20代の恋愛で理解しておきたい「10個のウソ」とは~20代の前半から後半まで、「知ってほしい恋愛で大事なこと」

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20代の恋愛の嘘や大事なことをイメージしたチェックボックスの画像。

20代の恋愛は、まだまだ恋愛経験が少ないから、多くの失敗もしてしまう時期だ。実際は、傷つきながらも成長するようなイメージで「20代の恋愛」があるのだろうけど、たくさんの人が知ることになる「恋愛のウソ」は、30代になるまでにぜひなるべく早く理解してほしい。

この記事では、「20代の恋愛で理解しておきたい10個のウソ」についてまとめるから、特に恋愛経験がない人や少ない人は、恋愛に関する勘違いを修正しよう。

20代の恋愛で知っておくべきこと、学ぶべきことってどんなことがあるのだろう?

あなたが20代前半から後半までの年齢なら、ぜひ詳しく読んでみてほしい。

  1. 20代の恋愛①「恋人は自分のステータスを上げる!」はウソ
    1. 20代で気づく恋愛観「恋人は、一緒に生きるパートナー」という認識
  2. 20代の恋愛②「本当に好き同士のカップルなら何も言わなくても通じ合う関係になれる」はウソ
    1. どんな時も向き合い続けるカップルが本当に分かり合えるカップル
    2. 彼氏や彼女に分かってもらう、理解してもらうために、言葉を尽くすことが大切
  3. 20代の恋愛③「好きな人が一緒にいてくれるなら他に何もいらない!」はウソ
    1. 好きな人と別れた時に「すべて失った」と思わないように…
    2. 本当に良い恋愛ができると、お互いを大事にしながら二人で成長していけるカップルになれる
  4. 20代の恋愛④「本当に好きなら浮気なんてしないはず!」はウソ
    1. 20代の内に束縛と放置の適切なバランスを見つけよう
    2. 良い恋愛を長く続けるには、カップルのルール(のようなもの)が必要
  5. 20代の恋愛⑤「自分は頑張っているのに、彼氏・彼女のせいでうまくいかない」はウソ
    1. 喧嘩するのは悪くないが、意味のある喧嘩をしないと良い恋愛にはならない
  6. 20代の恋愛⑥「私(俺)が我慢すれば上手くいく」はウソ
    1. 我慢しても溜まったストレスはいつか爆発する
    2. 我慢しないで幸せに付き合うには20代の内に「伝え方」を学べば良い
  7. 20代の恋愛⑦「私(俺)の良さに気づかないのは見る目がない」はウソ
    1. 相手から勝手に自分を見つけてもらうのではなく、自分を表現して自分に合う人を見つける
  8. 20代の恋愛⑧「恋愛は駆け引きが大事、恋愛テクニックが使える人が成功する」はウソ
    1. 駆け引きする人、恋愛テクニックを使う人は「本心が分からない」から、真面目な恋愛では失敗する原因になる
    2. 20代の恋愛で「恋愛テクニックはいらない」と気づいた人の「成功する恋愛の仕方」とは
  9. 20代の恋愛⑨「不安にさせるのは彼氏や彼女が悪い」はウソ
    1. 傷つきたくないと思ってする恋愛は、相手を傷つける
  10. 20代の恋愛⑩「結婚は30代になってからで大丈夫!」はウソ
    1. 20代で結婚する割合と30代で結婚する割合には大きな差が…
    2. 結婚したいと思える人との出会いはそうそうない
  11. まとめ

20代の恋愛①「恋人は自分のステータスを上げる!」はウソ

20代の恋愛は、実質的に「恋人をアクセサリーのように捉える恋愛傾向」を持った人が少なくない。「自分の恋人としてどんな人を選ぶか」、そういった視点が全くない20代の人は少数派だろう。

「一緒に歩いていると周りが羨ましそうな目で見てくるのが嬉しい!」

確かに美人の彼女やイケメンの彼氏は他人が見るとあなたが羨ましくて、恋人は自分のステータスをあげるように思うかもしれない。実際に「○○はイケメンの彼氏がいていいよね」「○○の彼女めっちゃ可愛いな」と言われると、自分が褒められたようで誰でも嬉しいものだ。

