あなたは、ビールゴーグル効果という言葉を聞いたことがあるだろうか?
恋愛とお酒の相性が良いことは当ブログだけではなく、あなたの経験則からも証明されていると思うが、実は科学的にも証明されている。
好きな人を飲みに誘うのは、デートする以上に効果があるのだ。
そこで今回は、「恋愛におけるアルコールの効果と影響」ついて、ビールゴーグル効果を中心にまとめる。
アルコールは恋愛に対してどんな影響を与えるのだろうか?
脳科学の分野も今回は対象になるが、なるべくわかりやすく解説してみよう。
恋愛とアルコールの相性が良いと言われる理由
そもそも恋愛とアルコールの相性が良い理由は、好きな人とコミュニケーションを取る上で邪魔になる感情が、酔うことで減退するからだ。
3つの感情を簡単に解説する。
酔うと緊張感が緩和するから、好きな人が相手でも話しやすくなる
アルコールを飲んで酔うと、好きな人に対する緊張感が減退する。
意識するからこそ好きな人と話すときは緊張してしまうものだが、酔うと普通に話せるから会話が盛り上がる。特に恋愛経験が少ない人に取って、普通の食事をするより、飲む方が何倍も盛り上がるのは、酔うことで変に緊張しないからだ。
酔うと情熱的になれるから恋愛と相性が良い
恋愛感情はどうしても複雑な心境にさせるけど、アルコールを飲むと余計なことを考えなくなるので、好きな人に愛情を表現できる。
もちろん、付き合う前にどこまで情熱的に好きな人を口説けるかと言うと、そこまでではないのだが、酔ってない時に比べて好意を疑わせる言葉はかなり使いやすくなる。
恋愛は友達関係を超えるために、ある意味で勢いが必要になることが多いため、アルコールに酔うことがときどきそれまでの関係を超える勇気につながることがある。
酔うと警戒心が減るから口説きやすい
アルコールに酔うとリラックスできるのは、相手も一緒だ。恋愛を進めるためには、いかに好きな人の警戒心を解くかが重要なポイントになるけど、お酒を飲むことで二人とも緊張感が解けると、警戒心が減るから恋愛が進みやすい状況になる。
何度も言うように、恋愛感情はとても複雑な感情であるため、冷静に考えていると前に進めないのがよく問題になるけど、お酒を飲むことでもう少し単純になれると、二人の距離が縮まる良いきっかけが得られる。
好きな人だから意識してしまうという状態が、アルコールの効果によって緩和できるのが「アルコールと恋愛の相性が良い理由」の主なところだ。
しかし、アルコールの恋愛効果については、科学で証明された明確な効果がある。次で、「ビールゴーグル効果」について解説しよう。
ビールゴーグル効果とは
あなたもこれまでアルコールが入った際に女性を口説いたことがあるなら、その恋愛効果については何となく感じたことがあっただろう。
実は「お酒を飲むと恋愛が上手くいく」という現象は、 “ビールゴーグル効果” として証明された科学の話だったのである。
お酒に酔うと相手の外見が良く見える
ビールゴーグル効果とは、人がアルコールを吸収すると、男性なら一緒に飲んでる女性が美しく見え、女性なら相手の男性がカッコよく見えるという効果を指す。恋愛している人に取って聞き逃すことができないアルコールの効果だ。
アルコールと恋愛の相性は、昔の科学でベストマッチだと証明されているのだ。好きな人と一緒に飲んでいると、いつもよりあなたが魅力的に見えるから、アルコールを飲んでいる時は口説きやすくて当然だったのである。
ビールゴーグル効果は、アルコールの吸収前後で相手の見え方がゴーグルをつけているように変わってしまうということでこの名がついた。
相手の見た感じが良い方向へ変わるのは人の本能が関係していそうだ。できれば自分と一緒に飲んでいる異性が素敵に見えるほど幸せになれるから、酔った時は自分の理想へと補正がかかるのかもしれない。
恋愛とアルコールはこれだけ密接に関係していた事実は、調べてみると本当に驚きだった。
人が美しさを感じる要素として「左右対称」があるのだが、ビールゴーグル効果はその認識能力も減退させるので、相手の容姿を判断する能力も減退させることが分かっている。
聞けば聞くほど恋愛との相性が良さそうに思うが、次では「脳への影響」をもう少し詳しく説明する。
アルコールを飲むと、あなたが魅力的に見える!脳への影響とは?
