彼氏と別れたい、彼女と別れたいと思った時、最も大事なことは「きれいな別れ方をすること」だ。
別れ方が綺麗であればその後の関係が悪くならないから、気まずい雰囲気にもならないし、二人のことが良い思い出になる。
彼女や彼氏と上手に別れる方法を知っている人は、恋愛を原因に人間関係を壊さないで、別れた後で友達に戻ることまでできている。
しかし、世の中には「別れ方に失敗した」という人がたくさんいて、もっとひどいと「別れ方が分からないから別れられない」という人までいる。
そこでこの記事では、彼女や彼氏とのきれいな別れ方を徹底解説していきたい。恋人と上手に別れる方法が分かれば、きっとあなたにも気まずくならない別れ方ができるはずだ。
別れることを決めた後、実際に別れるまでの期間は1週間から2週間の「準備期間」を用意する
別れに限らず、どんなことでも「突然」や「いきなり」という状態になった時に人は最も心を乱す。彼氏や彼女に別れ話をする時にパニックになる原因で一番多い理由が「突然の別れ」である。
きれいに別れたいなら、計画的に別れる方法を選ぼう
彼氏や彼女と別れたい時は、「別れたい」と思った時点で感情的にならないで、計画的に別れる方法を選ぶ方がきれいに別れることができる。
自覚しているかは別としても、彼氏や彼女が依存状態になっていることもあるので、別れが近づいていることを自覚させないと、あなたが告げる別れが重すぎる事実となるのだ。
何となく「別れるかもしれない」と思わせてから別れ話をする方が傷が浅い別れ方になる。
別れることを決めてから別れるまでの期間
別れることを決めてから別れるまでの準備期間は、具体的に1週間から2週間が妥当だ。付き合って1ヶ月から2ヶ月までならさらっとした別れ方もナシじゃないが、3ヶ月以上付き合った人と別れる時は1週間以上の匂わせ期間を作ろう。
これがあるおかげで「え!なんで!」ってパニックになることに対策できるので、実際に別れ話をした時に「やっぱり」と思わせることに効果がある。
別れる準備とは?別れる前にやること
彼氏や彼女に別れる前に心の準備をさせたいなら、いろいろなものを減らしていくことで「察してもらう方法」を実践しよう。
愛情表現はもちろん、LINEや電話などの連絡も、合う回数も、すべての付き合いを段階的に減らしていくと、恋人は「もう好きじゃなくなったのかな?」と疑い始めるので別れる準備が進んでいく。
結果として相手は苦しむだろうが、その苦しみが別れ話をする時に一度に訪れるよりは、心の準備をさせた方がショックがだいぶ小さくなる。
彼氏や彼女と別れたいと思った時は、事前に心の準備を促していき、お互いの傷が浅い別れ方を目指そう。心が折れて優しくすれば苦しむ時間が伸びるだけなので、「別れよう」と言葉にする前から、あなたの気持ちが伝わっていくように行動や態度を変えていこう。
円満に別れるために考えておくこと:別れ話をする前に別れ方を決めておくと、綺麗な別れ方ができる
きれいな別れ方をするためには、準備期間の中で具体的に別れ方を決めておくことが重要だ。別れ話をする前に別れ方を決めておけば綺麗な別れ方ができるのは間違いない。
では、別れる前にやるべきこととはどんなことだろ。3つポイントを挙げる。
別れ話の内容、別れる言い訳
彼氏や彼女と別れる時は、必ず「別れ話の内容」を事前に考えておこう。
別れる言い訳がはっきりしないと相手は納得しない別れ方になるので、「そんな理由じゃ別れられない」と食い下がってくる可能性が高い。
では、別れる言い訳はどんな言葉が良いかと言うと、「愛情がなくなったこと」と伝えるか、「性格や価値観が合わないこと」を伝えるかの2択だ。
- 「好きじゃなくなった」(冷めたとは言わない)
- 「自分と合わない」(性格や価値観だけでなく、交際の仕方やデートの仕方なども含め)
別れる時は「本当の理由」を言わなくても良い。たとえば、「他に好きな人ができた」などは本当に言う必要があるか考えよう。
本当の理由以外に相手目線も入れて別れる理由を考えると、傷つけない別れ方ができる。
別れ話をする場所を決めておく
別れる準備期間ではあらかじめ「別れ話をする場所」を考えておこう。
別れ話をするのに最適な場所は、近くに人がいない落ち着いた場所であるのが条件だ。
別れ話は人に聞かれたくない内容の話なので、すぐ隣に人がいるようなカフェは適さないし、かと言って自分の家で別れ話をすると「帰って」とも言えないので、微妙な問題である。
何度も綺麗な別れ方をしてきた私のおすすめは「綺麗な公園によって別れ話をする」ことなのだけど、あなたたち二人に取って最適な場所を考えておこう。
成り行きで別れる場所を選ぶと途中で邪魔されたり、相手が取り乱して別れ話自体ができなくなったりしてトラブルの元なので、事前に別れ話ができる場所に誘導して別れ話をする方が円満に別れられる。
会って別れ話をするのか、LINEで別れ話をするのか、電話で別れ話をするか、別れる方法を考えておく
最近はLINEでの別れ方を選ぶ人も増えていて、昔から電話での別れ方は一般的だったこともあり、別れる方法は小見出しに挙げた3つの選択肢から選ぶ形になっている。
