付き合う前のボディタッチでは、よく「頭ポンポン」が話題に上がる。
恋愛テクニックとして紹介されることも多くて、好きな人から頭ポンポンされることに憧れる人もいるだろう。
しかし一方で、付き合ってない人から頭ポンポンされたら気持ち悪いと思う人がいるのも事実で、「付き合う前の頭ポンポン」は賛否が分かれる面もある。
もし好きな人の頭を撫でるのが恋愛的に逆効果だったとしたら今すぐ自分の行動を改めたいところだし、付き合ってないのに頭をぽんぽんするのが恋愛に効果的なら勇気を出して好きな人に触れてみたい。
そこで今回は、付き合ってないのに頭ポンポンするのはアリかナシかを徹底解説していく。
頭を撫でる心理と、頭を撫でられた時の心理も詳しく解説するので、「好きな人の頭を撫でる」「好きな人から頭を撫でられる」という状況について総合的に解説しよう。
好きな人の頭を撫でたくなったり、好きな人から頭ぽんぽんされた人は、相手の心理を理解するのに参考にしてほしい。
自分を好きにさせるアプローチや、自分を意識させるアプローチに「頭ポンポン」を検討している人は特に必見の内容になっているので、しっかりとした恋愛知識を持って好きな人に接していこう。
- 付き合ってない異性から頭ポンポンされたら嬉しい?嬉しくない?それぞれの割合とは
- 付き合ってないのに頭ポンポンされたら恋愛感情が冷める原因になる?
- 付き合ってないのに頭ポンポンするのはアリかナシか
- 頭ポンポンされた時の心理:異性から頭を撫でられたらどんな気持ちになる?
- 頭ポンポンされた時の心理① 単純に頭や髪を触られたくない(セットした髪型が崩れる、髪が汚れると思う場合も)
- 頭ポンポンされた時の心理② 馴れ馴れしい態度が嫌
- 頭ポンポンされた時の心理③ よしよしされてる、いい子いい子されてるみたいに感じて下に見らてるのが嫌。子供扱いされてるように感じる
- 頭ポンポンされた時の心理④ 恋愛テクニック感や打算を感じる(中には「恋愛マニュアルでも読んだの?」と冷めるパターンも…)
- 頭ポンポンされた時の心理⑤ 相手からナルシスト臭を感じるから気持ち悪い、自分に酔ってると思って引く
- 頭ポンポンされた時の心理⑥ どんな反応をしたら良いか分からないから、恥ずかしい
- 頭ポンポンされた時の心理⑦ 愛情を感じるから嬉しい、可愛がられてる感覚になる、ふだん愛情表現してくれない分嬉しい
- 頭ポンポンされた時の心理⑧ 頭を撫でられたら安心する、癒しを感じる
- 頭ポンポンされた時の心理⑨ 付き合ってないとなかなかあり得ない瞬間だからドキドキする、キュンキュンする
- 頭ポンポンされた時の心理⑩ 頭を撫でられる時にかけてくれる言葉が嬉しい気持ちにさせる
- 付き合ってないのに頭ポンポンする人の心理
- 好きな人から頭ポンポンされたら脈ありサイン?
- まとめ
付き合ってない異性から頭ポンポンされたら嬉しい?嬉しくない?それぞれの割合とは
まずは、統計的アプローチから「付き合ってないのに好きな人の頭を撫でる行為」のアリナシを検討する。
付き合ってない異性から頭ポンポンされたら嬉しいと思う人の割合と、嬉しくない人の割合はどうなっているのだろう?
複数のアンケート結果から、その答えに迫る。
頭ポンポンが嬉しい人の割合と嬉しくない人の割合
株式会社メディアジーンが行った調査によると、頭をポンポンされると胸キュンする女性の割合は年代別に以下のようになった。(詳細はこちら)
頭をポンポンされると胸キュンする女性の割合
- 20代女性=44.7%
- 30代女性=47.6%
- 40代女性=33.7%
- 50代女性=19.9%
- 60代女性=14.6%
20代と30代の女性は男性から頭を撫でられたら嬉しいと思う割合が高くなっているが、それでも過半数には及ばない結果になっている。
40代以降は嬉しいと思う人の割合がガクっと下がっているので、「若い女性にはアリだ」と考える人もいると思うが、大人の女性にははっきりNG行動となる。
次にマイナビウーマンが行った調査結果を見てみよう。こちらのアンケートでは、男性から頭ぽんぽんされるのが好きか嫌いか聞いているのだが、以下のような結果になった。(詳細はこちら)
あなたは男性から「頭ぽんぽん」されるのが好きですか?
