友達のような恋仲のような、微妙な関係の異性と二人きりで食事に行く時は、「それがデートと言えるかどうか」も曖昧である。
「付き合ってない男女が2人でご飯に行くのはデートなの?」
「ご飯だけのデートは本当にデートと言えるの?」
「デートっぽくないデートをデートらしいデートにするにはどうしたらいいの?」
相手がどうでもいい異性なら何も思わずにご飯を食べに行くだけだが、付き合ってない好きな人や気になる人とご飯に行く時は、様々な疑問と期待があると思う。
デートと言えば、どこかに男女で出かけることを指すと考えている人も多いし、二人きりの食事がデートではないと考える人は少なくないから、「男女ふたりの食事」は恋愛的にどんな意味があるか分かりにくい。
ランチデートなのか、ディナーデートなのかも「デートの定義」として大事だと考える場合もあるだろう。
しかし、実際には、二人きりのご飯は相手と長時間一緒にいることもあって、食事の後にバーなどに行けばなんだか立派なデートっぽく感じる。カップルならふたりで食事するのをきっとお互いがデートだと思ってるはずである。
こうして考えると「二人でする食事はデートなのか」という問題は特に付き合う前だと難しい問題だ。
そこでこの記事では、「付き合ってない男女が二人で食事に行くのはデートなのか」をテーマに、「デートの定義」について考え、好きな人との食事をデートっぽくする方法までを解説していく。
時々食事に誘ってくる男性や女性は何を考えているだろう?
付き合ってない男性や女性とご飯に行く時、相手はデートのつもりなのだろうか?デートしているつもりはあるのだろうか?
付き合う前はなかなか進まない恋愛に悩むことが多いので、記事後半で解説する「食事をデートっぽくする方法」には要注目だ。異性と2人でご飯に行く意味を正しく捉え、相手が好きな人や気になる人なら「付き合うきっかけ」へと昇華できるように知識をつけてみよう。
- デートの定義:異性だと意識して二人きりで一緒にいるなら、ご飯も含めてデートじゃない?
- 付き合ってない男性や女性と二人でご飯に行く時、デートだと思う判断ポイントや条件は?
- 付き合う前の片思いの場合、二人きりでも食事だけではデートではない?異性とふたりでご飯に行く意味と効果について
- 二人の食事の「二次会」を工夫してみると、付き合ってない男女でご飯に行く場合でもデートっぽい雰囲気が出る
- ご飯でデートの雰囲気を出す方法:食事する前に二人で会ってからお店に移動すると普通の食事が食事デートぽくなる
- 二人きりで違う雰囲気を味わえる高級店で食事すると、「これはデートなのか」と考えさせることができる
- 二人で食事している時に「これってデート?」って聞いてみる、あえてデートと言う言葉を使う
- 好きな人とふたりでご飯に行ったら、食事中にやんわり好意を伝えるのがデートぽくするコツ
- まとめ:気になる異性とふたりでご飯に行くなら「デートの雰囲気」を出してみよう
デートの定義:異性だと意識して二人きりで一緒にいるなら、ご飯も含めてデートじゃない?
付き合ってない異性からご飯に誘われたら、相手を意識している時ほど「食事はデートなの?」「ご飯に誘われたらデートに誘われたという意味?」と気になるけど、デートの定義はすごく曖昧になってしまってるのが現実だ。
付き合ってない好きな人を食事に誘う時も同様に、ふたりでご飯に行く意味を「相手がどう思ってるか」は非常に微妙な問題である。
なぜなら、デートの定義は人によって違っているからであり、同じことをしても「相手次第」で意味合いが変わるからだ。
デートの定義は本当に曖昧!「自分はデートのつもりでも相手はデートしてるつもりはない」など、二人の認識が違うこともある
私はもう数百回のデートをしてきたが、振り返ると本当に色々な種類のデートの仕方があった。
その経験を踏まえると、デートなんて何をしてても良いものであって、「これをしたからデートだ」とか「デートではこういうことはしない」なんてものはないと断言できる。
今回のテーマで言えば、付き合ってない人とご飯に行く時に、好きな人や気になる人と「食事デートをした」と思ったこともあったし、ただの女友達と「ご飯を食べに行っただけ」だと思ったこともあった。
つまり、デートかデートじゃないかは、二人がデートだと意識しているか意識していないかの差しかないと感じてきたのである。食事とデートの違いは様々あれど、「ただの食事」と「食事デート」の明確な違いはない。
私が何とも思ってない友達とご飯に行った時に相手がデートだと思ってることもあったし、私だけがデートのつもりだったことを後から知った経験も複数回ある。
事実、好きな人とは学校や会社の帰り道に寄り道しただけでデート気分を味わえたりするのだから、誰もが「これはデートだ」と思うような “正しいデートの定義” を提示することはできないというのが、ある種の答えになってしまってる面がある。
