モテ期が来ない人は、モテ期が本当にあるのか気になることがあると思う。モテ期が都市伝説のように感じる人は、モテ期を体験したことがない人である。
「自分には、いつモテ期が来るのだろう?」
「モテ期の特徴って、どんな感じなのだろう?」
友達にモテ期を経験した人がいたらもう少し具体的な疑問も沸くかもしれないが、モテ期の存在すら疑わしいと考える人のために、今回はモテ期を経験したことがある私の立場から「モテ期は本当にあるのか、その特徴とは?」というテーマで記事をまとめてみたい。
モテ期は「時期」で表現されるように「終わり」があるものだ。モテ期にはデメリットや辛いこともあるので、この記事は私の一時期のモテ自慢とは映らない記事になる。
まだモテ期がない人が読んでも不快な思いはしないと思うので、「モテ期を経験してみたい!」と思う人は参考にしてみてほしい。
モテ期がこないという人のために体験談とアドバイスを綴るので、ぜひじっくり読んでみよう。
モテ期とは?
モテ期とは、急に異性からモテるようになる現象を言う。
モテ期に入ったかどうかは「過去の自分のモテ方からどれだけたくさんの異性からモテるようになったか」で判断するため、定量的に解説することはできない。
突然モテるようになるのがモテ期なのだが、いきなりモテるようになったと感じても「モテ期はある時期で終わる」のが特徴であるため、持続性の観点では1年から3年程度しかモテ期は続かない。
「モテ期とは何人から告白されるのか」は定義ができない!過去の自分のモテ方からの変化量でモテ期を認識しよう
モテ期はそれまでの自分のモテ方と明らかに違ってモテるようになるのが特徴だから、「○○人から告白されたらモテ期だ」とか「○○人にアプローチを受けたらモテ期だ」と条件が付けられない点に定義上の難しさがある。
全然モテなかった人なら、1年に2人から告白されたというレベルでも「モテ期だった」という事になるので、モテ期の条件は人によって大きく変わる。
モテる人がモテ期を経験すると、異常な数のアプローチを受けたり告白されたりするし、モテ期は「しょぼいモテ期」と「モテすぎて辛いと感じるレベルのモテ期」まで様々なパターンがある。

モテ期に気づくきっかけは?
モテ期に気づくきっかけは、「告白される人数が増えた」など、自分でも不思議に思うほどモテるようになったと実感した時が “あるある” だ。
「自分がどのくらいモテるタイプか」というのは誰でもイメージを持っているが、モテ期に突入するとその範疇を明らかに超えてモテるようになる。
ただし、モテないタイプは、普段異性から全く言い寄られることの無い人であるため、数人の異性からアプローチを受ければそれがモテ期に気づくきっかけになるし、「カッコイイ」「可愛い」って言ってくれる人が増えたとか、告られることが増えたとか、どんなエピソードでも良いから、異性関連の話や恋愛関係の話が急激に増えたことがきっかけでモテ期に気付くことになる。
モテ期の特徴
モテ期にはここまで解説してきたことも含めて、5つの特徴を持っている。
- モテ期は長く続かないで、ある時期で終わる
- モテ期になると、周りは「モテる人」だと認識するようになる
- モテ期になると、驚くような相手にアプローチされたり、告白される
- モテ期になると、恋愛上の好循環が起きてもモテ期を加速させていく
- モテ期になると、異性の敵が増える
それぞれ詳しく解説する。
モテ期は長く続かないで、ある時期で終わる
モテ期は「時期」で表現される現象で、長く続かない。私の知っている範囲では、モテ期の最短は半年、モテ期の最長は5年。
終わった後で、さらに不思議に感じるのがモテ期の特徴と言える。
モテ期になると、周りは「モテる人」だと認識するようになる(垢抜ける)
モテ期になると周りに恋愛エピソードがバレるくらい異性関係の話が派手になるので、基本的にモテ期の人は周りからモテる人だと認識される。
モテ期にモテオーラが出ているとは思ってないが、私の経験では「もしかしたらオーラでもで出るんじゃないかな」と思うレベルで「おまえはモテるからな~」という話をされた。そういう意味では、モテ期になると垢抜けるのも特徴だ。
モテ期のオーラのようなものはもちろん異性も気づくところで、モテるからさらにモテるという好循環に入る。ここはさらに詳しく後述しよう。
モテ期になると、驚くような相手にアプローチされたり、告白される