- 好きな女性=61.3%
- 嫌いな女性=38.7%
このアンケートによれば、男性に頭を撫でられるのが好きという女性の割合は過半数を大きく上回っている。
ただ、男性に頭ぽんぽんされるのが嫌いな女性の割合も決して軽視できない数値に及んでおり、やはり付き合う前の頭ポンポンは賛否が分かれる結果になっている。
では、好きな人から頭ポンポンされたい男性の割合はどうなっているだろう?
こちらについては小学館の運営サイトがアンケートを行っているのだけど、女性の結果より厳しい結果が出ている。(詳細はこちら)
女性から「頭なでなで」をしてもらいたいと思う男性の割合
- 頭なでなでしてほしい=33.6%
- 頭なでなでしてほしくない=66.4%
男性は女性から頭ポンポンされるのが嫌いな人の割合が高く、実に3人に2人の男性が頭を撫でられることに抵抗感を持っている。
この点については下の記事でも警鐘を鳴らしており、当サイト『恋愛のすべて』においても頭を触るのは男性が嫌がるボディタッチになる可能性が高いとしている。
男性心理では基本的に女性からのボディタッチに寛容なところがあり、女性心理の方が「好きな人以外」からも「好きな人」からも付き合う前のボディタッチには抵抗感を覚えやすいのだが、頭を触られることに対しては男性も厳しい感想を持つ。
ここまでの結果を踏まえただけでも、逆効果になりかねない「頭ポンポン」は好きな人にやらない方がいいと考える人が多いと思うが、さらにその判断を決定づける調査結果も出ている。
次のパートではそこを取り挙げる。
付き合ってないのに頭ポンポンされたら恋愛感情が冷める原因になる?
付き合う前の恋愛では、好きな人に意識されるための行動や、好きにさせるための態度にも頑張ってアプローチしていくものだけど、ただ積極的に行けばいいと言えないのが恋愛で、ある行動が原因で「嫌われる」「冷められる」ことがあるから恋愛アプローチは難しい。
そもそも人と人の関係は距離感が大事な中、不快に思われるボディタッチは恋愛の落とし穴になっている面がある。
では、この点において「頭ポンポンの印象は?」と言うと、実は恋愛感情が冷める原因として上位に来る地雷率の高い行動になってしまっている。
頭ポンポンが嬉しいのは「好きな人」や「彼氏・彼女」だけ?好きかどうか分からない人から頭を撫でられたら嫌だと思う人が多い
CanCamが行った調査によると、「まだ好きかどうかわからない人」に頭ポンポンされたらイヤだと言う女性の割合が56%に達した(詳しくはこちら)。
女性は好きな人以外から頭ポンポンされたら「嫌だ」と思う人の方が多いという結果が出たのだ。
頭ポンポンに抵抗感がある男性の場合はさらにこの割合が高まることが予想される。
先ほどから紹介しているアンケートはすべて相手を特定していないため、好きな人や恋人をイメージして頭ポンポンの印象を答えた人も多かったと思うが、こちらのアンケートでは好きな人以外を対象にしており、「まだ好きかどうか分からない」という何とも微妙な気持ちを持つ相手を対象に聞いているため、恋愛中の人にとって参考になる情報となっている。
付き合う前の恋愛は、ちょっといいなと思われたり、気になる・意識する、好きになりかけてる、好きだったけど冷めた等々、その “何とも言えない微妙な気持ち” を持つ期間が長いから、「好きかどうか分からない」くらいの気持ちの時に限定してアンケートを取ると、片思い中のアプローチに参考になる。
しかも、この調査は「(まだ好きじゃない人との)デート中にされたら嫌なことランキング」の中で頭ポンポンが上がってきていて、そこで第5位に入ったことも意味深い。「頭ぽんぽんされたらどう思いますか?」ではなく、「デート中に何をされたら嫌ですか?」と聞いて頭ポンポンが上位に入ったのだ。