ある男女に起きたエピソードを引き合いに出し、「カップルならデートなのに、付き合ってないならデートじゃない」とするなら明らかに間違ったデートの定義だ。
それでも無理くり一般的なデートの定義を表現するなら、当サイトでは、
「デートとは、恋愛対象の男性や女性と、相手を異性として(又は恋愛対象として)意識しながら、一緒に同じことをして過ごすこと」
だと定義する。
「デートかデートじゃないか」は、デートの内容より、二人の意識の方が何倍も重要だ。
したがって、付き合ってない男女に「二人きりの時間」ができると、片方がデートのつもりだけど、片方はデートしてるつもりがないというケースが、現実の恋愛ではあるあるになっている。
これは二人でご飯に行く場合だけでなく、二人で遊びに行く時でもそうだ。「どこからがデートなのか」の答えも実は非常に曖昧なのである。
例えば一緒に図書館で勉強しようと休みの日に二人で会う男女がいれば、それを図書館デートだと思う人もいるし、「ただ勉強しにいくだけでしょ?近所だし、友達と一緒に勉強するのに男も女もないよ」って思う人もいる。
これを男女二人の食事に当てはめると、ただの友達と思っている人は「ご飯を一緒に食べただけ」だと思うし、好きな人となら「食事デート楽しかった!」となるイメージだ。
異性と二人でご飯に行く意味は本当にとても曖昧なものだけど、デートと言えるかどうかはお互いの意識が大きく関係している。
デートの条件が曖昧だからデートの定義が難しい!カップルのデートの仕方を踏まえるとデートの定義ができないことに納得できる?
付き合っている男女では、目的を決めてどこかに行くデート以外のデートも頻繁にある。
忙しい社会人の二人なら、カップルであっても食事デートばかりってパターンも結構多かったりするものだ。
この話をすると、一部の人は「デートだったら手を繋ぐよ、食事デートだったらお店に入るまでとかお店を出てから手を繋ぐから、デートの定義は手を繋ぐのが条件だと思う」という人がいるけど、両片思いのカップルや付き合い始めのカップルでも、お互いにデートだと認識してる 正式なデート中に手を繋がないケースはいくらでもある。
それをデートの条件と合わないと定義付けたら、世の中には付き合う前のデートがほとんどなくなってしまう。実際にこの記事「手をつなぐデートは何回目のデートから?付き合う前の手つなぎデートを徹底解説!」は当サイトの人気記事の1つだ。少なくても、初デートで手を繋ぐかどうかは脈ありであってもなかなかに難しい問題である。
「二人で食事に行くのはデートなの?」と思った人でも、カップルがどんなデートをしているか踏まえずにデートの定義はできないから、「二人でご飯に行くのがデートだ」と思う人も「二人でご飯に行ってもただの友達付き合いだ」と思う人も、結局は自分と相手が異性として(恋愛対象として)意識しているかどうかが問われることになる。
この記事の冒頭に挙げた例を持ち出せば、食事の後バーに行った瞬間からデートになると考えるのも不自然で、当然その前の食事からデートは始まっていると考えるべきだ。
だから、あなたが何とも思っていない男性や女性と食事をすれば、きっとそれはあなたに取ってデートではないと思うが、相手がデートだと思っているパターンはあり得る。逆もまた然りと言ったところである。
お花見を例に取っても、中目黒(東京)にある目黒川の桜道を男女二人で歩けば、想像上は立派なデートの映像が頭に浮かぶが、実際には帰り道をただの会社の同僚二人が歩いているだけかもしれない。
ちなみに、私はそこでそんな風に付き合う前の女性とお花見をしたことがあるのだが、当然ながらその女性のことが好きだった当時の私に取っては立派なお花見デートだったし、デート特有のドキドキもたくさんあった。
「二人で食事に行けばデートなのか?」の答えは「好きな人が二人きりのご飯をデートだと思ってくれたのか」で決まる
このように、デートなんてものは結局、男女が一緒にいる時に相手を意識しているかどうかだけが問題になるため、デートを定義するのはナンセンスだと言える。
「どこからがデートか」を考える気持ちは十分にわかるけど、異性とふたりでご飯に行った人が考えるべきことは、相手が二人で食事したのをデートだと思ってくれたのか、デートだと思ってくれてないのかだ。
届かない片思いの人といくらデートっぽいことをしたとしても、脈なしの相手からしたらデートにはなり得ない。でも、両想いのカップルがカフェでお茶をすれば、それはもうデートである。
今回のテーマはこのことを主軸に考えているので、デートの定義としては「男女が異性として意識して(恋愛対象として意識して)、二人きりで一緒に同じことをしながら楽しい時間を過ごすこと」としたい。
では、どんな食事だったらデートだと思いやすいだろう?
