恋愛では、「幸せじゃないのに付き合っている」という状況に悩む時がある。
付き合ってるのに辛い、付き合い続けるのが苦しいと思う理由は様々だけど、「付き合ってても幸せじゃないから別れる」と思ってそのまま別れを決断できるほど、単純な心理ではいられないのがこの時の特徴だ。
多くの場合で「付き合ってても辛い別れても辛い」と思い、苦しい期間を長く過ごす。
付き合ってるのに苦しいと思いながら付き合い続ける理由は「まだ好きだから」である。でも、人は「幸せになりたい」という気持ちを持ち続ける以上、幸せじゃない恋愛になった時は自分の気持ちも見失いがちで、何らかの対処法を講じる必要があるのは間違いない。
幸せじゃない交際はやはり「別れるべき」との答えが頭を過るのも事実で、付き合ってるのが辛いから、どうしても「今やっている(交際を続けている)こと」と「今やらなければならない(別れるべきなら別れる)こと」にギャップが生まれ、苦しい気持ちが続いてしまう。
そこで今回は、幸せじゃない恋愛をしているあなたのために、「付き合っていても幸せじゃないなら別れるべき理由」を解説する。
後半は、付き合ってても辛い別れても辛い状況の対処法と、付き合っていても楽しくない・付き合ってるのが辛いと思った時の対処法も解説する。
この記事を読んだ後あなたが何を思うか、ぜひあなたが自分の気持ちと向き合うきっかけにしてみてほしい。
色々な事情で「幸せじゃないのに付き合っている彼氏や彼女がいる人」は、参考にしてみよう。
付き合ってても辛い別れても辛い状況では、どんな考え方をしたら良いのだろう?
- どんな別れもつらい!幸せじゃない交際から愛情面の変化が起きた時は選択から逃げても結果は変わらない
- 付き合ってても辛い別れても辛いのは倦怠期のマンネリカップルだから?でも、本当に好きなら「幸せじゃない」とは思わない
- 幸せじゃない付き合いはお互いの未来を奪う:付き合ってても辛い別れても辛いなら、別れる方が心の消耗を防げる
- 付き合ってるのが辛い彼氏や彼女との恋愛は未来が見えない!結婚したいなら別れて他の人を探す選択肢が有力になる
- 合わない人とは好きでも幸せじゃない:付き合って3か月以上経つのに幸せじゃない恋愛は別れるべき
- 幸せじゃないなら付き合っているだけで辛い!付き合ってるのに苦しい恋愛を続けるのは自分を苦しめる行為
- 付き合ってても辛い別れても辛い時の対処法
- 付き合っていても楽しくない…付き合ってるのが辛いと思った時の対処法は?
- まとめ
どんな別れもつらい!幸せじゃない交際から愛情面の変化が起きた時は選択から逃げても結果は変わらない
幸せじゃないのに付き合っているカップルは、どちらか一方、もしくは2人ともが選択を先延ばしにしている(別れるのを躊躇っている)ケースが目立つ。
カップルは別れない限り半自動的に交際が続くため、「付き合ってるのに苦しい」という状況でも決断しなければ惰性的に交際が続いてしまう。
だからこそ、付き合ってるのに辛い、幸せじゃないと思った時、それが長期間続いた場合は「それでもまだ好きなのか」という問題と定期的に向き合わないといけない。
辛い恋愛や苦しい恋愛は恋人への愛情が冷める原因になるから、付き合ってるのに幸せじゃないと思った人は、いつの間にか恋人から冷めていることがある。
なぜ人は付き合ってるのに苦しいと思いながらも別れないで交際を続けるのか
では、なぜ「付き合ってるのに苦しい」と思いながら、冷めたのに交際を続けるかというと、別れることが能動的な行動を必要条件にしている(自分から別れ話をしないといけない)ことと、長く付き合った彼氏や彼女に情の気持ちを持つからだ。
もう冷めてしまっている自分に気づきながらも相手の気持ちを無下にはできずに、問題を先送りするように交際を続けると、どんな人でも付き合ってるのが辛い状況が末期化していく。
「彼氏といても幸せじゃない」と思う女性や、「彼女といても辛い」と思う男性が、もう昔ほど好きじゃないことに気づいて、冷めてることに気づいたなら、時間の問題で近い将来別れる決断をするだろう。