つまり、「いいなと思っていたけど頭ポンポンされて冷めた」が起こりやすい行動になっているということ。
両思いが確定的で、頭ポンポンするのに自然なシチュエーションがあれば嬉しいと思う女性も多いし、それは男性の感覚でも似たようなものだが、まだこれからの恋愛であれば頭ポンポンは嫌われるきっかけになることがあるから気を付けないといけない。
頭ポンポンは「ただし、イケメンに限る」の筆頭候補の行動
恋愛テクニックに関する言及では、よく「ただし、イケメンに限る」という但し書きが添えられるが、頭ポンポンはその “ただし、イケメンに限る” の筆頭候補の行動になっている。
つまり、頭ポンポンされた時に嬉しいと思う相手は非常に限られているということ。
イケメンに限定された行動は恋愛感情による補正が効けば(簡単に言うと、好きだったら)フツメンでも乗り越えられるのだけど、逆に言えばイケメン・美女以外が好きな人の頭を撫でる行為をする際は、相手の恋愛感情が必要で、もしそれがないとすれば不快感を与えかねない行為になってしまう確率が高い。
恋愛アプローチは一か八かの行動が2人の決定的な距離に繋がっていくので、徐々に踏み込むアプローチが推奨される。しかし、頭ポンポンは思っている以上に相手にとっては踏み込まれてるアプローチになるため、脈ありに確信が持てないのであれば控えるのが正しい選択になってくる。
付き合ってないのに頭ポンポンするのはアリかナシか
ここまでの解説を読んでこの記事の結論自体は分かったと思うが、好きな人に対して付き合ってないのに頭ポンポンするのは、脈ありの時に限定され、自分を意識させるためやアピールの意味のアプローチには向いていない。
特に恋愛テクニックとして必殺技のように行った場合は100年の恋も冷める結果になりかねないので、(恋愛テクニックとしては)明確に非推奨だと断言しておく。
頭ポンポンは恋愛テクニックとして使うと引く人が多い
確かに異性から頭を撫でられることに「キュンとする人」は男女共に存在していて、そこまで少数派じゃない面もある。
だが、頭ポンポンはあまりに有名になりすぎた少女漫画の萌えシーンで、頭を撫でられることへの不快感もさることながら、「頭ポンポンすれば女は喜ぶとでも思ってるの?」みたいな嫌悪感を持つ人がいるのが大きな問題点になっている。
男性は男性で他の理由から頭を撫でられることに抵抗感があるので、男女ともに「好きな人が自分を好きになる前の恋愛」では推奨できない。
実際に私自身も以下のような話を何度も聞いてきている。
「この前デートした人が頭ポンポンしてきたんだけど、めっちゃ気持ち悪いって思っちゃった!」
「何で付き合ってもないのに頭ポンポンするの?前髪崩れるし、デリカシーなくて普通に引くんだけど…」
当然、逆の感想も聞いているのだけど、「頭を触られる」ということのナイーブさ以上に、頭ポンポンの “恋愛テクニック感” が先行して引く人も多いことを踏まると、付き合う前の恋愛アプローチには向いてないという印象をどうしても強める。
今どき真面目な顔して壁ドンする人がいないように、有名になりすぎた恋愛テクニックは「引かれる原因」になる。恋愛アプローチは減点を避けつつ加点を積み上げるのが基本の中、もろ刃の剣的なアプローチをする必要はない。
次の見出しで、頭ポンポンされた時の女性心理や男性心理を詳しく解説するので、頭ポンポンされたらどんな気持ちになるか見ていこう。悪い意味だけでなく、良い意味でも「頭ポンポンされた時の感想」を丁寧に紹介する。
頭ポンポンされた時の心理:異性から頭を撫でられたらどんな気持ちになる?
付き合ってない人から頭ポンポンされたら嬉しい気持ちになる人もいれば嫌な気持ちになる人もいるが、具体的にどんなことを思うのだろう?