「好きな人とふたりでご飯に行った」という人のために、次の見出しで「デートかどうか判断するポイントと条件」を解説する。
付き合ってない男性や女性と二人でご飯に行く時、デートだと思う判断ポイントや条件は?
ふたりでご飯に行く時、一般的にデートだと思う条件と瞬間
- 「手をつなぐ」「腕を組む」などのカップルぽい行動があった
- 平日より、土日などの「休日」に待ち合わせして二人で食事する(流れじゃなく、約束して行くご飯)
- 恋バナになったり、恋愛的な話題の出る食事(詳しくは最後でも解説)
- お店選びに気を遣っていると感じた時、人気店やきちんとしたお店を予約してくれていた時
- 食事代を奢ってくれた時、普通の割り勘ではなかった時
- 次の食事や飲みの話が出て、誘ってくれた時
簡単に言えば、食事前後で脈ありサインが出たり、好意が伝わると、人は心理的にデートの可能性を高く見積もる傾向がある。
その方が相手を異性として意識しやすいからだ。意識されてると思うから自分も意識することで、「これはデートだったかもしれない」と思う。
あなたも、初めてふたりでご飯に行った時に口説かれるような会話の展開になったら、デートした感覚が強まるだろう。
付き合ってない男女でごはんに行くのは、特に大学生から一気に増える傾向があって、社会人でも特別なことではないが、恋愛感情があると感じた場合は「普通の食事に誘われた」と思うより、「アプローチされた」と思うから、多くの人がデートを連想する。
バカ話を大声でしていただけの食事だったら、「ふたりで食事したけど、友達としてだった」と思い、デートしたとは思わないはずだ。
しかし、片思いの時は友だちの雰囲気の中で「好きな人を食事に誘う」というアプローチが一般的でもある。初めての食事や2回目の食事であらかさまに恋愛の雰囲気を出してくる人は少ないから、普通のご飯という雰囲気になりがちである。
次では、片思いの好きな人との二人きりの食事について恋愛的にさらに深堀して解説する。付き合う前の二人きりの食事にはどんな意味があるのだろう?
>>デートに友達を連れてくる男と女の理由や心理~3人のご飯やデートは脈なし?脈ありの見抜き方は?
付き合う前の片思いの場合、二人きりでも食事だけではデートではない?異性とふたりでご飯に行く意味と効果について
恋愛のアプローチとして、付き合う前に食事デートを重ねるパターンはかなり多い。
大学生の恋愛では、食事と遊びに行く場合の両方がないと「なぜ二人で遊ばないの?」との疑問が友達を想像させる面があるけど、社会人の恋愛は二人で食事に行く回数が増える度に脈あり度が上がっていくイメージを持ってる人は多いことだろう。
身近な人だったらタイミング次第でご飯に誘える機会が自然にあるし、わざわざ休みの日のスケジュールをもらうのはハードルが高めのアプローチだと感じる人は、学校終わりや仕事終わりに「好きな人を食事に誘う」というアプローチを選びがちだ。
誘いやすさの点で、男女が「二人で一緒に時間を過ごす」のに、最も気軽なのが食事である。
だが、付き合う前の食事デートには、恋愛を進める上で大きな問題点がある。ご飯を食べるだけでは「デートなのか」が曖昧だから二人で会う意味が薄まるのだ。
付き合う前の食事デートの問題点:食事だけでは恋愛が進まない
付き合う前の片思いの食事デートは、「デートっぽくない」という点にアプローチ上の大きな問題がある。
食事だけのデートは、付き合ってないとデートっぽくないデートであるため、恋愛が進みにくいのだ。
元々デートをしたいと思って食事に誘ったわけではないにしろ、結局きちんとしたデートである「終日デート」や「半日デート」に二人で出かけないと、食事だけではなかなか恋愛関係が進まない。
大学生も含めて、食事デートだけで付き合うまで恋愛が発展することもあるけど、告白までにはやっぱり最低1回は半日以上のデートにいきたい。ここは、告白するまでに「やっておきたいこと」でもある。必須条件ではないけど、なるべくクリアしたい課題だ。
食事をするだけの関係は「デートしている感覚がない」という気持ちがお互いに消えないため、好きな人に自分を意識させるという点において「異性とふたりでご飯に行く」のは限定的な効果しかない。
その理由は下の3つだ。
食事だけのデートだと恋愛的な効果が低い理由
- 食事は異性の友達でも普通のことなので、異性としての意識付けができない
