「ツボ娘」というテレビ番組で佐藤かよ(画像は別人)が出ており、コーナーとして「女性のOKサイン」を紹介していた。
深夜だけにネタっぽいところも満載ではあったが、参考になる部分もあったと思うので、私なりの解説を交えて、紹介したい。
佐藤かよの言う女性のOKサインとはどんなものか、見てみよう。
3回 肩がぶつかったら女性のOKサイン
3回肩がぶつかったら、女性のOKサインだと加藤かよは言う。
1次会から2次会への移動中を例に取って、男性アナと実演していたが、女性がOKだと思っている場合に、自ら肩をぶつけてくるとの説明であった。
さり気なさを気遣いながら、アピールの一環として行われるとのこと。
このトピックを私なりに考えた場合のポイントは以下の二つだと思う。
- パーソナルスペースの縮小
- 身を委ねる甘え方
経験上、わざと肩をぶつける女性は確かに存在したが、その場合は2番目に挙げている「身を委ねる甘え方」と表現した方が正しい気がする。
男性は女性に比べて体格はいいので、「酔っちゃった~」と身を預けることは、結構定番の女性から男性へのアピール行動。
3回という回数は一緒に歩く時間で変わってきそうだが、「1度や2度でなく」と言うことがポイントであるとの主張は腑に落ちるかな。
プラスして、パーソナルスペースの消滅又は縮小によって肩がぶつかる可能性もポイントである。
パーソナルスペースは下の記事で説明しているので、興味があれば読んでみよう。
女性が相手の男性をOKだと思っているなら、警戒心が薄くなり距離感は近づく。
一緒に歩いている時も、特に酔った状態なら、お互いの体が近いため、肩がぶつかることは当然と言うことになろう。
正し、仲の良い友達にもパーソナルスペースは縮小し易し、人によって他人との距離感は違っているため、「変化を感じた」とか「他の男とは違う」と比較が必要になるかと思う。
どの記事でも言えることだが、サインの一つ一つは総合的な判断の材料に位置づけるべき。
6秒以上目が合ったら女性のOKサイン
飲み会中に6秒以上目が合ったなら女性のOKサインだと佐藤かよは言う。
飲み会中の展開で体を他に向けることはあっても、顔は好きな人・気になる人へ向けるモノだとの主張。
しかし、6秒以上、目を合わせられる人っているだろうか。
色々な場面を思い浮かべてみたが、私にはできないと思った。
視線を感じて気付かないフリをしながら6秒くらいの時間が経過することはあっても、彼女でもない人と6秒間目を合わすのは話している時くらいなもの。
逆に話をしている女性なら6秒と言わずに数十秒以上顔を見て話をするから、この点はちょっとどうかなと思うOKサインだった。
当然ながら、出演者からもツッコミが入ることに。
今回紹介しているコーナーは、一応「奥手男子向け」と公言されていたので、そうなると尚更6秒もの長い時間目を合わせることは難しいだろう。
確かに視線には気持ちが表れやすいが、ちょっとキャッチーなポイントを用意した感じを受けた。
視線については当ブログでこんな記事を用意しているので、もし興味があれば読んでみよう。
「ねぇ、それ貸して~」は女性のOKサイン
女性から男性へ「ねぇ、それ貸して~」とねだった場合は、女性のOKサインだと佐藤かよは言う。
番組内ではマフラーを例に取っていた。
さり気なく自分の香水のにおいを付けてしまうとのこと。
これは王道的なアプローチかなと思う。
においで言えば、好きな人・気になる人のにおいを嗅ぎたいって場合もあるし、使っているものに触れたいという場合も。
自分のにおいを付けたいって感覚も当然、分かる。
特にマフラーなど肌に直接触れるものは、貸し借りにその相手へ持っているイメージが強く影響する。何とも思っていない人から借りたくないかと聞かれれば微妙だが、好きな人のものは積極的に借りたいと思う部分はあるのではないかな。
一度口を付けたコップにも人間は心理学的に分身の意味を感じると言う。
応用的に考えると、マフラーや手袋など肌に直接触れるものは、同様の効果や意味があるのではないかとも考えられる。
嫌いな人には触れて欲しくないと考える人が多数派だろう。
そんなことも考えたので、3つ目のOKサインは概ね納得。
次の効果も大きいかなと思う。
それは、借りたまま帰っちゃうことで次に会うことに繋げてしまう作戦。
結構あるあるなアプローチ方法だが、効き目がある方法だと思っている。
帰り際に「寒いから貸して~」とせがまれれば、悪く思っていない女性が相手なら貸してしまう男性は多いだろう。
家につくまで寒いのは変わらないため、家まで送るのでなければ返してもらう機会はなく、次に会うまで貸したままに。
一応「このまま借りちゃったら、〇〇くんが使えなくなるよね」なんて言葉があると思うが「他にもあるから大丈夫だよ。寒いでしょ?」となり易く、引っぺがすのも何だか格好悪く思える。
もしかしたら、そんなことも狙いつつ女性は「ねぇ、貸して~」と言っているかもしれない。
まとめ
今回3つ挙げている女性のOKサインは、直接的なものが無いので、「こんな行動にはこんな理由があるかもよ」というところから発想して、その他のことと勘案しながら使うべきものだろう。
深夜番組故のネタっぽさも、実践例を示す時に感じられた。
しかしながら、その中身をしっかり考えてみると、なるほどと感じる部分がないわけではなかった。
今回は読み物色が強かったと思っているが、どんな感想だっただろうか。
また改めて、女性のOKサインについて書いてみたい。
関連記事: