好きな人や気になる人から、一緒にいると楽しいと言われたら、あなたはどのように言葉の意味を受け取り、どんな返事をして、その後はどんなアプローチしていくだろう?
2人の時に一緒にいると楽しいと言われると、相手を意識している時ほど脈ありサインだと期待するけど、「楽しい」という表現は友達にも使うし、社交辞令の言葉としてもあるあるになっている。
口説く言葉や、恋愛的な好意を持っている相手にも言うことがある言葉だから相手の心理が気になるのだけど、深く考えると取り扱いが難しい言葉である。
そこでこの記事では、「異性から一緒にいると楽しいと言われたら脈ありなのか」をテーマに、相手の心理と返事の仕方、今後のアプローチについて徹底解説する。
好きな人と仲良くなると聞く機会がある言葉なので、意味と対処法を学んでみよう。
一緒にいると楽しいと言われたら脈ありなのか
一緒にいると楽しいと言われた意味と受け止め方
基本的に、異性から一緒にいると楽しいと言われたら、脈ありを期待するエピソードとなる。
下の記事で解説している通り、一緒にいて楽しい人は好きになる可能性がある相手だ。
特に、「一緒にいて楽しい」と思われただけでなく、そう “言われた” ことの意味は恋愛的に大きい。
恋愛に関するサインは勘違いも多く、自分だけが意識している場合が少なくない。たとえば、片方が「見つめられた」と思っていても、もう片方は「ほくろが気になった」なんてことが多いのが恋愛の世界だ。
しかし、一緒にいて楽しいと言われたのであれば、相手はあなたに自発的に自分の気持ちを伝えており、少なくても “友達として一緒にいて楽しい” と思われていることがほぼ確定し、嫌われてないことも確定する。
その状態であれば、今後のアプローチに良好な反応をしてくれる確率は高く、押していこうと思ってる人にとってはゴーサインとして受け止めるべき行動だ。アプローチ中は自分の話や自分との時間に「つまらないかな?」と不安になるところ、相手から一緒にいると楽しいと言ってくれたのであれば、安心してアプローチできる(するべき)。
相手の恋愛対象内に入っていれば、現状が脈ありじゃなかったとしても、今後の展開次第で気になる存在になれたり、意識されたりする可能性が高い状況だ。
一緒にいると楽しいと言われる時でも、脈なしの場合はあり得る
ただし、異性から一緒にいると楽しいと言われたとしても、脈ありサイン確定というわけじゃない。
脈ありの確率がアップする材料になるし、これから積極的にアプローチしても良いサインになるが、「一緒にいると楽しい」は、異性も含め友達にも持つ感情で、言葉にしたとしても好意を伝える言葉ではない可能性が普通にある。
一緒にいてつまらない人も多い中で、一緒にいると楽しいと言われた意味は大きいものの、それをもって「きっと脈ありだ」と思うのは少し行き過ぎである。
実際、一緒にいると楽しいと言われた時は脈ありパターンと脈なしパターンに分かれており、状況と流れの分析が欠かせない。
恋愛的に良いサインになるのは間違いないのだけど、友達としての意味合いが大きい場合もあるので、早とちりしないようにしよう。
一緒にいると楽しいと言われたら、今は好きじゃない状態だったとしても、今後好きになってくれる可能性は高まっている
しかし、このパートの前半で述べている通り、一緒にいると楽しい人は、多くの人にとって恋愛的にプラス評価する相手である。
一緒にいると楽しいと言われたら、今は好きじゃない状態だったとしても、今後好きになってくれる可能性は高まっている。
もちろんその他に乗り越える壁はいくつもあって、「そもそも外見は恋愛対象としてクリアしてるのか」「少しでも異性として魅力を感じているかどうか」などは問題となるのだけど、一緒にいると楽しいと言われるなら内面はクリアできていると考えるべきで、アプローチOKのサインとして捉えて良い。