モテ期は「好きな人を落とせるようになる」というのもあるが、さらに重要なサインが「色々な人からアプローチを受ける」という特徴だ。仲良しの男友達や女友達に急に好きだと言われたり、話したことがない人からいきなり誘われたりすることが増えて、モテ期の最初は非常に不思議な感覚に包まれる。
モテ期は楽しいという感覚がないわけじゃないが、デメリットもあるもの。驚くような相手から恋愛感情を持たれることは決して嬉しいという感覚だけじゃいられない。ここも後程詳しく体験談を綴ろう。
モテ期になると、恋愛上の好循環が起きてモテ期を加速させていく
モテる人は余裕を持っているところに恋愛的な優位性を持っているが、モテ期はまさにモテる人の特徴をすべて揃えていくようなところがあるので、モテるからモテるという好循環に入っていく。
言い寄る人の中には「モテるタイプだから好きになった」という人も出てきて、ある恋愛とある恋愛が連動していくような感じるになることも実際ある。
人のものを取りたくなる心理なども、実際は絡んでいるのだろう。「あの子が好きだから気になるようになった」ということもリアルに体験している。
モテ期になると、異性の敵が増える
モテ期は長くなる内にどんどん異性の敵が増えていくのが特徴だ。恋愛のもめごとが増えるし、振った相手の友達からも恨みに似た感情を持たれる。周囲の同性からはやっかみもあるし、嫉妬もされ、いずれにしてもモテ期は悪い噂が立つ点に悩みがある。
私の経験ではこれが本当につらかった。モテ期の辛さは、普段ある程度モテるタイプがさらにモテるようになる形が最もやばい。モテないタイプのモテ期はそこまでここが辛いとは思わないのだけど、モテ期のデメリットとして理解しておこう。
【体験談】大学生の時のモテ期経験
モテ期は人生に3回あると言われているので、それに当てはめると私の人生の場合はどの時期がモテ期なのか少し微妙ではあるが、少なくても私が大学生の頃は自他共に認めるモテ期を迎えていた。
私がモテ期を迎えたと実感したのは、短期間(2ヶ月くらい)に告られた人数が3人を超えたあたりから。
結局モテ期に告白された人数は1年間で10人を超えた。モテたと言って良い人数だと思う。全て本気の告白で、「付き合ってみる?」とかふざけた感じの女子はいなかった。
理由:なぜモテ期になった?
この時期に私がなぜモテ期になったかを考えてみると、この時期はとにかく出会いの量が半端ではなかったことが挙げられる。親しくなった女の子が急に増えていた時期だった。
反省点を挙げるなら、女性の扱いを知らず、自分では気づかない内に思わせぶりな態度を取っていたことは大きかったのかもしれない。無意識だったが、女性全般に優しかった。
モテ期になったことで変に余裕があって、がっつく男子が多い中で異彩を放っていた部分があったように振り返る。

モテ期のデメリット:モテ期で辛かったこと
恋愛に興味があれば誰だって異性から「モテたい」と思うものだが、モテ期としてそれなりの人数からアプローチを受けたり、仲良くなった友達から告白されて振ったりすることが増えると、思っている以上に気持ちが消耗するし色々悩む。
モテ期は友達を失うのが辛い
特にモテ期で辛かったのが、「友達を失うこと」だった。恋愛関係になりやすいので、女友達を失う経験を何度もした。

あなたの周りにも、あまり異性を感じさせないことを理由に「異性の友達が多いタイプ」の人がいると思うが、モテ期だとその真逆となり、友達になったはずでも相手はそう見ていなくて、せっかく仲良くなったのに関係が途切れる辛さを短期間に何度も味わう。
結局、若かった私はその変なモテ期オーラをなくすために、女の子と距離を取って接するようになって、最終的にはモテ期の終わりを迎えていくことになる。
「気がないなら女の子と仲良くなってはいけない」
当時の私はこんなことを本気で考えていたのだから、救えないし笑えない。それくらいモテ期は辛い時期でもあったのだ。
友達として付き合えた女の子も少なくなかったから、アクティブでいた分トータルの女友達の数は多かったけど、気持ちの消耗の度合いは半端ではなかったと記憶している。苦い思い出にもなっているのが私の「モテ期」だ。
モテ期によって下がる自分の評判
モテ期の影響で異性関係がゴタつくと、一部で私の評判が下がっていったことも辛かった。
振った子の中には愛情が憎悪に裏返る人も一定の数だけいて、周りの関係者に私のネガティブキャンペーン(悪口を言いふらすこと)を行うような事態も訪れた。
「遊び人だからこの人!(怒)ほんとに気を付けた方がいいよ!」
