当たり前の話ではあるが、どんな男性でも、彼女にだったら「甘えたい時」が存在する。
クールな彼氏や、無口な彼氏、プライドが高い彼氏など、あなたが付き合う彼氏にも色々なタイプがいると思うけど、他の女性と彼女は別の存在だから、少なくても「ある瞬間」では、彼女に甘えたくなる心理を持つのが男性心理だ。
しかし、男というのは不器用で感情表現も下手だから、甘えたいと思った時に素直に彼女に甘えられるかと言えばそうでもない。
甘えたいと思っているのに甘えられない時もあって、そんな時に彼女が察してくれると、男性心理としては「甘えやすい彼女」だと思ってさらに好きになる。
お互いで甘えたい時に甘えられる関係であれば、幸せなカップルである。彼女がうまく彼氏を甘えさせることができれば、きっと彼氏もそのお返しで優しくしてくれるから、あなたも彼氏に甘えることができるはず。
そこで今回は、「男性が彼女に甘えたいと思う時」を解説し、男性心理に注目しながら「男性はどんな瞬間に女性に甘えるのか」という女性の疑問に答えてみたい。
普段甘えない彼氏でも、こんな瞬間はあなたに甘えたいと思っているのかもしれない。
嫌なことがあった時(ストレス時)は男性が甘えたい時
仕事での失敗やプレッシャー、人付き合いのもめ事などなど、男性がストレスを受けたときは彼女に癒しを求めて甘えたくなる時だ。
男性が黙って甘えてくる時は、話を聞いてほしいわけではない
男性がストレスを理由に彼女に甘える時は、「何かあったのかな?」と思うような態度をとりつつ、言葉にしないタイプが多い。
話を聞いてほしい時は言葉も発する時があるけど、男性が甘える時に黙っているなら、彼は話を聞いてほしいのではなく、自分に寄り添ってほしいと思っている。
元気がない雰囲気なのに離れないで甘えるような態度を取るとき、彼氏は抱えたストレスを癒してほしくて甘えている。
そんな時は、「どうしたの!?何かあった?」という感じで接するより、寄り添うように一緒に居てみよう。

体調を崩した時は素直になれるから男性が甘える時
体調を崩した時は誰でも弱気になるもの。頭もボーっとしているから、素直に甘える男性が多い。
体調を崩した時に電話で甘えてきたり、看病している時に甘えてきたりすることは多いと思うので、「早く寝ないと治らないよ!」ってだけのリアクションは寂しい。寝た方がいいのは彼氏も分かっているから、少しの間甘えさせてあげるのは精神的なケアになる。
彼氏が甘えてきたら、少し構ってあげて、体調が悪い彼氏を甘えさせてあげることも大切なことだ。普段と違う彼氏に戸惑う彼女も多いのだが、同じようなテンションで接してあげると、彼氏が甘えられる。
彼氏が体調悪い時は甘えたい時だから、接し方を工夫しよう。
風邪を引いた時に甘えてくる彼氏は、彼女を信頼している
風邪をひいた時に甘えてくる彼氏は、彼女のことを信頼しているから「弱った時」に素直になっている。
男性は基本的にやせ我慢するから、体調を崩した時や風を引いた時に強がることも多いのだが、信頼している彼女がいる男性は普段まとってる精神的な鎧を外すように彼女に甘えることが多い。
男性も甘えたい心理を持っている中でなかなか甘えられないのは、彼女に対して余計なことを考えているから。体調を崩すと彼女に対しての考え方がストレートになり、信頼しているのであれば甘えてくることが多い。
もちろん、風邪をひいても甘えてこない彼氏もいて、そんな彼氏は彼女に心を許してないかと言えばそうではないが、もし甘えてくるならそれは「信頼の証」だと捉えよう。
ちなみに、彼氏が風邪を引いた時の対応方法は彼氏の性格次第で変わるところがあるので、下の記事で詳しく解説している。甘えてくる彼氏も、甘えてこない彼氏も、彼女としてはどう彼氏に接したら良いか迷うことが多いので、参考にしてみよう。

