桜の開花宣言が近づくと、片思い中の人が気になるのが「付き合う前にお花見デートに誘うのはアリかナシか」という問題である。
好きな人と桜を見に行くことに憧れる人もいるし、「好きな人と花を見に行く」という響きだけでロマンティックである。お花見デートは、恋愛向きなイメージを持っている人も多いだろう。
しかし、ここで問題になるのが「付き合ってないのに花見に誘う」という、関係性を踏まえた場合の行動の良し悪しだ。お花見は大人数のグループで行うことが多いから、好きな人をご飯に誘うことはできても、お花見に誘うのにためらう人も多いと思う。
そこで今回は、「付き合う前にお花見デートはアリかナシか」をテーマに、お花見デートの誘い方と魅力を徹底解説する。
好きな人や気になる人をお花見に誘っても良い条件、お花見デートの恋愛的メリット、LINEで花見に誘う方法など、付き合う前のお花見デートについて詳しく解説しよう。
好きな人を花見に誘いたい、
好きな人と桜を見に行きたい、
お花見を口実に好きな人とデートしたい等々、
好きな人とのお花見デートを検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。
この記事のラストでは、お花見デートの誘いが成功した人向けに「お花見デートの脈ありサイン」も解説している。
付き合う前にお花見デートはアリかナシか
まず結論から言ってしまうと、付き合ってる・付き合ってないにかかわらず、好きな人をお花見デートに誘うのは恋愛的に大いにアリだ。
むしろ、春デートにおすすめのデートプランになっている。
なぜ付き合ってないのにお花見デートに誘うのがアリなのか
詳しくは「お花見デートの魅力」のパートで解説するけど、なぜ付き合ってないのにお花見デートに誘うのがアリなのか、理由は主に以下5点である。
付き合う前のデートでも、好きな人をお花見デートに誘うのがアリな理由
- お花見デートは春デートの定番且つ人気のデートプランだから(好きな人と遊びたいと思った時にイメージの良い誘いになる)
- 桜の名所は意外と多く、遠出しないでも雰囲気が良いデートができる(雰囲気を重視しながらも近場に誘えるので、心理的にも物理的にも好きな人の負担が少ない)
- お花見デートはイベント系デートに属するため、ノリで誘うこともできる(他のデートプランと比較すると誘う口実に困らない)
- 花見は誘う日が特定されてないため、脈なしじゃなければ断られにくい(お祭りデートや花火デートよりスケジュール調整しやすい)
- 夜桜を見に行くのも素敵で、普段のご飯デートに付け加えると、付き合う前から気軽に外デートができる
付き合う前のデートは「どこで何をすると楽しいデートができるんだろう?」と考えてしまうけど、お花見デートであればその問題に悩まなくて済む。
3月下旬から4月上旬に好きな人をデートに誘うなら、お花見デートは付き合う前におすすめのデートプランだ。
実際、婚活パーティーなどを運営しているIBJ株式会社が自身のサービス登録者(未婚男女の20代から40代)を対象に行った調査によると「春に初デートでしたいのはどれ?」との質問に、74.4%が「桜満開のお花見デート」だと答え、圧倒的1位になっている。
2位は「遊園地デート」だが、その割合は9.3%で差は歴然だった(詳細はこちら)。
付き合ってない男性や女性をデートに誘う時は本当に細かいところが気になってウジウジ考えてしまうけど、お花見デートは様々な悩みを解決してくれるデートプランだ。
好きな人にアプローチ中の人はぜひ実際に誘ってみることを検討してみよう。
付き合う前のお花見デートは男性から誘うべきなのか:お花見デートはどっちから誘うのか問題
付き合う前のデートは、お花見デートに限定せず「どっちから誘うのか」を気にするが、あなたが男性で好きな人をデートに誘いたいと思っているのであれば、自分から花見デートに誘うようにしよう。
男女の恋愛の場合、男性側は「自分がリードしていく」と考える方が付き合える確率が高く、女性側は「自分にアプローチしてくれる男性」に心が動きやすい。リードしてくれたら、誠実に想われてる実感があったり、大切にされてる感覚もあるからだ。
女性は待ちの恋愛スタイルである確率も高いので、男性が動かないと2人の関係が発展しない可能性が高い。
「男がお花見に誘うなんて恥ずかしい…」
「俺はお花見に誘うようなキャラじゃない」