しかし、これは好みで別れ方を決めれば良いということじゃない。相手の性格はもちろん、彼氏や彼女との交際期間や関係性も踏まえて決めるのが綺麗な別れ方をするコツである。
たとえば、1年以上付き合ったのにLINEで別れ話をする人は常識を疑われるし、1ヶ月しか付き合ってないのに別れるために呼び出しされたのではそっちの方がムカつくという人もいるので、総合的に考えよう。
そういう意味では、電話で別れ話をするのは無難な別れ方になるかもしれない。直接会って別れ話をするべき人は「長く付き合った」「少し前までラブラブだった」というパターンだ。
LINEで別れ話をする時は一方的な別れ方だと思われることがあるので、検討している人は事前に下の記事を読んでおこう。
きれいな別れ方をするには「傷つけない別れ方」を事前に知っておこう!振られる相手の心理から対策を解説!
きれいな別れ方をするには、傷つけない別れ方がどんな別れ方なのか知っている必要がある。
ここでは、「振られる相手の心理」に注目して「振る側のあなた」の対策を解説する。
別れる理由ははっきり言ってほしい!モヤモヤしない別れ方とは?
きれいな別れ方をするには「なぜ別れたいのか知りたい」という相手の心理に寄り添った別れ方をすることが大切だ。
もちろん別れる時の言葉に思いやりは必要だけど、何が言いたいか分からない別れ話になったり、とにかく別れたいという気持ちだけ伝わると、相手はモヤモヤする別れ方になるから円満な別れ方にならない。
では、どのような別れ方ならモヤモヤしない別れ方になるかと言うと、別れる理由に変な言い訳をしないことと、未練があるような言い方をしないではっきり気持ちがなくなったことを伝えることが対策になる。
「まだ好きだけど…」とか「まだ気持ちは残ってるんだけど…」などと言うなら、相手は話し合いを望む。別れると決めたなら未練がありそうな言い方をしない方が相手に納得してもらえる別れ方になるため、「もう気持ちがないんだな」と思ってもらえる別れ方をしよう。
別れ話をされたら聞きたいことがある!一方的に別れを告げる別れ方をしない
それなりにカップルの関係性が作れていた場合は、お互いに一言ずつ言い合って終わるような別れ方をしない。
別れ話をされる相手はそれまでにある程度恋人の気持ちが離れたことに勘づいたとしても、実際に別れ話をされると聞きたいことが出てくるため、別れ話は話し合いのような形になる。
この時、「一方的に別れようとしてきた」と感じる態度を取ってしまうと、綺麗な別れ方にならないから注意しよう。
別れ話をする時は、相手の話を聞くことや疑問に答えてあげることがある意味で責任であり、別れる前にあなたができる最後のことだ。
責められることもあると思うけど、それを受け止めて「ごめん」と言えれば、振られる相手が救われる。
よくある質問は以下のことなので、これも事前に考えておくと良いだろう。
- いつから別れたいと思っていたのか
- 本当に好きだったのか(遊びだったの?などもある)
- 誰か他の人を好きになったのか
- 私(俺)にできることはないのか(気持ちは変わらないのか)
別れ話をする時にすがられることは少ないが、これも相手の性格が出る部分なので、色々な質問を想定しておくと「まだチャンスがある」と思われずに、綺麗な別れ方ができる。
綺麗な別れ方をするための彼氏や彼女の振り方3つの手順
綺麗な別れ方をするために、ここでは「彼氏や彼女の振り方」を3つの手順で解説する。
恋人を振ったことがない人は恋人の振り方が具体的に分からないと思うし、なかなか振り慣れている人もいないので、彼氏や彼女を振る時の流れを押さえておこう。
別れ話をするために会う
彼氏や彼女と別れるために会う時は、事前に別れる雰囲気ができた時だけ、普通のデートの約束をするのではなく「大事な話があるんだけど」「話したいことがあるんだ」と言う感じで、別れ話をするのを匂わせて誘うようにしよう。
前述した事前準備をしていれば、この段階で恋人が別れたいと思ってることを察して「別れ話をされるデートだ」と勘付く。その方が相手も気持ちの整理がつくので、綺麗な別れ方ができる。
しかし、別れる雰囲気が漂わなかった場合は、事前にあまり別れ話をすることを匂わせない方が良い場合がある。
この場合は相手が強く別れたくないと思ってるパターンで多いので、変に匂わせると会ってくれなくなったり、別れ話を避けられることがあるので注意しよう。
彼氏や彼女があなたに頑張って振り向かせようとしてきた場合は普通に誘って別れ話をする方が「別れられる」という点で優秀だ。
別れ話を切り出す
きちんと別れ話をする準備をして会うことができたら、いよいよ別れる当日の動きを状況に合わせて最適化していくわけだが、ここは説明が非常に長くなるので個別に記事を用意した。
上の記事では、別れ話の切り出し方をテーマに以下の内容を解説している。
- 別れ話はデートの前にするのか、デートした後にするのか
- 別れ話をする時間帯は?