- 食事は長くても2時間くらいで終わるため、長時間一緒にいた時の相性がわからないから、恋愛的な盛り上がりに欠ける
- 社会人であれば、食事だけのデートだと会社の時と普段の時の雰囲気の違いが確認できない(休みの日のデートなら可能)
好きな人と二人でご飯に行けるのはすごく良いことだが、付き合うまで恋愛を発展さえせたいなら、ご飯だけでは厳しい。ここに恋愛の難しさがある。
二人で食事に行くデートができるなら、デートらしいデートに誘うべき
好きな人と何度も食事に二人で行ける人は、それ自体を脈ありサインだと判断して、早めに1回いわゆる デートっぽいデートに行った方が恋愛の進め方として良い。
二人でごはんに行くだけの関係より、確実に恋愛成就の可能性を引き上げることができるからだ。
自分に自信がない人は、より正確に今の状況を分析するために下の記事も参考にしよう。
食事中の時間があれば、何気ない会話の中でデートの誘いっぽくない誘い方もできるので、究極的には一言の問題だから、頑張るべきである。
特に大学生はそのまま食事を繰り返すと「飯友(めしとも=食事する友達)」だと思われるリスクが高まるので、本格的にアプローチしないデメリットを強く意識するべきだ。
異性とふたりでご飯に行った後、正式なデートに誘うアプローチ効果
あなたがもし付き合ってない男性や女性を食事に誘う立場だった場合、「ご飯に誘うだけ、ご飯に行くだけ」と「ご飯に行った後にちゃんとしたデートに誘う」場合では、相手の心理にこんな違いがある。
ご飯に誘われる相手の心理
- ご飯だけ誘われる=友達としてかもしれないし、どんな意味なのか分からないから、恋愛感情が盛り上がらない、意識しない
- ご飯に誘われた後、本格的なデートに誘われる=2人で食事したのも恋愛の意味だと分かりやすいから意識しやすく、楽しい会になれば「いいな」と思うところから恋愛感情が盛り上がりやすい
大学生はもちろん、社会人に関してもデートの誘いをしない「ノーアクション」で今の関係に留まっているとしたら「勇気を出した方が良い」とアドバイスする。
しかし、そうは言ってもこれから関係を深めていく段階の人は、なかなかデートらしいデートに誘えない。
それなら、食事デートをデートっぽくする方向に頑張ってみると、普通に食事するよりも距離を縮めることができてくる。
「ご飯はデートなのか」と考える理由は、デートらしいことができてないからだ。
片思いを叶えるアプローチをするために、「二人の食事をデートっぽくする方法」を紹介しよう。
二人の食事の「二次会」を工夫してみると、付き合ってない男女でご飯に行く場合でもデートっぽい雰囲気が出る
いつも食事だけにいくような関係なら、時には早めに切り上げて、2次会と称して他のことをやってみると、一気にデートっぽい雰囲気が出る。
食事中の会話の中で流れを作って、「2次会しない?」「ご飯のあと○○行ってみない?」と食事以外の内容で次に誘うとデートっぽいデートができるから、好きな人と男女2人でご飯に行くならぜひチャレンジしてみよう。
他のこととは言えないかもしれないが、先程挙げた「2次会のバーデート」は恋愛的な視点でおすすめだ。その際、酔った勢いで口説きたい男性は事前に「彼女を酔わせたい時~女性に勧めるレディーキラーカクテル8選」を読んでおくと勢いがつきやすいかもしれない。
その他にも、二人でゲーセンに行ってみたり、二人きりのカラオケでもOKだ。二人で公園を歩く、イルミネーションを見に行くなども、ただの食事から雰囲気が良いデートにつなげられる。(参考:付き合う前のカラオケデート完全ガイド!脈ありと脈なし、時間と座る位置、アピールの仕方まで徹底解説)
この方法で「食事デートをさらにデートっぽくする方法」を実践するなら応用の幅が広いため、あなたの状況や会話の流れに合った誘い方をしてみよう。
「2人で食事するだけ」から「他のデート内容」を盛り込むと、二人の空気が変わることでご飯デートっぽい雰囲気になる
食事だけの関係を卒業すれば、二人の間に新たな風が吹く。
デートの定義を「男女二人きりで遊ぶこと」だと思ってる人は、ご飯の後を工夫すればデートらしい雰囲気を感じてもらえるから、急に意識されることもあるし、ただ食事するだけで終わるデートにもっと意味が与えられる。
誘う段階ではご飯だけ約束して、盛り上がり方などを見て次に誘うかどうか判断してみよう。