私の何を知っているのか疑問だったが、モテ期の時はこのような形で紹介されることもしばしば。
接すれば結局どんな人かはわかってもらえるとしても、当時の私にはかなり堪えたことを思い出す。
モテ期が原因で同性の嫉妬が増えて、さらなるゴタゴタの原因に…
モテ期は当然ながら同性の嫉妬も絡む。仲良くなれば別だが、大学生の頃は緩く薄いつながりも結構多くて、「嫉妬」を代表にする黒い感情が更にモテ期のゴタゴタを増やした。
恋愛関係で何もない生活を「平穏な日々」と表現することがあるが、モテ期を迎えるとその意味がよりはっきりする。
誰が誰を好きで、その人は誰から好かれていて…
大学生の時なら多くのコミュニティであるある話なのだろうが、当事者としては複雑になる人間関係に辟易する。恋愛感情は人の輪を壊すものだと、当時ほど思ったことはない。
このような日常を送っていると、私が好きになった女の子との恋愛にも悪影響が出る。
モテ期は好きな人の信用を得るのが難しくなる
モテ期だから好きな女子からも興味はもってもらえるし、ひきつけることもできたのだろうが、何しろ勝手に信用を失っているし、その子の友達ともゴタゴタがあったりして、モテ期の時は総合的に男子としての競争力があったのかは疑問に思っていた。
事実はそうでもなかったかもしれないけれど、好きな女子の信用を得るのに苦労した。ストレートに「私にも声かけてくるの?」と真顔で聞かれたことがあり、「私にもってなんだよ」と凹む。
悪い噂が勝ってに色々なイメージを作っていたから、「だったらいいよ」と思ったことも。モテ期は良い面ばかりではないことを先に伝えた上で、プラス面の話題に移ろう。
モテ期のメリット:モテ期で良かったと感じたこと
男性だから特にそう思うのかもしれないけれど、モテることは自信になるし、チヤホヤされるのは気持ち良かったというのも紛れもない本音だ。モテることを自覚してからは、私は多分スカしてたんだと思う。
特に大学生のころは、時間があって活力もみなぎる時期だし、楽しい日常を送れたことは良かったことだと思う。モテ期のおかげも大きかった。
深く考え出すとネガティブな発想になることもあったけど、周りからうらやましがられることで結局基本はポジティブな気持ちで楽しく過ごせたと思っている。
モテ期のゴタゴタによって傷ついた心を癒してくれる人がすぐに現われる状況でもあった。
モテ期は好きな人を落とす力も上がる
モテ期では、好きになった女の子とは基本的に付き合うことになった。自分の恋愛(人から好かれるのではなく、自分が好きになる恋愛)もなんだかんだとうまくいった。
モテ期は不特定多数の異性からモテることを指すけれど、自分が好きになった人を引き付ける力みたいのは相当だったのだと、今は思う。
モテ期は同性からもモテる面がある
モテ期を迎えていた私にすり寄ってくる男子も相当数いた。
「合コン企画して!」
「友達紹介しろよ!」
日常的にこんな言葉を男友達から聞くと、自然に交際範囲は広がった。これが大学生活を充実させた面もあったのだと思う。
やっぱり、男子は気が無い女子からでもモテることで気持ちいいと感じる生き物なんだと思う。異性関係の充実が生活全般の充実度を高めるところはあるのだろう。モテ期のデメリットも大きかったが、「じゃあ無い方が良かったの?」と聞かれると、正直「あって良かった」と答える。
モテる男は男子からも人気になる。仲がいい友達は別にして、「おこぼれ目当て」を想像させる友達もいた。実際に友達同士で飲んでいるときに女の子を呼んだりできたので、期待した分のメリットはあったのだろう。男友達が多い人として、それもモテキを支える要因になるという正のスパイラルが働いた。
経験を総合的に振り返って、特に「モテ期の嬉しかったこと」や「良かったこと」を思い出すと、こうして多くの人に読まれる恋愛ブログの管理人もできているわけだし、財産の一つだと感じる。
モテ期の辛さを振り返ればネガティブに振り返り、喜びを振り返ればポジティブになる。モテ期には両面があるのはやっぱり事実だ。
自分のモテ期はいつ?と期待する人へ
株式会社アムタスが1656人を対象に行った調査では、モテ期を経験したことがある人の割合は57%で、モテ期がなかった人の割合は24%、モテ期が来たか分からない人の割合は19%だった。
また、「最大のモテ期到来の年齢」に関する調査では、以下の結果だった。
- 15歳までに最大のモテ期が来た人の割合=14.6%
- 16歳から20歳までに最大のモテ期が来た人の割合=33.7%