- 別れ話をする場所はどこがいいか
- 別れ話をする時の最初の一言
- 別れ話をする時のポイント
- 別れ話をした時の状況別の対応方法
- 食事に誘って別れ話をする人のポイント
気になる内容も多いと思うので、「別れ話をする時はどんな感じで言うの?」と思ったら読んでみてほしい。
別れ話をした後に「感謝の気持ち」を伝える
綺麗な別れ方をしたい人は、別れ話が終わった後の会話がすごく重要だ。あまり話し込むのは良くないのだけど、絶対に感謝の気持ちを伝えるようにしよう。
一言「今までありがとう」と言えるかどうかで、別れた後の印象が大きく変わる。
別れ話をすると、相手によっては強がりや意地っ張りが問題になって、冷たい態度を取ることがある。中には「なんだよそれ」と言いたくなるような対応の仕方をする人もいるのだけど、ここであなたが冷たい態度を取ると相手は自分勝手に「最悪の別れ方だった」なんて思ってしまうのだ。
感謝の言葉を言えれば後から思い出したときに最悪の別れ方だと思われないので、どんなリアクションを取られたかに関わらず、あなたは紳士に対応すると良い。
振る側と振られる側は全く立ち位置が違うので、あなたが大人の別れ方をリードしよう。
喧嘩別れもあり得る!最悪な別れ方とは?
ここでは、彼氏や彼女から最悪な別れ方だと思われる別れ方について解説する。NGな別れ方にならないように注意しよう。
振らないで音信不通になる別れ方
恋人と別れる時は相手からフェードアウトしようとする人がいるが、きちんと付き合った相手だったら、「音信不通になって別れた」という状況は最悪な別れ方だ。
LINEで別れる時は注意点になるので、一方的に別れのセリフを送信して返信しない状況にはしないようにしよう。私も振るのが辛いことだと分かっているが、最後の優しさは相手への礼儀である。
彼氏や彼女を振る時は、相手から逃げる別れ方は選ばないようにしよう。彼氏や彼女が心の整理をつけられないので、振られ方の中では相当に辛い別れ方になる。
彼氏や彼女に思っていた悪口や不満を洗いざらい話す別れ方
綺麗な別れ方をしたい人はまず大丈夫だと思うけど、別れ話の中では「不平不満」を言いすぎないように注意しよう。もう別れるのだから、今さら相手に悪口を言っても、お互いに傷つく別れ方になるだけだ。
これは喧嘩別れになった時のあるあるで、相手にムカつく気持ちをお互いに高め合うような別れ話になると、無駄に傷つけ合う別れ話になることがある。
あなたも相当にストレスは抱えることになるけど、別れる時は振られる人が感情的になりやすいので、立場を考えてあなたは冷静にいたい。
最後の言葉はずっと印象に残るから、前述しているように不平不満より感謝を伝えて円満に別れるべきだ。
振るのにイライラしている振る時の態度
綺麗な別れ方になればイライラすることなんてないのだが、話し合いが長引いたり、相手がなかなか納得してくれないとイライラの気持ちを態度に出してしまう人がいる。
これはもちろん相手が悪いことも多いのだが、「振る時の態度」に対して振られる側はすごく敏感だ。「勝手に別れたいと思っているのに何でそんななの!」って思ってしまう人も決して少なくないので、軽く文句を言われるくらいは覚悟して、「受け止める」という覚悟を持とう。
相手が不満を言ってくれるならそれがガス抜きになって綺麗な別れ方になる面もあるため、ため込まれるよりも発散してくれた方が円満な別れ方になるという点も意識してほしい。
別れるために会いたくない…LINEでの綺麗な別れ方とは?