2人で食事するだけの関係から「他のことをする」ことで二人の空気を変えて行くと、デートしてる感じは強く出る。「ご飯はデートなのか」と考える時期は二人の間に友達っぽい雰囲気が漂ってるけど、ご飯から発展させると色々変わってくる。
理屈的に考えれば、食事しているだけのところからいきなり他のことに誘うのだから、おかしいと言えばおかしいのかもしれないが、ご飯中の会話の流れ次第で自然にできる。何度か食事した仲だったら少しくらい付き合ってくれるはずなので、そこまで勇気がいらずにデートっぽい雰囲気を作れる。
恋愛初心者にもおすすめの「発展のさせ方」なので、楽しい食事ができたら「その後」の時間を作ってみよう。
ご飯でデートの雰囲気を出す方法:食事する前に二人で会ってからお店に移動すると普通の食事が食事デートぽくなる
食事デートでちょっとでもデートの雰囲気を出したいなら、お店で待ち合わせをしたり、お店の最寄り駅で待ち合わせするより、先に二人で会ってから電車で移動するのがおすすめだ。
食事に行く相手との待ち合わせを都合の良い場所に設定して、そこから電車などで二人で一緒に移動してみると、ただの食事がデートらしい雰囲気になる。
普通の食事でデートの雰囲気を出す方法の中では、簡単かつ効果がある方法なので、私自身よく使ってるアプローチ方法だ。
職場恋愛や学校内恋愛なら「最寄り駅のお店で食事する」のではなく、「電車に乗って移動した先のお店で食事する」とデートっぽい雰囲気になる
職場恋愛してる人や、学校に好きな人がいる人は、「最寄り駅のお店でご飯を食べる」のではなく、「電車に乗ってちょっと移動した先のお店でご飯を食べる」ようにすると、食事デートがデートっぽい雰囲気になる。
職場や学校の帰りに食事に行く場合は、近くの適当なお店で食事する流れになることが多いけど、「今日はここ行ってみない?」とインスタの画像を見せながら誘い、そのまま電車に乗り込んで二人でプチお出かけデートをするようなイメージで誘ってみると、普通の食事よりデートの雰囲気が出る。
「二人でどこかに行くこと」がデートの定義だと思う人なら、そこをクリアできる方法だ。近くでちょっと飲みに行くような関係だったなら、少しだけ違った印象の日になる。
恋愛テクニックとは言えないような感じを受けるかもしれないが、やってみると結構違ってくるのでおすすめだ。「今日はちょっと違ったところにいこう!」と言って二人で移動すれば、お出かけデートとの違いはそう大きなものでもないと感じるだろう。
さらにこの方法の恋愛効果を高めたい人は、遠くの場所に二人で移動すると良い。誘い文句は少し難易度が上がるけど、遠出デートのような雰囲気が出せる。
「今日はちょっと早めに会えたから、○○駅の○○ってお店に行ってみたいんだけど、ダメかな?」
「いつも似たようなお店に行くから、今日は○○の方 行ってみない?気になるお店があるんだけどさ」
話題になってるお店や、季節性が高いお店(立地や外観・内観、メニューが秋っぽいお店や春っぽいお店など)を紹介して「ちょっと遠いけどここ行ってみたい!」と明るく誘ってみるのもおすすめだ。
自分からリードして誘うことになるから予めお店を考えておかないといけないが、予約までしてしまうと大掛かりな感じになってしまうこともあるので、自然な流れで二人の食事をデートぽくしたい人は2・3軒お店の候補を考えておいて、いつもと違った街に出かけると良い。
社内恋愛だったり、学校関係の人との恋愛なら、こういった工夫で案外デートっぽさが出るので、2~3駅とかでも一緒に移動してみよう。
地元と言うか、会社・学校の近くばかりで食事するなら、二人の関係に良いアクセントがつけられる。
その流れで半日デートや終日デートも誘いやすくなるので、「一緒に出掛けた」という実績に自信を深める意味でもお勧めだ。
二人きりで違う雰囲気を味わえる高級店で食事すると、「これはデートなのか」と考えさせることができる
お金はかかってしまうが、食事だけの二人の関係にアクセントを付けたいのなら、たまにはドレスコードを指定しているような “高級レストラン店に行ってみる” のも、二人の食事がデートっぽくなる方法だ。
ドレスコードと言っても、お高い服で来いと言っているわけではないし、厳格な指定のあるお店は少ないので、あくまでここではイメージで使っている。二人きりで違う雰囲気を味わうことが、非日常感を強めて、普通の食事を食事デートだと思わせるのに効果があるということだ。