- 21歳から25歳までに最大のモテ期が来た人の割合=34.3%
- 26歳から30歳までに最大のモテ期が来た人の割合=11.6%
- 31歳から35歳までに最大のモテ期が来た人の割合=4.5%
- 36歳から40歳までに最大のモテ期が来た人の割合=0.5%
- 41歳から45歳までに最大のモテ期が来た人の割合=0.4%
- 46歳以降に最大のモテ期が来た人の割合=0.3%
あなたが高校生や大学生なら「これからモテ期が来る確率」はそこそこあるため、あなたがまだモテ期が来ない人で、「自分のモテ期はいつ?」と期待しているなら、とにかくアクティブに生活して、異性とコミュニケーションを増やし、出会いの量を増やすのが始めの一歩だ。
これまで綴った経験談通り、私がモテ期があったと断言できるのはそれだけのアプローチを女子から受けたからであり、家に閉じこもる時間が長ければ、その女の子たちとも出会わなっただろうし、関係が進むこともなかった。
友達との食事会や合コン、友達の紹介などなんでもいい。あなたが自分のモテ期に期待するなら、それを実感できる環境(=異性からアプローチされる、告白される)を作ることが前提条件になる。
自分のモテ期を迎えることができたら、間違いなく自分に自信が付くし、私と似たような正のスパイラルに入るはず。ある意味で、モテる人はモテることで更にモテるのである。
モテ期になって、「自分はモテる」と自覚すると、異性関係に余裕が生まれ、スマートにコミュニケーションが取れる。異性との絡みに慣れることも作用しているだろう。ここは特に男性に取って大きいところだ。
大学生の恋愛はがっつく男子が多い中で大人の余裕を持つ男子はモテる。社会人以降もこういったモテ期の効果は、実際に体験すれば自ずと感じることになるはずだ。
人は時間の経過と共に変わっていく。色々な成長もしていく。
中学時代全くモテなかった人が高校生でモテるようになったり、大学生でモテるようになるケースは全然珍しくない。社会人になって1年目~3年年目なども、モテ期に入ることがよくある。
自信を付けることで変わる人は変わるし、成長の過程や経験したことでモテるように変わっていく人は決して少なくないから、自分のモテ期はいつ?とスピリチュアル占いのように期待するより、行動をしよう。
世の中には男と女しかいない以上、きっかけはどこにでもある。是非最低限の積極性を持って行動し、いい恋をしてほしい。

モテ期の前兆とは?
モテ期の前兆は、異性の友達(男友達や女友達)から褒められることが増えるのがサインになる。「最近、かわいくなったよね」「最近、かっこ良くなったね」と言われることが増えたら、モテ期の前兆に入った可能性がある。
モテ期の前兆はなかなか気づきにくいのが特徴になってしまっているが、たとえば下の4つの行動や変化と異性から褒められることが連動した場合は、モテ期の前兆を強く疑ってみてほしい。
- ファッションやメイクを変えた
- 良いことが続いたりして、表情や雰囲気が変わった
- 異性とのコミュニケーションが劇的に増えた
- 新しいことを始めたりして、生活が充実するようになった
モテ期の前兆は自分自身にきっかけや理由が浮かぶ時ほど信頼度が上がるため、もし「○○だからモテ期到来したのかな?」と思うなら確率的にモテ期に突入した可能性が高まる。
モテ期に入ると自信がつくし、交友関係も広がっていくので、ぜひモテ期に気づける人になって、モテ期を生かした恋愛にもチャレンジしてほしい。モテる人になりたい人は、男女別に用意している下のカテゴリー記事から気になる記事を読んでみてほしい。
まとめ
今回は「モテ期は本当にあるのか、その特徴とは?」と題し、私のモテキ体験談を綴った。モテ期のメリットとデメリット、良かったことと悪かったことは本音で書いたので、多くの人に参考になったのではないだろうか?
人生に3度あると言われる「モテ期」は、手放しに良いことばかりがあるとは言えないが、「自分の恋愛事情」は波乱万丈となって刺激的な日常になる。ゴタゴタも増えてしまうけれど、基本的に恋愛がうまく行く時期だ。
あなたが自分のモテ期に興味があるなら、それを実感できる環境にいることが前提条件。ずっと変わらずにいる人なんていないのだから、自分が異性から素敵に見える時期を無駄に過ごさぬよう、きっかけのある生活を送ろう。

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