いからだ。簡単にリセットできる問題じゃないのは2人とも百も承知で、それでもペナルティみたいのを設定する意味は「切り替えたいから」である。

いつまでも相手を責め続けるようになると、辛いのはお互いさまで、何度も責められたら冷める人が大半だろう。いずれにしても不幸な結果に突き進むことになる。

距離を置くことで、「どっちが悪いか」と言った浅い視点から、もっと深く考える時間ができる。この時間を使って考えたことが「相手を責めること、相手に責任を押し付けること」だったなら、もう別れるしかないかもしれない。本当に好きなら本当に別れてしまう危機を前に、自分を責めないではいられないはずだからだ。

彼氏や彼女と一緒に居る内は「本当は何をしなければならないか」が分かっていてもできないことがある。恋愛は正しいことが選択しにくい状況によく出くわす。

しかし、距離を置くことで二人が一度離れ、それこそこのまま付き合い続けるべきかなんてことまで考えたなら、もう一度二人が大事にし合うことを話し、自分に足りなかったもの、できたこと、やるべきだったことをお互いに持ち合って2人で話そう。

それができるなら、強い愛情がある限り、前よりもっと仲良く付き合っていくこともまだまだ可能なはずだ。距離を置いたことに、2人で意味を与えることが大切になるから、距離を置いた原因が相手にあっても、付き合い続けるなら2人で努力し合えるように話し合いをしよう。

距離を置いても意味がなかったと思う戻り方をしてしまった場合の対処法

もし距離を置いたのに意味がなかったと感じる戻り方をしてしまった場合は、その状態を受け入れてしっかり「対処法」を取ろう。

戻ったのなら、問題を改善できる可能性は残されている。

そこから何をするかが大事だ。

距離を置いた意味がなかったと思っても、もう一度距離を置く対処法はしない

意味がなかったと感じる距離の置き方であっても、「もう一度距離を置く」という対処法は良い対処法ではない。

何度も距離を置くカップルというのは、それだけ別れる可能性が増すだけで、問題の解決に効果が低いからだ。

カップルが何らかの理由で「距離を置く時」は、それが特別なことだから効果があるのだが、「また距離を置くのか…」となれば意味がなくなるばかりでなく、さらに状況が悪化しやすい。

このことを理解して、それでもまた距離を置くしかないと思うシチュエーションにならない限りは、距離を置くという方法以外の方法で問題が解決できるように努力しよう。

距離を置いた後の話し合いに失敗したら、仕切り直しの話し合いをする

距離を置いても意味がなかったと感じた場合は、表面化している問題が解決できていない状況なので、再会した時の話し合いが失敗している。もしそうなったら、仕切り直した上でもう一度話し合いをする必要がある。

その際、ポイントが5つあるので押さえておこう。

仕切り直しの話し合いのポイント
  • 重い空気の中で話し合いをする
  • 感情的にならない
  • 二人で現在の状況を作った自覚をもって問題点を洗い出す
  • 「仲良く付き合っていきたい」という愛情を伝えながら話し合いをする
  • 相手の気持ちを立てながら「どうしてほしいか」を具体的に話す

何度も恋人と重要な話し合いをしてきた私がポイントにしているのは、上の5点だ。これをきちんと押さえておけば、「好き同士のカップル」は距離を置いた後に別れない

「問題が解決した」と言い切れる結果が得られるかはカップル毎に違いが大きいが、今よりも好転するのは間違いない。

重い空気の中で話をするのが実は一番難しいが、改まった雰囲気を出すのに有効なのは事前に「きちんと話し合いたい」と伝えてしまうこと。

何となく始まった話し合いは、はぐらかされることが多いので、しっかり「今から重要なことを話す」という雰囲気を作った方が結果が良い。

距離を置いた後にうまくいかない場合は「今の状態が続くと別れる」ということを覚悟すると、本当の意味で相手のために頑張れる

カップルが距離を置くのは、ある意味で最終手段になっていて、距離を置いたのに意味がなかったという結果になったカップルは、客観的に言って「別れる直前の状態」に陥ってしまっている。