この点に男女の違いはなく、男性から一緒にいると楽しいと言われたとしても、女性から一緒にいると楽しいと言われたとしても、相手が好きな人や気になる人だったのなら自信を深めるエピソードにするべきだ。
特に、次の見出しで解説する「一緒にいると楽しいと言われた時の脈ありパターン」に該当する場合は既に両思いになっている可能性もあるので、しっかり押していきたいシチュエーションである。
「一緒にいると楽しいと言われた時」の脈ありと脈なしの違い
話の流れと無関係に、相手が自発的に「一緒にいると楽しい」と言ってくる場合は、脈ありの可能性が高い
異性から一緒にいると楽しいと言われた時は、「話の流れ」によって脈ありと脈なしが変わる。
もし、聞いてもないのに好きな人が唐突に「○○くん(○○さん)と一緒にいると楽しい」と言ってきたら、その場で本音で思ったことを言葉にした可能性が高く、思うだけでなく自発的に伝えてきた点まで考慮すると、脈ありの可能性が高い。
脈なしだったら、思ったとしても言葉で伝えてこないし、聞かれたら答える程度だ。
女性から男性に、又は男性から女性に「一緒にいると楽しい」と言うことは、少なからず恋愛的な好意の表現に捉えられる(かもしれない)ことは誰でも分かるので、脈なしだったら思っても言わないのがセオリーになる。
まったく好きじゃないのに言うとしたら、話の流れ上、恋愛の意味だと捉えられない状況だ。たとえば、先ほど触れたように「楽しいか聞かれたから答えた」とか、「ゲラゲラ笑うような笑い話の中で冗談半分で(ボケの意味も含めて)言った」などの場合がそれに当たる。
相手が自発的に言う状況で、「恥ずかしそうにしながら一緒にいると楽しいと言われた」「特に笑うこともなく普通に一緒にいると楽しいと言われた」のであれば、相手は好意を伝える意味で言った可能性が十分に考えられるので、脈ありサインとして認識するべきだ。
デート後や2人の食事の後に「一緒にいると楽しい」と言われたら、脈ありサイン
もしデート後や2人の食事の後に「一緒にいると楽しい」と言われた場合は、脈ありサインの可能性が高い。
既に6回以上2人で会ってる場合は友達として言われた可能性もあるが、それ以下だった場合は、「2人で会う異性」というだけで多少なりとも意識されてる状況なので、「また誘ってほしい」と思ってない限り、なかなか言わない言葉だ。
何度も2人で会いたい異性だと思われていて、それをストレートに表現してくれる時は脈ありだと判断して良いので、デート後・食事後に言われたのであれば、また誘うべきサインにもなっている。
2人で会う回数が少ない時ほど脈ありの可能性が高いので、初デートだったり、2回目のデートだったら自信を持ってアプローチしよう。
異性と2人で会った時に「一緒にいると楽しい」と言うと、「あなただから楽しかった」という意味も加わってしまうため、基本的に脈なしの相手には言わない。言うとしたら、「(今日は)楽しかった」か「今日はありがとう」が選ばれる。
なぜこの2つが無難な言葉になるかというと、相手を強調しない言葉だからだ。
2人で遊んだ時に「今日は楽しかった」「今日はありがとう」と言えば、”何が楽しかったか、何に感謝してるのか” に言及してないので、「一緒にいると楽しい」と比較するとふわっとしていて恋愛的な意味があるとは思われにくいし、社交辞令の言葉としても一般的だ。
「一緒にいると楽しい」という言葉は、”あなた” が強調されているから、2人で会ってる時や会った後に言われると、脈ありサインになるのである。
私の経験では、2人で会う回数が3回以内の時に「一緒にいると楽しい」と言われた時は、ほぼほぼ100%脈ありだった。200人以上とデートしてきたけど、アプローチしていた場合はそこまであるあるな言葉じゃないので、デート後のLINEであっても、一緒にいると楽しいと言われたら短い期間で次のデートに誘って関係性を発展させていこう。