二人きりになった時は周りのことを気にしなくていいから、男性が甘えてくる時
二人になると雰囲気や態度が変わる男性もいるが、甘えん坊に変身するタイプも実はそれなりにいたりする。
これは瞬間的なものも含めると決して少なくなかったりするから、“やっと二人きりになれた時” に、彼氏から甘えられたと言う女性はかなりの数に及ぶ。
周りの目を気にする男性は、二人きりにならないと彼女に甘えない
男性心理では、体裁を気にするというところがあり、彼女には自分の素で接する一方、周りの目を気にする場所では「かっこつける」ところがある。
二人きりの時とそうじゃない時とで態度の違いが大きい彼氏は、二人きりにならないと甘えてこないことが多いのだ。
男性が外で甘えるのを恥ずかしがったりすると、二人きりになれた瞬間に心の枷(かせ)が外れることになるから、甘えてくるタイミングになるのである。
これは「彼女が嫌がるかもしれない」と思うことも影響しているので、カップルが甘える甘えられる関係になる条件に「二人きりである」ことが絶対的な条件になることも多い。特に周りの目を気にする男性は二人きり以外の時に甘えてこない傾向が強い。
二人きりになると甘えてくる彼氏は、彼女への愛情が強い!でも実際に甘えてくる時期は付き合って2か月から3か月
二人きりになると雰囲気が変わって甘えてくる彼氏は、彼女への愛情が強いという特徴があるので、愛されてる彼女は、彼氏に「二人きりになると甘えてくる」という印象を持つようになる。
交際1か月以内の付き合い始めは教科書的なデートが多くて、なかなか二人きりになれないことも多いが、交際2か月を過ぎたあたりからはだんだん二人きりになる時間が増えていき、それと共に甘えてくる彼氏が多くなる。

彼氏が彼女に甘えたいと思う時はふたりきりになれた時もきっかけになるから、もし甘えてほしい彼氏がいるなら、付き合って2か月過ぎた頃からは彼女側から二人きりになろうとすると効果がある。
甘える彼氏は彼女からすると強く愛情を感じるので、カップルとして幸せな時間が流れる。順調な交際のコツにもなっているので、検討してみよう。
シラフの時より、お酒に酔うと甘える彼氏や、酔ってる時に甘えてくる彼氏が多い
お酒に酔うと男女ともに甘えん坊のところは出やすい。
「ちゃんとしないと」と気を張っていた部分が和らぐから、アルコールが入った時は男性が女性に甘えたい時の代表的タイミングだ。
お酒に酔うと思っていたことがそのまま素直に行動・態度に出るとも表現できるだろう。
お酒に酔ってると人はより感情的になるから、甘える形でスキンシップも増えやすいけど、男性心理を考えた場合は「甘えたい気持ちに素直になれる」ことが大きい。
甘え下手な男性は「酔った」って理由が素直になるために必要だったりするから、酔うと甘えてくる彼氏を持った彼女も多いのではないだろうか?
男性が彼女に甘える時は彼なりに理由付けして甘えている場合もあるから、女性は照れ隠しをほどほどに、タイミングによって彼氏を甘えさせてあげる瞬間を作ってみよう。
男性が甘える時は「理由付け」をしたい心理になるから、酔ってる時に甘えてくる彼氏が多い
今述べたように、男性心理では甘える時に自分向けに理由付けが必要になるため、“いつの自分じゃなくなる” 酔った時・酔ってる時は甘えてくる彼氏が多い。
「酔ったら甘える」「酔うと甘える」などの傾向がある彼氏は、本音ではもっと甘えたいと思っているのだろう。甘えたいけど甘えられないという彼氏は酔ってる時に甘えてくる傾向が本当に高い。
もし彼氏に甘えてほしいと思っているなら、二人きりの状態に近い「仕切られたソファー席(カップルシート)」があるお店でお酒を飲むと、雰囲気が変わるかもしれない。
彼女からの愛情を感じた時は彼氏が甘える時
「甘える」って行動は相手に信頼がないとできない。特に男性心理では甘えるのがカッコ悪いことに分類されるから、実はカップルに取って「彼氏が甘えてくる意味」は大きく、カップルとして一歩進んだ状態になったサインになる。(※甘えん坊の彼氏は例外)
では、男性がかっこ悪いことでも実際の行動に移そうと思うタイミングは?と言うと、彼女からの愛情を感じた時だ。
彼女が愛情表現してくれると彼氏は安心感の中で彼女に甘えることができる。
彼女が甘えてもOKサインを出してるように思うから、男性は彼女から愛情を感じると甘えたくなる
男性から女性に甘える時は、自分の弱いところを知られることになるし、相手への愛情を示すような行動・態度を取ることになるから、彼女からの愛情を感じられないと彼氏は甘えにくいと思ってしまう。
自分が甘えても受け止めてくれそうなイメージができないと、甘えることにリスクがあると考える男性心理では、甘えることができないのだ。
彼女が愛情表現すると、甘えてもOKサインを出してるように思うから、男性は甘えたくなる。
男性が甘えたくなる動機の出発点は「彼女への愛情」ではあるが、「彼女からの愛情」が行動に移すために必要なものになる。
タイミングとして、彼女からの愛情を感じたときに甘えたいと思うことが多いのは、カップルがカップルらしい雰囲気を作ることにも繋がっている。「カップルはお互いに甘える」というと言葉では伝わりにくいけれど、そんな関係になれたら二人は順調な交際だと言える。
そういう雰囲気が作れないカップルはうまく行かないので、「何で付き合ってるんだろう?」と思われないような交際を目指そう。
二人でゆったりした時間を過ごしている時は、精神的なガードが崩れて男性が甘える時になる
男性でも、「何の理由もない時」に甘えたいと思うことがある。
好きな人に心を許すなら、自然に湧き上がる愛情が「甘えたい」と思う理由になり得るのだ。
特に、男性は外では気を張ることが多く、友達関係に甘えることが少ないから、彼女とゆっくりしている時は、精神的なガードが崩れて自然に甘えたい気持ちになる。
カップルが落ち着いた雰囲気になったら、彼氏は自然に彼女に甘えてくる
お付き合いが継続する中で、男性は彼女に甘える瞬間の “量” がだんだん増えていく。交際が落ち着くと二人でゆったり一緒にいる時間が増えるから、男性はその時間に癒しを感じることで自然と甘えることも多くなるのだ。
この時に起こっているのは、「リラックスした→甘える」という自然な心理の推移である。お互いに気を張ってる時は甘えることなんてできないけど、逆にお互いにリラックスしている時は自然に甘え合う雰囲気ができていく。
本当に落ち着くことができたときも、男性が女性に甘えたくなる時だと言えるから、二人に緊張感がある時期は甘えてくれないことに悩みやすい。
そういう意味では、あなた自身がまず相手に安心していくことが求められる。その雰囲気が彼に伝わると、タイミングを選ばずに甘えてくることになるだろう。もし、どうしたら彼氏が落ち着く彼女になれるだろう?と思ったら下の記事を参考にしてほしい。
仕事に区切りがついてやっと一息つけるときは、男性が甘えるタイミング
男性はやせ我慢が好きだ。頑張っている姿を褒めてほしいと思うけど、それは結果のためという側面が強い。忙しく大きな仕事に追われた日々を乗り越えて、やっと一息つける時、男性は女性に癒しを求めて甘えたくなる。
彼女として彼氏が頑張ったなと思うときは、お疲れ様の意味も込めて甘えさせてあげると良い。そんな時には「○○がいるから頑張れる」なんて考えてくれる。