人の脳は、本能を担当する「大脳辺縁系」より、理性を担当する「大脳新皮質」の方が、圧倒的に大きいという特徴がある。だから人間は理性的な行動や態度をとることができ、他の動物と大きく違う生き物になった。
しかし、アルコールを吸収すると、アルコールが大脳新皮質を麻痺させる効果を持つため、本能の抑えが効かなくなる。
アルコールを吸収していくと、大脳大脳新皮質の働きで抑え込んでいた大脳辺縁系の働きが活発になるのだ。つまり、脳科学的にも人は酔うと本能的になるということ。結果、男女が二人とも酔うと、恋愛が進みやすい状況になる。
脳科学的には、アルコールを飲んだ人は飲む前に比べ、恋愛に積極的になると言い換えることができる。
恋愛が進んでいた場合は、二人きりの飲み会が恋愛を進めるきっかけになることも
もちろん、アルコールの効果は良い面ばかりではなく、攻撃性を持ったり、自己防衛欲求も高まる傾向があって、泣き上戸になったり、いろいろな形で感情が表現される。いつも出せなかったその人の中身が出やすくなるところもある。
中には、お酒の失敗が原因となって、壊れる恋愛があるのも確かだ。
しかし、これまでのアプローチで恋愛関係が少しでも進んできていたり、二人のフィーリングが合っている場合は、恋愛におけるアルコールの効果は非常に高いと言って良い。
実際にいい感じの二人が酔っ払った場合は、ビールゴーグル効果のすごさを実感することもあるはずだ。二人きりの飲み会が急接近するきっかけになったり、勢いからした告白が付き合うきっかけになることもある。
アルコールを好きな人と一緒に飲めば、あなたがより素敵に見えることが今回科学的に証明された。少し大げさに表現しているとは思いつつも、私はこれで自分に自信をもってもらいたいと考えている。
自分の見た目に自信がないとしても、お酒を飲んでいるときは積極的に好きな人を口説きに行ってほしいのである。
ビールゴーグル効果はアルコールがなくなると同時に効果を失う…、でも恋愛に活かすことはできる
今回紹介したアルコールの恋愛効果は、酔いがさめる効果を失う一時的なものだ。
しかし、もし酔ったことがきっかけで、好きな人と仲良くなった場合は、その効果までは失われず、ずっと継続する効果に変わる。流れた時間がもとに戻るわけではないのだ。
ワンナイトラブのように初めて会ってその日の夜のことを言っている場合はその限りではないが、きっかけにするならお酒の力は恋愛そのものに効くと言って良いだろう。
ビールゴーグル効果を自分の恋愛に活かす考え方
私が恋愛を苦手にしている人の恋愛を見ていて一番に思うが「もっと自信を持ったら変わる」ということだ。相手の女性も男性も、拒否している様子はないのに踏み込めない人が本当に多い。
恋愛における「外見」の占める割合は小さいとまで言わないが、そこまで大きいとも思わない。それよりも最初は頻繁に話しかけたり連絡を取り合うほうが重要で、距離を縮めることができればもっと容姿の恋愛における影響の割合が減るように感じる。
今回紹介したビールゴーグル効果は、ぜひもう一歩踏み込む理由に変えてほしい。
恋愛はきっかけ次第なところがあるから、好きな人の前で頑張れるなら理由は何だって良い。何度かトライしているとどこかで進むタイミングが来るので、まずはアクションすることが本当に大事だ。
ビールゴーグル効果があっても、恋愛が上手くいかない理由
今までお酒を飲んで気になる人や意識する人と接したことがあると思うが、そこまで効果を感じなかったのは、おそらく雰囲気作りに原因がある。

照れたりふざけたりだけじゃなく、しっとり飲むような飲み方にもチャレンジしてみると、紹介したビールゴーグル効果は最大化するはず。
素敵な言葉と素敵なお酒でしっぽり飲むと、今まで縮まらなかった距離がきっと縮まるはずだ。勇気を出して好きな人にアプローチしてみよう。
ビールゴーグル効果を自分の恋愛に活かしたい!好きな人を飲みに誘うには?