しかし、これはあくまでも「交際中に幸せであること」が条件であり、例えば美人やイケメンにありがちな「浮気」が問題になった場合、あなたへ向けられていた「羨望」は一気に逆転し、「不幸な人」へと見方が変わる。

場合によっては「最初から釣り合ってなかった」とか「外見ばっかり見てるから浮気されるんだよ」なんて心無い陰口を言われることもあって、20代の恋愛では顔だけいいチャラ男や軽い女がモテるのがあるあるだ。

20代の半ばくらいから後半にかけて彼氏や彼女の中身を語る人が増えるのは、恋人は自分のステータスを上げるために選ぶのではないと気付くからであり、外見から入るにしても恋人に選ぶべきは「中身が素敵な人」である。

20代で気づく恋愛観「恋人は、一緒に生きるパートナー」という認識

恋愛の本質は「好きな人と一緒に人生を歩むことで、あらゆる意味で幸せを感じ続けること」にある。カップルが幸せそうに見えるのは「好きな人と想い合う関係だから」だ。

大切にしてもらい、自分が自分でいるだけで好きな人が幸せを感じるような、そんな恋愛が実際にあるから、外見やスペックで恋人を自分の付属品みたいに思うような子供の恋愛観は早い時期に卒業しよう。

幸せになるために、恋愛する。彼氏や彼女が自分を着飾るアクセサリーのような恋愛観を持つと恋愛の幸せから遠ざかることがあるので、傷つく前に20代の早い内から「中身ありきの恋愛」をしてほしいと思う。

20代の恋愛②「本当に好き同士のカップルなら何も言わなくても通じ合う関係になれる」はウソ

20代男子と20代女子のカップル

当恋愛サイト「恋愛のすべて」で何度も伝えているように、恋愛は究極のコミュニケーションである。

相手は異性で自分と違うところがたくさんある。もしあなたが好きな人を想って言葉を尽くさないなら、「本気の恋愛ほど複雑になる恋心」があなたの大切な恋愛を壊すだろう。

「分かってくれてる!」
それをただ喜び、幸福を感じるだけなら素敵なことだ。こんな関係も実際にあるし、恋愛の幸福に違いない。

しかし、そう思える関係に甘え、都合の良い解釈をし、相手を想って言葉を尽くさないなら、どんな恋愛関係もそう長く続かない。

彼氏や彼女を信頼しながらも、どこかで「何も言わないなら、相手は何も分からない」と、20代前半の恋愛でぜひ学んでほしい。

どんな時も向き合い続けるカップルが本当に分かり合えるカップル

素敵なカップルとは、どんな時もどんなことがあってもお互いから目を離さず、「向き合い続けるカップル」だ。相手を深くまで理解するのに、我々は不完全な「言葉」を使わざるを得ない部分がたくさんある。

「察してよ!」はやっぱり完全なる甘えであり、「では自分が相手を察することができているか」という視点に立つと、どうしても疑問符が付き、言葉を交わす大切さにいつか気づく。

あなたは、わずか数か月から1・2年の期間で、誰かに完璧に自分を理解されて、いつも何を思っているか分かる関係がこの世にあると信じるだろうか?

少なくても私の経験では、「完璧に自分を理解してもらう」ために数か月から1年くらいの交際期間では難しかったし、私が何を感じ何を思っているかをいつも言い当てた恋人とはいまだに出会っていない。おそらくこれからも出会わないだろう。

カップルはどのくらい付き合ったら長続き?~各交際期間についてカップルの状態と長続きに対するイメージを解説
好きな人と付き合えているのはとても幸せなことだ。交際期間に関わらず「このまま長続きして、ずっと楽しく一緒に居れたらいいな」と思えるなら、ラブラブに付き合うカップルである。 当然、カップルの目標は「長続きすること」ではないから、どのくらい続く

20代の恋愛を通して「仲良しカップルといえども、言葉を大切にしないといつかすれ違う」と気づくべきだ。

彼氏や彼女に分かってもらう、理解してもらうために、言葉を尽くすことが大切

カップルで良い関係を築くには、今述べた通り「言葉を尽くすこと」が本当に大切で、「理解してくれない!」と怒りを覚えるようなタイミングでも「向き合うこと、自分の気持ちを言葉にすること」をやめてはいけない。