デートと言えば、夜景の見える綺麗なレストランで食事をしている様子を想像する人も多いと思うが、何か言い訳をつけていつもよりワングレード・ツーグレード高級店に行ってみると、いつもの食事にデートっぽさがでる。
大学生にはあまりおすすめしないものの、社会人が男女2人で食事に行くなら良いアクセントになることが多い。
付き合ってない女性や男性から食事に誘われた人は、お店のランクでデートかデートじゃないか判断する面がある
高級レストランに誘われると、さすがに相手は「これってデートなのかな?」「普通にご飯を食べるだけじゃないよね?」と恋愛方向に考える瞬間がある。
初めてふたりでご飯に行く時はおすすめできないけど、何度かふたりで食事に行ってるなら、「デートの雰囲気を出す」ためにちょっといいお店に誘うのは付き合う前のアプローチにおすすめの方法だ。
食事に誘われた人は、お店のランクでデートかデートじゃないか判断する面があるため、ちょっといいレストランに行く効果は「付き合う前の恋愛」においてバカにできないものがある。
あなたも安っぽい居酒屋に誘われた時と、オシャレなフレンチや回らないお寿司屋さんに誘われた場合では、相手への印象が違うだろう。
ここまでを振り返ると、結局デートの定義なんて人それぞれで、もしかしたら相手によって変わってくるようなものなのだから、デートっぽいデートスポット(=食事する場所という意味では、雰囲気の良いレストラン)に誘うことで、相手に自分を意識させることができれば、デートっぽくなるということ。
大事なのは相手への意識付けであり、それを自分からわざとできれば、付き合ってない男女に恋愛的な空気が流れる。
何度か食事はするけどそこから発展しない時は、目線を変えてみると少し雰囲気が変わるかもしれない。友達っぽい雰囲気を抜け出したいときは私もよくやる手なので、事実として「二人の雰囲気を変えるのに良いきっかけとなることがある」ことを伝えておく。
異性とふたりでご飯に行く時「ちょっといいお店」を指定するコツ
付き合ってない男女の食事は、あえて友達の雰囲気を出すために、気軽に入れるお店を選ぶ “流れ” みたいのがある場合も多い。
「食事はデートなのか」と考える時は、付き合う前の男女というような緊張感がないケースも多いものだ。
そんな現実を踏まえるに「急に高級店に誘うのは流れ的にできない」と思う人もたくさんいると思う。
では、異性とふたりでご飯に行く時に「ちょっといいお店」を指定するコツとはどんなものかというと、「いきなり違う雰囲気のお店に誘う」のではなく、「いつもと違うお店に誘う言い訳をしてから誘う」と良い。
たとえば、「相手か自分の誕生日」や「クリスマスなどのイベント関係」はその王道的な言い訳になる。
「もう少しで○○の誕生日でしょ?今日はいつもと違う雰囲気のお店にしようよ」と誘うなら、ちょっと高級店に入っても自然だ。
その他にも、ボーナスが出たことを言い訳にしたり、仕事の区切りで「せっかくだし、今日はおいしいもの食べて打ち上げしよう」と言い訳しても良い。
急にカップルばかりがいるようなお店に入ると好意の伝わり方がダイレクトになってしまったり、「いきなりどうしたの?」と思われることもあるので、好きな人とふたりで食事に行く際に雰囲気を変えたくなったら、相手が「そうだね」と自然に思うような言い訳を考えてあげると良い。
それでもやっぱり不自然だと思う人は、そもそも「恋愛アプローチは不自然なものだからちょっとずつ好意が伝わっていく」という点を再認識しよう。男女と言えども、普通にしていれば、普通に友達になるだけだ。
二人で食事している時に「これってデート?」って聞いてみる、あえてデートと言う言葉を使う
食事だけの関係を恋愛関係に発展させたいときは、相手の心を揺さぶる必要がある。友達では起きない心の動きがあれば、恋愛感情とも結びつけて考えてくれる瞬間がある。
王道的な揺さぶりをかける一言だけど、「これってデートかな?」とか「一応これはデートってことになるんだよね?」みたいな一言は、好きな人をドキッとさせることができる言葉だ。
あえてデートと言うことで好きな人や気になる人に「デート」を意識させる。
しかも、これの使い方には色々な工夫の余地がある。
たとえば、ふざけて「デートなんだから」って敢えてデートと発言してみたり、「デートって何をしたらデートだと思う?」って二人きりの時に聞いてみたり、片思いの人から誘われた食事デートなら「これってデートなの?」ってストレートに聞いてみたり。