これを読んでいる人の中には「別れるために会いたくない」と思っている人もきっと多いことだろう。
前半部分では「会いたくないならなるべく電話での別れ方を選ぼう」と言ってるが、LINEの別れ方を知りたい人向けにポイントを解説する。
いきなり別れのLINEを送るのはNG!「話したいことがあるから、今日の夜時間ある?」などと送って相手の事情を考慮してあげる
LINEで綺麗に別れるには相手が一方的に別れ話をされたと言う状況を避けないといけないので、いきなり別れのLINEを送るのではなく、ワンクッション置くようにしよう。
「ちょっと時間あるかな?」くらいは別れたいというメッセージの前に入れて、相手に「いきなりなんだよ」と思われることに対策すると良い。
少し改まったLINEを入れておくと相手も察してくれることがあるので、別れ話がスムーズだ。
LINEで別れる時も、別れる理由は言う
基本的にLINEで別れる時も会って別れる時も別れ方のポイントは変わらない。別れる理由は振られる彼氏や彼女が最も気になるところなので、LINEで振る時も「別れたい」と言う前後に自分から「なぜ別れたいのか」を説明するようにしよう。
時々「別れのLINEが長文になるのはおかしい」と言う人がいるが、これは半分正解で半分間違いだ。別れるのを決めた理由が長く説明するべきことならきちんと言うべきこともあるので、普段のLINEと別れる時のLINEは別に考えるようにしよう。
今までの思い出を否定したくないなら、別れ方には最大限の気遣いができると良い。
別れのLINEは会話が進んでも未練が残ってる感じを出さないこと
綺麗な別れ方をするには「まだ好きそうな素振りをするのがNG」だ。
LINEで別れると会話が進んだ時に誤解されそうな一言を送ってしまう人がいるので、「雰囲気がわかりづらい文字でやり取りしている」ことを忘れてはいけない。
受け取り方の問題があるから、別れると決めた時のLINEは未練や心残りを疑われないLINEの仕方をしよう。
話し合いが終わるまでLINEの返信を続けること
LINEの別れ方を選ぶ人は「簡単に別れられる方法」としてLINEを選ぶことがあるが、むしろLINEで別れる方が時間がかかるから注意してほしい。
そもそも別れ話はお互いにボソボソしゃべる感じなので、LINEのやり取りで別れようとするとなかなか返信が返ってこない状況になりやすい。返信がくるまで時間がかかるのだ。
それにもかかわらずあなたが途中で返信をやめてしまうと一方的な感じがするし、適当な別れ方をされたと思われてしまうので、綺麗な別れ方ができない。
その意味では、あなたの方も少し長めに時間を確保しておくことが重要だろう。
LINEでの別れ方を選んだのなら、バイバイするまで返信を続けることが振る立場としての責任であるため、最後まで付き合ってあげるようにしよう。
綺麗な別れ方をする条件は「相手が納得してくれること」である。
まとめ
今回は、「彼氏や彼女ときれいな別れ方をするには?」をテーマに、恋人と上手に別れる方法を徹底解説した。
幸せに付き合っていると思っていたところに突然の別れは辛すぎるため、恋人と別れたいと思ったらしっかり心の準備ができるような振る舞い方をして、雰囲気が多少なりとも変わったところで恋人に別れ話を切り出そう。
別れ話では別れを決めた理由を話し、彼氏や彼女のリアクションを受け止める。怒るような反応からすがるような反応までリアクションは様々だが、基本的にはすべて聞いた上で「ごめん」と答え、最後は感謝の気持ちを伝えれば別れ方としてはかなり綺麗になる。
変なやさしさはお互いをもっと傷つけるから、別れの理由はオブラートに包んでも、ほかの部分で優しさは見せないようにしよう。
相手からしたら、あなたはまだ好きな人である可能性が高い。だからこそ別れは冷たくしないと彼氏や彼女が引きずるため、思いやりの気持ちは本質を見つめたい。
ひどい態度とかまで取る必要はないから、最後の別れまで真剣に向き合ってあげると、いつか良い思い出に変わるはずだ。
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