20代の恋愛はまだまだ拙い部分がいっぱいある。誰かと一緒にいるならその拙さがいろいろなエピソードを呼び込むだろう。恋人と語り合う時間は安らぎの中だけでなく、それこそ「病めるときも健やかなるときも」であるべきだ。

「良い恋愛」は二人で作るものである。だったら、あなたはこれから何を好きな人にしていこうと思うだろうか。

カップルは、「何も言わなくても分かってくれる」と思ったら必ずいつかすれ違う。そうならないように毎日向き合い続けることが大切だ。

20代の恋愛③「好きな人が一緒にいてくれるなら他に何もいらない!」はウソ

本当に誰かを好きになってその恋が叶うと、20代の恋愛では「好きな人以外ほかに何もいらない」と思うことがある。20代前半の恋愛なら好きな人と付き合う経験が初めてだったりすることも多いので、余計にその可能性は増すだろう。

しかし、どんな素敵な恋愛も、友達や家族をそれまで同様大切にしてほしい。好きな人だけになった人は、とにかく彼氏や彼女に重くなってしまい、本気の恋愛で問題となる「恋の副作用」がより大きくなって、逆に恋愛が続かない原因となるのだ。

好きな人と別れた時に「すべて失った」と思わないように…

加えて、もし好きな人がいなくなってしまった場合、本来20代の恋愛で誰もが受け取る「自分の成長」が受け取れなくなる。

なぜなら、好きな人がいなくなった時に「すべてを失った」と感じるからだ。それこそ、彼氏や彼女以外何もない状況で別れたら、絶望しかない。

自分の意識を好きな人ひとりに集中させるなら、誰かと一緒にいることができる精神状態では居られなくなっていく。

好きな人に尽くすことはすごく良いことで、好きな人のことを思って生活の中心にすることも悪いことじゃない。想い合う関係なら見返りもきっとあるはず。

でも、「ほかに何もいらない」なんて方向へ好きな人にのめりこんでいくと、その大きすぎる愛情が好きな人の負担になっていく。

こんなことを言うと「好きって気持ちはセーブするものなの?」と聞かれるが、そうじゃない。自分の意識を一人の人だけに集中させることが問題なのだ。

好きな人に、「自分がいなくなったらこの人はどうするんだろう?」という疑問まで持たれると、純粋に思い続けることさえ邪魔してしまう。

「好きだから一緒にいる。それが毎日続いている」というくらいの意識で付き合うほうが付き合いやすい人なのだ。

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本当に良い恋愛ができると、お互いを大事にしながら二人で成長していけるカップルになれる

素敵なカップルは、お互いを大事にしながら一緒に成長していけるカップルである。お互いに違う世界も持っていて、刺激し合うことは素敵なこと。あくまでも相手を一番そばに置きつつも、ほかの人間関係も充実させよう。

幸福は恋愛以外にもたくさんある。それを感じることができる人は、好きな人にとって「一緒にいて楽しい人」で居続ける。20代の恋愛は早い時期にそんな考え方もできるようになろう。

20代の恋愛で「この人と一緒にいれば人生が充実する」と思えば、結婚相手に選ばれる可能性も飛躍的に高めることができる。

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20代の恋愛④「本当に好きなら浮気なんてしないはず!」はウソ

20代で浮気している彼氏と浮気された彼女

カップルの別れる原因ランキングに「浮気」はどうしても上位に来る王道的な別れの原因になっている。残念ながら「本当に好きなら浮気なんてしないはず!」は恋愛のウソであり、特にに好奇心旺盛な20代前半の恋愛では、気を付けるべきことに間違いない。

しかし、私がここで言いたいことは「みんな、浮気するよ」なんてことじゃない。

20代前半で結婚してもそのままずっと幸せにいるカップルもいるし、「どんな人だって浮気するから覚悟してね」なんて言うつもりで見出しに挙げたのではない。

私が言いたいことは「ただ信じるだけじゃ二人の関係は守れない」ってことだ。

20代の内に束縛と放置の適切なバランスを見つけよう

束縛と放置の関係はあくまでも「バランス」が大事で、束縛しすぎることもダメだけど放置しすぎることもダメな、微妙な問題であることを20代の早い時期に理解してもらえたらと思う。