相手との交際に満足感がないどころか、幸せじゃない・つらいと思っていて、さらに冷めたとなれば、あとは別れる時期がいつなのかが問題となっているだけだ。様々な葛藤はあると思うけど、付き合ってる状態にもデメリットがある以上、別れる結論は動かない。
ただ、冷めたか冷めてないか分からないような状況であるなら、辛いと思いながら今付き合ってる彼氏や彼女との交際を続けることのすべてが否定されるべきではないし、間違いとも言い切れない。
確かに未来は不確かであって、辛い苦しいと思う時期があったとしても好き同士ならまた仲良く付き合えることはあるし、昔の雰囲気に戻ることもある。
前より冷めてる感じがあっても好きじゃなくなったと確信しているわけじゃないなら、別れる決め手に欠くのも事実だ。自分の気持ちを確かめる時間だって必要である。
ただし、私の経験を振り返ると、「幸せじゃない」と思うような交際で、彼氏か彼女のどちらかに愛情面の変化が起きた時は、長い時間考えても「いずれ別れる」という結果が変わりにくいと感じてきた。
20人以上と付き合ってきた立場から正直に言うと、幸せじゃない交際は冷めたら終わりというのが経験則だ。その後に愛情が復活することがない。
付き合ってて辛い状況で、「冷めたかもしれない」と思うなら、そこから愛情の復活は厳しい
一度別れて再会したケースを除き、交際に至った恋愛は、冷めたら再燃しにくいのが特徴だ。
もし、愛情が復活してもう一度大好きになることがあるとすれば、「楽しくて幸せな交際ができた時」だけだが、付き合ってても辛い状況ならそれもあり得ない。
幸せじゃないのに付き合っている人は、考えれば考えるほど「好き」という気持ちがなくなっていくところを感じているのではないだろうか。
答えが出ている恋愛なら、ちゃんと終わらせないといけないのは誰もが理解するところだと思う。
「冷めたかもしれない」と思っている状況で幸せじゃない交際になった時は、悪循環が起きて双方向的にどんどん愛情を奪う。幸せじゃないと思う度に気持ちが削られるからだ。
もしこの解説がしっくりくる状況なら、どんな別れも辛いのだから、色々と理由を付けて、自分がするべき選択から逃げるべきではない。
愛情面の変化を感じつつも交際を続けるなら、最低限、彼氏や彼女と一緒にいて幸せであり、楽しいのが条件だ。
友達みたいなカップルを理想とする人もいるから、付き合い始めのような愛情が続く必要があるとまでは言えないけど、「相手がまだ自分を好きだから」とか、「別れる理由がはっきりしないから」と言って冷めた恋を放置するのは、自分も相手も幸せになれない選択をしている。
別れない以上は自動的に現状維持しているだけとはいえ、幸せじゃない状況になった時は「付き合い続ける」という一つの選択をしていることを絶対に意識しよう。
幸せじゃない付き合いのどこに救いがあるのかを考えないと、つい選択を先延ばしして二人の時間が奪われる結果に後から後悔する。
この問題については前述したように「情」の問題が付きまとう。詳しく知りたい人は下の記事を参考にしてみてほしい。
付き合ってても辛い別れても辛いのは倦怠期のマンネリカップルだから?でも、本当に好きなら「幸せじゃない」とは思わない
「彼氏といても幸せじゃない、でも今は倦怠期だから、きっとそのうち前みたいに楽しくして幸せな付き合いができる」
こんなことを思ってしばらく経つ状態なら、好きな人とする恋愛の形としては「ちょっとおかしいな」と私は思ってしまう。
倦怠期の経験はもう何度もあるのだけど、本当に好きなら倦怠期に「幸せじゃないと思うことはない(自分が不幸せとは思わない)」というのが経験則だからだ。
倦怠期になると喧嘩が増えるから好きかどうか分からなくなりかけることはあるけれど、倦怠期でも好きな人と付き合ってること自体には幸せを感じる。幸せがあるから、倦怠期でも別れたくないと思って悩むのである。
倦怠期は、ドキドキやキュンキュンする気持ちを奪うだけで、恋愛の幸せそのものを奪うものではない。
「幸せだけど刺激がない」とか「落ち着くけどドキドキしない」という感覚が倦怠期である。
好き同士で付き合ってるカップルの倦怠期というのは、恋愛的に失うものと得るもののバランスが崩れているだけなのだ。
倦怠期になっても、付き合いを続けるべきカップルは、彼氏や彼女を失いたくないと思ってる