モテない男性からこういう話をさんざん聞いてきたけど、男女のデートを男から誘う場合は、女性が喜ぶデートスポット・デートプランを考えるのが基本だから、可愛い桜を見に行くデートに誘う場合も、相手の女の子の気持ちの方を重視しよう。
春デートの圧倒的1位であるお花見デートに男性から誘わない場合、それまでアプローチしていたのであれば中途半端なアプローチだと思われかねないし、思わせぶりだと思われたり、「女の子から誘わせるのか」という点も問題になる。
あなたのキャラじゃなかったとしても、お花見デートに誘われた女性心理では、良い意味で「かわいい」と思ってくれる確率の方がずっと高いので、「花見はどっちから誘うか」に悩んだら自分から誘うことを選択しよう。
付き合う前のお花見デートは女性から誘うのがアリかナシか
一方、女性へのアドバイスだが、付き合う前のお花見デートは女性から誘うのがアリなデートスタイルになっている。
男性パートでも取り上げたけど、男性はそのキャラクターによって「2人で桜を見に行こう」と誘うのに恥ずかしさを感じるタイプが多くいる。
春に桜を見に行くのは、お花見として一般行事化されていて人気も高いのだけど、女の子を誘うという点では色々考えてしまう男性が少なくない。定期的にデートをする関係の彼女を誘うなら “春の定番デート” のイメージがあって誘いやすいと思うタイプが多いのだが、付き合ってない女子を花見に誘うのは抵抗感を覚える男性が意外といるのである。
この点を拡大解釈すると、女性から誘わない場合は「好きな人がお花見デートに誘ってくれない」という結果を招きかねないので、あなたが好きな人と桜を見に行きたいのであれば、花見に誘われるのを待ってタイミングを逃す前に、自分から誘うべきだ。
好きな人をお花見に誘わない場合、他のデートプラン・デートスポットなら誘えるのかと考えてみよう。きっとお花見デートの方がまだ誘いやすいと思う。
そもそも女の子の場合は「2人で花を見に行きたい」と言った時に可愛いイメージを持たれやすい。女子から花見に誘うと女らしい誘い方ができ、男性目線で可愛い誘い方が可能になるから、3月下旬から4月上旬はぜひ活用したい。
もし万が一スケジュールがなかったりしてお花見の誘いが断られたとしても、あなたのイメージが良くなる誘い方になるので、片思い中の女性に関しても自分からお花見デートに誘うのがおすすめだ。
付き合ってない男性や女性をお花見デートに誘う条件:どんな関係ならお花見デートに誘ってもいい?昼と夜はどっち?
では、どんな関係性なら付き合ってない男性や女性をお花見デートに誘っても良いかだが、これに関してはハードルを高く見る必要はない。
どんな誘い方をするのか、どんな内容のお花見デートの誘いなのかの方が大事だ。
付き合う前にお花見デートに誘う条件
付き合う前にお花見デートに誘う条件は、以下の5つの内どれか1つでも該当することである。
お花見デートの誘いをして良い条件(成功する関係性)
- 1週間に1度はLINEしてる
- 2人でご飯に行ったことがある
- 2人で遊んだことがある
- ふだん顔を合わせる関係で、会えば普通に会話できる
- 過去に5人以内の少人数の飲み会や食事会を2回以上している
上に挙げた項目は「どれか1つでも該当していること」が条件なので、すべて満たす必要はない。
お花見デートに誘う条件が比較的簡単な設定にしてあるのは、好きな人を花見に誘う際に「ちょっと2人で夜桜を見に行く」という選択肢があるからだ。
たとえば、仕事帰りに少しだけ桜を見に行くなら、他人から見れば立派なカップルのデートシーンだが、本人たちからすれば帰り道に寄り道しているだけである。それでもお花見している最中はデートの雰囲気ができるため、他のデートに誘うより気軽な誘い方がある分、誘うハードルは低くなる。
付き合う前に好きな人をお花見デートに誘う時は、「お昼から半日デートがしたい」「ちゃんとデートらしいデートがしたい」と思うことも多いから、そういう場合はもう少し距離を縮めてから誘う方がいいと思いがちだけど、長いデートに誘えない状況なら短いデートに誘えばいい。
好きな人と桜を見に行きたいという願望をかなえるだけなら、その方法はそこまで難しくない。具体的な方法もこの記事で解説するから、このパートで紹介した条件をクリアしている人は、好きな人をお花見に誘う勇気を持とう。
LINEの脈なしサインをチェックしてから好きな人を花見に誘うかどうか決めたい人は、下の記事を参考にすると良い。

付き合う前のお花見デートは、昼と夜桜どっちがおすすめ?