あなたが素敵な人と付き合えば、どうしたって「浮気」の問題はリアリティを帯びる。恋愛では信じることが何より大事だし、束縛男も束縛女も嫌われるから遠慮するように恋人を放置してしまうこともあるが、「嫌われたくない」と思って束縛や嫉妬の気持ちをあまりに抑えて付き合うと、後悔することがでてくる。

良い恋愛を長く続けるには、カップルのルール(のようなもの)が必要

20代から長く好きな人と付き合い続けたいなら、あなたたちカップルに合ったルールみたいのが必要になる。

それはルールブックを作るようなイメージとは違っているけれど、きっとただの過ちでも浮気を許せない人はたくさんいると思うから、「信じるだけじゃ守れないんだ」ってことを20代の恋愛でわかってほしいなと思う。

浮気を疑う気持ちだけでもカップルの雰囲気をおかしくしていくことがあるし、特に女性は彼氏を放置しすぎると安心させすぎて浮気されることがある。

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束縛と放置の関係は難しいので、下の記事も参考にしてみてほしい。

20代の恋愛⑤「自分は頑張っているのに、彼氏・彼女のせいでうまくいかない」はウソ

カップルは相手のせいにし始めた段階から間違いなく終わりに向かう。

ある瞬間にストレスから「相手のせいにしてしまう」のは仕方がないけど、結局それでもまだ付き合っていきたいなら、「自分の落ち度」について考える人でないと、誰と付き合っても上手くいかないものだ。

「結局、変わらないといけないのは自分だった…」
幸せになりたいと願うなら、まずは自分のできることをやってみよう。相手のせいにするくらい好きな人を理解したなら、まだできることがきっとあるはず。

もし、お互いにそう思えるなら、「補い合う恋愛」ができるんだと思う。

喧嘩するのは悪くないが、意味のある喧嘩をしないと良い恋愛にはならない

内容を問わず、何かの問題をあなたが恋人のせいにすれば、きっと恋人はあなたのせいにするだろう。

「彼氏のほうが悪い」なんて言ったって、付き合っていればあなたが彼氏にした悪いことはたぶんあるはずだから、どちらかが相手のせいにすれば相手も同じ発想をしてカップルはこじれるばかりだ。

喧嘩するなとは言わない。
だけど、意味のある喧嘩をしよう。

カップルはすごく近い距離で付き合うから喧嘩をしてしまう。だからこそ仲直りの方法が大事で、意味のある喧嘩にするために喧嘩前よりももっと仲良くなるための仲直りの方法を学んでほしい。「相手のせいにばかりしないこと」は、20代の恋愛で理解しておきたいことだ。

「俺は頑張っているのに彼女のせいでうまくいかない」は、本質的な意味でウソである。少なくても、「自分がどうすればうまくいくのか」を彼女の性格やこれまでの付き合い方を加味して考えた後、具体的努力の結果そう思う過程を経ない限り、20代はおろか10代の恋愛をしていると思ってしまう。

※恋愛経験が少ない人や無い人など、恋愛力に自信がなければ下の記事も参考にしてみよう。

20代の恋愛⑥「私(俺)が我慢すれば上手くいく」はウソ

20代カップルのデートで座るベンチ

20代の恋愛は、まだ恋人との適切な距離感がわかっていない人も多いから、献身的なタイプの男女は「自分が我慢しよう」と考えてしまう。

相手を受け入れることは大事なことだし、好きな人のために頑張るのは素敵なことだからだ。

しかし、ずっと我慢すれば心は消耗し、いずれくる何かのきっかけで爆発し、我慢してきたことがむしろ別れる原因になってしまう。

恋愛は我慢することも大事だけど、それよりもっと大事なことは「話し合うこと」だ。

我慢しても溜まったストレスはいつか爆発する

私は付き合う彼女に絶対にいう言葉がある。
それは、「何かあったら自分で溜め込まないで、なるべく話してね」ということ。

20代の恋愛では、ため込んだストレスを一気に爆発させる恋人の姿を見る人が多くいる。好きだから我慢できることはたくさんあると思うのだが、ずっと幸せに付き合っていきたいなら「話し合うこと」をまず大事にしてほしい。