ただし、2人で会った時以外で言われた場合は脈なしの可能性も大いに考えられるので注意してほしい。
たとえば、ある飲み会で好きな人と話し込んだ時に言われたり、LINE中に「話してると楽しい」と言われたりするのは、恋愛的にプラス材料ではあるものの、脈ありサインとしては微妙だ。
「脈ありと脈なしのどっちなんだろう?」と思ったら、このパートで解説しているその他の指標を参考にしながら、アプローチする中で出るその他の言葉や態度から判断すると勘違いしないので、単純な判断は控えよう。
他の褒め言葉がいくつもくっついていた場合は、一緒にいると楽しいが脈ありサインになっている可能性が高い
「一緒にいると楽しい」という言葉は、その他の褒め言葉とセットになっていたら、好意を伝える言葉(=脈ありサイン)である可能性が非常に高い。
パッと「一緒にいると楽しい」と言われただけでは相手の真意が分からない場合があるけど、いくつも褒め言葉がくっついてるなら、「好意を表現しようとした結果、色々な言葉で印象を伝えられた」「好意があるから褒めたい心理になって同種の言葉が使われた」と判断でき、「一緒にいると楽しい」という言葉にも好意が含まれていた可能性が高まる。
「一緒にいると楽しい」は、楽しい雰囲気にするために使われる言葉でもある(=社交辞令の言葉)のだけど、相手の心理がその場を楽しくしたいだけだったら、褒め言葉を並び立てることはない。いくつもの褒め言葉を言えば、口説いてるみたいになるからだ。
特に、時間を置きながら定期的に褒められる時は、口説かれてる可能性も普通にあるので、ストレートに恋愛的な褒め方じゃなかった場合でも、脈ありサインとして受け取って良い。
脈なしだったら「他に褒め言葉がない」のが特徴で、軽く「一緒にいると楽しいと言われて終わり」なので、このポイントは違いが分かりやすい。
「一緒にいると楽しい」と言われた後、あなたの気持ちを聞いてくる場合は脈ありサイン
異性から一緒にいると楽しいと言われた時、もし「○○は?」とあなたの気持ちを聞いてくる展開になったら、確度の高い脈ありサインだ。
もし社交辞令で言ってるなら、その場が少し盛り上がれば十分に目的が果たされるので、相手の気持ちは聞かないし、正直言ってそこまでの興味がない。「楽しいと思ってるかどうか」より、「実際に楽しい雰囲気になっているかどうか」の方が心理的に気になってるからだ。
もし自分の気持ちを聞いてくるなら、相手は「その場の雰囲気がどうか(表面)」よりも「相手の本当の気持ち(中身)」が気になったということだから、脈ありサインとしてほぼ確定する。
実際、好きな人や気になる人を口説く時は、遠回しな場合も含めて「俺のこと、どう思ってる?」「私のことどう思う?」と聞くのがよくある話で、その前段階で自分の気持ちを何らかの形で伝えていることが多い。(※相手の気持ちだけ聞くずるい人もいるけれど…)
一緒にいると楽しいと言った人が相手に気持ちを聞くのは、「自分の気持ちを聞いた上で相手がどう返してくるか見ている」「お互いに相手をどう思ってるか言い合うような会話に持っていきたい」「不安を取り除いて積極的になりたい」などの心理が絡んでおり、いずれにしても脈ありの心理である可能性が高い。
そもそも、異性に気持ちを聞くのは友達であっても「恥ずかしい」ことだ。それを乗り越えるのに必要なのが「強い興味」なので、自分の気持ちを伝えた上であなたの気持ちを聞いてくる異性は脈ありだと思って良い。
いい雰囲気になった時に一緒にいると楽しいと言われたら、好意のサイン
一緒にいると楽しいと言われたタイミングが、もし恋愛的にいい雰囲気だったら、あまり細かいことを考えずに脈ありサインだと考えよう。
もし、友達として「一緒にいると楽しい」と思っている場合は、もっとサバサバ言ってくるし、「本当に楽しいだけの感情で言っている」と分かる言い方をする。