では、付き合ってない男性や女性をお花見デートに誘う場合は、「夜にちょっと夜桜を見に行く夜デートが恋愛的におすすめなのか」と言うと、そうじゃない。
先にそういうデートプラン例を挙げたのは、付き合う前にお花見デートに誘う条件が厳しくないことを伝えるためだった。
もし好きな人と2人でご飯に行ったことがあったり、遊んだことがあるなら、「お花見デートは昼と夜桜どっちがおすすめ?」の答えは、昼だ。
他にも、週2回以上LINEする、1週間に1度は相手からLINEがくる、1回LINEすると長く会話するなど、距離が縮まってきているサインが出ている人は、昼からお花見デートに誘う方が片思いを前に進めることができる。
付き合ってない好きな人をお花見に誘う時に、昼か夜か迷ったら(昼に誘う選択肢が選べる状況なら)昼からお花見に行こう。
特に、2回目のデートや3回目のデートだったり、そろそろ告白を考える時期の片思いだったら、1日デート・半日デートになる「昼からのお花見デート」がおすすめだ。
付き合う前の恋愛はなるべく多くのコミュニケーションを取っていき、2人の距離を縮めたいので、理想のお花見デートは1日デートである。関係性が「付き合う直前」に近づいてきているのであれば、昼の桜と夜桜の両方見に行くデートプランさえおすすめとなる。
ただし、夜桜を見に行くデートプランが恋愛効果が低いわけじゃない。花見目的だったとしても好きな人とデートできるのは大きいし、お花見デートは実際にロマンティックなデートで、先ほど紹介したIBJの調査では「異性に2人きりでお花見に誘われたら好きになりますか?」という質問に男性の92.6%・女性の80.9%が「好きになる」、または「好意を持つかもしれない」と答えている。
あくまでもお花見デートの理想や最大効果に注目した解説になっているので、そこは勘違いしないようにしよう。
お花見デートの魅力と恋愛的メリット:付き合う前に好きな人をお花見に誘うとどんな意味のデートになる?
次に、お花見デートの魅力と恋愛的メリットを6つのポイントで解説する。
付き合う前に好きな人をお花見に誘うとどんな意味のデートになるのか、イメージを固めることで実際に誘う勇気を持とう。
お花見デートは誘う口実やきっかけが簡単で、誘う時期は限定されてるものの、誘う日は決まってないのでスケジュール調整してくれる可能性が高い
お花見デートは、究極的に「桜が綺麗だから一緒に見に行こうよ」で誘うことができ、遊園地デートや映画デートなどと違って、誘う口実やきっかけが簡単なのが魅力だ。
付き合ってない以上は「なんで2人で?」とは思われるけど、「どうして花見?」の答えが「桜が綺麗だから」「桜は今の時期しか見れないから(すぐに散るから)」などと直感的に浮かぶため、誘うこと自体にハードルがある「付き合う前の男女のデート」に向いている。
期間限定なところは花見デートのデメリットでもあるけれど、お祭りデートや花火デートと比較すると「2人でスケジュールを合わせやすい」ので、断られる確率が低いというメリットもある。
片思いしてる好きな人にはいずれかのタイミングでご飯なりデートなりに誘うことになるが、お花見デートの誘いはその他のデートと比較して誘いやすいため、チャレンジするなら桜が咲いてる時期を大切にしよう。
お花見デートに誘うと付き合う前に丁度いい好きアピールができる
お花見は2人でするよりもみんなですることの方が多く、いくら桜が綺麗だからと言って「どうでもいい異性と2人で一緒に桜を見たいか」と言えば、積極的な意味では答えがNOとなる。
仲がいいなら嫌じゃないけど、自分から誘うという意味では、桜のように “綺麗なもの” 関しては、好きな人か気になる人を誘いたいのが多くの人の本音だ。友達と遊ぶつもりなら楽しさを重視するため、もっと違うことがしたいと思うのが自然な発想である。
この前提があるため、あなたから好きな人とお花見に誘うと、「一緒に桜が見たいと思った」という点でやんわり好きアピールでき、お花見デートに誘われた相手は「みんなじゃなくて2人でお花見に行くってどういうつもりなんだろう?お花見だと普通に遊ぶって感じでもないし…」と、あなたのお花見のデートの誘いの意味を考えさせることができる。
こういうアピールは恋愛経験が少ない人ほどストレートなアピールだと思う人が多いが、お花見に誘う程度であれば、口説くように「かっこいい」「かわいい」と言うより、むしろ好きアピールは弱いし、遠回しだ。
誘い方の方法とニュアンスで好きアピールの強度はいくらでも調整できるから、友達っぽく誘えば恋愛の意味が薄まり、好きな人の印象ははやんわり好意を感じる程度になる。好意を匂わせる感覚に近いから、付き合う前の恋愛では多くの場面で使える誘いになっている。