倦怠期になったとしても、またうまくいくカップルは、彼氏や彼女を「失いたくない存在」として確信的に見ている。
どうにかまた彼氏や彼女と仲良く付き合える状態に戻りたいと思う気持ちは消えないし、「どうしたら幸せに付き合えるか」をずっと考える。それがカップルの倦怠期だ。「このままじゃ別れるしかないのかもしれない」と不安に思ったとしても、相手の存在をかけがえのないものだと思っている。
もし彼氏といても苦しい、彼女といても楽しくないと思った時は、「恋人が自分にとってどんな存在なのか」考えてみよう。
理屈的に別れた方がいいと思ってしまうなら、今の状態は感情面で「別れ話ができない」だけになってるのかもしれない。
上手くいかないことでだんだん幸せを感じる気持ちが小さくなっていくことはあるけれど、「倦怠期」を根本から勘違いするのは自分のとって最良の選択をするために致命的なミスになる。詳しくは下の記事も読んでみてほしい。
付き合ってて辛いのが「幸せじゃない」と思うところまで行った時は、別れるべき状況になっている
今回のテーマである “付き合ってても幸せじゃない交際” は、ある程度の時間を使って悩むべき問題ではある。
ストレートに別れたいと思わない状況なら、別れるのにもパワーがいるし、後戻りできない決断になるので、一定時間は考えたいのが本音だろう。
しかし、どれだけ長い付き合いだったとしても、付き合ってるのが辛い・幸せじゃないと思ってから3ヶ月間が悩む期間の限界である。
その期間内で幸せになれる未来が見えないなら、別れるべき状況になっていると判断していかないと、腐れ縁のようになって不幸が積み重なっていってしまう。
幸せじゃない理由にもよるところだが、まだ付き合いを続けていて、この記事を読むほど考えるなら、しばらくはそのままでもいい。だが、付き合ってて辛いのが「幸せじゃない」と思ってしまうレベルの付き合いになっている場合は、別れるべき関係になっている場合が多く、その期間が3ヶ月を超えたら改善の可能性がほぼなくなることは、はっきり伝えておきたい。
倦怠期だって、その時期がいずれ終わるから “期(時期)” として表現される。
別れる決断をするまでの期間は2人の交際期間に依存する面はあるけれど、3ヶ月経っても終わらない倦怠期はカップルとして終わったサインだ。
「幸せじゃない」とあなたが最終的に言い切れる形で答えを出すとき、それはもう倦怠期ではなくなって「冷めたとき」である。付き合ってるのに苦しいと思ったら、その期間がどのくらい続いているかを忘れてはいけない。
カップルには色々な時期があって関係性に波があるのは間違いないが、冷めた恋愛を続けていれば無理が祟ってあなたの幸せはどんどん遠ざかっていく。傷つく恋愛を続けるのは自分を不幸にする行為に他ならないので、3ヶ月頑張ってみてもダメなら見切りをつける・諦める判断の妥当性について真剣に考えて答えを出そう。
あなたも、世の中に別れた方がいいカップルが存在しているのは理解しているはずだから、自分が該当してしまった時は、少しでも苦しい期間を短くするのが賢明な判断である。
幸せじゃない付き合いはお互いの未来を奪う:付き合ってても辛い別れても辛いなら、別れる方が心の消耗を防げる
「(自分がイメージする)次の恋人ができる確率」は、間違いなく「過去になった恋の後始末」に影響する。
つまり、「今の彼女や彼氏と別れたら、新しい恋人ができないかもしれない」という不安な気持ちが幸せじゃない恋愛を放置させるということ。
付き合ってても辛いのに、恋人がいる状態を維持するために我慢する。これは結婚した男女にも言え、モテない人ほど離婚の決断が遅く、モテる人ほど離婚の決断が早いのは有名な話だ。
別れてもまた幸せになれると思っていたら、結婚してないカップルだったらなおのこと別れる決断に躊躇しにくい。
でも、やっぱり次の彼氏や彼女ができない不安を理由に幸せじゃない交際を続けても、何も生まずにデメリットの方が大きいのが現実である。
付き合ってても辛い彼氏や彼女とは一緒にいても空しい気持ちになる…幸せじゃない恋愛は心の消耗に注意しよう