愛情が冷めるのが先か、大きな喧嘩をして別れるのが先かは分からないとしても、現在の状況は非常に危険な状態である。

そんな状況になったカップルは、「今の状態が続けば別れる」のだと覚悟する必要がある

一つ上の見出しに「仕切り直しの話し合い」について解説しているが、覚悟して恋人と話し合う人とそうではない人とでは、結果が大きく変わってくる。

「もう別れるかもしれない」と本気で思えば、相手を責めるよりも「何とかしたい」と思えてくるはずだ。本当の意味で相手のために頑張れるマインドセットができるから、感情的になってしまう場面でも我慢できることがあると思うし、あなたが努力することで適当な対応をしていた恋人の態度も変わる可能性がある。

カップルはどんな時も向き合わないといけないと前述しているが、「どんな時にカップルが別れるか」を知っている人は重要な時期を間違うことがない。

あなたも、今の状況が本当にピンチなのだと自覚して、対処法を実践するモチベーションに変えてほしい。

ここを読んでショックを受けたり落ち込む人がいるかもしれないが、思いがけず別れるより、できることをやった結果の別れの方が納得できるはずだし、引きずらないはず。

一度距離を置いて戻ったカップルがどんなカップルか、自分たちを客観的に見てみよう。「ちゃんと話し合わないと!」と思えてくると思う。

距離を置いたカップルの成功例:彼氏や彼女と距離を置いた結果、うまくいくカップルとはどんなカップル?

距離を置くカップルが戻り方に成功したところ

距離を置いたカップルが、その結果を「成功だった」と思えるのは、距離を置く前より距離を置いた後の方が幸せに付き合えているからだ。

では、どんな風になれば「距離を置くカップルの成功例」になれるのだろう?

距離を置いた時に最も多い成功例は、二人とも「失いたくない」と思って、二人で同時に上手くいくように努力を始めるパターン

距離を置いたあと二人がお互いの大切さに気付くパターンは最も一般的な成功例だが、「二人で同時に上手く付き合えるように努力する」ところまで行くと、ほぼ100%が成功例になる。

「やっぱり本当に好きだと気付いた。またやり直したい」

上の例は戻る時のセリフとしてすごくロマンティックだが、前述したように好き同士の確認だけではカップルの問題が解決されていないため、もし二人とも好き同士だと再確認できたら、そこから踏み込んだ話し合いをして「どうしたら好き同士の二人がうまくいくか」という点を二人で一致させよう。

「もう喧嘩したくないね、どうしたら喧嘩しないで付き合えるかな?」
こんな話し合いが必要なカップルもいるし、
「もう離れたくないから、うまく付き合えっていけるように色々言ってほしい」
と、切り出すべき人もいる。

距離を置いた後に二人とも「失いたくない」と思って二人で同時に上手く付き合えるように努力を始めるパターンになれると、距離を置いた意味は最大化される。

距離を置くことですれ違いを解消できたパターン

距離置くカップルの成功例では、「すれ違いの解消」もよくあるパターンである。

距離を置く前はお互いに傷つけるような言動をして悪循環になっていたところ、距離を置いた期間の中で二人とも冷静になり、自分の悪いところに向き合えたカップルは、距離を置いた後の話し合いで「二人とも反省の気持ちをしゃべる」という行動を取るため、「もう離れないで付き合っていこう」という結果を得る。

距離を置いた後は相手のことを考えてしまう人が多いと思うけど、「本当に別れたくない」と思ったら、不安になってばかりではなく、「自分が何をできたか」を考えよう。

そして、それを直接彼氏や彼女に伝えると、お互いに相手への愛情を語ることになって、「距離を置いた結果ラブラブに戻れた」という結果になるかもしれない。

距離を置いても好きかわからない状態になったらどうするべきか

もし距離を置いても好きかわからない状態になったら、基本的には「別れる選択」が正しい

人は「失って気づく幸せ」には非常に敏感で、彼氏や彼女と距離を置いた結果、それでも好きか分からない状態になったとしたら、ほぼ100%恋人のことが好きじゃなくなったサインだ。