付き合う前のデートの誘いは好意の伝わり方が気になって仕方ないが、お花見デートの誘いは本当に恋愛的バランスが良いのが魅力だ。
私の場合は、お花見する季節に片思い中の好きな人がいたら、ほぼ100%誘ってきた。そのくらい優秀な付き合う前のアプローチだと思っている。
お花見デートは開花から散るまでいつ誘ってもその時々の美しさが恋愛の雰囲気を高めてくれる
お花見デートの最大の魅力と言うべきかもしれないけど、やっぱり桜の花は人に感動を与えるほど美しくて、好きな人と2人で行けば恋愛の雰囲気を高めてくれる役割も果たしてくれる。
冬のイルミネーションデートも素敵だが、春のお花見デートもそれに負けず劣らず素敵だ。ロマンティックになった心は、隣にいる人をいつもよりかっこ良く・可愛く見せる。
特に桜は咲く時期が短いこともあって、その儚さが美しさを際立てるのだが、だからこそ桜は開花から散るまで様々に表情を変えていき、いつ誘ってもその時々の美しさが2人のデートの雰囲気を高める。
桜の儚さは2人の関係の儚さとも重なって、好きな人と桜を見ていると、 “2人の時期” が終わる前に告白しようと思う人もいるだろう。
もしかしたら好きな人も同じように「こんな関係がいつまで続くんだろう?」と思ってるかもしれない。
確かに満開の桜の下でお花見デートするのがベストなのだとは思うけど、付き合ってない好きな人をお花見に誘う時はベストタイミングで誘うのに気が引ける人も多いと思う。お花見デートに誘う勇気が出たとしても、「満開の時期に誘えない」「空いてる日が満開を過ぎた時期だった」という場合もよくある話だ。
でも、お花見デートは桜が散る前だったら素敵なデートができるので、ぜひタイミングに拘り過ぎずに誘ってみよう。
お花見デートは、開花の時期だったら「今年の初めてのお花見を一緒にできる」という点が魅力になるし、散り始めた時期にお花見デートすれば「綺麗な桜吹雪の中でデートできる」のがメリットになる。満開のお花見デートは「今年一番のお花見を好きな人と一緒にできる」のが魅力だ。
私は色々と事情があって桜が散った後でお花見デートしようとしたこともあったのだけど、それはそれで素敵なデートになった。やっぱり、日本人の心に桜は特別な存在で、極端に言えば咲く前から散った後まで我々の心を強く引き付ける。
お花見デートは思い出に残るデートになるのも魅力だから、ぜひ好きな人を誘ってみてほしい。
お花見デートは人気スポットに行くと好きな人とお祭り気分を味わえるから序盤からテンションが高いデートが可能
付き合ってない男性や女性とのデートは、特に序盤で緊張する人がほとんどだ。デートじゃなければ普通に会話できるのに、デートとなるとお互いに構えてしまい、いつもの雰囲気じゃいられないこともしばしばである。
しかし、お花見デートであれば、人気スポットを選ぶことで屋台が出ていたり、人が大勢いてガヤガヤしていたりと、付き合う前のデートの緊張を和らげてくれる材料がたくさんある。
しかも、桜そのものもテンションを上げてくれる効果が高く、株式会社ADDIXが行った調査によると、桜を思い浮かべた時にウキウキすると答えた割合が51.7%、ワクワクすると答えた割合が40%に上っている。実際に桜を見ればテンションが上がる割合がさらに上がるのは容易に想像できるだろう。
この「テンションが上がる効果」を狙って、付き合う前のデートはテーマパークデートが人気になっている部分もあるのだが、桜のお花見デートも、テンションの種類こそ違うけれどデートの最初から盛り上がりやすいデートだから、初心者向きだと言って良い。
デート慣れしてない人が待ち合わせで緊張しても、桜を見た瞬間に2人のテンションが上がるのがお花見デートの魅力だ。パッと2人に笑顔の花が咲けば、緊張していても楽しい会話が始まる。そんなデートも付き合う前の初々しさがあって素敵である。
お花見デートは遠出しないでも素敵な雰囲気のデートができる
付き合う前のデートは気軽にOKできる場所に誘うのが断られないコツだが、お花見デートはそこまで遠出しないでも素敵な雰囲気でデートできる場所がたくさんあり、断られにくい誘い方が可能だ。
もちろん桜の名所100選に選ばれるような場所でお花見デートするのも良いのだが、大がかりなデートになると誘われた方が構えてしまうこともあり、特に初デートや2回目のデートはもう少し気軽な雰囲気で誘いたいと思うことが多いと思う。