最初に悪い感想を紹介してから良い感想を紹介するので、ぜひすべての項目に目を通してほしい。
頭ポンポンされた時の心理① 単純に頭や髪を触られたくない(セットした髪型が崩れる、髪が汚れると思う場合も)
頭ポンポンが嫌いな人は「頭を触られるのが嫌」と思ってる人が多くて、頭を触られると気持ち悪いと思うだけでなく、髪型が崩れるのが嫌だったり、髪が汚れると潔癖症気味に感じるケースもある。
頭ポンポンに良いイメージをもっている人だと「そこまでデリケートに考える?」と思う人もいると思うが、頭を触ろうとしてくる人に無意識の警戒心を持つ人も多いので、軽く考えてしまう人はボディタッチ全般をデリケートな行為だと思うくらいで丁度いいのかもしれない。
頭ポンポンされた時の心理② 馴れ馴れしい態度が嫌
頭ポンポンはセクハラ上司以外は親しい間柄で行われることが多いけど、それでも「馴れ馴れしい態度だ」と思って嫌悪感を持つケースは多い。
頭を撫でられること自体に悪いイメージを持っていなくても、やはり距離感を間違えたボディタッチは嫌われる原因になるところで、特に口説くために頭ポンポンを使う人は馴れ馴れしさが引かれる原因になる。
頭ポンポンは距離を縮めるために行うと恋愛的に逆効果になってしまうことが多いから注意しよう。
頭ポンポンされた時の心理③ よしよしされてる、いい子いい子されてるみたいに感じて下に見らてるのが嫌。子供扱いされてるように感じる
頭ポンポンされた時に嫌な気持ちになる人が最もよく言う感想が「下に見られてる気がして嫌だ」「見下されてる感じがするから嫌い」など、相手の上から目線の行動に対する嫌悪感だ。
確かに、人生の中で頭をぽんぽんされる機会が一番多いのが小さい子供の頃で、頭を撫でる行為に「子ども扱いされてる」「見下されると感じる」のは普通の感覚だ。
相手の心理的には本当に子供扱いしてる感覚はないのだろうが、頭ぽんぽんできない相手を聞けば「先輩や上司」が挙がるのだから、無意識にも相手を見下してる行動になっている面があろうかと思う。
頭をポンポンしたときに、親が子供をあやすかのように「よしよしされた」「いい子いい子してきた」なんて感想を持つ人もいるので、特にプライドが高い男性や女性にはNG行動となる。
その中にも意外と頭ポンポンが好きと言う人も含まれているのが現実だけど、プライドが高い人が少なくても付き合ってない異性から頭を撫でられることを良しとはしないので、相手の性格も加味するべきだろう。
頭ポンポンされた時の心理④ 恋愛テクニック感や打算を感じる(中には「恋愛マニュアルでも読んだの?」と冷めるパターンも…)
付き合ってない人から頭ポンポンされた時に、ちょっとでも恋愛テクニック感や打算を感じた人は嫌な気分になる人が多い。
中には「恋愛マニュアルでも読んだの?」と冷める人もいて、自然に頭ポンポンできない人が「好きな人が喜ぶと思って頭を撫でる」と、多くの場合で相手が打算を感じて逆効果になる。
自然に頭を撫でたくなったタイミングであればシチュエーション的にも相手が違和感なく受け入れることも想定できるけど、恋愛テクニックとして使う場合はそれが打算だとバレた瞬間に一気に相手が引くから気を付けよう。
ここは疑われるだけでアウトになるので、不自然に頭をポンポンするだけで相手が引いてしまうことがある。
何度も頭ポンポンされたことがある人は、経験が多い人ほど「頭ポンポンは必殺技のようにやってくるから引くし、嫌い」とよく言う。
女子がキュンとするから頭ポンポンする、男子が意識してくれるから頭ポンポンすると言う人は、意外と相手は本音を見抜いていて、嫌がってることが多いから気を付けてほしい。
頭ポンポンされた時の心理⑤ 相手からナルシスト臭を感じるから気持ち悪い、自分に酔ってると思って引く
付き合ってない異性から頭をポンポンされた時に、相手からナルシスト臭を感じて引く人も多い。
頭ポンポンは付き合ってない関係性だと違和感を覚えることが多いけど、そういった空気を無視して実際にやってくる人は、2人の雰囲気を読んでると言うより、自分に酔ってる感じがする場合がよくある。
強引だったり、流れがなかったり、関係性が弱かったり状況は様々でも、頭をポンポンされた時に引いてしまうのは、相手と自分の気持ちに乖離があるから。それにも関わらず、さも自然にやってるつもりで頭をポンポンしてくる人は、実際にナルシストな人なのか、その時の自分に酔ってる人が多い。
頭ポンポンはせめてそうすることが自然に思える流れがないと「自分のタイミング」で行った場合の相手の嫌悪感がすごいので気を付けてほしい。
下の記事では「ナルシストは自信がない人と比較するとモテる傾向がある」と言っているのだが、悪い意味で「ナルシストなのかな?」と思われたら引かれる原因になるのは想像の通りだ。
頭ポンポンされた時の心理⑥ どんな反応をしたら良いか分からないから、恥ずかしい
頭をポンポンされた時にどちらかと言えば嬉しいと思う人でも、嫌悪感に変わってしまうのが「どんな反応をしたらいいかわからない」という心理が派生した「恥ずかしいから嫌だ」という心理である。
恥ずかしいという感情は相手に好意がある時ほど高まるけど、付き合う前の恋愛では恥ずかしさが感情的に裏返ってしまうことがよくあって、「脈ありだと分かったから頭ポンポンしてあげたのに嫌がられた」なんてパターンを誘発する。