面と向かって相手が自分達の状況を「デートしている」と認めるか、デートのつもりと反応するかは微妙だけど、ドキっとはするセリフになる。その積み重ねが片思い中は大切だ。
積極的に口説きたい時は、自分から「デート」という言葉を持ちだそう。わざとデートと言うなら、相手は100%「これってデートなのかな?」と考えさせることができる。
面と向かって言えない人はLINEやメールでも良いから、ドキッとさせる言葉を意識的に使ってみよう。
この食事はデートなのか聞いた時に、好きな人の理想のリアクションは求めない!あえてデートと言う意味は「意識させる」ため
この時に気を付けるべきは、あなたの発言に対して好きな人の期待通りのリアクションは求めないことだ。目的は、ここでも自分を相手に意識付けることにある。
まだ付き合っていない関係なら、相手だって素直な気持ちがバレるような言い方をしない。たとえその食事をデートだと思っていてもそのまま口に出すかは別問題だ。
自分がデートという言葉を使うことに意味があると思って実践してみよう。「考えて無かった」ってことも結構あるのが、付き合う前の食事デートである。
積極的に押していきたいなら、食事デートを「デート」だというつもりで話してみたり、どう思っているのかを聞いてみるのもじわじわ効果があったりするから、雰囲気に合わせた言い方や言葉で話してみると良い。
とにかく、雰囲気が落ち着いて友達になってしまうのは結局自分がそう持って行っているところがあるから、好きな人と食事する関係から友達どまりにならない工夫をするイメージで捉えてみると、必要性を認識できると思う。
勇気が出ない人も、勇気を出さないといけない時があるから、恋愛を進めることができる人になろう。
好きな人とふたりでご飯に行ったら、食事中にやんわり好意を伝えるのがデートぽくするコツ
最後に、好きな人と男女2人でご飯に行く時の最も基本的かつ大事なポイントを挙げる。それは、「食事中にやんわり好意を伝えることでデートぽくする方法」だ。
あなたの好きな人が「これってデートのつもり?」と思うきっかけは、あなたの恋愛感情や好意を疑った時である。
では、どんな言葉で好きな人にアプローチすると良いだろう?
いきなり口説くのはこれまでの流れ的に難しいと思うので、男女2人で食事に行く時にアプローチの意味で「好きな人に質問するべきこと」、「食事中に話題にするべきこと」を5つ紹介する。
好きだとか、かっこいい・可愛いと言わなくても好意を伝えることができるのでやってみよう。
男女2人で食事に行くなら「好きな人の好みのタイプを聞く」ことで意識してることを伝える
男女2人で食事に行くなら「相手の好みのタイプ、好きなタイプ」について質問してみよう。
「○○君はどんなタイプの女の子が好きなの?」「○○ちゃんはどんなタイプを好きになるの?」などと聞いてみると、意識してることがやんわり伝わって、ただの食事じゃない雰囲気になることがある。
あまり恋愛の雰囲気を出したくない人は明るいテンションで好きなタイプを話題に出してみると良い。
テンションが低いとマジな雰囲気が漂うので、話題を出す時のテンションでニュアンスを調整する意識があれば変な空気にはならない。
好きな人との食事中に好きなタイプを聞くと、あなたがこれから片思いを進めていく上で具体的なヒントが得られる。キャラを作るところまでやらなくても自分に当てはまるところがあればアピールしてみよう。
その行動も好意のアピールになって食事中の2人の雰囲気に作用する。
普通の食事でも「デートするならどんな場所が良いか(デートプラン含む)」を聞くとデートしたい気持ちが伝わる
好意はあるけど付き合ってない男女2人で食事するなら、ぜひ「デートの話題」を出してみてほしい。
2人きりの食事中に「○○くんはデートするならどこに行きたい?」「○○ちゃんの理想のデートってどんなデート?」みたいに質問すると、流れで「今度行ってみようか」という話になることがある。
相手の返答に「いいね」「素敵だね」と褒める反応をして、誘われるように持って行くとアピールとしても効果的だ。
そこまで行かなくても、デートの話題を出すとデートしたい気持ちが伝わってやんわりと好意が伝わる。デートしたくないならデートの話題なんて出さないという常識があるからだ。