でも、かと言って近場でデートスポットを探すとなかなか盛り上がるイメージが沸かないし、良い雰囲気になるイメージもできない。付き合う前のデートは本当にあらゆる意味でバランスが難しい。
しかし、お花見デートであれば、そこまで遠出しないでも人気になっているお花見スポットがあって、気軽に行ける範囲で好きな人を素敵なデートに誘える。
難しいバランス問題が一気に解決するほど単純じゃないけど、「ちょっと○○に寄って行かない?桜がすごく綺麗なんだよ」でもお花見に誘うこと自体は可能だから、付き合う前の恋愛では使い勝手が良い。
お花見デートは「お弁当を作る」ことで女子力アピールができる!男子は好きな人の手料理が食べれるかも
お花見と言えばお弁当だが、カップルのお花見デートではお弁当を作る彼女もたくさんいて、さらに楽しいお花見デートにするのに良いきっかけになっている。
「彼氏からお弁当を頼まれたからお弁当を作った」という彼女も多いから、付き合う前の男女の場合は色々と複雑に考えてしまったり、相手の意向を確かめるのに躊躇することもあって自作のお弁当を持っていく機会自体は少ないものの、お花見デートは「お弁当を作る」ことで女子力アピールができる選択肢があるのは、料理ができる女子には大きなメリットである。
もし頑張ってみたいなら、事前に冗談半分のノリで「お花見の日お弁当作ろうかな?やっぱり買った方がいいかな?」と軽く探りを入れてみると良い。
好きでもない人にお弁当を作る女性はほとんどいないから、好意のアピールと自分の魅力アピールの両面で好きな人にアピールでき、お花見デートを盛り上げる要素になることも嬉しいメリットである。
お弁当と言っても、それを食事のメインにするかどうかは女性側が選ぶことができる。たとえば、ちょっとつまめるように唐揚げを作って行ったり、私の経験では付き合う前のお花見デートでお菓子(スイーツ)を作ってきてくれた女の子が複数いた。美味しくて感動したし、わざわざ作ってくれたのが嬉しかったし、2人で食べながら楽しい会話の話題にもつながった。
男子としても、付き合う前から好きな人の手料理が食べれるかもしれないデートになるのは非常に魅力的で、2人の関係性や相手のキャラクターによっては頼むのもナシではない。
もし好きな人がお弁当を作ってくれたら、思い切りリアクションしてあげよう。あなたのために頑張ってくれたのだから、その反応の仕方で喜んでもらいたい。ここでシャイになってしまう男子は絶対にモテないから、がっかりさせない反応の仕方は必須だ。褒めたたえる食リポをするくらいテンションを上げよう。
(※お花見デートでお弁当を作ってもらったら、男性側は何かしらの方法で具体的にお返しするのもポイント。たとえば、カフェ代や食事代を奢るなどはその一般的な方法だ)

以上、お花見デートの魅力とメリットについて解説したところで、次はいよいよ「お花見デートの誘い方」を解説する。
付き合う前のお花見デートの誘い方(LINEの会話例)
ここでは「付き合う前のお花見デートの誘い方」を具体的に解説していく。
少しでも断られる確率を下げられるように、すべてのポイントをしっかり理解して、OKがもらえる誘い方をしてみよう。
お花見デートの誘い方の会話例:お花見デートに誘うなら、最初に春を話題をして桜に繋げて、事前に聞くべきことを聞いて誘う
お花見デートは桜を見に行くというちょっと特殊なデートだし、デートに誘う口実にしたいので、「遊びに行こう」や「暇な日ない?」という誘い方をしないで、最初に「春」の話題を出してから「桜」に繋げ、最終的には「一緒に桜見に行かない?」と目的を明確にした誘い方をしよう。
特に恋愛的視点では、2人で桜を見に行くという点を少しでも好きな人に考えさせたい。「遊びに行く先が公園」というより「2人でお花見する」という誘い方に寄せる方が相手に意識させる効果が高い。
たとえば、以下のようなイメージだ。付き合う前のお花見デートの会話例として参考にしてほしい。
女:「ね!この季節って着る服迷うよ」
男:「わかる!昼と夜で気温変わりすぎだよね」
女:「日によっても違うしね!天気予報見ないと大変なことになる笑」
男:「うんうん、でも春って言えば桜だよね、○○ちゃんはお花見いくの?」
女:「まだ誘われてないけど毎年お花見してるグループがあるから行くと思うよ」
男:「そうなんだ?○○ちゃんはお花見って何回も行くのアリ派?」
女:「3回行く年もあるくらいだから普通にアリだよ」
男:「それならさ、もし良かったらでいいんだけど、○○の桜がめっちゃ綺麗だって聞いたから一緒に行かない?1回行ってみたいんだよね」
女:「○○の桜きれいなの?私も行ってみたいかも」