幸せを感じない恋愛はストレスが大きいから、喧嘩も多くなって余計にこじれる現象と向き合っている人もいると思うが、お互いの未来を奪うようにお付き合いを続けても、残るのはストレスと空しさだけである。
あなたの恋愛偏差値と無関係に、次の恋がどうなるかは分からない。その人ごとにうまくいく確率からより良い出会いがある確率まで様々違いもある。
しかし、もしお互いで未来を奪い合う付き合いになってしまっていたら、やっぱり不幸なことだし、失われた時間を後悔することにもなりやすい。
辛い恋愛を続けると心の消耗が大きいため、次の恋に進むバイタリティーを奪う点も意識しないといけない。
つまり、幸せじゃない交際や、付き合ってても辛い恋愛は、続けた場合に次の恋への悪影響も強まるということだ。
付き合っていても幸せじゃないなら別れるべき理由に「お互いが時間を無駄にしている」ことは敢えて言わないといけないことだと思っている。
好きだから一緒にいたいと思って、一緒にいたら幸せだから付き合ってると言うカップルさえなかなかうまく行かないで別れているのに、何ヶ月も幸せじゃない恋愛を続けるのは苦しむ時間を長引かせているだけだ。
ただ不幸な時間が過ぎるだけならまだいいけど、未来の可能性を削って行っているのは本当に悲しいことで、特に結婚願望がある人は20代の内から時間を大切にしないと、自分が思い描く未来が掴めない原因になってしまう。
ここは重要なポイントなので、次の見出しで詳しく解説する。
付き合ってるのが辛い彼氏や彼女との恋愛は未来が見えない!結婚したいなら別れて他の人を探す選択肢が有力になる
彼氏や彼女に「付き合ってても辛い」と感じるなら、将来や未来が想像できない状態である。
結婚願望がある人はこの状態を放置するのが非常に危険で、「自分に残された時間」と向き合わないとかなりの高確率で後悔することになる。
結婚に興味がないならすぐに別れる必要性が乏しいけど、結婚したいと思っている人は「付き合ってても幸せじゃない」と思うような結婚が考えられない人との交際を、明確に避けないといけない。
幸せじゃない交際は婚期を遅らせる原因になる!今は結婚するまでの交際期間が長くなっているから30歳で焦るのでは遅い
詳しくは下の記事で解説しているのだが、現在のカップルは、結婚するまでの交際期間が長くなってきている。
国が行ってる最新の出生動向調査では、平均4.31年の交際期間を経て結婚に至っているとのデータが出ており、恋愛結婚に限定すると付き合ってから結婚するまでの期間が4.88年にまで長期化している。
付き合ってるのに辛い、付き合うのが辛いと思っている人は、現在付き合ってる人と結婚する未来はほとんど描けていない状況だと思われるが、いつか結婚したいと思っている人は、次の人を見つけても3年から5年くらい交際してから結婚することを念頭に置いて「付き合い続けるか別れるか」を選ばないといけない。
将来結婚したいと思っているなら年齢的には20代半ばから具体的に考えていくべきで、30歳で焦るのでは遅いから注意しよう。
好きだけど幸せじゃないなら結婚することはない
付き合っていても幸せじゃないと思っている人の中にも「好きだから付き合ってる」と言い切れる人がいると思うが、結婚を前提に話をすると「好きだけど幸せじゃない交際」は結婚の可能性が著しく低い。
結婚は、多少の妥協が含まれたとしても、様々な条件をほぼすべて乗り越えた先にあるもので、その中でも「一緒に居て幸せであること」は最も大切な条件の一つだ。
あなたが、20代半ばからアラサー前後の年齢以上になっているなら、「彼氏といても幸せじゃない」「彼女といても幸せじゃない」という状態を放置することが結婚できる可能性を少なからず奪うことになることを自覚しよう。
付き合ってても辛い人と結婚すればもっと辛くなるのは間違いないところなので、どこかで未来に向かって進むべきタイミングがくるはずだ。
結婚してくれない彼氏に悩んでいる人は、下の記事も参考にしてみよう。
合わない人とは好きでも幸せじゃない:付き合って3か月以上経つのに幸せじゃない恋愛は別れるべき
幸せな恋愛の本質は「理想の相手と出会うことだ」と言う人がいる。