長く付き合う場合、相手になんの不満も疑問もないカップルなどほとんど存在しない。私の経験だけで言えば、無いと言い切っても良い

何か無くてもたまっていくのが「恋愛」だから、カップルは周期的に喧嘩する瞬間を迎えてしまうのだけど、「話し合い」に軸足を置かず「我慢」に軸足が置かれた付き合い方をしていれば、より喧嘩が大きくなってしまって解決の方法に迷うことになる。

我慢しないで幸せに付き合うには20代の内に「伝え方」を学べば良い

20代の恋愛からは、恋人に対する我慢に対して “伝え方を考えた上で” 言葉にできるようになろう。言い過ぎてもダメだけど、言わな過ぎるのもダメだ。

ここにもバランスの問題が絡むことになるのだけど、「何かあったら言ってほしいな」という気持ちを、まずは自分から行動に移すと、お互いが意見交換できるような場面を作れて、今までよりももっと素敵なカップルになれる

「自分が我慢すればうまくいく」は、いずれウソになる “思い込み” である。

交際中にどうしても避けれない「カップルの倦怠期の乗り越え方」については、下の記事を参考にしてみよう。

20代の恋愛⑦「私(俺)の良さに気づかないのは見る目がない」はウソ

10代の恋愛に比べ、20代の恋愛はどんどん中身重視に変わっていく。外見が大事ではないと言わないけれど、過去の恋愛の失敗から得た学びも活かしながら、より幸せに居られる人と付き合う傾向が強まる時期だ。

特に結婚まで意識し始める20代半ばから後半は、モテるタイプが変わっていくレベルの変化がある。

そんなこともあって、20代は「自分を理解してもらうための表現力」が恋愛する上で基本となる力であることに気づいていく。「私(俺)の良さに気づかないのは見る目がない」という意見は間違いであり、嘘である。

相手から勝手に自分を見つけてもらうのではなく、自分を表現して自分に合う人を見つける

恋愛は「白馬の王子様を待つ」ような考え方をする人が失敗していて、自分をしっかり表現しながら自分に合う人を探す人が成功している。

自分の良さに気づかれないのは自分の表現力が弱いことを原因にしており、理解してもらうにはどうしたら良いかを考えないと、ずっと文句を言っている状況が続く。

恋愛はあらゆることを「相手任せにしない」ことが求められる。自分のアピールポイントはしっかり表現して、自分を魅力的に見せることが重要だ

ガサツな仕草をしている人はガサツな人だと思われるし、品のある仕草をする人は品がある人と思われる。自分の良さに気づかれないのは、自分を魅力的に表現できていないからなのだ。

20代前半から半ばになる頃までには、「表現力の大切さ」に気づいてほしいと思う。「自分の表現方法」を意識できれば「相手の目線」を考えることができ、自分視点ばっかりだった人の恋愛力が一段上がる。

好きな人に自分の良さを表現できるようになろう。あなたのイメージは、あなたが作るものだ。

まだ自分のタイプも分からないと言う人は下の記事を読んでみてほしい。

20代の恋愛⑧「恋愛は駆け引きが大事、恋愛テクニックが使える人が成功する」はウソ

20代の恋愛観について話すカップル。恋愛にテクニックはいらないと思っている

恋愛は、駆け引きやテクニックも語られる世界だが、男を釣る・女を釣るという恋愛観を持っていないなら、必要なものではない。

細かいシチュエーションを想定すれば、恋愛の駆け引きが必要になることもあるし、恋愛テクニックを使えた方が恋愛で有利になる場面もあるのだが、「人を好きになる」という感情の営みに「小手先のワザ」を使うと、相手は「信用できない」と思ってしまい、副作用が強い。

恋愛の駆け引き「連絡しない」は、正しいのか間違いなのか~恋愛テクニックは「使いどころ」を間違えると効果がないだけじゃなく、悪影響も!
恋愛の駆け引きで「わざと連絡しない」という方法は、かなり有名な恋愛テクニックである。 恋愛には「押してダメなら引いてみろ」なんて言葉もあるくらいだから、片思い中に誰でも気になったことがあるのが、好きな人に連絡しない駆け引きの仕方である。 片