このとき問題なのは、「恥ずかしいから本当に嫌だ」と思ってる人もいることで、照れてるだけならまだマシなのだけど、「恥ずかしいから怒る」「どう反応していいか分からないことされてムカついた」という人までいるので、急に空気が凍ることもある。
直前にいい雰囲気になっていたのなら相手が悪いとも思うが、付き合ってない人から頭ポンポンをされると恥ずかしい気持ちになる人がいて、それが素直に表現されないこともあるので、頭ポンポンした時は少なくても相手をからかわない方がいい。
自分も恥ずかしいと思いながらだと相手が照れた時についからかいたくなるので、注意しよう。恋愛における恥ずかしい心理は、暴走すると気まずくなるきっかけを与える。
頭ポンポンされた時の心理⑦ 愛情を感じるから嬉しい、可愛がられてる感覚になる、ふだん愛情表現してくれない分嬉しい
ここからは明確に頭ポンポンされて嬉しかった人の心理について解説していく。
前提は相手が好きな人か気になる人以上になっていることだけど、付き合ってない時期でも好きな人から頭を撫でられた時に嬉しい気持ちになる人は少なくないので、そういう人がどんな気持ちになるか見ていこう。
頭ポンポンされた時に嬉しい気持ちになる人や、キュンとする人は、まずその行動から愛情を感じているのが大きな特徴だ。
頭ポンポンは男女間の場合、付き合ってるカップルのあるあるで、付き合う前の恋愛で好きな人からされるなら脈ありサインだと思う人が多く、好きな人が自分に愛情表現してくれてるように感じる人が多い。
特に普段あまり気持ちを表現してくれない傾向がある男性から頭ポンポンされると、相手からの愛情表現が少ないからこそ恋愛中の女性心理ではキュンキュンする瞬間になる。
男性心理に関しても、女性は好きな人以外の異性に触れないイメージを持っている人が多いので、LINEなどで遠回しに愛情表現されるより、頭を撫でるという直接的なボディタッチの方が男心的にもグッとくるタイプがいる。
2人が親密になっていて両思いの雰囲気も出てきているなら自然に好きな人の頭を撫でたくなる瞬間があると思うから、そういう時は「絶対に我慢するべき」と言えないのも恋愛の複雑さである。
愛情表現がないことでダメになる恋もあるから、軽く頭にふれるような頭ポンポンは時に2人の雰囲気を高める効果を持つ。
頭ポンポンされた時の心理⑧ 頭を撫でられたら安心する、癒しを感じる
カップルで頭を撫でるシチュエーションのあるあるは膝枕している時なのだけど、実際に頭を撫でられると恋人同士では安心感を強く感じる。
ここは頭ポンポンと言うより「よしよしされる」感じに近い解説になっているが、頭ポンポンについても安心感や癒しを感じる人は多い。頭を撫でられるのが好きな人はそれが心地良いと思っているわけだけど、その心地良さの中に安心感と癒しがあるイメージだ。
実際の付き合う前の恋愛ではなかなか好きな人に安心できることは少ないかもしれないけど、心を開いた後であれば、ゆっくり頭を撫でてくれた時に癒しを感じる人は多いと思う。
雰囲気的には付き合う直前をイメージしたくなるが、シチュエーションによってはそこまで恋愛が進む前にそういうことが起こることもある。恋愛対象に安心感を求めるタイプは、好きな人から頭をポンポンされるのが自分の心が満たされる瞬間になって至福の時になるかもしれない。
頭ポンポンされた時の心理⑨ 付き合ってないとなかなかあり得ない瞬間だからドキドキする、キュンキュンする
安心感を取り上げた後だと矛盾する感じもしてしまうけど、好きな人から頭をポンポンされると「ドキドキして嬉しくなる」「キュンキュンするから嬉しい」と言う人も多い。
普通に友達付き合いしている異性から頭を撫でられるということはやっぱり少ないから、頭をポンポンされるのは特別なことで、相手が好きな人や気になる人なら、恋愛の醍醐味であるドキドキ・キュンキュンを味わえる瞬間になる。
付き合う前の恋愛では、付き合ってないからこそ「カップルみたい」と思えることが嬉しくて、特にしばらく彼氏や彼女がいなかった人は恋愛の良さを思い出すきっかけにもなる。
性格的な魅力を含めて、”ただしイケメンに限る” を越えてくる人から頭をポンポンされたら、それがきっかけとなって意識したりすることもないわけじゃないので、こういった友達同士では普通しないことをされると、ドキドキ・キュンキュンが恋愛ドラマを生み出すことがある。
頭ポンポンされた時の心理⑩ 頭を撫でられる時にかけてくれる言葉が嬉しい気持ちにさせる
付き合ってない男女で頭ポンポンをする時は、じゃれ合う雰囲気の時もあるけれど、何か理由があって為されることの方が多い。
そうなると、ただ頭を撫でるというよりは、何か言葉をかけながら頭をポンポンすることになる。頭ポンポンが好きな人は、この時の言葉でキュンとすると言う人も多い。
たとえば「よく頑張ったね」とか「心配しないでいいよ」「かわいい」などなど、添えられる言葉もセットにすると頭ポンポンが好きな人の心理も理解できなくはないだろう(参考:落ち込んでる人にかける言葉~好きな人・彼女・彼氏など、大切な人が落ち込んでいる時は何て言ったらいい?)