彼女や彼氏と距離を置いたら、2人は別れた後のような状態になるけど、それでも「やっぱり好きだ」と思えない時は、愛情以外の理由で別れることを許容できない状態になっている。

では、愛情以外のことで別れたくない、別れることはできないと思う理由とは何かと言うと、以下の3つだ。

  • 恋人への情(別れたら寂しい、人として好き、情が移って別れられない等)
  • 恋人への罪悪感(恋人が自分のことが好きだから別れたいとまで思わない等)
  • 利益(恋人がいる状態にメリットを感じている、次の恋人ができないかもしれない、付き合ってること自体にメリットがある等)

距離を置いても好きかわからない理由は、「情」と「罪悪感」と「現状で享受している利益」が関係していて、距離を置いた後も好きか分からないなら、恋愛的には「もう冷めた」が答えだ。

もちろん付き合い続ける判断が間違いではないし、あなたの自由なのだけど、もし「別れた方がいいのかな?」と迷うのなら、別れる判断が正しい可能性が高い状態だろう。

下の記事でも解説しているように、付き合ってる人のことが好きかわからなくなる時は最終手段が「距離を置くこと」だから、距離を置いても好きか分からないのは「好きじゃないけど、他の理由で付き合い続けたいと思っている(どのくらい付き合い続けたいと思ってるかは個人差が大きい)」というのが答えになってくる。

彼女のことが好きかわからなくなったら確認する7つのこと~彼女が好きかわからない時の対処法
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距離を置いた後に気まずい雰囲気になったらどうするべきか

距離を置いた後は話し合いが成功しても「気まずい雰囲気になる」ことが珍しくない。

なぜなら、カップルが距離を置くと信頼関係が揺らぐからだ。

距離を置きたいと言う方も、距離を置きたいと言われた方も、恋人への信頼感が欠落しているので、元に戻ろうとしてもすぐに昔の関係に戻ることができない。

では、どうしたら良いかという点だが、ここはあなたたちが付き合い始めた時と同じように、愛情を伝えながら、たくさんのコミュニケーションの中でもう一度信頼関係を築き直すしかない。

カップルはお互いが強い愛情を持ち合い、好き同士だと確信していて、裏切られないと確信できている状態になるとラブラブな雰囲気になる。

しかし、距離を置いたカップルは、その後の再会からの話し合いで好き同士は確認できるものの、「強い愛情を持ってくれてるか」「これから先もずっと付き合っていきたいと思ってくれてるか」が確信にまでは至らない。

相手の気持ちは言葉だけじゃ分からないから、距離を置いたカップルはある程度の時間をかけて信頼関係を取り戻す必要がある。

距離を置いた後の気まずい雰囲気は付き合い始めた頃の初々しい雰囲気に似てる面もあって、どちらかが愛情表現する中でそれが双方向的になってきたらまたラブラブだった頃に戻れるから、焦らないで気持ちを伝え合う関係になっていこう。

信頼関係の築き方に自信がない人は下の記事を参考にすると「これからやるべきこと」が明確になると思う。

恋愛の信頼関係の築き方とは?~カップルが信頼関係を作る方法、付き合う前の好きな人と信頼関係を築く方法
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まとめ

今回は、「距離を置いた後」をテーマに、戻り方のポイントや、話し合いの仕方について解説した。

「恋人と距離を置いたのに意味がなかった」という結果にならないように、ぜひこの記事を読み込んで、後悔しない戻り方をしてほしい。

カップルがこじれた場合に、それを修復する方法はなかなか高度なコミュニケーション能力が求められるというのが実際のところだと感じるが、気持ちや考え方次第で進む方向が決まる以上、拙くても素直に考えていってほしいと思う。

きちんと話し合ってもう一度仲良く付き合っていけるように考えていこう。

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結婚を具体的に考えるべき年齢は意外と若いって知っていましたか?
いつか結婚したいと思っている人は、自分の年齢によって変化していく「自分が結婚できる確率」を正しく理解しておくことが重要になってます。
下の記事では、総務省の国勢調査から、年齢別・男女別に結婚できる確率を算出して、考察をまとめています。
後悔しないように、今の自分の結婚できる確率がどのくらいなのか把握しておきましょう。

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