男:「ほんとに?俺も行ったことないから、そんなに遠くないし、行ってみようよ」
女:「うん!いいよ!」
男:「ありがとう!それじゃ○○日か○○日はどうかな?」
女:「○○日なら大丈夫そう!」
この会話例では、「春」を最初の話題のテーマにして会話を「桜」に繋げて、「お花見デート」に誘う流れを作っている。
「1回行ってみたい」というセリフでアプローチ色をやや削っているが、誘う前に確認したいことを聞き出しているのがポイントで、且つストレートなお花見デートの誘い方をしているのもポイントになっている。
LINEでお花見に誘う時は一気に本題から入って誘う人も多いと思うけど、好きな人の花見の予定や、毎年どのくらい花見に行ってるか質問しておくと、「花見が好きかどうか」や「自分とお花見デートしてくれる確率」がちょっと見えることがあるので、できたら花見に誘うLINEを送るのではなく、会話中に花見デートに誘いたい。
紹介した会話例はあくまでも例だけど、緑枠内の会話を参考に好きな人をお花見に誘うとスムーズに誘えると思うので、チャンスを作ってみよう。
お花見デートの誘いは成功させるためのポイントがまだあるのでさらに詳しく解説していく。
お花見デートの誘い方は「行く場所」も一緒に提案した方がOKしてくれる確率が高い:お花見デートの場所の選び方
紹介した会話例では、お花見デートに誘う際に具体的な場所を明らかにして誘っているのだが、お花見デートの誘い方は、2人で行く場所を一緒に提案した方がOKしてくれる確率が高い。
魅力的なお花見スポットを選んで誘うと、相手はその誘いの全貌が分かるので、花見デートしている姿がすんなり想像できて不安なくOKできる。
人は誘いを受けると「何に誘われたのか」「何をするのか」「どこに行くのか」など、疑問点を検討してOKかNGか判断するため、中途半端な誘いの方が断りやすい。「よくわかんないからいいや」「なんかめんどくさいから断ろう」と思いやすいのである。
花見に誘う前から脈ありだったらどんな誘い方をしても基本的にはOKしてくれるが、まだ気になる人程度だったり、まったく意識してなかった場合はまどろっこしい誘い方をする方が断られる確率が高いから、花見デートのメリットを活かす意味でも誘い文句は具体的にしておく方がおすすめだ。
スケジュールだけは幅を持たせた誘い方をする方がいいのだが、お花見デートに誘う際は「お花見に行かない?」より「○○にお花見行かない?」と、その場所の魅力に触れつつ聞くような誘い方をしよう。
(※「2人でお花見行かない?○○の桜がすごく綺麗でさ…」などの誘い方はOK。「良かったらお花見一緒に行ってくれない?」だけで返事をもらおうとするのはNG)

お花見デートのプランの決め方:初めてのデートだったらご飯のついでに花見に行くプランがおすすめ
ここは既に解説済みだけど、お花見デートのプランに関しては、基本的に「昼からお花見する予定」で誘い、半日デートをするのが理想だ。好きな人と夜桜を見に行きたい場合は夜待ち合せじゃなく、午後3時や4時の待ち合わせを検討しよう。
付き合う前のデートは誘う口実に悩むので、特に少しでも脈ありの雰囲気を感じている人や、2回目・3回目のデートの人は、せっかく「2人で遊ぶ誘い」をするのだし、長めのデートにチャレンジしたい。夜集合のお花見デートの誘い方がナシではないものの、推奨はしない。
今までご飯デートが主になっているなら、お花見デートは昼から遊びに行くデートにし、現状の2人の流れにアクセントを付けよう。
一方で、初めてのデートだったり、まだ脈ありの雰囲気がない場合は、ご飯デートのついでに夜桜を見に行くプランがおすすめだ。
このパターンでは、お花見デートするつもりなのを事前に言わないで、普通に食事に誘う。そして、その食事中に「この後ちょっとだけ○○に寄ってみない?桜がめっちゃ綺麗だから見に行こうよ」とプチお花見デートに誘う。
ご飯の誘いは遊びに行く誘いより気軽で断られにくいので、初めて誘うなら食事の誘いからお花見デートに繋げるのがおすすめだ。
ご飯だけだったら友達とも普通にあることだけど、そこからお花見デートに発展させると少しだけど2人で遊んだ感が生まれ、次のデートの誘いでは普通のデートに誘える流れができることがある。

上の記事でも解説している通り、ご飯デートは「本当にデートなのか」という点が微妙に感じる人も多いから、桜が咲いてる時期は食事の後に少し寄り道して帰るとデート感が出る。
あなたの状況によってお花見デートの誘い方を変えて、2人の関係性を発展させていこう。
花見は他の人と行く予定になってることも多いので、好きな人を花見デートに誘う時は早めに誘い、一緒に行く候補の日を何日間か複数提示する