これは私も経験則から思うことでもあって、合わない人と付き合うことは、たとえ好きでも「幸せ」を感じることが難しい。結果的に傷つけあって別れることにもなりやすい。
事実、下の記事は当サイトの中でも人気の記事になっている。
付き合っているのに会えない、価値観や考え方が真逆でイライラする、気持ちが分かり合えない、DVやモラルの欠如、なぜか喧嘩ばかりしてしまう…。
対処や改善できる問題もこの中にはあるのだが、逆に言えばどうにかしようとしてもどうにもならないこともある問題が、赤字で挙げたような「付き合っていても幸せじゃない理由」だ。
こういう人は「自分と合う人と出会う」ことで自分の人生が変わるかもしれない。もし「すごく自分に合う人」と出会ったことがないなら猶更だ。
合わない彼氏や彼女と交際を続けると、傷つく分あなたの魅力が損なわれる
合わないと思う人と付き合っていると精神的な消耗も大きいので、傷つく分あなたの魅力は損なわれることになる。
そういう人の中には、友達から「なんか最近暗いよね?どうしたの?」と聞かれたことがある人もいるだろう。
合わない彼氏や彼女と交際していれば、自分を否定されることも多くて、日常がどうしても充実してこない。彼氏や彼女がいる状態では、自分と合う人と出会うことがさらに難しくなるのも、別れるべきだと思う理由だ。
付き合いはじめの人はここで想定している状況とは違うので、下の記事を読んでみよう。それなりの期間(=約2ヶ月から3ヶ月弱)付き合った後で「一緒にいても幸せじゃないと思うなら、「自分とは合わない」と決断することも大事になる。
幸せじゃないなら付き合っているだけで辛い!付き合ってるのに苦しい恋愛を続けるのは自分を苦しめる行為
先ほども少し触れたばかりだが、幸せじゃない恋愛は続けているだけで辛いという点も終わらせた方がいい理由である。
特にお付き合いは相手と密に連絡しながら続ける場合が多いし、ある程度距離を置いていたとしても、精神的な面では彼氏や彼女の占める割合がどうしても大きくなる。
簡単に楽になる選択は避けるべきだが、長時間苦しむのも一定の時期に終わらせる必要がある。
好きだけじゃ続かないのが恋愛!幸せじゃない恋愛はつらいから、日常を苦しいものにして、いつか限界を迎える
恋愛は楽しいと思うことと苦しいと思うことの連続だが、好きな人と付き合っているなら根本的には幸せがある。だが、恋愛の苦しさだけでなく、不幸せとさえ向き合うとしたら、その恋愛は明らかにつらいものになってしまう。
それがいつしか自分の日常そのものを苦しいものにして、限界がきたところで「やっぱりダメだったんだ」と気づく機会が訪れる。
これは、私自身が複数回経験したことだ。
常々、恋愛は楽しいものであって苦しいものだと思う。恋愛は幸せばかりではなくて嫉妬や不安などのネガティブな感情も連れてきて、とても複雑な気持ちにさせる。
しかし、人はやっぱり幸せになるために好きな人ができるのだと思うし、幸せでいるために頑張ってる中で日常に “彩” を与えるのが恋愛だと思う。だから、幸せでない付き合いはそれだけで辛くなってしまう。
幸せじゃないのに付き合っている人は、幸せになるために自分はどう選択をするか考えるべきではないかと、私は思ってしまう。
人は本来、幸せになりたいと願う生き物だ。そのために生活を充実させたり、目標を持って人生を進めている。
しかし、付き合っていても幸せじゃない彼氏や彼女と付き合い続けると、恋愛感情の負の側面がどうしても生活そのものを辛いものに変えてしまう。
もちろん、限界が来るまであがいてみるのも正解だし、限界がくるまで愛情が続くなら別れる選択はできない。でも、もし頑張ると決めるなら「ただ耐えるだけ」にならないで、次の見出し以降で解説する具体的な対処法にも頑張ってみてほしい。
悩むだけになってしまうと、今が「自分を苦しめる行為を続けている状態」なので、どうにかしようとする元気もなくなってしまうから注意してほしい。
付き合ってても辛い別れても辛い時の対処法
付き合ってても辛い別れても辛いという状況に追い込まれた時は、今の自分ではなく、「未来の自分に取って一番良い選択をする」のが後悔しないコツだ。
足元の “今” より “未来” に目を向けると、視野が広がって出すべき答えが少しクリアになる。
