好きな人と付き合っているのは幸せなことだが、副作用となるのが「彼女への独占欲や嫉妬」と言った部分である。あなたは自分の彼女に「適切な距離感」で付き合えているだろうか?
彼女が大好きになると気持ちのコントロールが難しくなって「重い彼氏」になってしまう人がいる。恋愛は個人的な価値観を二人で調整できればどんな付き合い方も間違いではないが、彼女が重い彼氏に認定すればいずれそれが原因で嫌われることになるはずだ。
ラブラブでも別れるカップルがいる以上、「もしかしたら重い彼氏に思われているかも」と思った時点で、きちんと客観的に彼女への態度や行動を振り返り、改めるべきは改めるのが彼女のためであり、ひいてはあなたのためである。
そこで今回は、彼女に嫌われる前に知っておきたい「彼女に重い彼氏と思われる行動・態度を解説したい。
特に恋愛経験が浅い人や初めての彼女だったなら不安もあると思うので、自分が重たい彼氏になっていないか一度考えてみよう。
(重たい彼女についてはこちらの記事を参考にしてほしい⇒【彼女が重い…】彼氏に「重い女」だと思われる彼女の行動や発言 )
連絡の強制
例えば「毎日何時に電話する」とか、「飲み会が終わったら必ず電話する」など、連絡を強制する彼氏は案外存在していて、「連絡」はお付き合いでも基本的なコミュニケーションになるので問題になることが多い部分だ。
「重たい彼氏」と「強制」は関連深いキーワードだろう。
誰でも強制されれば息苦しさを感じる。それは、相手が自分の好きな人である「彼氏」であってもである。
本来は連絡したいと思うから連絡するわけだけど、実際のお付き合いにおいては義務的な連絡も存在するのが現実だ。
でも、それを強制し、もし相手がそれをミスってしまった時に怒るような彼氏は、重たいと思われる彼氏の行動・態度にあたる。
約束を守るのは人付き合いの基本になるから、時には何か理由があって強制色が出て来てもいいのだろうけど、条件を付けて彼女に約束させる行為は少し考えものだ。
心地良いお付き合いに信頼関係は必要不可欠で、フリーハンドな部分をいかに合わせていくかを考えた方が相手の負担は少ない。彼女を強制することで安心している彼氏がいたとしたら、「付き合っている幸せ」についてもう少し考えを巡らせるべき。
彼女の自由を奪いすぎるのは愛情が冷める原因となるから気をつけたい。
愛情を何度も確かめ、言葉にさせる
カップルは基本的に愛情表現を増やすべきだ。相手の気持ちはやっぱり言葉にしないと伝わらないところがあって、愛情表現がない状態で長期間過ごすと、気持ちがすれ違ってしまうことが出てくるから、相手の愛情を確かめるのも、それを言葉にさせるのも、その行為そのものが悪いことではない。
しかし、「何度も」という行為は、その他も含めてどうしても彼女にとっては重く感じるだろう。
女性は男性と比べて感情表現をする人が多いから、「好き」だと言葉にするのに過度な抵抗がない人も多い。「好き?」って聞けば「好きだよ」って返ってきて、カップルの時期にもよるけど、いつも照れて言葉にしない彼女はそういないと思われる。
でも、毎回会う度に言葉にさせられたり、電話をすれば必ず聞かれるような彼氏を彼女としてはどう思うだろう。
毎日でなくても、頻繁に聞く彼氏も男らしい態度とは言えず、女々しさを感じる彼女がいても不思議ではない。
女々しい彼氏もまた「重い彼氏」の特徴だったりするので、相手の気持ちに対しどっしり構える態度は重要。彼女の気持ちに対し不安になるタイプの男性は、気を付けよう。我慢することでイライラする男性もいるため、そうなってしまうなら考え方を大人にしていかないといけない。
参考:大人の恋愛と子供の恋愛の違いとは~特徴や考え方はどこが違っているのか
返信がないと何通も連投でLINEやメールを送ってしまう
彼女に重いと思われる彼氏は、とにかく「しつこい」か「強制する」人になっている場合が多い。
その中で「連絡」に関しては初めに挙げた「強制する」問題点に触れているが、「しつこい」と言う面では、「自分の連絡に対し返信が無いと何通も連投でLINEやメールを送ってしまう彼氏」を挙げておきたい。
彼女にも色々な事情がある。時には連絡を返せないこともあるだろうし、忘れてしまうことだってあるだろう。ここら辺は個人差の大きい部分なので、お互いで心地いい関係を構築するのにぶつかり合うことがあったりもするけど、自分の不安や不満ばかりを優先して、何通も連投するような連絡の取り方は重い。
それを彼女が確認した瞬間のテンションの落ち具合は相当だ。
付き合っている彼女が相手なのだから、他人行儀に「連絡」を考える必要はない。すぐに連絡が欲しいと思うことだってあるだろう。
もちろんそういう時はLINEなどを連投で送る場合もあってしかるべきだけど、「傾向」としてそういうところがある彼氏は重たく感じる。彼女にもその時々の気分みたいなものはあるのだから、お互いでバランスを取り合うようにしよう。
交友関係の制限が厳しく男の連絡先を消去させる
「男の連絡先を消させる彼氏って本当にいるの?」って思う人の方が多いかもしれないけど、実際に存在する。