頭を撫でるという行為は、お互いにちょっとでも好意を持っている同士だったら、優しさと分かる言葉をかけながらされることもよくあって、下心じゃないと確信できるとすごく優しい行動に映るパターンがある。
恋愛経験が少ないとリアルには想像できないかもしれないが、少なくても私の経験では「何と言われて頭をポンポンされるのか」で印象が全然違った。基本的には嫌だけど、その時々で印象が違うのは無言で頭を撫でられるということが付き合う前はほとんどないから。
ここはシチュエーションの大切さも伝えている部分で、恋愛アプローチとして再考すると、「付き合う前に手を繋ぐ」より「相手が嬉しいと思う頭ポンポンの仕方」の方が難易度が高いとすら思うところ。それだけシチュエーション次第で印象や感想が変わるのだ。
そういった特徴があるからこそ、私の場合は付き合う前に好きな人の頭をポンポンする必要性がない場面では頭(髪)に触れることはなかった。
実際は相手が自分のことを好きだったら優しさでするボディタッチが嫌がれることはほとんどないけど、付き合う前の恋愛はどこまで進んでも両想いに確信ができない。だから、頭をポンポンするタイミングがむずかしい。
頭ポンポンされた時に嬉しいと思う人の心理を紐解いていくと、意図的に恋愛効果を狙って行うことのデメリットを余計に感じる人が多かったと思う。
頭を触られることに抵抗感を覚える人も多いし、この記事の結論も「付き合ってないのに頭ポンポンするのは(基本的に)NG行動」だとしている。
では、なぜ頭ポンポンする人がいるのだろう?
次は、頭ポンポンする人の心理について解説する。
付き合ってないのに頭ポンポンする人の心理
このパートでは7つのポイント挙げて付き合ってないのに頭ポンポンする人の心理を解説する。
頭ポンポンする人の心理① 異性に馴れ馴れしいだけ:気軽に頭に触れてくる男性や女性は異性慣れしてる
付き合ってないのに頭ポンポンしてくる人は異性慣れしてる特徴があって、特になんの恋愛感情も持ってない異性の頭を撫でる人は、全般的に異性に馴れ馴れしい態度を取る人である。
少しでも好意があったら気軽に頭ポンポンできないものだけど、異性に馴れ馴れしい態度をとる人は好意がないからこそ気安く頭を触る。
ここは普段の相手の異性への接し方と、頭ポンポンされた時の状況から判断できるので、相手が特別な意味もなく頭ポンポンしてくるようなら接し方を変えるべきかと思う。
こういう人も相手を選んでいるわけだが、それが良い意味ばかりかと言うとそうでもないので、あまりに気安く接してくる異性には注意しよう。
頭ポンポンする人の心理② 相手が喜ぶと思っている:ガチで恋愛テクニックとして頭ポンポンをする人がいる
頭ポンポンしてくる人は相手が嫌がるとは思ってないのも特徴になっており、むしろ相手が喜ぶと思って頭ポンポンをしてくる。
その中には、本当に恋愛テクニックのつもりで頭を撫でる人もいるのが厄介で、最悪なケースだとどや顔で頭ポンポンしてくる人までいる。
しかし一方で、相手が喜ぶと思っている人は好きな人の頭をポンポンすることもあって、2人がいい感じになってることを裏付けるサインになることもある。
最終的には受け手の人がどんな感想を持つかで2人の雰囲気は違ってくるけど、相手が喜ぶであろうことを行うのが恋愛アプローチの基本の一つなので、良かれと思って頭ポンポンしてくる人がいるのは事実だ。
頭ポンポンする人の心理③ 相手を見下している、子供扱いしてる
頭ポンポンする人としない人を比較した時、相手を見下している確率はどっちかが高いかと言うと前者である。
付き合ってないのに頭ポンポンしてくる人は心理的に相手を見下していることも多く、そのシチュエーションになった理由も込みで相手を子ども扱いしているところがある。
ただ、この点においても擁護できる点は存在している。
頭ポンポンは確かに人を見下したような行動で目上だと思ってる人には基本しないのだけど、相手をフラットに見ている際は親しみの心理で行うタイプがいる。