どんなものも「使い方」が重要である点を踏まえると、自分の恋愛経験から裏打ちされてない恋愛テクニックは、逆効果になる可能性が高いことをなるべく早い時期に気づいてほしい。

駆け引きする人、恋愛テクニックを使う人は「本心が分からない」から、真面目な恋愛では失敗する原因になる

そもそも、付き合う前の恋愛は相手が何を考えているか言葉にされないから、ずっと本心が分からないまま進んでいく。この状況の中、駆け引きする人や恋愛テクニックを使う人は、感情的よりも理屈的に行動や態度を選択するので、余計に何を考えているか分からない。

確かに、ミステリアスな人は人をひきつけるところがある。けど、駆け引きする人は信用されないし、本当の気持ちが見えないから、意識したとしてもその気持ちがどんどん煩わしくなる。

要は、相手からすると、からかわれてるような印象を持つのだ。思わせぶりな態度を取られてると思えば、気にしている自分がバカみたいに思うため、深入りしたくない人に認定される。やはり、恋愛テクニックにしても小手先だけなら副作用の方が大きいのだ。

もしあなたが真面目な恋愛観を持っているなら、好きになるタイプも真面目な恋愛観の持ち主だろうから、「どうしたら落とせるか」を考える際にあまり駆け引きや恋愛テクニックを考えないようにしよう。

まっすぐ恋愛する人は、好きな人と親密な関係を気づくうちに付き合う前の雰囲気を作っていく。好意の伝え方や、意識させる方法みたいのは恋愛の仕方として必要な知識だが、心理学などを利用した「人を操作するような恋愛テクニック」は必要なものではない。

では、恋愛に成功する人はどんな恋愛の仕方をしているのだろうか。

20代の恋愛で「恋愛テクニックはいらない」と気づいた人の「成功する恋愛の仕方」とは

20代の恋愛で成功する人は、恋愛テクニックを学ぶより、「自分の良いところをどうアピールするか」と「いかに好きな人と仲良くなるか」という点を意識して、好きな人にアプローチしている。

自分が好意を持っていることを少しずつ伝えながら、好きになってもらうポイントをアピールして、好きな人と仲良くなる中で恋愛を雰囲気を作っていく。

わざと冷たくしたり、他の人を仲良くすることで気を引くのではなく、信用・信頼される接し方をしているのだ。片思いを両想いにするのに、「どんどん印象が良くなる」ほど付き合える可能性が高まることを知っているから、なるべく駆け引きはしない。

もし、恋愛に関する基本的な知識がないなら、下の記事を読んでみよう。20代のなるべく早い内に「恋愛に特効薬はない」と気づいてほしいと思う。

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20代の恋愛⑨「不安にさせるのは彼氏や彼女が悪い」はウソ

20代の恋愛で経験値が上がると、多くの人が「恋愛には不安や心配の気持ちがつきものだ」と気づく。

彼氏や彼女に不安になるのはすごく当たり前のことなのだ。遊び人であれば話は別だけど、普通に付き合ってる中で不安になった時は、彼氏や彼女が悪いのではないし、好きな人ができた時の不安についても「乗り越えるべき壁」として恋愛力の一部になっている。

恋愛感情に付きまとう負の感情に負けると、 “こじらせた人” になるのだから、「特に何の問題もないのに不安になって恋人にあたる人」にはならないようにしないといけない。

逆に言うと、恋人と幸せな交際をするためには「不安との付き合い方」が重要になるということだ。

傷つきたくないと思ってする恋愛は、相手を傷つける

あなたがまだ20代前半なら、「自分の気持ちを守るために相手を傷つける」ということがまだまだ頻繁にあるのではないだろうか。

20代の恋愛では、「支え合う関係とは何なのか」とか「恋人を大切にするとはどういうことか」などを学んでいくが、相手よりも自分の気持ちを大切にするのは不安になった時だ。不安との付き合い方が下手な人は、傷つきたくないという気持ちが相手を傷つけてしまう原因になってしまう。