未来を見ると、一般的には「付き合い続けたらずっと辛い、でも別れたら辛いのは一時期だけで済むかもしれない」と思う人が多いはずだ。
しかし、そこまで単純じゃないのが恋愛である。もう少し考え方を解説する。
付き合ってても辛い別れても辛いなら、最終的には別れる選択が正しいが、その際に意識するべきは「蓄積する辛さ」
彼氏や彼女と一緒にいて辛いのであれば未来のことを考えている余裕はないのかもしれないけど、今の苦しさや辛さがずっと続くのであれば付き合い続けることで奪われる精神的な体力は相当だ。
疲れた、しんどいと思ってることを惰性的に続けるのは恋愛と言えどもあまりに悲しいことだから、「付き合ってても辛い」が「でも別れても辛い」に至ったら別れるべきとの答えにどうしても突き当たる。
彼氏といると辛い、彼女といると辛いと思って付き合っていてもいつか別れるとしたら、別れる辛さはどっちにしてもいつか経験することであり、今も未来も変わらない。
違いがあるとすれば、付き合ってる期間の辛さが時間の経過と共に大きくなるところである。
付き合ってても辛い別れても辛いと思う人は、「辛さが蓄積していく」という点を意識すると「もう終わりにしないといけない」と決断できる人もいるだろう。今のあなたは、半年前より良い表情をしているだろうか。
今の自分を守るために未来の自分を犠牲にするべきではないとの考え方まで至れば、行動する勇気が持てる人がもっと増えると思う。
「付き合ってても辛い別れても辛い」の答えは、蓄積してしまうストレスを軽く見ないことがポイントだ。問題を先送りしてるとしたら自分の弱さと戦わないといけない。あなたが私の親しい友達だったら「逃げない」ように伝えるだろう。
もちろん今すぐに別れるべきということではなくて、いつか決断したいと思った時に未来の自分に焦点を当てると、我慢するべきは「いま別れるつらさ」の方だと気づくと思うのである。
これは他人事として正論を言ってるのではなく、私自身が真剣に何度も悩んでたどり着いた一種の “真理” だと思っている。
最低限「付き合ってても辛い別れても辛い」と発想した時点から、「改善していってるのか悪化していってるのか」の視点を持って、どこか冷静に事の成り行きを見ていく必要がある。
悪化していってるのなら、別れない選択が間違いになってることを証明してしまっている。それに気づければ、さよならを言わないといけないと本気で思えるはずだ。
付き合ってても辛い別れても辛い状況だったら、距離を置く対処法がおすすめ
付き合ってても辛い別れても辛い状況は、最終的に別れる選択をするべき状況になってることが圧倒的に多いのだが、決断できない理由は「放置すると交際が続くから」だ。
だから悩みになってもその状態が継続しやすい。
「付き合ってても辛い」は何もしない状況で続くのに、「別れても辛い」は自分から別れ話をしないといけないから、レベルの違う話になる。
では、別れても辛いを乗り越えるためにはどうしたら良いかだが、別れる前段階である「距離を置くこと」をおすすめしたい。
距離を置くと別れるつもりであってもワンクッション入るので、少なくても精神的なショックが小さくなる。距離を置いたらお互いに冷静に相手の存在について考えられるし、その結果カップルとして「もう一度やり直す」という答えが出せるなら、事態が好転する可能性もある。
付き合うのが苦しいと思ってしまう状況は、多くの場合で相手に原因があるけど、距離を置くことで相手に自分の存在の大きさに気づかせることができると、仕切り直せることがある。
このまま付き合っていても幸せじゃないなら、どこかで思い切った行動を取らないといずれにしてもカップルとして終わっていくので検討してみると良い。
失いたくない、失うのが怖いと思って「付き合ってても辛い別れるのも辛い」となっている人は、距離を置いてみるといずれにしてもメリットが大きいから、何とかしたいと思いながら動けない人にはおすすめだ。
距離を置く以外にも対処法はまだあるので、次で付き合ってても辛い時の対処法を解説する。
付き合っていても楽しくない…付き合ってるのが辛いと思った時の対処法は?