前述した会話例でも登場している通り、花見は他の人と行く予定になってることも多い。
ただ、時期が短いとはいえ、2023年のお花見の全国平均回数は1人3.1回となっており、早めに誘うことさえできれば、あなたの誘いが「お花見は他の人と行くから」という理由で断られる確率は低い(ソースはこちら)。もし断られるとしたら、脈なしだからだ。
そのため、早めに誘うのがお花見デートの誘いを断られないコツで、他の誘いと被っても対応できるように一緒に行く候補の日は、何日間か複数提示するのもポイントだ。
好きな人をお花見に誘うなら、競合する誘いがあることを前提に誘うようにしよう。
誘うか誘わないか悩む期間が長くなると好きな人の予定が埋まることも想定されるので、決断自体も早い方がいい。花見の時期は気候が良く、誘いが増える傾向があるので、他の誘いで予定が埋まる前に誘おう。
どうしても好きな人をお花見デートに誘えない場合は、帰り道で一緒になるタイミングを活かして2人の花見に繋げる
ここまでを読んでも、どうしても好きな人をお花見デートに誘えないと思った人は、帰り道で偶然一緒になったタイミングなら誘えるかもしれない。
基本的に、片思い中はダメ元の誘いをかけるのは2人の関係性を考えた時にあまり良い戦略ではなく、断られる確率が高い場合は距離を縮めるアプローチをしていくべきなのだが、相手の脈と無関係に好きな人を誘うことができない人は、「急な誘い」という”断られて当たり前のシチュエーション” で誘う方がまだ声をかけやすい。
自分に言い訳できるからだ。「今日はちょっと…」と言われても、「そうだよね、急にごめんね」で逃げられる。
好きな人を誘えない人がお花見以外の他の口実で誘えるかというとかなり大きな疑問符がつくので、もし脈なし以外の理由で花見に誘えない場合は、好きな人と帰りが一緒になったタイミングで少し寄り道する提案をしてみよう。もし成功すれば、それをきっかけにご飯に誘ったり、遊びに誘うことができるかもしれないし、LINE上の距離も縮まるかもしれない。
女性は下の記事も参考にしてほしい。

お花見デートの誘いをOKしてくれた!お花見デートの脈ありサインは?
最後に、お花見デートの誘いが成功した場合のために「お花見デートの脈ありサイン」について8個のポイントを解説する。
これから好きな人とお花見デートに行くなら絶対に気になるポイントなので、事前に押さえておこう。
お花見デートの脈ありサイン① 花見デートの計画を積極的に立ててくれる
あなたからお花見デートに誘ったのに、好きな人が積極的に花見デートの計画を立てようとしてくれる場合は、誘った時点で脈ありの可能性が高い状態になっている。
基本的にお花見に誘われた方は受け身の態度を取るが、相手が脈ありの心理でさらに積極的な性格だった場合は計画段階で乗り気な態度を取るので、もしそれが確認できたらデート当日の態度に期待してみよう。
※ただし、計画段階で積極的じゃない状態でも脈なしサインとはならないので、減点要素とは思わなくて良いし、がっかりする必要もない。
お花見デートの脈ありサイン② 事前に天気や開花状況をチェックしている
もし好きな人が脈ありなら、あなたのお花見デートの誘いは「嬉しかった」わけで、「当日を楽しみにしている」状況だ。
その心理が行動にでると、LINEで「何日も前から天気のことを気にしている」「開花状況や桜の状況を気にしている」という脈ありサインが出る。
好きな人をお花見デートに誘った後にこのようなサインが出た場合は脈ありの可能性が高いので、きっと当日も盛り上がるはずだ。
お花見デートの脈ありサイン③ お弁当や飲み物を準備してくれる
お花見デートの魅力・メリットの部分で「お弁当」のことを取り上げたが、付き合う前のお花見デートでお弁当を作ってくれたら、確度の高い脈ありサインだ。
みんなで花見に行く時は、承認欲求(=女子力アピール、できる女アピール)でお弁当を作る女性が時々いるけど、男女2人のお花見でお弁当を作る心理は「承認欲求」がほぼあり得ない。
さすがにこれだけをとって好きサインとは言いにくいが、あなたのことを恋愛対象として見ていることはほぼ確定する行動だ。
自分から頼んだ場合は「しぶしぶOKした」と言うこともあり得るが、私の経験上は「脈なしの女の子はお弁当を断る」のがセオリーだった。
ごり押しじゃなかったのなら、「お弁当OK」も花見デートの脈ありサインになりやすいので、その他のサインをチェックしてみよう。
お弁当じゃなくても、「お菓子を作る」なら同じ意味だし、そこまでじゃなくても「何も言ってないのにお菓子や飲み物を事前に準備してくれていた」も脈ありサインになりやすい。
