あなたが冬デートで気を遣っていることとはどんなことだろう。真冬は防寒対策が万全であることも多いのだが、11月や12月、3月や4月と言った時期は一日の寒暖差が大きかったりして、考えているよりももっと「寒さ」がデートを盛り下げる原因となってしまう場合がある。デート当日だけがとても寒くて予定が狂うことだって珍しくないはずだ。
そこで今回は「女子ウケの悪い冬デート」をテーマに、あるランキングを紹介し、寒い時期のデートで気を付けるポイントまでを考えてみたい。
これからデートの予定があるなら、寒い時のデートの仕方のヒントにしてもらえたらと思う。
女子ウケの悪い冬デートトップ5
今回参考のランキングは25歳~34歳の200人の女性を対象に行った「本当は寒くて行きたくないと思うデートスポット」に関するアンケート。
以下引用する。
1位 長時間並ばないと入れない人気レストラン(52.5%)
2位 野外のスポーツ観戦(36.0%)
3位 雰囲気の良い公園(22.0%)
4位 スキー場(20.5%)
5位 スケート場(17.0%)
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20140210-00034547-r25
ランキングを見ると、1位は約半分の女性が「できれば行きたくない」と答えており、2位は約3人に1人と、この二つは最低限気にしておきたいところ。
寒い中、おいしいかどうかも噂だけのレストランに興味本位で並ぶと、もしそこまでの価値がないと判断された場合はとんでもなく失敗デートになりそうだ。
また、野外のスポーツ観戦も、お互いの趣味なら何ら問題ないとしても、もし強い興味をもって観戦できなかった場合は悲惨な結果になりそう。開場前に並んでから入る場合もあるだろうから、女性に気を遣ったデートプランを考えるなら、敢えて選ぶべきかどうかを考えてみるべきだろう。
少しだけ雑感を述べたところだけど、寒い時期のデートで気を付けるポイントをいくつか挙げながら解説を加えていこうと思う。
野外で間延び=寒さをより実感して過酷なデートになる
女子ウケの悪い冬デートは「野外で間延びした時間」が一つのポイントになる。
寒いと分かっているのに外で長時間過ごすなら、せめて楽しい時間にしないと、「何で?」という疑問が完全に不満となってしまうだろう。体が冷え切ると心も冷え切るからとげとげしてしまう人も多く、対策が必要だし、回避するという選択も時に正しい。
冬デートで有名なレストランに行くつもりなら予約をしておくとか、少しの心遣いがデートそのもののイメージを変える。リンク記事では「男性の段取りの悪さ」を指摘する声が寄せられていたので、その通りになってしまわぬように、寒い日はデート先がどの程度混む可能性があるのかについて一考しておきたい。
段取りを完璧にしないといけないわけではないが、もし段取りが悪いなと思わせることがあれば、寒さの分あなたのイメージが悪くなってしまうのが冬デート。仕事ができない男もモテないし魅力に欠けるので、ほんの少しの気遣いをしておこう。
寒いと会話が盛り下がる
寒い地方の方言はなるべく口を開かないですむような話し方になっているのを知っているだろうか。寒いと口を開きたくなくなるのが人なのである。
冬デートでは寒いところに長時間いること自体がリスクと言えるので、二人の会話の状態と寒さの関係について考えておこう。ポイントになる場合も少なくない。
実は先ほどあげたランキングの下位グループは結構定番なデートスポットやデートプランであった。意外に思う人も多そうな印象。
それを考慮すると、結局失敗デートが「より寒さを実感するデート」になっているとも考えられるということ。要するに、寒さからデートがつまらなかったのか、デートがつまらなかったから寒いと感じたのかは微妙だとも思えたのである。
つまり、寒いと会話が盛り上がりにくいところがって、より寒さを感じやすいデートプランを用意するなら、盛り上げるための努力はいつも以上に必要となるということだ。