もちろん、本音が分からない微妙な雰囲気の時もあるけれど、好意がないなら恋愛的な雰囲気が漂ってる時ほど、口説く言葉と捉えかねない言葉はセーブするものだ。
たとえば、「物理的距離が近い(くっついてる)時に言われた」とか、「ちょっとイチャイチャしてる時に言われた」など、そもそも脈ありかもしれないと思うシチュエーションで一緒にいると楽しいと言われた時は脈ありの補強材料になるので、そのすべてをひっくるめて脈ありサインと見るべきだ。
好きな人や気になる人と一緒にいる時は、2人の雰囲気が「恋愛的か友達的か」くらいは印象として分かると思うから、恋愛的雰囲気が漂う中での発言だった場合は、脈ありだと思って押していこう。
一緒にいると楽しいと言う男性心理と女性心理
このパートでは、「なぜ一緒にいると楽しいと言うのか」という心理の部分に注目して解説する。
ここまでの解説でも相手の心理については触れてきたけど、わかりやすくまとめておく。
一緒にいると楽しいと言う男性心理
男性から一緒にいると楽しいと言われたら、以下の7つの心理が絡んでいる。
一緒にいると楽しいと言う男性心理
- 純粋に一緒にいて楽しい
- その場を楽しくしたい(相手が喜ぶと思っている)
- 仲良くなりたい
- やんわり好意を表現したい
- 口説きたい
- 反応を見たい
- また会いたい
恋愛感情や好意があって女性に一緒にいると楽しいと言う男性は、好きと言わないで好意を伝える方法として「一緒にいると楽しい」を使っている傾向があり、遠回しな口説き文句のように認識している割合が高い。
そのため、一緒にいると楽しいと言った後は相手の女性の反応に神経をとがらせることが多い。わかりやすく “見てくる” わけじゃないけど、脈ありか脈なしか確認しようとするのが特徴だ。酔ってる男性なら、ストレートに聞いてくることもよくある。
そのまま口説かれるなら女性側も男性心理がはっきりわかるが、「一緒にいると楽しい」は、好きと言えない、又はストレートに口説けない男性がよく使う言葉になっているので、実際はその他の言動を見てみないと「ただ楽しいだけか」が見抜きにくい。
しかし一方で、脈ありにしても脈なしにしても、男性心理の場合は「仲良くなりたい」「また会いたい」と思ってるのはほぼ確定的だ。男性は完全な社交辞令だった場合はもう少し雑な言葉を使うし、言い方も雑になる。
今は「友達から気になる人」へ気持ちが変わって行く最中かもしれないので、男性から一緒にいると楽しいと言われたら、たとえ脈なしの雰囲気だったとしても2人の時間が多く確保できるように動いていこう。
次の大見出しで返事の仕方について解説するので、そちらも参考にしてほしい。
一緒にいると楽しいと言う女性心理
一方、女性から一緒にいると楽しいと言われたら、以下の7つの心理が絡んでいる。
一緒にいると楽しいと言う女性心理
- 完全な社交辞令、又はお世辞
- 純粋に一緒にいて楽しい
- ポジティブな気持ちを伝えたい
- また誘ってほしい
- もっと話したい
- やんわり好意を表現したい
- 興味があることを匂わせたい
女性の場合は、一緒にいると楽しいと言ってきたとしても、完全に社交辞令・お世辞のケースがあるので、男性側は注意しよう。
女性は、その場の雰囲気を良くする目的だけでもそれっぽい言葉を使うことがあるし、相手目線で言葉を選ぶことができる。そもそも女性同士の付き合いは(親友や仲がいい人以外は)表面的な言葉が多いという特徴があるので、社交辞令やお世辞に慣れている側面も考慮しておきたい。
男性の場合は、一緒にいると楽しいと言うことが「仲良くなりたい」と思ってることをほぼ確定させるが、女性の場合は本音で全然違うことを思っていることがあるので、女性心理の見抜き方は丁寧に行う必要がある。
しかしながら、女性から一緒にいると楽しいと言われた時に、心理的に脈なしの可能性が高いのかというと、もちろんそうじゃない。