付き合っていても幸せじゃないと思う人の中には「付き合っていても楽しくない」と感じる人がいると思う。
この中には「楽しく付き合う方法が分からない」という人もいると思うので、最後に付き合ってるのが辛いと思った時の対処法をまとめよう。
彼氏といると辛い、彼女といると辛いと思った時にできることを紹介したい。
付き合ってるのが辛い原因を相手の責任にしないで、自分主導で「解決」できるように頑張ってみる
付き合っていても楽しくないと感じる時は、つい相手のせいにしがちだ。実際、彼氏や彼女に問題があるケースが目立つ。
しかし、相手に期待する恋愛の仕方はうまくいかないから、まず自分で頑張ってみてから相手の責任を考えるのが恋愛の仕方として正解になる。
例えば、自分から相手の好みに合わせたデートに誘って楽しく会うきっかけを作ってみたり、二人で楽しめる趣味を探して提案してみたり、思い切り優しくして雰囲気を良くしてみたり、自分主導で頑張る恋愛の仕方は、よほど相性の悪い人と付き合っていない限り、幸せへのアプローチとなる。
逆に、自分主導である程度頑張っても楽しくならないなら相性の問題で別れるべきとも言えるから、まずはできることをやってみることで2人の関係性に自分から働きかけてみよう。
見切りをつけるにしてもやるべきことをやった後の方が決断しやすい。
相手の性格や価値観を理解して相性を合わせていく感覚で付き合う
最初から何もかもが合う「運命の出会い」を信じるタイプの人は、二人で合わせていく付き合い方をきちんと理解しよう。
付き合っていても楽しくないと感じる時は、「相手への理解」が欠落してしまっているパターンが珍しくない。
恋愛がうまくいかないときは「相手の悪いところ」に目が行きがちで、どんどん自分とのギャップを感じてしまう。
好きな人であっても、楽しくないと感じている不満の方を重く捉える傾向が強いため、「相手の性格や価値観を理解して、相性を合わせようとすること」も重要なことだ。自分から歩み寄ることで、相手が歩み寄ってくれることもある。
多くの人は、理想の人と恋愛したいのが本音だと思うけど、私の経験では “だんだんと” そうなっていくイメージを持っている。
付き合い始めのカップルはどうしても居心地が悪いから、付き合ってるのが辛いと思ってしまう面がある。まだ付き合って3か月以内だったらこれから相性が高まっていく時期だ。言い換えると、カップルは相性を合わせていく時期があるということ。
最初から相性がいいのが理想だが、二人で合わせていく付き合い方ができれば、もともと理想の人だった場合を超えて幸せになれることもある。最初から最高の相性の二人より、付き合う期間が長くなるにつれて相性が良くなっていくカップルは、その後に起きる多くの問題を二人で乗り越えることができるからだ。
ただし、恋愛初心者の人は付き合いはじめを軌道に乗せることが難しいのも事実で、交際初期の気まずい雰囲気を乗り越えられないことも多い。
もし付き合い始めのことで悩むことがあったら、下の記事も参考にしながら「段々としっくりくる感覚」を感じてみてほしい。
自分の頭の中で空回りしないで、相手と向き合って気持ちを言葉で伝える
付き合っていても幸せじゃない時は、自分の中だけで悩んでしまって「空回り」するのを防ごう。
相手は相手で考えていることもあるから、気持ちを言葉で伝えることがすごく重要になるケースがある。
誰だって好きな人には気を遣いすぎてしまうから、うまくいかない原因が「自分から恋人に向けた愛情」を理由にしている場合がある。
「こんなこと話すと嫌われるかな…?」
「こんな話題はきっと興味ないよね…」
しっくりくるまで、カップルはお互いに不安がいっぱいだ。それを勘違いして「合わないんだ」となってしまえば、本来はうまくいくカップルさえも途中で壊れてしまう。
恋愛は、目に見えない「気持ち」が最も影響を与えるものだから、言葉にして伝えるべきことがたくさんある。
楽しくない理由や幸せだと思えない理由をはっきり言った方が良い場合もあるし、遠回しに伝えるべきこともあるけれど、相手の気持ちを自分勝手に想像して空回りするのだけは避けよう。
きちんと話し合う前だったら、ほとんどの場合で相手の気持ちに誤解がある状態だから、「言葉」を通してお互いの気持ちと向き合ってみるべきである。