ビールゴーグル効果を自分の恋愛に活かしたいと思ったら、下の記事を参考に “好きな人を飲みに誘う” という行動を取ってみよう。

好きな人との関係を深めたいと思った時は「お酒」が頭に浮かぶ人が多いと思うけど、行動できないのは誘い方が分からないから。上の記事でそこを解決できるので、タイミングを見て誘ってみよう。
ほろ酔いで好きな人と会話する時の注意点
好きな人とお酒を飲むということは、ビールゴーグル効果のような良いことばかりではないので、ほろ酔いで好きな人と会話する時の注意点を3つ取り上げる。
せっかく好印象だったのに「お酒が入るとダメな人」だと思われないように、好きな人とお酒を飲む時の注意点を理解しておこう。
お酒に酔った時ほど、紳士的に振る舞う
恋愛にお酒の効果を活かそうとすると、最初は調子に乗るくらいがちょうどいいのだが、ある程度ほろ酔いの状態になった後は、「紳士的に振る舞うこと」がすごく重要だ。
あくまでも、お酒の勢いだけで失礼な態度を取らないように注意しよう。
お酒の席でも「素敵な人」だと思ってもらわない限り好きになってもらうことはできないので、最初はアクセルを踏むことに全力になった後、ほろ酔いになったらブレーキを意識しながら好きな人と飲むと良い。
酔っていたら自然と近い距離感で話すことになるので、調子の乗り過ぎに注意しよう。
好きな人を飲ませすぎない
ビールゴーグル効果を恋愛に活かしたいと思うと、どうしても「飲ませすぎ」になってしまう人が多いので、好きな人に勧めるならお酒は適量を意識しよう。
酔いすぎると記憶がなくなることもあるし、場に緊張感がなくなりすぎて、恋愛に効果がない状況になる。気持ち悪くなった場合はちょうどいい酔い方でもないので、好きな人のお酒の強さなども勘案して、ちょうどいい量を飲むようにしよう。
せっかく勇気を出して好きな人を飲みに誘ったのに、お酒の飲ませすぎで意味がない会になってしまうことがある。
自分だけがしゃべる状況にしない
お酒に飲むと饒舌になる人(酔うとよくしゃべる人)が多いけど、ほろ酔いで好きな人と会話する時は、あくまでも「二人のしゃべる量が同じくらいになるように調整する」のが正解だ。
逆に、好きな人がよくしゃべる状況になった時も、自分の話をするに頑張るべきである。
せっかく好きな人をお酒の席を作れたなら、お互いの距離が縮まったと思う会にするのが理想であるため、気分が良くなった時もしゃべりすぎに注意するべきだ。
特に男性は酔うと調子に乗ってしまう人が多いので、「話を聞いてほしい」と思っている女性心理に寄り添えず、「自分だけが楽しい会」にしてしまっている風景をよく見る。
「どんな飲み会になったら理想か」を考えながら好きな人を楽しませよう。
何度か二人で飲めたら、下の記事で脈を確認してみてほしい。

まとめ
今回は「恋愛にアルコールの効果と影響」について、ビールゴーグル効果を中心に説明した。今回紹介した効果を知って、一人でも多くの人が好きな人の前で自信が持てれば嬉しい。
アルコールと恋愛の相性はほとんどの人が体験済みで、効果の名前を聞いて「なるほど!」と思った人が多かったと思う。あとはビールゴーグル好感活かし方をこれまで以上にブラッシュアップできれば、踏み込めるタイミングもくるはずだ。
下の記事では、レディーキラーカクテルという好きな人に勧めたいカクテルを8種類紹介しているので、ぜひ合わせて読んでみてほしい。
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