そういう人は頭ポンポンに悪いイメージがなく、どちらかと言えばそのシチュエーションを重視して「頭ポンポンしてあげたい」と思って行っており、客観的に見れば子供扱いしてるような態度ではあるが、本人的には「別に上も下も考えてない」というような心理になっていることがある。要は目上じゃないからやっているだけで、相手が下だと思ってない。
もしあなたがこのタイプと親しくなった場合はやんわりけん制しておくとやめてくれるので、一言いうことが悪いことではない。悪気がないと思う雰囲気なら本当に悪気なく行っているので、その場合は軽く注意してみよう。
頭ポンポンする人の心理④ 好きだから触れたくなった
頭ポンポンは脈ありサインになることがあると言ったが、その大きな理由が「好きだと相手に触れたくなるから」だ。
詳しくは下の記事の前半部分を読んでほしいのだけど、頭ポンポンもボディタッチやスキンシップの意味合いがあるので、純粋な愛情が理由になっていることがよくある。
むしろ「手を繋ぐ」よりは下心の可能性が低いし、軽く触れる程度なら優しさもこもっていると言え、好きな人にとる態度として矛盾点はない。
たとえば、デートの別れ際で頭をポンポンされたりするのは付き合う前でもあり得て、別れ際の寂しさから愛情表現した可能性がある。
付き合ってない場合は「頭を触るのはどうなのか」とか「急に顔に手をやるとビックリする」など、相手が思うことは様々あるけど、恋愛感情は時に勇み足を出す原因となり、「好きだから触れたくなった」という人は後から「あの時なんで頭ポンポンなんてしちゃったんだろう?」と反省していることもある。
好きな人から頭ポンポンされたのならきっと良い意味の方が大きかったと思うので、仲の良さや2人の雰囲気がそうさせたと考えてそのまま恋愛を進めて行こう。
頭ポンポンする人の心理⑤ 「守ってあげたい」「支えたい」と思って、優しさの表現として頭を撫でた
頭ポンポンする人は「守ってあげたい」「支えたい」と思って行うことがあり、優しさの表現方法の一つになっている側面がある。
実際、人は誰かに触れられると不安やストレスが緩和する「オキシトニン」という神経伝達物質が出るので、時と場合によっては頭を撫でるようなスキンシップが相手の不安を緩和するのに理にかなった方法になっている。
オキシトニンは絆ホルモン・幸せホルモンとも呼ばれていて、誰かを守ってあげたいと思ったのなら自然に触れたくなった可能性もある。
ここはシチュエーションによって見分けられる心理なので、もし優しさだったのかもしれないと思うような状況なら勘違いではないだろう。
一見すると友情の意味が強調されているように読んだ人が多いかもしれないが、恋愛的には、同じシチュエーションでも好きな人ほど守ってあげたい・支えたいと思う気持ちが強まるので、愛情が源泉になっている可能性は低くない。
恋愛感情を前提にするなら下心の否定の意味合いを含んで解説している部分なので、頭ポンポンや頭を撫でられることが嫌いな人は、ピュアな優しい気持ちから為されることがあることを知っておこう。
頭ポンポンする人の心理⑥ いい雰囲気だと思って頭をポンポンした
頭ポンポンはカップルだとよくある話だと前述しているけど、付き合う前の恋愛でも好きな人といい感じになった時は、ある短い時間だけカップルみたいな雰囲気になることがあり、その中で「付き合ってないのに頭ポンポンする人」がいる。
本当にカップルみたいになっていれば、お互いの気持ちが多少アンバランスでも同じ方向を向いているのだし、雰囲気が気持ちを高めて本来はあんまり頭ポンポンが好きじゃない人もポジティブな感想を持つのだが、雰囲気というのは勘違いすることもよくあって「ちょっと優しくしたら調子に乗って頭ポンポンしてきた」なんてシチュエーションがあるのが何とも悲しいところ。
頭ポンポンで恋愛的な雰囲気を作ろうとするタイプもいるので、この心理で頭を撫でてくる男性や女性に対しては、良い印象を持つか悪い印象を持つかが各個人とシチュエーションで大きく変わるのが特徴になっている。
少しでも両思いの雰囲気になっているなら、多少の勇み足は許してあげたいところである。