交際3か月以上経つカップルは、付き合ってるのに辛いと思う理由を彼氏や彼女と共有して、問題解決を目指す
付き合ってるのが辛い理由があなたの中に明確なら、交際3か月以上経っているカップルであるのを条件に、「問題の共有」をした方が良い。
好き同士のカップルなら、あなたの問題を二人で共有することで問題解決に当たれる。
この記事で何度も伝えているように、付き合ってるのに辛い、付き合っていても辛いという状況は心の消耗が大きい。放置すると愛情を削るように交際が続くため、どこかで覚悟を決めてあなたの気持ちを彼氏や彼女に話すべきである。
この対処法は「だったら別れよう」という話に発展する非常にナーバスな問題を孕んでいるのだけど、ある程度の期間悩んでも幸せじゃない付き合い方が続いてるようなら、時間が解決しない問題になっている可能性が高い。
「一緒にいても辛い」「付き合ってるのに辛いことの方が多い」などと思ってる時は特にそうだ。その状態から何もしないで1か月後や2か月後に自然に問題が解決されている確率は著しく低い。
自分から努力をしても付き合ってるのがつらい状況が続いたときは、恋人を信頼して本音をしゃべる方がお互いのためになる。
我慢するだけになってしまうのが最も悪い対処法なので、幸せじゃないと思ったら幸せになる方法を模索しよう。それを想い合う二人で行うことができたら、きっと問題が好転していく。
個人的な理由で付き合ってるのが辛いと思った時も、彼氏や彼女に事情を話す方が良い
もし彼氏や彼女は悪くないのに付き合ってるのが辛いと思った時は、理由が個人的なものであるだけに、対処法に悩むと思う。自分のわがままだと思ったり、恋愛に向いてないと思ってしまうこともあるだろう。
しかし、どれだけ個人的な理由であっても、付き合ってるのが辛いと思った時は、自分の事情を話して、少しでも辛さが和らぐ付き合い方をカップルで考えるのが基本だ。
付き合ってても辛い状況は恋人にとっても辛いことで、幸せにしてあげたいと思いながら付き合ってる恋人としては「理由が知りたい」と思い、理由を知ったなら「解決してあげたい」と思う。
そもそもカップルの交際は超個人的なものである。もし過去の恋愛でトラウマがあったり、自分の性格の問題で恋人を信じられない場合でも、話すことで2人で乗り越えられたり、理解してもらうことで楽になれたりするので、信頼関係ができたら話してみる方が良い。
私も過去の恋愛で何度も打ち明け話をされてるけど、彼女の「付き合ってても辛い、幸せじゃない」という状況は私にとっての大問題なので、いつも寄り添って解決策を2人で考えてきた。
何も言わないと気づけないのは私自身が何度も体験済みなので、恋人に対する不満や不安は「社会的にどうか」を踏まえつつも「個人的な理由」で話してみて、2人の問題として共有してみよう。
好き同士だったら良い方向に進むことはあっても、悪い方向に進むことはないはずだ。あなたが真剣に悩んだ内容ならなおさらである。
まとめ
今回は「付き合っていても幸せじゃないなら別れるべき理由」を解説し、「付き合ってても辛い別れても辛い」と思った時の対処法と、「付き合っていても楽しくない、辛い」と感じる人向けの対処法を解説した。
色々な理由や原因があって「幸せではない」という付き合いをしているから、なかなか一緒くたにして語るのは難しいけれど、なるべく本質に迫れるように解説した。
あなたに取って正しい選択をするきっかけになればと思う。
今回のテーマでは、「付き合ってても幸せじゃない」という状態がどのくらい確定的なのかが一番大事だ。複雑に考えるから、考えている内に「幸せか幸せじゃないか」さえも分からなくなってこんがらがる。
それに答えを出したら、あなたが「幸せになる選択」をしよう。足元ばかり見て答えが出せなくなったら、目線を未来の自分において考えることも重要だ。
彼氏や彼女とやり直すことだって一つの選択肢である。それならきちんと向き合って二人で乗り越えようとすることが大事になる。
この記事では「付き合っていても幸せじゃないなら別れる選択から逃げるな」という主張になってしまったが、別れずに向き合おうと思ったら下の記事を読んでおくとより後悔がない行動がとれるかもしれない。
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