女性心理では、「好きな人を口説きたい」と思うことが少ないから、グイグイ来ることがあまりないけど、「また誘ってほしい」と思ってることを伝えるためだったり、「好意や興味を匂わせるため」に言うことはよくある話なので、可愛らしく言われたら恋愛的な意味を疑って良いし、その言葉を言うまでの流れからも心理を読んでみると良い。
女性の方が言葉の使い方が上手なのだけど、そのことは裏を返せば「勘違いさせない言葉選びもうまい」ということだ。色々なタイプの女性がいるが、その他の言動にも脈ありサインを出しつつ、「○○くんと一緒にいると楽しい」と言う女性心理は好意の表現を意味をしていることが多いから、シチュエーションによってストレートな見方をすることも重要である。
女心はどうしても複雑な面があるから解説も複雑になってしまったけど、いくつもの材料を集めて心理分析していくと、少しずつ気持ちがはっきりするのは間違いない。今はまだちょっと気に入ってくれてる程度かもしれないけど、もし少しでも恋愛的な好意があるなら今後のことは分からないから、しっかりアプローチしていこう。
一緒にいると楽しいと言われた時の返事の仕方、反応の仕方:好きな人から一緒にいると楽しいと言われたら何て返す?
好きな人や気になる人から一緒にいると楽しいと言われたら、好意を伝えようとしてくれてるかもしれないし、仲良くなりたいと思ってくれるかもしれないのだから、返事の仕方・反応の仕方が重要になる。
このパートでは、一緒にいると楽しいと言われた時の返事の仕方と反応の仕方について解説するので、参考にしてみてほしい。
好きな人から一緒にいると楽しいと言われたら、意味を考えるより先に喜ぶこと
好きな人や気になる人から「一緒にいると楽しい」と言われたら、「どういう意味?」と考えてしまう人が多いと思うけど、ぬか喜びしたくないと思って微妙な反応をするのは、恋愛的に非常に悪手だ。
確かに、自分だけが好きで、友達として言われた可能性は排除できないが、相手がどんな心理であれ「一緒にいると楽しい」と言ってくれたのであれば、あなたに強い好感の言葉を伝えている。その言葉をきっかけに口説くつもりかもしれないし、反応を見ていることも多いので、相手に好意を持っているなら「喜ぶ反応をする」のはマストになる。
脈ありかどうかが気になったとしても、必ず嬉しそうにすることは意識しよう。その方が場の雰囲気も良くなり、相手も嬉しい気持ちになって会話が盛り上がる。好意をアピールしたいなら、オーバーリアクションで喜ぶと良い。
恥ずかしがり屋の人は嬉しい気持ちを悟られないようにポーカーフェイスを装うタイプもいるのだけど、そういう反応をすると「あなたが相手に脈なしサインを送る」ような形になってしまい、せっかく脈ありサインだったとしても「俺(私)に興味無さそう」と思わせ、その後の展開が悪くなる。
恋愛対象の人から一緒にいると楽しいと言われたらきっと嬉しかったはずなので、その気持ちを素直に表現する方が良い。
「嬉しそうにする」「喜ぶ反応をする」場合でも、相手はあなたの本心は分からないから安心しよう。恋愛が苦手な人はすぐに「好きバレする」と思って気持ちを隠しすぎるのだけど、ある言葉を聞いて嬉しそうにするくらいじゃ相手があなたの好意に確信を持つことはない。
相手があなたを好きだったら「脈ありなのかな?」と思う程度だし、友情の意味だったら「喜んでくれて良かった(安心した)」と思うだけなので、恋愛中は自意識過剰にならないように注意するといい。
好きな人から一緒にいると楽しいと言われたら、自分も一緒にいると楽しいと思ってることを伝える
もう一つ、重要な返事の仕方が「自分も一緒にいると楽しいと思ってることを伝えること」だ。
好きな人から一緒にいると楽しいと言われたら、その瞬間に喜ぶ反応をして自分も同じ気持ちであることを言葉にして伝えよう。
「俺も!」「私も!」という返事の仕方が悪いわけじゃないけど、「俺(私)も○○と一緒にいると楽しい」と言われた方が、もし相手が本当に好意を表現してくれていた場合は、心に刺さる。