あまりあからさまなアピールをしたくないなら、デートの種類やデートスポットの話題を出すくらいに留めてさりげないアピールをしてみよう。
食事中にまだ初々しい雰囲気があるなら「過去の恋バナ」を聞いてみると恋愛対象として興味を持ってるのが伝わる
大学生が男女2人でご飯に行く時などは、食事中につい友達同士の会話でよく選ばれる話題に終始してしまうことが多いのだが、アプローチが苦手な人は「過去の恋バナ」を話題に出してみよう。
「○○君は何人くらい付き合ったことあるの?」「○○ちゃんは元彼と別れてどれくらい?」みたいに質問すると、恋愛対象として興味を持ってることが伝わるので、やんわりしたアプローチになる。
ただの友達だと思ってると過去の恋バナはあまり話題にならないから、意識してることを伝えたいならおすすめの話題だ。これも、軽いテンションで聞くと必要以上に相手を緊張させることはない。
付き合ってない男性や女性への質問はあまり踏み込み過ぎると嫌がることがあるけど、恋愛に関することでも簡単な質問なら問題ない。話題に出すことに意味があると思ってやってみてほしい。
まだ初々しい雰囲気なら、食事デートにデートらしい雰囲気が出る。
せっかく二人でご飯に行くなら「いつもは聞けないプライベートな質問」をしてみる
せっかく好きな人とご飯に行けるなら「いつもは聞けないプライベートな話題」にチャレンジしてみよう。
質問の深度は相手への興味を象徴するので、細かい質問をすると興味を持ってることが伝わる。
ここは特に2回目のご飯や3回目のご飯で重要なアプローチで、何度もご飯に行くのに浅い話題のままだと、遠慮してる感じが「他人行儀」「興味が無さそう」と思われてデートらしさを損なうから注意してほしい。
男女2人の食事は話題の深度でも意味合いが変わってくるから、相手が踏み込んでこない時はあなたの方から踏み込んでいって、2人が特別な関係になれるように行動していこう。
いい雰囲気で二人で食事できたら好きな人や気になる人、意識する人について聞いてみる
食事中の話題を恋愛によせると一気に「付き合う前のデート感」が出てくるので、もし食事中にいい雰囲気になったら「好きな人」や「気になる人」、「意識する人」の話題を出してみよう。
「○○君は気になってる人いないの?」「○○ちゃんは今好きな人いるの?」と聞いてみると、まさに付き合う前のデートらしい雰囲気になって、相手がただの食事だと思わないようになる。
こういう質問をすると、質問返しされることが多いので、下の記事をチェックしておくと会話の展開にも対応できる。
付き合ってない男女で食事に行くと「いつもの会話」がデート感をなくすので、恋バナは必須になるし、もしいい雰囲気ならさらに踏み込んだ恋バナをするべきだ。
好きな人の話題などは探り合いになりやすい付き合う前の話題としてあるあるになってるので、雰囲気が良いならチャレンジしてみよう。お互いに照れる話題になるので、想った以上に雰囲気がデートらしくなる。
「恋愛的な探り方が分からない」という人は下の記事も参考に、「これってデート?」と思われる食事の仕方をしよう。
まとめ:気になる異性とふたりでご飯に行くなら「デートの雰囲気」を出してみよう
今回は「二人で食事に行けば、それはデートなのか」をテーマに、デートの定義と、デートぽくない食事デートをデートっぽくする方法を解説した。
デートの定義は曖昧なモノだし、関係性でも大きく変わってくるから、何をデートだとか、どこからがデートかと考えるのは少し間違いかなと思っている。
しかしながら、いつもの食事をちょっとデートっぽくしたいなら、一般的なデートのイメージに寄せていくことで一定レベルの効果が期待できる。
そんな風に今の恋愛にアクセントをつけることも悪くないと思う。
いずれにしても、好きな人と2人で会える関係ができたら、できれば早い段階で一度しっかりとしたデートに出かけたい。気を付けていると食事中の会話の中でも自然と誘えるような話題はでるものなので、思い切って誘ってみることも大事なことだ。
「恋愛を進める勇気がない」と思ってしまう人は、自分の気持ちを整理する意味でも下の記事を読んでみてほしい。幸せになるには、自分から幸せを掴みに行かないといけない時があって、傷つくかもしれないことから逃げると、後々の後悔につながってしまうことがある。
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