彼氏が甘えてくるタイミングは彼女に癒しを求めるタイミングと重なりやすいので、彼女は彼氏の状況も頭に入れておくと付き合いやすい彼女になれる。
甘えてこない彼氏への対処法
今回は「男性が甘える時」について具体的に解説したが、もし甘えてこない彼氏に悩んだら、意識的に彼氏が甘えたいと思う瞬間を作るようにしよう。
たとえば、下の7つは甘えてこない彼氏への対処法としておすすめの行動だ。
- 疲れてる彼氏にはねぎらいの言葉を送る
- 言葉数を少なくして落ち着ける雰囲気を作る
- 疲れてる週末に一緒にお酒を飲む
- 家デートに誘ってゆっくり過ごす
- 自分から近づいて甘えていいよサインを出す
- なるべくわかりやすく愛情表現する、言葉にする
- 仕事の区切りがついたタイミングで打ち上げ的なデートに誘う
彼氏が甘えてくれない原因は色々あるが、彼女が努力した場合はストレートに効果を発揮するので、待ってるだけじゃなくて行動に移すと二人の雰囲気が変わってくる。
ただし、彼氏が甘えるまでの交際期間は短くて1か月、長くて3か月くらいかかることがあるので、焦らないことも大切だ。
逆に言えば、付き合って半年くらい経つのに甘えてくれない彼氏には具体的解決策が必要になっているから、交際期間によって躊躇なく行動するべき女性もいる。
甘えてこない彼氏に対して、「自分に魅力がないのかな?」と思ったら、下の記事を参考にしてみよう。

まとめ
今回は「男性が彼女に甘えたいと思うとき」と題して、どんな瞬間に男性は女性に甘えるのかを解説した。女性心理と比較しながら読むと、参考になった部分があったのではないだろうか。
ストレスを抱えた時、女性は人と会いたくなって、男性は一人になりたがると言われているけど、甘えさせてくれる彼女となら、癒しを求めて一緒にいたいと思うことが多くなる。
男性心理を考えた場合、何も話さない時にどこまで聞くかは案外難しいバランスだけど、甘えてくる男性を上手に甘えさせる女性は、男性をひきつける部分が大いにあると思うから、落ち込んでいる時はうまく甘えさせてあげよう。
お互いに甘えたい時に甘えられる関係はカップルの憧れのカタチでもある。

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