場合によっては、ちゃんと気持ちを言葉にしてほしいと思われることもあるので、できれば「めっちゃ嬉しい!俺も○○と一緒にいると楽しいよ」みたいなイメージの返事の仕方をしてみよう。
照れてしまうと口ごもって変な空気になることもあるが、明るく言えるとその場の雰囲気も良くなるし、アプローチの意味合いがあったのなら相手が積極的になってくれる効果もある。
付き合ってる恋人に「好き?」と聞く時、「うん」じゃなく「好きだよ」と言ってほしいように、付き合う前の恋愛においても、相手の好意を表現する言葉に対しては返事だけじゃなくてちゃんと言葉で気持ちを伝える方が良いので、頑張れる人は表現に拘ろう。
脈なしの雰囲気で一緒にいると楽しいと言われた時の返事の仕方
もし、それまでの雰囲気が脈なしの雰囲気だったり、言い方的に脈なしだと思った時は、友達の雰囲気で良いので、誘いに繋げるようにしてみよう。
現状が脈なしだったら、「喜ぶ」「自分も同じ気持ちだと伝える」だけじゃ、2人の関係が進展しない。まだ2人で遊んだことがないなら「デートの誘い」をし、ご飯に行ったことがないなら「食事の誘い」をして、脈あり脈なし云々を気にしないで関係性を前に進める返事の仕方をしよう。
たとえば「ほんとに?笑、それじゃ今後ご飯行こうよ、まだ2人で行ったことないよね」みたいな返事を明るい雰囲気でしてみると、話の流れとしてOKが出やすい。
脈なしなのに「一緒にいると楽しい」を真に受けるのは、恥ずかしいと思う人もいると思うけど、脈なしを脈ありに変えるには深いコミュニケーションが必要になっており、あなたの内面の魅力が伝わる関係性の獲得がマストになっている。
相手が友達だと思っているとしても、人として好感を持っていないと言わないのが「一緒にいると楽しい」なので、その気持ちを持ってくれたことをアプローチに活かす考え方をするのが、恋愛的に正しい選択となる。
脈なしなら落ち込むし、ショックを受けるけど、だからと言って簡単に諦められないのであれば、流れを利用して誘える会話になったことをチャンスに変える動き方をした方が良い。
脈なしの雰囲気だと違うシチュエーションやきっかけで普通に誘う方が勇気がいると思うので、「ほんとに言ってるの?それなら…」という話に繋げてみよう。
一緒にいると楽しいと言われた時、からかうことで気持ちを試すのは反応の仕方として悪手になる!もしやってしまったら誘いを入れるところまで頑張ろう
男性から女性に、又は女性から男性に「一緒にいると楽しい」と言うのは、どんな関係性でも恥ずかしいことだ。
パッと言うだけなら流れや雰囲気によって何の気もなしに言えることはあるが、絶対と言えるくらい恥ずかしい気持ちになるのが、相手から「からかわれた時」だ。
好きな人や気になる人から一緒にいると楽しいと言われると、どういうつもりで言っているのか気持ちを試したくなることがあるけれど、「からかう」という手段で気持ちを知ろうとすると、「恥ずかしさへの反発心」から思いがけず気まずい空気になる(雰囲気が変わる)ことがあるから気を付けよう。
最初から口説くつもりの人は例外になるのだが、付き合ってない “いい感じの人” に恋愛的なコメントをする時は、反応の仕方によってその後の展開を変える。からかわれると、「笑い話に変えてきた」「真に受けてもらえない」と感じ、脈なしサインだと判断するため、余計に自分の言動が恥ずかしくなって、「こっちだって冗談で言っただけだよ」という雰囲気を出してしまうことがよくあるのだ。
つまり、からかい合うような会話に発展して、お互いにストレスを与え合う会話に発展しやすいのである。
これも、既に好き同士ならじゃれ合うような会話になることもあって「絶対に良くない反応の仕方」ではないけれど、ちょっといいなと思うくらいの気持ちで言っていた場合は、からかう言葉で返事をすると、流れをかえる一言になりやすい。