頭ポンポンする人の心理⑦ 年下だから労いの気持ちで頭をポンポンした
子供扱いで頭をポンポンする人の心理と似ているけど、自分から見て年下の異性は労いの気持ちで頭を触ることが多い対象である。
ある仕事が一区切りついたところで「お疲れ様」と言われて頭をポンポンされたり、ある仕事で成果が出た時に「よく頑張ったね」「良かったね」と言われて頭をポンポンされるのは、相手が年上の時である。
職場を例にすると「頭ポンポンはセクハラじゃないか」と言う意見があって、実際にそうなのだけど、労いの気持ちをボディタッチで示す人は少なからず存在し、ハイタッチを求めたりすることもよくある。
先輩から頭ポンポンされたならあなたへの親しみの気持ちもあったと思うので、軽いタッチだったら寛容に考えて気持ちを受け取ってあげるべきなのだろう。
悪気はないパターンなので、嫌だったら次からはさっと避ける対処法を取りつつ、笑顔で会話を続けると恐らくその次からはやってこないかと思う。
上下の関係性がある場合はやんわり断るよりアクションで伝える方が角が立たないので、嫌だったら警戒しておこう。
好きな人から頭ポンポンされたら脈ありサイン?
頭ポンポンする人の心理を読んだ人は分かると思うが、好きな人から頭ポンポンされたら脈ありサインになっている可能性があるものの、その確率自体はすごく微妙な値になる。
ただ、好きな人から頭ポンポンされたら他の異性にやっていないことを前提に以下の2つは確定的となる。
- 仲がいいと思っている(親しみを持って接している)
- 触れたいと思う相手、触れてもいい相手だと思っている
付き合う前の恋愛は相手の感情が変化することを期待してアプローチしていくが、現時点で好きな人から頭ポンポンされるなら恋愛的にはプラス評価をする材料となる。
基本的に人は恋愛対象外の異性に自分から触れることが少なく、マブダチのような親しさがないのであれば「頭を撫でる」という行動はただの女友達・男友達にはしない人が多い。もし気軽に行うのであれば他の人とも親しそうにじゃれてるはずだ。
それが確認できない、もしくはそうしている姿が想像できないタイプだったら、現時点で脈ありかどうかよりも、2人の関係性をポジティブに捉えて、2人でご飯に行ってみたり、デートしてみたりして、好きな人の気持ちを推測できる材料を集めつつ、さらに親密になっていくべきだ。
好きな人が頭ポンポンしてきたのなら、あなたの方から好きな人に頭ポンポンしても受け入れてくれるはずなので、シチュエーション的に可能なタイミングがあればそれもやってみると良い。積極的すぎると思ったら、行動する前に「頭ぽんぽんしてあげる」と冗談半分の雰囲気で言ってみて反応を見てみよう。
頭ポンポンは「好きな人にしかしないこと」ではないので、脈ありを期待する1つのエピソードと捉え、さらにアプローチしていくことで好きな人の気持ちを掴んでいこう。
まとめ
今回は、付き合ってないのに頭ポンポンするのはアリかナシかを解説し、頭を撫でる心理と、頭を撫でられた時の心理も解説していった。
頭ポンポンは好みが分かれるところがあって、恋愛テクニックとしては非常に使い勝手が悪く、印象を下げる結果にもなりかねないので、恋愛効果を狙ってやる場合は注意してほしい。
ただし、好きな人と親しくなった後の恋愛においては自然に頭ポンポンしたくなる瞬間があるのも事実で、キュンとする人もそこまで少数派じゃないし、好きな人から頭を撫でられることはシチュエーション次第であり得ること。
「頭ポンポンすればキュンとするでしょ」みたいな発想じゃなければ状況と2人の関係によっては恋愛にプラス効果を持つこともあるため、「わざとやるべきではない」と理解しておき、その場その場にあった行動を取ろう。
恋愛は好きな人に踏み込む瞬間がないと友達止まりになってしまう面もあるから、消極的な恋愛をする人は何でもかんでも「相手が嫌がるかもしれないから」と考えてしまうことにも注意してほしい。
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