“気持ち試す”なんて行動は、非常に典型的な例だ。

相手の気持ちを試す心理と問題点~何度も人の気持ちを試す人は彼女や彼氏とうまくいかない
付き合っている恋人がいると色々な時期があるから、「気持ちを試したい」という心理になることもある。 実際、彼氏や彼女から気持ちを試された経験がある人も少なくないだろう。試すような言い方をする男性や女性に複雑な気持ちになることも恋愛では多い。

恋愛感情に付随する不安な気持ちは、処理の仕方を間違えると、まず彼氏や彼女と上手くいかない。不安感は上手く付き合っていくべき気持ちであることに気づいて、ここについても相手のせいにすることなく、ポジティブな方法で不安の解消ができる人になろう。

男性はシャイということもあって、もし彼氏からの愛情表現に悩むことがあったら、下の記事を読んでみてほしい。

20代の恋愛⑩「結婚は30代になってからで大丈夫!」はウソ

20代前半で「結婚は30代になってからでいい」というのが嘘だと気付いた女子

将来は結婚したいと思う人で、どノーマルな恋愛結婚がしたいと思っている人は、「20代の恋愛」が思っているよりも非常に大事になる。

20代でよく言われる「結婚は30代になってからで大丈夫」は嘘である。

20代で結婚する割合と30代で結婚する割合には大きな差が…

「日本の長期統計系列」を参考にすれば、30歳から34歳で結婚する女性の割合は約10.2%で、35歳~39歳で結婚する女性の割合はわずか2%となっており、25歳~29歳で結婚する女性の割合26.6%を大きく下回っている。

私の肌感覚でも、20代の頃に長く付き合って結婚するカップルが「結婚できる人」の王道的コースで、30代では強い結婚願望とは裏腹に現実は厳しい状況である。上の数字に納得できる環境を見てきた。

特に「結婚したい人と結婚したくない人の恋愛」というのは20代では落ち着くところに落ち着くものの、30代になると途端に「結婚観が違う」ということで恋愛関係すら難しくなっていく。

それだけ結婚の問題はいきなり現実思考に変わるから、素敵なサプライズプロポーズに憧れる女性などは、将来を見据えた恋愛の仕方を早くから意識しておくといい。もし、20代の恋愛で「ずっと一緒にいたい」と思える人と出会えたなら、真剣に将来を考えてみるべきだろう。

結婚したいと思える人との出会いはそうそうない

「将来は結婚したいけど、今は…」って20代の頃の感覚が、いずれ後悔に変わる人がたくさんいる。

これは男女関係なく、「出会うタイミングのいたずら」で、20代の恋愛相手に対し「もし30歳で出会ったなら結婚したかもしれない」なんて話はもう何度聞いたかわからないくらいなのだ。

結婚は長く付き合えば現実的になっていくというほど単純な選択ではないけれど、素敵な人と出会えたなら大事にするべきだし、20代の恋愛に頑張れないなら30代になって結婚できるとは思えない。

20代は、前半か半ばかアラサーかで「恋愛観や結婚観」がどんどん変わっていく時期なので、先々も見据えて恋愛することも意識しておこう。後悔のない選択をするためには、「真剣に考えてみること」が大事である。能動的な「選択」をしてほしい。

未だに数年続くような恋愛ができていない人は、下の記事も読んでおこう。今よりもっと恋愛を真剣に考たいと思えるようになるはずだ。

まとめ

今回は「20代の恋愛で理解しておきたい10個のウソ」をテーマに、20代の前半から後半まで、「20代に知ってほしい恋愛で大事なこと」をまとめた。

20代の恋愛は、お互いに良い思いも悪い思いもしながら、カップルで成長していくような恋愛が多い。

親友との付き合いはそれはそれで濃密だったと思うのだけど、恋人同士で付き合うことになれば、異性が相手になるわけだし、イメージと違ったこともたくさんあって、答えのない問いに答え続ける中で「人」を理解していく部分もあるだろう。

たくさん失敗しながら学んでいく工程に幸せもあるのが恋愛だと思いながら、それでも複雑な恋心は想い合う同士を簡単に引き裂く面もあって、この記事で少しでもあなたの幸せに近づくヒントが提供できればと思って書き上げた。

一人でも多くの人が、20代の恋愛でたくさんの幸福を感じてほしい。

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