ただ、現実的には、一緒にいると楽しいと言われた方も恥ずかしい気持ちになることが多くて、つい直感的な反応をしたときにからかう反応をしてしまうことは珍しくない。
もし、あなたがこのパターンにハマりかけたら、そのまま冗談のノリでいいので、「だったらご飯行こうよ(遊びに行こうよ)」「そんなこと言っといて、誘ったらどうせ断るんでしょ?」と言う感じで、誘いにまでつなげると本心を誤解されないで済む。
好きな人との会話はクイズのように考える時間が確保されてないため、直感的に判断しないといけない局面が多い。そういう時に恥ずかしがり屋の人は、自分の本心が見抜かれないようについ “好きと反対の対応” をしてしまうので、もし好意を否定する対応(=からかう)をしてしまったら、好意を肯定する対応(=誘う)をすることでバランスを戻そう。
ただからかうだけになってしまったら、相手は「脈なしの反応をされた」と思ってしまうのでしっかり対処してもらえたらと思う。
一緒にいると楽しいと言われたら、今後はどのようにアプローチしていくか、その後の恋愛の進め方
気になる人や好きな人から一緒にいると楽しいと言われたら、脈の有無に関係なく、本心なら恋愛的にはチャンスである。
その後のアプローチの仕方について解説するので、今あるチャンスを活かせるように立ち回ろう。
一緒にいると楽しいと言われたら、その後は積極的に行動すること
この記事の前半で解説したように、「一緒にいると楽しいと言われる」というエピソードは脈ありも脈なしもどっちもあり得る状況で、正直言ってその瞬間に完璧に相手の心理を読むことはできない。
では、恋愛上手な人がその後にどう対応していくかと言うと、基本的には真に受けるようにして、積極的に関りを持っていくことで相手の気持ちを確かめていくことが圧倒的に多い。
もし本音で一緒にいると楽しいと思ってくれてるなら、自分のアプローチが相手にとって迷惑にならないことが確定しているので、積極的になる原動力にしているのだ。
もちろん、ただのお世辞や社交辞令の可能性もあるから、時には塩対応されて「勘違いだった」という経験もする。だが、「何を考えてるんだろう?」と思って特に何もできない人より現状を早く正確に認識できるし、もし脈ありだったらストレートに距離が縮まる展開となり、恋愛成就に向けてメリットが多い。
基本的に「一緒にいると楽しい」は「今日は楽しかった」「この間はありがとう」などと言われる時と比較して脈ありの可能性が高く、好意の表現だった場合はやや踏み込んできている言葉なので、「1回真に受けて頑張ってみる」のはおすすめの恋愛の進め方だ。
好きな人から何を言われても積極的になれないなら、「両思いになる」なんて夢みたいな話になってしまうので、ちょっとでも脈ありかもしれないと思うなら積極的になる材料にしよう。
「一緒にいると楽しい」と言われたら、誘って良いサインだと思って次の一歩を進めるきっかけにしよう
返事の仕方を解説するパートで述べているように、本音で一緒にいると楽しいと思われているなら友達としてであっても “誘ったらOKしてくれる状況” なので、好意を持っている相手なら誘いを入れるのは必須のアプローチである。
「一緒にいると楽しい」と言われたら、誘って良いサインだと思って次の一歩を進めるきっかけにしよう。勘違いもあるのがしんどいところだけど、もし勇気を出して伝えてくれた気持ちだったら、特に男性に関しては個人的な付き合いに発展させるべきセリフだし、既に2人で会ってるなら「食事じゃなくデートに誘う」「ちょっとだけ手を繋ぐ」など、もう一歩先に進むべく積極的にアプローチするべきだ。
誘い方が分からないなら『断られにくい誘い方7つのポイントと会話例!誘う言い訳や口実が大切なのは、相手が誘いに乗る理由になるから』を参考にしてみよう。
一緒にいて楽しいと言われたら、たとえ脈なしであっても「友達から好きになる展開」を期待して恋愛を進めて行こう