従って、会話がちゃんと盛り上がる「二人の興味が重なる場所」なら野外であっても冬デートではお勧め。二人で楽しい時間を過ごせれば寒さはさほど気にならない。それどころか、寒さが二人の距離をさらに縮めてくれるだろう。
もしそうではなく、あなたの趣味や相手の趣味に偏重してしまうデートを冬の野外で行うなら、会話には頑張らないといけない。寒いことを理由にテンションが下がることは多いので、こんな視点から冬デートを考えるのは大事なことになるだろう。
単純に考えたい人は、「どうしたら楽しいデートができるか」を寒さも意識した上で考えれば良い。
デートはオシャレも楽しみたい!モコモコするのを嫌う女性
デートに行く際、自分のファッションが全く気にならないという女性はほとんどいない。女性は自分がかわいくなるとテンションがあがるところがあるので、楽しもうと思う時におしゃれをする人も多い。デートも当然こんな機会に該当する。
男性は、冬デートでもおしゃれを楽しみたい女性が多いことを知っておこう。可愛い自分で気分よくデートを楽しみたいのである。
しかし、そこでよく問題になるのが「おしゃれと薄着の関係」だ。防寒対策に力を入れれば、それだけ着る物の数が増えたり、厚くなってしまい全体的なシルエットが崩れてしまう。寒ければ仕方のないことだけど、寒いのにわざわざ寒いところに出かける神経を疑ったり、無理して薄着ででかけようとする人がいたりと、女性らしい感性で冬デートを評価する向きがあるので注意が必要。
おしゃれな服が薄着になってしまうことも多いので、女性の感性にも配慮ができるといいし、デート中に寒いなら上着や防寒対策の小物を貸してあげたり、できることも考えてあげよう。
寒い中のデートはつい顔つきもこわばるので、雰囲気を良くするためにこんな視点を持っておくと失敗デートが回避できる。
男性はロマンティストで女性はリアリスト?
言及するか迷ったのだが、少し触れておこうと思う。
先ほど紹介したランキングの下位に位置していた「夜景&星がきれいな場所」と「野外イルミネーション」についてだ。
男性が「雰囲気の良いデート」を思い浮かべる時、どうしてもロマンティストに考えるところがある。サプライズ好きも行動に起こすまでいくのは男性の方が多かったりするものだ。女性は妄想程度で、もう少しリアリストな考えの持ち主が多い。男女にギャップがあるところだろう。
冬は空気が澄んでいて星がキレイだし、クリスマスなどのイベントに絡むイルミネーションがキレイだったりと、寄り添いながら外でするデートのイメージは雰囲気が良い。
しかし、実際には「寒さ」の方が気になってしまってうんざりするデートとなってしまうことがある。今回紹介したランキングでは第3位に「雰囲気の良い公園」が入っている点に注目だ。
雰囲気をよくするために何かを考えることは全般的に良いことだけど、そのために犠牲があると相手は不満を持つかもしれない。長時間滞在しない形であればそうならないだろうし、車の中から楽しむとか、方法はいくつかあると思うので気を遣おう。デート相手が自分と同じ感覚でいるかどうかは分からないから、結果的に過酷なデートとなってしまわぬように配慮できるといいだろう。
暖かい店内でも綺麗な夜景を楽しむことは可能だ。素敵な夜景レストランも選択肢になるはずなので、発想豊かに冬デートをプランニングしてみてほしい。
まとめ
今回は「女子ウケの悪い冬デートランキング」についてまとめ、寒い時期のデートで気を付けるポイントについて考えた。
冬デートは、寒いからこその醍醐味も多い。野外でデートすることが無条件に悪いデートとはならない。
しかし、寒さをより意識させるようなデートの仕方では、体的にきついのでテンションも下がりがちで、盛り上がるデートにしづらい面がある。「寒い」という条件を考慮した上でどのようなデートにするべきかについて一度考えてからデートプランを決定したい。
いずれにしても楽しいデートにしたいなら「どこに行って、何をするか」よりも「二人で、どう楽しい日にするか」が大事だ。今回まとめたことはこれを一番に考えて検討してみよう。
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