もちろんそんな彼氏は稀だし、交友関係の制限に関しても二人で段々とバランスを取っていくものだが、束縛のやりすぎは重い彼氏の最大の特徴と言え、重い彼女よりもここは厳しいくらいだ。
例えば、「合コンには行くな」くらいならよくある話だろう。
でも、無条件に「男とは二人きりで食事するな」まで行ってしまえば少し行き過ぎで、社会人なら付き合いもあるし、色々な事情もでてくるから、そのたびに衝突していたらお互いが持たない。
また、この「束縛」については嘘を日常化させてしまうこともしばしばだ。
とりあえず彼氏の前では「うん」と言いつつ、実はそんなことは現実的に無理で、本当のことを隠しつつお付き合いするという彼女を何人も見てきた。
気持ちのいい関係ではないし、できたら本当のことを話したいと思っていても、過剰な束縛彼氏に隠さないといけないという状態になっている彼女も存在していて、そんな女性は彼氏を重いと感じがち。我慢は持たないから、あまり長くは続かない恋愛になりやすい。
浮気をきっかけに男性の連絡先を全消去させるようなことは案外あって、そこまでの過剰な対応が必要な場合も相手次第ではあり得る。ただ、結局信用できない彼女をどのような方法でコントロールしても幸せとは遠ざかってしまうところがあるだろう。個別具体的に対応が必要なものを例に挙げてしまったが、束縛のカタチはナイーブな問題なので、よく考えて行動・態度を決めるべきだ。
全部の予定を知りたがる
毎日連絡を取り合うようになると、その日にあったことを話したり、次の日の予定を話したりすることは、カップルの連絡の取り方であるあると言える。
従って、普通の会話にこのような状態が生れているなら、重い彼氏の特徴にははまらないのだけど、予定の詳細を聞く時に少し特徴と言えるものがある。
それは、どこまで彼女の予定の詳細を聞くか。
特に「誰と」を意識した質問が深くなるのは重い彼氏の特徴になり、毎回聞かれる彼女としては辟易するパターンが増える。全部の予定を詳細まで把握しようとする彼氏に彼女は信用の無さを感じるし、細かなとこまで説明するのが面倒にも思う。
何よりも彼氏から疑われている気がするから、時々質問の深度が雑談レベルを超えて詰問になっている場合があるのは問題だ。
女性の中には全部の予定を詳細まで話したがる彼女もいる。その話の中で気になることが出てきた時に細かなところを聞くことは大凡のところで問題にはならない。ここら辺は話をしていてわかってくることなので、相手から話してくることに対するリアクションの範疇であればある程度どんなことを聞いても良いだろう。
問題になるのは、尋問みたいな感じで「毎回、誰とどこで何をするか」を把握したがる彼氏だ。興味があるから聞くと言うよりも、心配とか不安が見える聞き方をする彼氏は重く感じるので、少し考えてみよう。嫌われる前に対処する方が後で後悔がないように思う。
いきなり現われる彼氏
突然家に「来ちゃった!」攻撃が重い行動のは有名な話。
このほかに、友達と遊んでいるところに現れたり、飲み会終わりに急に現れたり、そんな彼氏を見たことのある人は少なくないのではないだろうか。
今挙げたことは、しっかり予定されていれば彼女に取って「嬉しいこと」に当たるだろう。
家に来てくれる、送りにきてくれる、ちょっと寄ってくれる、これらは付き合っているカップルならある話で、むしろ仲の良さを感じることもある。
しかし、予定になく突然現われるのはびっくりするし、周りの目があったり、彼女にも事情があったり、好きな人が相手でも迷惑になることは多い。悪い意味で「えっ?」なるパターンでは、「何で連絡の一本もくれないの?」と怒りに似た感情が沸き起こることも珍しくないだろう。
サプライズでこんなことがたまにある程度なら問題にはならないと思う。夜遅くなった飲み会上がりに、たまたま近くにいたから一緒に帰ろうと思って寄ってみたりなんてことはままある話だ。ただ、これも「傾向」までいってしまうと困りもので、重たく感じる彼氏の行動になってしまう。
もし彼女に「こっちの事情を考えてくれないの?」と思われてしまえば、無駄を超えて悪影響すら与える態度になってしまうので、良かれと思って取る行動でも、彼女の受け取り方を考えるべきだ。
まとめ
今回は、彼女に「重い彼氏」と思われる行動・態度を紹介した。
気にし過ぎて他人行儀な態度で上辺の付き合いをするのも違っているけど、踏み込み過ぎて相手の事情を考えずに重い彼氏になってしまうと最終的には「嫌われる」というところまで行くことがあるので気をつけよう。
重い彼氏とは
- 強制する
- しつこい
- 相手の事情を考えない
のが基本3原則だ。
彼女にどこまで求めるかは相手毎に好みも許容範囲も違うので一概に言いにくいが、色々な話をすることですり合わせていくような工程を経たり、段々と形造られていくようなところがあるので、我慢する気持ちも必要なもの。
時にはぶつかり合うこともあっていいし、必要とも言えるけど、相手が勝手に思考を進めてしまった場合は、重い彼氏に愛想を尽かすことも出てくる。
気を付けるべきポイントがあったなら、対処しよう。
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