事前の準備は当日に対するモチベーションが大きく関わっているので、もし何か準備してくれていた場合は、「楽しみにしてくれてたのかな?」と考え、その他の行動・態度に注目してみよう。
お花見デートの脈ありサイン④ さりげなく気遣ってくれる
お花見デートでも、脈ありデートだったら「気遣い」は必然的に増えていく。
「寒くない?」「何か買ってくる?」「疲れてない?」などなど、付き合ってない男女のデートは脈ありの時ほど気遣いの言葉が増えるのが特徴なので、お花見デートに関しても「どのくらい自分のことを気にしてくれるか」は大きなポイントだ。
お花見デートの脈ありサイン⑤ 近い距離で座る・歩く
お花見デートが脈ありだったら、2人の距離は物理的に近づく。
特に、会話が盛り上がった瞬間は「恥ずかしさ」が減って好意を持っている相手に素直になるので、距離感をチェックしてみよう。
基本的に、デート中に肩と肩がぶつかるくらいの距離感を維持する形になったら、脈ありの可能性が高い。
(※理由:異性間の場合、好きじゃなかったら不快に思うから)
お花見デートの脈ありサイン⑥ 写真をたくさん撮ろうとする
お花見デートは「綺麗だな」と思う瞬間が多いから基本的に写真をとる頻度は高めなのだけど、あなたと一緒に写真を撮ろうとする場合は、それが何度もあった場合、確度が高い脈ありサインになる。
お花見デートでツーショットを撮る心理は、1枚や2枚だったら「(友達として)楽しい思い出を残したい」の可能性もある。だが、3枚以上になると「2人の写真を残したい」「どさくさに紛れてツーショットがたくさんほしい」などの心理が疑われる。
特に、2人で写真をとる時は自然に近づくし、撮った写真を一緒に見る時も近づくので、恋愛的な好意があったら楽しい時間になる。
お花見デートの場合は、ツーショットを撮らないと脈なしサインになるからショックを受ける人もいると思うが、もしシチュエーションを変えながら何度も2人の写真をとった場合は脈ありサインだと判断しよう。
お花見デートの脈ありサイン⑦ 「また来たいね」「また誘ってね」と次の約束をほのめかす
お花見デートが脈ありだったら、デート後半やデートの終わり際、デート後のLINEで「また来たいね」「また誘ってね」と言ってくれる。
脈なしの場合は「今日はありがとう」と感謝の気持ちを伝えてきたり、「楽しかった」と定型文的社交辞令を言って終わりなので、もし好きな人とお花見デートに行ったら「次の約束をほのめかすかどうか」をチェックしてみよう。
奥手な人もいるから無いと脈なしサインというわけじゃないが、特に花見デートの後のLINEでは好きな人の気持ちが何となくわかるメッセージがきやすい。
お花見デートの脈ありサイン⑧ 長時間一緒にいても解散を急がない
あなたが誘ったお花見デートが脈ありだったら、「え?」と思うようなタイミングで解散を提案されない。
付き合う前の恋愛は、好意の表現に躊躇するので、「もっと一緒にいたい」とはなかなか言えないのだけど、その代わり「帰りたいと言わない」「解散を提案しない」という方法で暗に好意を伝える。
お花見デートは、2時間も桜を見れば十分に要件をクリアしているが、もし「午後一で待ち合わせしたのに夕方になっても解散したそうにしない」「長時間一緒にいるのに解散を急ぐ素振りがない」場合は、あなたと一緒にいたいと思っていたり、その態度で好意を伝えている可能性がある。
脈ありだったら、紳士的に「そろそろ帰ろうか」と言うだけが正解じゃないから、その後のことは総合的に考えよう。もし両思いだったら「軽くご飯食べて帰る?」という質問が気の利いた一言になるかもしれない。
まとめ
今回は、付き合う前にお花見デートはアリかナシかを解説し、お花見デートの誘い方と魅力について解説した。
最後は、お花見デートの誘いがOKだった人向けに、お花見デートの脈ありサインも解説した。
お花見デートは春デートの人気No.1デートで、桜の季節がそのまま誘う口実になるから、付き合う前のデートの誘いにおすすめだ。
デートプランにも幅があって、半日デートも夜桜デートも素敵なので、自分たちの関係性に合わせて誘い方が工夫できる点も片思いと相性が良い。
冬が終わり、春はウキウキする季節である。きっと楽しいデートができると思うから、好きな人とお花見デートしてみよう。
付き合う前のデートの誘いは微妙な反応をされることもあるので、下の記事を読んでおくと安心だ。

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