経験上、異性から一緒にいて楽しいと言われたら、それまで脈ありかもしれないと思っていた時ほど「脈ありを確信するエピソード」になることが多くて、高確率で付き合うか付き合わないかまで恋愛が発展していくことが多かった。
脈なしだったら「○○くんって面白いね」「今日は楽しかった」「また話そうね」「今度みんなでご飯行きたいね」くらいの言葉に留まるからだ。
“一緒にいると…” という言葉は恋愛的な要素が絡んでないと異性間ではなかなか言わない言葉である。「一緒にいると落ち着く」「一緒にいると安心する」なども同様である。
しかし、人によって言葉の重みや好きな言葉が違っているのも事実で、友達だと思っている人に対して、本心だからこそ気軽に、そこまで意味を考えずに「一緒にいると楽しい」と言ってしまう人は少ならからず存在する。
では、もし脈なしパターンだったらどのように恋愛を進めて行くと良いかというと、一緒にいると楽しいと言われた後であれば、1ヶ月から2ヶ月を目安に「親密な友達付き合いから恋愛に発展する」パターンを目指してみると良い。
男女それぞれに用意した下の記事で解説しているように、友達から好きな人に変わることは多くの人にあり得ることで、その時の条件には「特別に仲良くなること」が含まれる。
一緒にいると楽しいということは、「話しかける」「LINEする」などの基本的なアプローチを好意的に受け取ってくれるということだし、「食事に行く」「デートする」もOKがもらえる確率が高い状態だ。
相手からすると「友達として」かもしれないが、2人の間に密で濃いコミュニケーションが発生すれば、「関係性」や「中身(性格、人間性)」を理由に好きになってもらえる可能性が出てくる。
「一緒にいると楽しい」という気持ちが本当かどうか怪しいと思う人もいると思うけど、社交辞令は接している内に分かってくる。見抜き方のヒントになることはこの記事内でも解説しているので、もしちょっとでも本気で思ってくれていそうなら距離を縮めるアプローチをして気持ちの変化に期待してみよう。
一緒にいると楽しいと思ってくれたのであれば相性が良い可能性も高い。2人で一緒にいる時間が楽しく多く流れれば好きになってくれる確率は普通にある。
こういう言葉は逆に脈なしを確信する瞬間になってしまうこともあるのが辛いところだけど、「○○っていい人だよね」などと言われるよりはよっぽど今後に期待できる状態だから、ぜひ上手にアプローチしてみてほしい。
まとめ
今回は、「一緒にいると楽しいと言われたら脈ありなのか」をテーマに、一緒にいると楽しいと言った相手の心理、返事の仕方、今後のアプローチについて詳しく解説した。
好きな人から一緒にいると楽しいと言われたら脈ありを期待する人が多いと思うけど、実際に脈ありの心理である可能性は高く、会話やLINEが盛り上がった時は好意を表現する意味で恋愛対象の異性に言うことがよくある。
もし脈ありだったら、誘うべきサインになるし、既に何度か2人で会う関係になっているならさらに親密な関係に進展させるべきサインになっているので、あなたも好意を表現しつつ、アプローチのパワーバランスを調整していこう。
脈なしだった場合についても、本音で一緒にいると楽しいと思ってくれてるなら「友達として」で良いので、距離を縮めるアプローチに頑張ってみると良い。今はまだ恋愛対象として意識されてない状況でも、関係性を深めることで意識されることはあるし、そのきっかけになることも多く獲得できる。
アプローチ中の脈のアリナシは、あくまでも途中経過であり、方向性や強度の調整の参考にするべき材料である。好きな人が「楽しい」と言ってくれてるのであればまだできることがたくさんあるので、メリットを活かした立ち回りをしよう。
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